JP7218268B2 - 規制部材及びコネクタ組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、第1コネクタ及び第2コネクタの嵌合状態のロックを強化する規制部材及びコネクタ組立体に関する。
特許文献1に示すように、コネクタ間の嵌合状態を維持するための係止部及び被係止部を含む係止手段を備えたコネクタ装置が知られている。コネクタ装置は、電気ケーブルに接続されるプラグコネクタ(第1コネクタ)と、装置の筐体に設置されて使用されるレセプタクルコネクタ(第2コネクタ)とから構成され、両コネクタは筒状の嵌合部をそれぞれ有する。このコネクタ装置は、互いの嵌合部を嵌合することで、両コネクタが有する端子同士が電気的に接続されて使用される。
この嵌合状態を維持するため、プラグコネクタには、係止部を有する操作レバーが設けられ、レセプタクルコネクタには、被係止部が設けられており、操作レバーをレセプタクルコネクタの方へ下げることで係止部が被係止部に引っかかる。これにより、プラグコネクタをレセプタクルコネクタに係止、すなわち、プラグコネクタをレセプタクルコネクタにロックすることができる。
特開2018-206517号公報
上記のようなプラグコネクタとレセプタクルコネクタとの嵌合状態を維持する操作レバーで嵌合状態をロックしているが、操作レバーが誤って外れてしまう場合があり、更なるロック状態の強化が要望されていた。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、第1コネクタ及び第2コネクタの嵌合状態のロックを強化することのできる規制部材を提供することにある。
本発明の規制部材は、第1コネクタ及び第2コネクタの嵌合状態を維持する操作レバーの回転を規制する規制部材であって、前記操作レバーは、前記第1コネクタが有する第1ハウジングに対して、前記嵌合状態を維持する第1の位置から前記嵌合状態を解除した第2の位置へ回転可能に軸支され、前記第2コネクタは、第2ハウジングを備え、前記規制部材は、前記第1の位置から前記第2の位置への前記操作レバーの回転軌道上に設けられ、前記第1の位置の前記操作レバーの回転を規制する規制部と、前記規制部から繋がって設けられ、前記第2ハウジングに係止される係止部と、を備えたこと、を特徴とする。
本発明のコネクタ組立体は、互いに嵌合可能な第1コネクタと第2コネクタとを有するコネクタ装置と、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合状態を維持可能な操作レバーと、前記コネクタ装置に装着され、前記嵌合状態を維持する操作レバーの回転を規制する規制部材と、を備えたコネクタ組立体であって、前記操作レバーは、前記第1コネクタが有する第1ハウジングに対して、前記嵌合状態を維持する第1の位置から前記嵌合状態を解除した第2の位置へ回転可能に軸支され、前記第2コネクタは、第2ハウジングを備え、前記規制部材は、前記第1の位置から前記第2の位置への前記操作レバーの回転軌道上に設けられ、前記第1の位置の前記操作レバーの回転を規制する規制部と、前記規制部から繋がって設けられ、前記第2ハウジングに係止される係止部と、を備えたこと、を特徴とする。
本発明によれば、第1コネクタ及び第2コネクタの嵌合状態のロックを強化することのできる規制部材及びコネクタ組立体を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る規制部材の正面側斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る規制部材の背面側斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る規制部材が装着されるコネクタ装置の斜視図であり、操作レバーが嵌合状態を維持する位置にある状態を示す。 本発明の第1実施形態に係る規制部材が装着されるコネクタ装置の斜視図であり、操作レバーが嵌合状態を解除した位置にある状態を示す。 本発明の第1実施形態に係る規制部材をコネクタ装置に装着した状態の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る規制部材をコネクタ装置に装着した状態の右側面図である。 図6のA-A断面図である。 本発明の第1実施形態に係る規制部材をコネクタ装置に装着した状態の上面図である。 図8のB-B断面図である。 図8のC-C断面図である。 本発明の第1実施形態に係る規制部材をコネクタ装置に装着する前の状態の斜視図である。 図11の部分拡大断面斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る規制部材の正面側斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る規制部材をコネクタ装置に装着した状態の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る規制部材をコネクタ装置に装着した状態の正面図である。 本発明の第2実施形態に係る規制部材をコネクタ装置に装着した状態の上面図である。 図16のD-D断面図である。 本発明の第2実施形態に係る規制部材をコネクタ装置に装着する前の状態の斜視図である。
[1.第1実施形態]
[1-1.概略構成]
図1は、第1実施形態に係る規制部材1の正面側斜視図、図2は、その背面側斜視図である。図3は、第1実施形態に係る規制部材が装着されるコネクタ装置の斜視図であり、操作レバーが嵌合状態を維持する位置にある状態を示す。図4は、第1実施形態に係る規制部材が装着されるコネクタ装置の斜視図であり、操作レバーが嵌合状態を解除した位置にある状態を示す。図5は、第1実施形態に係る規制部材1をコネクタ装置に装着した状態の斜視図である。
コネクタ装置は、規制部材1が装着される対象であり、プラグコネクタ2とレセプタクルコネクタ3とからなる。プラグコネクタ2は、電気ケーブル4の一端に接続して使用され、レセプタクルコネクタ3は、モータその他の装置の筐体の表面に設置されて使用される。両コネクタは、筒状の嵌合部をそれぞれ有し、互いの嵌合部を嵌合することで、両コネクタが有する端子同士が互いに電気的に接続される。図3~図5のプラグコネクタ2とレセプタクルコネクタ3は、互いに嵌合した状態(以下、単に「嵌合状態」ともいう。)を示している。
図3及び図4に示すように、プラグコネクタ2は、第1ハウジング20、操作レバー21、クランプ受け部22、クランプ23、及び端子等の部品を含み構成されている。クランプ23は、第1ハウジング20に固定されたクランプ受け部22を介して電気ケーブル4をプラグコネクタ2に固定する。第1ハウジング20は、絶縁性樹脂で例えば箱型形状を有するように成形されており、内部に電気ケーブルと電気的に接続される端子を収容した嵌合部が設けられている。第1ハウジング20には、その左右の側面の中央付近に回転軸20aが外方に向かって設けられている。
図5に示すように、プラグコネクタ2とレセプタクルコネクタ3とを有するコネクタ装置と、プラグコネクタ2とレセプタクルコネクタ3の嵌合状態を維持可能な操作レバー21と、コネクタ装置に装着され、嵌合状態を維持する操作レバー21の回転を規制する規制部材1とを含み、コネクタ組立体が構成される。
図6は、第1実施形態に係る規制部材1をコネクタ装置に装着した状態の右側面図である。図7は、図6のA-A断面図である。図8は、第1実施形態に係る規制部材1をコネクタ装置に装着した状態の上面図である。図9は、図8のB-B断面図、図10は、図8のC-C断面図である。
操作レバー21は、第1ハウジング20の形状に沿った帯形状を有し、プラグコネクタ2とレセプタクルコネクタ3の嵌合状態を維持する。図3、図5、図7に示すように、嵌合状態を維持する位置にある操作レバー21は、第1ハウジング20の一方の側面から正面を通じて他方の側面に架け渡される帯状の部材であり、概略U字形状を有する。操作レバー21の左右の側面には、軸穴が形成された軸受け部21aが設けられており(図3、図4、図10参照)、この軸穴に回転軸20aが挿通されることにより、操作レバー21は、第1ハウジング20に対して回転可能に軸支されている。操作レバー21は、回転軸20a回りに所定角度(例えば、90°)回転可能である。操作レバー21は、図3に示す嵌合状態を維持する位置(以下、「第1の位置」ともいう。)から嵌合状態を解除した位置(以下、「第2の位置」ともいう。)へ回転可能であり、逆に、図4に示すように、第2の位置から第1の位置への回転も可能である。すなわち、操作レバー21は、第1の位置及び第2の位置を含む回転軌道を有する。
図4及び図10に示すように、操作レバー21は、係止部21bを有する。この係止部21bは、左右の軸受け部21aの下方に隙間を空けて設けられたアーム状の部位であり、操作レバー21が下げられたときに、レセプタクルコネクタ3が有する被係止部32に係止される。すなわち、レセプタクルコネクタ3は、第2ハウジング30を有し、図3、図7に示すように、第2ハウジング30は、第1の位置にある操作レバー21よりも外側(ここでは左右)の対向位置に立設された一対の支持部31を有する。各支持部31の先端部には、内側、すなわち、嵌合状態にある第1ハウジング20側に突出した被係止部32が設けられている(図4、図10参照)。そのため、左右のそれぞれの支持部31と被係止部32の全体はL字形状を成す。操作レバー21が下げられると、係止部21bが被係止部32の下方に入り込む。換言すると、被係止部32が軸受け部21aと係止部21bとの間の隙間に入り込み、プラグコネクタ2がレセプタクルコネクタ3にロックされた状態となり、嵌合状態を維持する状態となる(図3、図10参照)。この状態となる位置が第1の位置である。一方、操作レバー21が所定角度上げられると、係止部21bが被係止部32との係止関係が解除され、嵌合状態を解除した状態となる(図4参照)。この状態となる位置が第2の位置である。嵌合状態が解除されるのは、図3に示す軸受け部21aとその下方に位置し、上部がテーパー形状の支持部31とでカム機構を構成するからである。すなわち、操作レバー21の回転により、軸受け部21aが、支持部31の上部を摺動して載り上げることによる。なお、係止部21bには、軸受け部21a側に突出した突起210が設けられ、この突起が被係止部32により係止された後に、被係止部32の縁に引っ掛かり、操作レバー21のロック状態を強化するようにしてもよい。
図3に示すように、操作レバー21には、その前面部分に、弾性を有し、内側に突出した爪部21cが設けられており、操作レバー21が下まで下げられたとき、すなわち第1の位置に位置したとき、第1ハウジング20の前面に設けられた突起20bに引っ掛かり、操作レバー21のロックを補助するようになっている。
レセプタクルコネクタ3の第2ハウジング30は、例えばダイキャストであり、内部に端子が収容された嵌合部と、プラグコネクタ2の嵌合方向(図3の下方の方向)に対して直角に交わる方向(実装面に対して水平)に延出し、プラグコネクタ2とレセプタクルコネクタ3との嵌合側の突合せ面を形成するフランジ部30aを含み構成されている。フランジ部30aは、レセプタクルコネクタ3が設置される装置の筐体の実装面に固定される。本実施形態では、支持部31は、フランジ部30aから上方に突出するように設けられており(図3参照)、フランジ部30aが固定されるので支持部31も操作レバー21の回転とは別に固定されている。支持部31は、板形状を成し、その先端はテーパー状に形成されている(図3、図9参照)。
[1-2.詳細構成]
次に、規制部材1の構成を詳細に説明する。図1及び図2に示すように、規制部材1は、カバー部11と、一対のアーム部12とを有し、一対のアーム部12が平行に延び、一対のアーム部12の端部をカバー部11がつないで全体としてU字形状を成す。規制部材1は、ダイキャスト、樹脂などにより構成することができ、ここでは、ダイキャストである。
カバー部11は、操作レバー21の回転軌道上に設けられ、第1の位置の操作レバー21の回転を規制する規制部である。本実施形態では、カバー部11は、横長の板状体であり、図5に示すように、規制部材1がコネクタ装置に装着されたときに嵌合状態を維持する位置にある操作レバー21の前面を覆う。換言すれば、規制部材1がコネクタ装置に装着されて第1の位置にある操作レバー21の前面を覆う位置は、操作レバー21の回転軌道上にある。操作レバー21の前面とは、爪部21cが設けられた正面をいう。
図2に示すように、カバー部11の内面の下端部には、一方向に延び、かつ、内側に膨出した引っかけ部11aが設けられている。引っかけ部11aは、規制部材1がコネクタ装置に装着されるときに、第1の位置の操作レバー21と第2ハウジング30との間の隙間に入るように設けられている(図12参照)。なお、ここでいうカバー部11の内面とは、規制部材1がコネクタ装置に装着された際に、第1の位置にある操作レバー21の前面と対向する面である。
また、カバー部11の内面には、凸部11bが設けられており、規制部材1がコネクタ装置に装着されたとき、凸部11bは、操作レバー21の前面に設けられた爪部21cに当接し、弾性変形を規制する。
一対のアーム部12は、カバー部11から繋がって設けられ、操作レバー21の回転とは別に固定された一対の支持部31に係止される。具体的には、本実施形態では、図1、図2に示すように、一対のアーム部12は、一対の第1アーム121と、一対の第2アーム122とを有する。一対の第1アーム121は、カバー部11の両端と繋がりカバー部11と直交する方向にストレートに延びて設けられている。具体的には、一方の第1アーム121は、カバー部11の一端から湾曲してカバー部11と直交する方向にストレートに延びて設けられ、他方の第1アーム121は、カバー部11の他端から湾曲してカバー部11と直交する方向にストレートに延びて設けられている。そのため、一対の第1アーム121は互いに平行である。
各第1アーム121の先端には、他方の第1アーム121の方に突出した突出部121aが設けられている(図1、図2、図7、図9参照)。第1アーム121及び突出部121aを全体としてみると、L字形状を成す。規制部材1が嵌合状態のコネクタ装置に装着されたとき、一対の第1アーム121が一対の支持部31の外側に沿い、突出部121aが支持部31のカバー部11から遠い方の縁に引っかかることにより、規制部材1が支持部31に係止される。
図1、図2に示すように、第2アーム122は、第1アーム121とは別に、カバー部11の端部から繋がって設けられている。ここでは、第2アーム122は、第1アーム121より上方に設けられている。第2アーム122は、第1アーム121より肉薄で、かつ、カバー部11の端部から第1アーム121よりも内側に湾曲し、湾曲した先端がカバー部11と直交する方向に延びている。
第2アーム122の先端の内側、すなわち、他方の第2アーム122の方には、内側に向けて突出した突起122aが設けられている(図1、図2、図10参照)。この突起122aは、規制部材1がコネクタ装置に装着されたときに、操作レバー21の軸受け部21aの下端に当接するように設けられている。この突起122aは、第2アーム122の先端程、内側に突出した逆テーパー形状を有している。
第2アーム122の先端部の上縁には、第2アーム122から張り出した張り出し部122cが設けられている(図1、図2参照)。本実施形態では、張り出し部122cは、第2アーム122の外側に張り出している。この張り出し部122cは、第1アーム121の上下方向の投影範囲内に収まって設けられている。なお、張り出し部122cは、第2アーム122の内側、すなわち、他方の第2アーム122側に張り出すように設けてもよい。
第2アーム122の先端部には、ツメ122bが設けられている(図2参照)。このツメ122bは、第2アーム122の先端部から突出して設けられており、例えば、一対の第2アーム122をユーザにより押し拡げる際に引っかけられて用いられる。
[1-3.作用]
本実施形態の規制部材1の装着方法について、図面を用いて説明する。図11は、第1実施形態に係る規制部材1をコネクタ装置に装着する前の状態の斜視図であり、図12は、図11の部分拡大断面斜視図である。なお、図12では、コネクタ2、3の断面の詳細な図示は省略している。
図11に示すように、規制部材1は、プラグコネクタ2がレセプタクルコネクタ3に嵌合され、操作レバー21が第1の位置にある状態で装着される。まず、図11に示すように、ユーザにより規制部材1が一対のアーム部12が実装面に対し例えば30°超に傾けられ、規制部材1の引っかけ部11aが、第1の位置の操作レバー21と第2ハウジング30(より具体的にはフランジ部30a)との間の隙間に入ると(図12参照)、引っかけ部11aが第2ハウジング30(フランジ部30a)、操作レバー21の下端に引っかけられ、この引っかけ部11aを回転軸として、一対のアーム部12が実装面と平行になるように規制部材1を回転させる。
このとき、第1アーム121は、支持部31の上方から支持部31の外側を移動し、第1アーム121の先端の突出部121aは、当該支持部31上方から支持部31を迂回して支持部31のカバー部11から遠い方の縁に引っかかることにより、規制部材1が支持部31に係止される(図7、図9参照)。換言すれば、突出部121aは、支持部31上方のスペースを通って支持部31のカバー部11から遠い方の縁まで迂回する円弧状のルートで移動するので、一対の第1アーム121は、一対の支持部31の外側を回転により移動するだけで、外側に押し拡げられる必要がない。
このように、突出部121aと支持部31により規制部材1が係止されるとともに、カバー部11が操作レバー21の前面を覆う位置に位置するようになる。この操作レバー21の前面を覆う位置は、操作レバー21の回転軌道上の位置であるため、操作レバー21が第1の位置から回転しようとしても、突出部121a及び第1アーム121と繋がるカバー部11により当該回転が規制されるため、操作レバー21のロックを強化することができる。
また、上記の第1アーム121の回転に伴って、カバー部11により一体となっている第2アーム122も回転する。このとき、張り出し部122cを利用して下方に押し込んでも良い。一対の第2アーム122は、ユーザにより必要に応じてツメ122bを引っかけて外側に拡げられ、操作レバー21の左右の側面に沿って回転し、突起122aが軸受け部21aの下端まで回り込む。このように突起122aが軸受け部21aの下端まで回り込むと、軸受け部21aの下方にスペースが設けられていることにより、一対の第2アーム122は外側に拡げられた状態から内側に復元する。これにより、突起122aが軸受け部21aの下端に当接することができる(図10参照)。そのため、外力等により、規制部材1が一対のアーム部121が上がるように引っかけ部11aを回転軸とする回転をしようとしても、突起122aが軸受け部21aの下端に当接するので、規制部材1が誤って外れることを防止することができる。また、操作レバー21が回転しようとすることにより軸受け部21aから突起122aに加わる力は、第1アーム121を介して第2ハウジング30に支持される。
規制部材1を取り外す際には、ツメ122bを引っかけて一対の第2アーム122を外側に拡げて、引っかけ部11aを回転軸として一対のアーム部12を上方に上げるように回転させる。これにより、突起122aが軸受け部21の下端との係止関係が解除され、突起122a及び突出部121aが、操作レバー21の左右の側面を通って規制部材1を取り外すことができる。
[1-4.効果]
(1)本実施形態の規制部材1は、プラグコネクタ2及びレセプタクルコネクタ3の嵌合状態を維持する操作レバー21の回転を規制する規制部材1であって、操作レバー21は、プラグコネクタ2が有する第1ハウジング20に対して、嵌合状態を維持する第1の位置から嵌合状態を解除した第2の位置へ回転可能に軸支され、レセプタクルコネクタ3は、第2ハウジング30を備え、規制部材1は、第1の位置から第2の位置への操作レバー21の回転軌道上に設けられ、第1の位置の操作レバー21の回転を規制する規制部と、規制部から繋がって設けられ、第2ハウジング30に係止される係止部と、を備えるようにした。具体的には、本実施形態では、第2ハウジング30は、第1の位置にある操作レバー21よりも外側の対向位置に立設された一対の支持部31を有し、係止部は、規制部から繋がって設けられ、一対の支持部31に係止される一対のアーム部12とした。
これにより、プラグコネクタ2とレセプタクルコネクタ3の嵌合状態のロックを強化することができる。すなわち、規制部が操作レバー21の回転軌道上に設けられ、この規制部の両端から繋がって設けられた一対のアーム部12が、操作レバー21の回転から独立した一対の支持部31に係止されるので、第1の位置から操作レバー21が回転するのを抑止することができ、嵌合状態のロックを強化することができる。なお、係止部が係止される対象は、操作レバー21の回転から独立して固定された対象であれば良く、本実施形態のように支持部31であっても良いし、例えばフランジ部30aの縁など第2ハウジング30の何れかの箇所であっても良い。
(2)規制部は、操作レバー21の前面を覆うカバー部11であり、一対のアーム部12は、カバー部11の両端と繋がりカバー部11と直交する方向にストレートに延びる一対の第1アーム121を有し、第1アーム121の先端には、他方の第1アーム121の方に突出した突出部121aがそれぞれ設けるようにした。
これにより、突出部121aが操作レバー21の回転から独立した支持部31のカバー部11から遠い方の縁に引っかけることができ、規制部材1をレセプタクルコネクタ3(第2ハウジング30)に対して固定することができる。そのため、操作レバー21の回転軌道上に設けられたカバー部11も位置が固定される。よって、操作レバー21が回転しようとしても、カバー部11により操作レバー21の回転が規制される。したがって、操作レバー21が回転することによりプラグコネクタ2とレセプタクルコネクタ3の嵌合状態が解除される事態を防止することができる。
(3)規制部材1は、カバー部11の操作レバー21と対面する内面の下端部に、第1の位置の操作レバー21と第2ハウジング30との間の隙間に入るように一方向に延び、かつ、内側に膨出した引っかけ部11aを設けるようにした。
これにより、上記隙間に入り込んだ引っかけ部11aを軸として規制部材1を回転させてレセプタクルコネクタ3(第2ハウジング30)に対して装着することができる。すなわち、引っかけ部11aを上記隙間に入れ、引っかけ部11aを回転軸として規制部材1を回転させるという流れ作業で第1アーム121の突出部121aを支持部31のカバー部11から遠い方の縁に引っかけて規制部材1を装着することができ、作業効率を向上させることができる。
また、引っかけ部11aがない場合、第1アーム121の突出部121aが規制部材1の装着の邪魔にならないようにするために一対の第1アーム121を外側に押し拡げて装着することができるが、引っかけ部11aを設けたことで、引っかけ部11aを回転軸として回転により第1アーム121の突出部121aが支持部31を迂回して支持部31のカバー部11から遠い方の縁に引っかかるように規制部材1を装着することができるので、第1アーム121を拡げて装着する必要がなく、作業効率を向上させることができる。例えば、規制部材1がダイキャストである場合、ダイキャストは硬いがあるものの一定以上の外力により塑性変形を引き起こす場合があるが、第1アーム121を拡げる必要がないので塑性変形を引き起こすことを防止することができる。
(4)一対のアーム部12は、カバー部11の端部から繋がる第2アーム122をそれぞれ有し、第2アーム122の先端の内側には、操作レバー21の回転軸を受ける軸受け部21aの下端に当接するように内側に向けて突出した突起122aを設けるようにした。これにより、突起122aが軸受け部21aの下端に引っかかり、引っかけ部11aを回転軸とした回転により規制部材1が外れるのを防止することができる。
(5)第2アーム122は、第1アーム121よりも肉薄で、かつ、カバー部11の端部から第1アーム121よりも内側に湾曲し、湾曲した先端がカバー部11と直交する方向に延びるようにした。これにより、第2アーム122が内側に弾性を有し、装着の際には若干押し拡げられることで一対の第2アーム122は内側に付勢される。そして、装着した際には、軸受け部21aの下端に入り込むように復元し、突起122aが軸受け部21aの下端に当接するので上記回転による規制部材1の外れを防止することができる。また、規制部材1の取外しの際には、第2アーム122を押し拡げて操作レバー21への引っ掛かりを解除し、引っかけ部11aを回転軸とした回転により流れ作業で簡便に規制部材1を取り外すことができる。
(6)突起122aは、第2アーム122の先端程、内側に突出した逆テーパー形状を有するようにした。これにより、規制部材1を装着する際に第2アーム122を外側に押し拡げた場合に、突起122aの面と操作レバー21の側面とが平行になりやすく、装着を容易にすることができる。
(7)第2アーム122の先端部の上縁には、第2アーム122から張り出した張り出し部122cを設けるようにした。これにより、規制部材1を装着する際に、規制部材1を下方に押し込んで第2アーム122の突起122aが操作レバー21の軸受け部21aの下方に回り込みやすくすることができ、装着を容易にすることができる。
(8)張り出し部122cは、第1アーム121の上下方向の投影範囲内に収まって設けるようにした。これにより、張り出し部122cが第1アーム121の上下方向の投影範囲を超えて張り出している場合と比べて、規制部材1を小型化することができる。
(9)第2アーム122の先端部には、ツメ122bを設けるようにした。これにより、規制部材1を取り外す際に、ツメ122bに引っかけて第2アーム122を外側に押し拡げて取り外しやすくすることができる。
(10)カバー部11の操作レバー21の前面と対向する内面には、操作レバー21の前面に設けられた爪部21cに当接する凸部11bを設けるようにした。これにより、凸部11bで操作レバー21の前面のツメ122bを押圧することができるので、当該ツメ122bと第1ハウジング20の前面に設けられた突起との係止関係を維持し、操作レバー21の回転を防止することができる。
[2.第2実施形態]
[2-1.構成]
第2実施形態に係る規制部材1を図面を用いて説明する。第2実施形態は、第1実施形態と基本構成は同じである。よって、第1実施形態と異なる点のみを説明し、第1実施形態と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図13は、第2実施形態に係る規制部材1の正面側斜視図である。図14は、第2実施形態に係る規制部材1をコネクタ装置に装着した状態の斜視図である。図15は、第2実施形態に係る規制部材1をコネクタ装置に装着した状態の正面図である。図16は、第2実施形態に係る規制部材1をコネクタ装置に装着した状態の上面図である。図17は、図16のD-D断面図である。図18は、第2実施形態に係る規制部材1をコネクタ装置に装着する前の状態の斜視図である。
図13~図15に示すように、一対のアーム部12は、第1の位置にある操作レバー21を挟むように平行に設けられ、カバー部11は、一対のアーム部12を繋ぐように設けられている。そのため、規制部材1は、全体としてU字形状である。
図13に示すように、一対のアーム部12の先端の内側には、凹部123が設けられている。この凹部123は、支持部31の縁に沿う形状を有し、支持部31が差し込まれる。図13、図15に示すように、一対のアーム部12には、膨出部124が設けられている。この凸部124は、一対のアーム部12の先端から操作レバー21の幅分離れた位置に、内側に膨出している。ここでいう操作レバー21の幅とは、第1の位置にある操作レバー21の下端から上端までの長さをいい、ここでいう内側とは、他方のアーム部12側であり、一対のアーム部12に設けられた膨出部124は互いに向かい合う。なお、膨出部124は、例えば、アーム部12が設けられているカバー部11の端から、一対のアーム部12の先端から操作レバー21の幅分離れた位置までアーム部12の先端に向かって膨出する態様とし、規制部材1の内側に段部を設けるようにしても良い。
本実施形態の規制部材1は、図18に示すように、上方から装着される。すなわち、一対のアーム部12を上下方向に沿うようにした状態から、凹部123に支持部31を差し込んで規制部材1を装着する。凹部123に支持部31が差し込まれていることで、規制部材1が支持部31に係止される(図17参照)。
また、規制部材1を下方まで降ろす(例えば、一対のアーム部12の先端がフランジ部30aに当接する)と、図15に示すように、凸部124が操作レバー21の側面の上端に当接する。このとき凸部124は、操作レバー21の回転軌道上に位置するため、操作レバー21の回転を抑止する規制部として機能する。換言すれば、支持部31に係止された一対のアーム部12に凸部124が設けられているので、凸部124が操作レバー21の回転を規制することができる。
[2-2.作用・効果]
本実施形態の規制部材1では、第2ハウジング30は、第1の位置にある操作レバー21よりも外側の位置に立設された支持部31を有し、係止部としてのアーム部12の先端の内側には、支持部31の縁に沿う形状を有し支持部31が差し込まれる凹部123が設けられ、アーム部12には、アーム部12の先端から操作レバー21の幅分離れた位置に、内側に膨出した膨出部124が設けられ、膨出部124を規制部とした。
これにより、凸部124が、第1の位置にある操作レバー21の上端と当接し、また、規制部材1が凹部123を介してレセプタクルコネクタ3(第2ハウジング30)に対して固定される。そのため、操作レバー21が回転しようとしても、凸部124により操作レバー21の回転が規制される。したがって、操作レバー21が回転することによりプラグコネクタ2とレセプタクルコネクタ3の嵌合状態が解除される事態を防止することができる。
また、アーム部12は、第1の位置にある操作レバー21を挟むように平行に一対設けられ、規制部材1は、一対のアーム部12を繋ぐカバー部11を有するようにした。これにより、一対のアーム部12がカバー部11により一体化された一部材として構成することができ、アーム部12の凹部123を支持部31に別々に差し込む場合と比べて、作業性を向上させることができる。
[3.他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、下記に示す他の実施形態も包含する。また、本発明は、上記実施形態及び下記の他の実施形態を全て又はいずれかを組み合わせた形態も包含する。さらに、これらの実施形態を発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができ、その変形も本発明に含まれる。
例えば、第1及び第2実施形態では、被係止部32は、支持部31から内側、すなわち嵌合状態にある第1ハウジング20側に突出するように設けられていたが、係止部21bと係止されるのであれば、支持部31から外側に突出するように設けてもよい。つまり、被係止部32が支持部31から外側に突出するように設けられたコネクタ装置に装着される規制部材1も本発明の範囲に含まれる。
第1実施形態では、一対のアーム部12を規制部から繋がって設けられ、第2ハウジングに係止される係止部としたが、アーム部12は何れか一方であっても良い。
第1実施形態では、第1の位置から第2の位置への操作レバー21の回転軌道上に設けられ、第1の位置の操作レバー21の回転を規制する規制部をカバー部11とし、規制部から繋がって設けられ、第2ハウジングに係止される係止部をアーム部12としたが、これに限定されない。
例えば、突起122aを規制部とし、第1アーム121、より具体的には、第1アーム121の底面を係止部とすることも本発明の範囲に含まれる。すなわち、操作レバー21が嵌合状態を維持する第1の位置にあるコネクタ装置に規制部材1が装着された状態で操作レバー21が回転しようとすると、図10に示すように、軸受け部21aが突起122aに当接し、操作レバー21の回転を規制する。換言すれば、突起122aは、第1の位置から第2の位置への操作レバー21の回転軌道上に設けられており、操作レバー21の回転を規制する。また、操作レバー21が回転しようとするのを突起122aで受け止めると、突起122aが下方に押し付けられることになり、これに伴って突起122aと繋がっている第1アーム121(具体的にはその下面)が第2ハウジング30(具体的には、フランジ部30aの上面)に押し付けられる。ここで、第2ハウジング30(フランジ部30a)は操作レバー21の回転とは独立して固定されているので、第1アーム121は第2ハウジング30(フランジ部30a)に当接することで第1アーム121が第2ハウジング30(フランジ部30a)に係止されることになる。
1 規制部材
11 カバー部(規制部)
11a 引っかけ部
11b 凸部
12 一対のアーム部
121 第1アーム
121a 突出部
122 第2アーム
122a 突起
122b ツメ
122c 張り出し部
123 凹部
124 膨出部
2 プラグコネクタ(第1コネクタ)
20 第1ハウジング
20a 回転軸
20b 突起
21 操作レバー
21a 軸受け部
21b 係止部
210 突起
21c 爪部
22 クランプ受け部
23 クランプ
3 レセプタクルコネクタ(第2コネクタ)
30 第2ハウジング
30a フランジ部
31 支持部
32 被係止部
4 電気ケーブル

Claims (14)

  1. 第1コネクタ及び第2コネクタの嵌合状態を維持する操作レバーの回転を規制する規制部材であって、
    前記操作レバーは、概略U字形状を有する帯状の部材であり、前記第1コネクタが有する第1ハウジングに対して、前記嵌合状態を維持する第1の位置から前記嵌合状態を解除した第2の位置へ回転可能に軸支され、
    前記第2コネクタは、第2ハウジングを備え、前記第2ハウジングは、前記第1の位置にある前記操作レバーを挟む対向位置に立設された一対の支持部を有し、
    前記規制部材は、
    前記第1の位置から前記第2の位置への前記操作レバーが通過する前記操作レバーの回転軌道上に設けられ、前記第1の位置の前記操作レバーの回転を規制する規制部と、
    前記規制部から繋がって設けられ、前記第2ハウジングの前記一対の支持部に係止される一対のアーム部である係止部と、
    を備えたこと、
    を特徴とする規制部材。
  2. 前記規制部は、前記操作レバーの前記第1ハウジングと対向する面とは反対側の前面を覆うカバー部であり、
    前記一対のアーム部は、前記カバー部の両端と繋がり前記カバー部と直交する方向にストレートに延びる一対の第1アームを有し、
    前記第1アームの先端には、他方の前記第1アームの方に突出した突出部がそれぞれ設けられていること、
    を特徴とする請求項に記載の規制部材。
  3. 前記一対のアーム部は、前記カバー部の端部から繋がる第2アームをそれぞれ有し、
    前記第2アームの先端の内側には、回転軸を受ける前記操作レバーの軸受け部の下端に当接するように内側に向けて突出した突起が設けられていること、
    を特徴とする請求項に記載の規制部材。
  4. 前記第2アームは、前記第1アームよりも肉薄で、かつ、前記カバー部の端部から前記第1アームよりも内側に湾曲し、前記湾曲した先端が前記カバー部と直交する方向に延びていること、
    を特徴とする請求項に記載の規制部材。
  5. 前記突起は、前記第2アームの先端程、前記内側に突出した逆テーパー形状を有すること、
    を特徴とする請求項3又は4に記載の規制部材。
  6. 前記第2アームの先端部の上縁には、前記第2アームから張り出した張り出し部が設けられていること、
    を特徴とする請求項3~5の何れか1項に記載の規制部材。
  7. 前記張り出し部は、前記第1アームの上下方向の投影範囲内に収まって設けられていること、
    を特徴とする請求項に記載の規制部材。
  8. 前記第2アームの先端部には、ツメが設けられていること、
    を特徴とする請求項3~7の何れか1項に記載の規制部材。
  9. 前記規制部材は、
    前記カバー部の前記操作レバーと対面する内面の下端部に、前記第1の位置の前記操作レバーと前記第2ハウジングとの間の隙間に入るように一方向に延び、かつ、膨出した引っかけ部が設けられていること、
    を特徴とする請求項2~8の何れか1項に記載の規制部材。
  10. 前記カバー部の前記操作レバーの前記第1ハウジングと対向する面とは反対側の前面と対向する内面には、前記操作レバーの前記前面に設けられた爪部に当接する凸部が設けられていること、
    を特徴とする請求項2~9の何れか1項に記載の規制部材。
  11. 前記規制部材は、ダイキャストであること、
    を特徴とする請求項1~10の何れか1項に記載の規制部材。
  12. 記係止部の先端の内側には、前記支持部の縁に沿う形状を有し前記支持部が差し込まれる凹部が設けられ、
    前記係止部には、前記係止部の先端から前記操作レバーの幅分離れた位置に、内側に膨出した膨出部が設けられ、
    前記膨出部が前記規制部であること、
    を特徴とする請求項1に記載の規制部材。
  13. 記一対のアーム部を繋ぐカバー部を有すること、
    を特徴とする請求項12に記載の規制部材。
  14. 互いに嵌合可能な第1コネクタと第2コネクタとを有するコネクタ装置と、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合状態を維持可能な操作レバーと、
    前記コネクタ装置に装着され、前記嵌合状態を維持する操作レバーの回転を規制する規制部材と、
    を備えたコネクタ組立体であって、
    前記操作レバーは、概略U字形状を有する帯状の部材であり、前記第1コネクタが有する第1ハウジングに対して、前記嵌合状態を維持する第1の位置から前記嵌合状態を解除した第2の位置へ回転可能に軸支され、
    前記第2コネクタは、第2ハウジングを備え、前記第2ハウジングは、前記第1の位置にある前記操作レバーを挟む対向位置に立設された一対の支持部を有し、
    前記規制部材は、
    前記第1の位置から前記第2の位置への前記操作レバーが通過する前記操作レバーの回転軌道上に設けられ、前記第1の位置の前記操作レバーの回転を規制する規制部と、
    前記規制部から繋がって設けられ、前記第2ハウジングの前記一対の支持部に係止される一対のアーム部である係止部と、
    を備えたこと、
    を特徴とするコネクタ組立体。
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