JP3526600B2 - 弾球遊技機遊技盤の化粧板貼付装置 - Google Patents

弾球遊技機遊技盤の化粧板貼付装置

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JP3526600B2
JP3526600B2 JP33977793A JP33977793A JP3526600B2 JP 3526600 B2 JP3526600 B2 JP 3526600B2 JP 33977793 A JP33977793 A JP 33977793A JP 33977793 A JP33977793 A JP 33977793A JP 3526600 B2 JP3526600 B2 JP 3526600B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機のような弾
球遊技機を構成する遊技盤の化粧板貼付装置に関する。
更に詳しくは、遊技盤を構成する木製の合板にメラミン
樹脂等で作られた化粧板を接着剤で確実に貼付するため
の弾球遊技機遊技盤の化粧板貼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機のような弾球遊技機を構成す
る遊技盤の基板は木製の合板が使用されている。この合
板の表面にはメラミン樹脂等からなる化粧板が接着剤に
より貼付されている。この化粧板にはデザイン化された
カラー模様が描かれている。貼付された化粧板と合板の
表面は反りのない平面で、かつ凹凸も極力少ないものが
望ましい。
【0003】このような遊技盤を製造するには、合板と
化粧板との間の接着剤を均一に塗布すること、反り、表
面に凹凸のない合板を選択することなどが重要になる。
一方、合板と化粧板との貼付の生産性を高めるため、接
着剤の接着性能向上のために合板は予め加熱されている
(例えば、特公平5−57877号公報参照)。
【0004】合板を最適な接着状態に保つためには、例
えば合板表面を80度Cに加熱する必要がある。この表
面温度を得るには加熱器を140度Cに保つ必要があ
る。しかしながら、140度Cで合板表面を一気に加熱
すると、木製のために表面に焼き焦げが生じることがあ
る。
【0005】また、貼付のため化粧板を合板の位置に移
送するとき複数枚移送することがあり、不良品を作るこ
ともあった。これは合成樹脂製の化粧板が薄いため、化
粧板と化粧板との間が真空になり両板が吸着するためで
ある。化粧板と合板は貼付された後、次のルータ加工工
程に移送されるが、合板と化粧板の貼付が短時間で行わ
れるためにまだ充分に乾燥していない。このために、遊
技盤同士が接着剤により接着して加工に支障を来たした
り、加工不良になることがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、以上のよ
うな技術背景で発明されたものであり、次の目的を達成
する。
【0007】この発明の目的は、合板と化粧板と貼付時
の合板の加熱を複数工程で行い、合板表面の焼付きを防
止する弾球遊技機遊技盤の化粧板貼付装置を提供するこ
とにある。
【0008】この発明の更に他の目的は、合板と化粧板
と貼付のために化粧板を合板に移送するときに複数枚の
化粧板を移送しないようにするための弾球遊技機遊技盤
の化粧板貼付装置を提供することにある。
【0009】この発明の更に他の目的は、合板と化粧板
と貼付後、接着剤を充分に乾燥させる時間を確保するた
めに次工程の前に貯蔵手段を配置した弾球遊技機遊技盤
の化粧板貼付装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を達
成するために、次のような手段を採る。すなわち、この
発明の第1の弾球遊技機遊技盤の化粧板貼付装置は、遊
技盤を構成する合板を移送コンベヤ上に移送するための
合板移送装置と、前記合板の表面全体を複数工程で加熱
するための前記合板移送方向に複数配置されているホッ
トプレスと、前記合板の前記表面に接着剤を塗布するた
めの接着剤塗布装置と、化粧板を前記合板の前記表面に
移送するための化粧板移送装置と、前記合板に前記化粧
板を貼付後、前記合板と前記化粧板を押圧して、前記合
板と前記化粧板を密着させるための密着用プレスとから
なる弾球遊技機遊技盤の化粧板貼付装置であって、前記
ホットプレスの前記複数工程のうち後工程の加熱温度を
高く設定し 前記ホットプレスは、移送方向に並列に複
数列配置され、かつ前記各列に前記移送方向に加熱温度
が高くなるように複数の加熱装置が配置されていること
を特徴とする。
【0011】この発明の第2の弾球遊技機遊技盤の化粧
板貼付装置は、第1の発明の弾球遊技機遊技盤の化粧板
貼付装置であって、前記化粧板移送装置のハンドを上下
振動させるための上下振動昇降手段を有することを特徴
とする。
【0012】この発明の第の弾球遊技機遊技盤の化粧
板貼付装置は、第1または、第2の発明の弾球遊技機遊
技盤の化粧板貼付装置であって、前記密着用プレスによ
る加圧後、前記化粧板が貼付された化粧板付き合板を積
層して所定時間貯蔵するためのストックコンベヤを有す
ことを特徴とする。
【0013】この発明の第の弾球遊技機遊技盤の化粧
板貼付装置は、第1ないし第3の発明の弾球遊技機遊技
盤の化粧板貼付装置であって、前記ストックコンベヤへ
の前記化粧板付き合板の積層は、前記化粧板付き合板を
1枚単位で吸着する吸着盤を備えたハンドと、前記ハン
ドから受け取り、前記化粧盤付き合板の高さ降下する受
け渡し台で行うものであることを特徴とする。
【0014】この発明の第の弾球遊技機遊技盤の化粧
板貼付装置は、第1ないし第4の発明の弾球遊技機遊技
盤の化粧板貼付装置であって、前記合板移送装置は、積
層された前記合板を収納するパレットを複数のシリンダ
ーで支持し、前記パレットを移動するための無端移動手
段を備えた入口コンベヤと、前記入口コンベヤから積層
された前記合板を受取る合板供給コンベヤと、前記合板
供給コンベヤから前記合板を1枚単位で取り出し、前記
ホットプレスに移送するための移載ユニットとからなる
ことを特徴とする。
【0015】
【作用】この発明の弾球遊技機遊技盤の化粧板貼付装置
は、移送コンベヤ上で遊技盤を構成する合板を連続的に
移送しながら、合板に化粧板を貼付し密着する。移送コ
ンベヤ上で複数枚の合板を同時並行的に順送りし、移送
方向に順に並べられたホットプレスにより複数枚の合板
の表面を複数工程で順に加熱する。加熱され表面に接着
剤を塗布された合板の表面に化粧板が移送され貼付され
る。化粧板の貼付後、合板と化粧板を押圧して合板に化
粧板を密着する。
【0016】さらに、この発明の弾球遊技機遊技盤の化
粧板貼付装置は、前記発明において、複数のホットプレ
スにより低温より高温に順次加熱し、段々と高温にす
る。
【0017】さらに、この発明の弾球遊技機遊技盤の化
粧板貼付装置は、移送コンベヤ上で遊技盤を構成する合
板を連続的に移送しながら、合板に化粧板を貼付し密着
する。移送コンベヤ上で複数枚の合板を同時並行的に順
送りし、移送方向に順に並べられたホットプレスより複
数枚の合板の表面を複数工程で順に加熱する。加熱され
表面に接着剤を塗布された合板の表面に化粧板が移送さ
れ貼付される。化粧板を移送するために吸着するとき、
上下振動するハンドは、下面側に真空層を介して吸着し
ている化粧板を剥がす。化粧板の貼付後、合板と化粧板
を押圧して合板に化粧板を密着する。加圧密着後、貼付
された合板と化粧板とを積層してゆっくりストックコン
ベヤ上で送りながら一定時間貯蔵し養生する。
【0018】
【実施例】この発明の実施例を図面を参照しながら以下
に説明する。図1は弾球遊技機遊技盤の化粧板貼付装置
の概要を示す図である。積層された合板が合板ストッカ
1に貯蔵されている。薄い矩形状の合板Gは、パレット
2上に積層されて搭載され、外部の工場で製造したもの
である。合板ストッカ1内にはスタッカークレーン(図
示せず)が配置されており、このスタッカークレーンは
外部から搬入されたパレット2を搬送し、所定の位置に
収納する。
【0019】収納された合板はスタッカークレーンによ
り入口コンベヤ3に移送される。入口コンベヤ3に載置
されたパレット2は、合板供給コンベヤ4に移送され
る。合板供給コンベヤ4から移載ユニット5(合板移送
装置)により、パレット2上の合板は1枚単位で上部か
ら取り出されて移送コンベヤ6上に移送される。移載ユ
ニット5は、2つのハンドからなるものである。
【0020】移送コンベヤ6により移送される合板は、
バフ装置7により表面がバフ加工される。次にホットプ
レス8により合板は加熱される。ホットプレス8は、3
工程で合板を加熱する。次に接着剤塗布装置9により合
板表面に接着剤が塗布される。更に、移送コンベヤ6上
を移送された合板面上に、化粧板移載ユニット10によ
り化粧板が載せられる。
【0021】この後、常温下でコールドプレス11によ
り加圧され、合板と化粧板が接着され遊技盤が製造され
る。遊技盤は、ストッカ12で積層されて所定時間養生
され充分に接着される。この後、1枚単位で取り出され
た遊技盤は次のルータ加工工程に移送される。
【0022】入口コンベヤ3 図2、図3は、入口コンベヤ3を示し、図2は平面図、
図3は図2の正面図である。地面に接地する複数脚21
上に入口コンベヤ本体22が支持されている。入口コン
ベヤ本体22にモータ取付け台23が固定され、モータ
取付け台23上に駆動用モータ24が設けられている。
駆動用モータ24の出力軸にスプロケット25が取り付
けられている。また、入口コンベヤ本体22の両翼部に
軸受けされて駆動軸26が回転自在に設けられている。
駆動軸26にスプロケット27が取り付けられている。
スプロケット27と前記スプロケット25との間にチェ
ーン28が掛けられている。
【0023】また、入口コンベヤ本体22の両翼部に軸
受けされ駆動軸26と平行に従動軸29が回転自在に設
けられている。駆動軸26の両端部及び従動軸29の両
端部にスプロケット30,31が取り付けられている。
【0024】2対のスプロケット30,31間にそれぞ
れに平行2条の無端チェーン32が掛けられている。こ
の無端チェーン32が入口コンベヤ3の駆動搬送路を形
成している。このような駆動搬送路の進行方向を図2中
に矢印aで示している。入口コンベヤ本体22に4本の
シリンダー33が立てられ、シリンダー33に案内され
昇降するピストンロッド34の各上端にパレット支持台
35が取り付けられている。このような4体のパレット
支持台35は、各上端面が同一水平面を形成しながら昇
降する。
【0025】合板供給コンベヤ4 図4、図5は合板供給コンベヤ4であり、図4は平面
図、図5は図4の正面図である。前記入口コンベヤ3の
駆動搬送路は、図4、図5中に矢印aで示す流れ方向に
合板供給コンベヤ4が形成する駆動搬送路に接続されて
いる。地面に接地する複数脚41上に合板供給コンベヤ
本体42が支持されている。合板供給コンベヤ本体42
にモータ取付け台43が固定され、モータ取付け台43
上に駆動用モータ44が設けられている。駆動用モータ
44の出力軸にスプロケット45が取り付けられてい
る。また、合板供給コンベヤ本体42の両翼部に軸受け
されて駆動軸46が回転自在に設けられている。駆動軸
46にスプロケット47が取り付けられている。スプロ
ケット47と前記スプロケット45との間にチェーン4
8が掛けられている。
【0026】また、合板供給コンベヤ本体42の両翼部
に軸受けされ駆動軸46と平行に従動軸49が回転自在
に設けられている。駆動軸46の両端部及び従動軸49
の両端部にスプロケット50,51が取り付けられてい
る。2対のスプロケット50,51間にそれぞれに平行
な2条の上面が平らな無端チェーン52が掛けられてい
る。この無端チェーン52が合板供給コンベヤ4の駆動
搬送路を形成している。このような駆動搬送路の進行方
向を図2中に矢印aで示している。このような駆動搬送
路の上面53の上方に突出するように起伏自在のストッ
パ54,55が、搬送方向に前後する2位置に設けられ
ている。
【0027】各ストッパ54,55により停止させられ
るパレット2,2の先端線を図4中にライン56,57
で示している。各ストッパ54,55により停止させら
れるパレット2,2は、それぞれに2つずつがフリフロ
ー状態で停止させられる。このようなフリーフロー状態
で停止させられている前後のパレット2,2の接触ライ
ン58の真下に位置するように、押し上げシリンダー5
9が2体合板供給コンベヤ本体42に設けられている。
【0028】鉛直方向に昇降するピストンロッド60の
上端に押し上げ台61が1体に取り付けられている。こ
のような押し上げ台61が前記接触ライン58の真下に
位置している。
【0029】移載ユニット5 図6は、合板移送装置を構成する移載ユニット5の要部
を示している。図7、図8は、図6に示す移載ユニット
5の部分のハンド部分の詳細拡大図である。地面上方に
支持されている移載ユニット本体71を構成する梁に、
ロッドレスシリンダー72が設けられている。図4に示
した合板供給コンベヤ4の駆動搬送路の搬送方向aに、
直交する方向bで水平方向にロッドレスシリンダー72
により駆動される2組の往復移動台73が設けられてい
る。往復移動台73は移載ユニット本体71に設けた案
内面に案内されて往復運動する。往復移動台73に鉛直
方向に向く駆動用シリンダー74が設けられている。駆
動用シリンダー74に長いピストンロッド75が備えら
れている。
【0030】ピストンロッド75の下端部に、次に説明
する吸着装置が設けられている。往復移動台73に2体
の案内用シリンダー76,76が設けられている。案内
用シリンダー76,76に案内用ロッド77,77が鉛
直方向に通されている。図7,8に示されるように、結
合用板78がピストンロッド75と案内用ロッド77,
77を各下端部で結合している。結合用板78によりピ
ストンロッド75と案内用ロッド77,77の各下端部
は適正な間隔に保持されている。ピストンロッド75と
案内用ロッド77,77の各最下端部はさらに吸着盤取
付け用板79により結合されている。
【0031】吸着盤取り付け用板79に2体の吊り具8
0,80が下向きに取り付けられ、吊り具80,80の
各下端に1枚の揺動板81を介して2体のゴム製の吸着
盤82が取り付けられている。2体の吸着盤82は、図
4に示す搬送方向aに平行な方向に並んでいる。揺動板
81は、吸着盤取り付け用板79に対して揺動可能であ
る。吊り具80,80は吸着盤82の下端開放面に通じ
る管路が中に通っている。この管路を介して吸着盤82
の中の空気を吸引装置(図示せず)により吸引する。
【0032】図7、図8(b)に見られるように、この
移載ユニット5による移載方向に直交する方向に並ぶ2
体の押さえ棒83が吸着盤取り付け用板79に取り付け
られている。押さえ棒83の下端の押さえ部84の下端
面が合板面を押さえる。図8(a)に、吸着盤取り付け
用板79をその高さ位置を変えて示している。吸着盤取
り付け用板79に接触式検出棒87が上下動可能に取り
付けられている。接触式検出棒87は接触式検出棒87
の鍔88と吸着盤取り付け用板79の下端面に介設され
たコイルスプリング89により下方に付勢されている
が、吸着盤取り付け用板79に対して一定限度以上には
下降しない。接触式検出棒87の上端は、吸着盤取り付
け用板79に支持されたドッグ90に接触している。ド
ッグ90が変位すると図示しない電気系統により吸着盤
取り付け用板79の下降を停止させることができる。
【0033】図7に示すように、結合用板78に吸着合
板剥がし用シリンダー91が揺動可能に取り付けられて
いる。吸着合板剥がし用シリンダー91のピストンロッ
ド92の下端部が結合用板78に固定されている支持板
93に回転自在に支持されたアーム94に対して揺動自
在に結合している。ピストンロッド92の一定距離の伸
縮によりアーム94が90度回転動する。アーム94の
先端部に押し具95が取り付けられ、ピストンロッド9
2が下降すると、押し具95が1枚の合板Gの側端面を
押すようになっている。このような移載ユニット5は、
前記吸着盤が互いに移載方向に並び向き合う2組から構
成されている。
【0034】移送コンベヤ6 図9、図10は、移送コンベヤ6を示す正面図,平面図
である。移送コンベヤ6は平行な駆動搬送路を形成する
ように2組が設けられている。2組の移送コンベヤ6は
ほぼ左右対称に設けられているので、以下、1組につい
て説明する。移送コンベヤ6の搬送面上に合板供給コン
ベヤ4上の合板が前記移載ユニット5により1枚1枚移
送される。地面に接地する複数脚101上に移送コンベ
ヤ本体102が支持されている。移送コンベヤ本体10
2にモータ取付け台103が固定され、モータ取付け台
103上に駆動用モータ104が設けられている。駆動
用モータ104の出力軸にスプロケット105が取り付
けられている。また、移送コンベヤ本体102の両翼部
に軸受けされて駆動軸106が回転自在に設けられてい
る。駆動軸106にスプロケット107が取り付けられ
ている。スプロケット107と前記スプロケット105
との間にチェーン108が掛けられている。
【0035】また、移送コンベヤ本体102の両翼部に
軸受けされ駆動軸106と平行に従動軸109が回転自
在に設けられている。駆動軸106の両端部及び従動軸
109の両端部にスプロケット110,111が取り付
けられている。2対のスプロケット110,111間に
それぞれに平行2条の無端チェーン112が掛けられて
いる。この無端チェーン112が移送コンベヤ6の駆動
搬送路を形成している。このような駆動搬送路の進行方
向を図10中に矢印aで示している。
【0036】バフ装置7 バフ装置7は、合板Gの表面を平滑にするためのバフ装
置である。移送コンベヤ本体102にバフ用駆動モータ
113が設けられている。また、移送コンベヤ本体10
2にバフ用駆動軸114が設けられ、バフ用駆動モータ
113の出力軸とバフ用駆動軸114のスプロケットと
の間にチェーン115が掛けられている。バフ用駆動軸
114はバフ装置7を構成している。バフ装置7の前方
位置(図で右方位置)で無端チェーン112が形成する
搬送面上に突出するストッパ117が設けられている。
ストッパ117は、一番下側の合板Gは通すが2枚の合
板を同時に通さないように、搬送面から合板1枚の厚さ
よりやや高い位置に設置されている。
【0037】ホットプレス8 図9、図10に、合板Gを加熱するためのホットプレス
8,8,8が示されている。ホットプレス8は、前記各
移送コンベヤ6,6の各移送路についてそれぞれに3組
が移送方向に並んで設けられている。移送コンベヤ本体
102に3組の油圧シリンダ120,120,120が
移送方向に並んで設けられている。以下、この1組につ
いて説明する。油圧シリンダ120の下方から鉛直方向
に延びるピストンロッド121の下端に加熱装置122
が取り付けられている。加熱装置122の下端面は平面
に形成されている。
【0038】加熱装置122の下端面に熱が供給される
ように、加熱装置122はヒーター123を内部に備え
ている。移送方向に並ぶホットプレスの加熱装置122
は、移送方向に温度が高くなるヒーター123を内部に
備えている。搬送方向に並ぶ3つのホットプレス8,
8,8のヒーター123,123,123のうち始めの
もの(図で右端のもの)の加熱温度が一番低く(例えば
120度)、真ん中のヒーター123の加熱温度が次に
高く、最後の3番目のヒーター123の加熱温度がもっ
とも高く(例えば130度)、本実施例では約140度
Cの温度である。このように、ホットプレス8,8,8
は、移送するにつれ低温より高温に順次加熱しながらプ
レスする手段である。
【0039】加熱装置122の本体の上端面に、小シリ
ンダ131が取り付けられている。小シリンダ131の
ピストンロッド132の先端部に回転動する回転アーム
133が回転自在に取り付けられている。回転アーム1
33の下端部に形成されている爪部(図示せず)は、水
平面内で回転し、回転アーム133の爪部は加熱位置の
合板Gの後端を前方へ突き出すことができる。小シリン
ダ131、ピストンロッド132、回転アーム133か
らなるこのような突き出し装置は、1つの加熱装置12
2について2組が設けられている。図に現れていない
が、このような突き出し装置は、もう1つの移送路のホ
ットプレス8の加熱装置122にも同様に設けられてい
る。
【0040】1つのホットプレス8に対応して、各ホッ
トプレス8の先端付近に、図9に示すように、移送コン
ベヤ6の移送路から突出するストッパ134が出没自在
に設けられている。このようなストッパ134の出没機
構はこの種の搬送系によく用いられ、往復動式、回転式
の多くの機構が知られているので、説明は省略する。
【0041】接着剤塗布装置9 図11、図12は、接着剤塗布装置9を示し、図11は
その正面図、図12は図11の側面図である。接着剤塗
布装置9は、前記各ホットプレス8により加熱され、各
移送コンベヤ6により移送される加熱ずみ合板Gに接着
剤を塗布する。接着剤塗布工程の搬送面は、移送コンベ
ヤ6の続きとして移送コンベヤ6に接続されているロー
ラコンベヤ141により形成されている。搬送方向を図
12に矢印cで示している。ローラコンベヤ141の駆
動方法は公知であるので説明は省略する。ローラコンベ
ヤ141が形成する搬送面を挟むように1対の挟圧ロー
ラが設けられている。この挟圧ローラは上方のゴムロー
ル142と下方の駆動用ロール143からなる。
【0042】ゴムロール142と駆動用ロール143の
間は合板1枚の厚さよりも狭い隙間が与えられている。
ゴムロール142と駆動用ロール143で構成される挟
圧ローラの前方に送り出し用のフリーローラ144が設
けられている。ゴムロール142に接してドクタロール
145が設けられている。ゴムロール142の小径両端
部146は、厚み調整ハンドル147の回転により上下
動する両側の軸受け(図示せず)により回転自在に支持
されている。ドクタロール145の小径両端部148
は、接着剤塗布調整用ハンドル149により変位する両
側の軸受け(図示せず)により回転自在に支持されてい
る。厚み調整ハンドル147により、ゴムロール142
と駆動用ロール143の間の隙間幅が調整される。駆動
用ロール143の回転速度は手動ハンドル150により
変更することができる。
【0043】地面上に糊タンク151が設けられ、糊タ
ンク151の中の糊は供給ポンプ152により供給用パ
イプ153の先端の吐出口154から下方へ吐出され
る。供給用パイプ153の途中に手動コック155が介
設されている。吐出口154から下方へ吐出される糊は
ゴムロール142とドクタロール145とが接する辺り
に滴下される。糊の供給量を調整する供給ポンプ152
のパワーは、制御盤156から調整できる。また、ゴム
ロール142とドクタロール145との間の隙間の調
整、駆動用ロール143の回転速度は制御盤からの入力
によっても制御可能である。
【0044】化粧板移載ユニット10 図13〜図17は、化粧板移載ユニット10を示してい
る。図13はこの平面図、図14は図13の正面図、図
15は図13の右側面図、図16はハンド部の平面図、
図17は図16の正面図である。前記接着剤塗布装置9
により接着剤を塗布された接着剤塗布済み合板Gは、上
面が塗布された状態で図13に示す矢印d、dの方向か
ら送られて来て、移送コンベヤ6の続きとして接続され
ているローラコンベヤ160上で矢印dの方向に搬送さ
れる。
【0045】ローラコンベヤ160は、化粧板移載ユニ
ット本体台161上に設けられている。化粧板移載ユニ
ット本体台161上に支柱162が立てられ、支柱16
2に案内レール163が支持されている。案内レール1
63は、前記複線駆動搬送路の上方位置で両方の駆動搬
送路を横切るように2体が設けられている。2体の案内
レール163は、搬送方向にずれた位置に設置されてい
る。
【0046】各案内レール163に設けられている案内
面に案内され移動台167がロッドレスシリンダー16
6により水平方向に駆動され移動する。この移動台16
7はシリンダー164を備えている。シリンダー164
のピストンロッド(図に現れず)の下端部に、移載ユニ
ット5の吸着用ハンドと同様な化粧板吸着用ハンド16
5が取り付けられている。図16,17に示されるよう
に、シリンダー164のピストンロッドの下端部に、吸
着盤取付け用板171が取り付けられている。
【0047】吸着盤取付け用板171の四隅に4体の吊
り具172がボルト173で締め付けられて吊り下げら
れている。吊り具172の各下端にそれぞれにゴム製の
吸着盤174が取り付けられている。化粧板吸着用ハン
ド165の吸着盤174が吸着を解除し化粧板Kを開放
する際に、化粧板Kの開放を容易にするように、シリン
ダー164は、化粧板吸着用ハンド165に振動を与え
るための振動発生機構(図示せず)を備えている。
【0048】吸着盤174は、吸着盤取付け用板171
に対して緩衝的に取り付けられている。また、吸着盤取
付け用板171に他の4体の吊り具175が吊り下げら
れ、2体ずつの吊り具175の下端に前後押さえ板17
6が取り付けられている。前後押さえ板176は、吸着
盤取付け用板171に対して緩衝的に取り付けられてい
る。押さえ板176は、ローラコンベヤ160の搬送方
向dの方向に並んでいる。
【0049】吸着盤取付け用板171にさらに他の1体
の吊り具177が吊り下げられ、吊り具177の下端に
中央押さえ板178が取り付けられている。中央押さえ
板178は、吸着盤取付け用板171に対して緩衝的に
取り付けられている。吸着盤174の中の空気を吸引装
置(図示せず)により吸引する。吸着盤174が化粧板
Kを吸引するとき、前後押さえ板176と中央押さえ板
178とで化粧板Kを押さえる。
【0050】駆動搬送路の側方に設置した化粧板搬出準
備台181上に化粧板積載箱182を載置するための2
組の載置台183が設けられている。載置台183上に
化粧板積載箱182は滑動自在に載置される。化粧板積
載箱182は、駆動搬送路に直交する方向eに滑動す
る。図13に示すように、化粧板搬出準備台181にプ
ッシャー184が設けられている。プッシャー184に
より載置台183上の化粧板積載箱182が、載置台1
83上から搬送路に近い移載台185に移送される。
【0051】移載台185上に移載された化粧板積載箱
182は、移載台185の上面で滑動自在に載置され
る。移載台185上で化粧板積載箱182は搬送路に平
行な方向fに移動する。化粧板積載箱182は、移載台
185上で1箱分ほど移動できる。このような化粧板積
載箱182の移動のために、プッシャー186が移載台
185に設けられている。
【0052】図15に示すように、各駆動搬送路の側端
に出没自在のストッパ187が設けられている。各スト
ッパ187に対向し各駆動搬送路の反対側に押圧用シリ
ンダ188が設けられている。駆動搬送路上に移載され
た化粧板Kは、ストッパ187と押圧用シリンダ188
との間に挟まれ駆動搬送路上に固定される。図13に示
すように、2連のローラコンベヤ160,160上の合
板Gを、各ローラコンベヤ160,160の搬送方向の
各特定位置に、出没自在の位置合わせストッパ189,
190により停止させる。ストッパ189とストッパ1
87と押圧用シリンダ188とで、一方の駆動搬送路上
の合板の停止位置が規定される。ストッパ190とスト
ッパ187と押圧用シリンダ188とで、他方の駆動搬
送路上の合板の停止位置が規定される。
【0053】図14に示すように、レーザー・ビーム1
91が化粧板搬出準備台181の搬送面を横切るように
照射され、レーザー・ビームを受信して化粧板積載箱1
82の有無を判別する。
【0054】コールドプレス11 図18はコールドプレス11の正面図、図19は図18
の平面図である。化粧板移載ユニット10により化粧板
Kが合板Gに位置づけられ概略1体化されたものが、図
18,19に示す方向gから移送されてくる。コールド
プレス本体台202上に搬送路が移送コンベヤ6を形成
するチェーンコンベヤ201により形成されている。地
面に接地する複数脚上にコールドプレス本体台202が
支持されている。コールドプレス本体台202にモータ
取付け台203が固定され、モータ取付け台203上に
駆動用モータ204が設けられている。
【0055】駆動用モータ204の出力軸にスプロケッ
ト205が取り付けられている。また、コールドプレス
本体台202の両翼部に軸受けされて駆動軸206が回
転自在に設けられている。駆動軸206にスプロケット
207が取り付けられている。スプロケット207と前
記スプロケット205との間にチェーン208が掛けら
れている。
【0056】また、コールドプレス本体台202の両翼
部に軸受けされ駆動軸206と平行に従動軸209が回
転自在に設けられている。駆動軸206の両端部及び従
動軸209の両端部にスプロケット210,211が取
り付けられている。2体のスプロケット210,211
間にそれぞれに平行2条の無端チェーン212が掛けら
れている。この無端チェーン212が移送コンベヤ6の
駆動搬送路を形成している。このような駆動搬送路の搬
送面上に出没自在にストッパ213が、各コールドプレ
ス11に対応して設けられている。
【0057】複数のコールドプレス11は、図18,1
9中に矢印gで示す方向に駆動される各駆動搬送路の搬
送方向に並んでいる。コールドプレス11の台数は、ホ
ットプレス8の台数よりも多い。コールドプレス本体台
202を構成する支柱215に、搬送方向に長い梁21
6が取り付けられている。梁216間に支持構造板21
7が掛け渡されている。支持構造板217に複数のシリ
ンダー218が支持され取り付けられている。
【0058】シリンダー218のピストンロッドの下端
に押圧体219が取り付けられている。押圧体219の
下端面は、平面に形成されている。押圧体219の上面
に小シリンダー220が設けられている。小シリンダー
220は、1つの押圧体219について2つが設けられ
ている。小シリンダー220が備える水平方向に進退す
るピストンロッド221の先端に回転自在に押し出し用
アーム222が連結されている。
【0059】押し出し用アーム222は、押圧体219
に回転自在に支持され、鉛直軸の回りに回転する。小シ
リンダー220のピストンロッド221が前進(搬送方
向には後退)すると、押し出し用アーム222の自由端
は後退し、押圧体の下端面に密着している化粧板付き合
板KGを前方に押し出して押圧体から剥がし取ることが
できる。
【0060】ストッカ12 図20はストッカの正面図、図21は図20の平面図で
あり、図22は受け渡し用昇降台部分の正面図である。
前記工程でプレスされ1体化された化粧板付き合板KG
は、図21に矢hで示す方向に、ローラコンベヤ231
で搬送されてきて、ストッパ232に突き当たる。地面
に立てられた支柱233に梁234が掛け渡され、梁2
34上にロッドレスシリンダー235が水平方向に設け
られている。ロッドレスシリンダー235が備える移動
体にシリンダー236が取り付けられている。
【0061】シリンダー236に鉛直方向に運動するピ
ストンロッド237の下端に吸着盤取り付け用板238
が設けられ、吸着盤取り付け用板238に下方に向く吸
着盤239が取り付けられている。吸着盤取り付け用板
238の昇降は、ロッドレスシリンダー235が備える
前記移動体に取り付けられた案内用筒に案内される案内
用ロッドにより案内される。
【0062】ローラコンベヤ231に直交する方向にス
トックコンベヤ239aが設けられている。ストックコ
ンベヤ239aの始端部に近接して受け渡し用昇降台2
40が設けられている。受け渡し用昇降台240は、図
22に示すように、鉛直方向に延びる支柱241の案内
体242にリニア軸受け243を介して昇降自在に軸受
けされている。受け渡し用昇降台240は、図示しない
昇降駆動装置により昇降駆動される。
【0063】受け渡し用昇降台240の上限位置は、支
柱241に取り付けたストッパ244により定められ
る。ストッパ244に当たる前に受け渡し用昇降台24
0を停止させるために近接スイッチを用いたセンサー2
45が支柱241に取り付けられている。上限位置受け
渡し用昇降台240に設けられた緩衝用シリンダー24
6のピストンロッド247に支持されて受け渡し台24
8が設けられている。
【0064】受け渡し用昇降台240の上端面は、図2
2に示すように、ストックコンベヤ239aの搬送面よ
りわずかに下方の位置まで降下し、受け渡し用昇降台2
40に段積みされている化粧合板は、ストックコンベヤ
239aの搬送面上に載置される。ストックコンベヤ2
39aの搬送速度は比較的に遅い。
【0065】ストックコンベヤ239aの搬送先に積層
用段積み装置13が設けられている。積層用段積み装置
13の支柱250の上端部に梁251が設けられ、梁2
51に水平方向にロッドレスシリンダ252が設けられ
ている。ロッドレスシリンダ252の移動体にシリンダ
ー253が設けられている。シリンダー253のピスト
ンロッド254の下端部に、ハンドが設けられている。
ハンドは、吸着盤取り付け板255を備えている。吸着
盤取り付け板255にゴム製の吸着盤256と2体の緩
衝機能付き押さえ棒257が取り付けられている。
【0066】ストックコンベヤ239aの終端部に近接
して受け取り用昇降台261が設けられている。ストッ
クコンベヤ239aにより段積みされた化粧板付き合板
KGの集合体が、最下降位置にある受け取り用昇降台2
61の上方に搬送されてくる。支柱250に鉛直方向に
スクリュー262が設けられている。スクリュー262
は駆動用モータ(図示せず)により回転駆動される。ス
クリュー262により案内駆動を受けて昇降する重量体
の昇降体263が設けられている。昇降体263は、上
方の滑車264により転向する吊り下げワイヤ265を
介して受け取り用昇降台261に接続されれいる。昇降
体263と受け取り用昇降台261とは吊り合い関係に
ある。
【0067】スクリュー262、スクリュー262を駆
動するための駆動用モータ、スクリュー262により案
内駆動を受けて昇降する重量体の昇降体263、上方の
滑車264、吊り下げワイヤ265、受け取り用昇降台
261が、もう1組設けられている。このような2組が
並設され、2台の受け取り用昇降台261間をハンドが
往復する。最下降位置にある他の受け取り用昇降台26
1の上方部に始端部を持つ他のストックコンベヤ239
が設けられている。化粧板付き合板KGは、このような
ストックコンベヤ239から次の工程へ搬出される。
【0068】作 動 次に、前記実施例の動作を説明する。合板ストッカ1内
で、合板Gはパレット2上に段積みされてストックされ
ている。このようなパレット2が、無端チェーン32が
形成する駆動搬送路の上方にフォーク状の爪で移送され
てくる。図2、図3に示す4本のシリンダー33により
上昇させられているピストンロッド34の各上端のパレ
ット支持台35でパレット2を受け取る。前記爪をパレ
ット2から抜き取り、入口コンベヤ3の無端チェーン3
2が形成する駆動搬送面より下方にパレット支持台35
を降下させる。パレット支持台35のこのような降下に
より、複数枚の合板Gがパレット2を介して無端チェー
ン32が構成する入口コンベヤ3に移載される。
【0069】このように移載されたパレット2は、無端
チェーン32により駆動搬送路上で送り出される。無端
チェーン32が形成する駆動搬送路は、図4、図5に示
す単線の合板供給コンベヤ4の駆動搬送路に接続してい
る。合板供給コンベヤ4により搬送されるパレット2
は、合板供給コンベヤ4の駆動搬送面より上方に1部が
突出している前方のストッパ54により停止させられ
る。駆動搬送路の上面53上を搬送されてくる2番目の
パレット2が1番目のパレット2に追突する。この追突
状態で、後方のストッパ55が立ち上がり、同様に前後
2つのパレット2がストッパ55により停止させられフ
リーフロー状態で待機する。
【0070】このようなフリーフロー状態で停止させら
れている前後のパレット2,2の接触部が、ピストンロ
ッド60の上端の押し上げ台61により僅かに押し上げ
られる。このような押し上げ動作により、前後のパレッ
ト2上に積層されている2群の合板集合体は接触してい
るが明確に分離された状態になる。
【0071】2群の合板集合体は、図6に示す移載ユニ
ット5により図10に示す複線の移送コンベヤ6に移載
される。ストッパ54により位置決めされている2群の
合板集合体の真上から移載ユニット5の吸着装置の吸着
盤82が、案内用ロッド77,77により案内されて鉛
直下方に降下してくる。吸着盤82と一緒に降下する2
体の押さえ棒83が吸着盤82よりも先に合板Gに接触
し、合板Gは2体の押さえ棒83により弾性的に下向き
に押さえつけられる。接触式検出棒87が働き、このよ
うな押さえつけ動作は過度にはならない。
【0072】次に吸着盤82が合板Gの上面に僅かに揺
動しながら吸着する。結合用板78と一緒に吸着盤8
2、押さえ棒83が上昇し始める際に、吸着合板剥がし
用シリンダー91が動作し、回転変位するアーム94の
先端部の押し具95が上から2枚目の合板の後端を押
す。図6に示すように、前後に接触して並ぶフリーフロ
ー状態の合板G,Gが両側から2体の押し具95で挟み
つけられ、競り上がる。吸着盤82により引き上げられ
ようとする1枚目の合板Gにくっついて上昇しようとす
る2枚目の合板は、競りあがる1枚目の合板から後端を
たたかれながら剥がされる。
【0073】このように剥がされた合板は、押さえ棒8
3に下向きに押さえられながら吸着盤82により上向き
に吸着されて移送される。このような吸着搬送は、2体
の駆動用シリンダー74により同時的に進行する。次
に、2体のロッドレスシリンダー72が動作し、それぞ
れに定められた距離だけ横送りされる。横送りされた各
定位置で駆動用シリンダー74が動作し、2枚の合板
G,Gは降下させられ、図10に示す複線の移送コンベ
ヤ6の搬送面までそれぞれに吊りおろされる。吸着盤8
2の吸引を停止すると、合板Gは押さえ棒83により弾
性的に下向きに押さえつけられて移送コンベヤ6の駆動
搬送面上に移載される。このような移送が次々に繰り返
され、各移送コンベヤ6上に合板が積み重ねられる。
【0074】このように積み重ねられた合板集合体の最
下端の1枚の合板が、ストッパ117と移送コンベヤ6
の駆動搬送面との間の隙間を通り抜けて前方へ移送され
る。合板Gは、バフ116により1面が研磨された後に
ホットプレス8側にそれぞれ移送され各ストッパ117
に順次位置決めされている。この状態で、移送コンベヤ
6上の先頭から2枚目の合板Gは、先頭の位置決め用ス
トッパ134により停止させられる。先頭の合板Gの停
止を検出して、2番目の出没自在のストッパ134が駆
動搬送面上に突出する。3枚目の合板が2番目のストッ
パ134により位置決めされ停止する。同様に、バフ1
16からの合板が最初のストッパ117に位置決めされ
停止する。この動作を繰り返すことにより合板Gが順次
移送される。コールドプレス11でプレスされ化粧板K
が1体化された化粧板付き合板KGは、図21に矢hで
示す方向に、移送コンベヤ6を形成するローラコンベヤ
231で搬送されてきて、ストッパ232に突き当た
り、位置決めされる。2台のロッドレスシリンダー23
5が、同時的に動作する。ロッドレスシリンダー235
の動作により、ピストンロッド237が後退(図20で
右方に移動)する。後退位置で降下するピストンロッド
237の下端の吸着盤239により化粧板付き合板KG
が吸着される。
【0075】このような停止状態の合計6枚の合板に対
して、6台のホットプレス8の加熱装置122が降下す
る。各合板は、各ピストンロッド121により弾力的に
移送コンベヤ6の駆動搬送面に押さえつけられる。駆動
搬送面と加熱装置122とで挟まれ加熱装置122のヒ
ーター123から熱を受けて、各合板は平面度が高い合
板に成形される。このような成形が終わると、ストッパ
134が降下し、加熱装置122が僅かに上昇し、加熱
装置122の小シリンダ131のピストンロッド132
の動作により回転アーム133が回転し、回転アーム1
33により、各合板は加熱装置122から剥がされ、移
送コンベヤ6により次の工程部に移送される。
【0076】このように成形され矯正された合板Gは、
図11、図12に示すローラコンベヤ141により接着
剤塗布装置9に送られ、ゴムロール142と下方の駆動
用ロール143からなる1対の挟圧ローラに導入され
る。合板Gが挟圧されると、駆動用ロール143により
合板は前進し、ゴムロール142が回転する。糊が吐出
口154から下方へ吐出され、ドクタロール145とゴ
ムロール142との間に滴下される。合板の1面に糊が
均等に塗布される。合板が通過した後にもゴムロール1
42と駆動用ロール143との間には隙間が設けられて
いるので、合板の他の1面に糊が付着することはない。
【0077】ドクタロール145とゴムロール142と
の間の隙間は、厚み調整ハンドル147を回転させゴム
ロール142をドクタロール145に対して上下動させ
ることにより、合板の厚みに合わせて調整することがで
きる。糊の付着量の調整は、供給ポンプ152の出力パ
ワーにより行うことができるが、供給ポンプ152の出
力パワーを一定にしておき、手動ハンドル150により
駆動用ロール143の回転速度を調整して行う。
【0078】接着剤塗布済み合板Gは、上面が塗布され
た状態で図13に示す矢印dの方向から送られて来て、
移送コンベヤ6のローラコンベヤ160上で矢印dの方
向に搬送される。ローラコンベヤ160上で、接着剤塗
布済み合板Gは、各ストッパ189,190により前進
を阻止され停止する。また、ローラコンベヤ160の搬
送方向に直交する方向には、接着剤塗布済み合板Gを図
15に示す各ストッパ187に押圧用シリンダ188に
より押しつけて、接着剤塗布済み合板Gの位置決めをす
る。
【0079】2組の載置台183上の化粧板積載箱18
2は移載台185へ移動する(方向e)。通常時は、2
つの移載台185に2つの化粧板積載箱182が載置さ
れている。一方の化粧板積載箱182の中の化粧板がな
くなったことが、レーザー・ビーム191の検出により
判断される。化粧板がなくなった化粧板積載箱182は
載置台183へ戻される。移載台185上の他の化粧板
積載箱182が空いている方の移載台185に送られ
(方向f)、新しい化粧板積載箱182が空いている移
載台185に移動させられる(方向e)。空になった化
粧板積載箱182と満載の化粧板積載箱182とが交換
され載置台183上で待機する。2つの移載台185に
2つの化粧板積載箱182が載置されている状態で次に
説明する化粧板移載工程が進められる。
【0080】案内レール163に案内され移動するシリ
ンダー164が案内レール163に案内され、移載台1
85上の化粧板積載箱182の真上までくる。シリンダ
ー164のピストンロッドの下端部の化粧板吸着用ハン
ド165が降下する。化粧板吸着用ハンド165の吸着
盤174は、化粧板Kを吸着した状態で、上昇、水平移
動、降下の一連の運動を行い、ローラコンベヤ160上
で位置決めされている接着剤塗布済み合板Gの面上に化
粧板Kを移載する。このような化粧板Kの移載は、2つ
の化粧板積載箱182,182から2つの位置の接着剤
塗布済み合板G,Gとの間で同時的に進行する。化粧板
Kを移送するためにら吸着するハンドは、上下振動する
ので、下面側に真空層を介して吸着している化粧板をは
がす。
【0081】化粧板付着済み合板Gは、移送コンベヤ6
のチェーンコンベヤ201により移送を継続されてい
る。ホットプレス8より台数が多いコールドプレス11
の1台に対応して、チェーンコンベヤ201が形成する
搬送面上に突出している各ストッパ213により位置決
めされて、化粧板付き合板KGが搬送面上で停止させら
れている。シリンダー218のピストンロッドが降下す
る。
【0082】位置決めされている各化粧板付着済み合板
Gは、各ピストンロッドの押圧体219の下端平面と搬
送面との間に挟まれ押圧される。一定時間の押圧の後僅
かに上昇する押圧体219の小シリンダー220のピス
トンロッド221が前進し、押し出し用アーム222が
回転する。回転する押し出し用アーム222は、押圧体
219の下端面に密着している化粧板付き合板KGを前
方に押し出して押圧体から剥がし取る。
【0083】コールドプレス11でプレスされ化粧板K
が1体化された化粧板付き合板KGは、図21に矢hで
示す方向に、移送コンベヤ6を形成するローラコンベヤ
231で搬送されてきて、ストッパ232に突き当た
り、位置決めされる。2台のロッドレスシリンダー23
5が、同時的に動作する。ロッドレスシリンダー235
の動作により、ピストンロッド237が後退(図20で
右方に移動)する。後退位置で降下するピストンロッド
237の下端の吸着盤239により化粧板付き合板KG
が吸着される。
【0084】吸着盤239により吸着された化粧板付き
合板Gは、上昇、前進、下降の運動の組み合わせによ
り、上昇位置(たとえば、センサー245により規定さ
れる最高上昇位置)で待ち受ける受け渡し用昇降台24
0の受け渡し台248の上面に移載される。このような
受け渡し用昇降台240の受け渡し台248が前後に並
設されている場合について説明する。すなわち、2枚の
化粧板付き合板G,Gが、同時に2体の受け渡し台24
8に緩衝的に渡される。
【0085】各受け渡し台248が各1枚の化粧板付き
合板KGを受け取ると、受け渡し用昇降台240は、化
粧板付き合板1枚分の高さ幅だけ降下して、2枚目の化
粧板付き合板KGを待ち受ける。受け渡し台248にそ
れぞれに1枚の化粧板付き合板KG,KGを渡した吸着
盤239は、上昇、後退、下降、吸着、上昇、前進、下
降の動作を行い、2枚目の化粧板付き合板KGを同時的
に、受け渡し台248上の1枚目の化粧板付き合板KG
の上面に移載する。受け渡し用昇降台240は、化粧板
付き合板1枚分の高さ幅だけ降下する。このような動作
の繰り返しにより、受け渡し台248上に一定枚数の化
粧板付き合板KGが積層される。
【0086】一定枚数の化粧板付き合板が積層された受
け渡し台248は、搬送面下に降下しており、積層され
た化粧板付き合板の集合体は、ストックコンベヤ239
の搬送面上に移載される。ストックコンベヤ239によ
りゆっくり搬送される複数群の段積み化粧板付き合板
は、ストックコンベヤ239上でゆっくり養生乾燥され
(例えば2時間)、化粧板Kと合板Gとの接着が行わ
れ、1枚1枚の化粧板付き合板は平面板すなわち遊技盤
に仕上がる。
【0087】ストックコンベヤ239の終端部にある受
け取り用昇降台261は、下限位置に待機している。こ
のように待機している受け取り用昇降台261の上方
へ、ストックコンベヤ239により段積みされた化粧板
付き合板KGが搬送されてくる。隣の他の受け取り用昇
降台261は、最上昇位置にある。
【0088】吸着盤256が、前記のように搬送されて
きた化粧板付き合板KGの集合体の最上段の1枚の化粧
板付き合板KGを吸着し、上昇、水平前進移動、下降、
吸着解除、上昇、水平後退移動、下降を繰り返して、一
方の受け取り用昇降台261から他方の受け取り用昇降
台261へ段積み替えを行う。受け取り側の受け取り用
昇降台261は、1枚の化粧板付き合板を受け取る度に
1枚分の高さ幅だけ降下して、次の1枚の化粧板付き合
板KGを待機する。ストックコンベヤ239、積層用段
積み装置13によりストッカ12を構成する。遊技盤は
1枚ずつこのようなストッカ12から適宜次のルータ工
程に搬出される。
【0089】[その他の実施例] 実施例のコンベヤとして、ローラーコンベヤ、チェーン
コンベヤが示されているが、それぞれに、入れ替えて他
のベルトコンベア等を用いることができる。前記化粧板
を移送するための化粧板移載ユニット10のシリンダー
164を上下振動させて密着されている化粧板を2板移
送するのを防止している。しかしながら、この上下振動
は他の電磁力、カムなどを用いた上下振動駆動手段を用
いても良い。吸着用プレスとしてコールドプレスの名称
が用いられているが、いわゆる常温のプレスであり、空
調がない工場、無人工場では、季節によっては、加温す
ることがある。段々に温度を高めてプレスした後で段々
に温度を低めてプレスするようにすることがある。
【0090】
【発明の効果】この発明の弾球遊技機遊技盤の化粧板貼
付装置によると、合板と化粧板とを貼付する際の合板の
加熱を複数工程で行うので、板表面の焼付きを防止で
き、また、そりの発生を防止できる。また、この発明の
弾球遊技機遊技盤の化粧板貼付装置によると、合板と化
粧板とを貼付するために化粧板を合板に移送するときに
複数枚の化粧板を移送しないようにすることができる。
【0091】さらにまた、この発明の弾球遊技機遊技盤
の化粧板貼付装置によると、次工程の前に貯蔵手段を配
置したので、合板と化粧板とを貼付した後の接着剤を充
分に乾燥させる時間を次工程に送る前に確保することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の弾球遊技機遊技盤の化粧板貼
付装置の実施例による工程を概念的に図形化した工程系
統図である。
【図2】図2は、入口コンベヤ3の実施例を示す平面図
である。
【図3】図3は、図2の正面図である。
【図4】図4は、合板供給コンベヤ4の実施例を示す平
面図である。
【図5】図5は、図4の正面図である。
【図6】図6は、移載ユニット5の要部を示す正面図で
ある。
【図7】図7は、移載ユニット5の吸着装置を示す正面
図である。
【図8】図8(a),(b)は、図7の吸着装置の要部
を示す正面図である。
【図9】図9は、ホットプレス8の実施例を示す正面図
である。
【図10】図10は、図9の平面図である。
【図11】図11は、接着剤塗布装置9の正面図であ
る。
【図12】図12は、図11の側面図である。
【図13】図13は、化粧板移載ユニット10の実施例
を示す平面図である。
【図14】図14は、図13の正面図である。
【図15】図15は、図13の側面図である。
【図16】図16は、化粧板吸着ハンドの平面図であ
る。
【図17】図17は、図16の正面図である。
【図18】図18は、コールドプレス11の実施例を示
す正面図である。
【図19】図19は、図18の平面図である。
【図20】図20は、ストッカ12の実施例を示す正面
図である。
【図21】図21は、図20の平面図である。
【図22】図22は、ストッカ12に付属する昇降部の
正面図である。
【図23】図23は、図22の側面図である。
【符号の説明】
3…入口コンベヤ 4…合板供給コンベヤ 5…移載ユニット(合板移送装置) 6…移送コンベヤ 8…ホットプレス 9…接着剤塗布装置 10…化粧板移載ユニット(化粧板移送装置) 235…ストックコンベヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 B27D 1/00 B27D 3/00 - 3/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤を構成する合板を移送コンベヤ上に
    移送するための合板移送装置と、 前記合板の表面全体を複数工程で加熱するための前記合
    板移送方向に複数配置されているホットプレスと、 前記合板の前記表面に接着剤を塗布するための接着剤塗
    布装置と、 化粧板を前記合板の前記表面に移送するための化粧板移
    送装置と、 前記合板に前記化粧板を貼付後、前記合板と前記化粧板
    を押圧して、前記合板と前記化粧板を密着させるための
    密着用プレスとからなる弾球遊技機遊技盤の化粧板貼付
    装置であって、 前記ホットプレスの前記複数工程のうち後工程の加熱温
    度を高く設定し 前記ホットプレスは、移送方向に並列に複数列配置さ
    れ、 かつ前記各列に前記移送方向に加熱温度が高くなるよう
    に複数の加熱装置が配置されていることを特徴とする弾
    球遊技機遊技盤の化粧板貼付装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の弾球遊技機遊技盤の化粧
    板貼付装置であって、 前記化粧板移送装置のハンドを上下振動させるための上
    下振動昇降手段を有することを特徴とする弾球遊技機遊
    技盤の化粧板貼付装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の弾球遊技機遊技盤
    の化粧板貼付装置であって、 前記密着用プレスによる加圧後、前記化粧板が貼付され
    た化粧板付き合板を積層して所定時間貯蔵するためのス
    トックコンベヤを有することを特徴とする弾球遊技機遊
    技盤の化粧板貼付装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3項から選択される1項に
    記載の弾球遊技機遊技盤の化粧板貼付装置であって、 前記ストックコンベヤへの前記化粧板付き合板の積層
    は、前記化粧板付き合板を1枚単位で吸着する吸着盤を
    備えたハンドと、前記ハンドから受け取り、前記化粧盤
    付き合板の高さ降下する受け渡し台で行うものであるこ
    とを特徴とする弾球遊技機遊技盤の化粧板貼付装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4項から選択される1項に
    記載の弾球遊技機遊技盤の化粧板貼付装置であって、 前記合板移送装置は、 積層された前記合板を収納するパレットを複数のシリン
    ダーで支持し、 前記パレットを移動するための無端移動手段を備えた入
    口コンベヤと、 前記入口コンベヤから積層された前記合板を受取る合板
    供給コンベヤと、 前記合板供給コンベヤから前記合板を1枚単位で取り出
    し、前記ホットプレスに移送するための移載ユニットと
    からなることを特徴とする弾球遊技機遊技盤の化粧板貼
    付装置。
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