JP5850912B2 - プーリダンパ - Google Patents

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Description

本発明はプーリダンパに関するものであり、このプーリダンパによって、僅かなねじれ振動でプーリを駆動するために、駆動軸のねじれ振動を減衰することができる。特にこのプーリダンパは、自動車のクランクシャフトに結合することができ、プーリを介して、自動車の補機、例えば照明装置を駆動させることができる。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第102009004713号明細書により、駆動軸に結合された入力フランジを有するプーリダンパが公知である。入力フランジにはフリーホイール装置を介してねじれ振動ダンパが結合されていて、このねじれ振動ダンパはさらにプーリに直接結合されている。力の流れ方向で見て入力フランジとねじれ振動ダンパとの間に配置されたフリーホイール装置は、基平面から突出して湾曲した斜面を有しており、これらの斜面によってラチェットの形式のフリーホイールが形成される。惰行方向(Schubrichtung)では、フリーホイール装置の出力ディスクが、突出した斜面の傾斜側面に沿って滑動し、これにより出力ディスクは軸方向で摺動し、入力フランジから出力ディスクへとトルクが伝達されることはない。牽引運転(Zugbetrieb)では、出力ディスクは、突出した斜面の背面側に当接し、トルクを伝達することができる。
できるだけ僅かなノイズエミッションで不都合なトルク伝達を回避することができるようにプーリダンパを形成したいという要求は常に存在する。
本発明の課題は、ノイズエミッションが僅かであって不都合なトルク伝達を回避することができるプーリダンパを提供することである。
この課題は本発明によれば、請求項1記載の特徴を有するプーリダンパと、請求項9の特徴を有するプーリダンパによって解決される。本発明の有利な構成は従属請求項に記載されている。
駆動軸のねじれ振動を減衰するための本発明によるプーリダンパは、牽引手段、特に牽引ベルトを駆動するためのプーリを有している。さらにこのプーリダンパは、駆動軸に相対回動不能に結合可能な入力フランジを有している。さらに、入力フランジに結合されたねじれ振動ダンパ、特にねじれ振動絶縁装置が設けられており、このねじれ振動ダンパは、周方向で前記入力フランジに対して相対的に運動可能な出力ディスクを有していて、該出力ディスクは前記プーリに対して相対的に軸方向で運動可能に形成されている。プーリは、軸方向で出力ディスクに向けられた少なくとも1つのプーリ歯を有している。出力ディスクは、軸方向でプーリに向けられた少なくとも1つの出力歯を有している。前記プーリ歯と前記出力歯とは、牽引運転の際に生じる限界牽引力以下では係合し、限界牽引力以上では係合しないように、かつ/又は惰行運転(Schubbetrieb)の際に生じる限界惰行力以下では係合し、限界惰行力以上では係合しないように、前記プーリ歯と出力歯とが形成されている。
少なくとも1つのプーリ歯と少なくとも1つの出力歯の形状設計によって、牽引運転時及び/又は惰行運転時に相応の限界値以下で、プーリ歯と出力歯との間に十分高い摩擦力を得ることができ、これによりトルク伝達が可能である。相応の限界値以上では、プーリ歯と出力歯との間で生じる摩擦力は克服され、プーリ歯は出力歯に対して相対的に出力歯に沿って滑動し、出力ディスクは軸方向で摺動する。歯の形状的な構成により、牽引運転時及び惰行運転時に、その都度の限界値以下でトルク伝達を可能にし、相応の限界値以上でフリーホイールを形成する歯面を形成することができる。これによりねじれ振動ダンパの出力ディスクとプーリとは、設けられた歯の形状に応じて、牽引運転時にのみ、又は惰行運転時にのみ、又は牽引運転時でも惰行運転時でも、所定の限界力に達すると自由回転を行うことができるフリーホイール装置を形成する。各歯は、特に各歯面と歯頂部との間の移行領域で丸みをおびて、かつ/又は傾斜されて形成されていて良く、これにより各限界値以上で、各歯が側方で激しく互いに当接するのを回避することができる。これにより、簡単な構造的な手段によって各限界値以上でのノイズエミッションを著しく減じることができる。さらに、プーリと出力ディスクとの噛み合いを、力の流れ方向で見てねじれ振動ダンパの後方で行うことができる。これによりねじれ振動ダンパによって周方向の振動は既に減衰することができるので、プーリと出力ディスクとは、周方向で極めて僅かな突然の速度変化しか受けない。これにより、生じるノイズエミッションをさらに減じることができる。惰行運転時に行うことができる自由回転により、駆動軸、特に自動車のクランクシャフトが制動されることを回避することができる。牽引運転時に行うことができる自由回転により、プーリによって駆動される補機が、高すぎるエネルギ入力によって損傷されることを保護することができる過負荷保護を提供することができる。
牽引運転とは、駆動軸若しくは該駆動軸に結合された駆動ハブからプーリへと力が流れ、これにより例えば、自動車の内燃機関から提供されたトルクがプーリに伝達され、プーリから牽引手段を介して補機に伝達されるという運転状態のことである。惰行運転とは、駆動軸からモーメントが実質的に伝達されない運転状態のことであり、惰行運転の際に自由回転が行われないならば、プーリによって駆動される補機の質量慣性に基づきプーリから駆動軸の方向への力の流れが生じる。
さらに、プーリ歯と出力歯とによって形成されるフリーホイール装置を、力の流れの方向で見て、駆動軸若しくは駆動軸に結合された駆動ハブとねじれ振動ダンパとの間に設けることも可能である。この場合、フリーホイール装置の各歯は、例えば、ねじれ振動ダンパの入力ディスクと駆動ハブ若しくは特にこの駆動ハブに結合された入力フランジとによって形成することができる。
好適には、前記出力ディスクにばねエレメントによって、軸方向で前記プーリに向かうばね力が加えられる。このばね力によって、トルクが特に僅かである場合、プーリが出力ディスクに係合することを保証することができる。特にプーリ歯と出力歯との間の摩擦力を最小にすることができる。プーリ歯と出力歯との間に作用する垂直力の高さはばねエレメントによって規定して調節することができるので、作用するばね力がわかっている場合、プーリ歯と出力歯のジオメトリを相応に選択することができる。作用するばね力が調節装置によって調節可能であると特に好ましい。例えばねじによって、ばねエレメントのために設けられたばね行程を短くするかつ/又は長くすることができ、これにより作用するばね力を強く、よりハードとなるように若しくはよりソフトとなるように調節することができる。
特に、前記ねじれ振動ダンパは前記入力フランジに相対回動不能に結合された入力ディスクを有しており、前記ばねエレメントは前記入力ディスクに支持されている、又は、前記ばねエレメントは前記入力ディスクを貫通して案内されて前記入力フランジに支持されている。例えば皿ばね又は波打ちリング(波リング)のように軸方向の延在が比較的小さいばねエレメントは、入力ディスクとねじれ振動ダンパの出力ディスクとの間に配置することができる。例えばコイルばねのように軸方向の延在が比較的大きいばねエレメントの場合、ばねエレメントは入力フランジと出力ディスクとの間に配置され、この場合、ばねエレメントは入力ディスクを貫通して案内されることができる。入力ディスクは例えば切欠を有していて良く、この切欠にコイルばねを差し込むことができ、入力フランジで支持することができる。この場合、入力ディスクは入力フランジに相対回動不能に結合されており、入力フランジに対して相対運動を行わないという認識を利用している。これにより、入力ディスクの軸方向の延在によってばねエレメントの軸方向の構成スペースを限定することはない。
特に好適には、複数の前記ばねエレメントが周方向で分配配置されている、かつ/又は前記ばねエレメントは前記ねじれ振動ダンパに対してほぼ同心的に配置されている。例えば、相応の大きさに選択された内径を有する波リング、皿ばね、コイルばねを、ねじれ振動ダンパに同心的に配置することができる。プーリダンパの組み付けはこれにより簡単になる。さらに、比較的小さい直径を有した複数のばねエレメント、例えばコイルばねをねじれ振動ダンパに周方向で分配配置することができる。所要構成スペースを拡大することなく、ばねエレメントの数によって相応にばね力を簡単に大きく又は小さく調節することができる。
好適には、プーリ歯が、牽引運転時に有効なベルト牽引面と、惰行運転時に有効なベルト惰行面とを有しており、前記ベルト牽引面は歯高さ方向で延びる平面に対してベルト牽引角度αをなしていて、前記ベルト惰行面は歯高さ方向に延びる平面に対してベルト惰行角度βをなしており、前記ベルト牽引角度αは前記ベルト惰行角度βよりも小さく、かつ/又は、出力歯が、牽引運転時に有効な出力牽引面と、惰行運転時に有効な出力惰行面とを有しており、出力牽引面は歯高さ方向で延びる平面に対して出力牽引角度αをなしていて、出力惰行面は歯高さ方向で延びる平面に対して出力惰行角度βをなしており、前記出力牽引角度αは出力惰行角度βよりも小さい。特に、前記ベルト牽引角度αは0°<α≦30°であって、前記出力牽引角度αは0°<α≦30°であって、かつ/又は、前記ベルト惰行角度βは65°≦β<90°であって、前記出力惰行角度βは65°≦β<90°である。対応する牽引角度が対応する惰行角度よりも小さいことにより、惰行運転時に牽引運転時よりもトルクがずっと小さい場合、フリーホイール機能がアクティブになることが保証される。各歯の横断面が著しく非対照的に形成されていることにより、牽引運転のための限界値と惰行運転のための限界値を相応に著しく異なるものとすることができる。相応の角度は、特にプーリ歯と出力歯の材料対及び/又はプーリ歯と出力歯との間に生じる垂直力に応じて合わせることができる。
特に好適には、ベルト牽引面及び/又はベルト惰行面及び/又は出力牽引面及び/又は出力惰行面が半径方向で湾曲されて形成されている。これにより、プーリと出力ディスクとの間に傾斜した歯列を形成することができる。特に曲率半径が異なる場合、かつ/又は、出力歯のみが、又はプーリ歯のみが半径方向で湾曲されている場合、プーリ歯と出力歯との間には実質的に点状の又は線状の接触を形成することができる。プーリ歯と出力歯との間の面接触が僅かであることにより、出力ディスクの軸方向の摺動の際のノイズエミッションをさらに減じることができる。
特に、前記プーリ歯の、前記出力ディスクに面した外面には、その下方に位置する内側材料よりも軟質の外側材料が設けられていて、かつ/又は、前記出力歯の、前記プーリに面した外面には、その下方に位置する内側材料よりも軟質の外側材料が設けられている。プーリ及び/又は出力ディスクは特に、複合材料から形成することができる。プーリ歯と出力歯の間の接触領域に軟質の材料が存在することにより付加的な緩衝が得られ、このような緩衝によりノイズエミッションをさらに減じることができる。例えば外側材料はプラスチックから形成することができ、かつ/又は、内側材料は金属材料、特に鋼又は、硬質プラスチックから形成することができる。例えば、各歯を備えたプーリ若しくは出力ディスクの内側材料を、ほぼ液状のプラスチックに浸漬することができ、この際、プラスチックは次いで硬化し、固化することができる。完全な浸漬は不要であり、プーリ若しくは出力ディスクを相応に簡単に、1つの型によって、ほぼ液状のプラスチックに短時間部分的に浸すことができる。
有利にはねじれ振動ダンパは、その軸方向の延在の50%以上で、特に70%以上で、特に好適には90%以上でプーリによって収容されている。このためにプーリは、特にほぼ鍋形に形成されていて良く、これによりねじれ振動ダンパはプーリの端面から軸方向でプーリ内に完全に又は部分的に装入することができる。この場合、プーリが、扁平ベルト又はV字型ベルトとして形成することができる牽引ベルトを摩擦接続的に駆動するために比較的大きな軸方向の延在を有しているという認識が利用される。プーリダンパの軸方向の所要構成スペースが、ねじれ振動ダンパと、プーリと出力ディスクとの間の噛み合いとによって増大されることは全く又は殆どない。特に有利には、実質的に鍋型のプーリを入力フランジによってほぼカバーすることができ、この場合、入力フランジとプーリとの間には、入力フランジとプーリとの間の相対運動の際の引き摺りを回避するために、できるだけ狭い隙間が残される。
本発明はさらに、牽引手段、特に牽引ベルトを駆動するためのプーリと、駆動軸に相対回動不能に結合可能な入力フランジとを有している、駆動軸のねじれ振動を減衰するためのプーリダンパに関する。入力フランジには、ねじれ振動ダンパ、特にねじれ振動の絶縁装置が結合されており、このねじれ振動ダンパは、入力ディスクと、周方向で前記入力ディスクに対して相対的に運動可能な出力ディスクとを有している。入力ディスクは入力フランジに対して相対的に軸方向で運動可能に形成されている。入力フランジは、軸方向で入力ディスクに向けられた少なくとも1つのフランジ歯を有している。入力ディスクは、軸方向で入力フランジに向けられた少なくとも1つの入力歯を有している。前記フランジ歯と前記入力歯とは、牽引運転時に生じる限界牽引力以下では係合し、限界牽引力以上では係合しないように、かつ、前記フランジ歯と前記入力歯とは、惰行運転時に生じる限界惰行力以下では係合し、限界惰行力以上では係合しないように、前記フランジ歯と入力歯とが成形されている。これにより、ノイズエミッションを著しく高めることなく、牽引運転時及び惰行運転時に不都合なトルク伝達を回避することができる。前述したプーリダンパとは異なり、フリーホイール装置は出力ディスクとプーリとによって形成されるのではなく、入力フランジと入力ディスクとによって形成される。フリーホイール装置はこれにより、力の流れの方向で見て、駆動軸若しくは駆動軸に結合された駆動ハブとねじれ振動ダンパとの間にずらされている。プーリダンパは上記のように形成することができ、フリーホイール機能の構成は入力フランジ及び入力ディスクのためにも相応に当てはまる。上記構成の出力ディスク及び出力歯についての上記全ての説明は、この構成の入力フランジ及びフランジ歯にも適用できる。上記構成のプーリ及びプーリ歯についての上記全ての説明は、この構成の入力ディスク及び入力歯にも適用できる。同様に、上記構成のばねエレメントについての説明も、入力ディスクに相応のばねエレメントによってばね力を付与するこの構成に適用できる。
特に好適には、前記出力歯及び/又は入力歯が、前記ねじれ振動ダンパの組み込まれた構成部分である。出力歯及び/又は入力歯は、ねじれ振動ダンパの機能構成部分によって形成することができ、出力歯及び/又は入力歯を、結合手段によってねじれ振動ダンパに結合しなければならない付加的な構成部分によって形成する必要はない。出力歯及び/又は入力歯は特に入力ディスク若しくは出力ディスクに一体的に形成することができる。出力歯及び/又は入力歯を形成する構成部分はこれにより、ねじれ振動ダンパの機能に関係する少なくとも1つの別の機能、例えば力を湾曲ばねに加えるかつ/又は湾曲ばねから受け取るために湾曲ばねに当接するといった別の機能を有する。種々様々な機能を1つの構成部分に集中させることにより構成部品数を減じ、組み付けを簡単にすることができる。さらに、軸方向の構成スペースを減じることができる。
本発明はさらに、エンジン側の駆動軸、特にクランクシャフトと、該駆動軸にプーリダンパを介して連結された補機、特に照明装置とを有する、自動車のための一連の伝導装置に関するものであって、この場合、プーリダンパは上述したように形成することができる。駆動軸若しくは駆動ハブと補機との間に介在するプーリダンパによってねじれ振動を減衰することができ、牽引運転と惰行運転とでは異なっていて良い所定の制限値以上では、ノイズエミッションを上昇させることなくフリーホイール状態を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施例を図面に付き説明する。
第1の構成におけるプーリダンパを分解して概略的に示した斜視図である。 図1のプーリダンパを背面から示した斜視図である。 ロックされたフリーホイールを備えた図1のプーリダンパを概略的に示した断面図である。 有効なフリーホイールを備えた図1のプーリダンパを概略的に示した断面図である。 図1のプーリダンパの出力ディスクを概略的に示した平面図である。 図1のプーリダンパのプーリを概略的に示した平面図である。 図1のプーリダンパのプーリ歯又は出力歯を概略的に示した断面図である。 第2の構成におけるプーリダンパを分解して概略的に示した斜視図である。 第3の構成におけるプーリダンパを分解して概略的に示した斜視図である。
図1及び図2に示したプーリダンパ10は入力フランジ12を有しており、この入力フランジ12は駆動軸の駆動ハブ14に結合することができる。 入力フランジ12にはねじれ振動ダンパ16が結合されている。ねじれ振動ダンパ16はねじれ振動の絶縁装置として形成されていて、デュアルマスフライホイールに匹敵するものとして形成されている。ねじれ振動ダンパ16は入力フランジ12に直接結合される入力ディスク18を有している。入力ディスク18は複数の入力側ストッパ20を有しており、これらの入力側ストッパ20の間にはそれぞれ1つの湾曲ばね22が配置されている。湾曲ばね22を介して入力ディスク18には出力ディスク24が連結されている。出力ディスク24は複数の出力側ストッパ25を有しており、これらの出力側ストッパ25は、入力側ストッパ20の反対側で湾曲ばね22に接触することができる。出力ディスク24は入力ディスク18に対して相対的に周方向で運動可能である。ねじれ振動発生時には、入力ディスク18と出力ディスク24との間で湾曲ばね22が圧縮され、これによりエネルギが蓄えられる。湾曲ばね22に蓄えられたエネルギは湾曲ばね22が伸長する際にほぼ損失なく再び放出され、この際、エンジンの燃焼により自動車の内燃機関で生じたねじれ振動を吸振又は減衰することができる。
ねじれ振動ダンパ16の出力ディスク24は駆動ハブ14のモーメントをプーリ26に伝達することができる。出力ディスク24は軸方向でプーリ26に対して相対的に運動可能であるので、プーリ26に対して相対的な出力ディスク24の位置に応じて、出力ディスク24とプーリ26との間に相対回動不能な結合又は出力ディスク24とプーリ26との間にフリーホイールを形成することができる。コイルばね28として形成されたばねエレメントによって出力ディスク24にばね力を加えて、出力ディスク24をプーリ26に押し付けることができる。入力フランジ12にはさらに、例えばフリーホイールとして形成することができる動吸振器30を結合することができ、これにより、高められた慣性モーメントにより生じるねじれ振動を吸振することができる。
出力ディスク24からプーリ26へとトルクを伝達するために、出力ディスク24は周方向で分配された複数の出力歯32を有しており(図1参照)、 これらの出力歯32は、プーリ26に対応して形成されたプーリ歯34(図2参照)に解離可能に噛み合うことができるように形成されている。図3に示されているように、コイルばね28のばね力によって出力ディスク24が入力フランジ12からできるだけ遠くへと押されている場合、プーリ歯34と出力歯32とは側方で互いに当接することができるので、 出力ディスク24とプーリ26との間に周方向で摩擦接続が形成され、モーメントを伝達することができる。図4に示されているように、出力ディスク24がコイルばね28のばね力に抗して入力フランジ12へと動かされると、プーリ歯34と出力歯32とはもはや係合しないので、出力ディスク24とプーリ26との間にはフリーホイールが形成され、出力ディスク24とプーリ26との間ではもはやモーメントは伝達されない。
図5及び図6に示されているように、プーリ歯34と出力歯32とは半径方向で湾曲されて形成されていて、両歯面は異なる傾斜を有していて良い。図7に示したように、プーリ歯34は、牽引運転時に有効なベルト牽引面36と、惰行運転時に有効なベルト惰行面38とを有している。 相応に、出力歯32は、牽引運転時に有効な出力牽引面40と、惰行運転時に有効な出力惰行面42とを有している。各牽引面36,40は、歯高さ方向で延びる平面44に対してベルト牽引角度α若しくは出力牽引角度αをなしている。相応に、各惰行面38,42は、歯高さ方向で延びる平面44に対して、ベルト惰行角度β若しくは出力惰行角度βをなしており、この場合、各牽引角度αは各惰行角度βよりも小さい。これにより、惰行運転時には相応に低い限界惰行力のもとでフリーホイール状態を提供することができ、牽引運転時には、相応に高い限界牽引力のもとで過負荷の際に初めてフリーホイール状態を提供することができる。
さらに、プーリ歯34と出力歯32とによって形成されるフリーホイール装置を、力の流れの方向で見て、駆動軸若しくは駆動軸に結合された駆動ハブ14とねじれ振動ダンパ16との間に設けることも可能である。この場合、フリーホイール装置の各歯32,34は、例えば、ねじれ振動ダンパ16の入力ディスク18と駆動ハブ14若しくは特にこの駆動ハブ14に結合された入力フランジ12とによって形成することができる。
図8に示したプーリダンパ10の構成では、図1に示したプーリダンパ10の構成と比較して、複数のコイルばね28が、軸方向で波打つリング46に置き換えられている。 この波打ちリング46はねじれ振動ダンパ16に同心的に配置されており、このねじれ振動ダンパ16に相当する大きさの呼び径を有している。
図9に示したプーリダンパ10の構成では、図8に示したプーリダンパ10の構成と比較して、波打ちリング46が圧縮ばね48に置き換えられている。この圧縮ばね48はねじれ振動ダンパ16に同心的に配置されており、相当する大きさの呼び径を有している。さらにこの構成では、フリーホイール機能は出力ディスク24とプーリ26とによって形成されるのではなく、入力フランジ12と入力ディスク18とによって形成される。このために入力フランジ12はフランジ歯50を有しており、このフランジ歯50は、トルク伝達のために、入力ディスク18の入力歯52と係合することができる。図示の構成では、フランジ歯50と入力歯52とがフリーホイール装置を形成しており、このフリーホイール装置は力の流れの方向で見て駆動ハブ14とねじれ振動ダンパ16との間に配置されている。入力ディスク18は軸方向で、圧縮ばね48によって加えられるばね力に抗して入力フランジ12に対して相対的に軸方向で運動可能であるので、限界力が相応に高い場合、入力歯52はフランジ歯50に沿って滑動することができる。これにより入力ディスク18は軸方向で摺動されるので、フランジ歯50と入力歯52はもはや係合せず、フリーホイール状態が形成される。フランジ歯50と入力歯52は図7に示したように形成することができる。図示の構成では、ねじれ振動ダンパの入力側は2部分から形成されていて、即ち、入力ディスク18は付加部54によって入力側のカバー56に係合しており、カバー56は、湾曲ばね22に当接する入力側ストッパ20を形成している。
10 プーリダンパ
12 入力フランジ
14 駆動ハブ
16 ねじれ振動ダンパ
18 入力ディスク
20 入力側ストッパ
22 湾曲ばね
24 出力ディスク
25 出力側ストッパ
26 プーリ
28 コイルばね
30 動吸振器
32 出力歯
34 プーリ歯
36 ベルト牽引面
38 ベルト惰行面
40 出力牽引面
42 出力惰行面
44 平面
46 波打ちリング
48 圧縮ばね
50 フランジ歯
52 入力歯
54 付加部
56 カバー

Claims (13)

  1. 牽引手段、特に牽引ベルトを駆動するためのプーリ(26)と、
    駆動軸に相対回動不能に結合可能な入力フランジ(12)と、
    該入力フランジ(12)に結合されたねじれ振動ダンパ(16)、特にねじれ振動絶縁部材とを備えた、駆動軸のねじれ振動を減衰するためのプーリダンパであって、
    前記ねじれ振動ダンパ(16)は、周方向で前記入力フランジ(12)に対して相対的に運動可能な出力ディスク(24)を有していて、該出力ディスク(24)は前記プーリ(26)に対して相対的に軸方向で運動可能に形成されており、
    前記プーリ(26)は、軸方向で前記出力ディスク(24)に向けられた少なくとも1つのプーリ歯(34)を有していて、前記出力ディスク(24)は、軸方向で前記プーリ(26)に向けられた少なくとも1つの出力歯(32)を有しており、
    前記プーリ歯(34)と前記出力歯(32)とは、前記プーリ(26)から前記駆動軸へと力が伝達される惰行運転の際に生じる限界惰行力以下では係合し、限界惰行力以上では係合しないように、前記プーリ歯(34)と出力歯(32)とが成形されていることを特徴とする、プーリダンパ。
  2. 前記プーリ歯(34)と前記出力歯(32)とは、前記駆動軸から前記プーリ(26)へと力が伝達される牽引運転の際に生じる限界牽引力以下では係合し、限界牽引力以上では係合しないように、前記プーリ歯(34)と出力歯(32)とが成形されている、請求項1記載のプーリダンパ。
  3. 前記出力ディスク(24)にばねエレメント(28,46,48)によって、軸方向で前記プーリ(26)に向かうばね力が加えられている、請求項1又は2記載のプーリダンパ。
  4. 前記ねじれ振動ダンパ(16)は前記入力フランジ(12)に相対回動不能に結合された入力ディスク(18)を有しており、前記ばねエレメント(28,46,48)は前記入力ディスク(18)に支持されている、又は、前記ばねエレメント(28,46,48)は前記入力ディスク(18)を貫通して案内されて前記入力フランジ(12)に支持されている、請求項記載のプーリダンパ。
  5. 複数の前記ばねエレメント(28)が周方向で分配配置されている、かつ/又は前記ばねエレメント(46,48)は前記ねじれ振動ダンパ(16)に対してほぼ同心的に配置されている、請求項又は記載のプーリダンパ。
  6. 前記プーリ歯(34)が、牽引運転時に有効なベルト牽引面(36)と、惰行運転時に有効なベルト惰行面(38)とを有しており、前記ベルト牽引面(36)は歯高さ方向で延びる平面(44)に対してベルト牽引角度αをなしていて、前記ベルト惰行面(38)は歯高さ方向に延びる平面(44)に対してベルト惰行角度βをなしており、前記ベルト牽引角度αは前記ベルト惰行角度βよりも小さく、かつ/又は、
    前記出力歯(32)が、牽引運転時に有効な出力牽引面(40)と、惰行運転時に有効な出力惰行面(42)とを有しており、前記出力牽引面(40)は歯高さ方向で延びる平面(44)に対して出力牽引角度αをなしていて、前記出力惰行面(42)は歯高さ方向で延びる平面(44)に対して出力惰行角度βをなしており、前記出力牽引角度αは前記出力惰行角度βよりも小さい、請求項1からまでのいずれか1項記載のプーリダンパ。
  7. 前記ベルト牽引角度αは0°<α≦30°であって、前記出力牽引角度αは0°<α≦30°であって、かつ/又は、前記ベルト惰行角度βは65°≦β<90°であって、前記出力惰行角度βは65°≦β<90°である、請求項記載のプーリダンパ。
  8. 前記ベルト牽引面(36)及び/又は前記ベルト惰行面(38)及び/又は前記出力牽引面(40)及び/又は前記出力惰行面(42)が半径方向で見て湾曲されて形成されている、請求項又は記載のプーリダンパ。
  9. 前記プーリ歯(34)の、前記出力ディスク(24)に面した外面には、その内側に位置する内側材料よりも軟質の外側材料が設けられていて、かつ/又は、前記出力歯(32)の、前記プーリ(26)に面した外面には、その内側に位置する内側材料よりも軟質の外側材料が設けられている、請求項1からまでのいずれか1項記載のプーリダンパ。
  10. 牽引手段、特に牽引ベルトを駆動するためのプーリ(26)と、
    駆動軸に相対回動不能に結合可能な入力フランジ(12)と、
    該入力フランジ(12)に結合されたねじれ振動ダンパ(16)、特にねじれ振動絶縁部材とを備えた、駆動軸のねじれ振動を減衰するためのプーリダンパであって、
    前記ねじれ振動ダンパ(16)は、入力ディスク(18)と、周方向で前記入力ディスク(18)に対して相対的に運動可能な出力ディスク(24)とを有していて、前記入力ディスク(18)が前記入力フランジ(12)に対して相対的に軸方向で運動可能に形成されており、
    前記入力フランジ(12)は、軸方向で前記入力ディスク(18)に向けられた少なくとも1つのフランジ歯(50)を有していて、前記入力ディスク(18)は、軸方向で前記入力フランジ(12)に向けられた少なくとも1つの入力歯(52)を有しており、
    記フランジ歯(50)と前記入力歯(52)とは、前記プーリ(26)から前記駆動軸へと力が伝達される惰行運転時に生じる限界惰行力以下では係合し、限界惰行力以上では係合しないように、前記フランジ歯(50)と前記入力歯(52)とが成形されていることを特徴とする、プーリダンパ。
  11. 前記フランジ歯(50)と前記入力歯(52)とは、前記駆動軸から前記プーリ(26)へと力が伝達される牽引運転時に生じる限界牽引力以下では係合し、限界牽引力以上では係合しないように、前記フランジ歯(50)と前記入力歯(52)とが成形されている、請求項10記載のプーリダンパ。
  12. 前記フランジ歯(50)と前記入力歯(52)とによって形成されるフリーホイール装置を、力の流れ方向で見て、前記入力フランジ(12)と前記ねじれ振動ダンパ(16)との間に設ける、請求項10又は11記載のプーリダンパ。
  13. 前記出力歯(32)及び/又は前記入力歯(52)が、前記ねじれ振動ダンパ(16)の組み込まれた構成部分である、請求項1から12までのいずれか1項記載のプーリダンパ。
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