JP5882857B2 - 固体酸化物形燃料電池セルおよびセルスタック装置ならびに燃料電池モジュール - Google Patents

固体酸化物形燃料電池セルおよびセルスタック装置ならびに燃料電池モジュール Download PDF

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Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池セルおよびセルスタック装置ならびに燃料電池モジュールに関するものである。
近年、次世代エネルギーとして、固体酸化物形燃料電池セルを収納容器内に収容した燃料電池モジュールが種々提案されている。
このような固体酸化物形燃料電池セルとして、互いに平行な一対の平坦面を有し、内部に燃料ガスを流通させるための燃料ガス流路を有するとともに、Niを含有してなる導電性支持体の一方側の平坦面上に、燃料極層、固体電解質層および酸素極層を順に積層し、他方側の平坦面上にインターコネクタを積層してなる固体酸化物形燃料電池セル(以下、単に燃料電池セルということがある)が提案されている。
そして、固体電解質層と酸素極層との間には、固体電解質層と酸素極層との間で反応しないように中間層を形成した燃料電池セルが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
このような燃料電池セルは、中間層は、固体電解質層側に形成された緻密質な第1中間層と、酸素極層側に形成された多孔質な第2中間層とから構成されている。
酸素極層はLaSrCoFeO、第1中間層、第2中間層は(CeO1−x(REO1.5(式中、REはSm等)から構成されており、緻密質な第1中間層と固体電解質層との間に、層状の電気絶縁性のSrジルコネートが生成することにより、中間層と固体電解質層との接合強度を向上できる。
特開2008−78126号公報 特開2010−3478号公報
しかしながら、上記した特許文献1、2に記載された燃料電池セルでは、緻密質な第1中間層と固体電解質層との間に、電気絶縁性のSrジルコネートが層状に生成し、この層状のSrジルコネートの厚みが厚い場合には、固体電解質層と酸素極層との間の電気抵抗が高くなり、発電性能が低下するという問題があった。
本発明は、固体電解質層と酸素極層との間の電気抵抗が低い固体酸化物形燃料電池セルおよびセルスタック装置ならびに燃料電池モジュールを提供することを目的とする。
本発明の固体酸化物形燃料電池セルは、ジルコニアからなる固体電解質層と、該固体電解質層の一方側に設けられた燃料極層と、他方側に設けられたLaおよびSrを含有するペロブスカイト型複合酸化物からなる酸素極層と、前記固体電解質層と前記酸素極層との間に設けられたセリアからなる中間層と、該中間層に形成された、前記固体電解質層側から前記酸素極層側に延びる複数の柱状Srジルコネートとを具備しており、前記柱状Sr
ジルコネートの幅は、前記中間層を構成する結晶粒子の幅より狭いことを特徴とする。
本発明のセルスタック装置は、上記の固体酸化物形燃料電池セルを複数具備してなるとともに、複数の前記固体酸化物形燃料電池セルを電気的に接続してなることを特徴とする。
本発明の燃料電池モジュールは、上記した固体酸化物形燃料電池セルを収納容器内に複数収納してなることを特徴とする。
本発明の固体酸化物形燃料電池セルは、中間層に、固体電解質層側から酸素極層側に延びる柱状Srジルコネートが形成されており、中間層と固体電解質層との間には電気絶縁抵抗が高い層状のSrジルコネートが生成せず、もしくは生成したとしてもごく薄い層であり、これにより、固体電解質層と酸素極層との間の電気抵抗を小さくすることができ、発電性能を向上でき、燃料電池モジュールとして発電性能を向上できる。
固体酸化物形燃料電池セルを示すもので、(a)は横断面図、(b)中間層およびその近傍の模式図である。 固体酸化物形燃料電池セルの中間層およびその近傍の走査型電子顕微鏡(SEM)写真である。 燃料電池セルスタック装置の一例を示し、(a)は燃料電池セルスタック装置を概略的に示す側面図、(b)は(a)の燃料電池セルスタック装置の破線で囲った部分の一部を拡大して示す断面図である。 燃料電池モジュールの一例を示す外観斜視図である。 燃料電池装置の一部を省略して示す斜視図である。
図1は、本形態の固体酸化物形燃料電池セルの一例を示すものであり、(a)はその横断面図、(b)は中間層およびその近傍における断面の模式図であり、図2は、そのSEM写真である。なお、図1には、燃料電池セル10の各構成を一部拡大して示している。
この燃料電池セル10は、中空平板型の燃料電池セル10で、断面が扁平状で、全体的に見て楕円柱状をしたNiを含有してなる多孔質の導電性支持体1を備えている。導電性支持体1の内部には、適当な間隔で複数の燃料ガス流路2が長手方向(紙面に対して垂直方向)に形成されており、燃料電池セル10は、この導電性支持体1上に各種の部材が設けられた構造を有している。
導電性支持体1は、図1に示されている形状から理解されるように、互いに平行な一対の平坦面nと、一対の平坦面nをそれぞれ接続する弧状面(側面)mとで構成されている。平坦面nの両面は互いにほぼ平行に形成されており、一方の平坦面n(下面)と両側の弧状面mを覆うように多孔質な燃料極層3が設けられており、さらに、この燃料極層3を覆うように、緻密質な固体電解質層4が積層されている。また、固体電解質層4の上には、中間層5を介して、燃料極層3と対面するように、多孔質な酸素極層6が積層されている。また、燃料極層3および固体電解質層4が積層されていない他方の平坦面n(上面)には、密着層7を介してインターコネクタ8が形成されている。
すなわち、燃料極層3および固体電解質層4は、両端の弧状面mを経由して他方の平坦面n(上面)まで形成されており、ジルコニア系焼結体からなる固体電解質層4の両端部に、LaCrO系焼結体からなるインターコネクタ8の両端部が接合され、固体電解質
層4とインターコネクタと8で導電性支持体1を取り囲み、内部を流通する燃料ガスが外部に漏出しないように構成されている。
燃料電池セル10は、燃料極層3と酸素極層6とが固体電解質層4を介して対面している部分が電極として機能して発電する。即ち、酸素極層6の外側に空気等の酸素含有ガスを流し、且つ導電性支持体1内の燃料ガス流路2に燃料ガス(水素含有ガス)を流し、所定の作動温度まで加熱することにより発電する。そして、かかる発電によって生成した電流は、導電性支持体1に取り付けられているインターコネクタ8を介して集電される。
以下に、本形態の燃料電池セル10を構成する各部材について説明する。
導電性支持体1は、燃料ガスを燃料極層3まで透過させるためにガス透過性であること、インターコネクタ8を介して集電を行うために導電性であることが要求されることから、例えば、Niおよび/またはNiOと、金属酸化物とにより形成され、特には、金属酸化物として特定の希土類酸化物が好ましい。
特定の希土類酸化物とは、導電性支持体1の熱膨張係数を固体電解質層4の熱膨張係数に近づけるために使用されるものであり、Y、Lu、Yb、Tm、Er、Ho、Dy、Gd、Sm、Prからなる群より選択される少なくとも1種の元素を含む希土類酸化物が、Niおよび/またはNiOとの組み合わせで使用することができる。このような希土類酸化物の具体例としては、Y、Lu、Yb、Tm、Er、Ho、Dy、Gd、Sm、Prを例示することができ、Niおよび/またはNiOとの固溶、反応が殆どなく、また、熱膨張係数が固体電解質層4と同程度であり、かつ安価であるという点から、Y、Ybが好ましい。
また、本形態においては、導電性支持体1の良好な導電率を維持し、かつ熱膨張係数を固体電解質層4と近似させるという点で、Niおよび/またはNiO:希土類酸化物=35:65〜65:35の体積比で存在することが好ましい。なお、導電性支持体1中には、要求される特性が損なわれない限りの範囲で、他の金属成分や酸化物成分を含有していてもよい。
また、導電性支持体1は、燃料ガス透過性を有していることが必要であるため、通常、開気孔率が30%以上、特に35〜50%の範囲にあることが好ましい。また、導電性支持体1の導電率は、300S/cm以上、特に440S/cm以上であることが好ましい。
なお、導電性支持体1の平坦面nの長さ(導電性支持体1の幅方向の長さ)は、通常、15〜35mm、弧状面mの長さ(弧の長さ)は、2〜8mmであり、導電性支持体1の厚み(平坦面n間の厚み)は1.5〜5mmであることが好ましい。導電性支持体1の長さは、100〜150mmとされている。
燃料極層3は、電極反応を生じさせるものであり、それ自体公知の多孔質の導電性セラミックスにより形成することが好ましい。例えば、希土類元素が固溶したZrOまたは希土類元素が固溶したCeOと、Niおよび/またはNiOとから形成することができる。なお、希土類元素としては、導電性支持体1において例示した希土類元素を用いることができ、例えばYが固溶したZrO(YSZ)とNiおよび/またはNiOとから形成することができる。
燃料極層3中の希土類元素が固溶したZrOまたは希土類元素が固溶しているCeO2の含有量は、35〜65体積%の範囲にあるのが好ましく、またNiあるいはNiOの
含有量は、65〜35体積%であるのが好ましい。さらに、この燃料極層3の開気孔率は、15%以上、特に20〜40%の範囲にあるのが好ましく、その厚みは、1〜30μmであるのが好ましい。
また、図1(a)の例では、燃料極層3が、密着層7の両サイドにまで延びているが、酸素極層6に対面する位置に形成されていればよいため、例えば酸素極層6が設けられている側の平坦面nにのみ燃料極層3が形成されていてもよい。すなわち、燃料極層3は平坦面nにのみ設けられ、固体電解質層4が燃料極層3上、導電性支持体1の両弧状面m上および燃料極層3が形成されていない他方の平坦面n上に形成された構造をしたものであってもよい。
固体電解質層4は、3〜15モル%のY、Sc、Yb等の希土類元素を含有した部分安定化あるいは安定化ZrOからなる緻密質なセラミックスを用いるのが好ましい。また、希土類元素としては、安価であるという点からYが好ましい。さらに、固体電解質層4は、ガス透過を防止するという点から、相対密度(アルキメデス法による)が93%以上、特に95%以上の緻密質であることが望ましく、かつその厚みが5〜50μmであることが好ましい。
なお、固体電解質層4と後述する酸素極層6との間に、固体電解質層4と酸素極層6との接合を強固とするとともに、固体電解質層4の成分と酸素極層6の成分とが反応して電気抵抗の高い反応層が形成されることを抑制する目的で中間層5を備えている。
ここで、中間層5としては、CeとCe以外の他の希土類元素とを含有する組成にて形成することができ、例えば、(CeO1−x(REO1.5(式中、REはSm、Y、Yb、Gdの少なくとも1種であり、xは0<x≦0.3を満足する数)で表される組成を有していることが好ましい。さらには、電気抵抗を低減するという点から、REとしてSmやGdを用いることが好ましく、例えば15〜25モル%のSmO1.5またはGdO1.5が固溶したCeOからなることが好ましい。
酸素極層6としては、LaおよびSrを含有する、いわゆるABO型のペロブスカイト型酸化物からなる導電性セラミックスにより形成することが好ましい。かかるペロブスカイト型複合酸化物としては、遷移金属ペロブスカイト型酸化物、特にAサイトにSrとLaが共存するLaMnO系酸化物、LaFeO系酸化物、LaCoO系酸化物の少なくとも1種が好ましく、600〜1000℃程度の作動温度での電気伝導性が高いという点からLaCoO系酸化物が特に好ましい。なお、上記ペロブスカイト型酸化物においては、Bサイトに、CoとともにFeやMnが存在しても良い。
また、酸素極層6は、ガス透過性を有する必要があり、従って、酸素極層6を形成する導電性セラミックス(ペロブスカイト型酸化物)は、開気孔率が20%以上、特に30〜50%の範囲にあることが好ましい。さらに、酸素極層6の厚みは、集電性という点から30〜100μmであることが好ましい。
また、導電性支持体1の酸素極層6側と反対側の平坦面n上には、密着層7を介してインターコネクタ8が積層されている。
インターコネクタ8は、導電性セラミックスにより形成されている。燃料ガス(水素含有ガス)および酸素含有ガスと接触するため、耐還元性、耐酸化性を有していることが必要である。このため、耐還元性、耐酸化性を有する導電性セラミックスとしては、一般に、ランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO系酸化物)が使用され、特に導電性支持体1および固体電解質層4の熱膨張係数に近づける目的から、Bサイト
にMgが存在するLaCrMgO系酸化物が用いられる。
また、インターコネクタ8の厚みは、ガスのリーク防止と電気抵抗という点から、10〜50μmであることが好ましい。この範囲ならばガスのリークを防止できるとともに、電気抵抗を小さくできる。
さらに、導電性支持体1とインターコネクタ8との間には、インターコネクタ8と導電性支持体1との間の熱膨張係数差を軽減する等のために密着層7が形成されている。
このような密着層7としては、燃料極層3と類似した組成とすることができる。例えば、希土類酸化物、希土類元素が固溶したZrO、希土類元素が固溶したCeOのうち少なくとも1種と、Niおよび/またはNiOとから形成することができる。より具体的には、例えばYとNiおよび/またはNiOからなる組成や、Yが固溶したZrO(YSZ)とNiおよび/またはNiOからなる組成、Y、Sm、Gd等が固溶したCeOとNiおよび/またはNiOからなる組成から形成することができる。なお、希土類酸化物や希土類元素が固溶したZrO(CeO)と、Niおよび/またはNiOとは、体積比で40:60〜60:40の範囲とすることが好ましい。
そして、本形態の中間層5には、固体電解質層4側から酸素極層6側に延びる複数の柱状Srジルコネート(柱状SrZrO)9が形成されている。この柱状Srジルコネート9は、中間層5を構成する結晶粒子の粒界に形成されている。柱状Srジルコネート9が中間層5の結晶粒子の粒界に形成されているかどうかは、中間層5の任意断面の走査型電子顕微鏡(SEM)写真から確認することができる。
また、この形態では、中間層5は固体電解質層4側に形成された第1中間層5aと、酸素極層6側に形成された第2中間層5bとを有し、第1中間層5aに柱状Srジルコネート9aが形成されている。第2中間層5bは多孔質であり、第2中間層5の気孔の内面にも、Srジルコネート9bが形成されている。
第1中間層5aにおける柱状Srジルコネート9aの平均幅は、0.1〜0.6μmとされている。柱状Srジルコネート9aの平均幅は、中間層5の任意断面におけるSEM写真に基づき求めることができる。第1中間層5aは、第2中間層5bよりも高い温度で焼成して形成されている。
中間層5は、上記したように、CeとCe以外の他の希土類元素とを含有する組成にて形成することができ、第1中間層5aと第2中間層5bは同一材料で構成されている。
なお、第1中間層5aと第2中間層5bとを異なる材料から形成することもでき、例えば、(CeO1−x(REO1.5(式中、REはSm、Y、Yb、Gdの少なくとも1種であり、xは0<x≦0.3を満足する数)において、xの値が異なる材料を採用することもでき、さらには、REが異なる材料を用いることができる。
第1中間層5aの厚みは0.2〜2.0μm、第2中間層5bの厚みは3〜15μmとされている。
また、第1中間層5aは気孔率が1〜5%の緻密質とされており、第2中間層5bは気孔率が10〜40%の多孔質とされている。
以上説明した燃料電池セル10の作製方法の一例について説明する。
先ず、例えば、Niおよび/またはNiO粉末と、Yなどの希土類酸化物の粉末と、有機バインダーと、溶媒とを混合して坏土を調製し、この坏土を用いて押出成形により導電性支持体成形体を作製し、これを乾燥する。なお、導電性支持体成形体として、導電性支持体成形体を900〜1000℃にて2〜6時間仮焼した仮焼体を用いてもよい。
次に、例えば所定の調合組成に従いNiO、Yが固溶したZrO(YSZ)の素原料を秤量、混合する。この後、混合した粉体に、有機バインダーおよび溶媒を混合して燃料極層用スラリーを調製する。
さらに、希土類元素が固溶したZrO粉末に、トルエン、バインダー、市販の分散剤等を加えてスラリー化したものをドクターブレード等の方法により、7〜75μmの厚さに成形してシート状の固体電解質層成形体を作製する。得られたシート状の固体電解質層成形体上に燃料極層用スラリーを塗布して燃料極層成形体を形成し、この燃料極層成形体側の面を導電性支持体成形体に積層する。なお、燃料極層用スラリーを導電性支持体成形体の所定位置に塗布し乾燥して、固体電解質層成形体を導電性支持体成形体(燃料極層成形体)に積層しても良い。
続いて中間層5を形成する。
例えば、GdO1.5が固溶したCeO粉末を800〜900℃にて2〜6時間、熱処理を行い、第1、第2中間層成形体用の原料粉末を調整する。
そして、第1中間層成形体の原料粉末に溶媒を添加して、第1中間層用スラリーを作製し、このスラリーを固体電解質層成形体上に塗布して第1中間層の塗布膜を形成し、成形体を作製する。なお、シート状の成形体を作製し、これを固体電解質層成形体上に積層してもよい。
続いて、インターコネクタ用材料(例えば、LaCrMgO系酸化物粉末)、有機バインダー及び溶媒を混合してスラリーを調製し、インターコネクタ用シートを作製する。
続いて、導電性支持体1とインターコネクタ8との間に位置する密着層成形体を形成する。例えば、Yが固溶したZrOとNiOが体積比で40:60〜60:40の範囲となるように混合して乾燥し、有機バインダー等を加えて密着層用スラリーを調整し、導電性支持体成形体に塗布して密着層成形体を形成し、この密着層成形体にインターコネクタ用シートを積層する。
次いで、上記の積層成形体を脱バインダー処理し、酸素含有雰囲気中、1400〜1485℃にて1〜2時間、同時焼結(同時焼成)する。これにより、固体電解質層の表面に第1中間層が形成される。
この後、第1中間層5aの表面に、第1中間層成形体と同じで、第1中間層を形成する原料粉末よりも平均粒径が大きい原料粉末に、溶媒を添加し、第2中間層用スラリーを作製し、このスラリーを第1中間層5a上に塗布する。なお、シート状の成形体を作製し、これを第1中間層5aの表面に積層してもよい。
そして、同時焼成温度よりも低い1250〜1350℃で焼き付け、第1中間層5a上に、図1(b)に示すように、第2中間層5bを形成する。
さらに、酸素極層用材料(例えば、LaSrCoO系酸化物粉末)、溶媒および増孔剤を含有するスラリーをディッピング等により中間層5上に塗布し、1000〜1300
℃で、2〜6時間焼き付けることにより、図1に示す構造の本形態の燃料電池セル10を製造できる。なお、燃料電池セル10は、その後、内部に水素ガスを流し、導電性支持体1および燃料極層3の還元処理を行なうのが好ましい。その際、たとえば750〜1000℃にて5〜20時間還元処理を行なうのが好ましい。
ここで、第1中間層成形体の原料粉末は、平均粒径0.1〜0.3μmと小さいものを用い、第1中層層成形体の焼成温度を1400〜1485℃と低くし、焼成時間を1〜2時間と短くする。これにより、第1中間層5aを構成する焼結体中の結晶粒子が小さく、大きな粒界が存在する形態となり、その粒界を、固体電解質層4を構成するZrが拡散するためZrが拡散した粒界が多数形成できる。従って、酸素極層6を形成する際、もしくは発電中に、酸素極層6を構成するSrが固体電解質層4側に拡散し、第1中間層5aの粒界を固体電解質層4側に拡散し、第1中間層5aの粒界で柱状Srジルコネート9aが優先的に生成し、第1中間層5aと、固体電解質層4との間には、層状のSrジルコネートが生成しないか、もしくは生成してもごく薄いSrジルコネートであり、固体電解質層4aと酸素極層6との間の電気抵抗を小さくすることができ、発電性能を向上できる。
従来は、緻密質な第1中間層5aの粒界が小さいため、固体電解質層4のZrは拡散できないが、酸素極層6のSrは第1中間層5aの小さい粒界を拡散し、固体電解質層4と第1中間層5aとの間に層状のSrジルコネートが生成されていたが、本形態では、緻密質な第1中間層5aの粒界が大きいため、固体電解質層4のZrが第1中間層5aの粒界を拡散し、固体電解質層4と第1中間層5aとの間に層状のSrジルコネートが生成されるよりも、柱状Srジルコネート9aが優先的に形成されるものと考えている。
なお、第2中間層5bの気孔内には、第1中間層5aの粒界を介してZrが拡散しており、この第2中間層5bにもSrジルコネート9bが生成することになる。
図3は、上述した燃料電池セル10の複数個を、集電部材13を介して電気的に直列に接続して構成される燃料電池セルスタック装置の一例を示したものであり、(a)は燃料電池セルスタック装置11を概略的に示す側面図、(b)は(a)の燃料電池セルスタック装置11の一部拡大断面図であり、(a)で示した破線で囲った部分を抜粋して示している。なお、(b)において(a)で示した破線で囲った部分に対応する部分を明確とするために矢印にて示しており、(b)で示す燃料電池セル10においては、上述した反応防止層5等の一部の部材を省略して示している。
なお、燃料電池セルスタック装置11においては、各燃料電池セル10を集電部材13を介して配列することで燃料電池セルスタック12を構成しており、各燃料電池セル10の下端部が、燃料電池セル10に燃料ガスを供給するためのガスタンク16に、ガラスシール材等の接着剤により固定されている。また、燃料電池セル10の配列方向の両端から集電部材13を介して燃料電池セルスタック12を挟持するように、ガスタンク16に下端部が固定された弾性変形可能な導電部材14を具備している。
また、図3に示す導電部材14においては、燃料電池セル10の配列方向に沿って外側に向けて延びた形状で、燃料電池セルスタック12(燃料電池セル10)の発電により生じる電流を引出すための電流引出し部15が設けられている。
ここで、本形態の燃料電池セルスタック装置11においては、上述した燃料電池セル10を用いて、燃料電池セルスタック12を構成することにより、発電性能が良好な燃料電池セルスタック装置11とすることができる。
図4は、燃料電池セルスタック装置11を収納容器内に収納してなる燃料電池モジュー
ル18の一例を示す外観斜視図であり、直方体状の収納容器19の内部に、図3に示した燃料電池セルスタック装置11を収納して構成されている。
なお、燃料電池セル10にて使用する燃料ガスを得るために、天然ガスや灯油等の原燃料を改質して燃料ガスを生成するための改質器20を燃料電池セルスタック12の上方に配置している。そして、改質器20で生成された燃料ガスは、ガス流通管21を介してガスタンク16に供給され、ガスタンク16を介して燃料電池セル10の内部に設けられたガス流路2に供給される。
なお、図4においては、収納容器19の一部(前後面)を取り外し、内部に収納されている燃料電池セルスタック装置11および改質器20を後方に取り出した状態を示している。図4に示した燃料電池モジュール18においては、燃料電池セルスタック装置11を、収納容器19内にスライドして収納することが可能である。なお、燃料電池セルスタック装置11は、改質器20を含むものとしても良い。
また収納容器19の内部に設けられた酸素含有ガス導入部材22は、図4においてはガスタンク16に並置された燃料電池セルスタック12の間に配置されるとともに、酸素含有ガスが燃料ガスの流れに合わせて、燃料電池セル10の側方を下端部から上端部に向けて流れるように、燃料電池セル10の下端部に酸素含有ガスを供給する。そして、燃料電池セル10のガス流路より排出される燃料ガスを酸素含有ガスと反応させて燃料電池セル10の上端部側で燃焼させることにより、燃料電池セル10の温度を上昇させることができ、燃料電池セルスタック装置11の起動を早めることができる。また、燃料電池セル10の上端部側にて、燃料電池セル10のガス流路から排出される燃料ガスと酸素含有ガスとを燃焼させることにより、燃料電池セル10(燃料電池セルスタック12)の上方に配置された改質器20を温めることができる。それにより、改質器20で効率よく改質反応を行うことができる。
さらに、本形態の燃料電池モジュール18においても、上述した燃料電池セルスタック装置11を収納容器19内に収納してなることから、発電性能が良好な燃料電池モジュール18とすることができる。
図5は、外装ケース内に図4で示した燃料電池モジュール18と、燃料電池セルスタック装置11を動作させるための補機とを収納してなる燃料電池装置の一例を示す分解斜視図である。なお、図5においては一部構成を省略して示している。
図5に示す燃料電池装置23は、支柱24と外装板25とから構成される外装ケース内を仕切板26により上下に区画し、その上方側を上述した燃料電池モジュール18を収納するモジュール収納室27とし、下方側を燃料電池モジュール18を動作させるための補機類を収納する補機収納室28として構成されている。なお、補機収納室28に収納する補機類は省略して示している。
また、仕切板26には、補機収納室28の空気をモジュール収納室27側に流すための空気流通口29が設けられており、モジュール収納室27を構成する外装板25の一部に、モジュール収納室27内の空気を排気するための排気口30が設けられている。
このような燃料電池装置23においては、上述したように、信頼性を向上することができる燃料電池モジュール18をモジュール収納室27に収納して構成されることにより、発電性能が良好な燃料電池装置23とすることができる。
以上、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において、種々の変更、改良等が可能である。
なお、上記形態では、中空平板型の固体電解質形燃料電池セルについて説明したが、円筒型の固体電解質形燃料電池セルであっても良く、平板型燃料電池であっても良いことは勿論である。
先ず、平均粒径0.5μmのNiO粉末と、平均粒径0.9μmのY粉末を混合し、有機バインダーと溶媒にて作製した坏土を押出成形法にて成形し、乾燥、脱脂して導電性支持体成形体を作製した。
次に、8mol%のYが固溶したマイクロトラック法による粒径が0.8μmのZrO粉末(固体電解質層原料粉末)と有機バインダーと溶媒とを混合して得られたスラリーを用いて、ドクターブレード法にて厚み30μmの固体電解質層用シートを作製した。
次に平均粒径0.5μmのNiO粉末とYが固溶したZrO粉末と溶媒とを混合した燃料極層用スラリーを作製し、固体電解質層用シート上に塗布して燃料極層成形体を形成した。続いて、燃料極層成形体側の面を下にして導電性支持体成形体の所定位置に積層した。
続いて、上記のように成形体を積層した積層成形体を1000℃にて3時間仮焼処理した。
次に、表1に示す平均粒径の原料粉末に溶媒を添加し、混合して作製した第1中間層用のスラリーを、得られた積層仮焼体の固体電解質層仮焼体上に、スクリーン印刷法にて塗布し、第1中間層成形体を作製した。原料粉体の平均粒径はマイクロトラック法(レーザー回折・散乱法)により求めた。
続いて、La(Mg0.3Cr0.70.96と、有機バインダーと溶媒とを混合したスラリーを作製し、インターコネクタ用シートを作製した。
NiとYSZとからなる原料を混合して乾燥し、これに溶媒を混合して密着層用スラリーを調整した。調整した密着層用スラリーを、導電性支持体の燃料極層(および固体電解質層)が形成されていない部位(導電性支持体が露出した部位)に塗布して密着層成形体を積層した。密着層成形体の上に、インターコネクタ用シートを積層した。
次いで、上記の積層成形体を脱バインダー処理し、大気中で表1に示す温度で表1に示す時間焼成し、表1に示す気孔率、平均厚みの第1中間層を形成した。
この後、表2に示す平均粒径の原料粉末に溶媒を添加し、混合して作製した第2中間層用のスラリーを、第1中間層上に塗布して第2中間層成形体を作製し、大気中で表2に示す温度で表2に示す時間焼き付け、表2に示す気孔率、平均厚みの第2中間層を形成した。
次に、平均粒径2μmのLa0.6Sr0.4Co0.2Fe0.8粉末と、イソプロピルアルコールとからなる混合液を作製し、積層焼結体の中間層の表面に噴霧塗布し、酸素極層成形体を形成し、1100℃にて4時間で焼き付け、酸素極層を形成し、図1に示す燃料電池セルを作製した。
第1、第2中間層の気孔率について、任意断面のSEM写真から画像解析装置を用いて
求め、表1、2に記載した。
試料No.1〜6の第1中間層について、柱状Srジルコネートが固体電解質層側から酸素極層側に向けて延び、第2中間層の気孔表面にSrジルコネートが形成されていることを、SEMにて確認した。また、第1中間層と固体電解質層との間には、層状のSrジルコネートが形成されていなかった。
なお、作製した燃料電池セルの寸法は25mm×200mmで、導電性支持体の厚み(平坦面n間の厚み)は2mm、開気孔率35%、燃料極層の厚さは10μm、開気孔率24%、酸素極層の厚みは50μm、開気孔率40%、固体電解質層の相対密度は97%であった。
次に、この燃料電池セルの内部に水素ガスを流し、850℃で10時間、導電性支持体および燃料極層の還元処理を施した。
燃料電池セルの燃料ガス流路に燃料ガスを流通させ、燃料電池セルの外側に空気を流通させ、燃料電池セルを電気炉を用いて750℃まで加熱し、発電試験を行い、3時間後の出力密度を測定した。その結果を表2に示す。
表1、2の結果より、試料No.1〜6では、第1中間層に、柱状Srジルコネートが固体電解質層側から酸素極層側に向けて延びており、第1中間層と固体電解質層との間には層状のSrジルコネートが形成されておらず、出力密度が0.24W/cm以上と高い発電性能を示した。これに対して、試料No.7では、第1中間層に柱状Srジルコネートが形成されておらず、出力密度が0.1W/cmと低い発電性能を示した。
3:燃料極層
4:固体電解質層
5:中間層
5a:第1中間層
5b:第2中間層
6:酸素極層
8:インターコネクタ
9a:柱状Srジルコネート
9b:Srジルコネート
11:燃料電池セルスタック装置
18:燃料電池モジュール
23:燃料電池装置

Claims (5)

  1. ジルコニアからなる固体電解質層と、該固体電解質層の一方側に設けられた燃料極層と、他方側に設けられたLaおよびSrを含有するペロブスカイト型複合酸化物からなる酸素極層と、前記固体電解質層と前記酸素極層との間に設けられたセリアからなる中間層と、該中間層に形成された、前記固体電解質層側から前記酸素極層側に延びる複数の柱状Srジルコネートとを具備しており、
    前記柱状Srジルコネートの幅は、前記中間層を構成する結晶粒子の幅より狭いことを特徴とする固体酸化物形燃料電池セル。
  2. 前記柱状Srジルコネートが、前記中間層を構成する結晶粒子の粒界に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池セル。
  3. 前記中間層が前記固体電解質層側に形成された第1中間層と、前記酸素極層側に形成された第2中間層とを有し、前記第1中間層に柱状Srジルコネートが形成されていることを特徴とする請求項2に記載の固体酸化物形燃料電池セル。
  4. 請求項1乃至3のうちのいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池セルを複数具備してなるとともに、複数の前記固体酸化物形燃料電池セルを電気的に接続してなることを特徴とするセルスタック装置。
  5. 請求項1乃至3のうちのいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池セルを収納容器内に複数収納してなることを特徴とする燃料電池モジュール。
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