JP5882591B2 - 画像処理装置、情報処理装置、その制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、情報処理装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体に関し、特に、画像処理装置及び情報処理装置のスリープモード制御に関する。
従来、画像形成装置の1つである画像処理装置として、ファクシミリ機能、プリンタ機能、およびコピー機能などを有する複合機(以下MFPと呼ぶ)が知られている。このMFPにおいて節電のため所謂スリープモードを有するものがある。このスリープモードはスタンバイモードよりもさらに電力消費を低下するためのモードである。スリープモードではハードウェアの一部に対する電源供給を断つようにすることもある。
一般に、MFPがスタンバイモードからスリープモードへ移行する際には移行条件が満たされる必要がある。例えば、移行条件として、設定操作、LAN又はUSBによって接続された外部ホストからの動作要求、およびMFPの内部要因などが一定の時間発生しないことが条件とされている。
一方、スリープモードからスタンバイモードへ復帰する際の復帰要因(解除要因)には複数の要因がある。そして、復帰要因の種類に応じて、再度スタンバイモードからスリープモードに移行する時間を可変にするようにしたモード制御がある。
ここでは、スリープモードの際に解除ボタンが押されると、MFPは節電解除を行って、移行時間を第1の時間に設定する。そして、例えば、コピー動作が終了して所定のイベントが発生しない待機状態が第1の時間続くと、MFPは再度スリープモードに移行する。一方、夜間においてスリープモードの際に管理装置の発呼による着信を検出すると、MFPはスリープモードを解除して移行時間を第2の時間(第2の時間<第1の時間)に設定し、管理データ送信後所定のイベントが発生しない待機状態が第2の時間続くと、再度スリープモードに移行する(特許文献1参照)。
特開2005−309016号公報
ところで、特許文献1においては、スリープモードからスタンバイモードに復帰した際、復帰要因が不明である場合について考慮されていない。ここで、MFPのファクシミリ機能において、電話回線からの呼び出し信号を復帰要因の一つとしている場合を例に説明する。
呼び出し信号はオン信号とオフ信号のケーデンス(シーケンス)パターンを有している。スリープモードの際に、MFPは呼び出しオン信号を検知するとスリープモードからスタンバイモードへ復帰する。この際に、例えば、雷などの影響で呼び出し信号にノイズが混入して、見かけ上パルス状の呼び出しオン信号が入力されると、MFPはスタンバイモード復帰後に呼び出しオン信号を認識することができない。この結果、MFPはスリープモードからスタンバイモードへの復帰要因が不明な状態に陥ってしまうことがある。
そして、復帰要因が不明な状態で、スリープモードからスタンバイモードに復帰しても、一定時間、新たなイベントが発生しなければ、MFPは再びスタンバイモードからスリープモードへ移行する。しかしながら、上記の一定時間は、一般に数分から数十分と長い。このため、直ぐにスリープモードに再移行する場合に比べてトータルの消費電力が大きくなってしまう。
一方、復帰要因が不明な場合であっても、数秒で再びスタンバイモードからスリープモードに移行するように制御して、トータルの消費電力を小さくしても、再移行時間を数秒程度と短くしてしまうと、本当に呼び出し信号ケーデンスパターンが受けた場合に、スリープモードからの復帰とスリープモードへの再移行を繰り返すだけで正常に着信動作ができないことがある。
従って、本発明の目的は、スリープモードからスタンバイモードに復帰した際、復帰要因が不明であっても消費電力の増加を防止して、しかもスタンバイモードにおいて正常な動作を行うことのできる画像処理装置、情報処理装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明に係る画像処理装置は、第1の電力モードと該第1の電力モードよりも消費電力が少ない第2の電力モードとを備える画像処理装置であって、前記画像処理装置の仕向け設定を記憶する記憶手段と、前記画像処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに移行させる第1移行手段と、前記仕向け設定に基づいて、前記画像処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行するための移行時間を設定する設定手段と、前記第1移行手段が前記画像処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに移行させた要因を特定できず、且つ、前記第1の電力モードにおい前記設定手段によって設定された前記移行時間内に所定のイベントが発生しないなら、前記画像処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行する第2移行手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置の制御方法は、第1の電力モードと該第1の電力モードよりも消費電力が少ない第2の電力モードとを備える画像処理装置の制御方法であって、前記画像処理装置の仕向け設定をメモリに記憶する記憶ステップと、前記画像処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに移行させる第1移行ステップと、前記仕向け設定に基づいて、前記画像処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行するための移行時間を設定する設定ステップと、前記第1移行ステップで前記画像処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに移行させた要因を特定できず、且つ、前記第1の電力モードにおいて前記設定ステップで設定された前記移行時間内に所定のイベントが発生しないなら、前記画像処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行させる第2移行ステップと、を有することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、第1の電力モードと該第1の電力モードよりも消費電力が少ない第2の電力モードとを備える画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記画像処理装置の制御方法は、前記画像処理装置の仕向け設定をメモリに記憶する記憶ステップと、前記画像処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに移行させる第1移行ステップと、前記仕向け設定に基づいて、前記画像処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行するための移行時間を設定する設定ステップと、前記第1移行ステップで前記画像処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに移行させた要因を特定できず、且つ、前記第1の電力モードにおいて前記設定ステップで設定された前記移行時間内に所定のイベントが発生しないなら、前記画像処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行させる第2移行ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、スリープモードを解除する解除要因に応じてスタンバイモードに移行した後、解除要因を認識できないとスリープモード再移行時間を変化させるようにしたので、消費電力の増加を防止して、しかもスタンバイモードにおいて正常な動作を行うことができる。
本発明の第1の実施形態による情報処理装置の1つである複合機(MFP)の構成についてその一例を示すブロック図である。 図1に示すMFPにおいてスリープモード制御に関連する部分を詳細に示すブロック図である。 図2で説明した呼び出し信号検知信号の出力タイミングを説明するためのタイミングチャートであり、(A)は電話回線から呼び出し信号を受信した際の回線I/Fの検知動作を示すタイミングチャート、(B)は、図2に示すCPUがファクシミリ機能における自動着信を行うか否かを決定するタイミングを説明するためのタイミングチャートである。 図1に示すMFPにおける仕向け国設定処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示すMFPの電源がオンされた後において1回目のスリープモード移行処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示すMFPにおけるスリープモード復帰時処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるMFPにおけるユーザ設定変更処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態によるMFPにおける呼び出し信号検知信号の監視処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態による情報処理装置の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による情報処理装置の1つである複合機(MFP)100の構成についてその一例を示すブロック図である。
図示のMFP100はCPU102(変更手段)を有しており、このCPU102はシステムバス101を介してROM103およびRAM104などの構成要素に接続されている。CPU102はROM103に記憶されたシステムプログラムに従ってMFP100全体の制御を司る。
RAM104はCPU102のシステムワークメモリとして用いられるとともに、ファクシミリ機能、プリンタ機能、又はコピー機能などを用いる際の画像データを記憶するための画像メモリとして用いられる。
E2ROM(Electrically Erasable ROM)118は不揮発性メモリであり、E2ROM118にはMFP100の仕向け国設定を含む各種設定パラメータが存される。プリンタ107は、プリンタ機能によって画像データに応じた画像を用紙に印刷する。
プリンタ107はプリンタI/F(インタフェース)106によってシステムバス101に接続され、プリンタI/F106を介してシステムバス101から画像データがプリンタ107に与えられる。プリンタI/F106は当該画像データをプリンタ107に適合するデータに変換して出力する。
スキャナ109は、例えば、ファクシミリ送信又はコピーを行う際に原稿上の画像を読み取る。このスキャナ109はスキャナI/F108によってシステムバス101に接続され、スキャナ109で読み取った画像データは、スキャナI/F108によってシステムバス101に適合するデータに変換される。
操作ユニット111はユーザインタフェースであり、表示部および入力部(ともに図示せず)を備えている。操作ユニット111は操作部I/F110を介してシステムバス101に接続されている。操作部I/F110は表示のための画像データを操作ユニット111の表示部に出力する一方、操作ユニット111の入力部からのユーザ入力情報を、システムバス101を介してCPU102に送信する。
モデム(MODEM)112は画像データをファクシミリ送受信する際に用いられる変復調器である。MODEM112は回線I/F113(検知手段)を介して電話回線116に接続されている。
LANコントローラ(LANC)114はLAN回線117に接続され、LAN回線117上にあるホストからプリントジョブなどを受信するとともに、LAN回線117に各種データを送信する。スリープモード制御部115(復帰手段)はスリープモードへの移行およびスリープモードからの復帰に係る制御を行う。
ここでは、スリープモード制御部115は、CPU102からの指示によってMFP100をスリープモードに移行させる。スリープモード制御部115は、操作ユニット111からスリープモード復帰信号14を受ける。また、スリープモード制御部115はLANC114からスリープモード復帰信号15を受ける。さらに、スリープモード制御部115は回線I/F113から、後述する呼び出信号検出信号12を受ける。そして、スリープモード制御部115スリープモード復帰信号14および15と呼び出し信号検知信号12の各々に応じて、MFP100をスリープモードからスタンバイもモードに復帰させる。
図2は、図1に示すMFP100においてスリープモード制御に関連する部分を詳細に示すブロック図である。
電源119は、AC入力電源を受けてMFP100で使用するDC電源を生成する。このDC電源は常夜電源10および非常夜電源11に分けられる。常夜電源10はAC入力電源が供給されている限り常に出力される。一方、非常夜電源11はMFP100スリープモードとなるとその出力を停止する。
CPU102には非常夜電源11が給電される。CPU102は消費電力が比較的大きいため、図示のMFP100ではスリープモードの際CPU102に対する給電を停止して省電力化を行っている。
回線I/F113には常夜電源10が給電され、回線I/F113はスリープモードにおいても電話回線116から受けた呼び出し信号を検出することができる。また、スリープモード制御部115には常夜電源10が給電される。
図示のように、回線I/F113は呼び出信号検出信号12をCPU102に与えるとともに、スリープモード制御部115に与える。スリープモード制御部115は呼び出し信号検知信号12をスリープモード復帰要因(解除要因)として受ける。
スリープモード制御部12には、前述のようにスリープモード復帰信号14および15が入力される。そして、スリープモード制御部115は電源制御信号13を電源119に出力する。この電源制御信号13は電源119における非常夜電源11のオフ・オンを切り替える信号ための信号である。
スタンバイモードからスリープモードへ移行する移行条件が整うと、CPU102から移行信号をスリープモード制御部115に与える。これによって、スリープモード制御部115は非常夜電源11をオフする電源制御信号13(以下、この信号をオフ制御信号とも呼ぶ)を電源119に与える。一方、スリープモードの際に、呼び出し信号検知信号12、スリープモード復帰信号14、スリープモード復帰信号15のいずれかを受けると、スリープモード制御部115はスリープモード復帰要因が発生したとして、非常夜電源11をオンする電源制御信号13(以下、この信号をオン制御信号とも呼ぶ)を電源119に与える。
ところで、電話回線116には不可避的に雷などの影響によるノイズが混入することがある。そして、このノイズは非常に短いパルス状の信号であるため、回線I/F113はノイズを呼び出信号と誤検知して、呼び出し信号検知信号12を出力することがある(以下、この検知信号を誤検知信号と呼ぶことがある)。
MFP100がスリープモードの際に、回線I/F113が誤検知信号(つまり、呼び出し信号検知信号12)を出力すると、スリープモード制御部115は非常夜電源11をオンとし、MFP100(CPU102など)をスリープモードからスタンバイモードに復帰をする。しかしながら、この場合には、誤検知信号によってスタンバイモードに復帰したのであるから、復帰要因が不明な状態になってしまう。
図示の例では、復帰要因が不明であると、CPU102は、所定の時間(例えば、5秒間)新たなイベントが発生しないと、スリープモード制御部115に移行信号を出力する。これによって、スリープモード制御部115は非常夜電源11をオフとして、MFP100(CPU102など)を再びスリープモードに移行して、トータルの消費電力を抑える。
図3は、図2で説明した呼び出し信号検知信号の出力タイミングを説明するためのタイミングチャートである。そして、図3(A)は電話回線116から呼び出し信号を受信した際の回線I/F113の検知動作を示すタイミングチャートであり、図3(B)は、図2に示すCPU102がファクシミリ機能における自動着信を行うか否かを決定するタイミングを説明するためのタイミングチャートである。
図3(A)において、呼び出し信号検知信号(つまり、パルス信号)は、時間Tonの間オンとなり、時間Toffの間オフとなる信号であって、オンおよびオフを所定の周期で繰り返すものとする。つまり、呼び出し信号検知信号はパルス状の呼び出し信号がオンの際オンとなり、呼び出し信号がオフの際オフとなる。言い換えると、呼び出し信号検知信号は呼び出し信号のケーデンスパターンに応じてオン・オフする。
呼び出し信号のケーデンスパターンは各国の電気通信規格において予め定められており、様々なパターンが存在する。さらに、構内交換機が接続された電話機器に対して呼び出し信号を出力する。そして、構内交換機は独自仕様などによって設置国の電気通信規格にはないケーデンスパターンの呼び出し信号を出力するものがある。
例えば、米国において流通している構内交換機には、Ton=0.2秒、Toff=9秒の特殊なケーデンスパターンの呼び出し信号を出力するものがある。図1に示すMFP100では、当該MFP100が構内交換機に接続される事を想定して、米国仕向け設定においては、Ton=0.2秒、Toff=9秒のケーデンスパターンの呼び出し信号を認識する。
前述したように、MFP100ではCPU102が呼び出信号検出信号を監視している。MFP100がスタンバイモードの際に呼び出信号を受けると、CPU102は呼び出し信号検知信号12における時間Ton又は時間Toffを計測する。そして、CPU102は予め仕向け国設定毎にROM103に登録済みのケーデンスパターン(登録ケーデンスパターン)のいずれに呼び出し信号検知信号のケーデンスパターンが一致するか(つまり、適合するか)否かを判定する。
いずれかの登録ケーデンスパターンに呼び出し信号検知信号のケーデンスパターンに適合すると、CPU102は回線I/F113で受信した呼び出し信号を有効する。そして、CPU102は、図3(B)に示すように、呼び出し信号検知信号のケーデンスパターンのオン/オフの2周期目を確認した時点で、自動的にファクシミリ機能の自動着信動作を実行する。
ここで、MFP100がスリープモードの際に、前述の米国の構内交換機のように、Ton=0.2秒である非常に短い呼び出し信号を受けたとする。
呼び出し信号検知信号の最初のオンによって、MFP100がスリープモードから復帰するが、CPU102に電源が供給されて呼び出し信号検知信号の監視できる状態となると、呼び出し信号検知信号がオフとなってスリープモード復帰要因が不明となってしまう。
このため、図示のMFP100では、前述したように、スリープモード復帰要因が不明の場合であると、所定の時間(例えば、5秒間)スタンバイモードを維持するものの、米国仕向けの場合には、所定の時間(第1の時間)よりも長い時間(第2の時間:例えば、11秒間)においてはスタンバイモードを維持する。
よって、米国仕向けのMFP100では、Ton=0.2秒、Toff=9秒という特殊なケーデンスパターンであっても、2周期目で呼び出信号検知信号がオンとなると、CPU102は確実に呼び出し信号検知信号を認識する。結果的に、CPU102はケーデンスパターン(つまり、呼び出し信号検知信号)のオン/オフの3周期目を確認した時点で、ファクシミリ機能の自動着信動作を行うことになる。
図4は、図1に示すMFP100における仕向け国設定処理を説明するためのフローチャートである。
図1、図2、および図3を参照して、ROM103に格納されたプログラムは全世界対応となっており、仕向け国設定を変更すれば、当該仕向け国の電気通信規格に適合した制御が行われる。
いま、操作ユニット111の入力部から規定の操作を行うと、CPU102はサービスモードに移行する。このサービスモードは工場における各種設定操作又はサービスマンによる各種設定操作を行うために設けられている。
国設定処理が開始されると、CPU102はMFP100がサービスモードであるか否かについて判定する(ステップS40)。MFP100がサービスモードでないと(ステップS40において、NO)、CPU102は処理を終了する。
一方、MFP100がサービスモードであると(ステップS40において、YES)、CPU102は設定操作の種類が仕向け国設定であるか否かを判定する(ステップS41)。設定操作の種類が仕向け国設定であると(ステップS41において、YES)、CPU102は設定操作による仕向け国が米国であるか否かを判定する(ステップS42)。
仕向け国が米国であると(ステップS42において、YES)、CPU102はTretパラメータを、第2の時間(例えば、11秒)に設定変更する(ステップS43)。そして、CPU102は当該Tretパラメータ(第2のTresパラメータ)および仕向け国設定をE2ROM118に保存する。この設定はMFP100の電源が断とされても保持される。
続いて、CPU102は設定操作によってサービスモードが終了したか否かを判定する(ステップS44)。サービスモードが終了していないと判定すると(ステップS44において、NO)、CPU102はステップS41の処理に戻って仕向け国設定であるか否かを判定する。一方、サービスモードが終了したと判定すると(ステップS44において、YES)、CPU102は処理を終了する。
ステップS42において、仕向け国が米国でないと(つまり、米国以外、ステップS42において、NO)、CPU102はTretパラメータを、第2の時間よりも短い第1の時間(例えば、5秒)に設定変更する(ステップS45)。そして、CPU102は当該Tretパラメータ(第1のTresパラメータ)および仕向け国設定をE2ROM118に保存する。続いて、CPU102はステップS44の処理に移行する。
なお、ステップS41において、仕向け国設定ではないと判定すると、CPU102は仕向け国設定以外の設定の種類に応じて、設定操作によってMFP100の設定変更を行う(ステップS46)。そして、CPU102はステップS44の処理に移行する。
また、上記の第1および第2の時間、つまり、第1および第2のTresパラメータはそれぞれ設定時間である。そして、E2ROM118には複数の設定時間が記憶されることになる。
図5は、図1に示すMFP100の電源がオンされた後において1回目のスリープモード移行処理を説明するためのフローチャートである。
図1、図2、および図3を参照して、いまMFP100はスタンバイモードにあるものとする。CPU102は予め定められた規定時間の間イベントがあったか否かを監視する(ステップS50)。ここで、イベントとは、例えば、操作ユニット111の操作、LAN又はUSBで接続されたホストからの動作要求、およびMFP100内部要因などである。また、規定時間は直前のイベント処理終了から、例えば、10分間の時間である。
規定時間の間イベントが発生しないと(ステップS50において、YES)、CPU102は、前述したようにスリープモード制御部115に移行信号を送って、非常夜電源11をオフとする。これによって、CPU102はMFP100をスリープモードに移行する(ステップS51)。そして、CPU102は処理を終了する。
一方、規定時間の間にイベントが発生すると(ステップS50において、NO)、CPU102はイベントの種類に応じた処理を行う(ステップS52)。そして、CPU102はステップS50の処理に戻る。
図6は、図1に示すMFP100におけるスリープモード復帰時処理を説明するためのフローチャートである。
図1、図2、および図3を参照して、いま、MFP100はスリープモードであるものとする。図2に関連して説明したように、復帰要因が発生すると、スープモード制御部115は非常夜電源11をオンとする。これによって、CPU102に電源が供給される。
この際、図2で説明したように、呼び出し信号検知信号のオン時間Tonが非常に短い場合であっても、スリープ制御部115は非常夜電源11をオンとする。つまり、MFP100はスリープモードからスタンバイモードに復帰はする。
この場合には、CPU108に電源が供給されて動作開始する際には、前述のように、呼び出し信号検知信号がオフになってしまい、CPU102はスリープモード復帰要因を特定することができない。
スープモードからスタンバイモードに復帰すると、CPU102はスリープモード復帰要因が明確であるか否かについて判定する(ステップS60)。復帰要因が明確であると判定すると(ステップS60において、YES)、CPU102は復帰要因に応じた処理を実行する(ステップS61)。例えば、復帰要因がLAN回線117を介して受信したプリントジョブであれば、CPU102はプリンタI/F106を介してプリンタ107を制御してプリントを行う。
続いて、CPU102は上記の規定時間の間にイベントが発生したか否かを判定する(ステップS62)。規定時間の間にイベントが発生しないと(ステップS62において、YES)、CPU102は、スリープモード制御部115に移行信号を送って、非常夜電源11をオフとする。これによって、CPU102はMFP100をスリープモードに移行する(ステップS63)。そして、CPU102は処理を終了する。
一方、規定時間の間にイベントが発生すると(ステップS62において、NO)、CPU102はイベントに応じた処理を行う(ステップS64)。そして、CPU102はステップS50の処理に戻る。
ステップS60において、復帰要因が明確でないと判定すると(ステップS60において、NO)、CPU102は、E2ROM118に保存されたTretパラメータを読み出す。この際、仕向け国設定が米国であれば、CPU102は第2のTretパラメータ(12秒)を読み出す。仕向け国設定が米国以外の国であれば、CPU102は第1のTretパラメータ(5秒)を読み出す。
続いて、CPU102は、読み出したTresパラメータで規定された時間(Tres時間)の間にイベントが発生したか否かについて判定する(ステップS65)。Tres時間の間にイベントが発生しないと(ステップS65において、YES)、CPU102はステップS63の処理に移行する。一方、Tres時間の間にイベントが発生すると(ステップS65において、NO)、CPU102はステップS64の処理に移行する。
このように、第1の実施形態では、MFP100が米国仕向け設定の場合には、例えば、呼び出し信号検知信号がTon=0.2秒およびToff=9秒のように特殊な呼び出し信号検知信号であっても、CPU102は確実にファクシミリ機能の自動着信を行うができる。
さらに、米国以外の仕向け設定では上記の特殊呼び出し信号検知信号に対応する必要がないので、スリープモード復帰要因が不明な場合にはスリープモードへの再移行時間を米国仕向け設定に比べて短くする。これによって、トータルの消費電力を削減することができる。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態によるMFPの一例について説明する。なお、第2の実施形態によるMFPの構成は図1および図2に示す構成と同様である。
図7は、本発明の第2の実施形態によるMFP100におけるユーザ設定変更処理を説明するためのフローチャートである。
図1、図2、および図7を参照して、図1に示す操作ユニット111の入力部にはユーザ設定キー(図示せず)が備えられている。CPU102はユーザ設定キーが押されたか否かを監視している(ステップS70)。ユーザ設定キーが押されないと(ステップS70において、NO)、CPU102は処理を終了する。
一方、ユーザ設定キーが押されると(ステップS70において、YES)、CPU102は操作ユニット111においてユーザ設定項目のうちTretパラメータ設定変更が指定された否かを判定する(ステップS71)。Tretパラメータ設定変更が指定されたと判定すると(ステップS71において、YES)、CPU102は操作ユニット111における入力操作によって指定されたTretパラメータ(つまり、時間)に応じて、E2ROM118に保存されたTresパラメータの書き換えを実行する(ステップS72)。この際、CPU102はその更新履歴をE2ROM118に保存する。そして、CPU102は処理を終了する。
前述のように、E2ROM118には米国仕向け設定においては第2のTresパラメータが予め保存され、米国仕向け設定においては第1のTresパラメータが予め保存されている。ところが、米国においても通常の設置環境においては、呼び出し信号検知信号がTon=2およびToff=5程度の一般的な呼び出信号ケーデンスがほとんどである。このような場合には、ユーザ設定変更によって適宜第2のTresパラメータ(つまり、12秒)を変更して、トータルの消費電力を提言するようにする。つまり、第2のTretパラメータをユーザ設定変更によって任意に短く設定変更するようにすることができる。
Tretパラメータ設定変更が指定されないと判定すると(ステップS71において、NO)、CPU102は操作ユニット111においてユーザ設定項目のうち選択されたユーザ設定(変更内容)に応じた設定変更を行う(ステップS73)。そして、CPU102は処理を終了する。
このように、第2の実施形態では、特別な仕向け国設定である第2のTresパラメータを、ユーザの必要に応じて変更することができる。つまり、電話回線に応じて第2のTresパラメータを任意に設定変更することができる。この結果、スリープモード復帰要因が不明である場合におけるスリープモード再移行時間を最適としてトータルの消費電力を削減することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態によるMFPの一例について説明する。なお、第3の実施形態によるMFPの構成は図1および図2に示す構成と同様である。
図8は、本発明の第3の実施形態によるMFP100における呼び出し信号検知信号の監視処理を説明するためのフローチャートである。なお、図8に示す処理はスタンバイモードなどMFPに電源給電されて通常動作の可能な場合に実行される。
図1、図2、および図8を参照して、まず、CPU102は呼び出し信号検知信号を受信したか否かを判定する。つまり、CPU102は電話回線116から呼び出し信号を着信しているか否かを判定することになる(ステップS80)。呼び出し信号を着信しないと(ステップS80において、NO)、CPU102は処理を終了する。
一方、呼び出し信号を着信すると(ステップS80において、YES)、その都度、CPU102はE2ROM118を検索してTretパラメータ(つまり、第2のTresパラメータ)に関するユーザの更新履歴(変更履歴)の有無を判定する(ステップS81)。変更履歴があると(ステップS81において、YES)、CPU102は処理を終了する。
変更履歴がないと(ステップS81において、NO)、CPU102は呼び出し信号検知信号のおけるオフ時間Toff(つまり、呼び出し信号検知信号の周期)を計測する(ステップS82)。そして、CPU102は、計測したオフ時間ToffをE2ROM118にパターン履歴(単に履歴ともいう)として保存する。
続いて、CPU102はE2ROM118に履歴保存されたオフ時間Toffに関する統計値を算出する(ステップS83)。ここで、統計値とは、例えば、所定数(例えば、10回分)のオフ時間Toffの平均値とその標準偏差をいう。
次に、CPU102は標準偏差が一定値(所定値)未満であるか否かについて判定する(ステップS84)。ここで、10回分のオフ時間Toffの標準偏差が一定値未満であれば、電話回線116から受ける呼び出し信号のケーデンスパターンはほぼ一定であると判別することができる。
標準偏差が一定値以上(所定値以上)であると(ステップS84において、NO)、CPU102は処理を終了する。一方、標準偏差が一定値未満(所定値未満)であると(ステップS84において、YES)、CPU102はE2ROM118に保存されているTretパラメータ(ここでは、第2のTresパラメータをいう)を、オフ時間Toffの平均値に所定時間(例えば、2秒)を加算した値(更新Tresパラメータ)に書き換える。そして、CPU102は処理を終了する。
このように、第3の実施形態では、電話回線に応じてTretパラメータを自動的に見直すので、スリープモード復帰要因が不明の場合においても、スリープモード再移行時間を最適としてトータルの消費電力を低減することができる。
さらに、標準偏差を用いて見直しを行っているので、例えば、呼び出し信号のケーデンスパターンが明らかである場合には、Tretパラメータがこのケーデンスパターンに応じて設定変更されて、設定変更後はTretパラメータの再見直が行われることがない。
上述の説明から明らかなように、図1において、回線I/F113が検知手段として機能し、スリープモード制御部115が復帰手段として機能する。また、CPU102は変更手段および履歴取得手段として機能する。なお、上述の実施の形態では、情報処理装置の1つであるMFPについて説明したが、MFP以外の情報処理装置であっても、ファクシミリ機能を備えて電話回線を介して呼び出し信号を着信する情報処理装置であれば、同様にして本発明を適用することができる。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を、情報処理装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、この制御プログラムを情報処理装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
この際、制御方法および制御プログラムは、少なくとも検知ステップ、復帰ステップ、および変更ステップを有することになる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
10 常夜電源
11 非常夜電源
100 MFP
102 CPU
111 操作ユニット
113 回線I/F
115 スリープモード制御部
118 E2ROM
119 電源

Claims (22)

  1. 第1の電力モードと該第1の電力モードよりも消費電力が少ない第2の電力モードとを備える画像処理装置であって、
    前記画像処理装置の仕向け設定を記憶する記憶手段と、
    前記画像処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに移行させる第1移行手段と、
    前記仕向け設定に基づいて、前記画像処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行するための移行時間を設定する設定手段と、
    前記第1移行手段が前記画像処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに移行させた要因を特定できず、且つ、前記第1の電力モードにおい前記設定手段によって設定された前記移行時間内に所定のイベントが発生しないなら、前記画像処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行する第2移行手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. ユーザが前記移行時間の設定を行うためのユーザ設定手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 電話回線からの呼出信号を受信する受信手段をさらに備え、
    前記受信手段が前記呼出信号を受信した場合に前記イベントが前記第2移行手段に入力されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記呼出信号は、オン期間およびオフ期間が周期的に繰り返すパルス信号であり、
    前記パルス信号のオンおよびオフの周期に応じて複数の前記移行時間が規定されており、
    前記設定手段は前記周期よりも長い前記移行時間を選択することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  5. 前記パルス信号の周期をパターン履歴として得る履歴取得手段をさらに有し、
    前記設定手段は前記パターン履歴に応じて前記移行時間を設定することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記履歴取得手段は、前記パルス信号の各々についてそのオフ期間を計測して、所定数の前記オフ期間の平均値と標準偏差とを求め、前記平均値に所定時間を加算して得られた時間を前記移行時間として設定することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記記憶手段に記憶される前記仕向け設定が米国である場合、前記設定手段は、米国以外の仕向け設定の場合に比べて、前記移行時間を長くすることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 第1の電力モードと該第1の電力モードよりも消費電力が少ない第2の電力モードとを備える画像処理装置の制御方法であって、
    前記画像処理装置の仕向け設定をメモリに記憶する記憶ステップと、
    前記画像処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに移行させる第1移行ステップと、
    前記仕向け設定に基づいて、前記画像処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行するための移行時間を設定する設定ステップと、
    前記第1移行ステップで前記画像処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに移行させた要因を特定できず、且つ、前記第1の電力モードにおいて前記設定ステップで設定された前記移行時間内に所定のイベントが発生しないなら、前記画像処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行させる第2移行ステップと、を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  9. 第1の電力モードと該第1の電力モードよりも消費電力が少ない第2の電力モードとを備える画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記画像処理装置の制御方法は、
    前記画像処理装置の仕向け設定をメモリに記憶する記憶ステップと、
    前記画像処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに移行させる第1移行ステップと、
    前記仕向け設定に基づいて、前記画像処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行するための移行時間を設定する設定ステップと、
    前記第1移行ステップで前記画像処理装置を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに移行させた要因を特定できず、且つ、前記第1の電力モードにおいて前記設定ステップで設定された前記移行時間内に所定のイベントが発生しないなら、前記画像処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行させる第2移行ステップと、を有することを特徴とするプログラム。
  10. 請求項に記載のプラグラムを格納することを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
  11. 省電力状態から復帰し、省電力状態から復帰させた要因を特定できない場合に所定時間で前記省電力状態に移行する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置の仕向け設定に基づいて、前記所定時間を変更する変更手段、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  12. 前記変更手段は、前記情報処理装置の仕向け設定が米国である場合に、米国以外の仕向け設定の場合に比べて、前記所定時間を長くする、ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 電話回線からの呼出信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段が前記呼出信号を受信した場合に前記情報処理装置を前記省電力状態から復帰させる復帰手段と、をさらに備える、ことを特徴とする請求項11又は12に記載の情報処理装置。
  14. 前記復帰手段は、前記呼出信号の第1オン状態に検知して前記情報処理装置の制御手段を前記省電力状態から復帰させ、
    当該復帰した前記制御手段は、前記呼出信号の前記第1オン状態の次の第2オン状態を検知して、省電力状態から復帰させた要因が呼出信号であると判断する、ことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記制御手段は、前記呼出信号の前記第2オン状態の次の第3オン状態を検知して、ファクシミリ機能の自動着信動作を行う、ことを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 用紙に画像を印刷する印刷手段をさらに備える、ことを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  17. 省電力状態から復帰し、省電力状態から復帰させた要因を特定できない場合に所定時間で前記省電力状態に移行する情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置の仕向け設定に基づいて、前記所定時間を変更する変更ステップ、を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  18. 前記変更ステップでは、前記情報処理装置の仕向け設定が米国である場合に、米国以外の仕向け設定の場合に比べて、前記所定時間を長くする、ことを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置の制御方法。
  19. 電話回線からの呼出信号を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで前記呼出信号を受信した場合に前記情報処理装置を前記省電力状態から復帰させる復帰ステップと、をさらに有することを特徴とする請求項17又は18に記載の情報処理装置の制御方法。
  20. 前記復帰ステップでは、前記呼出信号の第1オン状態に検知して前記情報処理装置の制御手段を前記省電力状態から復帰させ、
    当該復帰した前記制御手段によって、前記呼出信号の前記第1オン状態の次の第2オン状態を検知された場合、省電力状態から復帰させた要因が呼出信号であると判断する判断ステップ、をさらに有することを特徴とする請求項19に記載の情報処理装置の制御方法。
  21. 復帰した前記制御手段によって、前記呼出信号の前記第2オン状態の次の第3オン状態を検知された場合、ファクシミリ機能の自動着信動作を行う自動着信ステップ、をさらに有することを特徴とする請求項20に記載の情報処理装置の制御方法。
  22. 用紙に画像を印刷する印刷ステップをさらに有する、ことを特徴とする請求項17乃至21のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
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