JP2011227299A - 投写型映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
投写型映像表示装置の投写部を筺体の上方へ配した場合でも安定して設置することができる投写型映像表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
映像光を設置面へ投写させる超短焦点の投写型映像表示装置100を一例とする。投写型映像表示装置100は、映像光を投写面へ投写するための投写窓202が一端側に設けられた筺体200と、少なくとも投写窓202を囲い、対向する方向で且つ前記投写面に対して平行な方向へスライドさせることにより前記映像投写部を露出させる第1及び第2のフレーム251及び252とを備えること要旨とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば机の天板上に置いて、机の天板面をスクリーンとして投写するようにした小型の投写型映像表示装置に関する。
従来、投写型映像表示装置では、机の上に設置し、壁面のスクリーンへ映像を投写させるタイプが一般的であった。この種の投写型映像表示装置では投写レンズより先に机の天板部分が存在し投写映像が机の天板で遮られると、壁面のスクリーンへ映像全体を投写させることができなかった。
この課題を鑑みて考えられた文献が特許文献1である。特許文献1では、投写型映像表示装置の筺体が縦長に形成され、映像を投写する投写レンズを筺体の上方に配している。このような構成にすることにより、投写レンズから投写された映像が投写レンズより先にある机の天板により遮られることがなく壁面のスクリーンへ映像を投写させることができる。
特開2006−208830号公報
しかしながら、縦長の筺体とすることにより投写型映像表示装置の重心が上方に位置することとなる。このような投写型映像表示装置は、筺体を縦長に形成することにより設置面の面積が狭くなるため、非常に不安定な設置状態となる。
また、机の上に設置し、机の天板面に映像を投写させるようにした投写型映像表示装置の場合も、投写映像範囲を広くするために、筺体の上方に映像を投写する映像投写部を配す必要があり、やはり投写型映像表示装置が縦長になり、同様の課題が招来する。
そこで本発明の投写型映像表示装置は、上記課題に鑑みなされたものであり、投写型映像表示装置の映像投写部を筺体の上方へ配した場合でも安定して設置することができる投写型映像表示装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の一の特徴において、映像光を投写面へ投写するための映像投写部(例えば投写窓202)が一端側に設けられた筺体200と、少なくとも映像投写部(例えば投写窓202)を囲い、対向する方向で且つ前記投写面に対して平行な方向へスライドさせることにより前記映像投写部を露出させる第1及び第2のフレーム251及び252と、を備えることを要旨とする。
上述した投写型映像表示装置100において、前記映像投写部(例えば投写窓202)から投写させる映像光は前記第1及び第2のフレーム251及び252を設置する設置面に投写させることを特徴としてもよい。
上述した投写型映像表示装置100において、前記筺体には操作用の操作ボタン(例えば電源ボタン205)をさらに備え、前記第1及び第2のフレーム251及び252を映像投写部(例えば投写窓202)が露出させる方向にスライドさせることにより前記操作ボタン(例えば電源ボタン205)を露出させることを特徴としてもよい。
本発明によれば、投写型映像表示装置の映像投写部を筺体の上方へ配した場合でも安定して設置することができる。
本実施形態に係る投写型映像表示装置の正面から見た外観斜視図である。 本実施形態に係る投写型映像表示装置の背面から見た背面図である。 本実施形態に係る投写型映像表示装置の携帯時の外観斜視図である。 本実施形態に係るスライド機構の断面を示した断面図である。 本実施形態のスライド機構に係る変形例を示した断面図である。 本実施形態に係る投写型映像表示装置の内部構成を正面から示した透視図である。 本実施形態に係る投写型映像表示装置の内部構成を側面から示した透視図である。 本実施形態に係るセンサの制御フローを示したフローチャートである。 本実施形態に係る投写型映像表示装置から投写される映像をセンサで撮像している状態を示す斜視図である。 本実施形態に係る投写型映像表示装置の他の使用方法を側面から示した側面図である。
以下において、本発明の実施形態に係る投写型映像表示装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[本実施形態]
(投写型映像表示装置の構成)
以下において、本実施形態に係る投写型映像表示装置100の構成について、図1乃至図3を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る投写型映像表示装置の正面から見た外観斜視図である。図2は、本実施形態に係る投写型映像表示装置の背面から見た背面図である。図3は、本実施形態に係る投写型映像表示装置の携帯時の外観斜視図である。
図1に示すように、投写型映像表示装置100は、筺体200とフレーム251及び252から構成される。投写型映像表示装置100は略扁平直方体形状を成している。ここで図1に示しているように投写型映像表示装置100の設置面をX−Y平面として投写型映像表示装置100の設置面における短辺方向をX軸方向とし、投写型映像表示装置100の設置面における長辺方向をY軸方向と定義する。Z軸方向は、X−Y平面に直交する方向と定義する。尚、X軸、Y軸、Z軸の正方向は、各図面に記載したX軸、Y軸、Z軸の矢印方向とし、X軸、Y軸、Z軸の負方向は、各図面に記載したX軸、Y軸、Z軸の矢印と逆方向と定義する。
Y−Z平面に平行でX軸の負方向へ向いている面を一側面102、Y−Z平面に平行でX軸の正方向へ向いている面を他の側面103、X−Y平面に平行でZ軸の正方向へ向いている面を天面104、X−Y平面に平行でZ軸の負方向へ向いている面を底面105、X−Z平面に平行でY軸の正方向へ向いている面を正面106、X−Z平面に平行でZ軸の負方向へ向いている面を背面107と定義する。
筺体200には、正面106、天面104、背面107及び底面105全周を囲うように筺体200のX軸方向の略半分の幅を有する矩形のフレーム251及び252が取り付けられる。筺体200に取り付けられたフレーム251及び252は、それぞれX軸の正方向及び負方向へ対向させてスライドさせることができる。後述するがフレーム251及び252をスライドさせるとき、筺体200に形成されたスライド機構により特定の位置にクリック感を伴って固定することができる。一の特定の位置は、図1に示すフレーム251及び252を開けて投写窓202、センサ203、リモコン(リモートコントローラー)受光部204、電源ボタン205、USBケーブル206(図2参照)を露出させた状態である。他の特定の位置は、図3に示すようなフレーム251及び252を閉じて投写窓202、センサ203、リモコン受光部204、電源ボタン205、USBケーブル206を隠した状態である。
筺体200は、投写窓202、センサ203、リモコン受光部204を正面に配し、電源ボタン205を天面に配し、USBケーブル206を背面に配し、内部にプロジェクタ部400(映像光生成部140、バッテリ151、回路基板(図6参照)等)を備える。筺体200の投写窓202、センサ203、リモコン受光部204を配す部分は、透明部材206で覆われる。透明部材206、電源ボタン205、USBケーブル206(収納時)は、フレーム251及びフレーム252がスライドすることを阻害しないように筺体200から突出する部分は存在しない。
また、筺体200は、略扁平直方体を有しているがそれに限定されるものではなく、筺体200の6面が曲面であってもよい。従って本発明の面は、平面及び曲面を含む概念であることに留意すべきである。
投写窓202は、筺体200の正面106において天面104に近い一端部側に配され、プロジェクタ部400で生成される映像光を遮らないように十分な透明領域の面積を有す。
センサ203は、投写窓202の近傍に配され、投写窓202よりも筺体の中央よりに配される。センサ203は、具体的にはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサが使用される。センサ203は、投写窓202から投写面に投写される映像を撮像することができるように取り付けられる。
リモコン受光部204は、筺体200の正面106において底面105に近い一端部側に配され、図示しない付属のリモコンの操作ボタンを操作することにより生成される赤外線信号を受光する受光部である。
電源ボタン205は、筺体200の天面104において背面107に近い一端部側に配され、投写型映像表示装置100の電源をON/OFFさせるときに使用する。
フレーム251及び252は、筺体200の外形よりも一回り大きな外形形状を有し、投写型映像表示装置100の強度を強めるため金属製の材質で形成される。フレーム251及び252の一側面側102及び他の側面側103は保護壁等を設けず解放されている。フレーム251及び252のそれぞれのX軸方向の厚みは、筺体200のX軸方向の厚みの半分の厚みである。従って、図3に示すようにフレーム251及び252をスライドさせて閉じると投写型映像表示装置100のX軸方向の厚みは筺体200のX軸方向の厚みと一致する。
図2を参照して、USBケーブル206は、一端が筺体200に接続され、他端にUSB端子207が形成されている。USBケーブル206を使用しない際は、USBケーブルホルダ208に収められることになる。USB端子207の両側面には微小な突起(不図示)が形成されている。USBケーブル206をUSBケーブルホルダ208に収める場合には、この突起がUSBケーブルホルダ208の両側面に形成された溝(不図示)に嵌合され、簡易的にUSB端子207が保持される。投写型映像表示装置100が外部機器とUSB端子207を介して接続されると、外部機器から電力が給電されると共に投写窓202から投写される映像の入力映像信号も供給させる。また、USBケーブル206は、付属のコネクタを使用して商用電源と接続されてもよい。外部機器、又は商用電源から給電された電力は、投写型映像表示装置100を駆動させる電力に使用されてもよく、バッテリ151に蓄電されてもよく、またその両方でもよい。
次に、フレーム251及び252が筺体200に対してスライドするスライド機構を図4を用いて説明する。図4は、正面106方向から見た天面104付近を拡大させた断面図である。図4の(a)は、フレーム251及び252が閉じた状態を示しており、図4の(b)は、フレーム251及び252が開いた状態を示す。
筺体200は、筺枠410、突起部材401及び402、保持枠411及び412、外装板413及び414、固定ビス415及び416を有す。
筺枠410は、正面106、天面104、背面107、底面105に壁面を有する中空部材であり、一側面102側及び他の側面103側には、固定ビス415及び416が挿入されるビス孔412及び413が特定箇所に形成される。
突起部材401及び402は、略直方体の小部材であり、一端に固定ビス415及び416が通る連通孔を有し、他端にばね孔417及び418を有す。ばね孔417及び418には、ばね419及び420が挿入されている。ばね419及び420の一端は、ばね孔417及び418の底面に接して、ばね419及び420の他端は、金属球体403に接している。突起部材401及び402は、正面106側、天面104側、背面107側、底面105側にそれぞれ一つずつ配されている。
保持枠411及び412の断面は、略L字形状を有し、略L字形状の一端に固定ビス415及び416が通る連通孔を有す。保持枠411及び412は、正面106、天面104、背面107、底面105に沿って矩形形状を有す枠体である。
外装板413及び414は、薄板形状を有する筺体200の最外壁部材であり、一側面102及び他の側面103側の最外壁は、シボ処理加工や光沢処理加工等が行われる。外装板413及び414は、保持枠411及び412に嵌め込まれ、外装板413及び414と保持枠411及び412との固着方法は、図示しない両面テープで固着される。
フレーム251及び252の断面形状は、略コ字状の形態を成している。フレーム251及び252は、金属球体403が接触する面にフレーム側球体溝405a、405b、406a、406bがフレームの全周に形成されている。
筺枠410に対してフレーム251及びフレーム252が嵌め込まれ、突起部401及び突起部402は、フレーム251及びフレーム252の所定の位置に嵌め込まれる。突起部401及び402が嵌め込まれた後、保持枠411及び412は突起部401及び402を筺枠410と共に挟み込むように固定ビス415及び416で螺着固定される。外装板102及び103は、図示しない両面テープ等の接着部材により、保持枠411及び412に固定される。
金属球体403は、略半分の体積がばね孔417及び418に入り込んでおり、他の部分がばね孔417及び418から突出している。従って、フレーム側球体溝405a及び406aは、図4の(a)に示すようにフレーム251及び252が閉じた状態になるとき、金属球体403がばね419及び420の弾性力によりクリック感を伴って嵌合する。フレーム側球体溝405b及び406bは、図4の(b)に示すようにフレーム251及び252が開いた状態になるとき、金属球体403がばね419及び420の弾性力によりクリック感を伴って嵌合する。図4の(a)(b)で示すようにフレーム251及び252が開いた状態のときと閉じた状態のときで突起部材401及び402があるため、フレーム251及び252が筺体200から外れることはない。
尚、本実施形態では、投写型映像表示装置100の電源をON/OFFさせるときに電源ボタン205を操作したがこれに限定されるものではなく、フレーム251及び252の開閉を検知するセンサを配すことによりフレーム251及び252が開いた状態で投写型映像表示装置100の電源を自動にONさせてもよく、フレーム251及び252が閉じた状態で投写型映像表示装置100の電源を自動にOFFさせてもよい。
また、本実施形態では、フレーム251及び252を略コ字状の形態を成すようにしたがこれに限定されるものではなく、フレーム251及び252を開くときに容易に開くことができるように、図5に示すようなフレーム251及び252の正面106、天面104、背面107、底面105側の面に対して一側面102、他の側面103側になるに従い登る、テーパーを設けるようにしてもよい。
(作用及び効果)
以上のような構成とすることにより、投写型映像表示装置100の投写窓202を筺体200の上方へ配した場合でもフレーム251及び252を開くことによって安定して設置することができる。
投写型映像表示装置100を持ち運ぶ際は、フレーム251及び252を閉じることによって、電源ボタン205をフレーム251及び252により隠すことができるため、ユーザが誤って電源ボタン205を押すという誤動作を防ぐことができる。また、投写型映像表示装置100を持ち運ぶ際は、フレーム251及び252を閉じることができるため、投写型映像表示装置100を使用しているとき(フレーム251及び252が開いているとき)よりもコンパクトに持ち運ぶことができる。
投写型映像表示装置100を使用しないときは、フレーム251及び252を閉じることができるため、投写型映像表示装置100を小型化することができる。従って投写型映像表示装置100を保管する際に省スペースな空間で保管することができる。また、投写窓202、センサ203、リモコン受光部204、電源ボタン205、USBケーブル206の汚れや埃の堆積を防ぐことができる。
フレーム251及び252の一側面102側及び他の側面103側は保護壁等を設けず解放されているため、一側面102側及び他の側面103側は保護壁等を設ける場合と比較してフレーム251及び252を閉じた状態のX軸方向の厚みを保護壁の厚み分薄くすることができる。
USBケーブル206は、投写窓202が配される正面106とは対向する背面107に配されているため、投写映像を投写している際でもUSBケーブルが投写映像を遮ることがない。
(映像投写部の構成)
ここで筺体200のプロジェクタ部400に関して図6を用いて詳細に説明する。図6は、本実施形態に係る投写型映像表示装置の内部構成を正面から示した透視図である。
筺体200は、投写レンズ群111と非球面ミラー112とから構成される投写部110と、光変調素子としてのDMD(Digital Micromirror Device)120と、DMD120へ光を照射する照明部130と、DMD制御回路122と、LED制御回路139と、メイン制御回路160と、バッテリ部150を有す。
投写部110は、複数のレンズから構成される投写レンズ群111と凹面の非球面ミラーから構成される非球面ミラー112と映像光が出射する投写窓202とを有す。投写レンズ群111は、DMD120にて変調された映像光をZ軸方向へ出射する。非球面ミラー112は、投写レンズ群111の上方に設けられており、投写レンズ群111からの映像光を斜め下方に向けて反射し、投写窓202を通過させて投写面へ映像光を投写する。非球面ミラー112は凹面ミラーであるので、映像光は集光した後、拡大投写される(図7参照)。投写窓202は、映像光が集光する位置の近傍に設けられる。映像光は、投写レンズ群111と非球面ミラー112との間で結像し、投写型映像表示装置100の設置面(図中のXY平面)にて、再度、結像する。
DMD120は、照明部130から時分割で照射される青、緑、赤の照明光を、映像入力信号に応じて変調する。DMD120は、映像光を投写レンズ群111へ導くプリズムブロック121と一体的に設けられる。プリズムブロック121は、照明部130からの照明光を透過するとともに、DMD120にて変調した映像光を全反射して、投写レンズ群111へ導く面121aを有す。DMD120の近傍には、DMD120を制御するDMD制御回路122が配される。DMD制御回路122は、映像入力信号及びLED制御信号に応じてDMD120を制御する。
照明部130は、赤、緑、青の光を出射するLED131R、131G、131Bと、赤、緑、青の光を合成してDMD120へ照射する複数の光学部材を有す。本実施の形態では、赤、緑、青の光を合成する光学部材として、ダイクロイックプリズム132を用いる。ダイクロイックプリズム132にて合成された合成光は、テーパロッド133を用いて光量分布を均一化する。テーパロッド133後段のレンズ134、135、136には、テーパロッド133から出射した光を平行光化するとともにDMD120に結像させる作用を有す。ミラー137、138には、合成光の光路をスペースに合わせて折り曲げる作用を有す。
LED131近傍には、LED131を制御するLED制御回路139が配される。LED制御回路139は、映像入力信号に応じてLED131R、131G、131Bの発光量及び発光タイミングを制御する。また、LED制御回路139は、発光量及び発光タイミングに関するLED制御信号をDMD制御回路122へ送る。LED制御回路139は、配線を短くするため、LED131近傍に配することが望ましい。一方、電磁波の影響を考慮して、DMD制御回路122とは可及的に離して配置することも望まれる。
DMD120と照明部130とを併せて映像光生成部140と称する。
バッテリ部150は、ニッケル水素2次電池から構成されるバッテリ151と、バッテリ151の充放電を制御するバッテリ制御回路152とを有す。また、バッテリ151は、筺体200の最下層(底面105側)に設けられている。バッテリ制御回路152は、USBケーブル153を介してバッテリ151へ供給される電力を制御するとともに、バッテリ151から映像光生成部140(特に、LED131やDMD120)へ供給される電力を制御する。バッテリ151としては、ニッケル水素2次電池以外にも、リチウムイオン2次電池でもキャパシタでもよい。
メイン制御回路160は、DMD制御回路122、LED制御回路139及び投写型映像表示装置100全体を制御する。具体的には、投写部110(特に、投写レンズ群111)の一側面102側の領域に、メイン制御回路160が配されており、メイン制御回路160は、映像入力信号などに応じて、DMD制御回路122及びLED制御回路139へ制御信号を送る。
メイン制御回路160は、バッテリ部150と電気的に接続される。メイン制御回路160は、USBケーブル206又はバッテリ部150から給電される電力を受け、映像光生成部140(特に、LED131やDMD120)へ供給される電力を制御する。またメイン制御回路160は、USBケーブル153から入力される映像入力信号などに応じて、DMD制御回路122及びLED制御回路139へ制御信号を送る。
図6での記載は省略しているが図1に示すように正面106には、センサ203とリモコン受光部204が配される。メイン制御回路160は、センサ203からの投写映像内を撮像した撮像結果を取得して、その取得結果を画像解析することにより侵入物があるか否か判断する。メイン制御回路160は、リモコン受光部204からの赤外線信号を受信した受信結果を取得して投写型映像表示装置100の各種設定を調整したり、投写映像を制御したりする。
メイン制御回路160は、さらにデータを記憶できる不揮発性メモリ(不図示)を備える。不揮発性メモリは、USBケーブル206に接続された外部機器により入力されたデータを記憶し、投写型映像表示装置100単独で不揮発性メモリに記憶されたデータを映像として投写させることができる。
(作用及び効果)
メイン制御回路160は、データ記憶できる不揮発性メモリを備えるため、常に外部機器401と接続して映像を投写する必要がなく本発明の投写型映像表示装置100のみを使用して映像を投写させることができる。
投写窓202から投写させる映像光は、底面105が設置される面に投写されるため、投写型映像表示装置100を設置することにより投写窓202から投写面までの距離を常に一定に保つことができ、フォーカス調整を行う必要がない。
図6で示すように重量の大きいバッテリ151を筺体200の最下層に配置したため、筺体200が低重心化する。従って、映像を投写させる際に安定して投写型映像表示装置100を設置させることができる。
(センサによる制御フロー)
ここでセンサ203を用いた投写映像の制御方法に関して図8及び図9を用いて詳細に説明する。図8は、本実施形態に係るセンサの制御フローを示したフローチャートである。図9は、本実施形態に係る投写型映像表示装置から投写される映像を撮像素子で撮像している状態を示す斜視図である。
図9に示すように投写型映像表示装置100は、投写窓202から映像をその設置面T(机の上に投写型映像表示装置を設置する場合、机の天板が設置面となる)を投写面として投写しており、その映像範囲内をセンサ203により撮像する。
図8に戻り、センサ203の制御フローを説明する。投写型映像表示装置100が映像をその設置面Tに投写している状態でセンサ203により投写映像を撮像していると(ステップ10)、センサ203により投写映像範囲内にユーザの手500(ユーザの手ではない他の物体でも可)が侵入したか否かを検出する(ステップ20)。ユーザの手500が侵入していない場合は(ステップ20のNO)、ユーザにより投写映像を制御する意思がないと判断し、投写映像内にアイコン510を重畳させず(ステップ21)ユーザの手500が侵入するまでセンサ203により撮像を継続する。
ユーザの手500が侵入した場合は(ステップ20のYES)、ユーザにより投写映像を制御する可能性があると判断し、投写映像内にアイコン510を重畳させて表示する(ステップ30)。
センサ203は、ユーザの手500が投写映像内に侵入した後も継続的に投写映像内を撮像しており、ユーザの手500がアイコン510のいずれかに重なっているか否かを検出する。ユーザの手500がアイコン510のいずれにも重なっていない場合には、ユーザにより投写映像を制御する意思がなく、投写映像を指図しながらプレゼン等を行っているものと判断して、アイコン510の重畳表示は維持したままステップ20へ戻る。
尚、投影面をカメラで撮影することにより侵入物体を検出する手法に関しては、例えば特開2006−345081の説明に譲るものとする。ユーザの手500がアイコン510のいずれかに重なっている場合には、特定時間(例えば1秒間)アイコン510に ユーザの手500が重なり続けているか否かを検出する(ステップ50)。特定時間(例えば1秒間)アイコン510にユーザの手500が重なり続けていない場合には(ステップ50のNO)、一時的にユーザの手500がアイコンに重なっただけであると判断してステップ40へ戻る。
特定時間アイコン510にユーザの手500が重なり続けている場合には(ステップ50のYES)、重なっているアイコン510の種類に応じて投写型映像表示装置100の各種設定等の操作、映像のコマ送り/戻し、映像の早送り/巻き戻しや、投写型映像表示装置100の各種設定を行うことができる。
(作用及び効果)
このような構成とすることにより、投写型映像表示装置に直接触れて操作ボタンでの操作やリモコンでの操作を行う必要がなく、投写映像に直接触ることにより投写型映像表示装置の各種設定や投写映像の制御等を行うことができるため、ユーザは直感的に操作することができる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
具体的には、光源としてLEDを用いて説明したが、光源はLEDに限定されるものではなく、固体光源としてはレーザ光源、ランプ光源としては高圧水銀ランプやキセノンランプなども利用可能である。レーザ光源を垂直方向へ可動するミラーと水平方向へ可動するミラーで反射させることにより投写面上に映像を描画するいわゆるスキャンニング方式の光源も利用可能である。光変調素子としては、DMDを用いて説明したが、透過型、半透過型あるいは反射型の液晶パネルなども利用可能である。
また本実施形態では、投写型映像表示装置100の設置している面に映像を投写させたが映像を投写させる場所は、設置面に限定されるものではなく、例えば図10のように背面107を設置面にして、壁面600へ映像を投写させてもよい。この場合、設置面に投写するための十分な面積がない若しくは設置面が投写に適していない面(凹凸がある、単一色でない)である際に壁面600へ投写させることができるため、ユーザが投写型映像表示装置100を使用できる場所を広げることができる。
映像投写部(投写窓)・・・202、筺体・・・200、第1のフレーム・・・251、
第2のフレーム・・・252、投写型映像表示装置・・・100、
操作ボタン(電源ボタン)・・・205、

Claims (3)

  1. 映像光を投写面へ投写するための映像投写部が一端側に設けられた筺体と、
    少なくとも前記映像投写部を囲い、対向する方向で且つ前記投写面に対して平行な方向へスライドさせることにより前記映像投写部を露出させる第1及び第2のフレームと、
    を備えることを特徴とする投写型映像表示装置。
  2. 請求項1に記載の投写型映像表示装置において、
    前記映像投写部から投写させる映像光は前記第1及び第2のフレームを設置する設置面に投写させることを特徴とする投写型映像表示装置。
  3. 請求項1に記載の投写型映像表示装置において、
    前記筺体には前記第1及び第2のフレームで囲まれる操作用の操作ボタンをさらに備え、前記第1及び第2のフレームを映像投写部が露出させる方向にスライドさせることにより前記操作ボタンを露出させることを特徴とする投写型映像表示装置。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013257361A (ja) * 2012-06-11 2013-12-26 Ricoh Co Ltd 投射光学装置および画像投影装置
JP2014174314A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Ricoh Co Ltd 投射光学装置および画像投影装置

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