JP5846107B2 - レバー式コネクタ - Google Patents

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本発明は、回動可能なレバーが装着されたレバー式コネクタに関する。
従来、この種のレバー式コネクタとして、下記特許文献1に記載のものが知られている。このレバー式コネクタは合成樹脂製のハウジングを有し、このハウジングには、レバーを内部に収容するレバー収容部が設けられている。レバー収容部は、後方に開口する形態をなす開口部を有し、このレバー収容部の内部には、レバーを回動可能に支持する支持軸が立設されている。一方、レバーには、支持軸が嵌合可能な軸受孔が形成されており、レバーをレバー収容部に後方から装着すると、レバーが支持軸に乗り上げることでレバー収容部の開口部が拡開変形し、支持軸が軸受孔に嵌合すると、レバー収容部の開口部が弾性的に復帰する。
特開2003−249304号公報
しかしながら、上記のレバー式コネクタでは、ハウジングを幅方向に小型化した場合に、レバー収容部の開口部が弾性限界を超えて拡開変形し、レバー収容部の開口部が破損しやすくなる。かといって、支持軸の高さを低くしてレバー収容部の開口部の拡開変形を最小限に抑えようとすると、レバーがレバー収容部の内部から外れやすくなってしまう。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、レバー収容部の開口部を破損を防止しつつ、ハウジングを幅方向に小型化することを目的とする。
本発明は、相手側コネクタとの嵌合および離脱を行うための倍力機構としてのレバーと、このレバーを嵌合方向後方から内部に収容可能なレバー収容部を有するハウジングと、レバーを回動可能に支持する支持軸を有し、ハウジングに対して支持軸の軸方向に装着される軸部材とを備え、ハウジングは雌ハウジングであって、この雌ハウジングの内部には、雌端子が収容されており、軸部材は、雌端子をハウジングの内部に保持するリテーナである構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、レバーをハウジングのレバー収容部に対して嵌合方向後方から組み付けた後、支持軸を有する軸部材をハウジングに対して支持軸の軸方向から組み付ける。このようにすると、レバーをレバー収容部の内部に装着する際に、レバーが支持軸に乗り上げないようにこの支持軸をレバー収容部から退避させておき、もってレバー収容部の開口部が拡開変形することを回避できる。したがって、ハウジングを幅方向に小型化した場合でも、レバー収容部の開口部が弾性限界を超えて変形することを回避でき、レバー収容部の開口部の損傷を防止することができる。
また、リテーナを軸部材に流用することができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい
レバーはカムピンを有し、相手側コネクタは、カムピンと係合可能なカム溝を有する構成としてもよい。
このような構成によると、レバーにカムピンを設けているため、レバー収容部の大きさを少なくともカムピンの回動軌跡の大きさだけ確保すればよく、レバーにカム溝を設ける場合よりもレバー収容部を小型化できる。
本発明によれば、レバー収容部の開口部を破損を防止しつつ、ハウジングを幅方向に小型化することができる。
レバー式コネクタの組み付け手順を示した分解斜視図 レバー式コネクタの組み付け状態を示した斜視図 レバーが初期位置にあるレバー式コネクタの背面図 図3におけるA−A線断面図 レバーが嵌合位置にあるレバー式コネクタの背面図 図5におけるB−B線断面図 ハウジングの背面図 図7におけるC−C線断面図 図7におけるD−D線断面図 ハウジングの底面図 ハウジングの正面図 リテーナの正面図 リテーナの側面図 リテーナの平面図
<実施形態>
本発明の実施形態を図1ないし図14の図面を参照しながら説明する。本実施形態におけるレバー式コネクタ10は、図1に示すように、ハウジング20と、レバー30と、リテーナ40とを備えて構成されている。このレバー式コネクタ10は雌コネクタであって、相手側コネクタである雄コネクタ(図示せず)に嵌合可能とされている。なお、以下の説明において前後方向とは、両コネクタ10の嵌合方向を基準とし、互いの嵌合面側を前側とする。
ハウジング20は合成樹脂製であって、複数の雌端子(図示せず)が収容された端子保持部21と、この端子保持部21の上方に配されたレバー30を内部に収容するレバー収容部22とを備えて構成されている。端子保持部21の内部には、雌端子を収容するキャビティ23が前後方向に貫通して複数形成されている。また、レバー収容部22は、後方に開口する形態をなす開口部24と、レバー収容部22の上面を一部切り欠くことで形成されたカムピン挿通孔25とを備えている。このカムピン挿通孔25は、図1に示すように、円を4つに等分した1/4円(扇形)形状をなしている。
レバー30は合成樹脂製であって、板状をなすカム板31と、このカム板31の後端部に形成された操作部32とを備えて構成されている。カム板31には、同カム板31の板厚方向に弾性変形可能なロックアーム33が形成されている。ロックアーム33は前後方向に延びる形態をなし、その後端が自由端とされている。また、ロックアーム33の前後方向中央部には、ロック突部34が形成されている。また、ロックアーム33の後端部には、図3に示すように、解除操作用の押圧片35が形成されている。この押圧片35は、略方形の環状をなす操作部32によってほぼ全周から覆われた形態をなし、操作部32の上辺部を切り欠くことによって形成された切欠部32Aを通して端部が上方に臨む配置とされている。
レバー収容部21の下面には、図6に示すように、後述する支持軸41を挿通させる支持軸挿通孔26が上下方向に貫通して形成されている。支持軸41は、支持軸挿通孔26を貫通してレバー収容部22の内部に進入し、レバー収容部22の下面から上方に突出して形成されている。一方、カム板31の下面には、支持軸41が嵌合可能な支持凹部38が下方に開口して形成されている。支持軸41が支持凹部38に嵌合することで、レバー30が回動可能に支持される。
また、レバー収容部22の上面には、図9に示すように、ロック受け部27が下方に突出して形成されている。このロック受け部27は、ロックアーム33のロック突部34に係止することにより、レバー30の回動を次述する嵌合位置に保持できるようになっている。
レバー30は、図3に示す初期位置と、図5に示す嵌合位置との間を回動可能とされている。レバー30のカム板31には、カムピン36が形成されており、相手側コネクタである雄コネクタには、カムピン36に係合可能なカム溝(図示せず)が形成されている。カムピン36は、図1に示すように、カム板31の上面における外縁部に配されており、嵌合位置ではカム板31の前端部に配されるようになっている。また、カム板31の外縁部におけるカムピン36と対応する位置には、めくれ防止片37が前方に張り出すように形成されている。このめくれ防止片37は、カムピン挿通孔25の円弧部分の外周縁部の下側に入り込んでおり、レバー30の回動の途中でカム板31が上方にめくれて外れることを防止している。
リテーナ40は合成樹脂製であって、図12に示すように、格子状をなすリテーナ本体部42と、このリテーナ本体部42の上面に形成された支持軸41と、リテーナ本体部42の幅方向両側に配された一対の係止部43とを備えている。係止部43は、図13に示すように、前後一対の係止片44を有し、これらの係止片44が前後方向に撓み変形することによってハウジング20の内部の被係止部28(図10参照)に内側からロック可能となっている。また、支持軸41を支持する台座45は、リテーナ本体42の上面から上方に一段高く形成されている。リテーナ40は、図9に示すように、ハウジング20の内部に形成されたリテーナ収容部29の内部に収容されている。このリテーナ収容部29は下方に開口する形態をなしている。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。レバー30をハウジング20のレバー収容部22の内部に対して後方から組み付けた後、リテーナ40をハウジング20に対して下方から組み付ける。すると、支持軸41がその軸方向に沿って上方へ移動し支持軸挿通孔26を貫通してレバー収容部22の内部に進入し、支持凹部38に嵌合する。これにより、レバー30がレバー収容部21の内部において回動可能に装着され、レバー30を初期位置にセットする。
次に、レバー式コネクタ10を相手側コネクタに浅く嵌合させると、カムピン36がカム溝の入口に進入し、レバー30の回動動作が許容される。そして、レバー30を初期位置から嵌合位置に向けて回動させると、カムピン36とカム溝の係合に基づくカム作用によって、レバー式コネクタ10が相手側コネクタに引き寄せられる。また、図4に示すように、ロック受け部27によりロックアーム33のロック突部34が押し下げられる。
この間、めくれ防止片37がカムピン挿通孔25の円弧部分の外周縁部に下側から係止することにより、カム板31の上方へのめくれが防止される。そして、レバー30が嵌合位置に至ると、ロック受け部27によるロック突部34の下方への押圧から復帰することにより互いに係止する。これにより、レバー30は嵌合位置に保持されるとともに、レバー式コネクタ10が相手側コネクタに嵌合した状態に保持される。さらに、相手側コネクタの雄端子とレバー式コネクタ10の雌端子とが導通可能に接続される。
次に、レバー式コネクタ10を相手側コネクタから離脱させる場合について簡単に説明する。まず、押圧片35を下方に押し込んでロックアーム33を撓ませ、ロック突部34とロック受け部27の係止状態を解除する。この状態で操作部32を指に掛けてレバー30を嵌合位置から初期位置へ回動させる。すると、カムピン36とカム溝の係合によってレバー式コネクタ10が相手側コネクタから引き離される。そして、レバー30が初期位置に至った後、レバー式コネクタ10を相手側コネクタから手動で引き離すと、互いに離脱した状態になる。
以上のように本実施形態では、レバー30をハウジング20のレバー収容部22に対して嵌合方向後方から組み付けた後、支持軸41を有するリテーナ40をハウジング20に対して支持軸の軸方向から組み付ける。このようにすると、レバー30をレバー収容部22の内部に装着する際に、レバー30が支持軸41に乗り上げないようにこの支持軸41をレバー収容部22から退避させておき、もってレバー収容部22の開口部24が拡開変形することを回避できる。したがって、ハウジング20を幅方向に小型化した場合でも、レバー収容部22の開口部24が弾性限界を超えて変形することを回避でき、レバー収容部22の開口部24の損傷を防止することができる。
ハウジング20は雌ハウジングであって、この雌ハウジングの内部には、雌端子が収容されており、軸部材は、雌端子をハウジング20の内部に保持するリテーナ40である構成としてもよい。このような構成によると、リテーナ40を軸部材に流用することができる。
レバー30はカムピン36を有し、相手側コネクタは、カムピン36と係合可能なカム溝を有する構成としてもよい。このような構成によると、レバー30にカムピン36を設けているため、レバー収容部22の大きさを少なくともカムピン36の回動軌跡の大きさだけ確保すればよく、レバー30にカム溝を設ける場合よりもレバー収容部22を小型化できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、レバー30にカムピン36が形成されているものの、本発明によると、レバー30にカム溝を形成してもよい。
10…レバー式コネクタ
20…ハウジング
22…レバー収容部
24…開口部
30…レバー
36…カムピン
40…リテーナ(軸部材)
41…支持軸

Claims (2)

  1. 相手側コネクタとの嵌合および離脱を行うための倍力機構としてのレバーと、
    このレバーを嵌合方向後方から内部に収容可能なレバー収容部を有するハウジングと、
    前記レバーを回動可能に支持する支持軸を有し、前記ハウジングに対して前記支持軸の軸方向に装着される軸部材とを備え
    前記ハウジングは雌ハウジングであって、この雌ハウジングの内部には、雌端子が収容されており、前記軸部材は、前記雌端子を前記ハウジングの内部に保持するリテーナであるレバー式コネクタ。
  2. 前記レバーはカムピンを有し、前記相手側コネクタは、前記カムピンと係合可能なカム溝を有することを特徴とする請求項に記載のレバー式コネクタ。
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