JP5879775B2 - プロジェクタ付きデジタルカメラ - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクタ付きデジタルカメラに関する。
従来のプロジェクタ付きカメラでは、電源スイッチをONとして撮影モードを起動し、プロジェクタの投影レンズを覆うスライドカバーを手動で開放すると、撮影モードがプロジェクタモードに切り換えられ、撮影モードが終了する(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−181758号公報
ところが、特許文献1のカメラにおいては、スライドカバーを開放したときに、撮影モードが終了したのか否かを一見して判別できないという問題があった。
請求項1の発明によるプロジェクタ付きデジタルカメラは、撮影光学系へ入射する光を遮る閉状態と、撮影光学系へ光が入射する開状態とを有する第1のバリアを備える撮影部と、投影光学系によって投影される投影光を遮る閉状態と、投影光学系によって投影光を投影する開状態とを有し、手動操作によって閉状態と開状態の間を移動可能な第2のバリアを備える投影部と、手動操作によって第2のバリアが閉状態から開状態へ変化すると、第1のバリアを開状態から閉状態へ変化させるバリア駆動部と、を備え、手動操作によって第2のバリアが閉状態から開状態へ変化すると、投影部が起動する
請求項3の発明によるプロジェクタ付きデジタルカメラは、撮影光学系へ入射する光を遮る閉状態と、撮影光学系へ光が入射する開状態とを有する第1のバリアを備える撮影部と、投影光学系によって投影される投影光を遮る閉状態と、投影光学系によって投影光を投影する開状態とを有する第2のバリアを備える投影部と、第2のバリアが閉状態から開状態へ変化すると、第1のバリアを開状態から閉状態へ変化させるバリア駆動部と、を備え、第2のバリアが閉状態から開状態へ変化すると、投影部が起動し、投影部の起動中に電源スイッチがオフ操作されると投影部の投影動作を終了させ、電源スイッチが再度オン操作され、かつ第2のバリアが閉状態に変化すると撮影部を起動する。
請求項4の発明によるプロジェクタ付きデジタルカメラは、撮影光学系へ入射する光を遮る閉状態と、撮影光学系へ光が入射する開状態とを有する第1のバリアを備える撮影部と、投影光学系によって投影される投影光を遮る閉状態と、投影光学系によって投影光を投影する開状態とを有する第2のバリアを備える投影部と、第2のバリアが閉状態から開状態へ変化すると、第1のバリアを開状態から閉状態へ変化させるバリア駆動部と、を備え、投影部の起動中に電源スイッチがオフ操作されると投影部の投影動作を終了させ、電源スイッチが再度オン操作されると第2のバリアを閉状態にするように表示部に警告表示し、電源スイッチがオン状態で第2のバリアが閉状態へ変化すると第1のバリアを開状態に変化させるとともに撮影部を起動させ、その後第2のバリアが閉状態から再度開状態へ変化すると投影部を起動する。
本発明のプロジェクタ付きデジタルカメラによれば、手動操作により第2のバリアを開位置に移動させると、投影手段を起動すると共に、バリア駆動手段によって第1のバリアを閉位置に移動させるので、撮影動作(撮影モード)が終了したことを一見しただけで判別できる。
本発明の実施の形態に係るデジタルカメラの外観を模式的に示す正面図(撮影動作時)である。 本発明の実施の形態に係るデジタルカメラの外観を模式的に示す正面図(投影動作時)である。 本発明の実施の形態に係るデジタルカメラの外観を模式的に示す後面図である。 本発明の実施の形態に係るデジタルカメラの構成を説明するブロック図である。 プロジェクタ部の主要構成を説明する図である。 CPUが実行するプログラムによる処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態によるプロジェクタ付きデジタルカメラ(以下、デジタルカメラと称する)の構成及び作用について、図面を参照しながら説明する。
図1、図2に示されるように、デジタルカメラ100は、カメラ本体正面に、レンズバリア11、撮影レンズ12、プロジェクタバリア21(以下、PJバリア21)、保護ガラス22が設けられ、カメラ本体上面に、電源スイッチ31、レリーズボタン32が設けられている。
レンズバリア11は、後述するレンズバリア駆動部によって、撮影レンズ12の前面を覆う閉位置と撮影レンズ12の前面を開放する開位置との間を移動可能である。従って、図1に示すようにデジタルカメラ100が撮影動作時にあるときは、レンズバリア11は撮影レンズ12の前面を開放する開位置にある。
PJバリア21は、手動により、図中上下方向にスライドできるように構成された板状部材であり、保護ガラス22を覆う閉位置と保護ガラス22の前面を開放する開位置との間を移動可能である。従って、図2に示すようにデジタルカメラ100が投影動作時にあるときは、PJバリア21が保護ガラス22を開放する開位置にある。
図3は、デジタルカメラ100を後方から見た図であり、デジタルカメラ100の背面には、液晶モニタ19、メニューキー33、マルチセレクタ34が配設されている。メニューキー33は、撮影用または投影用のメニュー項目の表示/非表示を切り替える部材であり、発光部330によって照明される。
マルチセレクタ34は、上下左右の4つのキー操作により目的とするメニュー項目にカーソルを合わせるためのドーナツ状の選択キー35と、カーソルを合わせたメニュー項目の機能を設定する決定キー36とを含む。選択キー35には4つのキー操作を示す4つのマーク35aが設けられ、4つのマーク35aはそれぞれ、4つの発光部350によって照明される。決定キー36は、発光部360によって照明される。
発光部330、350、360はそれぞれ、メニューキー33、選択キー35のマーク35a、決定キー36を照明できる位置であれば、メニューキー33、選択キー35、決定キー36の中に設けてもよいし、その近傍に設けてもよい。なお、発光部330、350、360としては、LEDを直接配置してもよいし、光ファイバの光射出面を配置する構成としてもよい。
図4は、デジタルカメラ100の概略構成を示すブロック図である。デジタルカメラ100は、撮影部10と、プロジェクタ部20と、CPU16と、メモリ17と、カードスロット18と、液晶モニタ19と、操作部30とを備える。
CPU16は、撮影部10の撮影制御回路15、プロジェクタ部20のPJ制御回路29、メモリ17、カードスロット18、液晶モニタ19及び操作部30と電気的に接続されている。CPU16は、制御プログラムに基づいて、デジタルカメラ100を構成する各部から入力される信号を用いて所定の演算を行い、また、撮影制御回路15及びPJ制御回路29などに対して制御信号を送出することにより撮影動作及び投影動作の制御を行う。
メモリ17は、CPU16の作業用メモリとして使用される。カードスロット18は、メモリカードが挿脱可能に構成され、メモリカードを用いて画像データを書き込み、保存、読み出しが可能である。液晶モニタ19は、画像やテキストなどの情報を表示する。
操作部30は、電源スイッチ31、レリーズボタン32、メニューキー33、マルチセレクタ34などの操作部材を含む。
撮影部10は、レンズバリア11と、撮影レンズ12と、撮像素子13と、レンズバリア駆動部14と、撮影制御回路15とを備える。撮影制御回路15は、CPU16からの指令によりレンズバリア駆動部14に指令信号を送出し、レンズバリア駆動部14は、レンズバリア11を撮影レンズ12の前面を覆う閉位置と撮影レンズ12の前面を開放する開位置との間で駆動する。また、撮影制御回路15は、撮影レンズ12および撮像素子13の駆動制御を行う。撮影レンズ12は、撮像素子13上に被写体像を結像させ、撮影開始指令に応じて撮影された被写体画像データは、一時的にメモリ17に保存され、ホワイトバランス調整やガンマ補正などの画像処理が施された後にメモリカードに記録される。
プロジェクタ部20は、PJバリア21、保護ガラス22、LED光源を含む照明部23、反射型表示素子27、投影レンズ28、PJ制御回路29とを備える。PJ制御回路29は、CPU16から送出される投影指令に応じて照明部23のLEDに供給する駆動電流を制御し、照明部23は、反射型表示素子27を照明する。また、PJ制御回路29は、CPU16から送出される画像データに対応する駆動信号を反射型表示素子27へ出力し、反射型表示素子27を駆動する。反射型表示素子27は、例えば、デジタルミラーデバイス(DMD)であり、多数の微小ミラーを個々にON/OFF制御することによって生成する反射光によって画像データに基づく光像を形成する。
ここで、図5を参照しながら、プロジェクタ部20の構成と機能を詳細に説明する。照明部23は、赤色LED231a、緑色LED231b、青色LED231cの3つの光源、集光レンズ232a、232b、232c、合成プリズム233および全反射プリズム234を備えている。
赤色LED231a、緑色LED231b、青色LED231cからの発光光は、それぞれ集光レンズ232a、232b、232cで集光され、合成プリズム233へ入射して3色が合成された後に全反射プリズム234へ入射し、全反射プリズム234で全反射される。この全反射光は、保護カバー26を通過してデジタルミラーデバイス27(DMD27)へ入射し、DMD27で変調され、光像を形成する。DMD27で変調された光は、保護カバー26、全反射プリズム234を順次通過し、投影レンズ28に入射し、投影レンズ28によって、保護ガラス22を透過して投影光として外部に投影される。すなわち、投影レンズ28は、DMD27で形成された光像を保護ガラス22を介してスクリーンなどに向けて投影する。
なお、図5において、保護ガラス22と投影レンズ28との間に光路を直角に曲げるミラーを設けて、投影レンズ28からの光を曲げて投影する光学系が望ましい。
保護ガラス22は、裏面側、すなわち投影レンズ28側に、紫外光および赤外光をカットする性質を有する波長選択薄膜が形成されている。この波長選択薄膜は、例えば、波長390nm以下の紫外光と800nm以上の赤外光をカットする。なお、波長選択薄膜としては、赤外光はカットせず、紫外光のみをカットするものであってもよい。
また、保護ガラス22は、表面側、すなわちカメラ正面に露出する側に、透明な硬質薄膜が形成されている。この硬質薄膜は、例えばダイヤモンドライクカーボン(DLC)であり、保護ガラス22の表面に傷がつき難くする効果がある。
次に、図6のフローチャートを参照しながら、本実施の形態によるデジタルカメラ100の作用について、以下説明する。図6のフローチャートで示される処理の流れは、CPU16による制御プログラムに基づいて実行される。撮影制御回路15は、CPU16からの制御信号により、レンズバリア11、撮影レンズ12、撮像素子13、レンズバリア駆動部14などの撮影部10の各部を制御する。PJ制御回路29は、CPU16からの制御信号により、照明部23のLED、反射型表示素子27(DMD27)、投影レンズ28などのプロジェクタ部20の各部を制御する。
ステップS11において、電源スイッチ31が押下されるとメイン電源がONとなる。ステップS12において、電源スイッチ31の押下に応じて、すなわちメイン電源のONに応じて、レンズバリア11がレンズバリア駆動部14により撮影レンズ12の前面を開放する開位置に駆動されるとともに、撮影部10による撮影モード、すなわち撮影動作が起動する。なお、レンズバリア11は、メイン電源がOFF状態では撮影レンズ12の前面を覆う位置にある。
ステップS13で撮影動作が行われ、被写体のスルー画像が液晶モニタ19に表示される。ステップS14でメイン電源がOFFか否かを判定する。メイン電源がOFFの場合は、ステップS15へ移行し、レンズバリア11が閉位置に駆動され、撮影動作を終了する。ステップS14で、メイン電源がONのままであれば、ステップS13へ移行し、撮影動作を継続する。
ステップS16では、メイン電源がON状態で、PJバリア21が保護ガラス22の前面を開放する開位置にあるか否かを判定する。否定判定であれば、ステップS13へ移行し、撮影動作を継続する。他方、ユーザーがPJバリア21を手動で押下操作してPJバリア21を開位置にすると、肯定判定されてステップS17へ移行し、プロジェクタ部20による投影動作が起動するとともに、レンズバリア11がレンズバリア駆動部14により撮影レンズ12の前面を覆う閉位置に駆動され、撮影動作は停止する。
ステップS18で投影動作が行われる。この投影動作中、ステップS19で、PJバリア21が手動操作によって閉位置に移動したか否かを判定し、PJバリア21が開位置のままであれば、ステップS19を否定判定し、ステップS24で、メイン電源がOFFか否かを判定する。ステップS24で、メイン電源がONのままであれば、ステップS18へ移行し、投影動作を継続する。
ステップS19で、PJバリア21が手動操作によって閉位置に移動して肯定判定された場合は、ステップS20へ移行し、プロジェクタ部20による投影動作を停止するとともに、レンズバリア11がレンズバリア駆動部14により開位置に駆動され、撮影動作が起動する。
ステップS21で、撮影動作が行われ、被写体のスルー画像が液晶モニタ19に表示される。
ステップS22で、メイン電源がOFFか否かを判定する。メイン電源がOFFの場合は、ステップS23へ移行し、レンズバリア11が閉位置に駆動され、撮影動作を終了する。ステップS22で、メイン電源がONのままであれば、ステップS21へ移行し、撮影動作を継続する。
次に、ステップS24で、メイン電源がOFFと判定された場合の動作について説明する。以下の動作は、PJバリア21が開位置のままで、メイン電源をOFFとし、再びメイン電源をONとした場合の処理の一例を示すものである。
ステップS24で、メイン電源がOFFと判定された場合は、ステップS25へ移行し、投影動作を終了するが、PJバリア21は開位置のままである。ステップS26で、ユーザーが再びメイン電源をONとした場合は、ステップS27へ移行し、液晶モニタ19に例えば、「PJバリアを閉じてください」の警告文が表示される。この段階では、譬え、PJバリア21は開位置のままであっても投影動作は行われない。これは、突然に照射される投影光からユーザーの眼を守るためである。
ステップS28で、PJバリア21が手動操作によって閉位置に移動したか否かを判定する。PJバリア21が開位置のままで移動しなければ、ステップS28を否定判定してステップS27へ戻り、上記の警告文或いは別の警告を液晶モニタ19に表示する。
ステップS28で、ユーザーが警告に応じてPJバリア21を閉位置に移動すると、ステップS29で、レンズバリア11がレンズバリア駆動部14により開位置に駆動され、撮影動作が起動する。PJバリア21を閉位置に移動しないと撮影動作を起動しないのは、撮影動作を起動すると、撮影中にプロジェクタ部20へ太陽の直射光などの強い光が入射して表示素子27が損傷するのを防ぐためである。
ステップS30で撮影動作が行われ、被写体のスルー画像が液晶モニタ19に表示される。ステップS31で、メイン電源がOFFか否かを判定する。メイン電源がOFFの場合は、ステップS32へ移行し、レンズバリア11が閉位置に駆動され、撮影動作を終了する。ステップS31で、メイン電源がONのままであると判定されると、ステップS30へ移行し、撮影動作を継続する。勿論、撮影動作中にPJバリア21が手動操作によって開位置に移動されると、投影動作が起動され、かつ、レンズバリア11が閉位置に駆動され、撮影動作が停止する。すなわち、ステップS16とステップS17の動作に移行する。
次に、撮影動作のメニュー表示と投影動作のメニュー表示との切り替えについて説明する。
撮影動作中に、デジタルカメラ100の背面に配設されているメニューキー33を操作すると、液晶モニタ19に撮影用メニューが表示される。マルチセレクタ34の選択キー35を操作して、表示されたメニュー項目の1つを選択し、決定キー36を押し下げてその選択されたメニュー項目を決定する。
他方、この撮影動作中に、PJバリア21を手動で開位置に移動させると、投影動作が開始され、メニューキー33は発光部330によって照明され、マルチセレクタ34の選択キー35の4つのマークはそれぞれ発光部350によって照明され、決定キー36は発光部360によって照明される。この状態で、メニューキー33を操作すると、スクリーンなどに投影用メニューが投影される。照明されている選択キー35を操作して、投影されたメニュー項目の1つを選択し、決定キー36を押し下げてその選択されたメニュー項目を決定する。
例えば、撮影動作中は、メニューキー33の操作で撮影用メニューの1つである「シーンモード」の「風景」、「夜景」、「人物」などのメニュー項目を液晶モニタ19上に表示させ、マルチセレクタ34の操作でこれらのメニュー項目の1つを選択決定する。一方、投影動作中は、メニューキー33の操作で投影用メニューの1つである「投影画質」の「ファイン」、「スタンダード」などのメニュー項目を投影画像としてスクリーンなどに投影させ、スクリーン上で、マルチセレクタ34の操作によりこれらのメニュー項目の1つを選択決定する。すなわち、メニューキー33およびマルチセレクタ34は、撮影動作にも投影動作にも共通に使用されるものである。
通常、投影動作は、比較的暗い環境下で行われるので、ユーザーにとってメニューキー33やマルチセレクタ34の選択キー35および決定キー36の所在が認識し難いことがある。このような場合に、図3に示すように、各々のキーをそれぞれ照明する発光部を設けることで、キーが見難い薄暗い環境下でもキーの所在を容易に認識できる。
本実施の形態のデジタルカメラ100は、次の作用効果を奏する。
(1)撮影動作中に、手動操作によりPJバリア21を開位置に移動させると、レンズバリア駆動部14によってレンズバリア11を、撮影レンズ12を覆う閉位置に移動させるので、撮影動作が終了したことを一見して判別できる。
(2)図6のステップS24で、PJバリア21が開位置にあり、投影光学系が露出したままでメイン電源がOFFされた場合に、ユーザーが露出した投影光学系を直視した状態で、誤って再びメイン電源をONとした場合であっても、直ちに投影動作が起動しないので、ユーザーの眼に対する安全性が高い。また、再びメイン電源をONとした場合に、液晶モニタ19に「PJバリアを閉じてください」との警告文を表示してユーザーに注意を促すことも安全性確保の1つである。
(3)プロジェクタ部20に保護ガラス22を設けたので、プロジェクタ部20内部に塵埃などが侵入するのを防止することができる。また、PJバリア21が開位置にあり、メイン電源をOFFして、カメラを屋外で上向きに放置した場合には、太陽光が投影レンズ28を介して反射型表示素子27へ入射する恐れがあるが、保護ガラス22の裏面側に、紫外光および赤外光をカットする性質を有する波長選択薄膜を形成したので、投影レンズ28を介して反射型表示素子27へ紫外光が入射して反射型表示素子27を損傷するのを阻止することができる。また、保護ガラス22の表面側に、透明な硬質薄膜を形成したので、保護ガラス22の傷つき防止を図ることができる。
(4)メニューキー33およびマルチセレクタ34を、撮影動作にも投影動作にも共通に使用することができるので、撮影動作、投影動作にそれぞれ専用の操作部材を設ける必要がない。また、投影動作時に、メニューキー33およびマルチセレクタ34の各々のキーを発光部により照明するので、正確なキー操作が可能である。
以下、本実施の形態の変形例を説明する。
プロジェクタ部20による投影光の光強度については、一般に投影開始から終了まで一定であるが、投影開始時には照明部23のLEDの発光強度を低くし、徐々にLEDの発光強度を上昇させて所定の発光強度に至らせるように制御してもよい。
本実施の形態では、PJバリア21が開位置のままでメイン電源をOFFとし、再びメイン電源をONとした場合に、液晶モニタ19に「PJバリアを閉じてください」との警告文を表示するが、勿論この警告文に限らず他の文でもよいし、また、警告文の代わりに図形を表示してもよいし、液晶モニタ19に警告を表示する代わりに、音声で警告してもよい。
本発明は、その特徴を損なわない限り、以上説明した実施の形態に何ら限定されるものではない。
10:撮影部 11:レンズバリア
12:撮影レンズ 14:レンズバリア駆動部
15:撮影制御回路 16:CPU
19:液晶モニタ 20:プロジェクタ部
21:PJバリア 22:保護ガラス
23:照明部 27:反射型表示素子
28:投影レンズ 29:PJ制御回路
30:操作部 33:メニューキー
34:マルチセレクタ 100:デジタルカメラ
330、350、360:発光部

Claims (4)

  1. 撮影光学系へ入射する光を遮る閉状態と、前記撮影光学系へ光が入射する開状態とを有する第1のバリアを備える撮影部と、
    投影光学系によって投影される投影光を遮る閉状態と、前記投影光学系によって投影光を投影する開状態とを有し、手動操作によって前記閉状態と前記開状態の間を移動可能な第2のバリアを備える投影部と、
    手動操作によって前記第2のバリアが閉状態から開状態へ変化すると、前記第1のバリアを開状態から閉状態へ変化させるバリア駆動部と、
    を備え、
    手動操作によって前記第2のバリアが閉状態から開状態へ変化すると、前記投影部が起動するプロジェクタ付きデジタルカメラ。
  2. 請求項に記載のプロジェクタ付きデジタルカメラにおいて、
    前記投影部の起動中に手動操作によって前記第2のバリアが開状態から閉状態へ変化すると、前記バリア駆動部は前記第1のバリアを開状態にし、前記撮影部が起動するプロジェクタ付きデジタルカメラ。
  3. 撮影光学系へ入射する光を遮る閉状態と、前記撮影光学系へ光が入射する開状態とを有する第1のバリアを備える撮影部と、
    投影光学系によって投影される投影光を遮る閉状態と、前記投影光学系によって投影光を投影する開状態とを有する第2のバリアを備える投影部と、
    前記第2のバリアが閉状態から開状態へ変化すると、前記第1のバリアを開状態から閉状態へ変化させるバリア駆動部と、
    を備え、
    前記第2のバリアが閉状態から開状態へ変化すると、前記投影部が起動し、
    前記投影部の起動中に電源スイッチがオフ操作されると前記投影部の投影動作を終了させ、前記電源スイッチが再度オン操作され、かつ前記第2のバリアが閉状態に変化すると前記撮影部を起動するプロジェクタ付きデジタルカメラ。
  4. 撮影光学系へ入射する光を遮る閉状態と、前記撮影光学系へ光が入射する開状態とを有する第1のバリアを備える撮影部と、
    投影光学系によって投影される投影光を遮る閉状態と、前記投影光学系によって投影光を投影する開状態とを有する第2のバリアを備える投影部と、
    前記第2のバリアが閉状態から開状態へ変化すると、前記第1のバリアを開状態から閉状態へ変化させるバリア駆動部と、
    を備え、
    前記投影部の起動中に電源スイッチがオフ操作されると前記投影部の投影動作を終了させ、前記電源スイッチが再度オン操作されると前記第2のバリアを閉状態にするように表示部に警告表示し、前記電源スイッチがオン状態で前記第2のバリアが閉状態へ変化すると前記第1のバリアを開状態に変化させるとともに前記撮影部を起動させ、その後前記第2のバリアが閉状態から再度開状態へ変化すると前記投影部を起動するプロジェクタ付きデジタルカメラ。
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