JP5869383B2 - 二軸配向ポリエステルフィルム - Google Patents

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Description

本発明は、従来のポリエステルフィルムの物性を大幅に向上させたフィルムに関するものであり、具体的には、低温度および低圧力下での成型性に優れた二軸配向ポリエステルフィルムに関するものである。
成型用シートとしては、塩化ビニル樹脂が最も一般的である。しかしながら、塩化ビニル樹脂を使用した場合、当該フィルムに配合された可塑剤が貼り合せ面の接着剤層に移行して接着不良の原因となり、また、塩化ビニル樹脂の熱寸法安定性が悪いため、熱による伸縮が生じてシワの発生原因になる等の問題がある。さらに近年、焼却時の環境問題から、塩化ビニル樹脂を使用しない基材の要望が高まっている。
そんな中、環境負荷の小さい成型用シートとしてアクリル樹脂フィルムが使用されてきている。しかしながら、アクリル樹脂フィルムは耐熱性や耐溶剤性が劣るため用途範囲が限定されるなどの欠点がある。また近年、低温度および低圧力下で複雑な立体形状に馴染むことができる成型性(柔軟性)の高い基材が求められている。
上述の要望を満たすべく成型用二軸配向ポリエステルフィルムがいくつか提案されている。例えば、ネオペンチルグリコールや1,4−シクロヘキサンジメタノール、イソフタル酸や2,6−ナフタレンジカルボン酸といった共重合成分を含有させることによって成型性を向上させている(特許文献1、2参照)。しかしながら、これらの文献に記載のフィルムは、成型性の目安となる弾性率が依然高く、市場の要求を満たせていない。
特開2010−229416号公報 特開2010−189593号公報
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、その解決課題は、環境負荷が小さく、耐熱性や耐溶剤性などに優れ、かつ低温度および低圧力下であっても、複雑な立体形状への成型性が良好な二軸配向ポリエステルフィルムを提供することにある。
本発明者らは、上記課題に鑑み鋭意検討した結果、特定の構成を有するポリエステルフィルムによれば、上記課題を容易に解決できることを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨は、厚みが22〜38μmのポリエステルフィルムであり、当該ポリエステルフィルムの弾性率E’が120℃において10MPa以下であり、180℃において5MPa以下であることを特徴とする二軸配向ポリエステルフィルムに存する。
本発明によれば、焼却時に環境問題を生じることがなく、耐熱性や耐溶剤性に優れ、かつ複雑な立体形状への成型性が良好であるポリエステルフィルムが提供され、本発明の工業的価値は非常に大きい。
本発明のフィルムを構成するポリエステルは、ジカルボン酸成分としては、テレフタル酸が好ましく、これらのほかに、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、フタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸などの公知のジカルボン酸の一種以上を、共重合成分として含んでいてもよい。また、ジオール成分としては、エチレングリコールが好ましく、これらのほかに、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリアルキレングリコール、ネオペンチルグリコールなどの公知のジオールの一種以上を、共重合成分として含んでいてもよい。
複雑な立体形状に成型するためには、ジカルボン酸成分またはジオール成分において主たる構成成分以外の共重合成分を一種以上含むことが好ましい。
重合触媒としては、三酸化アンチモン、五酸化アンチモン等のアンチモン化合物やゲルマニウム化合物やチタン化合物が挙げられる。チタン化合物では、例えばテトラアルキルチタネート、テトラアリールチタネート、シュウ酸チタニル塩類、シュウ酸チタニル、チタンを含むキレート化合物、チタンのテトラカルボキシレート等であり、具体的にはテトラエチルチタネート、テトラプロピルチタネート、テトラフェニルチタネートまたはこれらの部分加水分解物、シュウ酸チタニルアンモニウム、シュウ酸チタニルカリウム、チタントリアセチルアセトネート等が挙げられる。
また、本発明のポリエステルフィルムには、無機粒子、有機塩粒子や架橋高分子粒子を添加することが好ましい。用いることのできる無機粒子としては、炭酸カルシウム、カオリン、タルク、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、リン酸リチウム、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化チタン、酸化ジルコニウム、フッ化リチウム等が挙げられる。一方、有機塩粒子としては、蓚酸カルシウムやカルシウム、バリウム、亜鉛、マンガン、マグネシウム等のテレフタル酸塩等が挙げられる。また、架橋高分子粒子としては、ジビニルベンゼン、スチレン、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸またはメタクリル酸のビニル系モノマーの単独または共重合体が挙げられる。その他ポリテトラフルオロエチレン、ベンゾグアナミン樹脂、熱硬化エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、熱硬化性尿素樹脂、熱硬化性フェノール樹脂などの有機粒子を用いてもよい。
使用する粒子の形状に関しても特に限定されるわけではなく、球状、塊状、棒状、扁平状等のいずれを用いてもよい。また、その硬度、比重、色等についても特に制限はない。これら一連の粒子は、必要に応じて2種類以上を併用してもよい。
ポリエステル中に粒子を添加する方法としては、特に限定されるものではなく、従来公知の方法を採用しうる。例えば、ポリエステルを製造する任意の段階において添加することができるが、好ましくはエステル化の段階、もしくはエステル交換反応終了後、重縮合反応を進めてもよい。また、ベント付き混練押出機を用い、エチレングリコールまたは水などに分散させた粒子のスラリーとポリエステル原料とをブレンドする方法、または、混練押出機を用い、乾燥させた粒子とポリエステル原料とをブレンドする方法などによって行われる。
本発明のポリエステルフィルムは単層または積層いずれでもよい。低ヘーズフィルムを要望する場合は、積層構成がより好ましい。
本発明のフィルムの厚さは、22〜120μmであり、好ましくは22〜75μm、さらに好ましくは22〜50μmである。フィルム厚さが22μmを下回るとフィルム生産時に破断が多発しやすく、フィルムを採取できたとしてももろいフィルムとなる。また、フィルムの厚さが120μmを上回ると、フィルムの弾性率が高くなり、複雑な立体形状にうまく成型できない。
本発明のフィルムは、弾性率E’が120℃において20MPa以下であり、好ましくは15MPa以下、さらに好ましくは10MPa以下である。弾性率が120℃で20MPaを超えると成型性が劣り、部分破れや成型しわが起きやすくなり好ましくない。
さらに本発明のフィルムは、弾性率E’が180℃において5MPa以下であり、好ましくは3MPa以下である。弾性率が180℃で5MPaを超えると成型性が劣り、部分破れや成型しわが起きやすくなり好ましくない。
本発明において、フィルムの面配向係数ΔPは、通常0.020〜0.100以下であり、好ましくは0.025〜0.080以下、さらに好ましくは0.025〜0.060以下とする。面配向係数ΔPが0.100を超える場合は、成型性に劣る傾向があり、0.020未満である場合は、耐熱性に劣る傾向がある。
次に、本発明のフィルムの製造法を具体的に説明するが、本発明の構成要件を満足する限り、以下の例示のみに限定されるものではない。
滑り剤として、有機、無機の微粒子を適量配合してチップ化したポリエステル組成物を、ホッパードライヤー、パドルドライヤー、オーブンなどの、通常用いられる乾燥機または真空乾燥機を用いて乾燥する。前段で、チップを結晶化させて相互の融着が起こらないように(予備結晶化ともいう)、また後段で、水分量を十分に減少させるように(本乾燥ともいう)、乾燥を行う。このように乾燥した後、200〜320℃でシートに押出す。
押出しに際しては、ポリエステルの溶融押出機を1台または2台以上用いて、単層または共押出しによる2層以上の積層フィルムとすることができる。積層フィルムの構成としては、A原料とB原料とを用いたA/B、A/B/A構成またはそれ以外の構成のフィルムとすることができる。次いで、溶融したポリマーをダイから押出し、回転冷却ドラム上でガラス転移温度以下の温度になるように急冷固化し、実質的に非晶状態の未延伸シートを得る。この場合、シートの平面性を向上させるため、シートと回転冷却ドラムとの密着性を高めることが好ましく、本発明においては静電印加密着法および/または液体塗布密着法が好ましく採用される。
本発明において、このようにして得られた未延伸シートを2軸方向に延伸してフィルム化する。延伸条件について具体的に述べると、前記未延伸シートを縦方向に70〜145℃で2〜6倍に延伸し、縦1軸延伸フィルムとした後、横方向に90〜160℃で2〜6倍に延伸し、110℃〜240℃で1〜600秒間熱処理を行うことが好ましい。共重合を多く含有するフィルムにおいては通常ポリエステルフィルムの製膜よりも低い温度110℃〜195℃で熱処理することがより好ましい。また、熱処理の最高温度ゾーンおよび/または熱処理出口のクーリングゾーンにおいて、縦方向および/または横方向に0.1〜20%弛緩する方法が好ましい。また、必要に応じて再縦延伸、再横延伸を付加することも可能である。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。なお、特記しない限り、実施例および比較例中の「部」は「重量部」、「%」は「重量%」を意味する。
以下の例において使用したポリエステル原料について説明する。
<ポリエステル1>
ジカルボン酸成分としてテレフタル酸、多価アルコール成分としてエチレングリコールを使用し、定法の溶融重合法にて極限粘度が0.66dl/gとする滑剤粒径を含有しないポリエステルチップを製造した。
<ポリエステル2>
ジカルボン酸成分としてテレフタル酸、多価アルコール成分としてエチレングリコールを使用し、定法の溶融重合法にて極限粘度が0.66dl/gとし平均粒径3.1μmの非晶質シリカAを0.20部含有してポリエステルチップを製造した。
<ポリエステル3>
ジカルボン酸成分としてテレフタル酸、多価アルコール成分としてエチレングリコールを使用し、定法の溶融重合法にて極限粘度が0.66dl/gとし平均粒径2.7μmの非晶質シリカAを0.30部含有してポリエステルチップを製造した。
<ポリエステル4>
ジカルボン酸成分としてテレフタル酸、多価アルコール成分として1,4−シクロヘキサンジメタノールおよびエチレングリコールをそれぞれ使用し、常法の溶融重縮合法で重合した原料チップを製造した。この原料のジオール成分中の1,4−シクロヘキサンジメタノール含有量は32モル%であった。
<ポリエステル5>
ジカルボン酸成分としてイソフタル酸およびテレフタル酸、多価アルコール成分としてエチレングリコールをそれぞれ使用し、常法の溶融重縮合法で重合した原料チップを製造した。この原料のジカルボン酸成分中のイソフタル酸含量は22モル%であった。
本発明におけるフィルムの諸物性の測定および評価方法を以下に示すとおりである。
(1)厚さ
マイクロメータにより求めた。
(2)フィルムの総共重合成分(モル%)
以下の式によって求めた。
総共重合成分(モル%)=Σ{(32×I/100+22×II/100)×各層厚み/フィルム層厚み}
(上記式中、Iは各層に含まれるポリエステル4の重量比(%)、IIは各層に含まれるポリエステル5の重量比(%)を表す)
(3)弾性率(E’)
アイティー計測制御(株)製動的粘弾性測定装置(DVA−200型)を使用した。幅5mmのフィルムをチャック間20mmとなるように測定装置にセットし、0℃から300℃まで10℃/分の速度で昇温させながら、周波数10Hzで粘弾性の推移を測定した。この測定結果より120、150、180℃の貯蔵弾性率(E’)を求めた。
(4)面配向度(ΔP)
アタゴ光学社製アッベ式屈折計を用い、フィルム面内の屈折率の最大値nγ、それに直角の方向の屈折率nβ、およびフィルムの厚さ方向の屈折率nαを測定し、次式より面配向度を算出した。なお、屈折率の測定は、ナトリウムD線を用い、23℃で行った。
面配向度(ΔP)=(nγ+nβ)/2−nα
(5)フィルムヘーズ
JISーK7105に準じ、日本電色工業社製積分球式濁度計NDHー300Aによりフィルムの濁度を測定した。
(6)フィルム積層厚さ
透過型電子顕微鏡(TEM)によるフィルム断面の観察にて行った。すなわち、フィルムサンプルの小片を、エポキシ樹脂に硬化剤、加速剤を配合した樹脂に包埋処理し、ウルトラミクロトームにて厚み200nmの切片を作成し、観察用サンプルとした。得られたサンプルを日立(株)製透過型電子顕微鏡(H−9000)にて観察した。その断面のうちフィルム表面とほぼ平行に、明暗によってその界面が観察される。その界面とフィルム表面までの距離を透過型電子顕微鏡写真1枚について平均し、表層厚さを求めた。但し、加速電圧は300kV、倍率は表層厚みに応じ、1〜10万倍の範囲で設定した。少なくとも50枚の写真について行い、測定値の厚い方から10点、薄い方から10点削除して30点を平均して測定値とした。
(7)成型性
インラインコーティングまたはオフラインコーティングを用いて片面に接着層を設けたロール状のフィルムサンプルを8MPaのテンションで巻出し、厚さ1mmのABS樹脂と貼り合せたフィルムを作成した。作成した貼り合せフィルムを、オスメス金型を用いて、底面直径50mm、深さ50mmの円筒状に100個/分の速度で連続成型した。得られた成型品の状態を目視観察し、以下の基準にて判定した。
○:100個中、成型不良が5個以下
△:100個中、成型不良が6個以上15個以下
×:100個中、成型不良が16個以上
(8)生産性
ポリエステルフィルムを生産する際に発生する破断(フィルム破れ)の回数を以下の基準で判定した。
○:1日当たり1回未満
△:1日当たり1回以上3回未満
×:1日当たり3回以上
実施例1:
ポリエステル1とポリエステル2とポリエステル4を6:4:90の重量比率で配合し、押出機にて溶融させて、積層ダイの外層Aに供給し、積層ダイの内層Bにはポリエステル1とポリエステル4を5:95の重量比率で供給した。外層A/内層B/外層Aの構成からなる2種3層の積層ポリエステル樹脂をフィルム状に押出して、35℃の冷却ドラム上にキャストして急冷固化した未延伸フィルムを作製した。次いで75℃の加熱ロールで予熱した後、赤外線加熱ヒータと加熱ロールを併用して80℃のロール間で縦方向に3.2倍延伸した。続いてフィルム端部をクリップで把持してテンター内に導き、100℃の温度で加熱しつつ横方向に4.0倍延伸し、5%の幅方向の弛緩を行いながら175℃で熱処理を行った。フィルム厚さが38μmで、A層/B層/A層がそれぞれ3/32/3(μm)の層構成からなる積層ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの特性は下記表1に示すとおりであり、優れた特性を示した。
比較例6
ポリエステル3とポリエステル4とポリエステル5を5:55:40の重量比率で配合し、押出機にて溶融させて、単層ダイに供給し、195℃で熱処理した以外は実施例1と同様にしてフィルム厚さが100μmの単層ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの特性は表1に示すとおりであり、優れた特性を示したが、フィルムヘーズが上昇した
実施例
実施例2と同様にしてフィルム厚さが25μmの単層ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの特性は表1に示すとおりであり、優れた特性を示した。
実施例
ポリエステル4を100の重量比率で配合し、押出機にて溶融させて、単層ダイに供給した以外は実施例1と同様にしてフィルム厚さが38μmの単層ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの特性は表1に示すとおりであった。この結果より、やや生産性が劣っていた。
比較例7
積層ダイの外層Aに供給する原料をポリエステル1とポリエステル2とポリエステル4を26:4:70、積層ダイの内層Bに供給する原料をポリエステル1とポリエステル4を5:95とした以外は実施例1と同様にしてフィルム厚さが38μmで、層/B層/A層がそれぞれ3/32/3(μm)の層構成からなる積層ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの特性は表1に示すとおりであった。この結果より、僅かに成型不良が見受けられた。
比較例1:
ポリエステル3とポリエステル5を15:85の重量比率で配合し、押出機にて溶融させて、単層ダイに供給した以外は実施例2と同様にしてフィルム厚さが50μmの単層ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの特性は表2に示すとおりであった。この結果より、成型時に金型に追従していない成型品が多発した。
比較例2:
実施例2と同様にしてフィルム厚さが125μmの単層ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの特性は表2に示すとおりであった。この結果より、成型時に金型に追従していない成型品が多発した。
比較例3:
積層ダイの外層Aに供給する原料をポリエステル3とポリエステル5を35:65、積層ダイの内層Bに供給する原料をポリエステル1とポリエステル4とポリエステル5を5:55:45とした以外は実施例2と同様にしてフィルム厚さが75μmで、A層/B層/A層がそれぞれ3/69/3(μm)の層構成からなる積層ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの特性は表2に示すとおりであった。この結果より、成型時に金型に追従していない成型品が多発した。
比較例4:
積層ダイの外層Aに供給する原料をポリエステル1とポリエステル2とポリエステル4を36:4:60、積層ダイの内層Bに供給する原料としてポリエステル4を100とした以外は実施例1と同様にしてフィルム厚さが38μmで、A層/B層/A層がそれぞれ3/32/3(μm)の層構成からなる積層ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの特性は表2に示すとおりであった。この結果より、成型時に金型に追従していない成型品が多発した。
比較例5:
実施例2と同様にしてフィルム厚さが20μmの単層ポリエステルフィルムを得ようとしたが、破断が頻発しサンプルを採取することができなかった。
Figure 0005869383
Figure 0005869383


本発明フィルムは、低温度および低圧力下で優れた成形性を有しており、これまで難しいとされていた種々用途にも適用することができる。

Claims (1)

  1. 厚みが22〜38μmのポリエステルフィルムであり、当該ポリエステルフィルムの弾性率E’が120℃において10MPa以下であり、180℃において5MPa以下であることを特徴とする二軸配向ポリエステルフィルム。
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