JP5863790B2 - ガイドワイヤのための樹脂製チューブ、ガイドワイヤのための樹脂製チューブの製造方法及びガイドワイヤ - Google Patents

ガイドワイヤのための樹脂製チューブ、ガイドワイヤのための樹脂製チューブの製造方法及びガイドワイヤ Download PDF

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Description

本発明は、管内に挿入するガイドワイヤのための樹脂製チューブ、ガイドワイヤのための樹脂製チューブの製造方法及びガイドワイヤに関する。
従来より、水道、ガス、電気、自動車等の配管のような細い管の清掃や検査や配線等を行うために、ガイドワイヤが用いられている。また、医療現場においては、治療や検査のために血管、尿管あるいは器官へ挿入する医療用ガイドワイヤが用いられている。
配管等の細い部位に、長尺のガイドワイヤを這わせる場合、単純な円形の断面を有するガイドワイヤでは、表面が平滑で挿入部位との接触面積が多くなり、摺動性が悪くなることから、作業時間が掛かったり作業中にガイドワイヤ自体や挿入部位が破損したりするといった問題が発生しやすい。そこで、滑り性に優れたポリテトラフルオロエチレン(以下、PTFE)等のふっ素樹脂を用いることで摺動性の改善を行っているが、いまだ不十分である。
そこで、例えば特許文献1に示されるようなガイドワイヤがある。特許文献1のガイドワイヤは、先端部が縮径された芯線を有し、該芯線の外周に凹凸が設けられ、該芯線の周囲に樹脂膜が設けられている。そして、ガイドワイヤを管内に挿入していく際に、芯線の凹凸により形成された、樹脂膜の凹凸の凸部が管の内周に部分的に接触するので、ガイドワイヤと管との間の摺動抵抗が軽減され、ガイドワイヤをスムーズに移動できる。
また、特許文献2に示されるガイドワイヤは、長軸に沿って伸びる長さと長方形の断面を有する、長軸の周囲を螺旋状に捻ったワイヤからなる。
さらに、特許文献3に示されるガイドワイヤは、複数色で色分けされた凹凸状の螺旋模様を少なくとも一部に有する樹脂膜で芯線の外周を被覆されている。
さらに、特許文献4に示されるガイドワイヤは、合成樹脂によって構成される医療用ガイドワイヤであって、長尺状の本体部よりなり、本体部の内芯部にはフレキシブルワイヤが挿入され、外表面には接触面積を減少させるための凹溝が穿設された凹面部が形成されている。
特許文献1:国際公開第2009/004876号
特許文献2:米国特許出願公開第2004/0215109号明細書
特許文献3:特開2007−97662号公報
特許文献4:特開昭62−231675号公報
しかしながら、従来のガイドワイヤでは、芯線の外周に凹凸が設けられている場合、芯線の上に樹脂製チューブを被せてしまうと、ガイドワイヤ自体の表面には凹凸が表れにくく、あるいは、螺旋模様程度の凹凸では、作業部位(例えば、管内)の被接触物に対して、十分な摺動性を確保することは困難である。また、溝を穿設したような構造では、所定の摺動性を有するものの、キンクや潰れを防止し、耐座屈性を向上させることは困難である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、作業部位の被接触物に対して、軸方向において点接触の状態になり、摩擦抵抗が軽減され摺動性に優れると共に、キンクや潰れを防止し、耐座屈性に優れたガイドワイヤのための樹脂製チューブ、ガイドワイヤのための樹脂製チューブの製造方法及びガイドワイヤを提供することにある。
請求項1記載のガイドワイヤのための樹脂製チューブは、軸方向に垂直な断面外形が、多角形、楕円形又は異形形状で、芯線を挿入するための軸方向に伸びる内芯坑を捻り軸として螺旋状に捻られ、捻られた偏心肉厚により外表面に起伏を有する胴体部を備えることを特徴とするガイドワイヤのための樹脂製チューブであって、
前記胴体部の断面外形の外周の1点を螺旋状に360度捻って元の位置に戻るまでの軸方向の距離であるピッチの長さが、該断面外形における前記捻り軸から最長点までの距離である最大径R1の6倍〜160倍になるように捻られていることを特徴とする。
請求項2記載のガイドワイヤのための樹脂製チューブは、前記胴体部の軸方向に延びる稜線の高さが、軸方向に沿って変化することを特徴とする。
請求項3記載のガイドワイヤのための樹脂製チューブは、前記胴体部の断面外形の外周の1点を螺旋状に360度捻って元の位置に戻るまでの軸方向の距離であるピッチの長さが、該胴体部の軸方向に不規則になるように捻られていることを特徴とする。
請求項4記載のガイドワイヤのための樹脂製チューブは、前記断面外形における前記捻り軸から最長点までの距離である最大径R1と、該断面外形における該捻り軸から最短点までの距離である最小径R2との関係が、0.4≦R2/R1≦0.9であることを特徴とする。
請求項5記載のガイドワイヤのための樹脂製チューブの製造方法は、樹脂を、軸方向に垂直な断面外形が多角形、楕円形又は異形形状で、芯線を挿入するための軸方向に伸びる内芯坑を有するチューブに成型した後、
該成型されたチューブを螺旋加工機にセットし、該内芯坑を捻り軸として所定の回転量で螺旋状に捻ることを特徴とする。
請求項6記載のガイドワイヤのための樹脂製チューブの製造方法は、前記成型されたチューブを、前記断面外形の外周の1点を螺旋状に360度捻って元の位置に戻るまでの軸方向の距離であるピッチの長さが、該断面外形における前記捻り軸から最長点までの距離である最大径R1の6倍〜160倍になる回転量で螺旋状に捻ることを特徴とする。
請求項7記載のガイドワイヤのための樹脂製チューブの製造方法は、前記成型されたチューブを、不規則な回転量で螺旋状に捻ることを特徴とする。
請求項8記載のガイドワイヤは、軸方向に垂直な断面外形が、多角形、楕円形又は異形形状で、軸方向に伸びる内芯坑を捻り軸として螺旋状に捻られ、捻られた偏心肉厚により外表面に起伏のある胴体部を有する樹脂チューブと、
該樹脂製チューブの内芯坑に挿入された芯線とを備えることを特徴とするガイドワイヤであり、
前記樹脂製チューブの胴体部の断面外形の外周の1点を螺旋状に360度捻って元の位置に戻るまでの軸方向の距離であるピッチの長さが、該断面外形における前記捻り軸から最長点までの距離である最大径R1の6倍〜160倍になるように捻られていることを特徴とする。
請求項9記載のガイドワイヤは、前記樹脂製チューブの胴体部の軸方向に延びる稜線の高さが、軸方向に沿って変化することを特徴とする。
請求項10記載のガイドワイヤは、前記樹脂製チューブの胴体部の断面外形の外周の1点を螺旋状に360度捻って元の位置に戻るまでの軸方向の距離であるピッチの長さが、該胴体部の軸方向に不規則になるように捻られていることを特徴とする。
請求項11記載のガイドワイヤは、前記樹脂製チューブの胴体部の断面外形における前記捻り軸から最長点までの距離である最大径R1と、該断面外形における該捻り軸から最短点までの距離である最小径R2との関係が、0.4≦R2/R1≦0.9であることを特徴とする。
本発明によれば、作業部位の被接触物に対して、軸方向において点接触の状態になり、摩擦抵抗が軽減され摺動性に優れると共に、キンクや潰れを防止し、耐座屈性に優れている。
[図1A]本発明に係る樹脂製チューブの一例を示す外観図である。
[図1B]本発明に係る樹脂製チューブの一例を示す側面図である。
[図1C]本発明に係る樹脂製チューブの一例を示す端面図である。
[図2A]本発明に係る樹脂製チューブの他の一例を示す外観図である。
[図2B]本発明に係る樹脂製チューブの他の一例を示す端面図である。
[図3A]図2の樹脂製チューブの外観説明図である。
[図3B]図2の樹脂製チューブの外観説明図である。
[図3C]図2の樹脂製チューブの断面説明図である。
[図4]本発明に係る樹脂製チューブのさらに他の一例を示す端面図である。
[図5]本発明に係る樹脂製チューブのさらに他の一例を示す端面図である。
本実施の形態におけるガイドワイヤは、軸方向に伸びる内芯坑が穿設された胴体部を有する樹脂製チューブと、樹脂製チューブの内芯坑に挿入された芯線とを備える。すなわち、ガイドワイヤは、芯線が樹脂製チューブで覆われた形態である。ガイドワイヤは、水道、ガス、電気、自動車等の配管のような細い管の清掃や検査や配線等を行うために用いられるもので、配管等の細い部位に長尺のガイドワイヤを這わせて使用する。本実施の形態におけるガイドワイヤの利用分野(利用方法)としては、例えば、水道管、ガス管、マンホール等の筒状物の洗浄や配管の検査、自動車や電気や電話線等の細い配管配線等を通すため等である。また、医療現場においては、治療や検査のために血管、尿管あるいは器官へ挿入するガイドワイヤが用いられている。
以下、本実施の形態におけるガイドワイヤを添付の図に沿って説明する。
特に、ガイドワイヤの構成物のうち、樹脂製チューブの形態を説明する。図1Aは、本発明に係る樹脂製チューブの一例を示す外観図である。図1Bは、本発明に係る樹脂製チューブの一例を示す側面図である。図1Cは、本発明に係る樹脂製チューブの一例を示す端面図である。図1A〜図1Cに示す樹脂製チューブ1は、長尺な樹脂の成形品で、後述する芯線を挿入するための軸方向に伸びる内芯坑16が穿設された胴体部10からなるガイドワイヤのためのチューブである。樹脂製チューブ1は、軸方向に垂直な断面S10(S10a,S10b)の外形(断面外形)が、正方形(図1C)である。
樹脂製チューブ1は、内芯坑16を捻り軸O1として螺旋状に捻られ、捻られた偏心肉厚により胴体部10の外表面12に起伏を有している。
また、樹脂製チューブ1は、胴体部10の軸方向に垂直な断面外形の外周
の1点を螺旋状に360度捻って元の位置に戻るまでの軸方向の距離であるピッチの長さが、断面外形における捻り軸O1から最長点までの距離である最大径R1の6倍〜160倍になるように捻られている。ここで、樹脂製チューブ1における最大径R1は、図1Cに示すように、捻り軸O1から正方形の頂点までの距離である。
さらに、樹脂製チューブ1は、断面外形における捻り軸O1から最長点までの距離である最大径R1と、断面外形における捻り軸O1から最短点までの距離である最小径R2との関係が、0.4≦R2/R1≦0.9である。ここで、樹脂製チューブ1における最短径R2は、図1Cに示すように、捻り軸O1から外表面12に垂線を引いた時の外表面12までの距離である。
樹脂製チューブ1は、樹脂を、軸方向に垂直な断面外形が正方形で、芯線を挿入するための軸方向に伸びる内芯坑16を有するチューブに成型した後、成型されたチューブを、螺旋加工機にセットし、高温下で内芯坑16を捻り軸O1として所定の回転量で螺旋状に捻ることで製造する。このように、一旦、断面外形が軸方向に同一な長尺のチューブ状に成型した後に捻っているため、図1Bに示すように、捻った後の樹脂製チューブ1の軸方向に垂直な断面外形(断面S10a,S10b)は、いずれの位置においても略同一である。尚、この製造過程での捻りで、ピッチの長さが、最大径R1の6倍〜160倍になるようにしている。後述する樹脂製チューブ2〜4も、同様の製造方法である。また、この方法で製造した樹脂製チューブ1〜4の内芯坑16,26,36,46に、芯線を挿入することで、ガイドワイヤが完成する。尚、芯線は、ガイドワイヤとして用いることが可能なものであれば、材質や機能等によって制限されるものではない。
上述の樹脂製チューブ1の軸方向に垂直な断面外形は、正方形であるが、多角形の例としては、図2及び図3並びに図4に示すような例がある。図2Aは、本発明に係る樹脂製チューブの他の一例を示す外観図である。図2Bは、本発明に係る樹脂製チューブの他の一例を示す端面図である。図3Aは、図2の樹脂製チューブの外観説明図である。図3Bは、図2の樹脂製チューブの外観説明図である。図3Cは、図2の樹脂製チューブの断面説明図である。
図2及び図3の樹脂製チューブ2は、樹脂製チューブ1と同様に長尺な樹脂の成形品で、芯線を挿入するための軸方向に伸びる内芯坑26が穿設された胴体部20からなるガイドワイヤのためのチューブである。樹脂製チューブ2は、軸方向に垂直な断面S20の外形(断面外形)が、長方形(図2B)である。樹脂製チューブ2は、内芯坑26を捻り軸O2として螺旋状に捻られ、捻られた偏心肉厚により胴体部20の外表面22,24に起伏を有している。
また、樹脂製チューブ2は、樹脂製チューブ1と同様に、胴体部20の軸方向に垂直な断面外形の外周の1点を螺旋状に360度捻って元の位置に戻るまでの軸方向の距離であるピッチの長さが、断面外形における捻り軸O2から最長点までの距離である最大径R1の6倍〜160倍になるように捻られている。ここで、樹脂製チューブ2における最大径R1は、図2Bに示すように、捻り軸O2から長方形の頂点までの距離である。
さらに、樹脂製チューブ2は、樹脂製チューブ1と同様に、断面外形における捻り軸O2から最長点までの距離である最大径R1と、断面外形における捻り軸O2から最短点までの距離である最小径R2との関係が、0.4≦R2/R1≦0.9である。ここで、樹脂製チューブ2における最短径R2は、図2Bに示すように、捻り軸O2から外表面24に垂線を引いた時の外表面24までの距離である。
尚、樹脂製チューブ2は、樹脂製チューブ1及び後述する樹脂製チューブ3,4と同様に、胴体部20の軸方向に延びる稜線SLの高さが、軸方向に沿って変化している。ここで、本願における稜線SLとは、捻り軸O2と平行に一直線に伸びる外表面22,24上の線である。図を用いて説明すると、図3Aに示すように、樹脂製チューブ2を側面から見た場合、稜線SLは、胴体部20の上側の輪郭を形成する線である。また、図3Aにおける稜線SLを上面から見た位置で示すと、図3Bのように、捻り軸O2と重なって表れることになる。尚、稜線は輪郭を示す線であることから、図3Aにおける下側の輪郭も稜線といえ、樹脂製チューブ2を見る位置により、稜線は複数存在する。
そして、図3Aに示すように、稜線SLの高さは、軸方向に沿って変化しており、その高低差でもっとも大きい部分が最大高低差D20である。この最大高低差D20は、図2Bに示す最大径R1と最小径R2との差である。
これは、樹脂製チューブ1でも同様で、樹脂製チューブ1における稜線の最大高低差D10(図1B)は、図1Cに示す最大径R1と最小径R2との差である。
このように、樹脂製チューブ1及び樹脂製チューブ2は、内芯坑16,26を捻り軸O1,O2として螺旋状に捻られ、内芯坑16,26に対して肉厚が偏心しており、さらに捻られることにより、この偏心肉厚により胴体部10,20の外表面12,22,24に起伏が生じている。そして、樹脂製チューブ1及び樹脂製チューブ2の側面から見た輪郭である稜線SLの高さが、軸方向に沿って変化している。このような起伏(軸方向に沿っての稜線SLの高さの変化)により、作業部位の被接触物に対して、軸方向において点接触の状態になり、摩擦抵抗が軽減され摺動性に優れることとなる。尚、この外表面12,22,24の起伏や稜線SLの高さの変化による効果は、後述する樹脂製チューブ3,4でも、同様である。
上述の樹脂製チューブ1及び樹脂製チューブ2の軸方向に垂直な断面S10(S10a,S10b),S20の外形(断面外形)は、正方形や長方形であるが、角数の多い正多角形や異形の多角形であってもよい。異形の多角形の例としては、例えば、図4に示す樹脂製チューブ3がある。図4に示す樹脂製チューブ3は、軸方向に垂直な断面S30の外形(断面外形)が、異形の四角形である。断面S30の外形は、辺の長さがそれぞれ異なる外表面32,33,34,35により形成され、それぞれの角の角度も異なっている。そして、樹脂製チューブ3は、内芯坑36を捻り軸O3として螺旋状に捻られ、捻られた偏心肉厚により胴体部30の外表面32,33,34,3
5に起伏を有している。
そして、樹脂製チューブ3は、樹脂製チューブ1及び樹脂製チューブ2と同様に、胴体部30の軸方向に垂直な断面外形の外周の1点を螺旋状に360度捻って元の位置に戻るまでの軸方向の距離であるピッチの長さが、断面外形における捻り軸O3から最長点までの距離である最大径R1の6倍〜160倍になるように捻られている。また、断面外形における捻り軸O3から最長点までの距離である最大径R1と、断面外形における捻り軸O3から最短点までの距離である最小径R2との関係も、樹脂製チューブ1及び樹脂製チューブ2と同様に、0.4≦R2/R1≦0.9である。
ここで、樹脂製チューブ3における最大径R1は、断面S30の外周の捻り軸O3からもっとも離れた位置までの距離であるから、図4に示すように、捻り軸O3からもっとも距離的に離れた位置である角(外表面34と外表面35とでなす角)の頂点までの距離となる。また、樹脂製チューブ3における最短径R2は、断面S30の外周の捻り軸O3からもっとも近い位置までの距離であるから、図4に示すように、捻り軸O3からもっとも距離的に近い辺までの距離、すなわち、捻り軸O3から外表面33に垂線を引いた時の外表面33までの距離である。樹脂製チューブ1は、断面S10の外形が正方形で、起伏の高さは比較的一定となるが、樹脂製チューブ3の場合は、大、大、小、小が1周期の連続となり、異型の場合は、より複雑な起伏のばらつきの周期となる。
さらに、本願における樹脂製チューブにおける軸方向に垂直な断面の外形(断面外形)は、多角形に限られるものではなく、例えば、図5に示す樹脂製チューブ4がある。図5に示す樹脂製チューブ4は、軸方向に垂直な断面S40の外形(断面外形)が、楕円形である。そして、樹脂製チューブ4は、内芯坑46を捻り軸O4として螺旋状に捻られ、捻られた偏心肉厚により胴体部40の外表面42に起伏を有している。
樹脂製チューブ4は、樹脂製チューブ1〜3と同様に、胴体部40の軸方向に垂直な断面外形の外周の1点を螺旋状に360度捻って元の位置に戻るまでの軸方向の距離であるピッチの長さが、断面外形における捻り軸O4から最長点までの距離である最大径R1の6倍〜160倍になるように捻られている。また、断面外形における捻り軸O4から最長点までの距離である最大径R1と、断面外形における捻り軸O4から最短点までの距離である最小径R2との関係も、樹脂製チューブ1〜3と同様に、0.4≦R2/R1≦0.9である。
ここで、樹脂製チューブ4における最大径R1は、断面S40の外周の捻り軸O4からもっとも離れた位置までの距離であるから、図5に示すように、捻り軸O4からもっとも距離的に離れた長辺位置までの距離となる。また、最小径R2は、断面S40の外周の捻り軸O4からもっとも近い位置までの距離であるから、図5に示すように、捻り軸O4からもっとも距離的に近い短辺位置までの距離となる。
図5に示す樹脂製チューブ4の断面S40の外形は、歪みのない楕円形であるが、外周に歪みのある楕円形であってもよく、断面S40に示す断面外形に限られるものではない。
尚、上述の樹脂製チューブ1〜4は、断面の外形の一例を示したに過ぎず、軸方向に垂直な断面外形(軸方向に垂直な断面は、軸方向のどの位置でみても形状は同一)は、望ましくは多角形であるが、楕円や星型等の異形形状(多角形や楕円形の組み合わせも含む)で、断面外形の最大径R1と最小径R2との間に差を有するものであれば、特に限定されるものではない。断面外形が多角形状の場合、多角形の形状は特に限定されないが、三角形や四角形など、角が少ない方が稜線部の凹凸は鋭角になり、凹凸を認識され易い。また、必ずしも正三角形や正方形など正多角形である必要はなく、例えば二等辺三角形や長方形
の他、さらには各辺の長さが全て異なっていてもよく、左右対称ではない歪な多角形でもよい。また、多角形の角部は、鋭角、鈍角を問わず、丸みを帯びていてもよい。多角形、楕円形、異形形状共に、凹凸があって歯車状の凸部を複数有する形状であっても良いが、樹脂チューブとしての強度を考慮すると、凸部を有する形状は好ましくはない。
内芯坑の形状は、円形あるいは多角形であり、特に限定されるものではない。
さらに、樹脂製チューブ1〜4の材質は、例えば、ガイドワイヤとして好ましいPTFE等のふっ素樹脂、ポリオレフィン、ナイロン等の熱可塑性樹脂や、熱可塑性エラストマーが挙げられる。摺動性を考慮すると、材質としては、特に、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)が、好ましい。尚、これらの材質に限られるものではなく、樹脂であればよく、用途に応じて適宜選択されるものである。また、樹脂製チューブ1〜4には、樹脂製チューブ1〜4を拡径・収縮したものも含む。さらに、サンドブラスト加工や転造加工により樹脂製チューブ1〜4の外表面を荒らすことで、起伏をさらに変化させることも可能である。
ピッチの長さについては、最大径R1の6倍〜160倍になることが好ましい。断面外形が正方形の樹脂製チューブ1の例で具体的に示すと、例えば、最大径R1が、0.12mmの場合、ピッチの長さは最大径R1の33倍〜133倍である。また、最大径R1が0.42mmの場合、ピッチの長さは最大径R1の10倍〜38倍である。さらに、最大径R1が4.25mmの場合、ピッチの長さは最大径R1の16倍〜66倍である。ピッチの長さと最大径R1との関係における効果の差異は、表1に示す通りである。
[表1]
Figure 0005863790
表1に示すように、ピッチの長さが最大径R1の6倍未満の場合、外表面の凹凸(起伏)は大きく表れ摺動性に優れるものの、キンクが発生し、内芯坑16,26,36,46の潰れや作業時に屈折しやすい(座屈しやすい)等の問題が生じやすく、生産も煩雑で生産性に劣る。ピッチの長さが最大径R1の6倍〜9倍未満の場合、キンクや潰れ等の懸念があり、生産性もやや劣るが、凹凸(起伏)は大きく表れ摺動性に優れ、実用は可能である。ピッチの長さが最大径R1の9倍〜140倍未満の場合、凹凸(起伏)による摺動性が十分に確保され、キンクや潰れ等の心配も無く、安定的な生産性を有し、もっとも実用的な範疇である。ピッチの長さが最大径R1の140倍〜160倍の場合、キンクや潰れ等の懸念がなく、生産性にも優れている一方、凹凸(起伏)が緩やかなため摺動性は若干劣るが、実用は可能である。ピッチの長さが最大径R1の160倍を越える場合、キンクや潰れ等の懸念がなく、生産性にも優れているが、凹凸(起伏)が極めて緩やかなため摺動性に劣り、十分な効果が期待できない。このようなことから、ピッチの長さが最大径R1の6倍〜160倍になるように捻るのが好ましいといえる。
尚、ピッチの長さは胴体部10,20,30,40の軸方向に不規則になるように捻られていてもよい。すなわち、ピッチの周期によって、限定されるものではない。また、胴体部10,20,30,40の捻り量すなわち回転量は、上述のピッチの長さになるような量で、回転角度や回転速度等で適宜定めるようにすればよい。ピッチの長さが不規則になることで、作業部位(例えば、管内)の被接触物との接触が不規則な点接触になり、規則的な点接触に比べ、さらに摺動性を向上させることが可能である。
最大径R1と最小径R2との関係については、0.4≦R2/R1≦0.9になることが好ましい。具体的な最大径R1と最小径R2との関係における効果の差異は、表2に示す通りである。
[表2]
Figure 0005863790
表2に示すように、最小径R2/最大径R1が1.0の場合、最大径R1と最小径R2との間に差が無く、外表面に凹凸(起伏)が生じず、座屈はしにくいものの、摺動性は劣るため、好ましい比率ではない。これに対し、最小径R2/最大径R1が0.9〜0.4では、外表面に十分な凹凸(起伏)が生じて摺動性に優れると共に、座屈はしにくく、取り扱いやすい。尚、最小径R2/最大径R1が0.4未満の場合、外表面に十分な凹凸(起伏)が生じて摺動性に優れるものの、胴体部における太さの差(最大高低差)が極めて大きく、作業時に屈折しやすく、また剛性が低く形状を保持しづらい等の弊害が生じてしまう。このようなことから、最大径R1と最小径R2との関係については、0.4≦R2/R1≦0.9になるように胴体部10,20,30,40を成型することが好ましいといえる。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態や実施例が可能とされるものである。また、上述した実施形態及び実施例は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
以上のように、樹脂製チューブは、摺動性に優れた起伏を形成できるので、自動車のコントロールケーブル、あるいは配管内作業等の工業用途、カテーテルやガイドワイヤ等の医療用途として、広い業界において使用できる。
また、本発明の凹凸の作製方法を電線や同軸ケーブルに応用することもできる。例えば、樹脂製チューブに金属線を通す、あるいは、外径差を有する電線を螺旋加工することで、当該樹脂製チューブと同様の形状の摺動性に優れた電線が得られる。さらに、電線に外部導体や被覆層を施せば同軸ケーブルとなる。同軸ケーブルは、電線表面、すなわち絶縁体層に起伏を有するため、絶縁体と外部導体間に空隙が生じ、低誘電率の同軸ケーブルとして特性改善が見込まれる。
1〜4・・・・・樹脂製チューブ
10・・・・・・胴体部
12・・・・・・外表面
16・・・・・・内芯坑
20・・・・・・胴体部
22・・・・・・外表面
24・・・・・・外表面
26・・・・・・内芯坑
30・・・・・・胴体部
32〜35・・・外表面
36・・・・・・内芯坑
40・・・・・・胴体部
42・・・・・・外表面
46・・・・・・内芯坑
D10・・・・・最大高低差
D20・・・・・最大高低差
D30・・・・・最大高低差
D40・・・・・最大高低差
S10・・・・・断面
S10a・・・・断面
S10b・・・・断面
S20・・・・・断面
S30・・・・・断面
S40・・・・・断面
O1〜O4・・・捻り軸
SL・・・・・・稜線
R1・・・・・・最大径
R2・・・・・・最小径

Claims (11)

  1. 軸方向に垂直な断面外形が、多角形、楕円形又は異形形状で、芯線を挿入するための軸方向に伸びる内芯坑を捻り軸として螺旋状に捻られ、捻られた偏心肉厚により外表面に起伏を有する胴体部を備えることを特徴とするガイドワイヤのための樹脂製チューブであって、
    前記胴体部の断面外形の外周の1点を螺旋状に360度捻って元の位置に戻るまでの軸方向の距離であるピッチの長さが、該断面外形における前記捻り軸から最長点までの距離である最大径R1の6倍〜160倍になるように捻られていることを特徴とするガイドワイヤのための樹脂製チューブ。
  2. 前記胴体部の軸方向に延びる稜線の高さが、軸方向に沿って変化することを特徴とする請求項1記載のガイドワイヤのための樹脂製チューブ。
  3. 前記胴体部の断面外形の外周の1点を螺旋状に360度捻って元の位置に戻るまでの軸方向の距離であるピッチの長さが、該胴体部の軸方向に不規則になるように捻られていることを特徴とする請求項1又は2記載のガイドワイヤのための樹脂製チューブ。
  4. 前記断面外形における前記捻り軸から最長点までの距離である最大径R1と、該断面外形における該捻り軸から最短点までの距離である最小径R2との関係が、0.4≦R2/R1≦0.9であることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のガイドワイヤのための樹脂製チューブ。
  5. 樹脂を、軸方向に垂直な断面外形が多角形、楕円形又は異形形状で、芯線を挿入するための軸方向に伸びる内芯坑を有するチューブに成型した後、
    該成型されたチューブを螺旋加工機にセットし、該内芯坑を捻り軸として所定の回転量で螺旋状に捻ることを特徴とするガイドワイヤのための樹脂製チューブの製造方法。
  6. 前記成型されたチューブを、前記断面外形の外周の1点を螺旋状に360度捻って元の位置に戻るまでの軸方向の距離であるピッチの長さが、該断面外形における前記捻り軸から最長点までの距離である最大径R1の6倍〜160倍になる回転量で螺旋状に捻ることを特徴とする請求項記載のガイドワイヤのための樹脂製チューブの製造方法。
  7. 前記成型されたチューブを、不規則な回転量で螺旋状に捻ることを特徴とする請求項又は記載のガイドワイヤのための樹脂製チューブの製造方法。
  8. 軸方向に垂直な断面外形が、多角形、楕円形又は異形形状で、軸方向に伸びる内芯坑を捻り軸として螺旋状に捻られ、捻られた偏心肉厚により外表面に起伏のある胴体部を有する樹脂チューブと、
    該樹脂製チューブの内芯坑に挿入された芯線とを備えることを特徴とするガイドワイヤであり、
    前記樹脂製チューブの胴体部の断面外形の外周の1点を螺旋状に360度捻って元の位置に戻るまでの軸方向の距離であるピッチの長さが、該断面外形における前記捻り軸から最長点までの距離である最大径R1の6倍〜160倍になるように捻られていることを特徴とするガイドワイヤ。
  9. 前記樹脂製チューブの胴体部の軸方向に延びる稜線の高さが、軸方向に沿って変化することを特徴とする請求項記載のガイドワイヤ。
  10. 前記樹脂製チューブの胴体部の断面外形の外周の1点を螺旋状に360度捻って元の位置に戻るまでの軸方向の距離であるピッチの長さが、該胴体部の軸方向に不規則になるように捻られていることを特徴とする請求項8又は9記載のガイドワイヤ。
  11. 前記樹脂製チューブの胴体部の断面外形における前記捻り軸から最長点までの距離である最大径R1と、該断面外形における該捻り軸から最短点までの距離である最小径R2との関係が、0.4≦R2/R1≦0.9であることを特徴とする請求項から10のいずれか1項に記載のガイドワイヤ。
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