JP5853168B2 - コードコネクタ並びにプラグおよびコードコネクタ - Google Patents

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本発明は、栓刃挿入口を前面に有するコネクタ本体と、栓刃挿入口を前方から覆う閉位置と栓刃挿入口を外部に露出させる開位置との間を変位可能な扉体と、扉体を閉位置へ向かい付勢する付勢部材とを備えるコードコネクタ、並びにプラグおよびコードコネクタに関する。
上記コードコネクタとして、例えば特許文献1に記載の構成のものが知られている。
このようなコードコネクタのボディには、栓刃挿入口を覆う蓋が設けられている。そしてコードコネクタにプラグを接続するときには、ボディから蓋を取り外した後、プラグの栓刃をコードコネクタの栓刃挿入口に挿入する。
また、特許文献1には、プラグに係止される係止部と、コードコネクタに係止される係合部と、係止部および係合部とを連結する連結部とにより構成される抜け防止部材がプラグおよびコードコネクタに取り付けられる構成が開示されている。この構成により、コードコネクタからプラグが抜き去られることを防止している。
特開平10−27651号公報
しかしながら、特許文献1のコードコネクタでは、コードコネクタおよびプラグのそれぞれと各別の部材として抜け防止部材を構成しているため、コードコネクタ自体にプラグをコードコネクタに対する抜け止め機構が設けられていない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、栓刃挿入口の防水とコードコネクタに対するプラグの抜け止め構造との両立を図ることのできるコードコネクタ、並びにプラグおよびコードコネクタを提供することにある。
本発明のコードコネクタは、プラグの栓刃が挿入される栓刃挿入口を前面に有するコネクタ本体と、このコネクタ本体に設けられるとともに前記栓刃挿入口に挿入された前記栓刃を挟持する刃受部材と、前記コネクタ本体に接続されることにより前記刃受部材に電力を供給するための電線を有するコードと、少なくとも前記栓刃挿入口を前方から覆う閉位置と前記栓刃挿入口を外部に露出させる開位置との間を変位可能な扉体と、前記扉体を前記閉位置へ向かい付勢する付勢部材とを備え、前記扉体には、栓刃が前記栓刃挿入口に挿入された状態において、プラグを固定することにより前記栓刃が前記栓刃挿入口から抜けることを防止する固定部が設けられ、前記コネクタ本体には、前記プラグの栓刃を保持するプラグボディの先端部が挿入可能な凹所が設けられ、前記凹所の底面には、前記栓刃挿入口が設けられ、前記扉体が前記閉位置のとき、前記扉体は前記凹所の周縁を前方から覆うとともに前記扉体は、表面に扉体側凹所が設けられ、該扉体側凹所に前記固定部が設けられていることを特徴とする。
このコードコネクタにおいて、前記付勢部材により付勢される前記扉体の付勢力を減衰するための付勢力減衰部材が設けられることが好ましい
このコードコネクタにおいて、前記プラグには、当該コネクタに同プラグを接続した状態において、前記固定部に固定される突起部が設けられ、前記扉体には、前記開位置において前記突起部に当接して前記付勢部材による前記扉体を付勢する方向と前記栓刃が前記栓刃挿入口に挿入される栓刃挿入方向との両方に直交する直交方向へのプラグの移動を規制することによって当該コードコネクタに対する前記プラグの位置を前記栓刃と前記栓刃挿入口とが対応する位置に規制する規制部が設けられることが好ましい。
このコードコネクタにおいて、前記規制部は、前記扉体の表面に設けられた前記扉体側凹所からなり、前記突起部は、前記扉体側凹所に納まることにより前記直交方向へのプラグの移動が規制されることが好ましい。
本発明のプラグおよびコードコネクタは、プラグボディから栓刃が突出して設けられたプラグと、前記栓刃が挿抜自在に挿入されるコードコネクタとを備え、前記プラグボディには突起部が設けられ、前記コードコネクタは、前記栓刃挿入口を前面に有するコネクタ本体と、このコネクタ本体に設けられるとともに前記栓刃挿入口に挿入された前記栓刃を挟持する刃受部材と、前記コネクタ本体に接続されることにより前記刃受部材に電力を供給するための電線を有するコードと、少なくとも前記栓刃挿入口を前方から覆う閉位置と前記栓刃挿入口を外部に露出させる開位置との間を変位可能な扉体と、前記扉体を前記閉位置へ向かい付勢する付勢部材とを備え、前記扉体には、栓刃が前記栓刃挿入口に挿入された状態において、前記突起部を固定することにより前記栓刃が前記栓刃挿入口から抜けることを防止する固定部が設けられ、前記コネクタ本体には、前記プラグの栓刃を保持するプラグボディの先端部が挿入可能な凹所が設けられ、前記凹所の底面には、前記栓刃挿入口が設けられ、前記扉体が前記閉位置のとき、前記扉体は前記凹所の周縁を前方から覆うとともに前記扉体は、表面に扉体側凹所が設けられ、該扉体側凹所に前記固定部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、栓刃挿入口の防水とコードコネクタに対するプラグの抜け止め構造との両立を図ることのできるコードコネクタ、並びにプラグおよびコードコネクタを提供することができる。
本発明のコードコネクタの参考例について、同コネクタの分解斜視構造を示す斜視図。 参考例のコードコネクタについて、(a)は扉体が開位置の状態のコードコネクタの斜視構造を示す斜視図、(b)は扉体が閉位置の状態のコードコネクタの斜視構造を示す斜視図。 参考例のコードコネクタの断面構造を示す断面図。 参考例のコードコネクタに接続されるプラグについて、(a)はプラグを上方から見た斜視構造を示す斜視図、(b)はプラグを下方から見た斜視構造を示す斜視図。 参考例のコードコネクタおよびプラグについて、(a)〜(d)は、コードコネクタにプラグを接続する態様を示す模式図。 参考例のコードコネクタおよびプラグについて、(a)および(b)は、コードコネクタにプラグが接続された状態において、コードコネクタの突起部とプラグの突起部との位置関係を示す平面図。 参考例のコードコネクタおよびプラグについて、(a)〜(c)は、コードコネクタからプラグを抜き去る態様を示す模式図。 本発明のコードコネクタの実施形態について、同コネクタの扉体の斜視構造を示す斜視図。 同実施形態のコードコネクタおよびプラグについて、(a)〜(d)は、コードコネクタにプラグを接続する態様を示す模式図。 本発明のコードコネクタのその他の実施形態について、コードコネクタの正面構造を示す正面図。
参考例
図1〜図7を参照して、本発明の参考例について説明する。なお、図1の一部では、支持部13およびダンパ34を拡大して示している。また図2では、扉体31を省略して示している。
参考例のコードコネクタ(以下、「コネクタ1」)は、供給電流15(A)および供給電圧125(V)に適用するものである。このコネクタ1は、工場に設置された電源装置3と、工場内の電気設備機器(不図示)に設けられたプラグ2との接続に用いられている。コネクタ1とプラグ2とが接続されることにより、電気設備機器に電源装置3の電力が供給される。
図1に示すように、コネクタ1は、筐体となるコネクタ本体10と、コネクタ本体10の後端部に接続されるコード20と、コネクタ本体10の前端部に取り付けられる扉体開閉機構30とを含む。コード20は、電源装置3に接続されている。これにより、電源装置3からコネクタ本体10に電力が供給される。
コネクタ本体10には、樹脂材料を用いて成形された円筒形状のコネクタボディ11が設けられている。コネクタボディ11内には、コード20に接続されるとともに、プラグ2の栓刃52(ともに図4参照)が接続されることにより栓刃52に電力が供給される刃受部材40(図3参照)が収納されている。
コネクタボディ11の前端部には、同ボディ11の前面11Aから後方に向けて凹む凹所12と、扉体開閉機構30を支持するための支持部13とが設けられている。
凹所12は、前方から見た平面視において丸形に形成されている。凹所12の内径は、プラグ2のプラグボディ51(図4参照)の先端部の外径と略等しい。具体的には、凹所12の内径は、この凹所12に挿入されるプラグボディ51の先端部の外径よりも若干大きい。
凹所12の底面12Aには、栓刃挿入口14が設けられている。栓刃挿入口14は、左右方向Yに配列された電源用挿入口14Aと、2つの電源用挿入口14Aの間かつ電源用挿入口14Aより下方に配置された接地用挿入口14Bとを含む。
支持部13は、コネクタボディ11の前面11Aよりも前方に突出している。この支持部13には、左右方向Yに向けて支持部13を貫通する貫通孔13Aと、支持部13の後面から前方に向けて凹む収容凹部13Bとが設けられている。
貫通孔13Aは、前面11Aよりも前方となるように設けられている。収容凹部13Bは、支持部13の左右方向Yの中央部に設けられている。貫通孔13Aと収容凹部13Bとは互いに連通する。
扉体開閉機構30は、扉体31と、シャフト32と、つるまきばね(以下、「ばね部材33」)と、ダンパ34とを含む。扉体31は、栓刃挿入口14を開閉する。シャフト32は、貫通孔13Aに挿入されるとともに、扉体31の回転中心となる。ばね部材33は、シャフト32と扉体31との間に係合されるとともに、扉体31を付勢する。ダンパ34は、ばね部材33による扉体31の付勢力を減衰するための付勢力減衰部材である。
扉体31は、扉体31が開位置において丸形状となる平板にて形成されている。扉体31の外径は、凹所12を構成する前端部の内周面の内径よりも大きい。
扉体31の前後方向Xおよび左右方向Yの中央部には、プラグ2がコネクタ1に接続された状態において、プラグ2に当接する2つの当接突起部35が設けられている。これら当接突起部35は、左右方向Yに近接して配列されている。各当接突起部35は、左右方向Yから見た平面視において扉体31の表面から上方に向けて突出する三角形状に形成されている。すなわち、各当接突起部35には、後方に向かうにつれて上方に向けて傾斜する傾斜部35Aと、傾斜部35Aの頂部と扉体31の表面とを連結するとともに上下方向Zに沿って延びる固定部35Bとが設けられている。
扉体31の後端部には、シャフト32が圧入される一対のシャフト固定部36が設けられている。これらシャフト固定部36は、左右方向Yに離間して設けられている。そして、扉体開閉機構30がコネクタボディ11に取り付けられた状態において、一対のシャフト固定部36は支持部13を左右方向Yの両側から挟む。このように扉体31がシャフト32を介して支持部13に取り付けられたとき、支持部13に対して扉体31はシャフト32と一体に回転する。
ダンパ34は、支持部13の収容凹部13Bに挿入される。ダンパ34には、同ダンパ34を左右方向Yに貫通する貫通孔34Aが設けられている。この貫通孔34Aには、グリスが注入されるとともにシャフト32が挿通される。これにより、シャフト32は、グリスを介してダンパ34と擦れ合いながらダンパ34に対して回動する。
扉体31は、図2(a)に示すように栓刃挿入口14を外部に露出する開位置から図2(b)に示すように栓刃挿入口14を前方から覆う閉位置までの間で変位する。すなわち、扉体31は、シャフト32を回動中心として開位置から閉位置までの間で回動する。以降では、扉体31の回動方向を「開閉方向W」とし、扉体31を開く方向を「開方向」とし、扉体31を閉じる方向を「閉方向」とする。
図2(a)および図2(b)に示すように、シャフト32はコネクタボディ11の前面11Aよりも前方に配置されている。そして、扉体31が開位置および閉位置の両方の場合において、扉体31の全体が上記前面11Aよりも前方に配置されている。
図2(b)に示すように、扉体31が閉位置のとき、扉体31は凹所12を前方から覆う。すなわち、扉体31は、栓刃挿入口14を前方から覆う。具体的には、扉体31がコネクタボディ11の前面11Aのうちの凹所12の周縁の部位と当接する。また、ばね部材33(図1参照)は、扉体31を閉方向に向けて付勢している。これにより、扉体31が閉位置のとき、ばね部材33の付勢力により、扉体31はコネクタボディ11の前面11Aを後方に向けて付勢している。
図3に示すように、コネクタボディ11の内部には、刃受部材40を保持するためのホルダ15と、ホルダ15を前方から覆うカバー16とが設けられている。ホルダ15は、コネクタボディ11に固定されている。カバー16は、ホルダ15の前端部に固定されている。カバー16には、栓刃挿入口14として前後方向Xに貫通する貫通孔が設けられている。
刃受部材40は、単一部材の銅板により成形されている。この刃受部材40は、プラグ2の一対の電源用栓刃52A(図4参照)を挟持するための刃受部41と、コード20が接続される接続端子42と、刃受部41および接続端子42を連結する連結部43とを含む。刃受部41は、一対の挟持片から構成されている。また、コネクタ1には、刃受部材40の他に接地ピン52Bと接続する刃受部材(不図示)が設けられている。接続端子42には、コード20の電線21が接続されている。これにより、電源装置3(図1参照)からの電力がコード20を介して刃受部材40に供給される。
図4を参照して、プラグ2の構成について説明する。
図4(a)に示すように、プラグ2は、前後方向Xに長手となる円筒形状に形成されるとともに使用者が把持するプラグボディ51と、プラグボディ51から後方に向けて突出する栓刃52と、プラグボディ51の前端部に接続されるケーブル53とを含む。栓刃52は、左右方向Yに配列される一対の電源用栓刃52Aと、2つの電源用栓刃52Aの左右方向Yの間かつ栓刃52Aより下方に配置される接地ピン52Bとを含む。電源用栓刃52Aは平板形状に形成されている。接地ピン52Bは丸ピン形状に形成されている。
プラグボディ51の後端部の上方には、電源用栓刃52Aと接地ピン52Bとの位置を示す位置表示部54が設けられている。プラグボディ51の前後方向Xの中央部の両側面には、使用者の指がかかる平面形状の把持部55が設けられている。プラグボディ51の前後方向Xの中央部の下方には、下方に向けて球面状に突出する突起部56が設けられている。
位置表示部54は前後方向Xに沿って延びる長方形状の突起である。そして位置表示部54がプラグ2の上方に位置する場合には、電源用栓刃52Aが左右方向Yに配列されるとともに、その下方に接地ピン52Bが配置される。
図4(b)に示すように、突起部56は、前方に向かうにつれて下方に傾斜する傾斜部57と、傾斜部57の下端部から前方に向けて延びる頂部58と、頂部58の前端部から前方に向かうにつれて上方に傾斜する当接部59とを含む。傾斜部57の左右方向Yの中央部には、上方に向けて凹む後方凹部57Aが設けられている。当接部59の左右方向Yの中央部には、上方に向けて凹む前方凹部59Aが設けられている。これら凹部57A,59Aは、頂部58により区画されている。
後方凹部57Aは、後方に向かうにつれて左右方向Yの幅が大きくなるように傾斜する一対の後方側面57Bと、後方側面57Bの前端部において左右方向Yに後方側面57Bを連結するとともに上下方向Zに沿って延びる連結面57Cとを含む。
前方凹部59Aは、左右方向Yにおいて互いに対向するとともに上下方向Zに沿って延びる一対の前方側面59Bと、前方側面59Bの後端部において左右方向Yに前方側面59Bを連結するとともに上下方向Zに沿って延びる当接面59Cとを含む。
図5および図6を参照して、プラグ2をコネクタ1に接続する態様について説明する。なお、図5では、コネクタ1の内部構造を省略して示すとともに扉体31のみを断面構造として示している。また、プラグ2のケーブル53を省略して示している。
図5(a)に示すように、使用者は、扉体31が閉位置から開位置となるように扉体31を変位させる(以下、「開操作」)。扉体31が開操作された状態において、図5(b)に示すように、プラグ2の位置表示部54が上方となるようにプラグ2の向きを調整した後、プラグ2の突起部56を扉体31に当接させる。このとき、使用者は扉体31から手を離したとしても、プラグ2により扉体31は開位置が保持される。
この状態において、栓刃52は栓刃挿入口14(図2参照)に対して前後方向Xに対応した位置に配置される。そしてこの状態において、プラグ2を後方に向けて挿入すると、栓刃52は栓刃挿入口14に挿入される。
そして図5(c)に示すように、プラグ2を後方に移動させて、突起部56と扉体31の当接突起部35とを当接させることにより、扉体31は図5(b)に示す開位置よりも開方向に移動した位置となるように回動される。このとき、接地ピン52Bは、接地用挿入口14B(図2参照)に挿入される。そして電源用栓刃52Aの先端部は、電源用挿入口14A(図2参照)に挿入される。
図5(d)に示すように、突起部56が当接突起部35の頂部を乗り越えた後、扉体31はばね部材33(図1参照)の付勢力により閉方向に向かい回動するとともに当接突起部35の頂部がプラグボディ51に当接した状態にて回動が停止する。このとき、栓刃52が栓刃挿入口14(図1参照)に挿入された状態となるとともにプラグボディ51の後端部は、凹所12に挿入される。これにより、プラグ2がコネクタ1に接続完了となる。
この状態において、電源用栓刃52Aは、刃受部材40の刃受部41(図3参照)により挟持された状態となる。接地ピン52Bも同様に刃受部材の刃受部に挟持された状態となる。
加えて、凹所12の内周面とプラグボディ51の外周面との間には僅かな隙間が形成される。ここで、「僅かな隙間」とは、使用者の指が入ることができない程度に小さい隙間である。これにより、図5(c)から図5(d)の状態となるようにプラグ2を挿入するときに、使用者の指が凹所12内に入ることが抑制される。
図6に示すように、コネクタ1にプラグ2が接続された状態において、当接突起部35は、前方凹部59A内に収容されている。このとき、図6(a)に示すように、当接突起部35の固定部35Bは、当接面59Cに前後方向Xにおいて当接している。加えて、図6(b)に示すように、当接突起部35は、一対の前方側面59Bの左右方向Yの間に配置されるとともに、各前方側面59Bと近接している。具体的には、前方側面59Bの左右方向Yの幅T1は、2つの当接突起部35の左右方向Yの幅T2と略等しい。詳細には、前方側面59Bの幅T1は、当接突起部35の幅T2よりも若干大きい。
このような構成により、扉体31は、プラグ2を固定する。詳細には、当接突起部35と突起部56とが互いに固定することにより栓刃52が栓刃挿入口14(図1参照)から抜けることを防止している。そして、当接突起部35が前方凹部59Aに収容されることにより、プラグ2がコネクタ1に対して左右方向Yに移動することを規制している。
図7を参照して、コネクタ1からプラグ2を抜き去る態様について説明する。なお、図7では、コネクタ1の内部構造を省略して示すとともに、扉体31のみを断面構造として示している。また、プラグ2のケーブル53を省略して示している。
図7(a)に示すように、使用者が扉体31を開方向に移動させる。この状態において、突起部56と当接突起部35との固定が外された状態となる。そして図7(b)に示すように、使用者がコネクタ1に対してプラグ2を前方に引き抜くことにより、図7(c)に示すようなコネクタ1からプラグ2が引き抜かれた状態となる。このとき、使用者が扉体31から指を離すとばね部材33(図1参照)の付勢力により扉体31は閉位置となるように回動する。
参考例によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本参考例では、栓刃挿入口14を前方から覆う扉体31と、プラグ2の突起部56を固定する当接突起部35とがコネクタ1に設けられている。したがって、コネクタ1は、栓刃挿入口14の防水とコネクタ1に対するプラグ2の抜け止め構造との両立を図ることができる。
また、扉体31に当接突起部35が設けられているため、プラグとコネクタとの抜け止めを行うための専用の部材を有するコネクタの構成と比較して、コネクタ1の部品点数を少なくすることができる。
(2)本参考例では、コネクタ1にダンパ34が設けられている。このダンパ34とシャフト32とが擦れ合いながらダンパ34に対してシャフト32が回動する。これにより、ダンパ34はシャフト32の回動に対して摺動抵抗を与える。したがって、ばね部材33の付勢力により扉体31を開位置にした状態から閉位置に回動するときには、ダンパ34が設けられていないコネクタと比較して、扉体31の移動速度が低下する。その結果、扉体31が閉位置となるときに、扉体31とコネクタボディ11の前面11Aとの衝突に起因する騒音の低減および扉体31の破損の抑制を図ることができる。
加えて、支持部13の収容凹部13Bにダンパ34が収容される構成である。すなわち支持部13とダンパ34とが一体的に構成されている。したがって、支持部13とダンパ34とが一体的に構成されない場合と比較して、コネクタ本体10および扉体31の大型化を抑制することができる。
(3)本参考例では、コネクタボディ11に凹所12が設けられている。そして栓刃挿入口14に栓刃52を挿入するときに凹所12にプラグボディ51の後端部が挿入される。これにより、使用者がプラグ2をコネクタ1に接続するときに使用者の手が凹所12内に入ることを抑制することができる。加えて、扉体31が凹所12を覆うことにより、凹所12内に異物が侵入することを抑制することができる。
(4)従来の抜け止め構造として、プラグをコードコネクタに接続した後に所定角度回転させることにより、プラグの栓刃に設けられた透孔にコードコネクタの刃受に設けられた突起が入り込み、プラグをコードコネクタから抜け止めするものが知られている。
しかしながら、このような抜け止め構造では、使用者がプラグを所定角度回転させる作業を忘れたとき、コードコネクタに対するプラグの抜け止めを行うことができない問題があった。
その点、本参考例では、扉体31がばね部材33によって閉位置に向けて付勢されている。そして、コネクタ1にプラグ2を接続するとき、プラグ2の突起部56が当接突起部35の頂部を乗り越えるとともに、突起部56の前方凹部59A内に当接突起部35が収容される。この状態において、前方凹部59Aの当接面59Cと当接突起部35の固定部35Bとが互いに当接する。これにより、栓刃52が栓刃挿入口14に挿入した状態が維持される。したがって、使用者がコネクタ1とプラグ2とを接続するだけでプラグ2のコネクタ1からの抜け止めを行うことができる。その結果、従来のように使用者がコネクタに対してプラグを回転させる作業を行うことにより抜け止めを行う構成よりも使用者がコネクタとプラグとの抜け止めを忘れる頻度を少なくすることができる。
(5)従来のコネクタに設けられた栓刃挿入口を覆う蓋は、可撓性に富んだ帯状の連結部材にてコネクタボディに連結する構成であった。しかしながら、このようなコネクタは、使用者がコネクタからプラグを抜き去った後にコネクタに扉体を取り付ける作業を行うことにより、コネクタの栓刃挿入口を覆う。そのため、使用者がコネクタに扉体を取り付ける作業を忘れた場合には、栓刃挿入口に水等の異物が侵入するおそれがある。
その点、本参考例では、コネクタ1からプラグ2を抜き去った後、ばね部材33により扉体31が閉位置に回動することにより、栓刃挿入口14を覆う。これにより、使用者がコネクタ1からプラグ2を抜き去る作業だけでコネクタ1の防水および異物の侵入の抑
制を図ることができる。したがって、使用者がコネクタ1に扉体31を取り付ける作業を忘れる頻度を少なくすることができる。
また、従来の蓋を有するコネクタでは、プラグがコネクタに接続された状態において、蓋は、連結部材を介してプラグボディおよびコネクタボディの両方から離間したところに位置する。したがって、プラグおよびコネクタを接続した状態において、プラグおよびコネクタの美観性が低下していた。
その点、本参考例では、コネクタ1にプラグ2が接続されるとき、扉体31はプラグ2に接続されるため、プラグ2と扉体31とが一体化された構造となる。したがって、コネクタ1にプラグ2が接続された状態において、コネクタ1およびプラグ2の美観性を向上させることができる。
(6)本参考例では、扉体31の当接突起部35の固定部35Bがプラグ2の突起部56の当接面59Cと当接するため、栓刃52が栓刃挿入口14に挿入した状態を維持する。したがって、プラグ2のケーブル53を引っ掛ける等によりプラグ2がコネクタ1から抜き去る方向に力が不用意に加わったとしても、コネクタ1からプラグ2が抜けてしまうことを防ぐことができる。
(7)本参考例では、コネクタ1にプラグ2が接続された状態において、突起部56の前方凹部59Aに扉体31の当接突起部35が収容される。これにより、プラグ2の左右方向Yへの移動を規制することができる。
(8)本参考例では、扉体31が閉位置において、扉体31がコネクタボディ11の前面11Aを押圧している。これにより、扉体31と同前面11Aとの間の隙間が小さくなる。したがって、扉体31が閉位置において、扉体31と同前面11Aとの間の隙間を介して異物が侵入することを抑制することができる。
(9)本参考例では、プラグ2に位置表示部54が設けられている。したがって、使用者は位置表示部54を視認することにより、栓刃52の配置位置を確認することができる。これにより、作業者が直接栓刃52を見ることにより、栓刃52の配置位置を確認する作業を省略することができる。
(10)本参考例では、扉体31が閉位置において、当接突起部35が凹所12に収容されている。これにより、扉体31が閉位置において、当接突起部35がコネクタ1の外部から隠れるため、コネクタ1の美観性を向上することができる。
加えて、扉体31が閉位置において、当接突起部35は、凹所12の底面12Aと前後方向Xに離間して配置されている。これにより、当接突起部35と底面12Aとが接触することにより扉体31がコネクタボディ11の前面11Aから離間することが抑制される。したがって、扉体31と前面11Aとの間を介して凹所12内に異物が侵入することを抑制することができる。
(実施形態)
図8および図9を参照して、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態では、参考例と異なるところを中心に説明するとともに、同一構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、参考例のコードコネクタ1の構成に加えて、扉体31に扉体側凹所を構成する凹所60を追加している。
図8に示すように、凹所60は、扉体31の左右方向Yの中央部において、同扉体31の表面から下方に向けて凹むように設けられている。この凹所60は、扉体31の後端部から前方に向けて延びている。
凹所60には、下方の部位を構成する底壁61と、底壁61の前端部と扉体31の前端部の表面とを連結する前方傾斜壁62と、底壁61の左右方向Yの両側と扉体31の左右方向Yの部位とを連結する側方傾斜壁63とが設けられている。
凹所60の前後方向Xの中央部には、当接突起部35が設けられている。当接突起部35には、後方に向かうにつれて上方に向けて傾斜する傾斜部35Aと、傾斜部35Aの頂部と扉体31の表面とを連結するとともに上下方向Zに沿って延びる固定部35Bとが設けられている。これにより、凹所60において、当接突起部35よりも前方の凹所60の部位によって規制部64が設けられるとともに、当接突起部35よりも後方の凹所60の部位によって固定部65が設けられている。固定部65は、当接突起部35の固定部35Bを含んで構成されている。
コネクタ1とプラグ2との接続態様について説明する。
図9(a)に示すように、使用者は、扉体31を開操作した状態において、図9(b)に示すように、プラグ2の位置表示部54が上方となるようにプラグ2の向きを調整した後、プラグ2の突起部56を扉体31に当接させる。このとき、使用者は扉体31から手を離したとしても、プラグ2により扉体31は開位置が保持される。
加えて、使用者は、栓刃挿入方向である前後方向Xの前方に向けてプラグ2を移動させることにより、プラグ2の突起部56を規制部64に収納させる。これにより、プラグ2は、前後方向Xおよびばね部材33の付勢方向である開閉方向Wの両方に直交する直交方向である左右方向Yへの移動が規制される。このとき、扉体31は閉方向に回動するとともに規制部64の底壁61と突起部56とが互いに当接する。そして、図9(b)に示すコネクタ1に対するプラグ2の位置において、プラグ2の栓刃52とコネクタ1の栓刃挿入口14とがそれぞれ対応したところに位置する。
図9(c)に示すように、プラグ2を後方に移動させて、突起部56と扉体31の当接突起部35とを当接させることにより、扉体31は図5(b)に示す開位置よりも開方向に移動した位置となるように回動される。このとき、接地ピン52Bは、接地用挿入口14B(図2参照)に挿入される。そして電源用栓刃52Aの先端部は、電源用挿入口14A(図2参照)に挿入される。
図9(d)に示すように、突起部56が当接突起部35の頂部を乗り越えた後、扉体31はばね部材33(図1参照)の付勢力により閉方向に向かい回動するとともに当接突起部35の頂部がプラグボディ51に当接した状態にて回動が停止する。このとき、プラグ2の突起部56は、扉体31の固定部65に収容される。突起部56と当接突起部35との固定構造は、参考例と同様である。またこのとき、栓刃52が栓刃挿入口14(図1参照)に挿入された状態となるとともにプラグボディ51の後端部は、凹所12に挿入される。これにより、プラグ2がコネクタ1に接続完了となる。
この状態において、電源用栓刃52Aは、刃受部材40の刃受部41(図3参照)により挟持された状態となる。接地ピン52Bも同様に刃受部材の刃受部に挟持された状態となる。なお、プラグ2をコネクタ1から抜き去る態様は、参考例と同様である。
本実施形態によれば、参考例の効果(1)〜(10)に加え、以下の効果を奏することができる。
(11)本実施形態では、扉体31に凹所60が設けられ、この凹所60に規制部64および固定部65が設けられる構成である。これにより、扉体31の表面に当接突起部35が設けられる構成と比較して、プラグ2をコネクタ1に挿入するとき、扉体31を開方
向に開くための扉体31の回転量を少なくすることができる。したがって、扉体31を開くための仕事を少なくすることができるため、プラグ2をコネクタ1に容易に接続することができる。
(12)本実施形態では、凹所60には、規制部64を構成する前方傾斜壁62が設けられている。これにより、プラグ2の突起部56を規制部64に収納するとき、前方傾斜壁62によって突起部56が凹所60の底壁61に案内される。したがって、突起部56を規制部64に容易に収納することができる。
(13)本実施形態では、凹所60には、規制部64を構成する側方傾斜壁63が設けられている。これにより、プラグ2の突起部56を規制部64に収納するとき、突起部56が規制部64に対して左右方向Yに異なったところに位置したとしても、側方傾斜壁63により突起部56は底壁61に案内される。したがって、突起部56を規制部64に容易に収納することができる。
(その他の実施形態)
本発明のプラグおよびコードコネクタの具体的な構成は、上記参考例及び実施形態に限定されることなく、例えば以下の変更が可能である。また、以下の変形例は、上記参考例及び実施形態についてのみ適用されるものでなく、異なる変形例同士を互いに組み合わせて実施することもできる。
上記参考例では、コネクタ1の固定部として、扉体31の当接突起部35が左右方向Yに配列された2つの三角形状の突起として設けられたが、コネクタ1の固定部はこれに限られない。例えば、扉体31の表面から左右方向Yおよび上下方向Zに延びる平板形状として設けることもできる。要するに、固定部は、プラグ2がコネクタ1に接続された状態において、プラグ2がコネクタ1に対して前方に移動することを規制する形状であればよい。
上記実施形態では、コネクタ1の固定部として、当接突起部35が左右方向Yに配列された2つの三角形状の突起として設けられたが、固定部はこれに限られない。例えば、当接突起部35に代えて、側方傾斜壁63を左右方向Yに連結するとともに底壁61から上方に向かい突出する平板状の隔壁を設けることもできる。要するに、固定部は、プラグ2がコネクタ1に接続された状態において、プラグ2がコネクタ1に対して前方に移動することを規制する形状であればよい。
上記実施形態では、扉体31に凹所60を設けるとともに、凹所60のうちの当接突起部35よりも前方の部位にて規制部64が形成されたが、規制部の構成はこれに限られない。例えば、規制部として、扉体31の凹所60を省略するとともに、扉体31の表面から上方に突出するとともに前後方向Xに延びる一対の壁部を設ける構成とすることもできる。この場合、これら壁部の左右方向Yの間に突起部56が収納されることにより、プラグ2の左右方向Yの移動が規制される。
上記参考例及び実施形態では、コネクタ1が供給電流15(A)および供給電圧125(V)に適用するものとしたが、コネクタ1の供給電流および供給電圧の種類はこれに限られない。例えば、図10に示すような栓刃挿入口14の形状とすることにより、コネクタ1を供給電流20(A)および供給電圧250(V)に適用するものと変更することもできる。また、図8のコネクタ1以外にも栓刃挿入口14の形状を変更することにより、コネクタ1の供給電流および供給電圧を変更することもできる。
上記参考例及び実施形態では、コネクタボディ11の前端部に凹所12を設けたが、この凹所1
2を省略することもできる。この場合、コネクタボディ11の前面11Aと底面12Aとが面一となる。すなわち上記前面11Aに栓刃挿入口14が形成される。この凹所12を省略した構成においても上記参考例の効果(1)、(2)および(4)〜(9)に準じた効果を奏することができる。
上記参考例及び実施形態では、支持部13が接地用挿入口14Bよりも下方に設けられたが、支持部13の位置は、これに限られない。例えば、電源用挿入口14Aよりも上方に支持部13を設けることもできる。または栓刃挿入口14と上下方向Zにおいて同位置かつ同挿入口14よりも右方または左方に支持部13を設けることもできる。
上記参考例及び実施形態では、扉体開閉機構30にダンパ34を設けたが、このダンパ34を省略することもできる。ダンパ34を省略した構成においても上記参考例の効果(1)および(3)〜(10)に準じた効果を奏することができる。
上記参考例及び実施形態では、付勢部材として、つるまきばね(ばね部材33)を用いたが、付勢部材の種類はこれに限られない。扉体31を閉位置に向けて付勢する部材または機構であればよい。
上記参考例及び実施形態では、付勢力減衰部材として、シャフト32との間に摺動抵抗を付与するダンパ34を用いたが、付勢力減衰部材の種類はこれに限られない。扉体31の閉位置への付勢力が減衰される部材または機構であればよい。
上記参考例及び実施形態では、扉体31が凹所12の周縁に当接して凹所12を前方から覆うことにより、栓刃挿入口14を前方から覆う構成であったが、扉体31が栓刃挿入口14を覆う構成はこれに限られない。扉体31が栓刃挿入口14の周縁に当接することにより、栓刃挿入口14のみを覆う構成とすることもできる。
上記参考例及び実施形態では、刃受部材40として、刃受部41、接続端子42および連結部43が単一部材として構成されたが、刃受部材40の構成はこれに限られない。例えば刃受部材として、刃受部41のみを有する刃受専用部材と、連結部43および接続端子42とを有する端子部材とが溶接およびねじ固定により一体化された構成とすることもできる。
上記参考例及び実施形態では、プラグ2はコネクタ1に接続されたが、プラグ2の適用はこれに限られない。例えば、屋外の駐車場に立設されている充電スタンド(充電装置)に設けられるコンセントに接続することもできる。また家屋の外壁に設けられる防水コンセントに接続することもできる。
上記参考例及び実施形態では、コネクタ1は電源装置3に接続されたが、コネクタ1の接続機器はこれに限られない。コネクタ1は機器と、別の機器に設けられたプラグとを接続する構成であれば、電源装置3以外の機器にも接続することもできる。
1…コネクタ(コードコネクタ)、2…プラグ、3…電源装置(電源)、10…コネクタ本体、11A…前面、12…凹所、12A…底面、14…栓刃挿入口、20…コード、21…電線、31…扉体、33…ばね部材(付勢部材)、34…ダンパ(付勢力減衰部材)、35…当接突起部(固定部)、51…プラグボディ、52…栓刃、56…突起部(プラグの突起部)、60…凹所(扉体側凹所)、64…規制部、65…固定部。

Claims (5)

  1. プラグの栓刃が挿入される栓刃挿入口を前面に有するコネクタ本体と、このコネクタ本体に設けられるとともに前記栓刃挿入口に挿入された前記栓刃を挟持する刃受部材と、前記コネクタ本体に接続されることにより前記刃受部材に電力を供給するための電線を有するコードと、少なくとも前記栓刃挿入口を前方から覆う閉位置と前記栓刃挿入口を外部に露出させる開位置との間を変位可能な扉体と、前記扉体を前記閉位置へ向かい付勢する付勢部材とを備えるコードコネクタであって、
    前記扉体には、栓刃が前記栓刃挿入口に挿入された状態において、プラグを固定することにより前記栓刃が前記栓刃挿入口から抜けることを防止する固定部が設けられ、
    前記コネクタ本体には、前記プラグの栓刃を保持するプラグボディの先端部が挿入可能な凹所が設けられ、
    前記凹所の底面には、前記栓刃挿入口が設けられ、
    前記扉体が前記閉位置のとき、前記扉体は前記凹所の周縁を前方から覆うとともに前記扉体は、表面に扉体側凹所が設けられ、該扉体側凹所に前記固定部が設けられている
    ことを特徴とするコードコネクタ。
  2. 請求項1に記載のコードコネクタにおいて、
    前記付勢部材により付勢される前記扉体の付勢力を減衰するための付勢力減衰部材が設けられる
    ことを特徴とするコードコネクタ。
  3. 請求項1または2に記載のコードコネクタにおいて、
    前記プラグには、当該コネクタに同プラグを接続した状態において、前記固定部に固定される突起部が設けられ、
    前記扉体には、前記開位置において前記突起部に当接して前記付勢部材による前記扉体を付勢する方向と前記栓刃が前記栓刃挿入口に挿入される栓刃挿入方向との両方に直交する直交方向へのプラグの移動を規制することによって当該コードコネクタに対する前記プ
    ラグの位置を前記栓刃と前記栓刃挿入口とが対応する位置に規制する規制部が設けられる
    ことを特徴とするコードコネクタ。
  4. 請求項3に記載のコードコネクタにおいて、
    前記規制部は、前記扉体の表面に設けられた前記扉体側凹所からなり、
    前記突起部は、前記扉体側凹所に納まることにより前記直交方向へのプラグの移動が規制される
    ことを特徴とするコードコネクタ。
  5. プラグボディから栓刃が突出して設けられたプラグと、前記栓刃が挿抜自在に挿入される栓刃挿入口を前面に有するコードコネクタとを備えるプラグおよびコードコネクタにおいて、
    前記プラグボディには突起部が設けられ、
    前記コードコネクタは、前記栓刃挿入口を前面に有するコネクタ本体と、このコネクタ本体に設けられるとともに前記栓刃挿入口に挿入された前記栓刃を挟持する刃受部材と、前記コネクタ本体に接続されることにより前記刃受部材に電力を供給するための電線を有するコードと、少なくとも前記栓刃挿入口を前方から覆う閉位置と前記栓刃挿入口を外部に露出させる開位置との間を変位可能な扉体と、前記扉体を前記閉位置へ向かい付勢する付勢部材とを備え、
    前記扉体には、栓刃が前記栓刃挿入口に挿入された状態において、前記突起部を固定することにより前記栓刃が前記栓刃挿入口から抜けることを防止する固定部が設けられ、
    前記コネクタ本体には、前記プラグの栓刃を保持するプラグボディの先端部が挿入可能な凹所が設けられ、
    前記凹所の底面には、前記栓刃挿入口が設けられ、
    前記扉体が前記閉位置のとき、前記扉体は前記凹所の周縁を前方から覆うとともに前記扉体は、表面に扉体側凹所が設けられ、該扉体側凹所に前記固定部が設けられている
    ことを特徴とするプラグおよびコードコネクタ。
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