JP5847604B2 - 建築構造体 - Google Patents
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Description
この特許文献1には、既設の横材の下に、後から柱を追加する場合について記載がないが、従来、横材の下に柱を追加する場合、横材を一度外すか、地面を掘ったり削ったりする地面の工事していた。
横材の下面には溝が設けてあり、上部取付金具の一端部を柱の中空内に配置して柱に固定し他端部を横材の溝底に固定すると共に、横材の溝の開口部は目板で覆っているので、上部取付金具が外部に露出しないから、外観が良い。
図7に示す既設のファサードゲート3は、左右の既設支柱9a、9b間に横材11が架設してあり、既設柱9a、9b間には機能門柱13が設けてあり、機能門柱13と左(図7の左)の既設柱9aとの間には複数の格子15を取付けた既設スクリーン17が設けてある。機能門柱13には、照明具19、ネームプレート21及びインターホン23が取付けてある。
図6示すように、新設した門5は、柱25と、一方の扉27と、他方の扉28を備えており、柱25は横材11の下に配置して地面Gと横材11との間に設けてある。図4に示すように、一方の扉27はヒンジ29により柱25に取付けてあり、他方の扉28はヒンジ29により既設の機能門柱13に取付けてある。また、柱25と機能門柱13には、各々扉27、28の受け30が取付けてある。
横材11は、下面に開口する溝37と、溝37の開口部37aに着脱自在な目板39とを有している。溝37内には、溝底37bと平行に設けた2つの突設部41a、41bが設けてあり、2つの突設部41a、41bは互いに対向して且つ間隔Sをあけている。
図2に示すように、柱25は、内部に中空43が形成してあり、対向する見込み面25a、25aには溝45が形成してあり、溝45、45は各々目板46で塞いである。また、柱25には道路側見付け面25bにも溝47が形成してあり、溝47は目板48で塞いである。
スペーサ35はベースプレート33と地面Gとの間に配置してあり、必要に応じて重ねて用いて、柱25の高さ調整をしている。スペーサ35は馬蹄形を成しており馬蹄形の内側にアンカー53を配置している。
ベースプレート33の周囲は、カバー54で覆ってあり、カバー54は柱25にねじ54aで固定されている。
図2(a)に示すように、格子材59には、内部に上下方向の溝63が形成してあり、溝底63aは側壁59aと間隔をあけて設けてある。溝63の開口には目板65が取付けてある。図5に示すように、格子材59は下格子材取付金具67で下端部をベース材57に取付けてあり、上格子材取付金具69で上端を横材11に固定してある。下格子材取付金具67と上格子材取付金具69は各々格子材59の中空内に配置している。
図2及び図5に示すように、下格子取付金具67はベース材固定部67aと格子材固定部67bとを有し、ベース材固定部67aと格子材固定部67bとでL字形状を成している。ベース材固定部67aはねじ70でベース材57の上面に固定してあり、格子材固定部67bは、格子材59の溝底63aにねじ71で固定してある。
図5に示すように、上格子材取付金具69は、横材固定部69aと格子材固定部69bとを有し、横材固定部69aと格子材固定部69bとでL字形状を成している。横材固定部69aはねじ73で横材11の目板39を貫通して横材11の溝底37bに固定してあり、格子材固定部69bは、格子材59の溝底63aにねじ74で固定してある。
まず、横材11の目板39を外し、柱25の目板46、47も外しておく。
次に、図1及び図2に示すように、柱25の下端部にベースプレート33を取り付ける。ベースプレート33の取り付けは、図2に示すように、ベースプレート33に固定してある芯材51に柱25の見込み面に設けた溝45の溝底45aと道路側見付面に設けた溝47の溝底に各々ねじ52で固定する。
尚、柱25の上端からベースプレート33の下面までの長さは、横材11の溝37の開口部37aから地面Gまでの寸法よりも僅かに短くしてある。
その後、ベースプレート33を取付けた柱25を横材11の下に配置して、柱25の上端が横材11の溝37の開口部37aと略同一面になるように、ベースプレート33と地面Gとの間にスペーサ35を挿入して高さ調整する。
高さ調整した後、ベースプレーと33をアンカー53で地面に固定する。
次に、柱25の上端において、横材11の溝37の開口部37aから上部取付金具31を溝37内に挿入し、上部取付金具31の柱固定部31aを柱25の中空43内に配置して、横材固定部31bを溝37内に設けた突設部41a、41bの下面に重ね、柱固定部31aを柱25の見込み面に設けた溝45の溝底45aに重ねて、横材固定部31bをねじ56で突設部41、41に固定し、柱固定部31aを溝45の開口部から溝底45aに止めるねじ55で柱25に固定する。尚、本実施の形態では、図3に示すように、上部取付金具31は2つあり、柱25の対向する2つの見込み面の溝底45aと横材11とに各々取り付ける。
そして、柱25の各見込み面及び道路側見付け面の溝45、47に目板46、48を嵌めて各ねじ52、55を隠し、ベースプレート33にカバー54を被せて柱25にねじ54aで止める。
また、横材11の溝37の開口部37aに取り付ける目板39は柱25に対応する部分を切除して、横材11の溝37の開口部37aに取り付ける。
柱25を固定した後、図4に示すように、柱25及び既設の機能門柱13にヒンジ29をボルト75で固定すると共に受け30を取付けて、一方及び他方の扉27、28を各々ヒンジ29に取り付ける。
その後、格子材59の目板65を外して、格子材59を横材11の下に配置し、格子材59の上端を横材11の目板39に当接し、格子材59の溝63の開口部から挿入した格子材下取付具67のベース材固定部67aをベース材57の上面に重ね、格子材固定部67bを格子材59の溝底63aに重ねて各々ねじ70、71で格子材59の下端部をベース材57に固定する。
図5に示すように、格子材59の上端は格子材59の溝63の開口部から挿入した上格子材取付金具69の横材固定部69aを横材11の目板39の下面に重ね、格子材固定部69bを格子材59の溝底63aに重ねて各々ねじ73、74で格子材59の上端部を横材11に固定する。尚、上格子材取付金具69の横材固定部69aを止めるねじ73は、横材11の目板39を貫通して溝底37bに固定する。最後に、格子材59の溝63の開口部に目板65を取り付ける。
特に、横材11を外さずに横材11の下に柱25を追加できるから、横材11の上に障害物がある場合にも柱25の追加工事が容易にできる。
また、柱25の高さをスペーサ35で調整するので、地面Gと横材11の下面との間の間隔が異なる他の種類の建築構造体1にも柱25を兼用できる。
横材11の下面には溝37が設けてあり、上部取付金具31の柱固定部31aを柱25の中空43内に配置して柱25に固定し、横材固定部31bを横材11の溝37内の突設部41aを固定すると共に、横材11の溝37の開口部37aは目板39で覆っているので、上部取付金具31が外部に露出しないから、外観が良い。
上格子材取付金具69は、横材11の目板39を貫通して溝底37bに固定しているので、目板39を取り付けたまま格子材59の取付ができるから、格子材59の取り付けが容易にできる。
下格子材取付金具67及び上格子材取付金具69は各々格子材の溝63内に配置して目板65で覆っているので、各取付金具67及び69が外部から見えず、外観が良い。
ベース材57には、上面が開口した溝57a、57bが設けてあり、溝底をねじ58で地面Gに固定してあり、ねじ58は目板61で隠しているので外観が良い。
例えば、図8に示すように、柱25を既設柱9bの横に近接して設ける場合には、上部取付金具31は、柱25において既設柱9b側と反対側の見込み面にのみ設けて柱25と横材11とを固定しても良い。
また、図9に示すように、横材11の下面に形成した溝37内には突設部41a、41bを設けないで、上部取付金具31の横材固定部31bは溝底37bにねじ56で固定しても良い。
横材11の下面に開口する溝37において、柱25の上端は溝37内に多少入り込んでいても良い。即ち、本発明において、溝37の開口部37aは横材11の下端よりも多少上の位置や下の位置も含む。
ベースプレート33は、芯材51を介在することなく柱25の下端に直接固定しても良い。
建築構造体1は、ファサードゲート3に限らず、テラスの梁や桁の下に柱を新設するものや、間仕切りの桁の下に柱を新設するもので良いし、同様に梁や桁等の横材を有しその下に柱を新設するものであれば、カーポート、スクリーンやシェルター等であっても良い。
建築構造体1は、門5やスクリーン7を設けることに限らず、柱25のみを設けるものであっても良い。
11 横材
25 柱
31 上部取付金具
31a 柱固定部(一端部)
31b 横材固定部(他端部)
33 ベースプレート
35 スペーサ
37 溝
37a 開口部
39 目板
43 中空
G 地面
Claims (1)
- 横材と、柱と、上部取付金具と、ベースプレートと、スペーサとを備え、横材は、下面に開口する溝と、溝の開口部に着脱自在な目板を有し、柱は、横材の下に配置してあり且つ内部に中空部を有し、柱を柱の上端と横材の溝の開口部とを略同一面に配置した状態で、柱の上端と横材の溝底との間に上部取付金具の一端部を柱の中空部内へ配置可能な空間を形成しており、上部取付金具は一端部を柱の上部の中空部内で柱の見込み面に固定し且つ他端部を柱の見込み面から横材の長手方向に突出した状態に配置して横材の溝内に固定して横材と柱とを連結しており、ベースプレートは柱の下端に取付けてあり、スペーサはベースプレートと地面との間に配置してあり、横材の溝の開口部を目板で覆っていることを特徴とする建築構造体。
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