JP5873726B2 - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
まず、図1を参照して、画像形成装置100の全体構成について説明する。
次に、図2〜図9を参照して、定着部106の詳細な構成について説明する。
次に、図10を参照して、画像形成装置100のハードウェア構成について説明する。
本実施形態では、図2〜図9を参照して既に説明したように、印刷ジョブ(定着動作)を行うときには定着ニップNの圧状態を加圧状態にし、印刷ジョブ(定着動作)を行わないときには定着ニップNの圧状態を減圧状態にしている。しかし、サーミスター64により検知される加圧ローラー61の温度が定着に好適な温度(たとえば、100℃〜110℃程度)よりも高くなり過ぎた場合、印刷ジョブ(定着動作)時の定着ニップNの圧状態が加圧状態であることに起因して、用紙Pがカールし、定着後の用紙Pにしわが発生し易くなる。特に、用紙Pの両面にトナー像を定着させるような印刷設定(両面印刷)になっているときには、表面にトナー像を定着させるときと裏面にトナー像を定着させるときとの合計2回の加熱・加圧を用紙Pに対して行うので、より一層、定着後の用紙Pにしわが発生し易くなる。さらに、大きいサイズ(たとえば、A3サイズよりも大きいサイズ)の用紙Pにトナー像を定着させるような印刷設定になっているときにも、定着後の用紙Pにしわが発生することがある。なお、用紙Pの両面にトナー像を定着させる場合や、大きいサイズの用紙Pにトナー像を定着させる場合などにおいて定着後の用紙Pにしわが発生し易くなることは、経験的または実験的に得られている。
次に、図11を参照して、印刷ジョブ(定着動作)を開始するときの動作を説明する。
2 検知センサー
60 圧力調整部
61 加圧ローラー(回転体)
62 定着ローラー(回転体)
63 IHコイルユニット(加熱部)
64 サーミスター(温度検知部)
M2 圧力調整モーター(モーター)
N 定着ニップ
P 用紙(記録媒体)
Claims (5)
- 互いに圧接することで定着ニップを形成し、前記定着ニップを通過する記録媒体にトナー像を定着させる一対の回転体と、
前記一対の回転体のうちの一方の回転体を他方の回転体に対して接近する方向または離間する方向に移動させることにより前記定着ニップの圧状態を加圧状態または減圧状態にする圧力調整部と、
前記他方の回転体を加熱する加熱部と、
前記回転体の温度を検知するための温度検知部と、を備え、
前記加圧状態は、前記定着ニップの圧力が定着動作を行うときの圧力となるように、前記一方の回転体を前記他方の回転体に対して接近する方向に移動させた状態であり、前記減圧状態は、前記定着ニップの圧力が前記加圧状態よりも低い圧力となるように、前記一方の回転体を前記他方の回転体に対して離間する方向に移動させた状態であり、
前記圧力調整部は、定着動作を伴う印刷ジョブを行わないときには、前記定着ニップの圧状態を減圧状態とし、
前記圧力調整部は、定着動作を伴う印刷ジョブの開始に際して、前記定着ニップの圧状態を減圧状態から加圧状態に移行させた後、前記温度検知部により検知された現時点の前記回転体の温度が予め定められた閾値温度よりも高くなっていれば、前記定着ニップの圧状態を加圧状態と減圧状態との間の圧状態である半加圧状態に移行させる一方、前記温度検知部により検知された現時点の前記回転体の温度が予め定められた閾値温度よりも高くなっていなければ、前記定着ニップの圧状態を加圧状態に保持し、
前記一対の回転体は、前記定着ニップの圧状態を半加圧状態に移行した場合、前記定着ニップの圧状態を半加圧状態に保持したまま、前記定着ニップを通過する記録媒体にトナー像を定着させることを特徴とする定着装置。 - 記録媒体の両面へのトナー像の定着を行うとき、前記圧力調整部は、定着動作を伴う印刷ジョブの開始に際して、前記温度検知部により検知された現時点の前記回転体の温度が予め定められた閾値温度よりも高くなっていれば、前記定着ニップの圧状態を加圧状態と減圧状態との間の圧状態である半加圧状態に移行させることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 予め定められた記録媒体サイズよりも大きいサイズの記録媒体へのトナー像の定着を行うとき、前記圧力調整部は、定着動作を伴う印刷ジョブの開始に際して、前記温度検知部により検知された現時点の前記回転体の温度が予め定められた閾値温度よりも高くなっていれば、前記定着ニップの圧状態を加圧状態と減圧状態との間の圧状態である半加圧状態に移行させることを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
- 前記圧力調整部は、前記一方の回転体を前記他方の回転体に接近させる方向および前記他方の回転体から離間させる方向に移動させるためのモーターと、前記モーターの駆動に伴って回動する検知片と、前記モーターが前記一方の回転体を移動させることで前記定着ニップの圧状態を加圧状態にしたときの前記検知片の回動停止箇所に配置されているとともに前記検知片を検知するための検知センサーと、を含み、
前記圧力調整部は、前記定着ニップの圧状態を半加圧状態にするとき、前記定着ニップの圧状態が加圧状態になるように前記モーターの駆動軸を回転させ、前記検知センサーが前記検知片を検知した後、前記定着ニップの圧状態を減圧状態にするのに要する時間よりも短い時間が経過するまで前記モーターの駆動軸を逆回転させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の定着装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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