JP5565974B2 - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、定着装置および画像形成装置に関する。
画像形成装置に備えられる定着装置には、互いに圧接して定着ニップを形成する一対のローラー(たとえば、加圧ローラーおよび定着ローラー)などが設けられている。そして、定着装置は、トナー像を担持した用紙が定着ニップを通過するときに、用紙を加熱・加圧することによって、用紙にトナー像を定着させる。
定着装置は、たとえば、定着動作の開始に際して、一方のローラーを加熱し、他方のローラーを一方のローラーに向かって移動させることで定着ニップの圧状態を加圧状態にする。また、定着装置は、たとえば、定着動作が終了すると、定着ニップの圧状態を減圧状態にする。なお、定着ニップの圧状態を変動させることが可能な定着装置は、特許文献1などに開示されている。
また、加熱される一方のローラーとして、加熱ベルトを巻き付けたローラーを用いることがある。そして、定着装置への電力供給が遮断され、一方のローラーに対する加熱が停止された後、或る程度の時間が経つと、一方のローラーが収縮し、加熱ベルトの巻き付けが緩むことがある。
ここで、定着ニップの圧状態が加圧状態のときに、定着装置への電力供給が遮断されることがある。あるいは、加圧状態から減圧状態(減圧状態から加圧状態)に移行するとき、すなわち、半加圧状態のときに、定着装置への電力供給が遮断されることもある。この場合、定着装置への電力供給が遮断されてから或る程度の時間が経つと、一方のローラーに他方のローラーが強く圧接した状態で、一方のローラーに対する加熱ベルトの巻き付けが緩む。そして、このまま定着装置に電源が投入され、定着装置の立ち上げ動作(一対のローラーを回転させつつ一定温度に加熱する動作)が開始されると、加熱ベルトがばたついて周辺部材に接触し、加熱ベルトに傷が入ってしまう恐れがある。
このため、従来では、定着装置に電源が投入されると、定着ニップの圧状態を減圧状態にするための減圧動作を行った後、一対のローラーを回転させつつ一定温度に加熱する動作を行うようにしていた。
特開2011−191607号公報
ところで、電源投入時の定着ニップの圧状態が加圧状態や半加圧状態になっているとは限らず、減圧状態になっていることもある。言い換えると、電源投入時の減圧動作が不要な状態になっていることもある。しかし、電源投入時の定着ニップの圧状態が加圧状態(半加圧状態)になっているか減圧状態になっているかは分からない。
そこで、従来では、電源投入時の定着ニップの圧状態が加圧状態(半加圧状態)になっているか減圧状態になっているかにかかわらず、電源投入時に減圧動作を行うための時間(予め定められた時間)を確保し、定着ニップの圧状態を減圧状態にしてから、一対のローラーを回転させつつ一定温度に加熱する動作を開始させていた。そのため、定着装置の立ち上げ動作を効率的に行うことができないという不都合があった。
なお、定着ニップの圧状態を検知する検知部(たとえば、定着ニップの圧状態を変動させるために移動可能となっているローラーの移動量を検知する検知部)を定着装置に設ければ、電源投入時の圧状態を検知することができる。しかし、このような検知部を設ければ、製造コストが高くなる。また、設置スペースの都合上、検知部を設けられない場合もある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、定着ニップの圧状態を検知する検知部を設けることなく、立ち上げ動作を効率的に行うことが可能な定着装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の定着装置は、互いに圧接することで定着ニップを形成し、定着ニップを通過する用紙にトナー像を定着させる一対の回転体と、一対の回転体を回転させる回転駆動部と、一対の回転体のうちの一方の回転体を他方の回転体に向かう第1方向に移動させることにより定着ニップの圧状態を加圧状態にする加圧動作、および、一方の回転体を第1方向とは逆の第2方向に移動させることにより定着ニップの圧状態を減圧状態にする減圧動作を行う圧力調整部と、一対の回転体が回転しているときに一対の回転体を加熱する加熱部と、一方の回転体の第1方向への移動時間から第2方向への移動時間を減算した時間に対応する時間データを不揮発的に記憶する記憶部と、を備えている。そして、圧力調整部は、電源投入後、回転駆動部が一対の回転体を回転させるとともに加熱部が一対の回転体を加熱する前に、時間データに対応する時間分だけ減圧動作を行う。なお、加圧状態というのは、最も加圧されたときの状態(定着動作を行うときの状態)のことであり、減圧状態というのは、最も減圧されたときの状態(加圧されているがその圧力が最も低いときの状態)のことである。
本発明の構成によると、一方の回転体の第1方向(他方の回転体に向かう方向)への移動時間から第2方向(他方の回転体から離れる方向)への移動時間を減算した時間に対応する時間データを記憶部が不揮発的に記憶する。そして、圧力調整部は、電源投入後、回転駆動部が一対の回転体を回転させるとともに加熱部が一対の回転体を加熱する前に、時間データに対応する時間分だけ減圧動作を行う。したがって、本発明の構成では、電源投入時の定着ニップの圧状態に応じて、一対の回転体を回転させつつ加熱する動作(以下、便宜上、回転加熱動作と称する場合もある)の開始時点が変動する。このため、回転加熱動作を効率的に開始することができる。すなわち、定着装置の立ち上げ動作(一対の回転体を回転させつつ一定温度に加熱する動作)を効率的に行う(速やかに開始する)ことができる。
たとえば、電源投入時の定着ニップの圧状態が加圧状態になっていれば、回転加熱動作の開始前に減圧動作に割く時間は、定着ニップの圧状態を加圧状態から減圧状態に移行するのに必要な時間となる。一方で、電源投入時の定着ニップの圧状態が半加圧状態になっていれば、回転加熱動作の開始前に減圧動作に割く時間は、定着ニップの圧状態を半加圧状態から減圧状態に移行するのに必要な時間(加圧状態から減圧状態に移行するのに必要な時間よりも短い時間)だけとなる。
また、本発明の構成では、電源投入時の定着ニップの圧状態を検知するための検知部(たとえば、第1方向および第2方向に移動する一方の回転体の位置を検知するための検知部)を必要としない。このため、検知部を設置するためのスペースを装置内に確保する必要がない(設計変更などを行う必要がない)。また、コストアップを抑制することができる。
上記構成において、好ましくは、圧力調整部は、電源投入時から行われる時間データの読み出し動作の開始と共に減圧動作を開始し、時間データの読み出し動作が終了した時点からの経過時間が、時間データに対応する時間から時間データの読み出し時間を減算した時間に到達するまで、減圧動作を継続する。すなわち、この構成では、時間データの読み出し動作が終了する前から、減圧動作を開始する。これにより、定着装置の立ち上げ動作を速やかに終わらせることができる。
上記構成において、好ましくは、圧力調整部は、時間データに対応する時間が0であれば、時間データの読み出し動作が終了した後、減圧動作を行わない。これにより、電源投入時の定着ニップの圧状態が減圧状態になっているときには、より一層、定着装置の立ち上げ動作を速やかに終わらせることができる。なお、時間データに対応する時間が0であるということは、電源投入時の定着ニップの圧状態が既に減圧状態になっているということである。
上記構成において、好ましくは、時間データの読み出しが行えない場合、圧力調整部は減圧動作を行わず、回転駆動部は一対の回転体を回転させず、加熱部は一対の回転体を加熱しない。このように構成すれば、電源投入時の定着ニップの圧状態が分からないまま立ち上げ動作が行われることがないので、致命的な故障が発生するのを抑制することができる。
また、本発明の画像形成装置は、上記の定着装置を備えている。このように構成された画像形成装置では、画像形成装置に備えられる定着装置の立ち上げ動作を効率的に行うことができる。
以上のように、本発明によれば、定着ニップの圧状態を検知する検知部を設けることなく、立ち上げ動作を効率的に行うことが可能な定着装置および画像形成装置を容易に得ることができる。
本発明の一実施形態による画像形成装置の概略図 図1に示した画像形成装置に備えられる定着装置の詳細図 図1に示した画像形成装置に備えられる定着装置の詳細図(図2の側面図) 図1に示した画像形成装置のハードウェア構成を示した図 図1に示した画像形成装置に電源が投入されてから定着装置が立ち上がるまでの時間を説明するための図 図1に示した画像形成装置に備えられる定着装置の立ち上げ動作の流れを説明するための図
以下に、図1を参照して、本発明の一実施形態による画像形成装置100の全体構成について説明する。
本実施形態の画像形成装置100は、複合機であり、コピー、プリンター、スキャナーおよびファックスなどの複数種のジョブの実行が可能である。そして、この画像形成装置100は、操作パネル101、画像読取部102、給紙部103、搬送部104、画像形成部105および定着部106などを備える。
操作パネル101は、表示面がタッチパネルで覆われた液晶表示部11を有する。この液晶表示部11には、各種設定などを行うための設定キー(ソフトキー)が表示されるとともに、装置状態などを示すメッセージも表示される。また、操作パネル101には、数値入力が必要な設定指示を受け付けるためのテンキー12(ハードキー)や、各種ジョブの実行の開始指示を受け付けるためのスタートキー13(ハードキー)なども設けられている。
画像読取部102は、原稿を読み取って画像データを生成する。この画像読取部102には、図示しないが、露光ランプ、ミラー、レンズおよびイメージセンサーなどの光学系部材が設けられている。そして、画像読取部102は、載置読取用コンタクトガラス21に載置される原稿を読み取る際に、露光ランプの光を原稿に照射し、反射光を受けたイメージセンサーの出力値をA/D変換した後、A/D変換後のデータに対して各種処理を施すことによって、画像データを生成する。これにより、画像読取部102による原稿の読み取り動作によって得られた画像データに基づき印刷を行うことができる。また、画像読取部102による原稿の読み取り動作によって得られた画像データを蓄積することもできる。
また、画像読取部102には、原稿カバー22が設けられている。そして、載置読取用コンタクトガラス21による原稿の読み取り時には、載置読取用コンタクトガラス21に載置された原稿を原稿カバー22で押えることができるようになっている。なお、この原稿カバー22に原稿搬送装置としての機能を持たせてもよい。この場合には、原稿カバー22によって、送り読取用コンタクトガラス23に原稿を1枚ずつ送ることができるようになる。
給紙部103は、用紙Pを収容するカセット31を複数有し、それら複数のカセット31に収容された用紙Pを搬送部104に供給する。この給紙部103には、収容された用紙Pを引き出すピックアップローラー32や、用紙Pの重送を抑制するための分離ローラー対33などが設けられている。
搬送部104は、装置内部において用紙Pを搬送する。具体的に言うと、給紙部103から供給された用紙Pは、搬送部104によって、画像形成部105および定着部106をこの順番で通過し、排出トレイ41にまで導かれる。この搬送部104には、用紙Pを搬送する複数の搬送ローラー対42が設けられている。さらに、用紙Pを画像形成部105の手前で待機させ、タイミングを合わせて画像形成部105に送り出すレジストローラー対43も設けられている。
画像形成部105は、画像データに基づきトナー像を形成し、そのトナー像を用紙Pに転写する。画像形成部105は、感光体ドラム51、帯電装置52、露光装置53、現像装置54、転写ローラー55およびクリーニング装置56などを含んでいる。
トナー像の形成プロセスおよびトナー像の転写プロセスとしては、まず、感光体ドラム51を回転駆動させ、その感光体ドラム51の表面を帯電装置52で所定電位に帯電させる。また、露光装置53は、形成すべき画像の画像データに基づき光ビームLを出力し、感光体ドラム51の表面を走査露光する。これにより、感光体ドラム51の表面に静電潜像を形成する。続いて、現像装置54は、感光体ドラム51の表面に形成された静電潜像にトナーを供給して現像する。
転写ローラー55は、感光体ドラム51の表面に圧接して回転可能となっている。そして、レジストローラー対43がタイミングを計り、転写ローラー55と感光体ドラム51との間に用紙Pを進入させる。このとき、転写ローラー55には所定の電圧が印加される。これによって、感光体ドラム51の表面のトナー像が用紙Pに転写される。なお、トナー像の転写プロセスが終わると、クリーニング装置56は、感光体ドラム51の表面に残留するトナーなどを除去する。
定着部106は、図2および図3に示すように、互いに圧接して定着ニップNを形成する一対の回転体(加圧ローラー61および定着ローラー62)を含み、定着ニップNを通過する用紙Pを加熱・加圧し、トナー像を用紙Pに定着させる。
たとえば、加圧ローラー61は、金属製(たとえば、SUS)の芯金上に、弾性体(たとえば、シリコンゴム)および離型層(たとえば、PFA)が順次形成されたローラーである。定着ローラー62は、金属製(たとえば、SUS)の芯金上に弾性体(たとえば、シリコンスポンジ)が形成され、その弾性体上に加熱ベルト62aが巻き付けられたローラーである。この加熱ベルト62aは、たとえば、ニッケルなどの強磁性材料からなる基材上に、弾性体(たとえば、シリコンゴム)および離型層(たとえば、PFA)が順次形成された構造を有する。
加圧ローラー61には、回転駆動部としての定着モーターM1(図4参照)に連結される駆動ギア61aが取り付けられている。これにより、加圧ローラー61は、定着モーターM1の駆動力が駆動ギア61aに伝達されることで回転する。そして、加圧ローラー61および定着ローラー62が互いに圧接しているため、加圧ローラー61が回転すると、加圧ローラー61の回転に従動して定着ローラー62が回転する。なお、定着ローラー62が回転し、定着ローラー62の回転に従動して加圧ローラー61が回転するようになっていてもよい。
また、加圧ローラー61およびその加圧ローラー61を回転させるための定着モーターM1などは、同一のシャーシ(図示せず)に保持されてユニット化されている。この加圧ローラー61および定着モーターM1などを含むユニットは、圧力調整部としての圧力調整モーターM2(図4参照)の駆動力により、定着ローラー62に向かう方向であるA1方向(第1方向)およびA1方向とは逆のA2方向(第2方向)に移動可能になっている。このため、定着ニップNの圧力を高くする場合には、加圧ローラー61をA1方向に移動させ、定着ニップNの圧力を低くする場合には、加圧ローラー61をA2方向に移動させればよい。
なお、定着ニップNの圧力を減圧した場合であっても、加圧ローラー61および定着ローラー62は互いに圧接している。すなわち、定着ニップNの圧状態が減圧状態であっても、加圧ローラー61が回転すれば、加圧ローラー61の回転に従動して定着ローラー62が回転する。たとえば、印刷が行われていないとき、加圧ローラー61がA2方向に移動し、定着ニップNの圧状態が減圧状態になる。そして、印刷が開始されるときには、加圧ローラー61がA1方向に移動し、定着ニップNの圧状態が減圧状態から加圧状態に移行する。たとえば、定着ニップNの圧状態が減圧状態になっている時点から加圧ローラー61が6秒間だけA1方向に移動すると、定着ニップNの圧状態が印刷に好適な加圧状態となる。
また、定着ローラー62の外側(加圧ローラー61側とは反対側)には、定着ローラー62を加熱するためのIHコイルユニット63(加熱部)が設けられている。IHコイルユニット63は、誘導加熱コイル63aおよびコア部63bなどを含む。
誘導加熱コイル63aは、加熱ベルト62aの円弧状の部分で誘導加熱を行うため、加熱ベルト62a側とは反対側において、加熱ベルト62aの円弧面に沿って配置されている。コア部63bは、フェライトなどの強磁性体からなり、誘導加熱コイル63aの周囲において磁路を形成する。
そして、IHコイルユニット63は、定着ローラー62が回転しているとき(定着モーターM1が駆動して加圧ローラー61が回転しているとき)に、加熱ベルト62aが発熱するための磁束を発生させる。一方で、IHコイルユニット63は、加熱ベルト62aが局部的に高温になるのを抑制するため、定着ローラー62が回転していないときには加熱ベルト62aを発熱させるための磁束を発生させない。なお、以下の説明では、加圧ローラー61および定着ローラー62(加熱ベルト62a)を回転させつつ加熱する動作のことを、便宜上、回転加熱動作と称する場合もある。
また、定着部106は、加圧ローラー61や加熱ベルト62aの表面温度を検知するためのサーミスター64を複数有する。さらに、定着部106は、加圧ローラー61の両端を冷却するための冷却ファン65や、定着ローラー62(加熱ベルト62a)の回転数を検知するための回転検知センサー66なども有する。
次に、図4を参照して、画像形成装置100のハードウェア構成について説明する。
画像形成装置100は、主制御部110を備え、その主制御部110は、中央演算処理装置であるCPU111や記憶部112などを含む。記憶部112は、たとえば、不揮発性メモリー112a(ROMやHDDなど)と揮発性メモリー112b(RAMなど)とを含む。そして、装置各部の制御や演算を行うためのプログラムやデータなどは、不揮発性メモリー112aに記憶される。不揮発性メモリー112aに記憶されたプログラムやデータなどは、揮発性メモリー112bに読み出され、展開される。
また、主制御部110は、操作パネル101、画像読取部102、給紙部103、搬送部104、画像形成部105および定着部106などと接続される。そして、主制御部110は、記憶部112に記憶されたプログラムやデータに基づき、全体制御、画像処理制御、および、各種回転体を回転させるモーターの駆動制御などを行う。たとえば、定着部106の各部は、主制御部110からの指示を受けた定着制御部67が制御するようになっていてもよい。なお、本実施形態においては、主制御部110および定着部106を含むブロックが「定着装置」に相当する。
また、画像形成装置100は、主制御部110と接続される通信部140を備える。この通信部140は、たとえば、外部のコンピューター200とネットワークNTを介して通信可能に接続される。これにより、コンピューター200から送信された画像データに基づき印刷を行うことができ、画像読取部102による原稿の読み取り動作によって得られた画像データをコンピューター200に送信することもできる。また、通信部140にモデムなどを内蔵してもよく、この場合、電話回線などのネットワークNTを介して、外部のファックス装置300とファックス通信を行うことができる。
さらに、画像形成装置100は、電源部150を備える。この電源部150は、商用電源と接続され、装置各部を動作させるのに必要な電圧を生成する。そして、ユーザーは、メインスイッチMSを操作することにより、電源部150への電力供給のオン/オフを切り替える。
ここで、電力供給が遮断されると、IHコイルユニット63による定着ローラー62に対する加熱が停止される。そして、電力供給が遮断されている時間が長いと、定着ローラー62の芯金上に形成された弾性体が収縮し、その弾性体と定着ローラー62の表層に位置する加熱ベルト62aとの間の隙間が大きくなる。このとき、定着ニップN(図3参照)の圧状態が加圧状態のまま(収縮した弾性体に加圧ローラー61が強く圧接したまま)で電源が投入され、定着ローラー62を加熱するために加圧ローラー61および定着ローラー62を回転させると、加熱ベルト62aがばたつき、加熱ベルト62aが周辺部材に接触して加熱ベルト62aに傷が入ってしまう恐れがある。したがって、従来では、電源投入時、定着ニップNの圧状態を減圧状態にする減圧動作を行うための時間(たとえば、6秒間)を確保し、定着ニップNの圧状態が減圧状態になるまで、回転加熱動作(加圧ローラー61および定着ローラー62を回転させつつ加熱する動作)を行わないようにしていた。
ただし、電源投入時の定着ニップNの圧状態が加圧状態になっているとは限らず、定着ニップNの圧状態が減圧状態になっていることもある。そして、電源投入時の定着ニップNの圧状態が減圧状態になっていれば、電源投入時に行う減圧動作が無駄となってしまう(起動完了までに時間がかかってしまう)。
この不都合を解消する方法としては、電源投入時の定着ニップNの圧状態(加圧状態であるか減圧状態であるか)を検知するための検知部、たとえば、加圧ローラー61のA方向(図3参照)の位置を検知するための検知部を別途設けることが考えられる。このような検知部を別途設けた場合、電源投入時の定着ニップNの圧状態を判別することができるようになるので、電源投入時の定着ニップNの圧状態に応じて、電源投入時に減圧動作を行うための時間を確保したり省略したりすることができるようになる。しかし、電源投入時の定着ニップNの圧状態を検知するための検知部を設ける場合には、その検知部の設置スペースを確保しなければならないので、設計変更などが必要となったり、コストアップに繋がったりする。
そこで、本実施形態では、主制御部110は、画像形成装置100が起動している間、加圧ローラー61のA1方向(第1方向)への移動時間からA2方向(第2方向)への移動時間を減算した時間に対応する時間データを不揮発性メモリー112a(記憶部)に記憶させる。具体的には、加圧ローラー61のA1方向への移動時間が1秒経過する毎に「1」ずつ加算し、加圧ローラー61のA2方向への移動時間が1秒経過する毎に「1」ずつ減算した値を時間データとして不揮発性メモリー112aに書き込む。
たとえば、印刷を開始するとき、圧力調整モーターM2は、主制御部110からの指示を受け、減圧状態の時点から加圧ローラー61を6秒間だけA1方向に移動させて加圧状態とする。このときには、不揮発性メモリー112aに保持される時間データは「6」となる。そして、印刷を終えると、圧力調整モーターM2は、主制御部110からの指示を受け、加圧状態の時点から加圧ローラー61をA2方向に移動させ、半加圧状態を経て最終的に減圧状態とする。したがって、不揮発性メモリー112aに保持される時間データは、「6」から1ずつ減算され、最終的には「0」となる。仮に、加圧状態の時点から加圧ローラー61を3秒間だけA2方向に移動させたときに電力供給が遮断されると、不揮発性メモリー112aに保持される時間データは「3」となる。
そして、電源投入後、圧力調整モーターM2は、主制御部110から指示を受け、回転加熱動作(加圧ローラー61および定着ローラー62を回転させつつ加熱する動作)の前に、時間データに対応する時間分だけ加圧ローラー61をA2方向に移動させる。これによって、定着ニップNの圧状態を減圧状態にする。たとえば、主制御部110は、電源投入時に不揮発性メモリー112aに保持されている時間データ(直近の電力供給の遮断時に不揮発性メモリー112aに保持されていた時間データ)が「3」であれば、圧力調整モーターM2の駆動を制御し、加圧ローラー61を3秒間だけA2方向に移動させ、定着ニップNの圧状態を減圧状態にする。
その後、定着モーターM1は、主制御部110から指示を受け、加圧ローラー61および定着ローラー62を回転させる。さらに、IHコイルユニット63は、主制御部110から指示を受け、定着ローラー62に対する加熱を行う。そして、主制御部110は、サーミスター64の出力に基づき定着ローラー62の温度が設定温度に達したか否かを判断し、設定温度に達していれば、定着部106の立ち上げ動作が終了したと認識する。
ところで、図5に示すように、主制御部110は、電源が投入されてからCPU111が起動した時点T1に、不揮発性メモリー112aからの時間データの読み出し動作を開始するとともに、圧力調整モーターM2に減圧動作を開始させる。すなわち、主制御部110は、時間データの読み出しにかかる時間RTにも、圧力調整モーターM2に減圧動作を行わせる。なお、不揮発性メモリー112aからは時間データ以外の種々のデータが読み出される。したがって、不揮発性メモリー112aからのデータの読み出し順にもよるが、たとえば、時間データの読み出しにかかる時間RTは1秒となることがある。そこで、主制御部110は、時間データの読み出しを終えた時点T2からは、時間データに対応する時間DTから時間データの読み出し時間RTを減算した時間ST分だけ、減圧動作を継続させる。
たとえば、不揮発性メモリー112aに保持された時間データに対応するDT時間が6秒であったとする。この場合、主制御部110は、時間データの読み出しを終えた時点T2から5秒(=6秒−1秒)間だけ、圧力調整モーターM2に減圧動作を継続させる。また、別の例として、主制御部110は、時間データに対応する時間DTが3秒であれば、時間データの読み出しを終えた時点T2から2秒(=3秒−1秒)間だけ、圧力調整モーターM2に減圧動作を継続させる。そして、主制御部110は、電源投入の時点T1から時間データに対応する時間DTが経過した時点T3、すなわち、時間データの読み出しを終えた時点T2から時間STが経過した時点T3に、回転加熱動作(加圧ローラー61および定着ローラー62を回転させつつ加熱する動作)を開始させる。
さらに、別の例として、主制御部110は、時間データに対応する時間DTが0秒であれば、時間データの読み出しを終えた後、圧力調整モーターM2に行わせる減圧動作を省略する。すなわち、主制御部110は、時間データの読み出しを終えた時点T2に、回転加熱動作(加圧ローラー61および定着ローラー62を回転させつつ加熱する動作)を開始させる。
なお、時間データの読み出しが行えない場合には、主制御部110は、定着部106の立ち上げ動作を行わせない。
次に、図6を参照して、電源投入時の画像形成装置100の動作(定着部106の立ち上げ動作の流れ)について説明する。
まず、図6のフローのスタート時点では、画像形成装置100への電力供給が遮断されているとする。さらに、加圧ローラー61のA1方向への移動時間(定着ニップNの圧状態)を示す時間データが不揮発性メモリー112aに記憶されているとする。そして、画像形成装置100に電源が投入されたとき、図6のフローがスタートする。
ステップS1において、主制御部110は、不揮発性メモリー112aからの時間データの読み出し動作を開始するとともに、圧力調整モーターM2に減圧動作を開始させる。なお、このとき、既に定着ニップNの圧状態が減圧状態になっていれば、加圧ローラー61は現時点の位置からA2方向にさらに移動することはない。
ステップS2において、主制御部110は、時間データに対応する時間DTが時間データの読み出し時間RT以下であるか否かを判断する。判断の結果、時間DTが時間RT以下でなければ、ステップS3に移行する。一方で、時間DTが時間RT以下であれば、ステップS5に移行する。なお、ステップS2の時点は、時間データの読み出しを終えた時点T2であり、電源投入の時点T1から時間RTが経過している。すなわち、ステップS2の時点では、既に、時間RT分だけ、圧力調整モーターM2による減圧動作が行われていることになる。
ステップS3に移行すると、主制御部110は、圧力調整モーターM2に減圧動作を継続させる。そして、ステップS4において、主制御部110は、時間データの読み出しを終えた時点T2からの経過時間が、時間データに対応する時間DTから時間データの読み出し時間RTを減算した時間STに到達したか否かを判断する。判断の結果、時点T2からの経過時間が時間STに到達していれば、ステップS5に移行し、時点T2からの経過時間が時間STに到達していなければ、ステップS4の動作を繰り返す。
ステップS5に移行すると、主制御部110は、回転加熱動作(加圧ローラー61および定着ローラー62を回転させつつ加熱する動作)を開始させる。すなわち、主制御部110は、定着制御部67を介して定着モーターM1に指示を与え、加圧ローラー61を回転させる。これにより、加圧ローラー61の回転に従動して定着ローラー62が回転する。また、主制御部110は、定着制御部67を介してIHコイルユニット63に指示を与え、定着ローラー61を加熱させる。
本実施形態では、上記のように、加圧ローラー61(回転体)のA1方向(第1方向)への移動時間からA2方向(第2方向)への移動時間を減算した時間DTに対応する時間データを不揮発性メモリー112aが記憶する。そして、圧力調整モーターM2(圧力調整部)は、電源投入後、回転加熱動作の前に、時間データに対応する時間DT分だけ減圧動作を行う。したがって、本実施形態では、電源投入時の定着ニップNの圧状態に応じて、回転加熱動作の開始時点が変動する。このため、回転加熱動作を効率的に開始することができる。すなわち、定着部106の立ち上げ動作(加圧ローラー61および定着ローラー62を回転させつつ一定温度に加熱する動作)をすばやく開始することができる。
たとえば、電源投入時の定着ニップNの圧状態が加圧状態になっていれば、回転加熱動作の開始前に減圧動作に割く時間は、定着ニップNの圧状態を加圧状態から減圧状態に移行するのに必要な時間となる。一方で、電源投入時の定着ニップNの圧状態が半加圧状態になっていれば、回転加熱動作の開始前に減圧動作に割く時間は、定着ニップNの圧状態を半加圧状態から減圧状態に移行するのに必要な時間(加圧状態から減圧状態に移行するのに必要な時間よりも短い時間)だけとなる。
また、本実施形態では、電源投入時の定着ニップNの圧状態を検知するための検知部(たとえば、A方向に移動する加圧ローラー61の位置を検知するための検知部)を必要としない。このため、検知部を設置するためのスペースを装置内に確保する必要がない(設計変更などを行う必要がない)。また、コストアップを抑制することができる。
また、本実施形態では、圧力調整モーターM2は、電源投入時から行われる時間データの読み出し動作の開始と共に減圧動作を開始し、時間データの読み出しが終了した時点からの経過時間が、時間データに対応する時間DTから時間データの読み出し時間RTを減算した時間STに到達するまで、減圧動作を継続する。すなわち、本実施形態では、時間データの読み出し動作が終了する前から、減圧動作を開始する。これにより、定着部106の立ち上げ動作を速やかに終わらせることができる。
また、本実施形態では、圧力調整モーターM2は、時間データに対応する時間DTが0であれば、時間データの読み出し動作が終了した後、減圧動作を行わない。すなわち、主制御部110は、時間データに対応する時間DTが0であれば、時間データの読み出し動作が終了した時点T2に、回転加熱動作を開始させる。これにより、電源投入時の定着ニップNの圧状態が減圧状態になっているときには、より一層、定着部106の立ち上げ動作を速やかに終わらせることができる。なお、時間データに対応する時間が0であるということは、電源投入時の定着ニップNの圧状態が既に減圧状態になっているということである。
また、本実施形態では、時間データの読み出しが行えない場合、圧力調整モーターM2は減圧動作を行わず、定着モーターM1は加圧ローラー61を回転させず、IHコイルユニット63は定着ローラー62を加熱しない。すなわち、定着部106を立ち上げない。このように構成すれば、電源投入時の定着ニップNの圧状態が分からないまま立ち上げ動作が行われることがないので、致命的な故障が発生するのを抑制することができる。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
61 加圧ローラー(回転体)
62 定着ローラー(回転体)
63 IHコイルユニット(加熱部)
100 画像形成装置
112a 不揮発性メモリー(記憶部)
M1 定着モーター(回転駆動部)
M2 圧力調整モーター(圧力調整部)
N 定着ニップ
P 用紙

Claims (5)

  1. 互いに圧接することで定着ニップを形成し、前記定着ニップを通過する用紙にトナー像を定着させる一対の回転体と、
    前記一対の回転体を回転させる回転駆動部と、
    前記一対の回転体のうちの一方の回転体を他方の回転体に向かう第1方向に移動させることにより前記定着ニップの圧状態を加圧状態にする加圧動作、および、前記一方の回転体を前記第1方向とは逆の第2方向に移動させることにより前記定着ニップの圧状態を減圧状態にする減圧動作を行う圧力調整部と、
    前記一対の回転体が回転しているときに前記一対の回転体を加熱する加熱部と、
    前記一方の回転体の前記第1方向への移動時間から前記第2方向への移動時間を減算した時間に対応する時間データを不揮発的に記憶する記憶部と、を備え、
    前記圧力調整部は、電源投入後、前記回転駆動部が前記一対の回転体を回転させるとともに前記加熱部が前記一対の回転体を加熱する前に、前記時間データに対応する時間分だけ減圧動作を行うことを特徴とする定着装置。
  2. 前記圧力調整部は、電源投入時から行われる前記時間データの読み出し動作の開始と共に減圧動作を開始し、前記時間データの読み出し動作が終了した時点からの経過時間が、前記時間データに対応する時間から前記時間データの読み出し時間を減算した時間に到達するまで、減圧動作を継続することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記圧力調整部は、前記時間データに対応する時間が0であれば、前記時間データの読み出し動作が終了した後、減圧動作を行わないことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記時間データの読み出しが行えない場合、前記圧力調整部は減圧動作を行わず、前記回転駆動部は前記一対の回転体を回転させず、前記加熱部は前記一対の回転体を加熱しないことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の定着装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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