JP5866879B2 - 太陽電池および太陽電池モジュール - Google Patents
太陽電池および太陽電池モジュール Download PDFInfo
- Publication number
- JP5866879B2 JP5866879B2 JP2011187443A JP2011187443A JP5866879B2 JP 5866879 B2 JP5866879 B2 JP 5866879B2 JP 2011187443 A JP2011187443 A JP 2011187443A JP 2011187443 A JP2011187443 A JP 2011187443A JP 5866879 B2 JP5866879 B2 JP 5866879B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- solar cell
- electrode
- photoelectric conversion
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/549—Organic PV cells
Description
しかしながら、ITO電極は、シート抵抗が比較的大きいため、発生した電流がITO電極を通過する際に消費され、光電変換効率が低下するという問題がある。この現象は、太陽電池の面積が大きくなるにつれて顕著に現れる。
しかしながら、例えば特許文献1に記載されているように、光電変換層の受光面側に集電電極が形成されている場合には、集電効率が高くなったとしても、光電変換層の一部が集電電極により遮光され、その領域が発電に寄与できず、結果として光電変換効率が低下するという問題があった。
まず、本発明の太陽電池について説明する。
本発明の太陽電池は、主太陽電池セルと、上記主太陽電池セル上にパターン状に形成された従太陽電池セルとを有する太陽電池であって、上記主太陽電池セルは、背面電極層と、上記背面電極層上に形成された主光電変換層と、上記主光電変換層上に順不同に形成された中間透明電極層およびパターン状の集電電極とを有し、上記従太陽電池セルは、上記集電電極上に配置されたパターン状の従光電変換層と、上記従光電変換層上に形成されたパターン状の前面電極層とを有し、上記背面電極層と、上記中間透明電極層および上記集電電極を有する中間電極部材と、上記前面電極層とが電力変換装置に接続されていることを特徴とするものである。
図1は、本発明の太陽電池の一例を示す概略断面図である。図1に示すように、太陽電池1は、主太陽電池セル10と、主太陽電池セル10上にパターン状に形成された従太陽電池セル20とを有している。主太陽電池セル10は、背面電極層2と、背面電極層2上に形成された主光電変換層3と、主光電変換層3上に形成された中間透明電極層4と、中間透明電極層4上に形成されたパターン状の集電電極5とを有している。また、従太陽電池セル20は、集電電極5上に配置されたパターン状の従光電変換層11と、従光電変換層11上に形成されたパターン状の前面電極層12とを有している。太陽電池1においては、背面電極層2と、中間透明電極層4および集電電極5が積層された中間電極部材30と、前面電極層12とが、電力変換装置Wに接続されている。
この太陽電池1では、従太陽電池セル20側から光Lが入射し、従光電変換層11および主光電変換層3が光Lを吸収して発電が起こる。
また本発明によれば、主太陽電池セルの受光面側にパターン状の従太陽電池セルが形成されており、かつ、主太陽電池セルの集電電極上に従太陽電池セルが配置されているので、主太陽電池セルに入射する光に関して従太陽電池セルによる減光を抑制することができる。
したがって本発明においては、太陽電池全体として光電変換効率を向上させることが可能であり、大面積で高効率な太陽電池とすることができる。
本発明における従太陽電池セルは、主太陽電池セル上にパターン状に形成されるものであり、主太陽電池セルにおける集電電極上に配置されたパターン状の従光電変換層と、上記従光電変換層上に形成されたパターン状の前面電極層とを有するものである。
この場合、主太陽電池セル10では、主光電変換層3上に中間透明電極層4および集電電極5が順に形成される。また、中間電極部材30は、中間透明電極層4と集電電極5と第二中間電極層13とが積層されたものとなる。
本発明に用いられる従太陽電池セルが有機薄膜太陽電池セルである態様について説明する。
従太陽電池セルを構成する有機薄膜太陽電池セルは、主太陽電池セル上にパターン状に形成されるものであり、主太陽電池セルにおける集電電極上に配置されたパターン状の従光電変換層と、上記従光電変換層上に形成されたパターン状の前面電極層とを有するものである。
以下、有機薄膜太陽電池セルを構成する各部材について説明する。
本態様の有機薄膜太陽電池セルに用いられる前面電極層は、パターン状に形成されるものである。この前面電極層は、主太陽電池セルの集電電極と対向する電極である。
なお、図3においては、透明基板21上に第二集電電極12bおよび透明電極12aが順に積層されている。
以下、透明電極および第二集電電極に分けて説明する。
本態様における前面電極層を構成する透明電極は、パターン状に形成されるものであり、主太陽電池セルの集電電極と対向する電極である。
なお、上記全光線透過率は、可視光領域において、スガ試験機株式会社製 SMカラーコンピュータ(型番:SM−C)を用いて測定した値である。
透明電極の膜厚としては、単層である場合はその膜厚が、複数層からなる場合は総膜厚が、10nm〜800nmの範囲内であることが好ましく、中でも50nm〜400nmの範囲内であることが好ましく、特に100nm〜200nmの範囲内であることが好ましい。膜厚が上記範囲よりも薄いと、透明電極のシート抵抗が大きくなりすぎ、発生した電荷を十分に外部回路へ伝達できない可能性があり、一方、膜厚が上記範囲よりも厚いと、全光線透過率が低下し、光電変換効率が低下する可能性があるからである。
具体的に、透明電極のパターンの線幅は、10μm〜3000μmの範囲内であることが好ましく、中でも30μm〜2000μmの範囲内であることが好ましく、50μm〜1000μmの範囲内であることがさらに好ましい。透明電極のパターンの線幅が上記範囲内であれば、主太陽電池セルの集電電極のパターンの線幅と同程度とすることができ、主太陽電池セルに入射する光について透明電極による減光を効果的に防ぐことができるからである。
また、透明電極のパターニング方法としては、例えば、フォトリソグラフィー法、レーザースクライブ法、サンドブラスト法、メカニカルスクライブ法等が挙げられる。レーザースクライブ法、サンドブラスト法、メカニカルスクライブ法の場合には、透明電極と従光電変換層と集電電極とを同時にパターニングすることが可能である。
本態様における前面電極層を構成する第二集電電極は、上記透明電極に接してパターン状に形成されるものである。第二集電電極は、通常、上記透明電極よりも抵抗値が低い。
本態様の有機薄膜太陽電池セルに用いられる従光電変換層は、パターン状に形成されるものであり、前面電極層と主太陽電池セルの集電電極との間に形成されるものである。
具体的に、従光電変換層のパターンの線幅は、10μm〜3000μmの範囲内であることが好ましく、中でも30μm〜2000μmの範囲内であることが好ましく、50μm〜1000μmの範囲内であることがさらに好ましい。従光電変換層のパターンの線幅が上記範囲内であれば、主太陽電池セルの集電電極のパターンの線幅と同程度とすることができ、主太陽電池セルに入射する光について従光電変換層による減光を効果的に防ぐことができるからである。
従光電変換層は、電子受容性および電子供与性の両機能を有する単一の層であってもよく(第1態様)、また電子受容性の機能を有する電子受容性層と電子供与性の機能を有する電子供与性層とが積層されたものであってもよい(第2態様)。以下、各態様について説明する。
本態様における従光電変換層は、電子受容性および電子供与性の両機能を有する単一の層であり、電子供与性材料および電子受容性材料を含有するものである。この従光電変換層では、従光電変換層内で形成されるpn接合を利用して電荷分離が生じるため、単独で従光電変換層として機能する。
また、電子受容性化合物がドープされる電子供与性の導電性高分子材料としては、上述した電子供与性の導電性高分子材料を挙げることができる。ドープされる電子受容性化合物としては、例えばFeCl3(III)、AlCl3、AlBr3、AsF6やハロゲン化合物のようなルイス酸を用いることができる。なお、ルイス酸は電子受容体として作用する。
また、従光電変換層のパターニング方法としては、例えば、フォトリソグラフィー法、レーザースクライブ法、サンドブラスト法、メカニカルスクライブ法等が挙げられる。レーザースクライブ法、サンドブラスト法、メカニカルスクライブ法の場合には、前面電極層と従光電変換層と集電電極とを同時にパターニングすることが可能である。
本態様における従光電変換層は、電子受容性の機能を有する電子受容性層と電子供与性の機能を有する電子供与性層とが積層されたものである。以下、電子受容性層および電子供与性層について説明する。
本態様に用いられる電子受容性層は、電子受容性の機能を有するものであり、電子受容性材料を含有するものである。
本態様に用いられる電子供与性層は、電子供与性の機能を有するものであり、電子供与性材料を含有するものである。
本態様の有機薄膜太陽電池セルにおいては、従光電変換層と主太陽電池セルの集電電極との間にパターン状の第二中間電極層が形成されていてもよい。上述したように、従光電変換層と主太陽電池セルの集電電極との間に第二中間電極層が形成されていることで、従光電変換層から集電電極への電荷の取出しが容易となり、光電変換効率を向上させることができるからである。
これに対し、従光電変換層と主太陽電池セルの集電電極との間に第二中間電極層が形成されている場合には、第二中間電極層によって集電電極形成時の従光電変換層へのダメージを軽減することができ、特性の低下を抑制することが可能である。
第二中間電極層は、透明性を有していてもよく、有していなくてもよい。
第二中間電極層の膜厚としては、単層である場合にはその膜厚が、複数層からなる場合には各層を合わせた総膜厚が、10nm〜800nmの範囲内であることが好ましく、中でも50nm〜400nmの範囲内であることが好ましく、特に100nm〜200nmの範囲内であることが好ましい。膜厚が上記範囲より薄いと、第二中間電極層のシート抵抗が大きくなりすぎ、発生した電荷を十分に外部回路へ伝達できない可能性があり、一方、膜厚が上記範囲より厚いと、第二中間電極層のパターンの線幅等によっては第二中間電極層の形成が困難となる場合があるからである。
また、第二中間電極層のパターニング方法としては、例えば、フォトリソグラフィー法、レーザースクライブ法、サンドブラスト法、メカニカルスクライブ法等が挙げられる。レーザースクライブ法、サンドブラスト法、メカニカルスクライブ法の場合には、前面電極層と従光電変換層と第二中間電極層と集電電極とを同時にパターニングすることが可能である。
本態様の有機薄膜太陽電池セルにおいては、前面電極層と従光電変換層との間、あるいは、従光電変換層と主太陽電池セルの集電電極との間に、従光電変換層に接してバッファー層が形成されていてもよい。バッファー層は、従光電変換層から前面電極層または主太陽電池セルの集電電極への電荷の取出しが容易に行われるように設けられる層である。バッファー層が形成されていることにより、従光電変換層から前面電極層または主太陽電池セルの集電電極への電荷取出し効率が高められるため、光電変換効率を向上させることができる。
なお、バッファー層のパターンについては、上記従光電変換層のパターンと同様とすることができるので、ここでの説明は省略する。
以下、正孔取出し層および電子取出し層について説明する。
本態様の有機薄膜太陽電池セルにおいては、正孔取出し層が形成されていてもよい。正孔取出し層は、従光電変換層から正孔取出し電極への正孔の取出しが容易に行われるように設けられる層である。これにより、従光電変換層から正孔取出し電極への正孔取出し効率が高められるため、光電変換効率を向上させることが可能となる。
本態様の有機薄膜太陽電池セルにおいては、電子取出し層が形成されていてもよい。電子取出し層は、従光電変換層から電子取出し電極への電子の取出しが容易に行われるように設けられる層である。これにより、従光電変換層から電子取出し電極への電子取出し効率が高められるため、光電変換効率を向上させることが可能となる。
本発明に用いられる従太陽電池セルが色素増感型太陽電池セルである態様について説明する。
従太陽電池セルを構成する色素増感型太陽電池セルは、主太陽電池セル上にパターン状に形成されるものであり、主太陽電池セルにおける集電電極上に配置されたパターン状の従光電変換層と、上記従光電変換層上に形成されたパターン状の前面電極層とを有するものである。
以下、色素増感型太陽電池セルを構成する各部材について説明する。
本態様の色素増感型太陽電池セルに用いられる前面電極層は、パターン状に形成されるものである。この前面電極層は、主太陽電池セルの集電電極と対向する電極である。
本態様の色素増感型太陽電池セルに用いられる従光電変換層は、パターン状に形成されるものであり、前面電極層と主太陽電池セルの集電電極との間に形成されるものである。
具体的に、従光電変換層のパターンの線幅は、10μm〜3000μmの範囲内であることが好ましく、中でも30μm〜2000μmの範囲内であることが好ましく、50μm〜1000μmの範囲内であることがさらに好ましい。従光電変換層のパターンの線幅が上記範囲内であれば、主太陽電池セルの集電電極のパターンの線幅と同程度とすることができ、主太陽電池セルに入射する光について従光電変換層による減光を効果的に防ぐことができるからである。
以下、本態様における金属酸化物半導体微粒子、増感色素、および電解質層について説明する。
本態様の色素増感型太陽電池セルに用いられる金属酸化物半導体微粒子としては、半導体特性を備える金属酸化物からなるものであれば特に限定されるものではない。金属酸化物半導体微粒子を構成する金属酸化物としては、例えば、TiO2、ZnO、SnO2、ITO、ZrO2、MgO、Al2O3、CeO2、Bi2O3、Mn3O4、Y2O3、WO3、Ta2O5、Nb2O5、La2O3等を挙げることができる。中でも、TiO2からなる金属酸化物半導体微粒子を用いることが最も好ましい。TiO2は特に半導体特性に優れるからである。
本態様の色素増感型太陽電池セルに用いられる増感色素としては、光を吸収して起電力を生じさせることが可能なものであれば特に限定されない。このような増感色素としては、有機色素または金属錯体色素を挙げることができる。有機色素としては、アクリジン系、アゾ系、インジゴ系、キノン系、クマリン系、メロシアニン系、フェニルキサンテン、インドリン、カルバゾール系の色素が挙げられる。中でも、クマリン系色素を用いることが好ましい。また、金属錯体色素としてはルテニウム系色素を用いることが好ましく、特にルテニウム錯体であるルテニウムビピリジン色素およびルテニウムターピリジン色素を用いることが好ましい。このようなルテニウム錯体は吸収する光の波長範囲が広いため、光電変換できる光の波長領域を大幅に広げることができるからである。
本態様の色素増感型太陽電池セルに用いられる電解質層は、酸化還元対を含むものである。
本態様の色素増感型太陽電池セルに用いられる従光電変換層には、上記の他に任意の成分が含まれていてもよい。任意の成分としては、例えば、樹脂を挙げることができる。従光電変換層に樹脂が含有されることにより、従光電変換層の脆性を改善することができるからである。
従光電変換層を形成する方法としては、パターン状に従光電変換層を形成することができる方法であれば特に限定されるものではなく、例えば、ダイコート法、グラビアコート法等により金属酸化物半導体の多孔質層をパターン状に形成する方法を用いることができる。
本態様の色素増感型太陽電池セルにおいては、従光電変換層と主太陽電池セルの集電電極との間にパターン状の第二中間電極層が形成されていてもよい。上述したように、従光電変換層と主太陽電池セルの集電電極との間に第二中間電極層が形成されていることで、従光電変換層から集電電極への電荷の取出しが容易となり、光電変換効率を向上させることができるからである。
本発明に用いられる従太陽電池セルがアモルファスシリコン型太陽電池セルである態様について説明する。
従太陽電池セルを構成するアモルファスシリコン型太陽電池セルは、主太陽電池セル上にパターン状に形成されるものであり、主太陽電池セルにおける集電電極上に配置されたパターン状の従光電変換層と、上記従光電変換層上に形成されたパターン状の前面電極層とを有するものである。
以下、アモルファスシリコン型太陽電池セルを構成する各部材について説明する。
本態様のアモルファスシリコン型太陽電池セルに用いられる前面電極層は、パターン状に形成されるものである。この前面電極層は、主太陽電池セルの集電電極と対向する電極である。
本態様のアモルファスシリコン型太陽電池セルに用いられる従光電変換層は、パターン状に形成されるものであり、前面電極層と主太陽電池セルの集電電極との間に形成されるものである。
具体的に、従光電変換層のパターンの線幅は、10μm〜3000μmの範囲内であることが好ましく、中でも30μm〜2000μmの範囲内であることが好ましく、50μm〜1000μmの範囲内であることがさらに好ましい。従光電変換層のパターンの線幅が上記範囲内であれば、主太陽電池セルの集電電極のパターンの線幅と同程度とすることができ、主太陽電池セルに入射する光について従光電変換層による減光を効果的に防ぐことができるからである。
従光電変換層の成膜方法としては、例えば、シランガス(SiH4)を真空炉中に導入し、電界を印加してプラズマ放電することにより、アモルファスシリコン層を形成する方法が挙げられる。このとき、シランガスに不純物を添加しない場合はi型アモルファスシリコン層が、ジボラン(B2H6)を不純物として添加するとp型アモルファスシリコン層が、フォスヒン(PH3)を添加するとn型アモルファスシリコン層が形成される。
本態様のアモルファスシリコン型太陽電池セルにおいては、従光電変換層と主太陽電池セルの集電電極との間にパターン状の第二中間電極層が形成されていてもよい。上述したように、従光電変換層と主太陽電池セルの集電電極との間に第二中間電極層が形成されていることで、従光電変換層から集電電極への電荷の取出しが容易となり、光電変換効率を向上させることができるからである。
本発明における主太陽電池セルは、背面電極層と、上記背面電極層上に形成された主光電変換層と、上記主光電変換層上に順不同に形成された中間透明電極層およびパターン状の集電電極とを有するものである。
なお、上記発電量の測定方法としては、上記「A.従太陽電池セル」の項に記載したものと同様とすることができる。
本発明に用いられる主太陽電池セルが有機薄膜太陽電池セルである態様について説明する。
主太陽電池セルを構成する有機薄膜太陽電池セルは、背面電極層と、上記背面電極層上に形成された主光電変換層と、上記主光電変換層上に順不同に形成された中間透明電極層およびパターン状の集電電極とを有するものである。
以下、有機薄膜太陽電池セルを構成する各部材について説明する。
本態様の有機薄膜太陽電池セルにおける集電電極は、集電電極上に上述の従太陽電池セルが配置されるものである。集電電極は、通常、後述の中間透明電極層よりも抵抗値が低い。
中でも、集電電極のパターンの線幅は比較的大きいことが好ましい。集電電極上にパターン状の従太陽電池セルが配置されるので、集電電極のパターンの線幅が大きければ、パターン状の従太陽電池セルの形成が容易となるからである。具体的に、集電電極のパターンの線幅は、10μm〜3000μmの範囲内とすることができ、中でも30μm〜2000μmの範囲内であることが好ましく、50μm〜1000μmの範囲内であることがさらに好ましい。
本態様の有機薄膜太陽電池セルにおける中間透明電極層は、背面電極層と対向する電極である。
なお、上記全光線透過率は、可視光領域において、スガ試験機株式会社製 SMカラーコンピュータ(型番:SM−C)を用いて測定した値である。
中間透明電極層の膜厚としては、単層である場合はその膜厚が、複数層からなる場合は総膜厚が、10nm〜800nmの範囲内であることが好ましく、中でも50nm〜400nmの範囲内であることが好ましく、特に100nm〜200nmの範囲内であることが好ましい。膜厚が上記範囲よりも薄いと、中間透明電極層のシート抵抗が大きくなりすぎ、発生した電荷を十分に外部回路へ伝達できない可能性があり、一方、膜厚が上記範囲よりも厚いと、全光線透過率が低下し、光電変換効率が低下する可能性があるからである。
本態様の有機薄膜太陽電池セルにおける主光電変換層は、中間透明電極層と背面電極層との間に形成されるものである。
なお、主光電変換層については、上記「A.従太陽電池セル 1.有機薄膜太陽電池セル (2)従光電変換層」の項に記載したものと同様とすることができるので、ここでの説明は省略する。
本態様の有機薄膜太陽電池セルにおける背面電極層は、上記中間透明電極層と対向する電極である。
なお、図4においては、透明基板25上に第三集電電極2bおよび透明電極層2aが順に積層されている。
本態様は、背面電極層が金属電極層である態様である。
金属電極層の膜厚としては、単層である場合にはその膜厚が、複数層からなる場合には各層を合わせた総膜厚が、20nm〜1000nmの範囲内であることが好ましく、中でも50nm〜500nmの範囲内であることが好ましく、特に100nm〜300nmの範囲内であることが好ましい。膜厚が上記範囲より薄いと、金属電極層のシート抵抗が大きくなりすぎ、発生した電荷を十分に外部回路へ伝達できない可能性があり、一方、上記範囲より厚いと、フレキシブル太陽電池セルの場合にはフレキシブル性が損なわれる場合があるからである。
本態様は、背面電極層が透明電極層と第三集電電極とが積層されたものである態様である。
以下、第三集電電極と透明電極層とに分けて説明する。
本態様における背面電極層を構成する第三集電電極は、透明電極層に接してパターン状に形成されるものである。第三集電電極は、通常、透明電極層よりも抵抗値が低い。
本態様における透明電極層は、主光電変換層上に形成されるものであり、第二中間電極層と対向する電極である。
この透明電極層の膜厚としては、単層である場合はその膜厚が、複数層からなる場合は総膜厚が、10nm〜800nmの範囲内であることが好ましく、中でも50nm〜400nmの範囲内であることが好ましく、特に100nm〜200nmの範囲内であることが好ましい。膜厚が上記範囲より薄いと、透明電極層のシート抵抗が大きくなりすぎ、発生した電荷を十分に外部回路へ伝達できない可能性があり、一方、膜厚が上記範囲より厚いと、全光線透過率が低下し、光電変換効率を低下させる可能性があるからである。
本態様の有機薄膜太陽電池セルにおいては、中間透明電極層と主光電変換層との間あるいは主光電変換層と背面電極層との間にバッファー層が形成されていてもよい。バッファー層は、主光電変換層から中間透明電極層または背面電極層への電荷の取出しが容易に行われるように設けられる層である。バッファー層が形成されていることにより、主光電変換層から中間透明電極層または背面電極層への電荷取出し効率が高められるため、光電変換効率を向上させることができる。
本発明に用いられる主太陽電池セルが色素増感型太陽電池セルである態様について説明する。
主太陽電池セルを構成する色素増感型太陽電池セルは、背面電極層と、上記背面電極層上に形成された主光電変換層と、上記主光電変換層上に順不同に形成された中間透明電極層およびパターン状の集電電極とを有するものである。
また、主光電変換層については、上記「A.従太陽電池セル 2.色素増感型太陽電池セル (2)従光電変換層」の項に記載したものと同様とすることができるので、ここでの説明は省略する。
本発明に用いられる主太陽電池セルがアモルファスシリコン型太陽電池セルである態様について説明する。
主太陽電池セルを構成するアモルファスシリコン型太陽電池セルは、背面電極層と、上記背面電極層上に形成された主光電変換層と、上記主光電変換層上に順不同に形成された中間透明電極層およびパターン状の集電電極とを有するものである。
また、主光電変換層については、上記「A.従太陽電池セル 3.アモルファスシリコン型太陽電池セル (2)従光電変換層」の項に記載したものと同様とすることができるので、ここでの説明は省略する。
本発明の太陽電池は、主太陽電池セルと、主太陽電池セルでの発電を補助するための従太陽電池セルとを有するものである。
なお、主太陽電池セルおよび従太陽電池セルの種類については、上述のとおりである。
また、主太陽電池セルおよび従太陽電池セルが共に色素増感型太陽電池セルである場合にも、主光電変換層と従光電変換層とが同じ光吸収波長領域を有していてもよく、あるいはそれぞれ異なる光吸収波長領域を有していてもよい。
本発明においては、前面電極層と中間電極部材と背面電極層とが電力変換装置に接続されている。
中間電極部材は、中間透明電極層と集電電極とを有するものである。従太陽電池セルに第二中間電極が形成されている場合には、中間電極部材は、中間透明電極層と集電電極と第二中間電極とが積層されたものとなる。
なお、中間電極部材に接続するとは、中間電極部材を構成する上記のいずれかの電極に接続することを指す。
また、背面電極層が、集電電極と透明電極層とが積層されたものである場合には、集電電極および透明電極層のいずれかに接続されていればよい。
本発明においては、図5および図6に例示するように、従太陽電池セル20上に透明基板21が配置されていてもよい。透明基板21は、従太陽電池セル20および主太陽電池セル10を支持するものである。
なお、光透過率は、可視光領域において、スガ試験機株式会社製 SMカラーコンピュータ(型番:SM−C)を用いて測定した値である。
透明基板のフレキシブル性としては、JIS R1601のファインセラミックスの曲げ試験方法で、5KNの力をかけたときに曲がることを指す。
本発明においては、図6に例示するように、透明基板21および主太陽電池セル10の間に透明絶縁材料を含有する透明絶縁部24が設けられていてもよい。主太陽電池セルおよび透明基板の間に透明絶縁部が設けられている場合には、太陽電池の強度を高めることができる。
なお、光透過率の測定方法については、上記透明基板の光透過率の測定方法と同様である。
本発明においては、図5に例示するように、透明基板21および主太陽電池セル10の間に空間22が設けられている場合には、透明基板21および主太陽電池セル10の間にスペーサ23が形成されていることが好ましい。スペーサ23は透明基板21および主太陽電池セル10間の間隔を保持するものである。
なお、光透過率の測定方法については、上記透明基板の光透過率の測定方法と同様である。
本発明の太陽電池には、上述した構成部材の他にも、必要に応じて、例えば、保護シート、防汚層、高光反射層、光封じ込め層、封止材層等の機能層を有していてもよい。また、層構成に応じて、各機能層間に接着層が形成されていてもよい。
本発明の太陽電池の製造方法としては、主太陽電池セル上に従太陽電池セルがパターン状に形成された太陽電池を製造できる方法であれば特に限定されるものではない。例えば、主太陽電池セルの背面電極層側から順に形成してもよく、透明基板上に従太陽電池セルおよび主太陽電池セルの集電電極を形成した後、パターン状の従太陽電池セルおよび主太陽電池セルの集電電極の間に透明絶縁部を設け、さらに主太陽電池セルの中間透明電極層、主光電変換層、背面電極層を順に形成してもよく、透明基板上に従太陽電池セルおよび主太陽電池セルの集電電極を形成した従太陽電池セル側部材と、背面電極層から中間透明電極層まで積層した主太陽電池セル側部材とを貼り合わせてもよい。
本発明の太陽電池モジュールは、上述の太陽電池が複数個直列または並列に接続されてなることを特徴とするものである。
なお、太陽電池については、上記「I.太陽電池」の項に詳しく記載したので、ここでの説明は省略する。
125μmのPETフィルム基板上にスパッタ法によりITO膜を成膜し、前面電極層を形成した。
次いで、導電性高分子ペースト(ポリ−(3,4−エチレンジオキシチオフェン)分散品)をスピンコート法により上記ITO膜が形成された基板上に成膜した後に、150℃で30分間乾燥させ、膜厚:100nmの正孔取出し層を形成した。
次に、ポリチオフェン(P3HT:Poly(3−Hexylthiophene−2,5−diyl))とC60PCBM([6,6]−phenyl−C61−butyric acid methyl ester)をブロモベンゼンに溶解させ、固形分濃度1.4wt%の光電変換層用塗工液を準備した。次いで、光電変換層用塗工液を上記正孔取出し層上にスピンコート法にて回転数600rpmの条件で塗布して従光電変換層を形成した。
次に、上記従光電変換層上に真空蒸着法によりカルシウム膜を成膜し、電子取出し層を形成した。
次に、上記ITO膜から上記Ni膜までの積層体がメッシュ形状になるように、レーザースクライブ法により一部を除去した。これにより、メッシュ形状の前面電極層、正孔取出し層、従光電変換層、電子取出し層および集電電極を得た。
次に、導電性高分子ペースト(ポリ−(3,4−エチレンジオキシチオフェン)分散品)をスピンコート法により上記ITO膜上に成膜した後に、150℃で30分間乾燥させ、膜厚:100nmの正孔取出し層を形成した。
次に、上述の光電変換層用塗工液を上記正孔取出し層上にスピンコート法にて回転数600rpmの条件で塗布して主光電変換層を形成した。
次に、上記主光電変換層上に真空蒸着法によりカルシウム膜およびアルミニウム膜を成膜し、背面電極層を形成した。
125μmのPETフィルム基板上にスパッタ法によりITO膜を成膜し、前面電極層を形成した。
次いで、導電性高分子ペースト(ポリ−(3,4−エチレンジオキシチオフェン)分散品)をスピンコート法により上記ITO膜が形成された基板上に成膜した後に、150℃で30分間乾燥させ、膜厚:100nmの正孔取出し層を形成した。
次に、ポリチオフェン(P3HT:Poly(3−Hexylthiophene−2,5−diyl))とC60PCBM([6,6]−phenyl−C61−butyric acid methyl ester)をブロモベンゼンに溶解させ、固形分濃度1.4wt%の光電変換層用塗工液を準備した。次いで、光電変換層用塗工液を上記正孔取出し層上にスピンコート法にて回転数600rpmの条件で塗布して従光電変換層を形成した。
次に、上記従光電変換層上に真空蒸着法によりカルシウム膜を成膜し、電子取出し層を形成した。
次に、上記Ni膜上にスパッタ法によりITO膜を成膜した。
次に、上記ITO膜から上記ITO膜までの積層体がメッシュ形状になるように、レーザースクライブ法により一部を除去した。これにより、メッシュ形状の前面電極層、正孔取出し層、従光電変換層、電子取出し層、集電電極および第二中間電極層がパターン状に形成された基板Aを得た。
次に、上記アルミニウム膜上に、上述の光電変換層用塗工液をスピンコート法にて回転数600rpmの条件で塗布して主光電変換層を形成した。
次に、導電性高分子ペースト(ポリ−(3,4−エチレンジオキシチオフェン)分散品)をスピンコート法により上記主光電変換層上に成膜した後に、150℃で30分間乾燥させ、膜厚100nmの正孔取出し層を形成し、基板Bを得た。
実施例1において、レーザースクライブ法によりメッシュ形状の積層体を形成しなかったこと以外は、同様に有機薄膜太陽電池を作製した。
ソーラーシミュレーターにより100mW/cm2、A.M.1.5Gの条件で太陽電池性能を評価したところ、実施例1,2の有機薄膜太陽電池は、比較例1の有機薄膜太陽電池と比較して出力電流が50%上昇する結果が得られた。
2 … 背面電極層
2a… 透明電極層
2b… 第三集電電極
3 … 主光電変換層
4 … 中間透明電極層
5 … 集電電極
10… 主太陽電池セル
11… 従光電変換層
12… 前面電極層
12a… 透明電極
12b… 第二集電電極
13… 第二中間電極層
20… 従太陽電池セル
21… 透明基板
22… 空間
23… スペーサ
24… 透明絶縁部
30… 中間電極部材
W … 電力変換装置
L、L1、L2 … 光
Claims (5)
- 主太陽電池セルと、前記主太陽電池セル上にパターン状に形成された従太陽電池セルとを有する太陽電池であって、
前記主太陽電池セルは、背面電極層と、前記背面電極層上に形成された主光電変換層と、前記主光電変換層上に順不同に形成された中間透明電極層およびパターン状の集電電極とを有し、
前記従太陽電池セルは、前記集電電極上に配置されたパターン状の従光電変換層と、前記従光電変換層上に形成されたパターン状の前面電極層とを有し、
前記集電電極は、導電性金属から構成され、厚みが200nm〜800nmの範囲内であり、さらに前記集電電極のパターンの線幅は、前記従光電変換層のパターンの線幅と同じ線幅であり、
前記前面電極層は、透明電極から構成され、
前記背面電極層と、前記中間透明電極層および前記集電電極を有する中間電極部材と、前記前面電極層と、が電力変換装置に接続されていることを特徴とする太陽電池。 - 前記従太陽電池セル上に透明基板が配置され、前記主太陽電池セルおよび前記透明基板の間に透明絶縁材料を含有する透明絶縁部が設けられていることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池。
- 前記従太陽電池セル上に透明基板が配置され、前記主太陽電池セルおよび前記透明基板の間に空間が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池。
- 前記主太陽電池セルでは、前記主光電変換層上に前記中間透明電極層および前記集電電極が順に形成され、
前記従太陽電池セルでは、前記集電電極と前記従光電変換層との間にパターン状の第二中間電極層が形成され、
前記中間電極部材が、前記中間透明電極層、前記集電電極および前記第二中間電極層を有することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の太陽電池。 - 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の太陽電池が複数個直列または並列に接続されてなることを特徴とする太陽電池モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011187443A JP5866879B2 (ja) | 2011-08-30 | 2011-08-30 | 太陽電池および太陽電池モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011187443A JP5866879B2 (ja) | 2011-08-30 | 2011-08-30 | 太陽電池および太陽電池モジュール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013051266A JP2013051266A (ja) | 2013-03-14 |
JP5866879B2 true JP5866879B2 (ja) | 2016-02-24 |
Family
ID=48013110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011187443A Expired - Fee Related JP5866879B2 (ja) | 2011-08-30 | 2011-08-30 | 太陽電池および太陽電池モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5866879B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3016148A1 (en) * | 2014-10-28 | 2016-05-04 | Sol Voltaics AB | Dual layer photovoltaic device |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61199674A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-04 | Fuji Electric Co Ltd | 薄膜太陽電池モジユ−ル |
JPS6350149U (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-05 | ||
JPS63222472A (ja) * | 1987-03-11 | 1988-09-16 | Mitsubishi Electric Corp | 積層型光起電力素子 |
JP2004079997A (ja) * | 2002-06-19 | 2004-03-11 | Canon Inc | 発電システム及び発電装置 |
JP2004071716A (ja) * | 2002-08-02 | 2004-03-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | タンデム型光起電力素子及びその製造方法 |
JP4222910B2 (ja) * | 2003-09-17 | 2009-02-12 | 三洋電機株式会社 | 光起電力装置の製造方法 |
JP2006066707A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Sony Corp | 光電変換装置 |
JP5022246B2 (ja) * | 2008-01-17 | 2012-09-12 | 株式会社カネカ | 多接合型シリコン系薄膜光電変換装置 |
US20100084924A1 (en) * | 2008-10-07 | 2010-04-08 | Sunlight Photonics Inc. | Apparatus and method for producing ac power |
-
2011
- 2011-08-30 JP JP2011187443A patent/JP5866879B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013051266A (ja) | 2013-03-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101557587B1 (ko) | 유기태양전지 및 이의 제조방법 | |
JP5655568B2 (ja) | 有機光電変換素子、太陽電池及び光センサアレイ | |
JP5447521B2 (ja) | 有機光電変換素子、それを用いた太陽電池および光センサアレイ | |
JP5007772B2 (ja) | 有機系太陽電池モジュールおよび有機系太陽電池パネル | |
JP5326731B2 (ja) | 有機薄膜太陽電池 | |
JP5573372B2 (ja) | 有機薄膜太陽電池およびその製造方法 | |
JP2011100923A (ja) | 太陽電池の製造方法 | |
JP2011222819A (ja) | 太陽電池 | |
JP5444743B2 (ja) | 有機光電変換素子 | |
JP2011108883A (ja) | 太陽電池 | |
JP2012212705A (ja) | 太陽電池モジュールおよび太陽電池 | |
JP5077407B2 (ja) | 太陽電池および太陽電池モジュール | |
KR20120054643A (ko) | 유기 감광성 광전자 소자 | |
JP5051147B2 (ja) | 太陽電池モジュール及び太陽光発電装置 | |
JP5866879B2 (ja) | 太陽電池および太陽電池モジュール | |
JP2013026483A (ja) | 有機光電変換素子、有機光電変換素子の製造方法及び太陽電池 | |
JP5944120B2 (ja) | 有機光電変換素子とその製造方法、およびそれを用いた有機太陽電池 | |
JP5652314B2 (ja) | 有機光電変換素子およびその製造方法 | |
JP5077408B2 (ja) | 太陽電池および太陽電池モジュール | |
JP2009260209A (ja) | 積層型光電変換装置及び光電変換モジュール | |
JP5673332B2 (ja) | 太陽電池モジュールおよび太陽電池 | |
Musselman et al. | Fundamental understanding of solar cells | |
JP2013055216A (ja) | 太陽電池および太陽電池モジュール | |
JP2014524143A (ja) | 二成分系電子選択性バッファー層及び同層を用いる光起電力電池 | |
JP2013089627A (ja) | 有機光電変換素子、およびそれを用いた有機太陽電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140626 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150318 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150324 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150508 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150908 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151221 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5866879 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |