JP4423093B2 - 塗付装置及び集成材製造装置。 - Google Patents

塗付装置及び集成材製造装置。 Download PDF

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本発明は、塗付装置及び集成材製造装置に関する。
従来、複数のラミナからなる集成材は、接着剤を塗付する塗付工程や、接着剤が塗付されたラミナを積付ける積付け工程、該積付けられたラミナをプレスするプレス工程等を経て製造される。
より具体的には、塗付工程において、ラミナ同士を接着するために、ラミナの被接着面に接着剤を塗付し、積付け工程において、接着剤が塗付された面が当接するようラミナを積付け、プレス工程において、積付けたラミナを、上方及び側方よりプレスすることによってラミナの間の接着剤を接着硬化させることにより集成材を製造する方法が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2000−317918号公報
しかし、上記特許文献1に記載の集成材製造装置における積付け工程においては、集成材の中間部及び下部に配置されるラミナの上面に接着剤が塗付されたラミナを積付け、次いでその上部に接着剤が塗付されていないラミナを積付けるために、接着剤が塗付されたラミナを塗付工程から積付け工程まで搬送するための搬送ラインと、該搬送ラインとは別に、塗付工程を経ずに積付け工程にラミナを供給可能な搬送ラインを設ける必要があった。このため、集成材を連続した一つのラインで製造することが困難で、効率的な積付けを行うことができないという問題があった。
本発明の課題は、一つの連続した搬送ラインで効率的な接着剤の塗付を行うことができる塗付装置及び集成材製造装置を提供することである。
以上の課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、複数のラミナ(例えば、ラミナ9)が積付けられて接着されてなる集成材(例えば、集成材900)の前記ラミナ9の被接着面に接着剤を塗付する塗付装置(例えば、塗付装置3)において、前記ラミナ9を搬送する搬送部(例えば、搬送部31)と、前記搬送部31により搬送されるラミナ9の被接着面に接着剤を塗付する塗付部(例えば、塗付部32)と、前記塗付部32を水平方向に移動させる移動手段(例えば、移動機構部33)と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ラミナ9に接着剤を塗付する塗付装置3が、搬送部31と塗付部32、移動手段33とからなり、搬送部31により搬送されたラミナ9は、塗付部32により接着剤が塗付され、この塗付部32は移動手段33により水平方向に移動可能となる。
これにより、接着剤を塗付しないラミナ9に対しては、移動手段33によって塗付部32を水平方向に移動させることにより、接着剤が塗付されることがなくなり、選択的にラミナ9の被接着面に接着剤を塗付することができることとなる。即ち、接着剤を塗付するラミナ9と、接着剤を塗付しないラミナ9を、同じ搬送ラインで搬送することができることとなる。
従って、一つの連続した搬送ラインで効率的な接着剤の塗付を行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の塗付装置3において、前記移動手段33は、前記搬送部31から離間するように水平方向に延在するレール部(例えば、レール部331)と、前記レール部331を摺動可能に設けられ、前記塗付部32に連結された枠部(例えば、枠部332)と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、特に、レール部331に沿って、枠部332を水平方向に摺動させることのみによって、塗付部32が移動することとなる。
これにより、容易且つ確実に塗付部32を移動させることができることとなって、選択的な接着剤の塗付を、容易且つ確実に行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の塗付装置3において、前記塗付部32は、所定の塗付手段(例えば、塗付ローラ3211、支持ローラ3212)を備え、塗付時において前記搬送部31の途中に位置するように設けられた塗付本体(例えば、塗付本体321)と、前記塗付本体321が前記搬送部31から外れた際に、前記塗付本体321と入れ替わって前記搬送部31の途中に位置して、前記ラミナ9の搬送を補助する補助搬送部(例えば、補助搬送部322)と、を備えることを特徴とする。
ここで、「前記塗付本体が前記搬送部から外れた」状態とは、「塗付本体が、ラミナの搬送に供される領域の外に位置する」状態を意味する。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、特に、塗付部32が、塗付本体321と、補助搬送部322とからなることによって、搬送部31より受け渡されたラミナ9が、塗付本体321若しくは補助搬送部322の何れかによって搬送されることとなる。
これにより、接着剤の塗付が実行されない場合においても、ラミナ9が補助搬送部322上を搬送されることにより、確実に搬送されることとなる。
請求項4に記載の発明は、複数のラミナ(例えば、ラミナ9)が積付けられて接着されてなる集成材(例えば、集成材900)の前記ラミナ9の被接着面に接着剤を塗付する塗付装置(例えば、塗付装置3)において、前記ラミナ9を搬送する搬送部(例えば、搬送部31)と、前記搬送部31により搬送されるラミナ9の被接着面に接着剤を塗付する第1の塗付部(例えば、第1の塗付部32A)と、前記第1の塗付部32Aよりも下流側に設けられ、前記搬送部31により搬送されるラミナ9の被接着面に接着剤を塗付する第2の塗付部(例えば、第2の塗付部32B)と、前記第1の塗付部32Aと前記第2の塗付部32Bとを個別に水平方向に移動させる移動手段(例えば、第1の移動機構部33A、第2の移動機構部33B)と、を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、塗付装置3には、第1の塗付部32Aと第2の塗付部32Bが備えられ、且つ各塗付部が独立して水平方向に移動可能であることによって、異なる2種類の接着剤構成材が塗付可能となるのみならず、2種類の接着剤構成材を塗付するか否かを、互いの影響を受けることなく独立して判断できることとなる。
これにより、2種類の接着剤構成材を用いて、効率的な接着処理を実行することができるのみならず、第1の移動手段33A、第2の移動手段33Bのそれぞれの移動手段によって、第1の塗付部32A、第2の塗付部32Bのそれぞれの塗付本体(例えば、塗付本体321)が独立して移動可能であることにより、無駄な接着剤の塗付を防ぐことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の塗付装置3において、前記第1の塗付部32A及び前記第2の塗付部32Bのどちらか一方の塗付部によって、ラミナ9の被接着面に接着剤が塗付され、前記一方の塗付部と異なる他方の塗付部によってラミナ9の被接着面に硬化促進剤が塗付されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、特に、2種類の接着剤構成材として、接着剤と硬化促進剤を用いることができる。
これにより、接着剤の硬化に要する時間を短縮することができ、さらに短時間で集成材を製造することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の塗付装置3において、前記第1の塗付部32Aによって塗付が行われるラミナ9の被接着面と、前記第2の塗付部32Bによって塗付が行われるラミナ9の被接着面とが、異なる面であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、特に、接着剤と硬化促進剤とが異なる面に塗付されることとなる。
これにより、硬化促進剤による接着剤の硬化促進が、ラミナ9の被接着面同士が接着して初めて開始されることとなって、ラミナ9同士の接着固定をより強力にすることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の塗付装置3を備え、前記塗付装置3によって接着剤が塗付されたラミナ9を用いることによって集成材900を製造することを特徴とする集成材製造装置(例えば、集成材製造装置100)である。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1〜6の何れか一項に記載の発明の効果が得られると同時に、集成材製造にかかる時間を短縮することができることとなり、効率的に集成材900を製造することができる。
本発明によれば、ラミナに接着剤を塗付する塗付装置が、搬送部と塗付部、移動手段とからなり、搬送部により搬送されたラミナは、塗付部により接着剤が塗付され、この塗付部は移動手段により水平方向に移動可能となっている。これにより、接着剤を塗付しないラミナに対しては、移動手段によって塗付部を水平方向に移動させることにより、接着剤が塗付されることがなくなり、選択的にラミナの被接着面に接着剤を塗付することができることとなる。即ち、接着剤を塗付するラミナと、接着剤を塗付しないラミナを、同じ搬送ラインで搬送することができることとなる。従って、一つの連続した搬送ラインで効率的な接着剤の塗付を行うことができる。
また、レール部に沿って、枠部を水平方向に摺動させることのみによって、塗付部が移動することとなる。これにより、容易且つ確実に塗付部を移動させることができることとなって、選択的な接着剤の塗付を、容易に且つ確実に行うことができる。
さらに、塗付部が、塗付本体と、補助搬送部とからなることによって、搬送部より受け渡されたラミナが、塗付本体若しくは補助搬送部の何れかによって搬送されることとなる。これにより、接着剤の塗付が実行されない場合においても、ラミナが補助搬送部上を搬送されることにより、確実に搬送されることとなる。
そして、塗付装置に、第1の塗付部と第2の塗付部が備えられ、且つ各塗付部が独立して水平方向に移動可能であることによって、異なる2種類の接着剤構成材が塗付可能となるのみならず、2種類の接着剤構成材を塗付するか否かを、互いの影響を受けることなく独立して判断できることとなる。これにより、2種類の接着剤構成材を用いて、効率的な接着処理を実行することができるのみならず、それぞれの移動手段によって、それぞれの塗付本体が独立して移動可能であることにより、無駄な接着剤の塗付を防ぐことができる。
また、2種類の接着剤構成材として、接着剤と硬化促進剤を用いることができる。これにより、接着剤の硬化に要する時間を短縮することができ、さらに短時間で集成材を製造することができる。
さらに、接着剤と硬化促進剤とが異なる面に塗付されることとなる。これにより、硬化促進剤による接着剤の硬化促進が、ラミナの被接着面同士が接着して初めて開始されることとなって、ラミナ同士の接着固定をより強力にすることができる。
そして、本発明の塗付装置を集成材製造装置に用いることによって、集成材製造にかかる時間を短縮することができることとなり、効率的に集成材を製造することができる。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した好適な実施の形態として例示する集成材製造装置の要部構成を示す図である。
被接着面に接着剤が塗付された複数のラミナが積付けられて接着されてなる集成材を製造する集成材製造装置100は、図1に示すように、搬入装置2、塗付装置3、積付け装置4、プレス装置5、反転装置6、切削装置7、搬出装置8、等を備える。また、集成材製造装置100には、粗材供給部1より、所望の寸法の集成材を製造するために必要な長さ及び本数のラミナ9が選択されて、搬入装置2を介して提供される。
ここで、集成材900とラミナ9について説明する。図2に集成材900の斜視図を示した。図2(b)に示した集成材900は、図2(a)に示したように、複数のラミナ9から形成される。具体的には、例えば、4本のラミナ9a、9b、9c、9dから形成される。ここで、9aは集成材900の最下段に位置するラミナであって、ラミナ9bはラミナ9aの上面92側に位置し、ラミナ9cはラミナ9bの上面92側に位置し、ラミナ9dはラミナ9cの上面92側に位置すると同時に、集成材900の最上段に位置する。また、各ラミナの対向する被接着面に接着剤(図示省略)が塗付されて、重ね合わされて接着されることによって集成材900が構成される。
ラミナ9は、例えば、アカマツ、カラマツ、モミ、エゾマツ、その他の樹木を平面矩形状の板状に加工してなる板材であり、JASで規定する構造である。本実施形態では、板材に代えてラミナ9を角材としてもよい。
搬入装置2は、粗材供給部1より供給されたラミナを集成材製造装置100に搬入する装置である。搬入装置2は、対象物であるラミナを一定方向に搬送可能なベルトコンベアやローラコンベア等によって構成されるものであり、本実施の形態においては、一定間隔毎に配置され、搬送方向に直交する回転軸を中心に回転するローラによって構成される。
また、粗材供給部1より、搬入装置2に供給されたラミナ9は、ラミナ9の長手(長さ)方向と搬送方向とが略平行となる状態で1本ずつ搬送される。
塗付装置3は、ラミナ9の被接着面に、接着剤等を塗付する装置である。図3に、塗付装置3の上面図を示す。
塗付装置3は、複数のラミナ9が積付けられて接着されてなる集成材900のラミナ9の被接着面に接着剤等を塗付するための装置である。塗付装置3は、ラミナ9を搬送するための搬送部31と、搬送部31により搬送されるラミナ9の被接着面に接着剤を塗付する塗付部32と、塗付部32を水平方向に移動可能にする移動手段としての移動機構部33を備えるが、本実施の形態においては、図3に示すように、塗付装置3は、2つの塗付部及び移動機構部を備える。
具体的には、塗付部32は、搬送部31により搬送されるラミナ9の被接着面に接着剤を塗付する第1の塗付部32Aと、第1の塗付部32Aよりも、ラミナの搬送方向下流側に設けられ、搬送部31により配送されるラミナ9の被接着面に接着剤としての硬化促進剤を塗付する第2の塗付部32Bを備えてなる。
また、第1の塗付部32Aと第2の塗付部32Bは、それぞれ独立して設けられており、第1の塗付部32Aには、第1の移動機構部33Aが、第2の塗付部32Bには第2の移動機構部33Bが備えられ、第1の移動機構部33Aと第2の移動機構部33Bは、各塗付部を個別に水平方向に移動させることができる。
搬送部31は、前述した搬入装置2と同様の構成であって、一定間隔毎に配置され、搬送方向に直交する回転軸を中心に回転するローラによって構成される。ラミナ9は、搬送方向とラミナ9の長手方向が略平行な状態で1本ずつ搬送される。
図4に、図3の第1の塗付部32A及び第1の移動機構部33A近傍の拡大上面図を、図5に、図4の正面図を示す。
図4及び図5に示すように、第1の塗付部32Aは、塗付時において搬送部31の途中に位置するように設けられた塗付本体321と、塗付本体321が搬送部31から外れた際に、塗付本体321と入れ替わって搬送部31の途中に位置して、ラミナ9の搬送を補助する補助搬送部322を備える。
塗付本体321は、搬送されるラミナ9の上面側に設けられた塗付手段としての塗付ローラ3211と、搬送されるラミナ9を下方から支持する支持ローラ3212を備える。
塗付ローラ3211は、ラミナ9に接着剤を塗付する役割を果たすものであって、該ラミナ9の上面と接することのできる高さに設けられている。具体的には、接着剤がのせられた塗付ローラ3211と、ラミナ9が接し、互いに接した状態でラミナ9が搬送されることにより、ラミナ9の被接着面で塗付ローラ3211が回転しながら移動することとなって、ラミナ9に接着剤が塗付される。
即ち、塗付ローラ3211を、ラミナ9の上面と接するように配置して、ラミナ9を通過させることによって、ラミナ9上面に接着剤が塗付されることとなる。
支持ローラ3212は、塗付ローラ3211によって、ラミナ9の上面に接着剤が塗付される際に、ラミナ9を支持する役割を果たす。支持ローラ3212は、搬送部31のローラと略同じ高さに設けられている。このとき支持ローラ3212は、下側からラミナ9を支えると同時に、接着剤が塗付されたラミナ9を、再び搬送部31に案内するガイドとしての役割も果たす。
補助搬送部322は、前述した搬送部31と同様の構成であって、ラミナの搬送方向に直交する回転軸を中心として回転する複数のローラが一定間隔で設けられてなる。また、補助搬送部322は、塗付本体321が、搬送部31から外れると、即ち、ラミナ9の搬送に供される領域の外に位置すると、塗付本体321と入れ替わって、搬送部31の途中に位置して、ラミナ9の搬送を補助する。
次いで、第1の移動機構部33Aについて説明する。第1の移動機構部33Aは、搬送部31から離間するように水平方向に延在するレール部331と、レール部331を摺動可能に設けられ、塗付本体321に連結された枠部332により構成される。
レール部331は、ラミナ9の搬送方向に対して、略直交する方向に、2本のレール331a、331aが互いに略平行に設けられてなる。
尚、レール部331は、ラミナ9の搬送方向に対して必ずしも、略直交する方向に設けられている必要はなく、常に、塗付本体321及び補助搬送部322のどちらか一方がラミナ9の搬送に供される領域に配置可能であって、さらに、その配置を必要に応じて入れ替えることが出来る構成であれば足りる。従って、レール部331は、例えばラミナ9の搬送方向に対して45°の角度で移動するように設けられていても良いし、また、湾曲していても構わない。
枠部332は、2本のレール331a、331aを跨いで設けられる底面部3321と、該底面部3321の両端部に、レール331aの長手方向に略直交する向きで底面部3321から起立して設けられた側壁部3322からなる。また、枠部332は、レール部331上を摺動可能に設けられる。
枠部332への塗付本体321の連結は次の通りである。枠部332の一方の側壁部3322から、他方の側壁部3322に亘って上下に2本の軸が設けられる。該2本の軸のうち、上方に位置する軸には、塗付ローラ3211が取り付けられ、下方の軸には、支持ローラ3212が取り付けられる。
また、枠部332には、補助搬送部322が連結され、補助搬送部322は、レール部331上を摺動可能とされている。
従って、枠部332がレール部331上を摺動することにより移動すると、枠部332に連結された塗付本体321及び補助搬送部322もその動きに連動して移動する。即ち、レール部331上を、枠部332及び補助搬送部322が移動することによって、塗付本体321と、補助搬送部322を所望の位置に移動させることが可能となる。
第2の塗付部32B及び第2の移動機構部33Bも第1の塗付部32A及び第1の移動機構部33Aとほぼ同様の構成であるが、第2の塗付部32Bにおいては、塗付ローラ3211が下、支持ローラ3212が上に位置するようになっている。
ここで、本実施の形態に用いられる接着剤としてはハネムーン接着剤が挙げられる。ハネムーン接着剤は、隣り合うラミナ9の互いに対向する被接着面である上面92と底面91とに塗付される2種類の接着剤構成材A、Bからなる。例えば、接着剤構成材Aとしてイミド樹脂を用い、接着剤構成材Bとしてグリオキザールを用いるもの、もしくは、接着剤構成材Aとしてアセトアセチル基を有する高分子化合物を用い、接着剤構成材Bとしてアルデヒド化合物、ポリエチレンイミン、又は、ヒドラジン化合物を主成分とするものを用いるものでもよい。要するに、互いに重ね合わせることで急速にゲル化又は硬化する接着剤ならば、その具体的な種類は問われない。さらに、耐水性向上、耐熱性向上のために接着剤構成材Aと反応する硬化剤を予め混合して使用するものでもよい。
本実施の形態においては、2種類の接着剤構成材A、Bからなるハネムーン接着剤を用いる。即ち、ラミナ9の対向する被接着面のうち、一方のラミナ9の被接着面には接着剤、他方のラミナ9の被接着面には硬化促進剤を塗付する。
具体的には、図3に示す、第1の塗付部32Aによっては、接着剤構成材Aとしての接着剤が塗付され、第2の塗付部32Bによっては、接着剤構成材Bとしての硬化促進剤が塗付されてなる。さらに、第1の塗付部32Aによっては、ラミナ9の一方の被接着面である上面92(図2参照)に塗付が行われ、第2の塗付部32Bによっては、ラミナ9の他方の被接着面である底面91に塗付が行われる。即ち、ラミナ9の上面92には第1の塗付部32Aによって接着剤が塗付され、ラミナ9の底面91には第2の塗付部32Bによって硬化促進剤が塗付される。
積付け装置4は、接着剤及び硬化促進剤が塗付された複数のラミナを所望の順番に積付ける装置である。積付け装置4の側面図を図6に示した。図6において、積付け装置4は、直線状の位置合わせ面40Aが上下に沿って形成されたケーシング40と、このケーシング40を矢印Pで示す前後に移動させる移動機構41と、位置合わせ面40Aに対してそれぞれ出没自在に設けられた複数本のロッド状の保持部42と、これらの保持部42をそれぞれ位置合わせ面40Aに対して出没動作する出没機構43とを有する。
ケーシング40は、略箱形に形成されており、位置合わせ面40Aに沿った下部にはラミナ9を受ける受け台44が設けられている。保持部42は、ラミナ9をその長手方向の複数箇所で水平保持するために、水平方向に配置された複数本が対になっており、これらの対となった保持部42は上下に並んで複数(図6では6対)設けられている。出没機構43は、保持部42をそれぞれ進退駆動するシリンダ装置から構成されている。保持部42は前進した状態では位置合わせ面40Aから突出してラミナ9を保持し(想像線参照)、後退した状態ではケーシング40内に収納される(実線参照)。
なお、積付け装置4は、並列して二つ設けられており、各々の積付け装置4により積付けられたラミナ9は、各々に対応して設けられた二つの搬送路57を経由してプレス装置5に搬送されるようになっている。
プレス装置5は、積付け装置4によって積付けられた複数のラミナ9に圧力をかけて、ラミナ同士をより強力に接着する装置である。プレス装置5の上面図を図7に示す。また、図7の側面図を図8に示し、図7のA−A´線における断面図を図9に示す。
ここで、プレス装置5において、プレス装置5にラミナ9が搬入される方向、即ち、図7の上面図における長手方向を「x方向」とし、x方向と略直交する方向、即ち、図7の上面図における短手方向を「y方向」、x方向と、y方向により形成される平面に略直交する方向、即ち、図8の側面図における短手方向を「z方向」として説明する。
図7〜9に示すように、プレス装置5は、積付け装置により積付けられたラミナ9の搬送路57の途中に設けられている。そして、プレス装置5は、二つの搬送路57の間に立設された耐圧壁55を挟んで並列して設けられ、ラミナ9の長さ方向にプレス長さを多段階に調節可能なプレス部51と、積付けられた複数のラミナ9の側面を、ラミナ9の長さ方向にプレス長さを多段階に調節可能な側面プレス部52と、ラミナの長さを検知する検知手段としての検知センサ53と、プレス装置部の上面を覆う保護カバー56等を備えている。
プレス部51は、積付けられた複数のラミナ9をその積付方向にプレスして、ラミナ同士を接着固定するためのものであり、積付けられた複数のラミナ9の上方に位置するプレス板511と、ラミナ9の長さ方向に所定の間隔で設けられ、プレス板9をz方向に押圧する押圧手段としてのシリンダ装置512とを備える。
プレス板511は、積付けられて搬入されたラミナ9の上方に位置し、x方向の長さは、搬送されるラミナ9の長さの最大値と同等若しくはそれ以上となっている。また、プレス板511のy方向の長さ(幅)は、搬送されるラミナ9の幅の最大値と同等若しくはそれ以上となっているとともに、耐圧壁55や、後述する側面プレス板521との干渉を避けるために、耐圧壁55と側面プレス板521との間隔より短くなっている。
シリンダ装置512は、例えば、油圧式のシリンダ装置であり、プレス板511と連結されたピストンロッド5121を備えている。
シリンダ装置512は、耐圧壁55の上方に位置する保護カバー56の上方に設けられ、プレス装置5のx方向に対して一定間隔で複数設けられている。本実施の形態においては、x方向に対して、例えば、ラミナ9が搬入される側から、シリンダ装置512a、512b、・・・、512m、の計13のシリンダ装置512が設けられている。
側面プレス部52は、積付けられた複数のラミナ9を側面方向からプレスして、積付けられた際に生じたラミナ9のズレや、プレス部51による上方からのプレスによって発生し得るラミナ9のズレを修正する働きをなし、積付けられた複数のラミナ9の側方に位置する側面プレス板521と、ラミナの長さ方向に所定の間隔で設けられ、側面プレス板521をy方向に押圧する側面押圧手段としての側面シリンダ装置522を備える。
側面プレス板521は、積付けられて搬入されたラミナ9の、耐圧壁55に対向する面と反対側の面に対向する位置に設けられる。側面プレス板521のx方向の長さは、搬送されるラミナ9の長さの許容値と同等若しくはそれ以上となっている。また、側面プレス板521のz方向の長さは、積付けられたラミナ9の高さの許容値と同等若しくはそれ以上となっており、側面プレス板521のz方向における上端521aは、プレス板511のz方向における下端511bよりもやや上方に位置する。さらに、側面プレス板521は、積付けられたラミナ9がプレス装置5に搬入される際のガイドとしての働きもなす。
側面シリンダ装置522は、例えば、油圧式のシリンダ装置であり、側面プレス板521と連結された側面ピストンロッド5221を備えている。また、側面シリンダ装置522は、プレス装置5のx方向に一定間隔で立設された側面柱523に設けられている。
具体的には、側面柱523は、側面プレス板521のy方向外側に位置し、プレス装置5のx方向に沿って一定間隔に設けられ、ラミナ9が搬入される側から、側面柱523a、523b、・・・、523h、の計8本が配されてなる。これに対応して、側面シリンダ装置522は、x方向に対して、ラミナ9が搬入される側から、側面シリンダ装置522a、522b、・・・、522h、の計8の側面シリンダ装置522が設けられてなる。
検知センサ53は、搬入されるラミナ9の長さを検知する働きをなし、本実施の形態においては、側面柱523において、各側面シリンダ装置522に隣り合って取り付けられている。
検知センサ53は、例えば、赤外線センサからなり、ラミナ9の搬入方向に対して直交する方向(即ち、y方向)に赤外線を発光するように設けられる。検知センサ53は、発光部(図示省略)と受光部(図示省略)を備え、発光部より発光された赤外線が耐圧壁55で反射して戻ってきた反射光を受光部が受光するか否かによりラミナ9の存在を検知するようになっている。つまり、赤外線の照射領域にラミナ9が位置した場合には、検知センサ53の受光部が赤外線を受光しないこととなるので、該情報を検知情報として制御部54に出力するようになっている。
本実施の形態においては、図8に示すように、例えば、8本の側面柱(523a〜523h)各々に8つの検知センサ(53a〜53h)が取り付けられている。
尚、本実施の形態においては、センサとして、赤外線センサを用いたが、この他に、ラミナ9を映像として検知するCCDカメラや、接触式のセンサ等のセンサを用いてもよい。
制御部54は、図10の、制御部54の概略構成を示すブロック図に示すように、CPU(Central Processing Unit)541、RAM(Random Access Memory)542、ROM(Read Only Memory)543、を備える。
CPU541は、ROM543に格納されている各種プログラムの中から指定されたプログラムをRAM542の作業領域に展開して、このプログラムに従った各種処理を実行する。
RAM542は、CPU541により実行される各種処理において、プログラムやデータ等を一時的に記憶する記憶領域、プログラムを実行するための作業領域等を形成する。
ROM543は、本発明の動作の実行に必要な各種プログラムを格納し、例えば、プレス部制御プログラム5431や、側面プレス部制御プログラム5432を格納している。
プレス部制御プログラム5431は、検知センサ53によって検知された検知情報に基づいて、複数のシリンダ装置のうち、いずれのシリンダ装置を作動させるかについての判断及び指示を行うプログラムであり、側面プレス部制御プログラム5332は、検知センサ53によって検知された検知情報に基づいて、複数の側面シリンダ装置のうち、いずれの側面シリンダ装置を作動させるかについての判断及び指示を行うプログラムである。CPU541は、かかるプレス部制御プログラム5431及び側面プレス部制御プログラム5432を実行することによって、プレス制御手段及び側面プレス部制御手段として機能する。
反転装置6は、積付けられた複数の集成材9からなる集成材ユニットを、製造順序に従った順序で搬送するために、集成材ユニットの横倒し及び反転を行う装置である。
ここで、集成材ユニットとは、集成材9が複数積層されたものをいい、より具体的には、プレス装置5にて1回のプレスでプレスされる集成材9の集合体をいう。
反転装置6の上面図を図11に示す。また、図11の側面図を図12に示す。
図11においては、図の下方から上方に向かって集成材ユニットが搬送されてなる。
図11及び12に示すように、反転装置6は、プレス装置5によりプレスされた集成材ユニット999を立ったままの状態で搬送する第1の搬送コンベア61と、第1の搬送コンベア61の搬送方向の先端部に位置して、立てられた状態で搬送された集成材ユニット999を横倒しにする横倒し手段としての横倒し装置62と、横倒し装置62により横倒しされた集成材ユニット999を積付け方向に搬送する搬送手段としての第2の搬送コンベア63と、第2の搬送コンベア63の搬送方向に対して水平面上で直交する軸を中心に回転する回転部64と、回転部64に設けられ、第2の搬送コンベア63により搬送される集成材999を狭持する挟持部65とを備えてなる。
第1の搬送コンベア61は、帯状の搬送用ベルトコンベアによって構成され、コンベア上に対象物を載置して搬送を行う。載置された対象物の、コンベア上での載置位置は変化せず、コンベアそのものが図示しない駆動部によって一定の方向に引っ張られることによって、同時に対象物を搬送する。
横倒し装置62は、第1の搬送コンベア61の搬送方向の先端部に位置して、立てられた状態で搬送された集成材ユニット999の側面を支持するとともに、第1の搬送コンベア61の搬送方向に直交する方向を軸として回動する回動支持部621と、回動支持部621を搬送方向に引き倒して回動させる引倒部622と、等を備える。
回動支持部621は、図13に示すように、側面視略L字型となっており、集成材ユニット999の側面と当接する当接面部6211と、この当接面部6211の下方より突出して集成材ユニット999を支持する突出部6212とを備えている。そして、集成材ユニット999を突出部6212が支持した状態で回動支持部621が回動すると、当接面部6211に集成材ユニット999の側面が当接した状態で横倒しされるようになっている。
引倒部622は、例えば、金属棒622aと、金属棒622aの一端が、回動支持部621の上方に連結され、他端が、反転装置6に設けられたスライド機構を備えるスライド装置(図示省略)などに連結されることにより構成される。
スライド装置によって、金属棒622aの一端が、回動支持部621から離間する方向に引っ張られると、回動支持部621が搬送方向側に引っ張られて回動するようになっている。一方、回動支持部621は、スライド装置を元の位置に戻すことによって、搬送方向と反対側に回動するようになっている。
第2の搬送コンベア63は、横倒し装置62により横倒しされた集成材ユニット999を積付け方向に搬送する装置である。第2の搬送コンベア63は、第1の搬送コンベア61と同様にベルトコンベアにより構成され、対象物を載置して、移動することによって搬送を行う。本実施の形態においては、横倒しされた集成材ユニット999を集成材900の長さ方向に略直交する向きに搬送する3つの第2の搬送コンベア63が互いに離間して設けられている。
回転部64は、挟持部65を一定の方向に回転させる役割を果たす。回転部64は、第2の搬送コンベア63の搬送方向に対して水平面上で直交する方向を軸として回転するように設けられている。回転部64には、挟持部65が連結しているため、回転部64の回転運動によって、狭持部65が、同様の回転動作を行うようになっている。
挟持部65は、第2の搬送コンベア63により搬送される集成材ユニット999を狭持する働きをなす。
挟持部65は、平行した二本のアーム651、651が回転部64に連結されることにより構成される。挟持部65を構成するアーム651の長さは、プレス装置5によってプレス可能な集成材ユニット999の積付け方向の長さと略同一若しくはそれよりも若干長いことで足りる。また平行した二本のアーム651、651間の距離は、集成材ユニット999を構成するラミナ9の幅方向の長さよりも若干広ければ足りる。
挟持部65は、回転部64を中心として90度間隔に第1の挟持部65a、第2の挟持部65b、第3の挟持部65c、第4の挟持部65dの4つが設けられている。本実施の形態においては、第1の挟持部65aの回転部64の中心を挟んで対向する側には第3の挟持部65cが位置し、第2の挟持部65bの回転部64の中心を挟んで対向する側には第4の挟持部65dが位置してなる。
また、アーム651の取付位置は、隣合う第2の搬送コンベア63の間に設けられているので、第2の搬送コンベア63によって妨げられることなく挟持部65が回転動作を行うことができる。
反転装置6によって、反転された集成材ユニット999は、第2の搬送コンベア63によって切削装置7に搬送される。
切削装置7は、反転装置6から搬送された集成材900の側面を切削加工して、集成材900の側面を滑らかなものにし、製品寸法とするための装置である。
搬出装置8は、複数の集成材900を搬送し、集成材製造装置100より外部へ搬出するための装置である。搬出装置8は、搬入装置2とほぼ同様の構成であるが、搬入装置2と異なる点としては、ラミナ9ではなく集成材900を搬送することであって、ここでは、複数のラミナ9から成る集成材単位で搬送される。
次に、本実施の形態の集成材900の製造工程における各装置の動作について説明する。ここでは、図2(b)に示すような、4枚のラミナからなる集成材900を製造する場合であって、該集成材を2つ重ねた状態(集成材ユニット999)でプレス装置5、反転装置6による処理が行われる場合を例に挙げて説明する。
集成材900の製造が開始されると、粗材供給部1により、集成材900を製造するためのラミナ9が集成材製造装置100の搬入装置2に搬入される。ここで、まず、第1の集成材901の製造に必要なラミナ9a、9b、9c、9dが搬入される。続いて、第2の集成材902の製造に必要なラミナ9e、9f、9g、9hが搬入される。
粗材供給部1により搬入装置2に引き渡された複数のラミナは、9a、9b、9c、…、9hの順番で搬送され、塗付装置3に搬入される。
塗付装置3では、各ラミナ9にハネムーン接着剤が塗付される。具体的には、集成材901及び902の中間部及び下部に配置されるラミナ9の上面92には接着剤構成材Aとしての接着剤が塗付され、集成材901及び902の上部及び中間部に配置されるラミナ9の底面91には接着剤構成材Bとしての硬化促進剤が塗付される。
具体的には、先ず、塗付装置3に搬入されたラミナ9aの上面92に、第1の塗付部32Aの塗付ローラ3211によって接着剤が塗付される。
次いで、ラミナ9aは、第2の塗付部32Bに搬送される。第2の塗付部32Bにおいては、補助搬送部322が搬送部31の途中に位置し、ラミナ9aの搬送を補助しているため、ラミナ9aは、補助搬送部322上を搬送され、再び搬送部31に載置される(図3参照)。従って、ラミナ9aの底面91には、硬化促進剤が塗付されることなく、上面92にのみ接着剤が塗付された状態で、積付け装置4に搬送されることとなる。
次に、集成材901の下から2段目に位置するラミナであるラミナ9bが塗付装置3に搬送される。まず、第1の塗付部32Aによって、ラミナ9bの上面92に、接着剤が塗付される。接着剤が塗付されたラミナ9bは、次いで、第2の塗付部32Bに搬送される。
ここで、第2の塗付部32Bにおいては、ラミナ9bが第2の塗付部32Bに搬送される前に、第2の塗付部32Bにおける第2の移動機構部33Bによって、補助搬送部332と、塗付本体321との入れ替えが行われる。図14は、第2の移動機構部33Bによって第2の塗付部32Bが移動した後の塗付装置3の上面図である。具体的には、補助搬送部322と、塗付本体321が連結した枠部332とが、レール部331に沿って、塗付本体321と、補助搬送部322とが入れ替わる方向(図14における矢印方向)に摺動することによって、入れ替えが行われる。
図14に示すように、第2の塗付部32Bに、ラミナ9bが搬送され、塗付本体321を通過することとなるため、塗付ローラ3211とラミナ9bの底面91が接することとなって、硬化促進剤がラミナ9bの底面91に塗付される。
従って、第1の塗付部32Aによって、上面92に接着剤が塗付され、第2の塗付部32Bによって底面91に硬化促進剤が塗付されたラミナ9bが、搬送部31によって積付け装置4に搬送される。
ラミナ9cにおいても、ラミナ9bと同様に、上面92に接着剤が塗付され、底面91に硬化促進剤が塗付された状態で、搬送部31によって積付け装置4に搬送される。
次いで、ラミナ9dが、塗付装置3に搬送される。ラミナ9dが、第1の塗付部32Aに搬送される前に、第1の塗付部32Aにおける第1の移動機構部33Aによって、補助搬送部322と、塗付本体321との入れ替えが行われる。図15は、第1の移動機構部33Aによって第1の塗付部32Aが移動した後の塗付装置3の上面図である。具体的には、補助搬送部322と、塗付本体321に連結された枠部332とが、レール部331に沿って、塗付本体321と、補助搬送部322とが入れ替わる方向(図15における矢印方向)に摺動することによって、入れ替えが行われる。
図15に示すように、ラミナ9dは、第1の塗付部32Aにおいては、搬送部31の途中に位置する補助搬送部322によって搬送されるため、ラミナ9dの上面92への接着剤の塗付は行われない。第2の塗付部32Bにおいては、搬送部31の途中に位置する塗付本体321を通過するため、ラミナ9dの底面91には硬化促進剤が塗付される。即ち、ラミナ9dには、底面92にのみ硬化促進剤が塗付される。そして、ラミナ9dは、搬送部31によって積付け装置4に搬送される。
第2の集成材902を形成するラミナ9e〜9hについても同様の方法によって接着剤及び硬化促進剤が塗付される。即ち、ラミナ9eは、ラミナ9aと同様の構成の塗付装置3(図3参照)によって接着剤の塗付が行われ、ラミナ9f、9gにはラミナ9b、9cと同様の構成の塗付装置3(図14参照)によって接着剤及び硬化促進剤の塗付が行われ、ラミナ9hにはラミナ9dと同様の構成の塗付装置3(図15参照)によって硬化促進剤の塗付が行われる。
次いで各ラミナは積付け装置4に搬送される。
積付け装置4においては、各ラミナは搬送の順番に積みつけられていく。つまり、最下段に9aが位置し、その上に9bが位置し、以降順次ラミナが積付けられていって、最上段に9hが位置する順番で積付けられる。
具体的には受け台44に接着剤が塗付された被接着面である上面を上に向けラミナ9aを配置する。その後、出没機構43を作動して、最下段の保持部材42を位置合わせ面40Aから突出させ、この保持部材42の上に接着剤が塗付されたラミナ9bを配置する。この状態では、上段の保持部材42は位置合わせ面40Aから没入されたままであり、最下段の保持部材42にラミナ9bを配置する作業の邪魔にはならない。同様に、下から2段目の保持部材42を出没機構43によって位置合わせ面40Aから突出させ、この保持部材42の上に接着剤が塗付されたラミナ9cを配置する。この作業を最上段の保持部材42でラミナ9hを保持するまで繰り返す。
最上段の保持部材42にまでラミナ9hを保持したなら、出没機構43を作動して、全ての保持部材42を略同時に引き抜く(位置合わせ面40Aから没入させる)。ここで、略同時に引き抜くとは、各保持部材42が正確に同期して引き抜く場合だけではなく、各保持部材42の引き抜き時間に若干のずれを持たせる場合も含まれる。例えば、最上段の保持部材42から最下段の保持部材42まで順に保持部材42を引き抜く場合も含まれ、この場合には、最上段の保持部材42を引き抜いて最上段のラミナ9hが2段目の保持部材42に保持されたラミナ9gの上に落とされた直後に、当該2段目の保持部材42を引き抜き、これを最下段の保持部材42まで繰り返すものでもよい。すると、複数のラミナ9は位置合わせ面40Aで水平方向の移動が規制されるため、位置合わせ面40Aに沿って下方に落下し、受け台44の上で瞬時(略同時)に重ね合わされる。なお、保持部材42を上から順に引き抜いた場合では、各ラミナ9が移動する距離が短くなり、ラミナ9の左右方向のずれが少なくなる。
積付け装置4においては、上面に接着剤が塗付されたラミナ9aが最下段に載置され、その上方に、上面に接着剤が塗付され、底面に硬化促進剤が塗付されたラミナ9b、9cが載置され、さらにその上方に、底面に硬化促進剤が塗付されたラミナ9dが載置される。
さらに、ラミナ9dの上方には、上面に接着剤が塗付されたラミナ9e、上面に接着剤が塗付され、底面に硬化促進剤が塗付されたラミナ9f、9g、底面に硬化促進剤が塗付されたラミナ9hが、順次積付けられることとなる。
つまり、第1の集成材901の上方に第2の集成材902が積みつけられた状態、即ち、集成材ユニット999の状態で、プレス装置5に搬送されることとなる。
積付け装置4は、並列して二つ設けられており(図示省略)、各々の積付け装置4により積付けされたラミナ9は、各々に対応して設けられた二つの搬送路57を経由してプレス装置5に搬送される。
次いで、プレス装置5によって、積付けられたラミナ9が、水平方向及び上下方向にプレスされる。まず、側面シリンダ装置522を耐圧壁55に向けて前進させ、複数のラミナ9を水平方向にプレスする。これにより、複数のラミナ9の側面が揃えられる。その後、シリンダ装置512のピストンロッド5121が下降して、複数のラミナ9が積付け方向にプレスされる。
具体的には、搬入されるラミナ9の長さを検知する検知センサ53によって取得された電気信号情報が制御部54に入力されると、CPU541は、ROM543より読み出したプレス部制御プログラム5431及び側面プレス部制御プログラム5432をRAM542に展開し、入力された電気信号情報に基づいて実行する。そして、複数のシリンダ装置512及び側面シリンダ装置522のうち、いずれのシリンダ装置及び側面シリンダ装置を作動させるかについての判断し、シリンダ装置及び側面シリンダ装置に各指示が出力されることによってプレスが行われる。
以下、検出センサ53が、ラミナ9を検出した場合に制御部54に入力される検知情報を「1」とし、ラミナ9を検出しなかった場合に制御部54に入力される検知情報を「0」として説明する。また、プレス装置5のx方向の長さに対して略半分の長さのラミナ9が搬入された場合を例に挙げる。
ラミナ9が搬入されると、検出センサ53a〜53dは、「1」を制御部に入力し、検出センサ53e〜53hは、「0」を制御部54に入力する。すると、制御部54は、ラミナの長手方向の端部が、側面柱523dと523eとの間に位置すると判断し、シリンダ装置512a〜512g及び側面シリンダ装置522a〜522dに駆動信号を入力する。この指示に従って、シリンダ装置512a〜512g及び側面シリンダ装置522a〜522dはプレス板511及び側面プレス板512に圧力をかけ、プレスを行う。
この時、駆動信号の入力がなかったシリンダ装置512h〜512mは、他のシリンダ装置とプレス板511を介して連結しているため、プレス板511の動きに連動して下方向に移動するが、該シリンダ装置はプレス板511に対して圧力をかけていない。同様に、駆動信号が入力されなかった側面シリンダ装置522e〜522hも、側面プレス板521の動きに連動して内側方向に移動する。
つまり、検出センサ53によって検出された、各ポイントにおけるラミナ9の有無(即ち、ラミナの長さ)に関する情報が制御部54に入力されることによって、搬入されたラミナ9の長さをプレスするに足りるシリンダ装置及び側面シリンダ装置のみが作動し、プレスが行われることとなる。
また、プレス装置5によってプレスされた複数のラミナは、ラミナ9a〜9dによって形成される第1の集成材901の上に、ラミナ9e〜9hによって形成される第2の集成材902が載置された、集成材ユニット999の状態で反転装置6に搬入される。
集成材ユニット999は、積付け方向をz方向として、第1の搬送コンベア61に載置される。そして、回動支持部621まで集成材ユニット999が搬送されると(図13(a))、回動支持部621に連結された金属棒622aの一端が、スライド装置(図示省略)によって、回動支持部621より離間する方向に引っ張られる。これに伴い、回動支持部621が集成材ユニット搬送方向下流側に引っ張られ(図13(b))、回動支持部621に載置される集成材ユニット999も同時に、集成材ユニット999の積付け面を底面として横倒しされる(図13(c))。集成材ユニット999は、第2の集成材902が第1の集成材901の前方、即ち、集成材ユニット搬送方向上流側に位置する向きで、第2の搬送コンベア63に載置される。第2の搬送コンベア63によって、載置された集成材ユニット999が搬送されると、スライド装置(図示省略)によって金属棒622aの一端が回動支持部621方向に移動し、これにより回動支持部621は元の位置(図13(d))に戻る。
次いで、第2の搬送コンベア63によって、回転部64まで集成材ユニット999が搬送される。このとき、回転部64に備えられた挟持部65のうち、いずれか一つの挟持部65(本実施の形態においては、第1の挟持部65a)を形成する二本のアーム651、651が第2の搬送コンベア63の搬送ベルト面と略平行となる位置で保持された状態で、集成材ユニット999が搬送される(図12参照)。そして、集成材ユニット999が、二本のアーム651、651の間に差し込まれ、第1の挟持部65aが狭持可能な位置に配置される。
次いで、回転部64が、駆動部(図示省略)によって駆動され、集成材ユニット999の搬送方向(図12において左方向)に回転する。すると、回転部64の回転に伴い挟持部65も同方向に回転し、集成材ユニット999は第1の挟持部65aによって第2の搬送コンベア63から持ち上げられ、回転部64を中心にして左方向に半円を描くようにして移動する。
このとき、集成材ユニット999を形成する各集成材は、集成材ユニット搬送方向前方に、第2の集成材902が位置し、後方に第1の集成材901が位置してなる。
回転部64が180度回転し、第1の挟持部65aが、第1の挟持部65aのアーム651、651と、第2の搬送コンベア63の搬送ベルト面とが略平行となる位置(図12の第3の挟持部65cの位置)に達すると、回転部64は一時的に回転を止める。同時に、集成材ユニット999は、第2の搬送コンベア63のベルト上面に載置される。
このとき、集成材ユニット999を形成する各集成材は、集成材ユニット搬送方向前方に、第1の集成材901が位置し、後方に第2の集成材902が位置してなる。
次いで、第1の集成材901と第2の集成材902は、切削装置7に搬入される。切削装置7においては、各集成材は、製品寸法となるように側面が切削される。
次いで、第1の集成材901と第2の集成材902は、搬出装置8によって、集成材製造装置100より外部(例えば、部材保管部)に搬出される。
以上に説明した集成材製造装置100によると、ラミナ9に接着剤を塗付する塗付装置3の搬送部31により搬送されたラミナ9は、塗付部32により接着剤が塗付され、この塗付部32は移動機構部33により水平方向に移動可能となる。これにより、接着剤を塗付しないラミナ9に対しては、移動機構部33によって塗付部32を水平方向に移動させることにより、接着剤が塗付されることがなくなり、選択的にラミナ9の被接着面に接着剤を塗付することができることとなる。即ち、接着剤を塗付するラミナ9と、接着剤を塗付しないラミナ9を、同じ搬送ラインで搬送することができることとなる。従って、一つの連続した搬送ラインで効率的な接着剤の塗付を行うことができる。
また、レール部33に沿って、枠部332を水平方向に摺動させることのみによって、塗付部32が移動することとなる。これにより、容易且つ確実に塗付部32を移動させることができることとなって、選択的な接着剤の塗付を、容易に且つ確実に行うことができる。
さらに、塗付部32が、塗付本体321と、補助搬送部322とからなることによって、搬送部31より受け渡されたラミナ9が、塗付本体321若しくは補助搬送部322の何れかによって搬送されることとなる。これにより、接着剤の塗付が実行されない場合においても、ラミナ9が補助搬送部322上を搬送されることにより、確実に搬送されることとなる。
そして、塗付装置3には、第1の塗付部32Aと第2の塗付部32Bが備えられ、且つ各塗付部32A、32Bが独立して水平方向に移動可能であることによって、異なる2種類の接着剤構成材が塗付可能となるのみならず、2種類の接着剤構成材を塗付するか否かを、互いの影響を受けることなく独立して判断できることとなる。これにより、2種類の接着剤構成材を用いて、効率的な接着処理を実行することができるのみならず、第1の移動機構部33A及び第2の移動機構部33Bによって、それぞれの塗付本体が独立して移動可能であることにより、無駄な接着剤の塗付を防ぐことができる。
また、2種類の接着剤構成材として、接着剤と硬化促進剤を用いることができる。これにより、短時間での接着剤の硬化が可能となり、さらに短時間で集成材を製造することができる。
さらに、接着剤と硬化促進剤とが異なる面に塗付されることとなる。これにより、硬化促進剤による接着剤の硬化促進が、ラミナの被接着面同士が接着して初めて開始されることとなって、ラミナ同士の接着固定をより強力にすることができる。
そして、当該塗付装置3が、集成材製造装置100に用いられることによって、集成材製造にかかる時間を短縮することができることとなり、効率的に集成材を製造することができる。
尚、上記説明では、順を追って説明するために、塗付装置3において、各ラミナ9への各接着剤構成材の塗付が終了した時点で次のラミナ9が搬送されることとしたが、各ラミナ9への各接着剤構成材の塗付が確実に行われるタイミングであれば、搬送のスピードは適宜設定可能である。
また、プレス装置5においては、検出センサ53は、側面シリンダ装置522に対応して設けることとしたが、これに限らず、シリンダ装置512に対応して設けることとしても良く、またその他適宜有効な場所に設けることとしても良い。
反転装置6においては、第1の挟持部65aのアーム651、651が、第2の搬送コンベア63と略平衡になった時点で一時回転を止めるとしたが、集成材ユニット999が、確実に第2の搬送コンベア63に載置されて搬送され、回転部64の回転が、挟持部65によって妨げられることがなければ、回転を止めずに連続的に回転することとしても構わない。
また、第1の挟持部65aが、90度回転した時点で、第2の挟持部65bによって次の集成材ユニット999を狭持し、第1の挟持部65aが180度回転した時点で、第3の挟持部65cによってさらに次の集成材ユニット999を狭持し、連続的且つ効率的に集成材ユニット999の反転処理を行うこととしても構わない。
本発明を適用した好適な実施の形態として例示する集成材製造装置の要部構成を示す図である。 集成材の斜視図である。 塗付装置の上面図である。 図3の第1の塗付部及び第1の移動機構部近傍の拡大上面図である。 図4の正面図である。 積付け装置の側面図である。 プレス装置の上面図である。 図7の側面図である。 図7のA−A´線における断面図である。 制御部及び側面制御部の概略構成を示すブロック図である。 反転装置の上面図である。 図11の側面図である。 横倒し装置の側面図である。 図3における第2の移動機構部によって第2の塗付部が移動した後の塗付装置の上面図である。 図14における第1の移動機構部によって第1の塗付部が移動した後の塗付装置の上面図である。
符号の説明
1 粗材供給部
2 搬入装置
3 塗付装置
31 搬送部
32 塗付部
32A 第1の塗付部
32B 第2の塗付部
321 塗付本体
3211 塗付ローラ
3212 支持ローラ
322 補助搬送部
33 移動機構部(移動手段)
33A 第1の移動機構部(移動手段)
33B 第2の移動機構部(移動手段)
331 レール部
332 枠部
4 積付け装置
5 プレス装置
6 反転装置
7 切削装置
8 搬出装置
9、9a、9b、9c、9d、9e、9f、9g、9h ラミナ
91 底面
92 上面
93 側面
100 集成材製造装置
900 集成材
901 第1の集成材
902 第2の集成材
999 集成材ユニット

Claims (7)

  1. 複数のラミナが積付けられて接着されてなる集成材の前記ラミナの被接着面に接着剤を塗付する塗付装置において、
    前記ラミナを搬送する搬送部と、
    前記搬送部により搬送されるラミナの被接着面に接着剤を塗付する塗付部と、
    前記塗付部を水平方向に移動させる移動手段と、
    を備えることを特徴とする塗付装置。
  2. 請求項1に記載の塗付装置において、
    前記移動手段は、
    前記搬送部から離間するように水平方向に延在するレール部と、
    前記レール部を摺動可能に設けられ、前記塗付部に連結された枠部と、
    を備えることを特徴とする塗付装置。
  3. 請求項1又は2に記載の塗付装置において、
    前記塗付部は、
    所定の塗付手段を備え、塗付時において前記搬送部の途中に位置するように設けられた塗付本体と、
    前記塗付本体が前記搬送部から外れた際に、前記塗付本体と入れ替わって前記搬送部の途中に位置して、前記ラミナの搬送を補助する補助搬送部と、
    を備えることを特徴とする塗付装置。
  4. 複数のラミナが積付けられて接着されてなる集成材の前記ラミナの被接着面に接着剤を塗付する塗付装置において、
    前記ラミナを搬送する搬送部と、
    前記搬送部により搬送されるラミナの被接着面に接着剤を塗付する第1の塗付部と、
    前記第1の塗付部よりも下流側に設けられ、前記搬送部により搬送されるラミナの被接着面に接着剤を塗付する第2の塗付部と、
    前記第1の塗付部と前記第2の塗付部とを個別に水平方向に移動させる移動手段と、
    を備えることを特徴とする塗付装置。
  5. 請求項4に記載の塗付装置において、
    前記第1の塗付部及び前記第2の塗付部のどちらか一方の塗付部によって、ラミナの被接着面に接着剤が塗付され、
    前記一方の塗付部と異なる他方の塗付部によってラミナの被接着面に硬化促進剤が塗付されることを特徴とする塗付装置。
  6. 請求項5に記載の塗付装置において、
    前記第1の塗付部によって塗付が行われるラミナの被接着面と、前記第2の塗付部によって塗付が行われるラミナの被接着面とが、異なる面であることを特徴とする塗付装置。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の塗付装置を備え、
    前記塗付装置によって接着剤が塗付されたラミナを用いることによって集成材を製造することを特徴とする集成材製造装置。
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