JP2860893B2 - 単板自動貼機と合板への単板貼着方法 - Google Patents

単板自動貼機と合板への単板貼着方法

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JP2860893B2 JP7279593A JP27959395A JP2860893B2 JP 2860893 B2 JP2860893 B2 JP 2860893B2 JP 7279593 A JP7279593 A JP 7279593A JP 27959395 A JP27959395 A JP 27959395A JP 2860893 B2 JP2860893 B2 JP 2860893B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は単板(ベニヤ)等の薄板
を高精度に合板等の台板上に搬送貼着する単板自動貼機
と合板への単板貼着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ベニヤスライサー等で薄板状にスラ
イスした単板を合板に貼着するには、貼着位置精度や単
板そのものがカールしている等のために人手に頼らざる
をえず自動化が遅れている分野であった。そこで本件出
願人は、特開平7−52104号において、リフター部
上の単板を吸着盤で一旦姿勢制御部に置き、そこで角度
と長手方向の姿勢を制御した後、再度吸着盤で合板上に
貼着する単板仕組み機を提案した。この単板仕組み機に
より、人手で貼着する場合に比し、格段に能率と貼着精
度の向上が実現されたが、機械そのものの構造が複雑で
あるという欠点を有し、また更なる生産性の向上が望ま
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点から
成したものであり、単板等の薄板を高精度に合板等の台
板上に搬送貼着する構造が比較的単純で、生産性の高い
単板自動貼機と合板への単板貼着方法の提供をその目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1発明の単板自動貼機
は、吸着盤で吸着した単板を吸着盤の長手方向にほぼ直
交する方向に搬送してコンベア上の合板に貼着する単板
自動貼機において、(1)架台の吸着盤の走行路上で単
板の長手方向に沿って、所定の間隔で配設される複数個
の傾斜度検出センサーと、(2)架台の吸着盤の走行路
上で単板の長手方向一端部に、長手方向に所定の検出幅
を有して配設される位置検出センサーと、(3)前記傾
斜度検出センサーによって検出された情報に基づき、吸
着盤の長手方向両端部近傍を直接または間接的にそれぞ
れ独立して、吸着盤の長手方向にほぼ直交する方向に駆
動して単板の傾斜角度を制御する二つの横駆動手段と、
(4)位置検出センサーのみの情報。または該位置検出
センサーと前記傾斜度検出センサーとによって検出され
た各情報に基づき、前記コンベア上の単板の長手方向の
位置決めをコンベアごと駆動して制御する縦駆動手段と
を具備して成る。
【0005】第2発明の合板への単板貼着方法は、ほぼ
単板複数枚分の幅を有する合板に単板を複数枚並べて貼
着する単板貼着方法において、請求項1記載の単板自動
貼機を複数台直列に配設し、各単板自動貼機では所定枚
数分の単板を合板上の所定貼着位置に貼着し、順次に最
終段の単板自動貼機に向けて各列の単板自動貼機でその
吸着盤の後退時に各単板を貼着した合板を搬送し、最終
段の単板自動貼機では合板上の単板の貼着充足位置に単
板を貼着し、合板の全面に単板を貼着した状態で送出し
て成り、合板全面への単板の貼着サイクルタイムを極め
て短縮化したことを特徴とする。
【0006】
【作用】傾斜度検出センサーは、それぞれ単板の長手方
向に沿う側縁部の通過を検出し、位置検出センサーは、
単板の長手方向の一端部の基準位置からの出入を検出
し、2つの横駆動手段は独立して吸着盤の長手方向の両
端部を横移動し、縦駆動手段はコンベア自体を単板の長
手方向に縦移動するものである。
【0007】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の第1の実施例の
詳細を説明する。図1は本発明の単板自動貼機の平面
図、図2は側面図である。各図において、1は機械本体
を構成する架台、2は前段より搬入される接着剤が塗布
された合板3を所定位置に停止し、単板を貼着した後、
後段に搬出するコンベアである。前記コンベア2は、本
実施例ではエンドレスのベルト2aをプーリー2b間に
巻き渡し、搬出側のプーリー2bを架台1に載架したモ
ーター4で駆動している。本実施例では後述する理由に
より、モーター4と駆動するプーリー2b間にユニバー
サル継手5を介在させている。更にコンベア2の下面に
は、架台1に固着されたリニアレール6と係合して摺動
するガイド2cが取着され、コンベア2全体が架台1に
載架された縦駆動手段としてのサーボモーター7と、そ
れにより駆動されるボールネジ8によって、合板3の搬
入搬出方向に駆動され、コンベア2上の合板3の精密な
位置決めを行う。この動作を可能とするために前述のユ
ニバーサル継手5を介在させている。尚ユニバーサル継
手5を介在させなくとも、モーター4をコンベア2側に
載架してモーター4ごと移動するようにしてもよい。吸
着盤10は、梁13から昇降用のエアシリンダー14
a,14bによって懸架され、吸気口12に配管された
図外のブロワ等で吸引することによりその下面で単板1
1を吸着する。梁13は図4に示すように、長手方向の
両端部において、2系統の横駆動手段、すなわち、架台
1に固着されたリニアレール15a,15bと係合して
摺動するガイド16a,16bが取着されたブラケット
17a,17bと揺動自在に軸支され、該ブラケット1
7a,17bはボールネジ18a,18bとサーボモー
タ19a,19bによってそれぞれ独立して駆動され
る。尚、一方のブラケット17aは梁13に直接軸支す
るのではなく、梁13に取着したシャフト20に挿通さ
れ図4矢印A方向(即ち梁13長手方向)に円滑に摺動
するように構成されたベアリングケース21に軸支され
る。スリット10a,10bは吸着盤10の一側縁部
(単板11の搬送側側縁部)長手方向の両端部近傍に形
成され、後述する傾斜度検出センサーとしてのセンサー
30a,30bによる単板11の検出を確実に行うため
のものである。すなわち、センサー30a,30bは吸
着盤10に吸着された単板11の前記側縁部の通過を検
出するもので、例えばいわゆる反射型の光電センサー等
が採用される。両センサー30a,30bは、単板11
を吸着した吸着盤10が図3矢印B方向に走行したとき
に、スリット10a,10bがその真上を通過する位置
で、コンベア2の搬入搬出方向と平行な一直線上に装着
される。尚、これらのセンサー30a、30bは、故障
等の不具合があった場合でも対応できるように複数個装
着しても良い。位置検出センサーとしてのセンサー31
は吸着盤10に吸着された単板11の長手方向の一端部
11aの位置を検出するもので、例えば図5のように発
光素子31aから単板の長手方向に一定幅W1の光31
cを発し、受光素子31bで幅W2の光を受光して物体
の端部の位置あるいは寸法を検出するセンサーを用い
る。
【0008】次に本発明の単板自動貼機Uの動作を説明
する。以下の説明では、ほぼ単板3枚分の幅の合板に単
板を3枚並べて貼着する単板自動貼機の例を説明する。
まず上面に接着剤が塗布された合板3が前段よりモータ
ー4で駆動されるコンベア2に搬入される。搬入された
合板3の前端部は図外のストッパに当接するとほぼ同時
にコンベア2の駆動をやめ、所定位置に停止させる。そ
の後合板3の後端部をエアシリンダー等によって押圧し
て前端部を前記ストッパに当てることで、後述する合板
3の搬入搬出方向への位置決めの際の合板3の位置ずれ
を防止するするようにしても良い。もちろん長手方向に
沿う両側縁部についても同様である。一方、図1の位置
にある吸着盤10は、その下方の図外のリフタ上に積載
された単板の最上部の単板11を吸着する。吸着する際
は、エアシリンダー14a、14bで吸着盤10を下降
させて吸気口12から吸気して行う。吸着後、エアシリ
ンダー14a,14bで吸着盤10を上昇する。単板1
1は吸着盤10に対して図6(1)のように必ずある傾
斜角度θをもって傾いて吸着されているとともに、その
長手方向の位置にも毎回バラツキがある。単板11を吸
着した吸着盤10はサーボモーター19a,19b,ボ
ールネジ18a,18bによりコンベア2方向の単板1
1の貼着位置へ走行を始める。このとき両サーボモータ
ー19a,19bは同時に駆動して、吸着盤10はコン
ベア2の搬入搬出方向と平行な状態を維持しつつ走行す
る。そして図6(2)のように単板11の側縁部の通過
を検出する一方のセンサー30aに側縁部の点P1が至
る。更に吸着盤10は走行を続け、次に図6(3)のよ
うに他方のセンサー30bに側縁部の点P2が至る。各
センサー30a,30bが検出した側縁部のの点P1、
P2の通過タイミング等の情報から前記傾斜角度θが計
算される。またセンサー31は走行してきた吸着盤10
に吸着された単板11の長手方向の一端部11aの位置
を検出する。例えば図7のように単板11の一端部の一
方の隅角の点S1の位置と他方の隅角の点S2の位置を
求め、その平均を計算して幅方向の中央部の点S0の位
置を求める。このようにして求めた単板11の前記傾斜
角度θと長手方向の一端部11aの位置からコンベア2
上の合板3の搬入搬出方向への移動量を算出する。この
移動量は一般的な幾何学計算で算出すれば良い。そして
この移動量だけサーボモーター7及びボールネジ8でコ
ンベア2ごと合板3を移動して搬入搬出方向の位置決め
を行う。この位置決め制御は吸着盤10の走行中に行
う。また前記傾斜角度θからサーボモーター19aとボ
ールネジ18aによる吸着盤10の送り停止位置とサー
ボモーター19bとボールネジ18bによる送り停止位
置を算出し、それぞれその位置まで吸着盤10を走行さ
せ、停止する。例えば図6(1)の方向に単板11が傾
いている場合の例では、サーボモーター19aとボール
ネジ18aによる送りがサーボモーター19bとボール
ネジ18bによる送りよりも先に停止して、単板11を
コンベア2上の合板3と完全に平行になるよう制御す
る。この時吸着盤10は、それを懸架する梁13が前述
のように前記ブラケット17a,17bと揺動自在に軸
支されているため、コンベア2に対して傾斜することが
できる。また前述のように一方のブラケット17aは、
梁13に取着したシャフト20に挿通され梁13の長手
方向に円滑に摺動するように構成されたベアリングケー
ス21に軸支されるため、梁13が傾斜する事によって
生じるブラケット17a,17bの揺動軸間距離の変動
に無理なく対応する事ができる。以上のようにして吸着
盤10に吸着された単板11の姿勢が制御され、コンベ
ア2上の合板3に正確に単板11を貼着することができ
る。本実施例のようにほぼ単板3枚分の幅の合板3に単
板11を3枚並べて貼着するには、図8に示すように例
えば合板3のA,B,Cの位置に順に1枚ずつ単板11
を貼着していく。その際吸着盤10で吸着した単板11
を一枚毎に前述の姿勢の制御とコンベア2ごと合板3を
移動して搬入搬出方向の位置決め制御を行って貼着す
る。このように単板3枚分の幅の合板に単板を3枚並べ
て貼着した後、単板1枚分の幅に切断すれば、単板1枚
分の幅の合板に単板を1枚ずつ貼着するよりも生産性を
向上させる事ができる。また図1、図2からもわかると
おり、機械そのものの構成もきわめて単純である。
【0009】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。図9(1)は本発明の第2の実施例の平面図であ
る。第2の実施例では前述の第1の実施例の単板自動貼
機Uを3台直列に配設した。各単板自動貼機U1,U
2,U3における吸着盤10に吸着した単板11の姿勢
の制御とコンベア2ごと合板3を移動して搬入搬出方向
の位置決め制御を行って貼着するのは第1の実施例と全
く同様である。本実施例では各単板自動貼機U1,U
2,U3は単板3枚分の幅の合板3に単板11を1枚し
か貼着しない。そして単板11を1枚貼着する毎に合板
3は図9(2)のように順次に単板自動貼機U1からU
2,U2〜U3へ送られる。図9(2)において合板3
の斜線部が単板11が貼着された位置を表す。即ち単板
自動貼機U1では合板3のAで示す貼着位置に単板11
を貼着したら、合板3を次の単板自動貼機U2へ送り、
そこで合板3のBで示す貼着位置に単板11が貼着され
る。A,Bの位置に既に単板11が貼着された合板3は
次の単板自動貼機U3に送られ、そこで合板3のCで示
す貼着位置に単板11が貼着され、送出される。
【0010】図10は本実施例の単板11の他の貼着パ
ターンを示す図である。1回目のサイクルを示す図10
(1)では、全部の単板自動貼機U1,U2,U3が合
板3のAで示す貼着位置に単板11を貼着し、貼着後各
合板3は同時にそれぞれ矢印で示すように、先方の単板
自動貼機、すなわち、単板自動貼機U3における合板3
は送出され、単板自動貼機U2における合板3は単板自
動貼機U3に搬送され、単板自動貼機U1における合板
3は単板自動貼機U2に搬送されるとともに、単板自動
貼機U1には次なる合板3が搬入され、2回目のサイク
ルを開始する。2回目では図10(2)に示すように、
各単板自動貼機U1、U2、U3が合板3のBで示す貼
着位置に単板11を貼着し、貼着後各合板3は前記の要
領で各個に搬送搬入され、次いで3回目のサイクルを開
始する。3回目では図10(3)に示すように、各単板
自動貼機U1,U2,U3が合板3のCで示す貼着位置
に単板11を貼着するもので、貼着後各合板3は前記の
要領で各個に搬送搬入されるものである。したがって、
各サイクル毎に単板自動貼機U3から送出される合板3
は全て3枚の単板11が貼着されたものであり、順次に
図10(1)〜(3)のサイクルを繰り返して合板3の
全面に単板11を貼着するものである。このように本実
施例では、合板3に単板11を貼着し終えた吸着盤10
が次の単板11を取りに戻るまでの時間を利用して合板
3を次の単板自動貼機に送っている。そのため第1の実
施例よりも生産性を向上させる事ができる。特に図10
に示す貼着パターンによると、吸着盤10が単板11を
貼着して元位置に戻るまでの動作が、各単板自動貼機U
1,U2,U3でほぼ同時なので、より効率的である。
【0011】図11(1)は本発明の第3の実施例の平
面図である。第3の実施例では前述の第1の実施例の単
板自動貼機Uを2台直列に配設した。各単板自動貼機U
1,U2における吸着盤10に吸着した単板11の姿勢
の制御とコンベア2ごと合板3を移動して搬入搬出方向
の位置決め制御を行って貼着するのは第1の実施例と全
く同様である。本実施例では1つの単板自動貼機では単
板11の3枚分の幅の合板3に単板11を1枚または2
枚しか貼着しない。そして単板11を1枚または2枚貼
着する毎に合板3を図11(2)のように次の単板自動
貼機へ送る。図11(2)において合板3の斜線部が単
板11が貼着された位置を表す。即ち単板自動貼機U1
で合板3のAとBで示す貼着位置に単板11を貼着した
ら、合板3を次の単板自動貼機U2へ送り、そこで合板
3のCで示す貼着位置に単板11が貼着され、送出され
る。
【0012】図12は本実施例の単板11の他の貼着パ
ターンを示す図である。1回目のサイクルでは図12
(1)に示すように、直列に配設した各単板自動貼機U
1、U2が合板3のAとBで示す貼着位置に単板11を
貼着し、貼着後単板自動貼機U2における合板3は送出
され、単板自動貼機U1における合板3は単板自動貼機
U2搬送されるとともに、単板自動貼機U1には次なる
合板3が搬入され、2回目のサイクルを開始する。2回
目では図12(2)に示すように、各単板自動貼機U
1、U2が合板3のCで示す貼着位置に単板11を貼着
し、貼着後各合板3は前記の要領で各個に搬送搬入され
るものである。以下、図12(1)〜(2)で示すサイ
クルを順次繰り返すものであるが、1回目のサイクルに
おける単板自動貼機U2から送出される合板3を除き、
以降は各サイクル毎に単板自動貼機U2から送出される
合板3は全て3枚の単板11が貼着されたものである。
以上のように本実施例では、合板3に単板11を貼着し
終えた吸着盤10が次の単板11を取りに戻るまでの時
間を利用して合板3を次の単板自動貼機に送っている。
そのため第2の実施例ほどは生産性は高くはないが、経
済的に第1の実施例よりも生産性を向上させる事ができ
る。以上本発明の実施例を説明した。上記実施例では単
板(ベニヤ)を合板に貼着する場合を例にしているが、
単板以外の紙などを合板以外の台板に貼着することもで
きる。また上記実施例では単板の姿勢制御等にサーボモ
ーターとボールネジを用いているが、本発明はこれだけ
に限定されず、他の手段によって実施する場合も含まれ
る。また第1の実施例において、ほぼ単板3枚分の幅の
合板に単板を3枚並べて貼着する単板自動貼機の場合を
例に説明したが、ほぼ単板1枚分の幅の合板に単板1枚
を貼着する単板自動貼機も当然本発明にふくまれる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば単
純な構成で、高精度に単板を合板に貼着できる生産性の
高い単板自動貼機と該機を用いた合板への能率的な単板
貼着を提供できるという大なる効果を呈する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の単板自動貼機の一実施例の平面図。
【図2】本発明の単板自動貼機の一実施例の側面図。
【図3】吸着盤10の説明図。
【図4】梁13の部分詳細図。
【図5】センサー3の説明図。
【図6】単板11の姿勢制御の説明図
【図7】単板11の長手方向の一端部11aの位置検出
の説明図。
【図8】単板11の合板3への貼着位置の説明図。
【図9】本発明の第2の実施例の平面図。
【図10】第2の実施例の貼着パターンの説明図。
【図11】本発明の第3の実施例の平面図。
【図12】第3の実施例の貼着パターンの説明図。
【符号の説明】
1 架台 2 コンベア 2a ベルト 2b プーリー 2c ガイド 3 合板 4 モーター 5 ユニバーサル継手 6 リニアレール 7 サーボモーター 8 ボールネジ 10 吸着盤 10a スリット 10b スリット 11 単板 11a 一端部 12 吸気口 13 梁 14a エアシリンダー 14b エアシリンダー 15a リニアレール 15b リニアレール 16a ガイド 16b ガイド 17a ブラケット 17b ブラケット 18a ボールネジ 18b ボールネジ 19a サーボモーター 19b サーボモーター 20 シャフト 21 ベアリングリース 30a センサー 30b センサー 31 センサー 31a 発光素子 31b 発光素子 31c 光 W1 発光幅 W2 受光幅 U 単板自動貼機 U1 単板自動貼機 U2 単板自動貼機 U3 単板自動貼機 A 単板の貼着位置 B 単板の貼着位置 C 単板の貼着位置 S1 単板の長手方向の一端部における位置検出点 S2 単板の長手方向の一端部における位置検出点 S0 単板の幅方向の計算値による中央点 P1 単板の長手方向に沿う側縁部の位置検出点 P2 単板の長手方向に沿う側縁部の位置検出点 θ 傾斜角度

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着盤で吸着した単板を吸着盤の長手方
    向にほぼ直交する方向に搬送してコンベア上の合板に貼
    着する単板自動貼機において、 (1)架台の暖着盤の走行路上で単板の長手方向に沿っ
    て、所定の間隔で配設される複数個の傾斜度検出センサ
    ーと、 (2)架台の吸着盤の走行路上で単板の長手方向一端部
    に、長手方向に所定の検出幅を有して配設される位置検
    出センサーと、 (3)前記傾斜度検出センサーによって検出された情報
    に基づき、吸着盤の長手方向両端部近傍を直接または間
    接的にそれぞれ独立して、吸着盤の長手方向にほぼ直交
    する方向に駆動して単板の傾斜角度を制御する二つの横
    駆動手段と、 (4)位置検出センサーのみの情報または該位置検出
    センサーと前記傾斜度検出センサーとによって検出され
    た各情報に基づき、前記コンベア上の単板の長手方向の
    位置決めを各情報に基づきコンベアごと単板の長手方
    向に駆動してコンベア上の単板の長手方向の位置決め
    を制御する縦駆動手段とを具備して成る単板自動貼機。
  2. 【請求項2】 ほぼ単板複数枚分の幅を有する合板に単
    板を複数枚並べて貼着する単板貼着方法において、請求
    項1記載の単板自動貼機を複数台直列に配設し、各単板
    自動貼機では所定校数分の単板を合板上の所定貼着位置
    に貼着し、順次に最終段の単板自動貼機に向けて各列の
    単板自動貼機でその吸着盤の後退時に各単板を貼着した
    合板を搬送し、最終段の単板自動貼機では合板上の単板
    前段階の単板自動貼機で未貼着の位置全てに単板を貼
    着し、合板の全面に単板を貼着した状態で送出すること
    を特徴とする合板への単板貼着方法。
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