JP5879681B2 - 転動軸の製造方法 - Google Patents
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Description
(ケイ素含有量(質量%)+窒素含有量(質量%))/残留オーステナイト量(体積%)>0.01
[転動疲労寿命試験の条件]
・基本動定格荷重C:15500N
・基本静定格荷重C0:16700N
・ラジアル荷重:5000N
・ピニオンギヤの自転速度:10000min-1
・計算寿命L10:72.4時間
・潤滑油の種類:オートマチックトランスミッションフルード
・潤滑油の供給量:10ml/min
・潤滑油の温度:120℃
・潤滑油に添加した異物:鋼粉(直径74μm〜147μm、硬さHv600)
・異物の添加量:300ppm
上述のような転動軸を造るために、本発明の転動軸の製造方法は、前記合金鋼に、浸炭窒化処理と焼入れと焼戻しとを含む熱処理を施すことにより、外周面に硬化された表面部を形成するとともに、該表面部に、窒素をさらに含有させる。
前記熱処理を、(1)前記旋削加工により得られた円柱状部材に、雰囲気ガスに含まれる窒素量を、アンモニア換算で0.3m3/h以上0.8m3/h未満として、820℃以上980℃以下の温度で、3時間以上5時間以下の浸炭窒化処理を施し、(2)150℃以上200℃以下の温度で、0.5時間以上2時間以下の第1の焼戻しを施し、(3)860℃以上950℃以下の温度で、0.3時間以上2.0時間以下の焼入れを施し、さらに、(4)150℃以上300℃以下の温度で、1時間以上2時間以下の条件で第2の焼戻しを施す、工程により構成することが好ましい。
本発明により得られる転動軸は、炭素を0.35質量%以上0.5質量%以下、クロムを2.5質量%以上7.0質量%以下、モリブデンを0.45質量%を超えて3.0質量%以下、マンガンを0.5質量%以上2.0質量%以下、ケイ素を0.1質量%以上1.5質量%以下含有する合金鋼で構成されていることを特徴とする。なお、この合金鋼は、鉄を主成分としており、上記の添加元素のほか、不可避不純物を含む。
炭素(C)は、基地に固溶して焼入れ、焼戻し後の硬さを向上させて強度を向上させるとともに、鉄、クロム、モリブデン、バナジウムなどの炭化物形成元素と結合して炭化物を形成し、耐摩耗性を高める作用を有する元素である。耐転がり疲労性に必要な硬さを得るために行う浸炭窒化処理の時間が長くなるとコストアップを招くことから、処理時間の短縮のために、炭素の含有量は0.35質量%以上とする必要がある。ただし、0.5質量%を超えると、製鋼時に粗大な共晶炭化物が生成されやすくなり、転動寿命や強度が低下する場合がある。また、鍛造性、冷間加工性、被削性が低下して、加工コストの上昇を招く場合がある。
クロム(Cr)は、基地に固溶して焼入れ性、焼戻し軟化抵抗性、耐食性、および転動寿命を高める作用を有する元素である。また、炭素、窒素などの侵入型固溶元素を実質的に動きにくくして、基地の組織を安定化し、水素侵入時の寿命低下を大幅に抑制する作用も有している。さらに、合金鋼中に微細に分布する炭化物が、より高硬度の(Fe,Cr)3C、(Fe,Cr)7C3、(Fe,Cr)23C6などの炭化物からなるために、耐摩耗性を高める作用も有している。
モリブデン(Mo)は、クロムと同様に、基地に固溶して焼入れ性、焼戻し軟化抵抗性、耐食性、および転動寿命を高める作用を有する元素である。また、クロムと同様に、炭素、窒素などの侵入型固溶元素を実質的に動きにくくして、基地の組織を安定化し、水素侵入時の寿命低下を大幅に抑制する作用も有している。さらに、合金鋼中に微細に分布する炭化物が、より高硬度のモリブデンの炭化物などからなるために、耐摩耗性を高める作用も有している。
マンガン(Mn)は、製鋼時に脱酸剤として作用する元素であり、0.5質量%以上添加する必要がある。また、クロムと同様に、基地に固溶してMs点を降下させて、多量の残留オーステナイトを確保したり、焼入れ性を高めたりする作用を有している。ただし、2.0質量%を超えて添加すると、冷間加工性、被削性が低下するだけでなく、マルテンサイト変態開始温度が低下して、浸炭窒化後に多量の残留オーステナイトが残存し十分な硬さが得られない場合がある。
ケイ素(Si)は、マンガンと同様に、製鋼時に脱酸剤として作用する元素であり、0.1質量%以上添加する必要がある。また、クロム、マンガンと同様に、焼入れ性を向上させるとともに、基地のマルテンサイト化や残留オーステナイトの安定化を促進し、軸受寿命の向上に有効な元素である。さらに、焼戻し軟化抵抗性を高める作用も有している。ただし、1.5質量%を超えて添加すると、鍛造性、冷間加工性、被削性、および浸炭処理性が低下する場合がある。
本発明の転動軸の製造方法は、上記組成の合金鋼からなる線材に、旋削加工、熱処理、外径粗研削、外径仕上げ研削、および超仕上げ研削を順に施す。特に、本発明により得られる転動軸は、前記熱処理工程において、浸炭窒化処理と焼入れと焼戻しとが施されることにより、その外周面には、硬化された表面部が形成されており、その表面硬さHvは650以上900以下となっている。
本発明により得られる転動軸では、部材全体の残留オーステナイト量の平均値である平均残留オーステナイト量(体積%)が、前記クロム、モリブデン、およびケイ素の平均含有量の和(質量%)の0.45倍以上2.0倍以下である。なお、「平均残留オーステナイト量」とは、転動軸の全体における残留オーステナイト量の平均値を意味し、たとえば、転動軸の表面から芯部までの残留オーステナイト量の分布を、X線回折装置を用いて深さ方向に測定し、その平均値を算出することにより得ることができる。
本発明により得られる転動軸では、表面から50μmの位置における残留オーステナイト量が、15体積%以上45体積%以下である。なお、「表面から50μmの位置における残留オーステナイト量」とは、転動軸の表面から50μmの位置における残留オーステナイト量の分布を同様に測定し、その平均値を算出することにより得ることができる。
本発明により得られる転動軸では、表面から50μmの位置における窒素含有量が0.25質量%以上0.7質量%以下であり、かつ、表面から50μmの位置において、ケイ素含有量、窒素含有量、残留オーステナイト量が、次の関係式:(ケイ素含有量(質量%)+窒素含有量(質量%))/残留オーステナイト量(体積%)>0.01を満たしている。
本発明は、転動軸の製造工程、特に熱処理工程において、調質(高温焼戻し)またはサブゼロ処理を施す必要もなく、また、高周波焼入れを施す必要なく、表面における窒素含有量、ケイ素含有量、および残留オーステナイト量を適切に規制し、白色はく離や摩耗に影響を受ける転動疲労寿命をさらに改善するとともに、芯部の残留オーステナイト量を極力少なくさせて、ピニオンシャフトの塑性曲がりを抑制することを可能とする点に特徴がある。
[転動疲労寿命試験の条件]
・基本動定格荷重C:15500N
・基本静定格荷重C0:16700N
・ラジアル荷重:5000N
・ピニオンギヤの自転速度:10000min-1
・計算寿命L10:72.4時間
・潤滑油の種類:オートマチックトランスミッションフルード
・潤滑油の供給量:10ml/min
・潤滑油の温度:120℃
・潤滑油に添加した異物:鋼粉(直径74μm〜147μm、硬さHv600)
・異物の添加量:300ppm
ここで、各種試験に用いるピニオンシャフトの製造方法を説明する。ピニオンシャフトの素材には、表1に示すような組成を有する15種の合金鋼を用いた。この合金鋼からなる17種類の線材に、旋削加工、熱処理、外径粗研削、外径仕上げ研削、および超仕上げ研削を施して、直径14.17mm、長さ70mmのピニオンシャフトをそれぞれ得た。
得られたピニオンシャフトについて、表面から50μmの位置における窒素含有量(質量%)、表面から50μmの位置における窒素およびケイ素の含有量の和(質量%)、表面から50μmの位置における残留オーステナイト量(体積%)について、X線回折装置(株式会社リガク製)を用いて測定した。この測定結果を、上記の残留オーステナイト量に対する窒素およびケイ素の含有量の和の比について、表2に示す。
ピニオンシャフトをプラネタリニードル試験機(日本精工株式会社製)に装着した。すなわち、ピニオンギヤの中心穴にピニオンシャフトを挿通し、ピニオンシャフトの外周面とピニオンギヤの内周面との間に、複数の針状ころを転動自在に介装して、ピニオンギヤがピニオンシャフトを軸として回転自在となるようにした。なお、針状ころとしては、高炭素クロム鋼(SUJ2)製で、直径2.5mm、長さ24.8mmの寸法を有し、かつ、JIS鋼種SCM415製で浸炭窒化処理が施されている保持器で保持されている、いわゆるケージアンドローラを用いた。
・基本動定格荷重C:15500N
・基本静定格荷重C0:16700N
・ラジアル荷重:5000N
・ピニオンギヤの自転速度:10000min-1
・計算寿命L10:72.4時間
・潤滑油の種類:オートマチックトランスミッションフルード
・潤滑油の供給量:10ml/min
・潤滑油の温度 :120℃
下記のようにラジアル荷重などの条件が異なる以外は、上述の転動疲労寿命試験と同様にして回転試験を行い、ピニオンシャフトに白色はく離が発生した時点で寿命に至ったとし、それまでの回転時間を白色はく離寿命とした。
・ラジアル荷重:8000N
・計算寿命L10:15.1時間
表3における耐久試験の結果から理解されるように、実施例1〜6および参考例7は、比較例1〜12と比べて格段に長寿命である。特に、実施例1〜6は、合金鋼中のクロムの含有量、表面から50μmの位置における窒素含有量、残留オーステナイト量、表面から50μmの位置における残留オーステナイト量に対する窒素およびケイ素の含有量の和の比、平均オーステナイト量、すなわち部材全体におけるクロム、モリブデン、およびケイ素の平均含有量に対する平均残留オーステナイト量の比のすべてが好適な値であり、高温下かつ異物混入潤滑下においても、フレーキングや焼付きがまったく生じなかった。なお、参考例7は、クロムの含有量が好適な範囲内にあるものの若干多い合金鋼を用いたため、非晶炭化物が生成しており、実施例1〜6と比べると若干寿命が短かった。なお、ピニオンシャフトを構成する材料の結晶性状は、金属顕微鏡(株式会社ニコン製、LV100D)を用いて確認した。
2 リングギヤ
3 ピニオンギヤ
4 キャリア
5 ピニオンシャフト
Claims (3)
- 相手部材である転動体に対して相対的に転動する転動軸の製造方法であって、
(1)炭素を0.35質量%以上0.5質量%以下、クロムを2.5質量%以上7.0質量%以下、モリブデンを0.45質量%を超え3.0質量%以下、マンガンを0.5質量%以上2.0質量%以下、ケイ素を0.1質量%以上1.5質量%以下含有し、残部が鉄および不可避不純物からなる合金鋼で構成されており、
(2)表面から50μmの位置における窒素含有量は0.25質量%以上0.7質量%以下であり、表面硬さHvは650以上900以下であり、
(3)部材全体の残留オーステナイト量の平均値であり、体積%で表される平均残留オーステナイト量が、質量%で表される前記クロム、モリブデン、およびケイ素の含有量の和の0.45倍以上2.0倍以下であり、
(4)表面から50μmの位置における残留オーステナイト量は、15体積%以上45体積%以下であり、および、
(5)表面から50μmの位置における、ケイ素含有量、窒素含有量、残留オーステナイト量が、次の関係式:
(ケイ素含有量(質量%)+窒素含有量(質量%))/残留オーステナイト量(体積%)>0.01
を満たす、
という条件を具備し、
(6)前記転動軸をピニオンシャフトとして、ピニオンギヤの中心穴に挿通し、該ピニオンシャフトの外周面と該ピニオンギヤの内周面との間に、複数の針状ころを転動自在に介装することにより、該ピニオンギヤが該ピニオンシャフトを軸として回転自在となるように構成して、基本動定格荷重Cを15500N、基本静定格荷重C0を16700N、ラジアル荷重を5000N、該ピニオンギヤの自転速度を10000min-1および計算寿命L10を72.4時間とし、異物として、直径74μm以上147μm以下で硬さHvが600である鋼粉を300ppm含み、120℃に調整されたオートマチックトランスミッションフルードを10ml/minで供給して、回転試験を実施した場合において、該ピニオンシャフトの転動疲労寿命を示す90%残余寿命が1500時間以上であり、かつ、
(7)前記回転試験終了後における前記ピニオンシャフトの塑性曲がり量が4μm以下である
転動軸を造るために、
前記合金鋼に、浸炭窒化処理と焼入れと焼戻しとを含む熱処理を施すことにより、外周面に硬化された表面部を形成するとともに、該表面部に、窒素をさらに含有させる
ことを特徴とする、転動軸の製造方法。 - 前記平均残留オーステナイト量が、10体積%以下である、請求項1に記載の転動軸の製造方法。
- 前記熱処理は、
(1)前記合金鋼によって構成される線材に旋削加工を施すことにより得られた円柱状部材に、雰囲気ガスに含まれる窒素量を、アンモニア換算で0.3m3/h以上0.8m3/h未満として、820℃以上980℃以下の温度で、3時間以上5時間以下の浸炭窒化処理を施し、
(2)150℃以上200℃以下の温度で、0.5時間以上2時間以下の第1の焼戻しを施し、
(3)860℃以上950℃以下の温度で、0.3時間以上2.0時間以下の焼入れを施し、さらに、
(4)150℃以上300℃以下の温度で、1時間以上2時間以下の条件で第2の焼戻しを施す、
工程からなり、
その後、外径粗研削、外径仕上げ研削、および超仕上げ研削を施す、請求項1または2に記載の転動軸の製造方法。
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