JP2010181799A - プロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】設計の自由度が低減することなく、投射光学装置を保護できるプロジェクターを提供する。
【解決手段】プロジェクター1は、外装筐体2内部に配設され、画像開口部231を閉塞するシャッター6と、画像開口部231を閉塞する閉位置、または画像開口部231を開放し投射光学装置を露出させる開位置に、シャッター6を移動可能に支持する支持部材7とを備える。シャッター6及び支持部材7には、いずれか一方に設けられ鉛直軸に沿って突出する係合突起62と、いずれか他方に設けられ、シャッター6の移動方向に沿って延び、係合突起62が挿通されて係合突起62の移動を案内する係合溝722Aとを有する係合構造が設けられている。係合溝722Aは、閉位置で係合突起62が位置する始端PSが、開位置で係合突起62が位置する終端PEに対して、投射光学装置の投射側に位置するように設けられている。
【選択図】図9

Description

本発明は、プロジェクターに関する。
従来、投射光学装置(投射レンズ)の保護を目的として、外装筐体に形成された画像開口部(光束通過用開口部)を閉塞するようにシャッターが取り付けられたプロジェクターが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のプロジェクターでは、シャッターは、外装筐体における画像開口部が形成された前面部裏面に沿って直線的に移動可能に構成され、移動することで画像開口部を開閉する。
特開2008−216757号公報
しかしながら、特許文献1に記載のプロジェクターでは、シャッターが前面部裏面に沿って直線的に移動するため、前面部裏面に部材を配設した場合には、シャッターの移動時にシャッターが前記部材に機械的に干渉しやすい。このため、前面部裏面には、例えば、リモートコントローラから発せられた光信号を受光するためのリモコン受光部等の部材を配設することが難しい、という問題がある。
すなわち、リモコン受光部等の部材の配設位置が制限されるため、プロジェクターの設計の自由度が低減してしまう。
本発明の目的は、設計の自由度が低減することなく、投射光学装置を保護できるプロジェクターを提供することにある。
本発明のプロジェクターは、画像を投射する投射光学装置と、前記投射光学装置から投射される画像を通過させるための画像開口部を有する外装筐体とを備えたプロジェクターであって、前記外装筐体内部に配設され、前記画像開口部を閉塞するシャッターと、前記画像開口部を閉塞する閉位置または前記画像開口部を開放し前記画像開口部を介して前記投射光学装置を露出させる開位置に、前記シャッターを移動可能に支持する支持部材とを備え、前記シャッター及び前記支持部材には、いずれか一方に設けられ鉛直軸に沿って突出する係合突起と、いずれか他方に設けられ、前記シャッターの移動方向に沿って延び、前記係合突起が挿通されて前記係合突起の移動を案内する係合溝とを有する係合構造が設けられ、前記係合溝は、前記閉位置で前記係合突起が位置する始端が、前記開位置で前記係合突起が位置する終端に対して、前記投射光学装置の投射側に位置するように設けられていることを特徴とする。
本発明では、シャッターは、当該シャッター及び支持部材に設けられた係合構造により、係合溝に係合突起が案内されつつ、すなわち、係合溝に沿って移動し、画像開口部を開閉する。ここで、係合溝は、始端が終端に対して投射側(外装筐体における画像開口部が形成された側壁部(以下、前面部と記載)側に位置するように設けられている。
このことにより、シャッターは、開位置に位置付けられた際には、閉位置に位置付けられた状態に対して、投射方向と反対側、すなわち、前面部から離間した側に位置付けられることとなる。すなわち、シャッターが閉位置から開位置に移動する際、前面部から離間するように移動することとなるため、リモコン受光部等の部材を前面部裏面に配設した場合であっても、シャッターの移動時にシャッターが前記部材に機械的に干渉しない構成を実現できる。
したがって、リモコン受光部等の部材の配設位置が制限されることがなく、プロジェクターの設計の自由度が低減することがない。
また、上記のように構成することで、前面部において、画像開口部が形成される部位を他の部位に対して投射方向に膨出させた形状とすることも可能となり、外装筐体の設計の自由度も向上できる。
本発明のプロジェクターでは、前記係合溝は、互いに連通する第1溝部及び第2溝部で構成され、前記第2溝部は、前記終端から前記投射光学装置の投射方向に略直交して延びるように形成され、前記第1溝部は、前記第2溝部に対して鈍角を成し、前記始端まで延びるように形成されていることが好ましい。
本発明では、係合溝は、互いに鈍角を成して連通する上述した第1溝部及び第2溝部で構成されている。このことにより、係合溝(第1溝部及び第2溝部)に沿って係合突起がスムーズに移動することとなるため、利用者は、シャッターをスムーズに移動させることができる。このため、シャッターの操作性を向上できる。
本発明のプロジェクターでは、前記係合溝は、前記第1溝部が前記第2溝部よりも短くなるように形成されていることが好ましい。
本発明では、第1溝部が第2溝部よりも短くなるように形成されているので、シャッターは、閉位置から早い段階で前面部から離間する側に移動し、その後、前面部に対して略平行移動して開位置に位置付けられることとなる。このことにより、前面部裏面において、リモコン受光部等の部材を画像開口部に近接して配設しても、シャッターの移動時にシャッターが前記部材に機械的に干渉することはない。したがって、上述したプロジェクターの設計の自由度が低減することがないという効果をさらに好適に図れる。
本発明のプロジェクターでは、前記シャッターは、前記投射光学装置の投射方向に膨出し、前記シャッターが前記閉位置に位置した際に前記画像開口部に遊嵌する膨出部を備えることが好ましい。
ところで、従来の構成では、シャッターは、前面部裏面に沿って移動するため、閉位置に位置付けられた際には、画像開口部を介して前面部外面から前面部の厚み分、内部に落ち込んだ位置に配設される。このような構成では、シャッターにて画像開口部を閉塞した状態であっても、画像開口部の縁部分が視認可能となり、外観上好ましくない。
本発明では、シャッターが上述した膨出部を備えるので、シャッターにて画像開口部を閉塞した状態では、画像開口部に膨出部が遊嵌した状態となる。このことにより、画像開口部の縁部分が膨出部にて視認し難いものとなり、外観上好ましい構成とすることができる。
本発明のプロジェクターでは、前記膨出部の先端部分は、前記画像開口部に遊嵌した際に前記外装筐体における前記画像開口部が形成された側壁部外面に倣う面で構成されていることが好ましい。
本発明では、膨出部の先端部分は、上述したような面で構成されている。このことにより、シャッターにて画像開口部を閉塞した状態では、画像開口部に遊嵌した膨出部の先端部分の面と前面部外面とが略同一面上に位置することとなる。このため、外観上さらに好ましい構成とすることができる。
本発明のプロジェクターでは、前記画像開口部は、前記外装筐体内部に向うにしたがって開口面積が大きくなるように形成されていることが好ましい。
本発明では、画像開口部が上述したように形成されているので、シャッターに膨出部が形成されている場合であっても、シャッターの移動時において、膨出部が画像開口部の縁部分に機械的に干渉することがない。このため、利用者は、シャッターをスムーズに移動させることができる。
本発明のプロジェクターでは、前記外装筐体には、前記シャッターを移動させるための操作開口部が形成され、前記操作開口部を介して外部に露出するとともに移動可能に構成され、外部から操作されることで前記シャッターを移動させる操作部材を備え、前記シャッター及び前記操作部材には、いずれか一方に設けられ前記投射光学装置の投射方向に沿って突出する第2の係合突起と、いずれか他方に設けられ前記第2の係合突起が挿通される挿通孔とを有する第2の係合構造が設けられていることが好ましい。
本発明では、シャッターは、当該シャッター及び操作部材に設けられた第2の係合構造により、操作部材の移動に連動することとなる。ここで、第2の係合構造は、投射方向に沿って突出する第2の係合突起と、第2の係合突起が挿通される挿通孔とを有する。
このことにより、例えば、操作部材に挿通孔が設けられ、シャッターに第2の係合突起が設けられている場合には、閉位置または開位置への移動に伴いシャッターが前面部に対して近接隔離する際、第2の係合突起は、挿通孔に挿通された状態で進退することとなる。
したがって、第2の係合構造を採用することで、シャッターの動き(閉位置または開位置への移動に伴い前面部に対して近接隔離する動き)に合わせて操作部材が移動する構造を採用する必要がない。すなわち、操作部材については、直線的に移動させる構造とすればよく、構造の簡素化が図れる。
本実施形態におけるプロジェクターの外観を示す斜視図。 前記実施形態におけるプロジェクターの内部構成を模式的に示す図。 前記実施形態におけるレンズ保護装置の構成を示す図。 前記実施形態におけるレンズ保護装置の構成を示す図。 前記実施形態におけるシャッターの構成を示す図。 前記実施形態における下側支持部材の構成を示す斜視図。 前記実施形態における上側支持部材の構成を示す斜視図。 前記実施形態における操作部材の構成を示す図。 前記実施形態におけるシャッターの動作を説明するための模式図。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
〔プロジェクターの構成〕
図1は、本実施形態におけるプロジェクター1の外観を示す斜視図である。具体的に、図1は、プロジェクター1を前面上側から見た斜視図である。
なお、以下で記載する「上」、「下」、「左」、「右」は、図1における図面視において、上下左右に相当するものである。また、以下で記載する「前面」、「背面」は、プロジェクター1において投射側(投射レンズ36が配置された側)を前面とし、その反対側を背面とする。
プロジェクター1は、画像情報に応じた画像を形成してスクリーン(図示略)上に投射する。このプロジェクター1は、図1に示すように、外装を構成する外装筐体2と、外装筐体2内部に収納される光学ユニット3(図2参照)、リモコン受光部4(図2参照)、及びレンズ保護装置5とで大略構成されている。
〔外装筐体の構成〕
外装筐体2は、図1に示すように、鉛直方向に交差する天面部21及び底面部22と、前面部23と、背面部24と、右側面部25と、左側面部26とを備え、略直方体形状を有する。
この外装筐体2において、前面部23の右側には、図1に示すように、光学ユニット3の後述する投射レンズ36から投射された画像を通過させるための画像開口部231が形成されている。
なお、前面部23は、図1に示すように、左右方向の中央部分が前面側に僅かに膨出した凸曲面形状を有している。このため、画像開口部231の開口面は、左から右にかけて背面側向うように傾斜している。
また、画像開口部231の左側には、図1に示すように、外部のリモートコントローラ(図示略)から発せられた光信号を通過させるための受光窓232が形成されている。
さらに、外装筐体2において、天面部21の前面右側には、図1に示すように、レンズ保護装置5の後述する操作部材8を外部に露出させるための操作開口部211が形成されている。
この操作開口部211は、左右方向に延びる長孔で構成されている。
〔光学ユニットの構成〕
図2は、プロジェクター1の内部構成を模式的に示す図である。
光学ユニット3は、制御装置(図示略)による制御の下、画像情報(画像信号)に応じて画像を形成して投射する。
この光学ユニット3は、図2に示すように、光源ランプ311及びリフレクター312を有する光源装置31と、レンズアレイ321,322、偏光変換素子323、及び重畳レンズ324を有する照明光学装置32と、ダイクロイックミラー331,332、及び反射ミラー333を有する色分離光学装置33と、入射側レンズ341、リレーレンズ343、及び反射ミラー342,344を有するリレー光学装置34と、光変調装置としての3つの液晶パネル351、3つの入射側偏光板352、3つの射出側偏光板353、及び色合成光学装置としてのダイクロイックプリズム354を有する光学装置35と、光学装置35にて形成された画像を投射する投射光学装置としての投射レンズ36とを備える。
そして、光学ユニット3では、上述した構成により、光源装置31から射出され照明光学装置32を介した光束は、色分離光学装置33にてR,G,Bの3つの色光に分離される。また、分離された各色光は、各液晶パネル351にて画像情報に応じてそれぞれ変調される。変調された各色光は、プリズム354にて合成されて画像となり、投射レンズ36にてスクリーンに投射される。
なお、上述した各部材31〜36については、種々の一般的なプロジェクターの光学系として利用されているため、具体的な説明を省略する。
〔リモコン受光部の構成〕
リモコン受光部4は、図2に示すように、前面部23の裏側に配設され、リモートコントローラから発せられ、受光窓232(図1)を通過した光信号を受光し、受光した光信号に対応する信号を制御装置に送信する。
そして、前記制御装置は、受信した信号に応じて、内部の構成部材の動作を制御する。
〔レンズ保護装置の構成〕
図3及び図4は、レンズ保護装置5の構成を示す図である。具体的に、図3はシャッター6が閉位置に位置した状態を前面上側から見た斜視図であり、シャッター6が開位置に位置した状態を前面上側から見た斜視図である。
レンズ保護装置5は、図2に示すように、投射レンズ36と外装筐体2における前面部23との間に配設され、利用者による操作により、画像開口部231を開閉する装置である。
そして、レンズ保護装置5は、画像開口部231を閉塞することで、外装筐体2内部に配設される投射レンズ36を保護する。また、レンズ保護装置5は、画像開口部231を開放することで、画像開口部231を介して投射レンズ36を露出させ、プロジェクター1を使用可能な状態に設定する。
このレンズ保護装置5は、図3または図4に示すように、シャッター6と、支持部材7と、操作部材8と、位置検出部材9とを備える。
〔シャッターの構成〕
図5は、シャッター6の構成を示す図である。具体的に、図5(A)はシャッター6を前面側から見た斜視図であり、図5(B)はシャッター6を背面側(裏側)から見た斜視図である。
シャッター6は、画像開口部231を閉塞する部材である。このシャッター6は、図5に示すように、シャッター本体61と、第1の係合突起62と、第2の係合突起63と、案内レール64と、検出用突起65とを備える。
シャッター本体61は、画像開口部231の外形形状よりも大きい矩形状の板体611において、板体611の中央部分が前面側に向けて凹状に膨出するように構成され、板体611の前面側の端面に膨出部612を有する。
この膨出部612において、先端部分612Aは、平面視矩形形状を有し、略平坦状に形成されている。また、先端部分612Aは、画像開口部231と略同一の形状を有するように形成されている。
すなわち、先端部分612Aは、画像開口部231と同様に、左から右にかけて背面側に向うように傾斜している。
また、膨出部612において、先端部分612Aの左側の側壁部612Bは、先端部分612Aとの接続位置に対して板体611との接続位置が左側にずれるように傾斜している。
なお、右側の側壁部612Cは、左側の側壁部612Bとは逆に、先端部分612Aとの接続位置に対して板体611との接続位置が右側にずれるように傾斜している。
第1の係合突起62は、支持部材7と係合する部分であり、板体611の外縁から鉛直軸に沿って突出する。
本実施形態では、第1の係合突起62は、板体611における上端縁の左右両側からそれぞれ上方側に突出する2つの上側係合突起62A(図5)、及び、板体611における下端縁の左右方向略中央部分から下方側に突出する下側係合突起62B(図5(A))の3つ設けられている。
これら第1の係合突起62は、同一の形状を有し、先端部分が半球状に形成されている。
第2の係合突起63は、操作部材8と係合する部分であり、板体611における背面側の端面において、右上側から水平面に略平行して背面側に突出する。
案内レール64は、支持部材7と係合する部分であり、シャッター本体61の背面から突出し、水平面に平行して左右方向に延びる板状に形成されている。
本実施形態では、案内レール64は、シャッター本体61の背面において、上方側に位置する上側レール64A、及び下方側に位置する下側レール64Bの2つ設けられている。
上側レール64Aは、第2の係合突起63よりも下側に形成されている。
この上側レール64Aにおいて、背面側の端縁には、図5(B)に示すように、左右両側にそれぞれ半円状に切り欠かれた切欠部641が形成されている。
なお、以下では、説明の便宜上、2つの切欠部641のうち、左側の切欠部641を閉位置切欠部641Aと記載し、右側の切欠部641を開位置切欠部641Bと記載する。
検出用突起65は、シャッター6の位置を検出する際に用いられる部分であり、板体611における左側縁の下方側から左側に突出する。
〔支持部材の構成〕
支持部材7は、画像開口部231を閉塞する閉位置(図3)、画像開口部231を開放し画像開口部231を介して投射レンズ36を露出させる開位置(図4)に、シャッター6を移動可能に支持する。この支持部材7は、図3または図4に示すように、下側支持部材71と、上側支持部材72とを備える。
図6は、下側支持部材71の構成を示す斜視図である。具体的に、図6は、下側支持部材71を前面上側から見た斜視図である。
下側支持部材71は、外装筐体2に固定され、レンズ保護装置5全体を支持する部材である。この下側支持部材71は、図6に示すように、基体711と、載置部712と、下側水平部713とを備える。
基体711は、板面が投射レンズ36からの投射方向に直交する平面視矩形状の板体で構成されている。
この基体711において、画像開口部231に対向する位置には、図4または図6に示すように、画像開口部231と略同様の開口面積を有する第2の画像開口部711Aが形成されている。
すなわち、第2の画像開口部711Aは、画像開口部231と同様に、投射レンズ36から投射された光源を通過させる開口である。
また、基体711において、上下両側には、図6に示すように、左右方向に延びる上側案内孔711B及び下側案内孔711Cがそれぞれ形成されている。
これら一対の案内孔711B,711Cは、図3に示すように、シャッター6における一対の案内レール64がそれぞれ挿通され、シャッター6の移動を案内する部分である。
さらに、基体711において、上方側の左右方向略中央部分には、内部が上側案内孔711Bに連通するとともに、背面側に向けて凹状に膨出したクリック機構収納部711Dが設けられている。
クリック機構収納部711Dは、図6に示すように、クリック機構10を収納する部分である。
ここで、クリック機構10は、シャッター6が閉位置(図3)または開位置(図4)に位置付けられた際にシャッター6に振動を加え、シャッター6(操作部材8)を操作した利用者にシャッター6が閉位置または開位置に位置付けた旨を認識させる機構である。
このクリック機構10は、図6に示すように、コイルバネ11と、球状の当接部材12とを備える。
なお、クリック機構10の動作については、後述する。
また、基体711において、前面側の端面の左上側には、図3、図4または図6に示すように、位置検出部材9を設置するための検出部材設置部711Eが設けられている。
載置部712は、基体711の上端縁に設けられ、操作部材8が載置されるとともに、操作部材8が摺動する部分である(図8参照)。そして、載置部712は、基体711の上端縁から水平面に平行して背面側に突出するとともに、基体711の上端縁に沿って左右方向に延びる矩形板状に形成されている。
この載置部712において、上面の左右両側には、図6に示すように、開位置規制部712A及び閉位置規制部712Bがそれぞれ立設されている。
これら規制部712A,712Bは、前後方向に延びる板状に形成され、操作部材8の移動を規制する部分である。
下側水平部713は、図6に示すように、基体711の下端縁に設けられ、シャッター6の移動を案内する部分である。そして、下側水平部713は、基体711の下端縁から水平面に平行して前面側に突出するとともに、基体711の下端縁に沿って左右方向に延びる矩形板状に形成されている。
この下側水平部713において、上面には、図6に示すように、下側係合溝713Aが形成されている。
下側係合溝713Aは、シャッター6における下側係合突起62Bが挿通され、シャッター6と係合する部分である。
この下側係合溝713Aは、閉位置で下側係合突起62Bが位置する始端PSが、開位置で下側係合突起62Bが位置する終端PEに対して、前面側に位置するように設けられている。
具体的に、下側係合溝713Aは、始端PSから背面左側に延びる第1溝部713Bと、第1溝部713Bに連通し、終端PEまで水平方向に沿って延びる第2溝部713Cとで構成される。ここで、第1溝部713Bと第2溝部713Cとは、互いに鈍角をなすように連通している。また、第1溝部713Bの長さ寸法は、第2溝部713Cの長さ寸法よりも短くなるように形成されている。
図7は、上側支持部材72の構成を示す斜視図である。具体的に、図7は、上側支持部材72を前面下側から見た斜視図である。
上側支持部材72は、図3または図4に示すように、下側支持部材71に固定され、下側支持部材71(載置部712)との間で操作部材8を移動可能に挟持するとともに、シャッター6に係合してシャッター6の移動を案内する部分である。
この上側支持部材72は、図7に示すように、基部721と、上側水平部722とを備える。
基部721は、載置部712と同様の矩形形状を有する板体で構成され、図3または図4に示すように、載置部712に対向するように配置される。そして、基部721は、載置部712とで操作部材8を移動可能に挟持する。
この基部721には、図7に示すように、左右方向に延びる長孔721Aが形成されている。そして、基部721は、載置部712とで操作部材8を移動可能に挟持した状態で、長孔721Aを介して操作部材8の一部を露出させる。
また、基部721において、左右両側には、図7に示すように、下方側に向けて垂設され、下側支持部材71に固定するための固定部721Bがそれぞれ形成されている。そして、上側支持部材72は、各固定部721Bにそれぞれ固定ネジSc(図3、図4)を挿通し、基体711における上端縁に形成された各ネジ孔711F(図6)に螺合することで、下側支持部材71に固定される。
上側水平部722は、図7に示すように、基部721における前面側の端縁から水平面に平行して前面側に突出するとともに、基部721における前面側の端縁に沿って左右方向に延びる矩形板状に形成されている。そして、上側水平部722は、図3または図4に示すように、下側支持部材71に上側支持部材72が固定された状態で、下側水平部713に対向する。
この上側水平部722において、下面には、図7に示すように、2つの上側係合溝722Aが左右方向に並設するように形成されている。
2つの上側係合溝722Aは、同様の形状を有し、シャッター6における2つの上側係合突起62Aがそれぞれ挿通され、シャッター6と係合する部分である。
上側係合溝722Aは、下側係合溝713Aと同様に、閉位置で上側係合突起62Aが位置する始端PSが、開位置で上側係合突起62Aが位置する終端PEに対して、前面側に位置するように設けられており、第1溝部722Bと第2溝部722Cとで構成される。
以上説明した第1の係合突起62と各係合溝722A,713Aとが本発明に係る係合構造に相当する。
なお、以下では、説明の便宜上、第1の係合突起62と各係合溝722A,713Aとで構成される係合構造を、第1の係合構造と記載する。
〔操作部材の構成〕
図8は、操作部材8の構成を示す図である。具体的に、図8は、図3の状態から上側支持部材72を取り外した状態を示す斜視図である。
操作部材8は、図1に示すように、外装筐体2における操作開口部211を介して一部が露出し、利用者により操作される部分である。
この操作部材8は、図8に示すように、水平基体81と、摺動部82と、張出部83と、摘み部84とを備える。
水平基体81は、水平面に平行し、左右方向に延びる矩形状の板体で構成されている。
この水平基体81は、図3または図4に示すように、前後方向の幅が上側支持部材72の長孔721Aにおける前後方向の幅と略同一に形成されるとともに、左右方向の長さが長孔721Aにおける左右方向の長さよりも短くなるように形成されている。
摺動部82は、水平基体81の下面から投射レンズ36の投射方向に直交して下方側に突出し、左右方向の延びる矩形状の板体で構成されている。
この摺動部82において、先端部分は、水平面に平行する平坦状に形成されている。そして、摺動部82は、図8に示すように、先端部分が下側支持部材71における載置部712の上面に当接する。
また、摺動部82において、右側には、図8に示すように、シャッター6の第2の係合突起63が挿通される挿通孔821が形成されている。
この挿通孔821は、左右方向の幅が第2の係合突起63の左右方向の幅と略同一に形成されている。
以上説明した第2の係合突起63及び挿通孔821が本発明に係る第2の係合構造に相当する。
張出部83は、図8に示すように、水平基体81の前面側の端縁から水平面に平行して前面側に突出し、水平基体81の前面側の端縁に沿って左右方向に延びる板状に形成されている。
なお、図8では、水平基体81の背面側の端縁が隠れた位置にあるために図示されていないが、張出部83は、水平基体81の背面側の端縁にも設けられている。
これら一対の張出部83は、水平基体81の上面から下方側に段落ち形成されている。
すなわち、操作部材8は、下側支持部材71に上側支持部材72が固定された際に、長孔721Aに水平基体81が遊嵌するとともに、一対の張出部83が長孔721Aの周縁部に当接して各支持部材71,72に挟持される。
摘み部84は、図1または図8に示すように、水平基体81の上面右側に立設され、操作開口部211を介して操作部材8が操作される際に利用者に把持される部分である。
〔位置検出部材の構成〕
位置検出部材9は、シャッター6の位置を検出して信号を前記制御装置に出力する。
本実施形態では、位置検出部材9は、図3または図4に示すように、ノーマルクローズ型のリーフスイッチで構成され、通常の状態(図3の状態)において常時、信号を前記制御装置に出力する。
そして、位置検出部材9は、シャッター6が開位置に位置付けられると、図4に示すように、シャッター6の検出用突起65により押圧されてオープン状態となり、前記制御装置への信号の出力を停止する。
すなわち、前記制御装置は、位置検出部材9から信号が出力されない場合に、シャッター6が開位置に位置付けられていると認識する。また、前記制御装置は、位置検出部材9から信号が出力されている場合に、シャッター6が開位置以外の位置(例えば、閉位置)に位置付けられていると認識する。そして、この場合には、前記制御装置は、例えば、光源装置31を消灯させる等の光量を低減させる制御を実施する。
〔レンズ保護装置の動作〕
次に、上述したレンズ保護装置5(シャッター6)の動作について説明する。
図9は、シャッター6の動作を説明するための模式図である。
なお、図9では、シャッター6として、図3の状態(閉位置に位置した状態)を実線で示し、図4の状態(開位置に位置した状態)を1点鎖線で示し、閉位置及び開位置の間に位置した状態を2点鎖線で示している。
また、図9では、上側係合溝722A及び下側係合溝713Bのうち、上側係合溝722Aのみを図示している。そして、以下では、説明の便宜上、上側係合溝722Aを基に、シャッター6(第1の係合突起62)の移動を説明する。
先ず、図3の状態では、図9において実線で示すように、膨出部612が画像開口部231に遊嵌し、膨出部612の先端部分612Aが前面部23外面と略同一面上に位置する。
ここで、画像開口部231は、膨出部612の側壁部612B,612Cの形状に対応して、図9に示すように、開口面積が背面側に向うにしたがって次第に大きくなるように形成されている。すなわち、画像開口部231の縁部は、膨出部612の側壁部の形状に対応して傾斜した形状となっている。
また、図3の状態では、操作部材8は、具体的な図示は省略したが、摺動部82の右側端縁が閉位置規制部712Bに当接し、右側への移動が規制された状態となっている。
さらに、図3の状態では、クリック機構10は、コイルバネ11の付勢力により当接部材12が閉位置切欠部641Aに当接した状態となっている。
そして、利用者が操作部材8の摘み部84を把持して図3の状態から操作部材8を左側に移動させると、シャッター6は、操作部材8の挿通孔821に第2の係合突起63が挿通されているため、操作部材8の左側への移動に連動する。
具体的に、シャッター6は、操作部材8の左側への移動に応じて、コイルバネ11の付勢力に抗して当接部材12を背面側に押圧し、当接部材12を閉位置切欠部641Aから上側レール64Aにおける背面側の端縁の他の部位に乗り上げさせる。そして、シャッター6は、上側レール64Aにおける背面側の端縁が当接部材12上を摺接しつつ、図9において2点鎖線で示すように、第1溝部722Bに沿って、始端PS(閉位置)から背面左側に移動する。
また、シャッター6は、操作部材8のさらなる左側への移動に応じて、上側レール64Aにおける背面側の端縁が当接部材12上を摺接しつつ、第2溝部722Cに沿って、左側に移動する。この際、シャッター6は、図9において2点鎖線で示すように、先端部分612Aの位置がリモコン受光部4よりも背面側に位置するため、左側への移動時にリモコン受光部4に機械的に干渉することがない。
そして、シャッター6は、操作部材8における摺動部82の左側端縁が開位置規制部712Aに当接し左側への移動が規制されると、図9において1点鎖線で示すように、第2溝部722Cの終端PE(開位置)に位置付けられる。
ここで、シャッター6が終端PEに位置付けられる際、クリック機構10は、コイルバネ11の付勢力により、当接部材12が上側レール64Aにおける背面側の端縁から開位置切欠部641Bに入り込み、シャッター6に振動を与える。そして、利用者は、操作部材8を介してシャッター6に与えられた振動を認識し、シャッター6を開位置に位置付けた旨を認識する。
なお、図4の状態から図3の状態とされるシャッター6の動作については、上記と逆に動作するだけであり、具体的な説明を省略する。
上述した本実施形態によれば、以下の効果がある。
本実施形態では、シャッター6は、当該シャッター6及び支持部材7に設けられた第1の係合構造により、各係合溝722A,713Aに第1の係合突起62が案内されつつ、すなわち、各係合溝722A,713Aに沿って移動し、画像開口部231を開閉する。ここで、各係合溝722A,713Aは、始端PSが終端PEに対して前面側に位置するように設けられている。
このことにより、シャッター6は、開位置に位置付けられた際には、閉位置に位置付けられた状態に対して、背面側、すなわち、前面部23から離間した側に位置付けられることとなる。すなわち、シャッター6が閉位置から開位置に移動する際、前面部23から離間するように移動することとなるため、リモコン受光部4を前面部23裏面に配設した場合であっても、シャッター6の移動時にシャッター6がリモコン受光部4に機械的に干渉しない構成を実現できる。
したがって、リモコン受光部4の配設位置が制限されることがなく、プロジェクター1の設計の自由度が低減することがない。
また、上記のように構成することで、本実施形態とは異なるが、前面部23において、画像開口部231が形成される部位を他の部位に対して前面側に膨出させた形状とすることも可能となり、外装筐体2の設計の自由度も向上できる。
また、各係合溝722A,713Aは、互いに鈍角を成して連通する第1溝部722B,713B及び第2溝部722C,713Cで構成されている。このことにより、各係合溝722A,713Aに沿って第1の係合突起62がスムーズに移動することとなるため、利用者は、シャッター6をスムーズに移動させることができる。このため、シャッター6の操作性を向上できる。
さらに、第1溝部722B,713Bが第2溝部722C,713Cよりも短くなるように形成されているので、シャッター6は、閉位置から早い段階で前面部23から離間する側に移動し、その後、前面部23に対して略平行移動して開位置に位置付けられることとなる。このことにより、前面部23裏面において、リモコン受光部4を画像開口部231に近接して配設しても、シャッター6の移動時にシャッター6がリモコン受光部4に機械的に干渉することはない。したがって、上述したプロジェクター1の設計の自由度が低減することがないという効果をさらに好適に図れる。
また、シャッター6が膨出部612を備えるので、シャッター6にて画像開口部231を閉塞した状態では、画像開口部231に膨出部612が遊嵌した状態となる。このことにより、画像開口部231の縁部分が膨出部612にて視認し難いものとなり、外観上好ましい構成とすることができる。
さらに、膨出部612の先端部分612Aは、上述したような面で構成されているので、シャッター6にて画像開口部231を閉塞した状態では、画像開口部231に遊嵌した膨出部612の先端部分612Aの面と前面部23外面とが略同一面上に位置することとなる。このため、外観上さらに好ましい構成とすることができる。
また、画像開口部231は、背面側に向うにしたがって開口面積が大きくなるように形成されている。このことにより、シャッター6に膨出部612が形成されている場合であっても、シャッター6の移動時において、膨出部612が画像開口部231の縁部分に機械的に干渉することがない。このため、利用者は、シャッター6をスムーズに移動させることができる。
さらに、画像開口部231の縁部分、及び膨出部612の側壁部は、それぞれ同様に傾斜して構成されている。このことにより、シャッター6にて画像開口部231を閉塞した状態では、画像開口部231の縁部分と膨出部612との隙間を低減でき、ゴミ等の塵埃が外部から侵入することを良好に防止できる。
また、シャッター6は、当該シャッター6及び操作部材8に設けられた第2の係合構造により、操作部材8の移動に連動することとなる。ここで、第2の係合構造は、投射方向に沿って突出する第2の係合突起63と、第2の係合突起63が挿通される挿通孔821とを有する。
このことにより、閉位置または開位置への移動に伴いシャッター6が前面部23に対して近接隔離する(前後方向に移動する)際、第2の係合突起63は、挿通孔821に挿通された状態で進退することとなる。
したがって、第2の係合構造を採用することで、シャッター6の動き(閉位置または開位置への移動に伴い前面部23に対して近接隔離する動き)に合わせて操作部材8が移動する構造を採用する必要がない。すなわち、操作部材8については、左右方向に直線的に移動させる構造とすればよく、構造の簡素化が図れる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、第1の係合構造として、第1の係合突起62をシャッター6に設け、各係合溝722A,713Aを支持部材7に設けていたが、これに限らず、逆に、第1の係合突起を支持部材に設け、係合溝をシャッターに設けた構成を採用しても構わない。
同様に、前記実施形態では、第2の係合構造として、第2の係合突起63をシャッター6に設け、挿通孔821を操作部材8に設けていたが、これに限らず、逆に、第2の係合突起を操作部材に設け、挿通孔をシャッターに設けた構成を採用しても構わない。
前記実施形態において、各係合溝722A,713Aの形状は、前記実施形態で説明した形状に限らない。係合溝722A,713Aとしては、始端PSが終端PEよりも前面側に位置していれば、いずれの形状でもよく、例えば、始端PSから終端PEまで直線状に延びる形状としてもよく、始端PSから終端PEまで曲線状に延びる形状としても構わない。
前記実施形態では、各係合溝722A,713Aを支持部材7に形成していたが、これに限らず、外装筐体2の天面部21や底面部22裏面に形成しても構わない。
前記実施形態では、前面部23裏面には、リモコン受光部4が配設されていたが、これに限らず、スクリーン等の被投射面に表示される投射画像を撮像するCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子や、被投射面までの距離を測定するセンサ等を配設しても構わない。
前記実施形態において、プロジェクター1は、3つの液晶パネル351を備える構成としたが、本発明はこれに限らない。すなわち、2つ以下、あるいは、4つ以上の液晶パネルを用いたプロジェクターにも、本発明を適用可能である。
前記実施形態において、光変調装置としては、透過型の液晶パネルの他、反射型の液晶パネルを採用しても構わない。また、光束を画像情報に応じて変調して画像を形成する光変調装置であれば、他の構成の光変調装置を採用しても構わない。例えば、マイクロミラーを用いたデバイスなど、液晶以外の光変調装置を用いたプロジェクターにも、本発明を適用可能である。このような光変調装置を用いた場合、光束入射側及び光束射出側の偏光板352,353は省略できる。
前記実施形態では、フロント投射型のプロジェクターの例のみを挙げたが、本発明は、スクリーンを備え、該スクリーンの裏面側から投射を行うリアタイプのプロジェクターにも適用可能である。
本発明のプロジェクターは、設計の自由度が低減することなく、投射光学装置を保護できるため、プレゼンテーションやホームシアターに用いられるプロジェクターとして利用できる。
1・・・プロジェクター、2・・・外装筐体、6・・・シャッター、7・・・支持部材、8・・・操作部材、36・・・投射レンズ(投射光学装置)、62・・・第1の係合突起、63・・・第2の係合突起、211・・・操作開口部、231・・・画像開口部、612・・・膨出部、612A・・・先端部分、713A,722A・・・係合溝、713B,722B・・・第1溝部、713C,722C・・・第2溝部、821・・・挿通孔、PS・・・始端、PE・・・終端。

Claims (7)

  1. 画像を投射する投射光学装置と、前記投射光学装置から投射される画像を通過させるための画像開口部を有する外装筐体とを備えたプロジェクターであって、
    前記外装筐体内部に配設され、前記画像開口部を閉塞するシャッターと、
    前記画像開口部を閉塞する閉位置または前記画像開口部を開放し前記画像開口部を介して前記投射光学装置を露出させる開位置に、前記シャッターを移動可能に支持する支持部材とを備え、
    前記シャッター及び前記支持部材には、
    いずれか一方に設けられ鉛直軸に沿って突出する係合突起と、いずれか他方に設けられ、前記シャッターの移動方向に沿って延び、前記係合突起が挿通されて前記係合突起を案内する係合溝とを有する係合構造が設けられ、
    前記係合溝は、
    前記閉位置で前記係合突起が位置する始端が、前記開位置で前記係合突起が位置する終端に対して、前記投射光学装置の投射側に位置するように設けられている
    ことを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
    前記係合溝は、
    互いに連通する第1溝部及び第2溝部で構成され、
    前記第2溝部は、
    前記終端から前記投射光学装置の投射方向に略直交して延びるように形成され、
    前記第1溝部は、
    前記第2溝部に対して鈍角を成し、前記始端まで延びるように形成されている
    ことを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項2に記載のプロジェクターにおいて、
    前記係合溝は、
    前記第1溝部が前記第2溝部よりも短くなるように形成されている
    ことを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のプロジェクターにおいて、
    前記シャッターは、
    前記投射光学装置の投射方向に膨出し、前記シャッターが前記閉位置に位置した際に前記画像開口部に遊嵌する膨出部を備える
    ことを特徴とするプロジェクター。
  5. 請求項4に記載のプロジェクターにおいて、
    前記膨出部の先端部分は、
    前記画像開口部に遊嵌した際に前記外装筐体における前記画像開口部が形成された側壁部外面に倣う面で構成されている
    ことを特徴とするプロジェクター。
  6. 請求項4または請求項5に記載のプロジェクターにおいて、
    前記画像開口部は、
    前記外装筐体内部に向うにしたがって開口面積が大きくなるように形成されている
    ことを特徴とするプロジェクター。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載のプロジェクターにおいて、
    前記外装筐体には、
    前記シャッターを移動させるための操作開口部が形成され、
    前記操作開口部を介して外部に露出するとともに移動可能に構成され、外部から操作されることで前記シャッターを移動させる操作部材を備え、
    前記シャッター及び前記操作部材には、
    いずれか一方に設けられ前記投射光学装置の投射方向に沿って突出する第2の係合突起と、いずれか他方に設けられ前記第2の係合突起が挿通される挿通孔とを有する第2の係合構造が設けられている
    ことを特徴とするプロジェクター。
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