JP5872359B2 - 自動車用アルミニウム合金鍛造部材およびその製造方法 - Google Patents
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アルミニウム合金(以下略して「Al合金」と表記することがある。)の機械的強度は、近年大きく改善されてきている一方で、厳しい実用環境下における耐食性能に対する要求は年々さらに高いものとなってきている。例えば、高強度Al合金として広く用いられている7000系Al合金であっても、近年の要求水準に照らせば、その耐食性は不十分であり、その用途範囲は限られたものとなっている。
本発明のアルミニウム合金を構成する各元素の含有量について、以下に説明する。
(Mg;3.0〜4.0質量%)
ZnおよびMgは、合金中にMgZn2を生成させて、析出硬化させることにより、あるいは合金中に固溶させることにより、合金強度を向上させる効果がある。これらの元素の含有量は、Znの含有量が4.5質量%未満、Mgの含有量が3.0質量%未満では上記効果に乏しく十分な強度が得られない。逆に、Znは、その含有量が5.0質量%を超えると強度は向上するが、耐SCC性が著しく低下する。また、Mgは、その含有量が4.0質量%を超えると、引張伸びが著しく低下する。
Cuは、合金中に固溶されて合金強度を向上させるとともに、耐SCC性の改善に有効な元素である。しかし、Cuは、その含有量が0.1質量%未満であれば上記効果に乏しく、0.8質量%を超えると腐食による重量減少が増加する。従って、Cuの含有量は、0.1〜0.8質量%とすることが必要である。Cuの含有量は、好ましくは0.3〜0.7質量%であり、さらに好ましくは0.3〜0.5質量%である。
(Cr;0.05〜0.2質量%)
ZrとCrは、鍛造に際し金属組織の再結晶を抑制して安定した繊維組織を形成するのに寄与する。ZrとCrは、安定した繊維組織を形成することにより強度および耐SCC性を向上させる効果がある。しかし、ZrあるいはCrは、その含有量が0.05質量%未満では上記効果に乏しくなる。逆に、Zrは、その含有量が0.3質量%を超えるか、あるいはCrは、その含有量が0.2質量%を超えると、粗大な晶出物が形成されやすくなり、伸びが悪くなる。
不可避的不純物としては、Si、Fe、Mn、Ti、B等の元素が想定し得るが、いずれの元素であったとしても、本発明の特徴を阻害しないレベルで含有することは許容される。具体的には、これら不可避的不純物の元素は、個々の元素毎の含有量がそれぞれ0.3質量%以下であり、合計の含有量が1.0質量%以下であることが必要である。
鋳造工程S1は、前記アルミニウム合金の化学成分組成に溶解調整された溶湯を鋳造して鋳塊とする工程である。そして、連続鋳造法(例えば、ホットトップ鋳造法)や半連続鋳造法(DC鋳造法)等の通常の溶解鋳造法を適宜選択して鋳造する。なお、鋳塊の形状は、丸棒などのインゴットやスラブ形状などがあり、特に制限されるものではない。
均質化熱処理工程S2は、溶質元素の固溶のために行う工程である。
均質化熱処理する温度は、400℃未満では、十分な固溶が得られず、十分な引張強度及び伸びが得られない。また、500℃を超えると、低融点の晶出物であるMgZn2が溶融することで、空孔が発生し、引張強度を著しく低下させる。
均質化熱処理の時間は、好ましくは、Mg、Znを十分に固溶させるために、1hr以上である。さらに好ましくは、2〜12hrである。
鍛造工程S4は、鋳塊から目的とする所定の形状の鍛造部材を得る工程である。鍛造前に鋳塊に対して押出や圧延を実施してもよい。鍛造の開始温度を380℃未満で行うと変形抵抗が大きくなり十分な加工が行えず、また鍛造の終了温度350℃以上を得ることができない可能性がある。鍛造の終了温度を350℃未満で行うと、再結晶による結晶粒の成長により引張強度および耐SCC性が悪くなる。鍛造の開始温度が460℃を超えると、加工発熱によるMgZn2の溶融や加工割れを起こし、欠陥となり易くなる。
溶体化処理工程S5は、加工による歪の低減と溶質元素の固溶を目的とする工程である。溶体化処理を460℃未満で行うと、上記効果が乏しくなる。一方、500℃を超えると、再結晶による結晶粒の成長やMgZn2の溶融により引張強度及び耐SCC性が悪くなる。
焼入工程S6は、溶体化処理で固溶させた元素を高温で析出させず、後の人工時効処理工程S7で析出させるために行う工程である。60℃を超える温度で焼入れを行うと、冷却速度が析出速度より遅くなるため粗大な析出物となり、後の人工時効処理工程S7で十分な強度を得ることができない。従って、焼入れは、60℃以下で行うことが必要である。
人工時効処理工程S7は、過飽和固溶体から析出を起こさせることで引張強度を上げる工程である。200℃を超える温度で時効処理を行うと粗大な析出物となるため十分な引張強度が得られなくなる。一方、150℃未満で時効処理を行うと微細な析出物となり、強度が得られるものの粒界析出間距離が短くなるため耐SCC性が低下する上、熱処理時間も12時間を超えることとなり、生産性が大幅に低下する。従って、人工時効処理は150〜200℃で行うことが必要である。
焼入工程S6まで終了した試験品に対し、特定の時効温度にて、時間を変えて人工時効処理を行う。具体例としては160℃で1時間、2時間、4時間、8時間、12時間である。人工時効処理後に引張試験を行い、引張強度と人工時効処理時間のグラフを作成し、滑らかな曲線で繋いだ時、最も高い引張強度となる時間をピーク時効時間とする。
表1に示す各種合金組成を有したAl合金を用いて、ホットトップ鋳造法により、加熱温度720℃で、直径65mmの円柱の形状に鋳造した。その後この鋳塊を、450℃で5hr保持して均質化熱処理を行った。
実施例および比較例において評価した特性は以下のとおりである。
合金組成は、島津製作所製発光分析装置OES−1014を用いて測定した。製品の測定部位は、測定が可能であれば特に限定されない。操作は取扱説明書に従って行った。
引張試験は、JIS Z2201にある4号試験片を用いて、JISZ2241の規定に準じて、引張強度、0.2%耐力、伸びの測定を行った。それぞれの測定値は、30個の試験片の測定値の平均値として求めた。
引張強度は430MPa以上のとき、0.2%耐力は390MPa以上のとき、伸びは10%以上のときに合格と判定した。
耐応力腐食割れ性試験は、JIS H8711にある塩水交互浸漬法にて行った。評価条件としては、試験片に200MPaの応力を付加して、20日間あるいは60日間保持して、その後耐応力腐食割れを起こしている試験片の比率を求めた。試験片12個について試験を行い、耐応力腐食割れを起こしていない試験片の数を試験片の総数で割った比率(%)をSCC生存率(%)として求めた。耐応力腐食割れを起こしているか、いないかの判定は、Cリングの幅で1/2以上に渡る長さの亀裂の有無によって行った。
実施例2に記載の組成、即ち、Zn:4.8質量%、Mg:3.2質量%、Cu:0.5質量%、Zr:0.13質量%、Cr:0.18質量%、Si:0.07質量%、Fe:0.12質量%、Mn:0.03質量%未満で、残部がAlおよび不可避的不純物からなるアルミニウム合金を用いて、表2に記載した製造条件を用いて、アルミニウム合金鍛造部材を製造した。
実施例2に記載の組成、即ち、Zn:4.8質量%、Mg:3.2質量%、Cu:0.5質量%、Zr:0.13質量%、Cr:0.18質量%、Si:0.07質量%、Fe:0.12質量%、Mn:0.03質量%未満で、残部がAlおよび不可避的不純物からなるアルミニウム合金を用いて、表3に記載した製造条件、すなわち表2の実施例6と同等の製造条件を用いて、アルミニウム合金鍛造部材を製造した。得られたアルミニウム合金鍛造部材から実施例1〜5と同様に、引張試験用試験片および耐応力腐食割れ性(耐SCC性)評価用試験片(Cリング)を採取した。
個々の表面処理の条件は、以下のとおりである。
試験片を硬質クロム処理液に浸漬させて、逆電解処理を行った。
(2)亜鉛メッキ(金属皮膜)
試験片を亜鉛めっき液に浸漬させて、電気分解めっきを行った。
(3)塗装(非金属皮膜)
試験片に対して、アクリル系樹脂をスプレーガンにて塗布し自然乾燥させた。
(4)プラスチックライニング(非金属皮膜)
試験片に、エポキシ樹脂を内部に含んだビニルエステルを素材として、膜厚1mmで塗布した。
(5)リン酸亜鉛膜(化成処理皮膜)
試験片を60℃にしたリン酸亜鉛水溶液中に3分間浸漬させた。
(6)クロメート皮膜(化成処理皮膜)
試験片を水煮沸したクロム酸塩に60秒間浸漬させた。
(7)アルマイト皮膜(化成処理皮膜)
試験片に対して、シュウ酸を処理浴に用いて、アルミニウムを陽極として電気分解した。
(8)Znショットブラスト(表面硬化処理)
試験片に対して、粒子径0.6mmの亜鉛ショット粒を使用して、ショットブラスト処理した。
S1;鋳造工程
S2;均質化熱処理工程
S3;押出工程or/and圧延工程
S4;鍛造工程
S5;溶体化処理工程
S6;焼入工程
S7;人工時効処理工程
S8;表面処理工程
Claims (5)
- Zn;4.5〜5.0質量%、Mg;3.0〜4.0質量%、Cu;0.1〜0.8質量%、Zr;0.05〜0.3質量%およびCr;0.05〜0.2質量%を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物よりなり、前記不可避的不純物は、元素毎の含有量が0.3質量%以下であり、合計の含有量が1.0質量%以下であるアルミニウム合金から構成される自動車用アルミニウム合金鍛造部材。
- 前記鍛造部材表面に表面処理皮膜または表面改質層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用アルミニウム合金鍛造部材。
- 前記表面処理皮膜が、金属皮膜、非金属皮膜および化成処理皮膜よりなる群から選択された1種または2種以上の皮膜であることを特徴とする請求項2に記載の自動車用アルミニウム合金鍛造部材。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動車用アルミニウム合金鍛造部材の製造方法であって、
前記アルミニウム合金の鋳塊を鋳造する鋳造工程と、
前記鋳塊を400〜500℃で均質化熱処理する均質化熱処理工程と、
前記均質化熱処理した鋳塊を鍛造開始温度380〜460℃、鍛造終了温度350℃以上で鍛造して所定の形状の鍛造部材を得る鍛造工程と、
前記鍛造部材を460〜500℃で溶体化処理する溶体化処理工程と、
前記溶体化処理した鍛造部材を60℃以下で焼入れする焼入工程と、
前記焼入れした鍛造部材を150〜200℃で、ピーク時効時間以上、12時間以下の人工時効処理する人工時効処理工程、を含み、
これらの工程をこの順に行うことを特徴とする自動車用アルミニウム合金鍛造部材の製造方法。 - 前記人工時効処理した鍛造部材の表面に、表面硬化処理、ショットピーニングあるいはイオン注入の処理方法で表面改質層を形成することを特徴とする請求項4に記載の自動車用アルミニウム合金鍛造部材の製造方法。
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