JP5637459B2 - 投射光学装置および画像投影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、投射光学装置および画像投影装置に関するものである。
従来から、パソコンやビデオカメラ等からの画像データを基に、光源から出射される光を用いて画像形成部により画像を形成し、その画像を、レンズおよびミラーなどの複数の光学素子、ガラスなどの光透過性部材で構成された出射窓部を備えた投射光学装置を通してスクリーン等に投影して表示する画像投影装置が知られている。
特許文献1には、出射窓部が取り付けられる開口部を有効な投影光線を遮ぎらない範囲で、極力小さくした投射光学装置が記載されている。
上記画像投影装置においては、出射窓部から太陽光線などの外光が装置内部に入射する。この出射窓部から入射した外光は、投影光学装置の光学素子を保持する保持部材などの内部部品に照射される。内部部品に外光が照射されると、外光に含まれる紫外線により内部部品が劣化したり、外光に含まれる赤外線により内部部品が加熱され、熱変形したりするおそれがある。
特許文献1に記載のように、開口部を極力小さくすることで、出射窓部から装置内部へ入射する外光を減らすことができ、内部部品の赤外線や紫外線などの可視光以外の外光による悪影響を抑制することができる。
しかしながら、特許文献1では、出射窓部から入射する外光の入射を十分に抑えることができず、内部部品の可視光以外の外光による悪影響を十分に抑制することができない。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、装置の内部部品の可視光以外の外光による悪影響を十分に抑制することができる投射光学装置および画像投影装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、画像生成部で生成された画像を、複数の光学素子および出射窓部を通過させて投影面に向けて投射する投射光学装置において、前記出射窓部の画像透過面の一方の面に紫外線をカットする紫外線カット手段を設け、前記画像透過面の反対側の面に赤外線をカットする赤外線カット手段を設けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、可視光以外の光をカットする非可視光カット手段を備えることで、可視光以外の外光が、装置内部に入射するのを抑制することができる。これにより、装置内部部品の可視光以外の外光による悪影響を防止することができる。また、可視光はカットしないので、投影面に投射する画像に影響が生じることなく、良好な画像を投影面に投射することができる。
本実施形態に係るプロジェクタと投影面とを示す斜視図。 プロジェクタから投影面までの光路図。 プロジェクタの内部構成を示す概略斜視図。 光源部の概略斜視図。 照明部に収納された光学系部品を、他の部とともに示す斜視図。 照明部と投影レンズ部と画像形成部とを図5のA方向から見た斜視図。 照明部内での光の光路を説明する図。 画像形成部の斜視図。 第1光学部を、照明部と画像形成部とともに示す斜視図。 図9のA−A断面図。 第2光学部が保持する第2光学系を、投影レンズ部と照明部と画像形成部とともに示す斜視図 第2光学部を、第1光学部、照明部、画像形成部とともに示す斜視図。 第1光学系から投影面までの光路を示す斜視図。 装置内の各部の配置関係を示した模式図。 本実施形態のプロジェクタの使用例を示す図。 従来のプロジェクタの使用例を示す図。 図16とは異なる従来のプロジェクタの使用例を示す図。 本実施形態のプロジェクタの別の使用例を示す図。 プロジェクタを設置面側見た斜視図。 開閉カバーを装置から取り外した様子を示す斜視図。 プロジェクタ内の空気の流れを説明する説明図。 プロジェクトを窓の近くに配置したときの様子を示す図。 装置内部に進入した外光の光路の一例を示す図。 実施例1のプロジェクタの透過ガラス周辺の概略構成図。 実施例1のプロジェクタの他の構成例を示す図。 実施例2のプロジェクタの透過ガラス周辺の概略構成図。 シャッター部材の移動の様子を折り返しミラー側見た図。 シャッター部材の移動の制御フロー図。
以下、本発明が適用される画像投影装置としてのプロジェクタ1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るプロジェクタ1とスクリーンなどの投影面101とを示す斜視図である。なお、以下の説明では、投影面101の法線方向をX方向、投影面の短軸方向(上下方向)をY方向、投影面101の長軸方向(水平方向)をZ方向とする。
図1に示すように、プロジェクタ1の上面には、投影画像Pが出射する透過ガラス51が設けられており、透過ガラス51から出射した投影画像Pが、スクリーンなどの投影面101に投影される。
また、プロジェクタ1の上面には、ユーザがプロジェクタ1を操作するための操作部83が設けられている。また、プロジェクタ1の側面には、ピント調整のためのフォーカスレバー33が設けられている。
図2は、プロジェクタ1から投影面101までの光路図である。
プロジェクタ1は、光源を備えた不図示の光源部と、光源からの光を用いて画像を形成する画像形成系Aとを有している。画像形成系Aは、画像形成素子としてのDMD12(Digital Mirror Device)を備えた画像形成部10と、光源からの光を、折り返してDMD12に照射して光像を生成する照明部20とで構成されている。また、画像を投影面101に投影するための投射光学装置としての投影光学系Bを有している。投影光学系Bは、透過型の屈折光学系を少なくとも一つ含み、正のパワーを有する共軸系の第1光学系70を備えた第1光学部30と、折り返しミラー41と正のパワーを有する曲面ミラー42とを備えた第2光学部40とで構成されている。
DMD12は、不図示の光源の光が照明部20によって照射され、この照明部20によって照射された光を変調することで画像を生成する。DMD12によって生成された光像は、第1光学部30の第1光学系70、第2光学部40の折り返しミラー41、曲面ミラー42を介して、投影面101に投影される。
図3は、プロジェクタ1の内部構成を示す概略斜視図である。
図3に示すように、画像形成部10、照明部20、第1光学部30、第2光学部40が、投影面および投影像の像面と平行な方向のうち図中Y方向に並べて配置されている。また、照明部20の図中右側には、光源部60が配置されている。
なお、図3に示す符号32a1、32a2は、第1光学部30のレンズホルダー32の脚部であり、符号262は、画像形成部10を照明部20にネジ止めするためのネジ止め部である。
次に、各部の構造について、詳細に説明する。
まず、光源部60について説明する。
図4は、光源部60の概略斜視図である。
光源部60は、光源ブラケット62を有しており、光源ブラケット62の上部にハロゲンランプ、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプなどの光源61が装着さている。また、光源ブラケット62には、電源部80(図14参照)に接続された不図示の電源側コネクタと接続するコネクタ部62aが設けられている。
また、光源ブラケット62の上部の光源61の光出射側には、図示しないリフレクタなどが保持されたホルダ64がネジ止めされている。ホルダ64の光源61配置側と反対側の面には、出射窓63が設けられている。光源61から出射した光は、ホルダに保持された不図示のリフレクタにより出射窓に集光され、出射窓63から出射する。
また、ホルダ64の上面と、ホルダの下面のX方向両端には、光源部60を照明部20の照明ブラケット26(図6参照)に位置決めするため光源位置決め部64a1〜64a3が設けられている。ホルダ64の上面に設けられた光源位置決め部64a3は突起形状であり、ホルダ64の下面に設けられた2つの光源位置決め部64a1,64a2は穴形状となっている。
また、ホルダ64の側面には、光源61を冷却するための空気が流入する光源給気口64bが設けられており、ホルダ64の上面には、光源61の熱により加熱された空気が排気される光源排気口64cが設けられている。
光源ブラケット62には、不図示の吸気ブロワから吸気された空気が流入する通過部65が設けられている。また、通過部65の図中手前側の空気流入側には、上記通過部65へ流入する空気の一部を、光源部60と後述する開閉カバー54(図7参照)との間に流すための開口部65aが設けられている。
次に、照明部20について説明する。
図5は、照明部20に収納された光学系部品を、他の部とともに示す斜視図である。
図5に示すように、照明部20は、カラーホイール21、ライトトンネル22、2枚のリレーレンズ23、シリンダミラー24、凹面ミラー25を有しており、これらは、照明ブラケット26に保持されている。照明ブラケット26は、2枚のリレーレンズ23、シリンダミラー24、凹面ミラー25が収納される筐体状の部分261を有しており、この筐体状の部分261の4つの側面部のうち、図中右側のみ側面を有し、他の3面は、開口した形状となっている。そして、図中X方向の奥側の側面部開口には、OFF光板27(図6参照)が取り付けられており、図中X方向手前側の側面部開口には、いずれの図面にも図示されていないカバー部材が取り付けられる。これにより、照明ブラケット26の筐体状の部分261に収納される2枚のリレーレンズ23、シリンダミラー24、凹面ミラー25は、照明ブラケット26と、OFF光板27(図6参照)と、いずれの図面にも図示されていないカバー部材とにより覆われる。
また、照明ブラケット26の筐体状の部分261の下面には、DMD12が露出するための照射用貫通孔26dを有している。
また、照明ブラケット26には、3つの脚部29を有している。これら脚部29は、プロジェクタ1のベース部材53(図13参照)に当接して、照明ブラケット26に積み重ねて固定される第1光学部30、第2光学部40の重量を支持している。また、脚部29を設けることにより、画像形成部10のDMD12を冷却するための冷却手段としてのヒートシンク13(図6参照)に、後述するように、外気が流入するための空間を形成する。
なお、図5に示す符号32a3、32a4は、第1光学部30のレンズホルダー32の脚部であり、符号45a3は、第2光学部40のネジ止め部45a3である。
図6は、照明部20と投影レンズ部31と画像形成部10とを図5のA方向から見た斜視図である。
照明ブラケット26の筐体状の部分261の上部には、図中Y方向に対して直交する上面26bが設けられている。この上面26bの4角には、第1光学部30をネジ止めするためのネジが貫通する貫通孔が設けられている(図6では、貫通孔26c1と26c2とが図示されており、残りの貫通孔については、不図示)。また、図中X方向手前側の貫通孔26c1,26c2に隣接して、第1光学部30を照明部20に位置決めするための位置決め孔26e1,26e2が設けられている。図中X方向手前側に設けられた2個の位置決め孔のうち、カラーホイール21配置側の位置決め孔26e1は、位置決めの主基準であり、丸穴形状となっており、カラーホイール21配置側と反対側の位置決め孔26e2は、位置決めの従基準であり、Z方向に延びる長穴となっている。また、各貫通孔26c1,26c2の周囲は、照明ブラケット26の上面26bよりも突出しており、第1光学部30をY方向に位置決めするための位置決め突起26fとなっている。位置決め突起26fを設けずに、Y方向の位置精度を高める場合、照明ブラケット26の上面全体の平面度を高める必要があり、コスト高になる。一方、位置決め突起26fを設けることで、位置決め突起26fの部分だけ、平面度を高めればよいので、コストを抑えて、Y方向の位置精度を高めることができる。
また、照明ブラケット26上面の開口部には、投影レンズ部31の下部が嵌合する遮光板263が設けられており、上方から筐体状の部分261内への光の進入を防いでいる。また、この遮光板263には、凹面ミラー25(図7参照)が取り付けられている。
また、照明ブラケット26の上面26bの貫通孔26c1,26c2の間は、後述するように、第2光学部40を、第1光学部30にネジ止めする際に邪魔とならないように切り欠いている。
照明ブラケット26のカラーホイール21側端部(図中Z方向手前側)には、前述の光源部60のホルダ64上面に設けられた突起状の光源位置決め部64a3(図4参照)が嵌合する上下方向に貫通孔が形成された筒状の光源被位置決め部26a3が設けられている。また、この光源被位置決め部26a3の下方には、ホルダ64の光源ブラケット62側に設けられた2つの穴形状の光源位置決め部64a1,64a2が嵌合する突起状の2個の光源被位置決め部26a1,26a2が設けられている。そして、ホルダ64の3つの光源位置決め部64a1〜64a3が、照明部20の照明ブラケット26に設けられた3箇所の光源被位置決め部26a1〜26a3に嵌合することで、光源部60は、照明部20に位置決め固定される(図3参照)。
また、照明ブラケット26には、カラーホイール21、ライトトンネル22を覆う、照明カバー28が取り付けられている。
図7は、照明部20内での光の光路Lを説明する図である。
カラーホイール21は、円盤形状のものであり、カラーモータ21aのモータ軸に固定されている。カラーホイール21には、回転方向にR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)などのフィルタが設けられている。光源部60のホルダ64に設けられた不図示のリフレクタにより集光された光は、出射窓63を通って、カラーホイール21の周端部に到達する。カラーホイール21の周端部に到達した光は、カラーホイール21の回転により時分割でR、G,Bの光に分離される。
カラーホイール21により分離された光は、ライトトンネル22へ入射する。ライトトンネル22は、四角筒形状であり、その内周面が鏡面となっている。ライトトンネル22に入射した光は、ライトトンネル22内周面で複数回反射しながら、均一な面光源にされてリレーレンズ23へ向けて出射する。
ライトトンネル22を抜けた光は、2枚のリレーレンズ23を透過し、シリンダミラー24、凹面ミラー25により反射され、DMD12の画像生成面上に集光して結像される。
次に、画像形成部10について、説明する。
図8は、画像形成部10の斜視図である。
図8に示すように画像形成部10は、DMD12が装着されるDMDボード11を備えている。DMD12は、マイクロミラーが格子状に配列された画像生成面を上向きにしてDMDボード11に設けられたソケット11aに装着されている。DMDボード11には、DMDミラーを駆動するための駆動回路などが設けられている。DMDボード11の裏面(ソケット11aが設けられた面と反対側の面)には、DMD12を冷却するための冷却手段としてのヒートシンク13が固定されている。DMDボード11のDMD12が装着される箇所は、貫通しており、ヒートシンク13には、この不図示の貫通孔に挿入される突起部13a(図7参照)が形成されている。この突起部13aの先端は、平面状になっている。突起部13aを不図示の貫通孔に挿入して、DMD12の裏面(画像生成面と反対側の面)に突起部13a先端の平面部を当接させている。この平面部やDMD12の裏面のヒートシンク13が当接する箇所に弾性変形可能な伝熱シートを貼り付けて、突起部13aの平面部とDMD12の裏面との密着性を高めて、熱伝導性を高めてもよい。
ヒートシンク13は、固定部材14により、DMDボード11のソケット11aが設けられた面と反対側の面に加圧されて固定される。固定部材14は、DMDボード11の裏面の図中右側の部分に対向する板状の固定部14aと、DMDボード11の裏面の図中左側の部分に対向する板状の固定部14aとを有している。各固定部のX方向一端付近と他端付近とには、左右の固定部を連結するように設けられた押し当て部14bを有している。
ヒートシンク13は、画像形成部10を照明ブラケット26(図6参照)にネジ止めすると、固定部材14により、DMDボード11のソケット11aが設けられた面と反対側の面に加圧されて固定される。
以下に、画像形成部10の照明ブラケット26の固定について、説明する。まず、DMD12が、先の図5で示した照明部20の照明ブラケット26下面に設けられた照射用貫通孔26dの開口面と対向するように画像形成部10を、照明ブラケット26に位置決めする。次に、固定部14aに設けられた不図示の貫通孔と、DMDボード11の貫通孔15とを貫通するように図中下側からネジを挿入し、ネジを照明ブラケット26に設けられたネジ止め部262(図3参照)の下面に設けられたネジ穴にねじ込んで、画像形成部10を照明ブラケット26に固定する。また、照明ブラケット26に設けられたネジ止め部262にネジをねじ込んでいくと、押し当て部14bが、ヒートシンク13をDMDボード側へ押し込んでいく。これにより、ヒートシンク13が、固定部材14により、DMDボード11のソケット11aが設けられた面と反対側の面に加圧されて固定される。
このように、画像形成部10は、照明ブラケット26に固定され、先の図5に示した3つの脚部29は、画像形成部10の重量も支持している。
DMD12の画像生成面には、可動式の複数のマイクロミラーが格子状に配列されている。各マイクロミラーは鏡面をねじれ軸周りに所定角度傾斜させることができ、「ON」と「OFF」の2つの状態を持たせることができる。マイクロミラーが「ON」のときは、先の図7の矢印L2に示すように、光源61からの光を第1光学系70(図2参照)に向けて反射する。「OFF」のときは、先の図6に示す照明ブラケット26の側面に保持されたOFF光板27に向けて光源61からの光を反射する(図7の矢印L1参照)。従って、各ミラーを個別に駆動することにより、画像データの画素ごとに光の投射を制御することができ、画像を生成することができる。
不図示のOFF光板27に向けて反射された光は、熱となって吸収され外側の空気の流れで冷却される。
次に、第1光学部30について、説明する。
図9は、第1光学部30を、照明部20と画像形成部10とともに示す斜視図である。
図9に示すように、第1光学部30は、照明部20の上方に配置されており、複数のレンズで構成された第1光学系70(図2参照)を保持した投影レンズ部31と、この投影レンズ部31を保持するレンズホルダー32とを有している。レンズホルダー32には、下方へ延びる4つの脚部32a1〜32a4が設けられており(図9には、脚部32a2,32a3のみ図示されている。脚部32a1は、図3参照、脚部32a4は、図5参照)、各脚部32a1〜32a4の底面には、照明ブラケット26にねじ止めされるためのネジ穴が形成されている。
また、投影レンズ部31には、フォーカスギヤ36が設けられており、フォーカスギヤ36には、アイドラギヤ35が噛み合っている。アイドラギヤ35には、レバーギヤ34が噛み合っており、レバーギヤ34の回転軸には、フォーカスレバー33が固定されている。フォーカスレバー33の先端部分は、先の図1に示すように、装置本体から露出している。
フォーカスレバー33を動かすと、レバーギヤ34、アイドラギヤ35を介して、フォーカスギヤ36が回動する。フォーカスギヤ36が回動すると、投影レンズ部31内の第1光学系70を構成する複数のレンズが、それぞれ所定の方向へ移動し、投影画像のピントが調整される。
また、レンズホルダー32には、4箇所、第2光学部40を第1光学部30にネジ止めするためのネジ48が貫通するネジ貫通孔32c1〜32c3を有している(図9では、3個のネジ貫通孔が図示されており、各ネジ貫通孔32c1〜32c3には、ネジ48を貫通させた様子が示されており、図で見えているのは、ネジ48のネジ部の先端側である。)。また、各ネジ貫通孔32c1〜32c4の周囲は、レンズホルダー32の面から突出した第2光学部位置決め突起32d1〜32d3が形成されている(図9では、32d1〜32d3が図示されている)。
図10は、図9のA−A断面図である。
図10に示すように、脚部32a1,32a2には、被位置決め突起32b1,32b2が、設けられている。そして、図中右側の被位置決め突起32b1は、照明ブラケット26の上面26bに設けられた位置決めの主基準である丸穴形状の位置決め孔26e1に、図中左側の被位置決め突起32b2は、位置決めの従基準である長穴形状の位置決め孔26e2にそれぞれ挿入されて、Z軸方向、X軸方向の位置決めがなされる。そして、照明ブラケット26上面26bに設けられた貫通孔26c1〜26c4にネジ37を挿入し、レンズホルダー32の各脚部32a1〜32a4に設けられたネジ穴にネジ37をねじ止めすることで、第1光学部30が照明部20に位置決め固定される。
投影レンズ部31のレンズホルダー32よりも上部側は、後述する第2光学部のミラーホルダー45(図12参照)により覆われている。なお、先の図3に示すように、投影レンズ部31のレンズホルダー32よりも下部側のレンズホルダー32と照明部20の照明ブラケット26の上面26bとの間の部分は、露出しているが、投影レンズ部31は、レンズホルダー32と嵌合しているため、この露出部から、画像の光路へ光が入り込むことはない。
次に、第2光学部40について説明する。
図11は、第2光学部40が備える第2光学系を、投影レンズ部31と照明部20と画像形成部10とともに示す斜視図である。
図11に示すように、第2光学部40は、第2光学系を構成する折り返しミラー41と、凹面状の曲面ミラー42とを備えている。曲面ミラー42の光を反射する面は、球面、回転対称非球面、自由曲面形状などにすることができる
図12は、第2光学部40を、第1光学部30、照明部20、画像形成部10とともに示す斜視図である。
図12に示すように、第2光学部40は、曲面ミラー42から反射した光像を透過するとともに、装置内の光学系部品を防塵するための出射窓部としての透過ガラス51も備えている。
第2光学部40は、折り返しミラー41と透過ガラス51とを保持するミラーブラケット43と、曲面ミラー42を保持する自由ミラーブラケット44と、ミラーブラケット43および自由ミラーブラケット44が取り付けられるミラーホルダー45とを有している。
ミラーホルダー45は、箱型の形状をしており、上面、下面および図中X方向奥側が開口しており、上から見たとき、略コの字状の形状をしている。ミラーホルダー45の上部開口のZ方向手前側と奥側とのそれぞれでX方向に延びる縁部は、図中X方向手前側端部からX方向奥側へ行くにつれて、上昇するように傾斜した傾斜部と、図中X方向と平行な平行部とで構成されており、傾斜部が、平行部より図中X方向手前側にある。また、ミラーホルダー45の上部開口の図中X方向手前側のZ方向に延びる縁部は、図中Z方向と平行になっている。
ミラーブラケット43は、ミラーホルダー45の上部に取り付けられる。ミラーブラケット43は、ミラーホルダー45の上部開口縁部の傾斜部と当接する図中X方向手前側端部からX方向奥側へ行くにつれて、上昇するように傾斜した傾斜面43aと、ミラーホルダー45の上部開口部縁部の平行部と当接するX方向に平行な平行面43bとを有している。傾斜面43aと平行面43bとは、それぞれ開口部を有しており、傾斜面43aの開口部を塞ぐように、折り返しミラー41が保持されており、平行面43bの開口部を塞ぐように透過ガラス51が保持されている。
折り返しミラー41は、板バネ状のミラー押さえ部材46によりZ方向両端が、ミラーブラケット43の傾斜面43aに押し付けられることにより、ミラーブラケット43の傾斜面43aに位置決め保持されている。折り返しミラー41のZ方向の一方側端部には、2個のミラー押さえ部材46により固定されており、他方側端部には、1個のミラー押さえ部材46により固定されている。
透過ガラス51は、Z方向両端が、板バネ状のガラス押さえ部材47によりミラーブラケット43の平行面43bに押し付けられることにより、ミラーブラケット43に位置決め固定されている。透過ガラス51は、Z方向両端それぞれ1個のガラス押さえ部材47により保持されている。
曲面ミラー42を保持する自由ミラーブラケット44は、図中X方向奥側から手前側へ向けて下降するように傾斜した腕部44aをZ軸方向手前側と奥側とに有している。また、自由ミラーブラケット44は、腕部44aの上部でこれら二つの腕部44aを連結する連結部44bを有している。自由ミラーブラケット44は、ミラーホルダー45の図中X方向奥側の開口を曲面ミラー42が覆うように、腕部44aがミラーホルダー45に取り付けられている。
曲面ミラー42は、透過ガラス51側端部の略中央部が、板バネ状の自由ミラー押さえ部材49により自由ミラーブラケット44の連結部44bに押し付けられ、第1光学系側の図中Z軸方向両端が、ネジにより自由ミラーブラケット44の腕部44aに固定されている。
第2光学部40は、第1光学部30のレンズホルダー32に積載固定される。具体的には、ミラーホルダー45の下部には、レンズホルダー32の上面と対向する下面451が設けらており、この下面451には、第1光学部30にネジ止めするための筒状形状のネジ止め部45a1〜45a3が4箇所、形成されている(ネジ止め部45a1、45a2は、図11参照。ネジ止め部45a3は、図5参照、残りのネジ止め部は、不図示)。第2光学部40は、第1光学部30のレンズホルダー32に設けられた各ネジ貫通孔32c1〜32c3にネジ48を貫通させ、各ネジ止め部45a1〜45a3にネジ48をネジ止めすることにより、第1光学部30にネジ止めされる。このとき、第2光学部40のミラーホルダー45の下面が、レンズホルダー32の第2光学部位置決め突起32d1〜32d4と当接して、第2光学部40は、Y方向に位置決めされて固定される。
第2光学部40を第1光学部30のレンズホルダー32に積載固定すると、先の図9に示すように、投影レンズ部31のレンズホルダー32よりも上部の部分が、第2光学部40のミラーホルダー45内に収納される。また、第2光学部40を、レンズホルダー32に積載固定したとき、曲面ミラー42とレンズホルダー32との間には、隙間があり、その隙間にアイドラギヤ35(図9参照)入り込んでいるような形となる。
図13は、第1光学系70から投影面101(スクリーン)までの光路を示す斜視図である。
第1光学系70を構成する投影レンズ部31を透過した光束は、折り返しミラー41と曲面ミラー42との間で、DMD12で生成された画像に共役な中間像を形成する。この中間像は、折り返しミラー41と曲面ミラー42との間に曲面像として結像される。次に、中間像を結像した後の発散する光束は、凹面状の曲面ミラー42に入射し、収束光束になり、曲面ミラー42により中間像を「さらに拡大した画像」にして投影面101に投影結像する。
このように、投影光学系を、第1光学系70と、第2光学系とで構成し、第1光学系70と第2光学系の曲面ミラー42との間に中間像を形成し、曲面ミラー42で拡大投影することで、投影距離を短くでき、狭い会議室などでも使用することができる。
また、図13に示すように、照明ブラケット26には、第1光学部30、第2光学部40が積載固定される。また、画像形成部10も固定される。よって、照明ブラケット26の脚部29が、第1光学部30、第2光学部40および画像形成部10の重量を支える形でベース部材53に固定される。
図14は、装置内の各部の配置関係を示した模式図である。
図に示すように、画像形成部10、照明部20、第1光学部30、第2光学部40は、投影面の短軸方向であるY方向に積層配置されており、光源部60は、画像形成部10、照明部20、第1光学部30、第2光学部40が積層された積層体に対して投影面の長軸方向であるZ方向に配置されている。このように、本実施形態においては、画像形成部10、照明部20、第1光学部30、第2光学部40および光源部が、投影画像および投影面101に対して平行な方向であるY方向またはZ方向に並べて配置されている。さらに具体的には、画像形成部10と照明部20とからなる画像形成系Aと、第1光学部30と第2光学部40とからなる投影光学系Bとが積層された方向に対して直交する方向に光源部60が画像形成系Aに連結されている。また、画像形成系Aと光源部60とは、ベース部材53に平行な同一の直線上に配置されている。また、画像形成系Aと投影光学系Bとは、ベース部材53に垂直な同一の直線上に配置され、ベース部材53側から、画像形成系A、投影光学系Bの順番で配置されている。これにより、装置の設置スペースが投影面101に投影された投影画像の面に対して直交する方向に取られるのを抑制することができる。これにより、画像投影装置を机などの上に載せて使用する場合、狭い室内においても装置が、机や椅子の配置の邪魔になるのを抑制することができる。
また、本実施形態においては、光源部60の上方に、光源61やDMD11に電力を供給するための電源部80が積層配置されている。これら光源部60、電源部80、画像形成系A、投影光学系Bは、上述のプロジェクタの上面と、ベース部材53と、プロジェクタ1の周囲を覆う後述の外装カバー59(図19参照)からなるプロジェクタ1の容器に収納されている。
図15は、本実施形態のプロジェクタ1の使用例を示す図であり、図16、図17は、従来のプロジェクタ1Aの使用例を示す図である。
図15〜図17に示すように、プロジェクタ1は、例えば会議室などで使用する場合、プロジェクタ1をテーブル100に置いてホワイトボードなどの投影面101に画像を投影して使用される。
図16に示すように、従来のプロジェクタ1Aは、DMD12(画像生成素子)、照明部20、第1光学系70、第2光学系(曲面ミラー42)が、投影画像の面に対して直交する方向に直列に並べて配置されている。よって、プロジェクタ1Aの投影面に対して直交する方向(X方向)に長くなり、プロジェクタ1Aが、投影面101に対して直交する方向にスペースをとってしまう。投影面101に投影された画像を見る人が座る椅子や、使用する机は、一般的に投影面に対して直交する方向に配置するため、プロジェクタが、投影面に対して直交する方向にスペースを取ると、それだけ、椅子の配置スペースや机の配置スペースが制限されて、利便性が悪い。
図17に示すプロジェクタ1Bは、DMD12(画像形成素子)、照明部20、第1光学系70が、投影画像の面と平行に直列に並べて配置されている。よって、図16に示すプロジェクタ1Bに比べて、投影面101に対して直交する方向の長さを短くすることができる。しかしながら、図17に示すプロジェクタ1Bは、光源61が、照明部20に対して投影画像の面に対して直交する方向に配置されているため、プロジェクタの投影面101に対して直交する方向の長さを十分に短くすることができない。
一方、図15に示す本実施形態のプロジェクタ1においては、画像形成部10と照明部20とからなる画像形成系A、および第1光学部30と折り返しミラー41とからなる投影光学系Bとを、投影面101および投影面101に投影された投影画像の像面に対して平行な方向のうち図中Y方向に直列に並べて配置している。また、光源部60と、照明部20とが、投影面101に投影された投影画像の面に対して平行な方向のうち図中Z方向に直列に並べて配置している。すなわち、本実施形態のプロジェクタ1は、光源部60、画像形成部10、照明部20および第1光学部30と、折り返しミラー41とは、投影面101に投影された投影画像の面に対して平行な方向(図中Z方向またはY方向)に配置された構造となっており、光源部60、画像形成部10、照明部20および第1光学部30と、折り返しミラー41のそれぞれが投影面および投影画像の像面に平行に配置されているのである。このように、光源部60、画像形成部10、照明部20および第1光学部30と、折り返しミラー41とを、投影面101に投影された投影画像の面に対して平行な方向(図中Z方向またはY方向)に配置したので、図15に示すように、図16や図17に示したプロジェクタに比べて投影面101に対して直交する方向(図中X方向)の長さを短くすることができる。これにより、プロジェクタ1が椅子の配置スペースや机の配置スペースの阻害となるのを抑制することができ、利便性の高いプロジェクタ1を提供することができる。
また、本実施形態においては、先の図14に示すように、光源部60の上方に、光源61やDMD11に電力を供給するための電源部80が積層配置されている。これにより、プロジェクタ1のZ方向も短くなっている。
図18は、本実施形態のプロジェクタ1の別の使用例について説明する図である。
図18に示すように、本実施形態のプロジェクタ1は、天井105に吊り下げて使用することもできる。この場合も、本実施形態のプロジェクタ1は、投影面101に対して直交する方向に短いので、天井105にプロジェクタ1を設置する際、天井105に配置された照明器具106に干渉することなく、設置することができる。
また、本実施形態においては、第2光学系を折り返しミラー41と曲面ミラー42とで構成しているが、第2光学系を曲面ミラー42のみで構成してもよい。また、折り返しミラー41は、平面ミラーでも正の屈折力を持ったミラーでも負の屈折力を持ったミラーでもよい。また、本実施形態においては、曲面ミラー42として凹面ミラーを用いているが、凸面ミラーを用いることもできる。この場合は、第1光学系70と曲面ミラー42との間で中間像を形成しないように第1光学系70を構成する。
光源61は、経時使用で寿命を迎えるので、定期的な交換が必要である。このため、本実施形態においては、光源部60は、装置本体から着脱可能に設けられている。
図19は、プロジェクタ1の設置面側を見た斜視図である。
図19に示すように、プロジェクタ1の底面を構成するベース部材53には、開閉カバー54が設けられており、開閉カバー54には、回転操作部54aが設けられている。回転操作部54aを回転すると、開閉カバー54と装置本体との固定が解除され、開閉カバー54が、装置本体から取り外し可能となる。また、ベース部材53の開閉カバー54のX方向に隣接する箇所には、電源吸気口56が設けられている。
また、図19に示すように、プロジェクタ1の外装カバー59の一方のY−X平面には、吸気口84と、パソコンなどの外部装置からの画像データなどが入力される外部入力部88が設けられている。
図20は、開閉カバー54を装置から取り外した様子を示す斜視図である。
開閉カバー54を取り外すと、図20に示すように、光源部60の光源ブラケット62の光源61が装着された側と反対側の面が露出する。光源ブラケット62には、取っ手部66が、光源ブラケット62に対して図中点線で示すO1を回転中心にして回動自在に取り付けられている。
光源部60を装置本体から取り出すときは、取っ手部66を回動させて取っ手部66を掴んで図中手前側へ引き出すことで、光源部60は、装置本体の開口部から取り外される。光源部60を装置本体に装着するときは、装置本体の開口部から光源部60を挿入する。光源部60を装置本体への挿入していくと、先の図4に示したコネクタ部62aが装置本体の不図示の電源側コネクタと接続し、同図に示したホルダ64の3つの光源位置決め部64a1〜64a3が、先の図6に示した照明部20の照明ブラケット26に設けられた3つの光源被位置決め部26a1〜26a3に嵌合し、光源部60が装置本体に位置決めされ、光源部60の装着が完了する。そして、開閉カバー54をベース部材53に取り付ける。本実施形態においては、光源部60に取って部66を設けているが、図20に示すように、開閉カバー54側へ突出して設けられたダクト部65を取っ手部としてもよい。
また、ベース部材53には、3箇所脚部55が設けられており、この脚部55を回転させることで、ベース部材53からの突出量が変更され、高さ方向(Y方向)の調整を行うことができるようになっている。
また、図20に示すように、外装カバー59の他方のY−X平面には、排気口85が設けられている。
図21は、本実施形態のプロジェクタ1内の空気の流れを説明する説明図である。この図は、プロジェクタ1を投影面101に対して直交する方向(X方向)から見た図である。
図21に示すように、プロジェクタ1の側面の一方(図中左側)にプロジェクタ1内に外気を取り込むための開口した吸気口84が設けられており、プロジェクタ1の側面の他方(図中右側)にプロジェクタ1内の空気を排気する開口した排気口85が設けられている。また、排気口85と対向するように、排気ファン86が設けられている。
排気口85と吸気口84の一部は、プロジェクタ1を投影面101に対して直交する方向(X方向)から見たとき、光源部60と操作部83との間となるように設けられている。これにより、吸気口84から取り込まれた外気は、先の図12に示す第2光学部40のミラーホルダ45のZY平面や曲面ミラー42の裏面にまわりこんで、ミラーホルダ45や曲面ミラー42の裏面に沿いながら、吸気口84へ向かって移動する。光源部60の上部に配置された電源部80は、図中Z方向から見たとき、アーチ状の形状をしており、ミラーホルダ45や曲面ミラー42の裏面に沿いながら、吸気口84へ向かって移動してきた空気は、電源部80に囲われた空間へ流れ、排気口85から排出される。
このように、排気口85と吸気口84の一部が、プロジェクタ1を投影面101に対して直交する方向(X方向)から見たとき、光源部60と操作部83との間となるように設けることで、光源部60と操作部83との間を通って、排気口85から排出される気流を生じさせることができる。
また、照明部20のカラーホイール21を回転駆動させるためのカラーモータ21a(図5参照)の周囲の空気が吸引できるような箇所に光源ブロワ95が配置されている。これにより、光源ブロワ95の吸気により発生する気流でカラーモータ21aを冷却することができる。
光源ブロワ95により吸引された空気は、光源ダクト96を通って、ホルダ64の光源給気口64b(図4参照)へ流入する。また、光源ダクト96へ流入した空気の一部は、光源ダクト96の外装カバー59(図19参照)との対向面に形成された開口部96aから光源ハウジング97と外装カバー59との間に流れる。
光源ダクト96の開口部96aから光源ハウジング97と外装カバー59との間に流れてきた空気は、光源ハウジング97と外装カバー59とを冷却した後、排気ファン86によって排気口85から排出される。
また、光源給気口64bへと流れた空気は、光源61へ流入し、光源61を冷却した後、ホルダ64の上面に設けられた光源排気口64cから排気される。光源排気口64cから排気された空気は、光源ハウジング97上面の開口部から電源部80に囲われた空間へ排気される。その後、第2光学部40を周り込んで電源部80の囲われた空間に流れ込んできた低温の空気と混ざった後、排気ファン86により排気口85から排出される。このように、光源排気口64cから排気された高温の空気が、外気と混合させてから、排気することにより、排気口85から排気される空気が高温となるのを抑制することができる。
また、ユーザーが操作する操作部83は、ユーザーが操作しやすいように、装置の上面に設けるのが好ましい。しかし、本実施形態においては、プロジェクタ1上面に、投影面101に画像を投影するための透過ガラス51を設けているため、プロジェクタをY方向から見たとき、光源61と重なる位置に、操作部83を設ける必要がある。
本実施形態においては、光源部60と操作部83との間に吸気口84から排気口85へ向かって流れる気流で、光源61を冷却して高温となった空気を、排気口へ向けて排気するので、この高温の空気が、操作部83へ移動するのを抑制することができる。これにより、光源61を冷却して高温となった空気で、操作部83が温度上昇するのを抑制することができる。また、吸気口84から第2光学部40を周り込んで、排気口85へ向かって流れる空気の一部は、操作部83の真下を通って、操作部83を冷却する。このことも、操作部83の温度上昇を抑制することができる。
また、排気ファン86による吸気により、先の図19に示したベース部材53に設けられた電源吸気口56から外気が吸気される。光源ハウジング97よりも図中X方向奥側には、光源61に安定した電力(電流)を供給するための不図示のバラスト基板が配置されており、電源吸気口56から吸引された外気は、光源ハウジング97と不図示のバラスト基板との間を上方へ移動しながら、バラスト基板を冷却する。その後、バラスト基板の上方に配置されている電源部80で囲われた空間に流れた後、排気ファン86により排気口85から排気される。
本実施形態では、吸気口84から排気口85へ向かう気流を発生させるファンを、排気ファン86として、排気側に設けているので、吸気口にファンを設ける場合に比べて、吸気口から装置内に供給される空気の供給量を増やすことができる。これは、吸気口84にファンを設けた場合、ファンの空気を送り出す方向に、第2光学部40があるため、第2光学部40によって、ファンから装置内部へ供給される外気の風量が低下してしまう。一方、排気ファン86として、排気口85側にファンを設けた場合、通常、排気口85よりも排気側には、物体がないので、排気ファン86から排出される風量が減少することはない。よって、排気ファン86から排気された排気量と、同じだけの量の空気が吸気口84から取り入れられるので、結果的に、吸気口から装置内部へ供給される空気の供給量が低下することがない。よって、所定の風圧で、吸気口84から排気口85へ向けて空気を流すことができ、光源61から上昇してきた加熱空気を、吸気口84から排気口85への気流で、排気口85へ良好に向かわせることができる。
また、装置本体の図中左下側には、画像形成部10のヒートシンク13や、光源部60光源ブラケット62などを冷却する冷却部120が配置されている。冷却部120は、吸気ブロワ91、垂直ダクト92、水平ダクト93を有している。
吸気ブロワ91は、吸気口84の下方に対向配置されており、吸気口84と対向する面から吸気口84を介して外気を吸気するとともに、吸気口と対向する面と反対側の面から装置内部の空気を吸気して、吸気ブロワ91の下方に配置された垂直ダクト92へ流入する。垂直ダクト92へ流入した空気は、下方へと移動し、垂直ダクト92の下方部で連結された水平ダクト93へ送れられる。
水平ダクト93内には、DMD12の画像生成面の裏側に取り付けられたヒートシンク13が配置されており、ヒートシンク13が、水平ダクト93を流れる空気により冷却される。ヒートシンク13が冷却されることにより、効率よくDMD12を冷却することができ、DMD12が、高温になるのを抑制することができる。
水平ダクト93内を移動してきた空気は、先の図4に示す光源部60の光源ブラケット62に設けられた通過部65または開口部65aへ流入する。開口部65aへ流入した空気は、開閉カバー54と光源ブラケット62との間へと流れ、開閉カバー54を冷却する。
一方、通過部65へ流入した空気は、光源ブラケット62を冷却した後、光源61の出射側とは反対側の部分へ流入し、光源61のリフレクタ67の反射面とは反対側を冷却することで、光源61のリフレクタ67を冷却する。したがって、通過部65を通過する空気は、光源ブラケット62と光源61の両方の熱を奪う。リフレクタ67付近を通過した空気は、光源ブラケット62の高さから排気ファン86の下部付近の高さまでの空気を導く排気ダクト94を通った後に、光源排気口64Cから排気された空気と合流し、流体ガイド87を通って、排気口85へ至る。排気ファン86により排気口85から排出される。また、開口部65aを通って開閉カバー54と光源ブラケット62との間へ流入した空気は、開閉カバー54を冷却した後、装置内部を移動して、排気ファン86により排気口85から排出される。
本実施形態においては、プロジェクタ1の上面部に投影画像Pが出射する出射窓部としての透過ガラス51が設けられている。このため、図22に示すように、プロジェクタ1を窓Wの近くに配置した場合、太陽光線などの外光が、透過ガラス51を通って装置内部に進入するおそれが高い。
図23は、装置内部に進入した外光の光路の一例を示す図である。
図23に示すように、透過ガラス51を通って装置内部に進入した外光は、曲面ミラー42に反射するなどにして、曲面ミラー42を保持する自由ミラーブラケット44、折り返しミラー41を保持するミラーブラケット43、自由ミラーブラケット44およびミラーブラケット43を保持するミラーホルダ45などに照射される。また、曲面ミラー42、折り返しミラー41、複数のレンズで構成された第1光学系70を通って、照明部20内に進入し、DMD12や凹面ミラー25を保持する遮光板263などに照射されるおそれもある。
太陽光線などの外光には、赤外線や紫外線などの可視光以外の光が含まれる。装置の軽量化の観点などから、自由ミラーブラケット44、ミラーブラケット43、ミラーホルダ45、遮光板263などは、樹脂で形成するのが好ましい。しかし、自由ミラーブラケット44、ミラーブラケット43、ミラーホルダ45、遮光板263などを樹脂で形成した場合、自由ミラーブラケット44、ミラーブラケット43、ミラーホルダ45、遮光板263などに外光が照射されると、外光に含まれる紫外線により劣化し、亀裂が生じたり、機械的強度が低下し破損したりするおそれがある。また、外光に含まれる赤外線により加熱され、光学素子であるミラーを保持する部材43,44,45,263が熱変形するおそれもある。光学素子であるミラーを保持する部材43,44,45,263に亀裂や破損が生じたり、熱変形したりすると、光学素子(ミラー)の位置がずれ、投影画像が劣化してしまう。
また、投影レンズ部31を構成するレンズが樹脂で構成されている場合は、外光に含まれる紫外線によりレンズが劣化するおそれもある。
そこで、本実施形態においては、外光に含まれる紫外線や赤外線などの可視光以外の光を遮光して、装置内部に進入しないようにした。以下に図面を用いて具体的に説明する。
[実施例1]
図24は、実施例1のプロジェクタ1の透過ガラス51周辺の概略構成図である。
図24に示すように、実施例1においては、透過ガラス51に非可視光カット手段としての紫外線カットコート511と非可視光カット手段としての赤外線カットコート512とを施したものである。紫外線カットコート511は、透過ガラス51の投影画像透過面のうちスクリーン側(装置外側)の面に施されており、赤外線カットコート512は、透過ガラス51の投影画像透過面のうち曲面ミラー42(装置内側)の面に施されている。紫外線カットコート511および赤外線カットカート152は、蒸着法などにより透過ガラス51に形成される。
透過ガラス51に紫外線カットコート511と赤外線カットコート512とを施すことで、装置内部に紫外線や赤外線が進入するのを防止することができる。これにより、自由ミラーブラケット44、ミラーブラケット43、ミラーホルダ45、遮光板263などに紫外線や赤外線が照射されるのを防止することができ、これらが劣化したり熱変形したりするのを抑制することができる。また、可視光は、透過するので、投影画像は、透過ガラス51に遮られることなく、スクリーンに投影することができる。
図24に示す構成においては、透過ガラスの一方の面に紫外線カットコート511を施し、他方の面に赤外線カットコートを施しているが、いずれか一方の面に赤外線カットコートと紫外線カットコートとを施してもよい。しかし、蒸着のし易さを考えると、透過ガラスの一方の面に紫外線カットコート511を施し、他方の面に赤外線カットコートを施すのが好ましい。また、紫外線カットフィルムや赤外線カットフィルムを透過ガラス51に接着する構成でもよい。また、図25に示すように、紫外線カットフィルム511aと赤外線カットフィルム512aとを、透過ガラス51の投影画像透過面に対向配置する構成としてもよい。
[実施例2]
図26は、実施例2のプロジェクタ1の透過ガラス51周辺の概略構成図である。
図26に示す構成は、透過ガラス51の近傍に外光を遮蔽するシャッター部材180を設けたものである。
先の実施例1の構成では、赤外線カットコート512が外光の赤外線により加熱され、透過ガラス51が熱変形するおそれがある。透過ガラス51が熱変形により歪んでしまうと、良好な投影画像をスクリーンに投影できなくなる。そこで、この実施例2においては、透過ガラス51には、紫外線カットコート511のみを施し、赤外線の進入を、シャッター部材180で防ぐようにしたものである。
図26に示すようにシャッター部材180は、透過ガラス51の内側の面に対向する位置に設けられたおり、ラック&ピニオン機構などの公知の機構により、透過ガラス51面と対向する遮光位置から、退避位置に進退可能に設けられている。シャッター部材180は、金属などの熱導電性の高い部材で構成されている。
図27は、シャッター部材180の移動の様子を折り返しミラー41側見た図であり、図28は、シャッター部材180の移動の制御フロー図である。
プロジェクタの電源がOFFの状態のときは、シャッター部材180は、図27(b)に示すように、遮光位置にあり外光の進入を防止している。プロジェクトの電源がONとなり、光源61がON(点灯)になると(S1のYES)、不図示の制御部は、不図示の駆動モータを駆動させて、シャッター部材180を遮光位置から図27(a)に示す退避位置へと移動させる(S2)。これにより、投影画像が、透過ガラス51を通ってスクリーンに投影することができる。透過ガラス51には、紫外線カットコート511が施されているので、スクリーンに画像投影中においても、装置内部への紫外線の進入を防止することができ、自由ミラーブラケット44、ミラーブラケット43、ミラーホルダ45、遮光板263などの劣化を抑制することができる。
光源がOFFとなり(S3)、画像の投影が終了したら、不図示の制御部は、不図示の駆動モータを駆動させて、シャッター部材180を退避位置から図27(b)に示す遮光位置へと移動させる(S4)。これにより、装置内部への赤外線の進入防止することができ、自由ミラーブラケット44、ミラーブラケット43、ミラーホルダ45、遮光板263などの熱変形を抑制することができる。また、シャッター部材180は、金属などの熱導電性のよい部材で構成し熱を逃がすことで、シャッター部材180の輻射熱により透過ガラス51が加熱されるのを抑制することができる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の(1)〜(8)態様毎に特有の効果を奏する。
(1)
DMD12などの画像生成部で生成された画像を、複数の光学素子および透過ガラス51などの出射窓を通過させてスクリーン101などの投影面に向けて投射する投影光学系Bなどの投射光学装置(本実施形態においては、第1光学部30および第2光学部40とで構成)において、可視光以外の光をカットして、可視光以外の光が装置内部に進入するのを防止する非可視光カット手段(本実施形態では、紫外線カットコート511および赤外線カットコート512)を備えた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、装置内部部品の可視光以外の外光による悪影響を抑制することができる。また、可視光はカットしないので、投影面に投射する画像に影響が生じることなく、良好な画像を投影面に投射することができる。
(2)
上記(1)に記載の態様の投影光学系Bなどの投射光学装置において、非可視光カット手段を、透過ガラス51などの出射窓部の画像透過面に設ける、または、出射窓部の画像透過面に対向配置する。
かかる構成とすることで、可視光以外の外光が、装置内部に進入するのを防止することができる。
(3)
また、上記(1)または(2)に記載の態様の投影光学系Bなどの投射光学装置において、非可視光カット手段は、紫外線をカットする。
かかる構成を備えることで、樹脂製の装置内部部品の劣化を抑制することができる。
(4)
また、上記(1)乃至(3)いずれかに記載の態様の投影光学系Bなどの投射光学装置において、非可視光カット手段は、赤外線をカットする。
かかる構成を備えることで、装置内部部品の熱変形を抑制することができる。
(5)
また、上記(3)に記載の態様の投影光学系Bなどの投射光学装置において、透過ガラス51などの出射窓部の近傍に外光を遮蔽するシャッター機構を設けた。
かかる構成を備えることで、赤外線および紫外線を遮光することができるとともに、透過ガラスなどの出射窓部の熱変形を抑制することができる。
(6)
また、上記(1)乃至(5)いずれかに記載の態様の投射光学装置において、投影レンズと凹面ミラーとを備えた。
かかる構成を備えることで、投影面101に投影画像を拡大投影することができる。
(7)
光源61と、光源61からの光を用いて画像を形成するDMD12などの画像形成部と、複数の光学素子を備え、前記画像を投影面に向けて投射する投影光学系Bなどの投射光学部とを備えた画像投影装置において、上記投射光学部として、上記(1)乃至(6)いずれかに記載の態様の投射光学装置を用いた。
かかる構成を備えることで、装置内部部品の可視光以外の外光による悪影響を抑制することができる。
(8)
上記(7)に記載の態様のプロジェクタ1などの画像投影装置において、透過ガラス51などの出射窓部を、筐体の上面部に設けた。
かかる構成を備えることで、実施形態でも説明したように、投影面に対して直交する方向の長さを短くすることができる。
1:プロジェクタ
10:画像生成部
11a:ソケット
11:DMDボード
12:DMD
13:ヒートシンク
14:固定部材
20:照明部
21:カラーホイール
22:ライトトンネル
23:リレーレンズ
24:シリンダミラー
25:凹面ミラー
26:照明ブラケット
26a1〜26a3:光源被位置決め部
26c1〜26c4:貫通孔
26d:照射用貫通孔
26e1,26e2:位置決め孔
26f:位置決め突起
27:OFF光板
28:照明カバー
29:脚部
30:第1光学部
31:投影レンズ部
32:レンズホルダー
32a1〜32a4:脚部
32b1〜32b4:被位置決め突起
32c1〜32c4:ネジ貫通孔
32d1〜32d4:第2光学部位置決め突起
33:フォーカスレバー
34:レバーギヤ
35:アイドラギヤ
36:フォーカスギヤ
40:第2光学部
41:折り返しミラー
42:曲面ミラー
43:ミラーブラケット
44:自由ミラーブラケット
45:ミラーホルダー
45a1〜45a4:ネジ止め部
46:ミラー押さえ部材
47:ガラス押さえ部材
49:自由ミラー押さえ部材
51:透過ガラス
53:ベース部材
53c:光源部取り出し口
53d:切り欠き
53e:被引っ掛け部
54:開閉カバー
54a:回転操作部
60:光源部
61:光源
62:光源ブラケット
62a:コネクタ部
64:ホルダ
64a1〜64a3:光源位置決め部
64b:流入口
64c:排気口
65:ダクト部
65a:開口部
70:第1光学系
80:電源部
83:操作部
84:吸気口
85:排気口
86:排気ファン
91:吸気ブロワ
92:垂直ダクト
93:水平ダクト
94:排気ダクト
95:光源ブロワ
96:光源ダクト
100:テーブル
101:投影面
105:天井
106:照明器具
151:引っ掛け部
152:押圧突起
153a,153b,153c:爪部
154:外れ抑制突起
155:開口部
156:突き当て部
157:ベース面
161:ロック部
162,162a:鍔部
164:スロープ部
165:押圧部
171:電源側コネクタ
511:紫外線カットコート
511a:紫外線カットフィルム
512:赤外線カットコート
512a:赤外線カットフィルム
180:シャッター部材
263 遮光板
A:画像形成系
B:投影光学系
W:窓
特開2008−165202号公報

Claims (4)

  1. 画像生成部で生成された画像を、複数の光学素子および出射窓部を通過させて投影面に向けて投射する投射光学装置において、
    前記出射窓部の画像透過面の一方の面に紫外線をカットする紫外線カット手段を設け、前記画像透過面の反対側の面に赤外線をカットする赤外線カット手段を設けたことを特徴とする投射光学装置。
  2. 請求項1の投射光学装置において、
    投影レンズと凹面ミラーとを備えたことを特徴とする投射光学装置。
  3. 光源と、
    前記光源からの光を用いて画像を形成する画像形成部と、
    複数の光学素子を備え、前記画像を投影面に向けて投射する投射光学部とを備えた画像投影装置において、
    上記投射光学部として、請求項1または2の投射光学装置を用いたことを特徴とする画像投影装置。
  4. 請求項の画像投影装置において、
    前記出射窓部を、筐体の上面部に設けたことを特徴とする画像投影装置。
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