JP5871884B2 - 車体後部構造 - Google Patents

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Description

この発明は、車体後部構造に関するものである。
従来から、ドア開口部(バックドア開口部)を有し、このドア開口部を開閉するバックドアが設けられた車両が知られている。ドア開口部は、車体の重力方向上方に配置されたルーフパネルと、車体の重力方向下方に配置されたリヤパネル(バックパネル)と、これらルーフパネルおよびリヤパネルの車幅方向両外側に配置され、ルーフパネルとリヤパネルとに跨るように重力方向上下方向に沿って設けられた一対のリヤ―ピラーと、を主構成として形成される。また、車体後方の両側部には、リヤパネルから前方に向かって延在する一対のリヤフレームが設けられている。
ところで、ドア開口部は車体の中でも比較的大きな開口を構成し、かつ、リヤサスペンションの近傍に位置するため応力が集中し易い部位である。この応力集中によって開口が捩じれるモードの変形が起こり、車両の操安性や騒音、振動性能に悪影響を与える。また、後突時などドア開口部周縁に衝撃が加わった際には、安全性の観点からドア開口部の変形をできる限り抑制することが望ましい。このため、車体後部の剛性を高めるために、さまざまな技術が提案されている。
例えば、特許文献1では、リヤパネルにおけるリヤフレーム(リヤサイドメンバ)の後方に対応する位置に、バックパネルサイドメンバを設けた技術が開示されている。これによれば、バックパネルサイドメンバがリヤパネルの剛性を高めるための補強部材として機能するので、車体後部の剛性を高めることができる。
特開2005−96763号公報
しかしながら、上述の従来技術にあっては、車体後部の剛性を高めるという点では優れているが、バックパネルサイドメンバを設ける分、部品点数が増加して組み付け工数、製造コストが増加してしまうという課題がある。また、車体重量も増大してしまうという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、組付け工数の増大を防止して製造コストを低減し、かつ車体重量を増加させることなく車体後部の剛性を高めることができる車体後部構造を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、車体(例えば、実施形態における車体1)の側部に沿って、かつ前記車体の前後方向に延びるように設けられる左右一対のリヤフレーム(例えば、実施形態におけるリヤフレーム60)と、前記リヤフレームにおける前記前後方向の後端が突き当てられるリヤパネル(例えば、実施形態におけるリヤパネル4)と、を備え、前記リヤパネルは、上下方向に延在すると共に、前記一対のリヤフレームに跨るように車幅方向に延在するように形成されている車体後部構造であって、前記リヤパネルは、車室内側のリヤパネルインナ(例えば、実施形態におけるリヤパネルインナ13)と、車室外側のリヤパネルアウタ(例えば、実施形態におけるリヤパネルアウタ14)と、により閉断面に構成されており、前記リヤパネルアウタは、車幅方向中央側の第1リヤパネルアウタ(例えば、実施形態における第1リヤパネルアウタ18)と、該第1リヤパネルアウタの車幅外側端部に連続して車幅方向外側に延びる第2リヤパネルアウタ(例えば、実施形態における第2リヤパネルアウタ19)と、により構成され、前記第1リヤパネルアウタは、前記リヤパネルインナに接合された上端から下方に延びる第1後面(例えば、実施形態における第1リヤパネルアウタ本体18)と、該第1後面から屈曲した線部(例えば、実施形態における稜線部41)を介して前方に延びる下面(例えば、実施形態における下部片18b)と、を備え、前記第2リヤパネルアウタは、前記リヤパネルインナに接合された上端から下方に延びる第2後面(例えば、実施形態における第2リヤパネルアウタ本体19a)と、該第2後面から前方に屈曲し、前記稜線部と連続するように形成された第1稜線部(例えば、実施形態における第1稜線部43)を介して前方に延びる傾斜面(例えば、実施形態における下部片19b)と、該傾斜面から屈曲した第2稜線部(例えば、実施形態における第2稜線部44)を介して下方に延びるアウタ下フランジ(例えば、実施形態におけるアウタ下フランジ45)と、を備え、前記傾斜面は、前記第2稜線部を前記第1稜線部に対して下方側に離間させることによって形成されており、かつ前記リヤフレームと前記前後方向で重なるよう配置されており、前記第1稜線部と前記第2稜線部との間の距離は、車幅方向外側に向かうに従って徐々に長くなるように設定されていることを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記リヤフレームは、上向きに開口するように断面コの字状に形成されたリヤフレーム本体(例えば、実施形態におけるリヤフレーム本体61)と、該リヤフレーム本体の後端から断面外方向に延びるフレームフランジ(例えば、実施形態における下フレームフランジ62a、左フレームフランジ62b、右フレームフランジ62c)と、を備え、前記アウタ下フランジは、前記フレームフランジに接合されていることを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記第1リヤパネルアウタと前記第2リヤパネルアウタとが分割構成されていることを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記第2リヤパネルアウタの板厚は、前記第1リヤパネルアウタの板厚よりも厚く設定されていることを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記リヤパネルアウタの車幅方向外側端部から上方に立ち上がる左右一対のリヤピラー(例えば、実施形態におけるリヤピラー3)を備え、前記リヤピラーは、車幅方向内側の側縁から所定距離だけ車幅方向外側に離間した位置に形成されると共に上下方向に延びるピラー稜線部(例えば、実施形態におけるピラー稜線部31)を備え、前記リヤパネルアウタの前記第1稜線部および前記第2稜線部は、上端が前記ピラー稜線部に連続することを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記第1稜線部と前記第2稜線部との間の距離が、前記ピラー稜線部に向かうに従って徐々に接近するよう形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載した発明のように構成することで、リヤフレームとリヤパネルアウタとを前後方向で重ねることにより、リヤパネルの閉断面に構成されている箇所が、リヤフレームと前後方向でラップすることになる。このため、例えば後突時にリヤパネルが受ける衝撃荷重を、リヤフレームによって確実に受けることができる。換言すれば、リヤフレームとリヤパネルとの間の荷重伝達効率を高めることができる。よって、従来のように、リヤパネルに別途補強部材等を設けることなく、車体後部の剛性を高めることができる。
また、傾斜面を介して、リヤパネルアウタが受ける衝撃荷重をリヤフレームにスムーズに伝達することができる。つまり、例えばリヤパネルアウタを、傾斜面を形成せずにその全体を断面L字状に形成した場合、屈曲部に衝撃荷重による応力が集中し、荷重伝達効率が悪化してしまう。しかしながら、リヤパネルアウタに傾斜面を形成することにより、この傾斜面を介してリヤアウタパネルが受けた衝撃荷重をリヤフレームに荷重応力を分散しながら伝達させることができる。このため、リヤフレームとリヤパネルとの間の荷重伝達効率を高めることができる。
荷重伝達効率が高まることにより、車体後部の剛性、強度が向上し、車両の乗り心地やNV性能(振動騒音性能)を高めることができる。また、断面形状により要求される剛性、強度値を満足することができれば、その分板厚を薄くしたり、軽い材質にしたりすることができるので、車体全体を軽量化することができる。
さらに、第1稜線部と第2稜線部との間の距離が、車幅方向外側に向かうに従って徐々に長くなるように設定されているので、第1稜線部と第2稜線部とが徐々に離間することになり、傾斜面を滑らかに、かつ連続するように形成することができる。このため、傾斜面が形成される部位の第1稜線部および第2稜線部の屈曲角度を大きく設定することができ、荷重応力が集中する箇所を無くすことができる。よって、リヤフレームとリヤパネルとの間の荷重伝達効率を確実に高めることができ、車体後部の剛性、強度を確実に向上させることができる。
そして、リヤパネルアウタの小型化および軽量化と高剛性化および高強度化とを両立させることができる。すなわち、例えばリヤパネルアウタ全体に傾斜面を設けると、この分上下寸法が大きくなってしまう。そこで、リヤフレームと前後方向で重ね合わせたい箇所、つまり、第2リヤパネルアウタのみに傾斜面を形成することにより、第1リヤパネルアウタが無駄に大きくなってしまうことを防止できる。このため、必要な部位だけを大型化させ、リヤパネルアウタ全体として、小型化および軽量化と高剛性化および高強度化とを両立させることができる。
請求項に記載した発明によれば、アウタ下フランジを、フレームフランジに接合することにより、リヤフレームとリヤパネルアウタとの間の荷重伝達効率をより高めることができる。このため、車体後部の剛性、強度をさらに向上させることができる。
請求項3に記載した発明によれば、リヤパネルアウタをプレス加工するにあたって、リヤパネルアウタを分割構成することにより、リヤパネルアウタを分割構成しない場合と比較して、母材をカットした際のブランクを小さくできる。この結果、リヤパネルアウタをプレス加工する際の駄肉部の面積を減少させることができる。よって、プレス加工時の歩留まりのよいリヤパネルアウタを提供できる。
また、第1リヤパネルアウタと第2リヤパネルアウタとで板厚を変えることができる。例えば、第2リヤパネルアウタが配置される箇所は、リヤパネルのコーナ部であり、比較的剛性、強度の要求値が高くなる。その第2リヤパネルアウタの板厚を厚くし、剛性、強度を向上できると共に、剛性、強度の要求値が低い第1リヤパネルアウタの板厚を薄くすることにより、軽量化を図ることができる。
請求項に記載した発明によれば、比較的剛性、強度の要求値が高い第2リヤパネルアウタの板厚を厚くして、剛性、強度を向上することができる一方、剛性、強度の要求値が低い第1リヤパネルアウタの板厚を薄くして、軽量化を図ることができる。
請求項に記載した発明によれば、第1稜線部および第2稜線部がピラー稜線部に連続することにより、リヤパネルとリヤピラーとの間の荷重伝達効率が向上させることができる。このため、車体後部の剛性、強度をさらに向上させることができる。
請求項に記載した発明によれば、第1稜線部と第2稜線部とが徐々に接近することにより、リヤピラーとリヤパネルアウタの傾斜面とを、滑らかに連続させることができる。
このため、荷重応力が集中する箇所を無くすことができ、リヤフレームとリヤパネルとの間の荷重伝達効率を確実に高めることができる。よって、車体後部の剛性、強度を確実に向上させることができる。
本発明の実施形態における車体を左斜め後方からみた斜視図である。 図1のA矢視図である。 図1のB矢視図である。 図3の状態から各アウタを取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態における車体の左側を後方からみた平面図である。 図5のC−C線に沿う断面図である。 図5のD−D線に沿う断面図である。 本発明の実施形態における第2リヤパネルアウタを車幅方向外側からみた側面図である。 本発明の実施形態におけるリヤパネルアウタをプレス加工する際の説明図である。
(車体骨格)
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、車体1を左斜め後方からみた斜視図である。なお、以下の説明において、前後上下左右等の向きは、特に記載がなければ車体1の向きと同一とする。すなわち、以下の説明では、車両進行方向前方を単に前方と称し、車両進行方向後方を単に後方と称し、運転席からみて車幅方向右側を単に右側と称し、車幅方向左側を単に左側と称し、重力方向上側を単に上側と称し、重力方向下側を単に下側と称して説明する。また、左右方向は、車幅方向と称する場合もある。さらに、車体1は、左右対称に構成されており、以下の説明では、車体1の車幅方向中央から左側についてのみ説明し、右側についての説明は省略する。
図1に示すように、車体1は、いわゆるワゴンタイプのものであり、車体1の左右の外観意匠を構成するボディサイドパネル2と、ボディサイドパネル2の後部の左右に配置され、上下方向に延びるリヤピラー3と、左右のリヤピラー3の下端に跨るように車幅方向に延びるリヤパネル4と、リヤパネル4の車幅方向両外側部から前方に向かって延びるリヤフレーム60と、を備えている。
そして、リヤピラー3の下端とリヤパネル4の車幅方向外側端とを接合することにより、ドア開口部5が形成される。リヤピラー3とリヤパネル4との接合部、およびこの接合部の近傍は、コーナ部6として構成される。なお、ドア開口部5は、不図示のバックドアによって開閉されるようになっている。
ボディサイドパネル2は、車体1の左右に設けられた車体骨格(不図示)を車幅方向外側から覆うように形成されている。ボディサイドパネル2に覆われる車体骨格は、車体1の上部に配置され前後方向に延びるルーフサイドレール、このルーフサイドレールの前端から斜め下方に向かって延出するフロントピラーインナ、ルーフサイドレールの前後方向中央から下方に向かって延出するセンターピラーインナ、ルーフサイドレールの後端から下方に向かって延出するリヤクォータピラーインナ(何れも不図示)、およびリヤクォータピラーインナよりも後方に配置されるリヤピラー3により構成されている。また、ボディサイドパネル2のリヤクォータピラーインナとリヤピラー3との間には、給油口2aが形成されている。
(リヤフレーム)
図2は、図1のA矢視図である。
同図に示すように、リヤフレーム60は、前後方向に延び、上向きに開口するように断面略コの字状に形成されたリヤフレーム本体61を有している。すなわち、リヤフレーム本体61は、底面61aと、底面61aの左側縁から上方に向かって屈曲延出する左側面61bと、底面61aの右側縁から上方に向かって屈曲延出する右側面61cと、により構成されている。
底面61aの後側縁には、下フレームフランジ62aが下方に向かって屈曲延出されている。また、左側面61bの後側縁には、左フレームフランジ62bが左方に向かって屈曲延出されている。さらに、右側面61cの後側縁には、右フレームフランジ62cが右方に向かって屈曲延出されている。これらフレームフランジ62a,62b,62cには、後述のリヤパネルインナ13がスポット溶接により接合されている。
(リヤピラー)
図3は、図1のB矢視図、図4は、図3の状態から各アウタを取り外した状態を示す斜視図である。
図1、図3、図4に示すように、リヤピラー3は、車室内側に設けられたリヤピラーインナ7と車室外側に設けられたリヤピラーアウタ8とにより構成されており、これらリヤピラーインナ7とリヤピラーアウタ8とにより、閉断面構造になっている。
リヤピラーインナ7は、金属板にプレス加工を施して断面略クランク状に形成したものである。すなわち、リヤピラーインナ7は、不図示の前部片と、この前部片よりも車幅方向内側に位置している後部片7aと、前部片と後部片7aとを連結する段差片7bとが連続するように形成されている。そして、リヤピラーインナ7は、前部片および後部片7aの面方向が車体1の前後方向および上下方向に沿うように、かつ段差片7bの面方向が車幅方向に沿うように配置されている。
また、リヤピラーインナ7の下部は、車幅方向内側に向かって僅かに湾曲形成されている。この湾曲形成された部位は、コーナ部6の一部を構成している。さらに、リヤピラーインナ7の後部片7aの側縁部には、後方に向かってリヤピラーインナフランジ9が延出形成されている。また、後部片7aの側縁部には、リヤピラーインナフランジ9の延在方向(上下方向)に沿ってビード10が形成されている。
リヤピラーアウタ8は、金属板にプレス加工を施して板状に形成されており、その面方向が車幅方向および上下方向に沿うように配置されている。リヤピラーアウタ8の板厚は、例えば、0.6mmに設定されている。
リヤピラーアウタ8の下部は、リヤピラーインナ7の下部に対応するように、車幅方向内側に向かって僅かに湾曲形成されている。この湾曲形成された部位も、コーナ部6の一部を構成している。
また、リヤピラーアウタ8の車幅方向内側の側縁部には、後方に向かってリヤピラーアウタフランジ11が延出形成されている。換言すれば、リヤピラーアウタフランジ11は、リヤピラーインナフランジ9に沿って延びている。これらリヤピラーインナフランジ9とリヤピラーアウタフランジ11は、互いに重なり合ってスポット溶接により接合されている。
さらに、リヤピラーアウタ8の車幅方向内側の側縁部には、リヤピラーアウタフランジ11の延在方向(上下方向)に沿ってビード12が形成されている。また、ビード12よりも車幅方向外側で、かつ下部には、リヤピラーアウタ8の一部を前方に向かって屈曲させることで形成されたピラー稜線部31が設けられている。このピラー稜線部31を設けることにより、リヤピラーアウタ8の下部の剛性を高めている。
(リヤパネル)
図5は、車体1の左側を後方からみた平面図、図6は、図5のC−C線に沿う断面図、図7は、図5のD−D線に沿う断面図である。
図5〜図7に示すように、リヤパネル4は、車室内側に設けられたリヤパネルインナ13と車室外側に設けられたリヤパネルアウタ14とにより構成されており、これらリヤパネルインナ13とリヤパネルアウタ14とにより、閉断面構造になっている。
リヤパネルインナ13は、金属板にプレス加工を施して断面略L字状に形成されている。すなわち、リヤパネルインナ13は、車幅方向に延び、その面方向が車幅方向および上下方向に沿うリヤパネルインナ本体13aと、このリヤパネルインナ本体13aの上端側縁部から後方に向かって屈曲延出する上部片13bとにより構成されている。また、上部片13bの後部側縁には、さらに後方に向かって延出するリヤパネルインナフランジ15が延出形成されている。
また、リヤパネルインナ13の車幅方向両外側端部は、上方に向かって僅かに湾曲形成されており、リヤピラーインナ7の下部と滑らかに連なるようになっている。そして、リヤパネルインナ13の車幅方向両外側端部は、リヤピラーインナ7の下部とスポット溶接により接合されている。リヤパネルインナ13の車幅方向両外側端部における湾曲形成されている部位は、コーナ部6の一部を構成している。
また、リヤパネルインナ13の上部片13bには、リヤパネルインナフランジ15の延在方向(車幅方向)に沿ってビード16,17が2か所形成されている。
リヤパネルアウタ14は、車幅方向中央に配置された第1リヤパネルアウタ18と、この第1リヤパネルアウタ18の車幅方向両側、つまり、コーナ部6に対応する箇所に配置された2つの第2リヤパネルアウタ19とにより、分割構成されている。
第1リヤパネルアウタ18は、金属板にプレス加工を施して断面略L字状、かつ後方からみて略長方形状に形成されている。すなわち、第1リヤパネルアウタ18は、車幅方向に延び、その面方向が車幅方向および上下方向に沿う第1リヤパネルアウタ本体(後面)18aと、この第1リヤパネルアウタ本体18aの下端側縁部から屈曲する稜線部41を介して前方に向かって延出する下部片(後面)18bと、により構成されている。なお、第1リヤパネルアウタ18の板厚は、例えば、0.6mmに設定されている。
第1リヤパネルアウタ本体18aの上下方向の幅は、リヤパネルインナ本体13aの上下方向の幅の約半分に設定されている。第1リヤパネルアウタ本体18aの車幅方向中央よりもやや左側には、開口部18cが形成されている。この開口部18cは、車室内側から車室外側にハーネス(不図示)等を引き回す際に利用される。
また、第1リヤパネルアウタ本体18aの上端側縁部には、後方に向かって屈曲延出する第1リヤパネルアウタフランジ21が一体形成されている。換言すれば、第1リヤパネルアウタフランジ21は、リヤパネルインナフランジ15に沿って延びている。さらに、第1リヤパネルアウタ本体18aの上端側縁部よりもやや下方には、第1リヤパネルアウタフランジ21の延在方向(車幅方向)に沿ってビード22が形成されている。
一方、下部片18bの前端側縁部には、下方に向かって屈曲延出する下部フランジ23が一体成形されている。
第1リヤパネルアウタフランジ21とリヤパネルインナフランジ15は、互いに重なり合ってスポット溶接により接合されている。一方、下部フランジ23は、リヤパネルインナ本体13aの上下方向略中央よりもやや下側で、このリヤパネルインナ本体13aと重なり合い、スポット溶接により接合されている。
図5、図7に示すように、第2リヤパネルアウタ19は、コーナ部6を構成するものであって、金属板にプレス加工を施してリヤパネルインナ13の車幅方向両外側端部の湾曲形成された部位を覆うように形成されている。
より具体的には、第2リヤパネルアウタ19は、第1リヤパネルアウタ本体18aおよびリヤピラーアウタ8に連なり、車幅方向外側に向かうに従って上方に僅かに湾曲しつつ先細りとなるように形成された第2リヤパネルアウタ本体(後面)19aを有している。第2リヤパネルアウタ本体19aの中央の大部分には、前方に向かって凹むように凹部42が形成されており、第2リヤパネルアウタ本体19aの剛性が高まるようになっている。
第2リヤパネルアウタ本体19aの上端側縁部には、後方に向かって屈曲延出する第2リヤパネルアウタフランジ24が一体形成されている。この第2リヤパネルアウタフランジ24もリヤパネルインナフランジ15に沿って延びている。そして、第2リヤパネルアウタフランジ24とリヤパネルインナフランジ15は、互いに重なり合ってスポット溶接により接合されている。
また、第2リヤパネルアウタ本体19aの上端側縁部よりもやや下方には、第2リヤパネルアウタフランジ24の延在方向に沿ってビード25が形成されている。
第2リヤパネルアウタ本体19aの下端側縁部には、この下端側縁部から屈曲する第1稜線部43を介し、下斜め前方に向かって延出する下部片18b(傾斜面)が一体成形されている。また、下部片18bの下端側縁部には、この下端側縁部から屈曲する第2稜線部44を介し、さらに下斜め前方に向かって延出するアウタ下フランジ45が一体成形されている。ここで、第2リヤパネルアウタ本体19aの面方向に対する下部片18bの屈曲角度θ1は、第2リヤパネルアウタ本体19aの面方向に対するアウタ下フランジ45の屈曲角度θ2よりも大きく設定されている。
また、第1稜線部43と第2稜線部44との間の距離L1は、車幅方向外側に向かうに従って徐々に長くなるように設定され、この後、車幅方向外側に向かうに従って徐々に短くなるように設定されている。そして、第1稜線部43および第2稜線部44の車幅方向最外側端(上端)は、それぞれリヤピラー3に形成されているピラー稜線部31に滑らかに連なるようになっている。
換言すれば、第2稜線部44は、車幅方向外側に向かうに従って斜め下方に延びた後、最下頂点部T1を介して斜め上方に向かって折り返すように延びる。そして、車幅方向外側に向かうに従って、第1稜線部43と第2稜線部44とが徐々に接近し、各稜線部43,44がピラー稜線部31に滑らかに連なる。これにより、下部片18bは、後方から見ると下方に向かって先細りとなるように形成される。
第2リヤパネルアウタ19のリヤピラー3側の端部(車幅方向外側端部)は、リヤピラー3の延在方向に沿うように、上方に向かって延出されており、リヤピラーインナ7とリヤピラーアウタ8との間に介在した状態になっている。換言すれば、第2リヤパネルアウタ19の車幅方向外側端部は、リヤパネルインナ13の車幅方向外側端部よりもさらに車幅方向外側に延出され、かつ上方に向かって延出されており、リヤピラーインナ7とリヤピラーアウタ8との間に介在した状態になっている。
このような構成のもと、車室側から順にリヤピラーインナフランジ9、第2リヤパネルアウタフランジ24、リヤピラーアウタフランジ11の順に3枚のフランジ9,24,11が重なった状態になっている。そして、これらリヤピラーインナフランジ9、第2リヤパネルアウタフランジ24、リヤピラーアウタフランジ11は、3枚まとめてスポット溶接により接合されている。
図8は、第2リヤパネルアウタ19を車幅方向外側からみた側面図である。
図5、図8に示すように、第2稜線部44の最下頂点部T1は、第2リヤパネルアウタ19の車幅方向略中央に位置している。さらに、第2稜線部44の最下頂点部T1は、リヤフレーム60の車幅方向外側の角部63、つまり、リヤフレーム本体61における底面61aと左側面61bとの接続部と、前後方向でほぼ重なる位置に配置されている。このため、リヤフレーム60と第2リヤパネルアウタ19の下部片19bとが前後方向で重なった状態になる。換言すれば、リヤパネルインナ13と第2リヤパネルアウタ19とにより閉断面に構成された箇所の大部分が、リヤフレーム60と前後方向で重なった状態になる。
図5に示すように、アウタ下フランジ45の車幅方向外側は、第2稜線部44から所定間隔をあけて車幅方向外側に向かって曲折され、この曲折された箇所を側部フランジ26としている。側部フランジ26には、3つのビード27a,27b,27cが上下方向に並んで形成されている。これらビード27a,27b,27cにより、側部フランジ26の剛性を高めることができる。
また、アウタ下フランジ45の外周縁全体には、接合フランジ46がリヤパネルインナ13の面方向に沿うように延出形成されている。なお、第2リヤパネルアウタ19の板厚は、例えば、1mmに設定されている。
ここで、図2、図7、図8に示すように、接合フランジ46のうち、第2稜線部44の最下頂点部T1の周辺部分は、リヤフレーム60の各フレームフランジ62a,62b,62cにスポット溶接により接合されている。また、接合フランジ46のうち、側部フランジ26に対応する箇所は、リヤピラー3の下部に配置されているホイールハウスインナ28にスポット溶接により接合されている。
接合フランジ46のうち、第2稜線部44の最下頂点部T1の周辺部分についてより具体的に説明する。すなわち、下フレームフランジ62aおよび右フレームフランジ62cには、リヤパネルインナ13と接合フランジ46とが重ね合わされた状態で接合されている。また、左フレームフランジ62bには、リヤピラー3の下部に配置されているホイールハウスインナ28と接合フランジ46とが重ね合わされた状態で接合されている。
また、接合フランジ46には、第2稜線部44の最下頂点部T1の近傍に、スポット溶接の打点(不図示)の周囲を取り囲むように、後方から見て左側が開口するように略U字状に形成されたビード65が設けられている。これにより、接合フランジ46の剛性を高めることができる。
(効果)
上述のように、本実施形態では、第2リヤパネルアウタ19は、上端に形成された第2リヤパネルアウタフランジ24がリヤパネルインナフランジ15に接合されている第2リヤパネルアウタ本体19aと、第2リヤパネルアウタ本体19aの下端から第1稜線部43を介して下斜め前方に向かって延出する下部片18b(傾斜面)と、下部片18bの下端から第2稜線部44を介して下斜め前方に向かって延出するアウタ下フランジ45と、を備えている。そして、下部片18bは、リヤフレーム60と前後方向で重なった状態になる。
このため、例えば後突時にリヤパネル4(第2リヤパネルアウタ19)が受ける衝撃荷重を、リヤフレーム60が確実に受けることができる。換言すれば、リヤフレーム60とリヤパネル4との間の荷重伝達効率を高めることができる。よって、従来のように、リヤパネル4に別途補強部材等を設けることなく、車体後部の剛性を高めることができる。
また、下部片18bを介して、第2リヤパネルアウタ19が受ける衝撃荷重をリヤフレーム60にスムーズに伝達することができる。つまり、例えば第2リヤパネルアウタ19を、第1リヤパネルアウタ18のように断面略L字状に形成した場合、第1稜線部43に衝撃荷重による応力が集中し、荷重伝達効率が悪化してしまう。しかしながら、第2リヤパネルアウタ19に第2稜線部44を形成して下部片18bを斜めに形成することにより、下部片18bを第2リヤパネルアウタ19が受けた衝撃荷重をリヤフレーム60に荷重応力を分散しながら伝達することができる。このため、リヤフレーム60とリヤパネル4との間の荷重伝達効率を高めることができる。荷重伝達効率が高まることにより、車体後部の剛性、強度が向上し、車両の乗り心地やNV性能(振動騒音性能)を高めることができる。
また、第1稜線部43と第2稜線部44との間の距離L1は、車幅方向外側に向かうに従って徐々に長くなるように設定されている。このため、第2リヤパネルアウタ本体19aの面方向に対する下部片18bの屈曲角度θ1、および第2リヤパネルアウタ本体19aの面方向に対するアウタ下フランジ45の屈曲角度θ2を、直角よりもできる限り大きく設定することができる。よって、第2リヤパネルアウタ19全体として、荷重応力が集中する箇所を無くすことができ、リヤフレーム60とリヤパネル4との間の荷重伝達効率を確実に高めることができる。
さらに、第2リヤパネルアウタ19におけるアウタ下フランジ45の接合フランジ64を、リヤフレーム60の各フレームフランジ62a,62b,62cに接合している。このため、リヤフレーム60とリヤパネル4との間の荷重伝達効率をより高めることができる。
また、リヤパネルアウタ14は、車幅方向中央に配置された第1リヤパネルアウタ18と、この第1リヤパネルアウタ18の車幅方向両外側、つまり、コーナ部6に対応する箇所に配置された2つの第2リヤパネルアウタ19とにより、分割構成されている。このため、リヤパネルアウタ14の小型化および軽量化と高剛性化および高強度化とを両立させることができる。
すなわち、例えばリヤパネルアウタ14全体に、第1稜線部43と第2稜線部44との間に傾斜形成される下部片18bを設けると、この分第1リヤパネルアウタ18が下方に延びた形になり、上下寸法が大きくなってしまう。そこで、リヤフレーム60と前後方向で重ね合わせたい箇所、つまり、第2リヤパネルアウタ19のみに傾斜形成される下部片18bを設けることにより、第1リヤパネルアウタ18が無駄に大きくなってしまうことを防止できる。このため、必要な部位だけ大型化させ、リヤパネルアウタ14の小型化および軽量化と高剛性化および高強度化とを両立させることができる。
また、リヤパネルアウタ14を分割構成とせずに第1リヤパネルアウタ18と第2リヤパネルアウタ19とを一体に形成する場合と比較して、リヤパネルアウタ14をプレス加工する際の材料コストを低減できる。このことについて、以下に具体的に説明する。
図9は、リヤパネルアウタ14をプレス加工する際の説明図である。
同図に示すように、リヤパネルアウタ14を分割構成しない場合、リヤパネルアウタ14をプレス加工するのに必要な母材(母材をカットした際のブランク)は、リヤパネルアウタ14を分割構成する場合と比較して大きくなる。このため、図9に示す2点鎖線で示すハッチ部分が、ブランクからリヤパネルアウタ14を打ち抜いた際の駄肉部となる。
一方、リヤパネルアウタ14を分割構成する場合、第1リヤパネルアウタ18をプレス加工するのに必要な母材と、第2リヤパネルアウタ19をプレス加工するのに必要な母材とをそれぞれ別々とすることができる。このため、この分、母材を小さくできる。この結果、図9に示す駄肉部(2点鎖線で示すハッチ部分)が発生しなくなる。
このように、リヤパネルアウタ14を分割構成することにより、リヤパネルアウタ14を分割構成としない場合と比較して駄肉部の面積を減少させることができる。よって、プレス加工時の歩留まりのよいリヤパネルアウタを提供できる。
また、リヤパネルアウタ14を分割構成することにより、第1リヤパネルアウタ18と第2リヤパネルアウタ19との板厚を変えることができる。例えば、本実施形態では、第1リヤパネルアウタ18の板厚を0.6mmに設定し、第2リヤパネルアウタ19の板厚を1mmに設定している。
このように、第2リヤパネルアウタ19の板厚を厚く設定し、剛性、強度を向上できる。つまり、後突時等による衝撃の応力が集中しやすいコーナ部6の板厚を厚く設定し、剛性、強度を向上できる。これに対し、コーナ部6ほど剛性、強度を必要としない第1リヤパネルアウタ18の板厚を薄く設定し、軽量化を図ることができる。
また、第2リヤパネルアウタ19に形成されている第1稜線部43と第2稜線部44は、車幅方向外側に向かうに従って徐々に接近するように形成され、第1稜線部43および第2稜線部44の最外側端(上端)が、それぞれピラー稜線部31に滑らかに連なるようになっている。このため、リヤパネル4とリヤピラー3との間の荷重伝達効率が向上させることができ、車体後部の剛性、強度をさらに向上させることができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、車体1は、いわゆるワゴンタイプのものであり、リヤピラー3の下端とリヤパネル4の車幅方向外側端とを接合することにより、ドア開口部5を形成している場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、リヤパネル4とリヤフレーム60とを有するさまざまな車種に上述の実施形態を採用することができる。
また、上述の実施形態では、第1リヤパネルアウタ18の板厚を0.6mmに設定し、第2リヤパネルアウタ19の板厚を1mmに設定した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、第1リヤパネルアウタ18の板厚および第2リヤパネルアウタ19の板厚は、任意に設定することが可能である。
1…車体
3…リヤピラー
4…リヤパネル
13…リヤパネルインナ
14…リヤパネルアウタ
18…第1リヤパネルアウタ
18a…第1リヤパネルアウタ本体(第1後面)
18b…下部片(下面)
19…第2リヤパネルアウタ
19a…第2リヤパネルアウタ本体(第2後面)
19b…下部片(傾斜面)
31…ピラー稜線部
41…稜線部
43…第1稜線部
44…第2稜線部
45…アウタ下フランジ
60…リヤフレーム
61…リヤフレーム本体
62a…下フレームフランジ
62b…左フレームフランジ
62c…右フレームフランジ
L1…距離

Claims (6)

  1. 車体の側部に沿って、かつ前記車体の前後方向に延びるように設けられる左右一対のリヤフレームと、
    前記リヤフレームにおける前記前後方向の後端が突き当てられるリヤパネルと、を備え、
    前記リヤパネルは、上下方向に延在すると共に、前記一対のリヤフレームに跨るように車幅方向に延在するように形成されている車体後部構造であって、
    前記リヤパネルは、
    車室内側のリヤパネルインナと、
    車室外側のリヤパネルアウタと、により閉断面に構成されており、
    前記リヤパネルアウタは、
    車幅方向中央側の第1リヤパネルアウタと、
    該第1リヤパネルアウタの車幅外側端部に連続して車幅方向外側に延びる第2リヤパネルアウタと、
    により構成され、
    前記第1リヤパネルアウタは、
    前記リヤパネルインナに接合された上端から下方に延びる第1後面と、
    第1後面から前方に屈曲した線部を介して前方に延びる下面と、
    を備え、
    前記第2リヤパネルアウタは、
    前記リヤパネルインナに接合された上端から下方に延びる第2後面と、
    該第2後面から前方に屈曲し、前記稜線部と連続するように形成された第1稜線部を介して前方に延びる傾斜面と、
    該傾斜面から屈曲した第2稜線部を介して下方に延びるアウタ下フランジと、
    を備え、
    前記傾斜面は、前記第2稜線部を前記第1稜線部に対して下方側に離間させることによって形成されており、かつ前記リヤフレームと前記前後方向で重なるよう配置されており、
    前記第1稜線部と前記第2稜線部との間の距離は、車幅方向外側に向かうに従って徐々に長くなるように設定されていることを特徴とする車体後部構造。
  2. 前記リヤフレームは、
    上向きに開口するように断面コの字状に形成されたリヤフレーム本体と、
    該リヤフレーム本体の後端から断面外方向に延びるフレームフランジと、を備え、
    前記アウタ下フランジは、前記フレームフランジに接合されていることを特徴とする請求項1記載の車体後部構造。
  3. 前記第1リヤパネルアウタと前記第2リヤパネルアウタとが分割構成されていることを特徴とする請求項1または請求項に記載の車体後部構造。
  4. 前記第2リヤパネルアウタの板厚は、前記第1リヤパネルアウタの板厚よりも厚く設定されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車体後部構造。
  5. 前記リヤパネルアウタの車幅方向外側端部から上方に立ち上がる左右一対のリヤピラーを備え、
    前記リヤピラーは、車幅方向内側の側縁から所定距離だけ車幅方向外側に離間した位置に形成されると共に上下方向に延びるピラー稜線部を備え、
    前記リヤパネルアウタの前記第1稜線部および前記第2稜線部は、上端が前記ピラー稜線部に連続することを特徴とする請求項1〜請求項の何れか1項に記載の車体後部構造。
  6. 前記第1稜線部と前記第2稜線部との間の距離が、前記ピラー稜線部に向かうに従って徐々に接近するよう形成されていることを特徴とする請求項に記載の車体後部構造。
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