JP5866566B2 - モリブデンと銅を含む多層膜用エッチング液とエッチング濃縮液およびエッチング方法 - Google Patents
モリブデンと銅を含む多層膜用エッチング液とエッチング濃縮液およびエッチング方法 Download PDFInfo
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Description
(1)加工精度が高く一様であること。
(2)加工後の配線断面が所定の角度の順テーパーであること。
(3)銅イオンが含まれることでエッチングレートが変化しないこと(バスライフが長いこと)。
(4)析出物の発生が少ないこと。
過酸化水素と、
酸性有機酸と、
アミン化合物と、
過酸化水素分解抑制剤と、
アゾール類と、
アルミニウム塩を含む析出防止剤を含み、
前記酸性有機酸は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、グリコール酸、ジグリコール酸、ピルビン酸、マロン酸、酪酸、ヒドロキシ酪酸、酒石酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、吉草酸、グルタル酸、イタコン酸、カプロン酸、アジピン酸、クエン酸、プロパントリカルボン酸、trans−アコニット酸、エナント酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、安息香酸、サリチル酸、マンデル酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、カルバミン酸、アラニン、グリシン、アスパラギン、アスパラギン酸、サルコシン、セリン、グルタミン、グルタミン酸、4−アミノ酪酸、イミノジ酪酸、アルギニン、ロイシン、イソロイシン、ニトリロ三酢酸のうち少なくとも1種が用いられ、
前記アミン化合物は、エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、1,2−プロパンジアミン、1,3−プロパンジアミン、N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン、N,N−ジエチル−1,3−プロパンジアミン、1,3−ジアミノブタン、2,3−ジアミノブタン、ペンタメチレンジアミン、2,4−ジアミノペンタン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、N−メチルエチレンジアミン、N,N−ジメチルエチレンジアミン、トリメチルエチレンジアミン、N−エチルエチレンジアミン、N,N−ジエチルエチレンジアミン、トリエチルエチレンジアミン、1,2,3−トリアミノプロパン、ヒドラジン、トリス(2−アミノエチル)アミン、テトラ(アミノメチル)メタン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチルペンタミン、ヘプタエチレンオクタミン、ノナエチレンデカミン、ジアザビシクロウンデセンなどのポリアミン;エタノールアミン、N−メチルエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N−エチルエタノールアミン、N−アミノエチルエタノールアミン、N−プロピルエタノールアミン、N−ブチルエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、1−アミノ−2−プロパノール、N−メチルイソプロパノールアミン、N−エチルイソプロパノールアミン、N−プロピルイソプロパノールアミン、2−アミノプロパン−1−オール、N−メチル−2−アミノ−プロパン−1−オール、N−エチル−2−アミノ−プロパン−1−オール、1−アミノプロパン−3−オール、N−メチル−1−アミノプロパン−3−オール、N−エチル−1−アミノプロパン−3−オール、1−アミノブタン−2−オール、N−メチル−1−アミノブタン−2−オール、N−エチル−1−アミノブタン−2オール、2−アミノブタン−1−オール、N−メチル−2−アミノブタン−1−オール、N−エチル−2−アミノブタン−1−オール、3−アミノブタン−1−オール、N−メチル−3−アミノブタン−1−オール、N−エチル−3−アミノブタン−1−オール、1−アミノブタン−4−オール、N−メチル1−アミノブタン−4−オール、N−エチル−1−アミノブタン−4−オール、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オール、2−アミノ−2−メチルプロパン−1−オール、1−アミノペンタン−4−オール、2−アミノ−4−メチルペンタン−1−オール、2−アミノヘキサン−1−オール、3−アミノヘプタン−4−オール、1−アミノオクタン−2−オール、5−アミノオクタン−4−オール、1−アミノプパン−2,3−ジオール、2−アミノプロパン−1,3−ジオール、トリス(オキシメチル)アミノメタン、1,2−ジアミノプロパン−3−オール、1,3−ジアミノプロパン−2−オール、2−(2−アミノエトキシ)エタノール、2−(2−アミノエチルアミノ)エタノール、あるいはジグリコールアミンから単独若しくは複数を組み合わせて用いられ、
前記過酸化水素分解抑制剤は、フェニル尿素、アリル尿素、1,3−ジメチル尿素、チオ尿素、フェニル酢酸アミド、フェニルエチレングリコール、1−プロパノール、あるいは2−プロパノールのうち少なくとも1種を含み、
前記アゾール類としては、1H−ベンゾトリアゾール、5−メチル−1H−ベンゾトリアゾール、3−アミノ−1H−トリアゾール、1H−テトラゾール、5−メチル−1H−テトラゾール、5−フェニル−1H−テトラゾール、5−アミノ−1H−テトラゾール、1H−イミダゾール、1H−ベンゾイミダゾール、1,3−チアゾール、あるいは4−メチルチアゾールのうち少なくとも1種を含み、
前記アルミニウム塩を含む析出防止剤としては、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、塩化アルミニウム、乳酸アルミニウム、酢酸アルミニウム、あるいは炭酸アルミニウムのうちの少なくとも1種であることを特徴とする。
酸性有機酸と、
アミン化合物と、
過酸化水素分解抑制剤と、
アゾール類と、
アルミニウム塩を含む析出防止剤と、
水を含み、
前記酸性有機酸は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、グリコール酸、ジグリコール酸、ピルビン酸、マロン酸、酪酸、ヒドロキシ酪酸、酒石酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、吉草酸、グルタル酸、イタコン酸、カプロン酸、アジピン酸、クエン酸、プロパントリカルボン酸、trans−アコニット酸、エナント酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、安息香酸、サリチル酸、マンデル酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、カルバミン酸、アラニン、グリシン、アスパラギン、アスパラギン酸、サルコシン、セリン、グルタミン、グルタミン酸、4−アミノ酪酸、イミノジ酪酸、アルギニン、ロイシン、イソロイシン、ニトリロ三酢酸のうち少なくとも1種が用いられ、
前記アミン化合物としては、エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、1,2−プロパンジアミン、1,3−プロパンジアミン、N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン、N,N−ジエチル−1,3−プロパンジアミン、1,3−ジアミノブタン、2,3−ジアミノブタン、ペンタメチレンジアミン、2,4−ジアミノペンタン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、N−メチルエチレンジアミン、N,N−ジメチルエチレンジアミン、トリメチルエチレンジアミン、N−エチルエチレンジアミン、N,N−ジエチルエチレンジアミン、トリエチルエチレンジアミン、1,2,3−トリアミノプロパン、ヒドラジン、トリス(2−アミノエチル)アミン、テトラ(アミノメチル)メタン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチルペンタミン、ヘプタエチレンオクタミン、ノナエチレンデカミン、ジアザビシクロウンデセンなどのポリアミン;エタノールアミン、N−メチルエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N−エチルエタノールアミン、N−アミノエチルエタノールアミン、N−プロピルエタノールアミン、N−ブチルエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、1−アミノ−2−プロパノール、N−メチルイソプロパノールアミン、N−エチルイソプロパノールアミン、N−プロピルイソプロパノールアミン、2−アミノプロパン−1−オール、N−メチル−2−アミノ−プロパン−1−オール、N−エチル−2−アミノ−プロパン−1−オール、1−アミノプロパン−3−オール、N−メチル−1−アミノプロパン−3−オール、N−エチル−1−アミノプロパン−3−オール、1−アミノブタン−2−オール、N−メチル−1−アミノブタン−2−オール、N−エチル−1−アミノブタン−2オール、2−アミノブタン−1−オール、N−メチル−2−アミノブタン−1−オール、N−エチル−2−アミノブタン−1−オール、3−アミノブタン−1−オール、N−メチル−3−アミノブタン−1−オール、N−エチル−3−アミノブタン−1−オール、1−アミノブタン−4−オール、N−メチル1−アミノブタン−4−オール、N−エチル−1−アミノブタン−4−オール、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オール、2−アミノ−2−メチルプロパン−1−オール、1−アミノペンタン−4−オール、2−アミノ−4−メチルペンタン−1−オール、2−アミノヘキサン−1−オール、3−アミノヘプタン−4−オール、1−アミノオクタン−2−オール、5−アミノオクタン−4−オール、1−アミノプパン−2,3−ジオール、2−アミノプロパン−1,3−ジオール、トリス(オキシメチル)アミノメタン、1,2−ジアミノプロパン−3−オール、1,3−ジアミノプロパン−2−オール、2−(2−アミノエトキシ)エタノール、2−(2−アミノエチルアミノ)エタノール、あるいはジグリコールアミンから単独若しくは複数を組み合わせて用いられ、
前記過酸化水素分解抑制剤としては、フェニル尿素、アリル尿素、1,3−ジメチル尿素、チオ尿素、フェニル酢酸アミド、フェニルエチレングリコール、1−プロパノール、あるいは2−プロパノールのうち少なくとも1種を含み、
前記アゾール類としては、1H−ベンゾトリアゾール、5−メチル−1H−ベンゾトリアゾール、3−アミノ−1H−トリアゾール、1H−テトラゾール、5−メチル−1H−テトラゾール、5−フェニル−1H−テトラゾール、5−アミノ−1H−テトラゾール、1H−イミダゾール、1H−ベンゾイミダゾール、1,3−チアゾール、あるいは4−メチルチアゾールのうち少なくとも1種を含み、
前記アルミニウム塩を含む析出防止剤としては、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、塩化アルミニウム、乳酸アルミニウム、酢酸アルミニウム、あるいは炭酸アルミニウムのうちの少なくとも1種であることを特徴とするモリブデンと銅を含むことを特徴とする。
酸性有機酸と、
アミン化合物と、
過酸化水素分解抑制剤と、
アゾール類と、
アルミニウム塩を含む析出防止剤と、
水を含むエッチング濃縮液と水と過酸化水素を調合し多層膜用エッチング液を調合する工程と、
前記多層膜用エッチング液を被処理基板に接触させる工程を含み、
前記酸性有機酸は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、グリコール酸、ジグリコール酸、ピルビン酸、マロン酸、酪酸、ヒドロキシ酪酸、酒石酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、吉草酸、グルタル酸、イタコン酸、カプロン酸、アジピン酸、クエン酸、プロパントリカルボン酸、trans−アコニット酸、エナント酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、安息香酸、サリチル酸、マンデル酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、カルバミン酸、アラニン、グリシン、アスパラギン、アスパラギン酸、サルコシン、セリン、グルタミン、グルタミン酸、4−アミノ酪酸、イミノジ酪酸、アルギニン、ロイシン、イソロイシン、ニトリロ三酢酸のうち少なくとも1種が用いられ、
前記アミン化合物としては、エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、1,2−プロパンジアミン、1,3−プロパンジアミン、N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン、N,N−ジエチル−1,3−プロパンジアミン、1,3−ジアミノブタン、2,3−ジアミノブタン、ペンタメチレンジアミン、2,4−ジアミノペンタン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、N−メチルエチレンジアミン、N,N−ジメチルエチレンジアミン、トリメチルエチレンジアミン、N−エチルエチレンジアミン、N,N−ジエチルエチレンジアミン、トリエチルエチレンジアミン、1,2,3−トリアミノプロパン、ヒドラジン、トリス(2−アミノエチル)アミン、テトラ(アミノメチル)メタン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチルペンタミン、ヘプタエチレンオクタミン、ノナエチレンデカミン、ジアザビシクロウンデセンなどのポリアミン;エタノールアミン、N−メチルエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N−エチルエタノールアミン、N−アミノエチルエタノールアミン、N−プロピルエタノールアミン、N−ブチルエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、1−アミノ−2−プロパノール、N−メチルイソプロパノールアミン、N−エチルイソプロパノールアミン、N−プロピルイソプロパノールアミン、2−アミノプロパン−1−オール、N−メチル−2−アミノ−プロパン−1−オール、N−エチル−2−アミノ−プロパン−1−オール、1−アミノプロパン−3−オール、N−メチル−1−アミノプロパン−3−オール、N−エチル−1−アミノプロパン−3−オール、1−アミノブタン−2−オール、N−メチル−1−アミノブタン−2−オール、N−エチル−1−アミノブタン−2オール、2−アミノブタン−1−オール、N−メチル−2−アミノブタン−1−オール、N−エチル−2−アミノブタン−1−オール、3−アミノブタン−1−オール、N−メチル−3−アミノブタン−1−オール、N−エチル−3−アミノブタン−1−オール、1−アミノブタン−4−オール、N−メチル1−アミノブタン−4−オール、N−エチル−1−アミノブタン−4−オール、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オール、2−アミノ−2−メチルプロパン−1−オール、1−アミノペンタン−4−オール、2−アミノ−4−メチルペンタン−1−オール、2−アミノヘキサン−1−オール、3−アミノヘプタン−4−オール、1−アミノオクタン−2−オール、5−アミノオクタン−4−オール、1−アミノプパン−2,3−ジオール、2−アミノプロパン−1,3−ジオール、トリス(オキシメチル)アミノメタン、1,2−ジアミノプロパン−3−オール、1,3−ジアミノプロパン−2−オール、2−(2−アミノエトキシ)エタノール、2−(2−アミノエチルアミノ)エタノール、あるいはジグリコールアミンから単独若しくは複数を組み合わせて用いられ、
前記過酸化水素分解抑制剤としては、フェニル尿素、アリル尿素、1,3−ジメチル尿素、チオ尿素、フェニル酢酸アミド、フェニルエチレングリコール、1−プロパノール、あるいは2−プロパノールのうち少なくとも1種を含み、
前記アゾール類としては、1H−ベンゾトリアゾール、5−メチル−1H−ベンゾトリアゾール、3−アミノ−1H−トリアゾール、1H−テトラゾール、5−メチル−1H−テトラゾール、5−フェニル−1H−テトラゾール、5−アミノ−1H−テトラゾール、1H−イミダゾール、1H−ベンゾイミダゾール、1,3−チアゾール、あるいは4−メチルチアゾールのうち少なくとも1種を含み、
前記アルミニウム塩を含む析出防止剤としては、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、塩化アルミニウム、乳酸アルミニウム、酢酸アルミニウム、あるいは炭酸アルミニウムのうちの少なくとも1種であることを特徴とする。
銅のエッチングは、銅が酸化され、酸化銅(CuO)となり、酸(有機酸)により溶解される。また、モリブデンのエッチングは、酸化され酸化モリブデン(MoO3)になり、水に溶解する。過酸化水素は、銅とモリブデンを酸化する酸化剤として用いられる。過酸化水素は、エッチング液全量の4.0質量%〜5.8質量%が好ましい。なお、過酸化水素は例えば、濃度35%の過水(過酸化水素水)として供給される。
有機酸は、銅膜をエッチングするとともに、エッチングされた配線の断面のテーパー角度を調整する役目を負う。また、過酸化水素の分解を抑制する機能もある程度有すると考えられる。有機酸には酸性有機酸を用いる。なお、本発明に係る多層膜用エッチング液では、後述する析出防止剤として中性有機酸が含まれてもよい。
アミン化合物はエッチング液のpH調整を担う。アミン化合物としては、炭素数2〜10のものが好適に利用できる。より具体的には、エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、1,2−プロパンジアミン、1,3−プロパンジアミン、N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン、N,N−ジエチル−1,3−プロパンジアミン、1,3−ジアミノブタン、2,3−ジアミノブタン、ペンタメチレンジアミン、2,4−ジアミノペンタン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、N−メチルエチレンジアミン、N,N−ジメチルエチレンジアミン、トリメチルエチレンジアミン、N−エチルエチレンジアミン、N,N−ジエチルエチレンジアミン、トリエチルエチレンジアミン、1,2,3−トリアミノプロパン、ヒドラジン、トリス(2−アミノエチル)アミン、テトラ(アミノメチル)メタン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチルペンタミン、ヘプタエチレンオクタミン、ノナエチレンデカミン、ジアザビシクロウンデセンなどのポリアミン;エタノールアミン、N−メチルエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N−エチルエタノールアミン、N−アミノエチルエタノールアミン、N−プロピルエタノールアミン、N−ブチルエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、1−アミノ−2−プロパノール、N−メチルイソプロパノールアミン、N−エチルイソプロパノールアミン、N−プロピルイソプロパノールアミン、2−アミノプロパン−1−オール、N−メチル−2−アミノ−プロパン−1−オール、N−エチル−2−アミノ−プロパン−1−オール、1−アミノプロパン−3−オール、N−メチル−1−アミノプロパン−3−オール、N−エチル−1−アミノプロパン−3−オール、1−アミノブタン−2−オール、N−メチル−1−アミノブタン−2−オール、N−エチル−1−アミノブタン−2オール、2−アミノブタン−1−オール、N−メチル−2−アミノブタン−1−オール、N−エチル−2−アミノブタン−1−オール、3−アミノブタン−1−オール、N−メチル−3−アミノブタン−1−オール、N−エチル−3−アミノブタン−1−オール、1−アミノブタン−4−オール、N−メチル1−アミノブタン−4−オール、N−エチル−1−アミノブタン−4−オール、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オール、2−アミノ−2−メチルプロパン−1−オール、1−アミノペンタン−4−オール、2−アミノ−4−メチルペンタン−1−オール、2−アミノヘキサン−1−オール、3−アミノヘプタン−4−オール、1−アミノオクタン−2−オール、5−アミノオクタン−4−オール、1−アミノプパン−2,3−ジオール、2−アミノプロパン−1,3−ジオール、トリス(オキシメチル)アミノメタン、1,2−ジアミノプロパン−3−オール、1,3−ジアミノプロパン−2−オール、2−(2−アミノエトキシ)エタノール、2−(2−アミノエチルアミノ)エタノール、ジグリコールアミンなどのアルカノールアミンが好ましく挙げられ、これらを単独で又は複数を組み合わせて用いることができる。これらの中でも、1−アミノ−2−プロパノールが特に好ましい。また、アミン化合物はエッチング液全量に対して、0.5質量%から2.0質量%含有させるのが好ましい。
本発明に係る多層膜用エッチング液では、酸化剤として過酸化水素を利用している。過酸化水素は、自己分解するため、その分解を抑制する分解抑制剤を添加する。過水安定剤とも呼ぶ。エッチング液のライフを長くするためである。主たる過酸化水素分解抑制剤としては、フェニル尿素、アリル尿素、1,3−ジメチル尿素、チオ尿素などの尿素系過酸化水素安定剤のほか、フェニル酢酸アミド、フェニルエチレングリコールや、1−プロパノール、2−プロパノール等の低級アルコールなどが好ましく挙げられる。
本発明に係る多層膜用エッチング液では、Cuのエッチングレートを抑制し、Moの残渣を除去するためにアゾール類を含有する。アゾール類としては、トリアゾール類、テトラゾール類、イミダゾール類、チアゾール類等が好適に利用することができる。より具体的には、以下のものが列挙できる。トリアゾール類としては、1H−ベンゾトリアゾール、5−メチル−1H−ベンゾトリアゾール、3−アミノ−1H−トリアゾール等が好適に利用できる。
すでに述べたように過酸化水素を主体とするエッチング液に有機酸を含有させると、エッチングされた配線の断面のテーパー角度を調整することができる。しかし、有機酸は過酸化水素によって酸化分解されシュウ酸が生成する。このシュウ酸とエッチングされてエッチング液中に存在する銅イオンによってシュウ酸銅が生成され、析出物となる。アルミニウムイオンは、銅よりもシュウ酸と錯体を形成しやすく、しかも溶解度はシュウ酸銅より高い。
本発明に係る多層膜用エッチング液は、エッチングが進みCuイオンやMoイオンが含まれるようになると、Cuイオン濃度の増加に応じてエッチングレートは変化することが確認された。エッチング装置の運転は、エッチングレートの変化が一定の許容範囲に収まるようにエッチング濃縮液や過酸化水素水を添加して制御されるので、新液の状態でもこの許容範囲に収まるようにするのが好ましい。そこで、エッチング液には、所定の範囲のCuイオンを含有させてもよい。具体的には、500ppmから7000ppm、好ましくは、2000ppmから4000ppmであれば、エッチングレートの変化を想定しやすく好ましい。
本発明の多層膜用エッチング液には、これらの成分の他、水とエッチング性能を阻害しない範囲で、通常用いられる各種添加剤が添加されてもよい。水は、精密加工を目的とするため、異物が存在しない物が望ましい。純水若しくは超純水であれば好ましい。
本発明に係る多層膜用エッチング液は、pH2〜6、より好ましくはpH3〜4.5の範囲で使用されるのが好ましい。また、エッチング液は、20℃から40℃の間で使用することができる。より好ましくは25℃から35℃であり、最も好ましくは30℃から35℃がよい。
本発明に係る多層膜用エッチング液には、過酸化水素が用いられる。過酸化水素は自己分解する。そのためエッチング液には、過酸化水素分解抑制剤が含まれている。しかし、保存の際には、過酸化水素とその他の液体を分けて保存しても良い。また、水および銅イオンを除いた原料(「エッチング液原料」と呼ぶ。)だけをまとめて保存してもよい。なお、エッチング液原料には、液体のものと粉体のものが存在してもよい。すなわち、本発明に係る多層膜用エッチング液は、エッチング液原料と、水と、過酸化水素を合わせて完成させてもよい。
本発明に係る多層膜用エッチング液を用いる対象は、モリブデンが下層で、銅が上層となった銅/モリブデンの多層膜である。下層のモリブデンの厚みは、上層の銅の厚みより薄い。下層の厚みをt0とし上層の厚みをt1とすると、t0/t1の範囲が0.01から0.2までの範囲の構成である。t0/t1の範囲がこの範囲を外れて、Mo層が厚すぎると、Mo層の残渣が生じやすく、逆に薄すぎるとCu層の下地層としての役割を果たさなくなる。
本発明に係る多層膜用エッチング液に対しては、銅およびモリブデンのエッチングレート(nm/min)、エッチングされた配線の断面のテーパー角(°)、モリブデン層のアンダーカット、基板上に残ったモリブデン層(「Mo残渣」と呼ぶ。)、オーバーエッチング耐性、析出物の有無、過酸化水素分解速度(質量%/日)の項目で評価を行った。
酸性有機酸として、
グリコール酸を1.87質量%、
マロン酸を3.41質量%、
乳酸を0.69質量%、
アミン化合物として、
1アミノ2プロパノールを2.20質量%、
過水安定剤として、
フェニル尿素を0.10質量%、
アゾール類として、
1Hテトラゾール5アミン一水和物(CH3N5・H2O:以下同じ)を0.12質量%
析出防止剤として
硝酸アルミニウムを0.28質量%
からなるエッチング液原料を水86.03質量%と調合し、エッチング濃縮液を調製した。
酸性有機酸として、
グリコール酸を1.87質量%、
マロン酸を3.41質量%、
乳酸を0.69質量%、
アミン化合物として、
1アミノ2プロパノールを2.20質量%、
過水安定剤として、
フェニル尿素を0.10質量%、
アゾール類として、
1Hテトラゾール5アミン一水和物を0.12質量%
析出防止剤として
乳酸アルミニウムを0.22質量%
からなるエッチング液原料を水86.09質量%と調合し、エッチング濃縮液を調製した。
酸性有機酸として、
グリコール酸を1.87質量%、
マロン酸を3.41質量%、
乳酸を0.69質量%、
アミン化合物として、
1アミノ2プロパノールを2.20質量%、
過水安定剤として、
フェニル尿素を0.10質量%、
アゾール類として、
1Hテトラゾール5アミン一水和物を0.12質量%
析出防止剤として
βアラニンを0.56質量%、
硝酸アルミニウムを0.28質量%
からなるエッチング液原料を水85.47質量%と調合し、エッチング濃縮液を調製した。
酸性有機酸として、
グリコール酸を1.87質量%、
マロン酸を3.41質量%、
乳酸を0.69質量%、
アミン化合物として、
1アミノ2プロパノールを2.20質量%、
過水安定剤として、
フェニル尿素を0.10質量%、
アゾール類として、
1Hテトラゾール5アミン一水和物を0.12質量%
析出防止剤として
βアラニンを0.56質量%、
乳酸アルミニウムを0.22質量%
からなるエッチング液原料を水85.53質量%と調合し、エッチング濃縮液を調製した。
酸性有機酸として、
グリコール酸を1.87質量%、
マロン酸を3.41質量%、
乳酸を0.08質量%、
アミン化合物として、
1アミノ2プロパノールを2.20質量%、
過水安定剤として、
フェニル尿素を0.10質量%、
アゾール類として、
1Hテトラゾール5アミン一水和物を0.12質量%
析出防止剤として
βアラニンを0.56質量%、
乳酸アルミニウムを0.87質量%
からなるエッチング液原料を水85.49質量%と調合し、エッチング濃縮液を調製した。
無機酸として、
硝酸を0.06質量%、
酸性有機酸として、
グリコール酸を1.87質量%、
マロン酸を3.42質量%
乳酸を0.81質量%
アミン化合物として
1アミノ2プロパノールを2.28質量%、
過水安定剤として、
フェニル尿素を0.10質量%、
アゾール類として、
1Hテトラゾール5アミン一水和物を0.12質量%
からなるエッチング液原料を水86.04質量%と調合し、エッチング濃縮液を調製した。この比較例1には析出防止剤に相当するものは含まれていない。
酸性有機酸として、
グリコール酸を1.87質量%、
マロン酸を3.41質量%
乳酸を0.87質量%
アミン化合物として
1アミノ2プロパノールを2.20質量%、
過水安定剤として、
フェニル尿素を0.10質量%、
アゾール類として、
1Hテトラゾール5アミン一水和物を0.12質量%
析出防止剤として、
βアラニンを0.55質量%からなるエッチング液原料を水85.58質量%と調合し、エッチング濃縮液を調製した。
酸性有機酸として、
グリコール酸を1.87質量%、
マロン酸を3.41質量%
乳酸を0.87質量%
アミン化合物として
1アミノ2プロパノールを2.20質量%、
過水安定剤として、
フェニル尿素を0.10質量%、
アゾール類として、
1Hテトラゾール5アミン一水和物を0.12質量%
析出防止剤として、
グリシンを0.55質量%からなるエッチング液原料を水85.58質量%と調合し、エッチング濃縮液を調製した。
酸性有機酸として、
グリコール酸を1.87質量%、
マロン酸を3.41質量%
乳酸を0.87質量%
アミン化合物として
1アミノ2プロパノールを2.20質量%、
過水安定剤として、
フェニル尿素を0.10質量%、
アゾール類として、
1Hテトラゾール5アミン一水和物を0.12質量%
析出防止剤として、
EDTA(エチレンジアミン四酢酸)を0.55質量%からなるエッチング液原料を水85.58質量%と調合し、エッチング濃縮液を調製した。
酸性有機酸として、
グリコール酸を1.87質量%、
マロン酸を3.41質量%
乳酸を0.69質量%
アミン化合物として
1アミノ2プロパノールを2.20質量%、
過水安定剤として、
フェニル尿素を0.10質量%、
アゾール類として、
1Hテトラゾール5アミン一水和物を0.12質量%
析出防止剤として、
水酸化アルミニウムからなるエッチング液原料を作製しようとしたが、水酸化アルミニウムは溶解せず、エッチング液原料を作製できなかった。結果は表3に示した。
酸性有機酸として、
グリコール酸を1.87質量%、
マロン酸を3.41質量%
乳酸を0.69質量%
アミン化合物として
1アミノ2プロパノールを2.20質量%、
過水安定剤として、
フェニル尿素を0.10質量%、
アゾール類として、
1Hテトラゾール5アミン一水和物を0.12質量%
析出防止剤として、
硫酸ニッケルを0.38質量%からなるエッチング液原料を水91.23質量%と調合し、エッチング濃縮液を調製した。
酸化剤として、
硫酸銅を1.35質量%、
酸性有機酸として、
クエン酸を10.00質量%、
グリシン15.00質量%
からなるエッチング液原料を水75.00質量%と調合し、エッチング液を調製した。
酸化剤として、
硫酸銅を5.88質量%、
酸性有機酸として、
クエン酸を10.00質量%、
グリシン15.00質量%
からなるエッチング液原料を水75.00質量%と調合し、エッチング液を調製した。
酸化剤として、
塩化銅を1.10質量%、
酸性有機酸として、
クエン酸を10.00質量%、
グリシン15.00質量%
からなるエッチング液原料を水73.90質量%と調合し、エッチング液を調製した。
酸化剤として、
塩化銅を5.10質量%、
酸性有機酸として、
クエン酸を10.00質量%、
グリシン15.00質量%
からなるエッチング液原料を水69.90質量%と調合し、エッチング液を調製した。
酸化剤として、
塩化銅を1.20質量%、
酸性有機酸として、
クエン酸を10.00質量%、
βアラニンを15.00質量%
からなるエッチング液原料を水73.80質量%と調合し、エッチング液を調製した。
酸化剤として、
塩化銅を5.00質量%、
酸性有機酸として、
クエン酸を10.00質量%、
βアラニンを15.00質量%
からなるエッチング液原料を水70.00質量%と調合し、エッチング液を調製した。
実施例1乃至実施例5は、本発明に係る多層膜用エッチング液である。アルミニウム塩を含んでいるので、水色の析出物(シュウ酸銅)は発生しない。また、中性有機酸であるβアラニンをアルミニウム塩と同時に使用したが(実施例3乃至5)、特に不具合は生じなかった。また、酸性有機酸にグリコール酸、マロン酸、乳酸の3種を同時に使用した。これらは、いずれのサンプルでも、析出物が無いうえに、テーパー角、Moアンダーカット、Mo残渣、O.E.耐性のいずれの項目も丸評価であった。さらに、過酸化水素分解速度も0.1質量%/日未満であり、望ましい結果を得ることができた。
2 銅層
3 モリブデン層
4 レジスト(層)
5 テーパー角
6 傾斜面
10 アンダーカット部分
Claims (11)
- 過酸化水素と、
酸性有機酸と、
アミン化合物と、
過酸化水素分解抑制剤と、
アゾール類と、
アルミニウム塩を含む析出防止剤を含み、
前記酸性有機酸は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、グリコール酸、ジグリコール酸、ピルビン酸、マロン酸、酪酸、ヒドロキシ酪酸、酒石酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、吉草酸、グルタル酸、イタコン酸、カプロン酸、アジピン酸、クエン酸、プロパントリカルボン酸、trans−アコニット酸、エナント酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、安息香酸、サリチル酸、マンデル酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、カルバミン酸、アラニン、グリシン、アスパラギン、アスパラギン酸、サルコシン、セリン、グルタミン、グルタミン酸、4−アミノ酪酸、イミノジ酪酸、アルギニン、ロイシン、イソロイシン、ニトリロ三酢酸のうち少なくとも1種が用いられ、
前記アミン化合物は、エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、1,2−プロパンジアミン、1,3−プロパンジアミン、N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン、N,N−ジエチル−1,3−プロパンジアミン、1,3−ジアミノブタン、2,3−ジアミノブタン、ペンタメチレンジアミン、2,4−ジアミノペンタン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、N−メチルエチレンジアミン、N,N−ジメチルエチレンジアミン、トリメチルエチレンジアミン、N−エチルエチレンジアミン、N,N−ジエチルエチレンジアミン、トリエチルエチレンジアミン、1,2,3−トリアミノプロパン、ヒドラジン、トリス(2−アミノエチル)アミン、テトラ(アミノメチル)メタン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチルペンタミン、ヘプタエチレンオクタミン、ノナエチレンデカミン、ジアザビシクロウンデセンなどのポリアミン;エタノールアミン、N−メチルエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N−エチルエタノールアミン、N−アミノエチルエタノールアミン、N−プロピルエタノールアミン、N−ブチルエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、1−アミノ−2−プロパノール、N−メチルイソプロパノールアミン、N−エチルイソプロパノールアミン、N−プロピルイソプロパノールアミン、2−アミノプロパン−1−オール、N−メチル−2−アミノ−プロパン−1−オール、N−エチル−2−アミノ−プロパン−1−オール、1−アミノプロパン−3−オール、N−メチル−1−アミノプロパン−3−オール、N−エチル−1−アミノプロパン−3−オール、1−アミノブタン−2−オール、N−メチル−1−アミノブタン−2−オール、N−エチル−1−アミノブタン−2オール、2−アミノブタン−1−オール、N−メチル−2−アミノブタン−1−オール、N−エチル−2−アミノブタン−1−オール、3−アミノブタン−1−オール、N−メチル−3−アミノブタン−1−オール、N−エチル−3−アミノブタン−1−オール、1−アミノブタン−4−オール、N−メチル1−アミノブタン−4−オール、N−エチル−1−アミノブタン−4−オール、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オール、2−アミノ−2−メチルプロパン−1−オール、1−アミノペンタン−4−オール、2−アミノ−4−メチルペンタン−1−オール、2−アミノヘキサン−1−オール、3−アミノヘプタン−4−オール、1−アミノオクタン−2−オール、5−アミノオクタン−4−オール、1−アミノプパン−2,3−ジオール、2−アミノプロパン−1,3−ジオール、トリス(オキシメチル)アミノメタン、1,2−ジアミノプロパン−3−オール、1,3−ジアミノプロパン−2−オール、2−(2−アミノエトキシ)エタノール、2−(2−アミノエチルアミノ)エタノール、あるいはジグリコールアミンから単独若しくは複数を組み合わせて用いられ、
前記過酸化水素分解抑制剤は、フェニル尿素、アリル尿素、1,3−ジメチル尿素、チオ尿素、フェニル酢酸アミド、フェニルエチレングリコール、1−プロパノール、あるいは2−プロパノールのうち少なくとも1種を含み、
前記アゾール類としては、1H−ベンゾトリアゾール、5−メチル−1H−ベンゾトリアゾール、3−アミノ−1H−トリアゾール、1H−テトラゾール、5−メチル−1H−テトラゾール、5−フェニル−1H−テトラゾール、5−アミノ−1H−テトラゾール、1H−イミダゾール、1H−ベンゾイミダゾール、1,3−チアゾール、あるいは4−メチルチアゾールのうち少なくとも1種を含み、
前記アルミニウム塩を含む析出防止剤としては、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、塩化アルミニウム、乳酸アルミニウム、酢酸アルミニウム、あるいは炭酸アルミニウムのうちの少なくとも1種であることを特徴とするモリブデンと銅を含む多層膜用エッチング液。 - 前記アルミニウム塩は乳酸アルミニウム若しくは硝酸アルミニウムの何れかを含むことを特徴とする請求項1に記載されたモリブデンと銅を含む多層膜用エッチング液。
- 前記酸性有機酸は、グリコール酸、マロン酸、乳酸のうち少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1または2の何れかの請求項に記載されたモリブデンと銅を含む多層膜用エッチング液。
- 前記アミン化合物が、1アミノ2プロパノールであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載されたモリブデンと銅を含む多層膜用エッチング液。
- 前記過酸化水素分解抑制剤はフェニル尿素であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載されたモリブデンと銅を含む多層膜用エッチング液。
- 前記アゾール類は、1Hテトラゾール5アミンであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載されたモリブデンと銅を含む多層膜用エッチング液。
- 前記析出防止剤には、βアラニンが含まれることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1の請求項に記載されたモリブデンと銅を含む多層膜用エッチング液。
- さらに銅イオンを500〜7000ppm含むことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1の請求項に記載されたモリブデンと銅を含む多層膜用エッチング液。
- 酸性有機酸と、
アミン化合物と、
過酸化水素分解抑制剤と、
アゾール類と、
アルミニウム塩を含む析出防止剤と、
水を含み、
前記酸性有機酸は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、グリコール酸、ジグリコール酸、ピルビン酸、マロン酸、酪酸、ヒドロキシ酪酸、酒石酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、吉草酸、グルタル酸、イタコン酸、カプロン酸、アジピン酸、クエン酸、プロパントリカルボン酸、trans−アコニット酸、エナント酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、安息香酸、サリチル酸、マンデル酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、カルバミン酸、アラニン、グリシン、アスパラギン、アスパラギン酸、サルコシン、セリン、グルタミン、グルタミン酸、4−アミノ酪酸、イミノジ酪酸、アルギニン、ロイシン、イソロイシン、ニトリロ三酢酸のうち少なくとも1種が用いられ、
前記アミン化合物としては、エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、1,2−プロパンジアミン、1,3−プロパンジアミン、N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン、N,N−ジエチル−1,3−プロパンジアミン、1,3−ジアミノブタン、2,3−ジアミノブタン、ペンタメチレンジアミン、2,4−ジアミノペンタン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、N−メチルエチレンジアミン、N,N−ジメチルエチレンジアミン、トリメチルエチレンジアミン、N−エチルエチレンジアミン、N,N−ジエチルエチレンジアミン、トリエチルエチレンジアミン、1,2,3−トリアミノプロパン、ヒドラジン、トリス(2−アミノエチル)アミン、テトラ(アミノメチル)メタン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチルペンタミン、ヘプタエチレンオクタミン、ノナエチレンデカミン、ジアザビシクロウンデセンなどのポリアミン;エタノールアミン、N−メチルエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N−エチルエタノールアミン、N−アミノエチルエタノールアミン、N−プロピルエタノールアミン、N−ブチルエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、1−アミノ−2−プロパノール、N−メチルイソプロパノールアミン、N−エチルイソプロパノールアミン、N−プロピルイソプロパノールアミン、2−アミノプロパン−1−オール、N−メチル−2−アミノ−プロパン−1−オール、N−エチル−2−アミノ−プロパン−1−オール、1−アミノプロパン−3−オール、N−メチル−1−アミノプロパン−3−オール、N−エチル−1−アミノプロパン−3−オール、1−アミノブタン−2−オール、N−メチル−1−アミノブタン−2−オール、N−エチル−1−アミノブタン−2オール、2−アミノブタン−1−オール、N−メチル−2−アミノブタン−1−オール、N−エチル−2−アミノブタン−1−オール、3−アミノブタン−1−オール、N−メチル−3−アミノブタン−1−オール、N−エチル−3−アミノブタン−1−オール、1−アミノブタン−4−オール、N−メチル1−アミノブタン−4−オール、N−エチル−1−アミノブタン−4−オール、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オール、2−アミノ−2−メチルプロパン−1−オール、1−アミノペンタン−4−オール、2−アミノ−4−メチルペンタン−1−オール、2−アミノヘキサン−1−オール、3−アミノヘプタン−4−オール、1−アミノオクタン−2−オール、5−アミノオクタン−4−オール、1−アミノプパン−2,3−ジオール、2−アミノプロパン−1,3−ジオール、トリス(オキシメチル)アミノメタン、1,2−ジアミノプロパン−3−オール、1,3−ジアミノプロパン−2−オール、2−(2−アミノエトキシ)エタノール、2−(2−アミノエチルアミノ)エタノール、あるいはジグリコールアミンから単独若しくは複数を組み合わせて用いられ、
前記過酸化水素分解抑制剤としては、フェニル尿素、アリル尿素、1,3−ジメチル尿素、チオ尿素、フェニル酢酸アミド、フェニルエチレングリコール、1−プロパノール、あるいは2−プロパノールのうち少なくとも1種を含み、
前記アゾール類としては、1H−ベンゾトリアゾール、5−メチル−1H−ベンゾトリアゾール、3−アミノ−1H−トリアゾール、1H−テトラゾール、5−メチル−1H−テトラゾール、5−フェニル−1H−テトラゾール、5−アミノ−1H−テトラゾール、1H−イミダゾール、1H−ベンゾイミダゾール、1,3−チアゾール、あるいは4−メチルチアゾールのうち少なくとも1種を含み、
前記アルミニウム塩を含む析出防止剤としては、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、塩化アルミニウム、乳酸アルミニウム、酢酸アルミニウム、あるいは炭酸アルミニウムのうちの少なくとも1種である
ことを特徴とするモリブデンと銅を含むことを特徴とする多層膜用エッチング濃縮液。 - 酸性有機酸と、
アミン化合物と、
過酸化水素分解抑制剤と、
アゾール類と、
アルミニウム塩を含む析出防止剤と、
水を含むエッチング濃縮液と水と過酸化水素を調合し多層膜用エッチング液を調合する工程と、
前記多層膜用エッチング液を被処理基板に接触させる工程を含み、
前記酸性有機酸は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、グリコール酸、ジグリコール酸、ピルビン酸、マロン酸、酪酸、ヒドロキシ酪酸、酒石酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、吉草酸、グルタル酸、イタコン酸、カプロン酸、アジピン酸、クエン酸、プロパントリカルボン酸、trans−アコニット酸、エナント酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、安息香酸、サリチル酸、マンデル酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、カルバミン酸、アラニン、グリシン、アスパラギン、アスパラギン酸、サルコシン、セリン、グルタミン、グルタミン酸、4−アミノ酪酸、イミノジ酪酸、アルギニン、ロイシン、イソロイシン、ニトリロ三酢酸のうち少なくとも1種が用いられ、
前記アミン化合物としては、エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、1,2−プロパンジアミン、1,3−プロパンジアミン、N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン、N,N−ジエチル−1,3−プロパンジアミン、1,3−ジアミノブタン、2,3−ジアミノブタン、ペンタメチレンジアミン、2,4−ジアミノペンタン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、N−メチルエチレンジアミン、N,N−ジメチルエチレンジアミン、トリメチルエチレンジアミン、N−エチルエチレンジアミン、N,N−ジエチルエチレンジアミン、トリエチルエチレンジアミン、1,2,3−トリアミノプロパン、ヒドラジン、トリス(2−アミノエチル)アミン、テトラ(アミノメチル)メタン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチルペンタミン、ヘプタエチレンオクタミン、ノナエチレンデカミン、ジアザビシクロウンデセンなどのポリアミン;エタノールアミン、N−メチルエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N−エチルエタノールアミン、N−アミノエチルエタノールアミン、N−プロピルエタノールアミン、N−ブチルエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、1−アミノ−2−プロパノール、N−メチルイソプロパノールアミン、N−エチルイソプロパノールアミン、N−プロピルイソプロパノールアミン、2−アミノプロパン−1−オール、N−メチル−2−アミノ−プロパン−1−オール、N−エチル−2−アミノ−プロパン−1−オール、1−アミノプロパン−3−オール、N−メチル−1−アミノプロパン−3−オール、N−エチル−1−アミノプロパン−3−オール、1−アミノブタン−2−オール、N−メチル−1−アミノブタン−2−オール、N−エチル−1−アミノブタン−2オール、2−アミノブタン−1−オール、N−メチル−2−アミノブタン−1−オール、N−エチル−2−アミノブタン−1−オール、3−アミノブタン−1−オール、N−メチル−3−アミノブタン−1−オール、N−エチル−3−アミノブタン−1−オール、1−アミノブタン−4−オール、N−メチル1−アミノブタン−4−オール、N−エチル−1−アミノブタン−4−オール、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オール、2−アミノ−2−メチルプロパン−1−オール、1−アミノペンタン−4−オール、2−アミノ−4−メチルペンタン−1−オール、2−アミノヘキサン−1−オール、3−アミノヘプタン−4−オール、1−アミノオクタン−2−オール、5−アミノオクタン−4−オール、1−アミノプパン−2,3−ジオール、2−アミノプロパン−1,3−ジオール、トリス(オキシメチル)アミノメタン、1,2−ジアミノプロパン−3−オール、1,3−ジアミノプロパン−2−オール、2−(2−アミノエトキシ)エタノール、2−(2−アミノエチルアミノ)エタノール、あるいはジグリコールアミンから単独若しくは複数を組み合わせて用いられ、
前記過酸化水素分解抑制剤としては、フェニル尿素、アリル尿素、1,3−ジメチル尿素、チオ尿素、フェニル酢酸アミド、フェニルエチレングリコール、1−プロパノール、あるいは2−プロパノールのうち少なくとも1種を含み、
前記アゾール類としては、1H−ベンゾトリアゾール、5−メチル−1H−ベンゾトリアゾール、3−アミノ−1H−トリアゾール、1H−テトラゾール、5−メチル−1H−テトラゾール、5−フェニル−1H−テトラゾール、5−アミノ−1H−テトラゾール、1H−イミダゾール、1H−ベンゾイミダゾール、1,3−チアゾール、あるいは4−メチルチアゾールのうち少なくとも1種を含み、
前記アルミニウム塩を含む析出防止剤としては、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、塩化アルミニウム、乳酸アルミニウム、酢酸アルミニウム、あるいは炭酸アルミニウムのうちの少なくとも1種である
ことを特徴とするモリブデンと銅を含む多層膜用エッチング方法。 - 前記多層膜用エッチング液を被処理基板に接触させる工程では、
前記多層膜用エッチング液のpHが2から6の範囲であり、液温が20℃から40℃の条件で行なわれることを特徴とする請求項10に記載されたモリブデンと銅を含む多層膜用エッチング方法。
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