JP5845915B2 - 蓋材及び包装容器 - Google Patents

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Description

本発明は、食品等が収められた容器本体を封止するための蓋体と、その蓋体を含む包装容器とに関する。
即席ラーメン等の食品は包装容器に収められて販売され、ユーザーはその食品を購入し、包装容器の内部に熱湯を注いで加熱、湯戻しすることによりその食品を調理して食する。食品が収められる包装容器は、開口が設けられている容器本体と、容器本体の開口を覆う蓋材とを有する。蓋材には、包装容器の一部を開封することができ、かつ、熱湯を注ぐために開封した状態を維持することができ、更に熱湯を注いだ後、湯戻し完了まで開口を再び覆った状態を維持することができる構造が要求される。このような蓋材を、例えば、特許文献1が開示している。
即席ラーメンの他、即席食品として即席焼きそばがある。即席焼きそばは熱湯による加熱、湯戻し後に注いだ湯を包装容器から排出する必要がある。したがって、即席焼きそばの包装容器の蓋材には、包装容器の一部を開封することができ、かつ、熱湯を注ぐために開封した状態を維持することができ、更に熱湯を注いだ後、湯戻し完了まで開口を再び覆った状態を維持することができる構造に加えて、湯を包装容器から排出できる構造が要求される。
蓋材に要求される上述の機能を実現するために、図8に示す、上部シート51及び下部シート52を積層した蓋材5が特許文献2に開示されている。蓋材5の下部シート52側には、一端部の近傍に、複数の環状のハーフカット5hが設けられている。蓋材5は、蓋材5を横断する帯状の第1剥離領域5aと、下部シート52の複数の環状のハーフカット5hを覆う第2剥離領域5bと、第1剥離領域5aと第2剥離領域5bとの間の第1非剥離領域5cと、残りの領域である第2非剥離領域5dとに分割される。上部シート51の第1剥離領域5a及び第2剥離領域5bは、剥離可能な状態で下部シート52に接着され、第1非剥離領域5c及び第2非剥離領域5dは、剥離困難な状態で下部シート52に接着される。
蓋材5は、第2非剥離領域5dの外縁に、蓋材5の第2非剥離領域5dを容器本体から剥離して開封するための第1タブ5eを有する。蓋材5の第1剥離領域5aの外縁には、上部シート51の第1剥離領域5aを下部シート52から剥離するための第2タブ5fおよびハーフカット5jが設けられる。また蓋材5は、上部シート51側の第1剥離領域5aの周縁にはハーフカット5iが形成されている。ハーフカット5iに沿って上部シート51の第1剥離領域5aを下部シート52から剥離することにより、この領域の蓋材5の剛性を低減してデッドホールド性を付与し、蓋材5の第2非剥離領域5dを持ち上げ開封した状態、及び、この領域が、開口を再び覆った状態を維持することができる。蓋材5の第2剥離領域5bの外縁には、第2剥離領域5bを下部シート52から剥離するための第3タブ5gおよびハーフカット5kが設けられる。上部シート51の第2剥離領域5bを下部シート52から剥離すると、下部シート52の環状のハーフカット5hに囲まれた部分が、上部シート51に随伴して離脱し、湯切り孔が現出する。
特開2011− 93536号公報 特開2010−100338号公報
上述の通り、特許文献2が開示する従来の蓋材5は、互いに異なる位置に設けられる3つのタブを有する。3つのタブが設けられることにより、蓋材の外周形状が複雑になり、これに起因して蓋材を製造する際に不良が生じやすくなることが想定される。加えて、ユーザーが3つのタブの利用手順を誤る状況が生じ、それにより適切に調理することが困難になるという問題の発生も想定される。
本発明は、デッドホールド性を有するとともに、湯切り孔が現出する構造を有する蓋材において、製造不良及び利用手順の誤りを低減可能とした蓋材及び包装容器を提供することを目的とする。
本発明は、開口が設けられている容器本体の開口を覆う蓋材であって、容器本体の開口の外縁部に接着される下部シートと、下部シートの上に積層される上部シートとからなり、蓋体を横断する帯状の第1剥離領域と、第1剥離領域を挟む非剥離領域及び第2剥離領域とを有し、第1剥離領域と第2剥離領域との境界、及び、第1剥離領域と非剥離領域との境界には、上部シート側にミシン目が形成され、第2剥離領域には、下部シート側に複数個の環状のハーフカットが設けられ、非剥離領域における外縁の一部に接続して、第1タブが設けられ、第1剥離領域の一方の外縁に接続して、第2タブが設けられ、第2剥離領域の第2タブに隣接する外縁に接続して、第3タブが設けられ、第2タブ及び第3タブが接続される外縁には、下部シート側に第2タブ及び第3タブを横断するハーフカットが設けられ、第2タブ及び第3タブとは、第1剥離領域と第2剥離領域との境界に形成されたミシン目の、第2タブが設けられている側の終端から伸びる切り目によって区画され、切り目が、第2タブの先端部近傍を除く外周の一部を形成するとともに、第3タブの先端部近傍を含む外周の一部を形成する。第1剥離領域と第2剥離領域とは、上部シートと下部シートとが剥離可能に積層され、第2タブを除去することによって第3タブが現出する。あるいは、第1剥離領域と、第2剥離領域の環状のハーフカットに囲まれた領域を除く領域とには、上部シートと下部シートとの間に、上部シートと下部シートとを剥離可能にする剥離ニス層が設けられ、第2剥離領域の環状のハーフカットに囲まれた領域には、上部シートと下部シートとの間に剥離ニス層が設けられていない。
本発明によれば、本発明は、デッドホールド性を有するとともに、湯切り孔が現出する構造を有する蓋材において、製造不良及び利用手順の誤りを低減可能とした蓋材及び包装容器を提供することができる。
本発明の実施形態に係る包装容器の分解斜視図 本発明の実施形態に係る蓋材の上部シートの平面図 本発明の実施形態に係る蓋材の下部シートの平面図 本発明の実施形態に係る包装容器の分解斜視図 本発明の実施形態に係る包装容器の分解斜視図 本発明の実施形態に係る包装容器の分解斜視図 本発明の実施例に係る蓋材の層構成を模式的に示す図 従来の蓋材の上部シート及び下部シートの平面図
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
まず、本発明の実施の形態の包装容器100の構成を説明する。図1は、本発明の実施の形態の包装容器100の分解斜視図である。図1に示す通り、包装容器100は、開口が設けられている容器本体1と、容器本体1の開口を覆う蓋材2とを有する。容器本体1は、底部と側面部とを有し、側面部の上端に外縁部11を構成する。
容器本体1としては、円板状の底部と側面部とを有する円錐台状の形状としたものを挙げることができる。
蓋材2は、容器本体1の開口の外縁部11に接着される下部シート22と、下部シート22の上に積層される上部シート21とを有する。上部シート21は、樹脂フィルムと、紙及び樹脂の一方又は双方の積層体(以下、「上部中間層」と記載する)との積層体である。そして、下部シート22は、樹脂フィルムと、紙及びプラスチックフィルムの一方又は双方の積層体(以下、「下部中間層」と記載する)と、シーラント)との積層体である。下部中間層には、遮光層が含まれてもよい。
図2は、上部シート21の平面図であり、図3は、下部シート22の平面図である。図2及び図3に示す通り、蓋材2は、外縁に接続された第1タブ2d、第2タブ2e、及び第3タブ2fを有する。また、蓋材2は、蓋材2を横断する帯状の第1剥離領域2aと、第1剥離領域2aを挟む非剥離領域2b及び第2剥離領域2cとを含む。
蓋材2において、第1タブ2dは非剥離領域2bにおける外縁の一部に設けられており、第2タブ2eは第1剥離領域2aの一方の外縁に接続して設けられている。第3タブ2fは、第2剥離領域2cの外縁及び第2タブ2eに接続して設けられている。上部中間層の、第1剥離領域2aと非剥離領域2bとの境界、及び、第1剥離領域2aと第2剥離領域2cとの境界には、それぞれミシン目2mが設けられている。また、蓋材2には、第2タブ2eが設けられている側のミシン目2mの各終端近傍から、互いの距離が広がるように伸びる2本の切り目2hが形成されている。その際、各切り目2hの一端がミシン目2mの各終端の中央近傍に位置するよう形成されるのが好ましい。これにより、前記第2タブ2eを摘んで帯状の第1剥離領域2aを除去する際、途中で破断することなく容易かつスムーズに剥離することができる。切り目2hによって、第2タブ2eの先端部を除く外周が形成される。2本の切り目2hのうち、第1剥離領域2aと第2剥離領域2cとの境界に形成されたミシン目2mから伸びる1本は、また、第3タブ2fの先端部近傍を含む外周の一部を形成する。また、蓋材2の外縁の第2タブ2e及び第3タブ2fの接続部分には、下部シート22側に、第2タブ2e及び第3タブ2fを横断するハーフカット2jが形成されている。また、ミシン目2mは、図2においては第2タブ2eの端縁まで伸びる形状を示したが、切り目2hの端部に接続して形成されていればよい。しかし、ミシン目2mを第2タブ2eの端縁まで延長して形成する場合の方が、ロータリーカット加工等により、容易に、かつ低コストで形成できるというメリットがある。
蓋材2の非剥離領域2bにおいて、上部シート21は下部シート22と剥離困難な状態で接着されている。また、蓋材2の第1剥離領域2a及び第2剥離領域2cにおいて、上部シート21と、下部シート22と、剥離ニスにより剥離可能な状態で接着されている。蓋材2の第2剥離領域2cには、下部シート22側に複数個の環状のハーフカット2kが設けられている。
次に、本発明の実施の形態の包装容器100の使用方法の一例を説明する。焼きそば用の麺が包装容器100の容器本体1に収められている。
ユーザー(消費者等)は、まず、第2タブ2eをつまみ、上方に折り曲げ引っ張る。これにより、上部シート21は、ハーフカット2jを剥離開始位置として、下部シート22から剥離し、ミシン目2mに沿って破断しながら剥離進行する。図4は、上部シート21の第1剥離領域2aが下部シート22から剥離した状態の包装容器100の斜視図である。
ユーザー(消費者等)は、次に、蓋材2の第1タブ2dをつまみ、上方に折り曲げ引っ張る。これにより、蓋材2の上部シート21と下部シート22とが一体的に、容器本体1の開口から剥離する。ユーザー(消費者等)は、蓋材2の非剥離領域2bを剥離して、包装容器100の部分的に開封する。
蓋材2の第1剥離領域2aは、上部シート21が剥離されているので、剛性が低減され、デッドホールド性が付与される。そのため、蓋材2の非剥離領域2bを開封した状態を維持することができる。図5は、この状態の包装容器100の様子を示す斜視図である。ユーザー(消費者等)は、容器本体1の内部に熱湯を注ぎ、その後、非剥離領域2bで再び容器本体1の開口を覆う。
上述の通り、第2タブ2eの外周の一部を形成する2本の切り目2hのうち1本が、第3タブ2fの先端部近傍を含む外周の一部をも形成するため、第2タブ2eが、上部シート21の第1剥離領域2aとともに、包装容器100から除去されることによってはじめて、図4及び図5に示すように、第3タブ2fの全体が露出する。
ユーザー(消費者等)は、焼きそば用の麺が加熱、湯戻しされるのを待った後、第3タブ2fをつまみ、上方に折り曲げ引っ張る。上部シート21は、ハーフカット2jを剥離開始位置として、下部シート22から剥離し、ミシン目2mに沿って破断しながら剥離進行する。図6は、上部シート21の第2剥離領域2cが下部シート22から剥離された状態の包装容器100の斜視図である。
蓋材2の第2剥離領域2cの下部シート22側に形成された環状のハーフカット2kに囲まれた領域は、上部シート21が剥離されるのに随伴して離脱し、湯切り孔が現出する。ユーザー(消費者等)は、容器本体1の内部の湯を湯切り孔から包装容器100の外部に排出する。
ユーザー(消費者等)は、蓋材2の第1タブ2dをつまみ、蓋材2全体を容器本体1から剥離する。これにより、焼きそばはユーザー(消費者等)が食することができる状態になる。
蓋材2においては、第2タブ2eと第3タブ2fとは隣接し、1本の切り目2hによって区画される。そのため、蓋材2の外周は、簡易な形状になっており、蓋材2及び包装容器100の製造不良が生じる可能性を低くすることができる。
また、第2タブ2eを先端が左右に大きく拡がるキノコ形状等にすることで、先に第3タブ2fから誤って開封しないようにすることができる。すなわち、第2タブ2eの先端部ははじめから露出しているのに対し、第3タブ2fの先端部近傍は、第2タブ2eを上部シート21の第1剥離領域2aの剥離のために利用して除去したのち、全体が露出するため、第2タブ2eと第3タブ2fの利用手順を誤る可能性を低くすることができる。
また、蓋材2の第1剥離領域2aにおいて、上部シート21が剥離されることで、第1剥離領域2aの剛性が低減されることにより、蓋材2にアルミニウム箔が含まれていなくても、デッドホールド性を付与することができる。また、アルミニウム箔を用いないことにより、蓋材2の上方から金属探知機を用いて包装容器100の内部を検査することができ、品質検査をしやすくすることができるとともに、蓋材2の廃棄コストを低減すること
ができる。
本発明に係る蓋材の一実施例を説明する。図7は実施例に係る蓋材2のA−A´線に沿った断面での層構成を模式的に示す図である。
蓋材2の上部シート21は、片アート紙(秤量104.7g/m2)の一方面に絵柄インキ71(硝化綿+ウレタン系)で印刷を施し、2本のミシン目2m(「ハ」の字形状の切れ目を3列、幅5mm)を2本の間隔11mmで形成し、その上に直線カット性を有するPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム(厚み12μm)を積層し、片アート紙の他方面には、目止めニス(ウレタン系)を塗布した層構成を有する。蓋材2の下部シート22は、両面をコロナ処理したPETフィルム(厚み12μm)の一方面に遮光印刷72(ウレタン系インキ、スミシロスミ3色刷り)を施し、その上に押出成形したLDPE(低密度ポリエチレン、厚み15μm)を積層し、PETフィルムの他方面には、ポリスチレンよりなる接着イージーピール層(厚み20μm)を積層した層構成を有する。ここで、下部シート22のPETフィルムは、あらかじめ両面にコロナ処理をしたものを用いてもよく、下部シート22の積層時に両面にコロナ処理を行ってもよい。
上部シート21の第1剥離領域2a及び第2剥離領域2cに相当する部分にワックス系の剥離ニス73を介在させて、上部シート21及び下部シート22を貼り合わせ、貼り合わせた積層シートを金型により打ち抜き加工して、直径180mmの蓋材2が形成される。下部シート22には、打ち抜き加工と併せて、剥離開始ハーフカット2jと、湯切り孔(直径6mm、15個)を現出させるための環状ハーフカット2kとが形成されている。また、ミシン目2mのタブ2e側終端に、上部シート21から下部シート22の全層にわたり切り目2hが形成される。
また、容器本体1は、内面(蓋材2とシールされる面)にHIPS(ハイインパクトポリスチレン)フィルムを貼着したポリスチレン製成形カップである。
本実施例に係る包装容器を用いて、第2タブ2eの開封動作を行ったところ、上部シート21及び下部シート22が容易に分離し剥離性は良好であり、第2タブ2eはつまみやすく、また、第3タブ2fを先につまむことは無かった。また、ミシン加工していない最表層の直線カットPETによって、第1剥離領域および第2剥離領域が随伴して剥離して破断することもなかった。次に第1タブ2dの開封動作を行ったところ、剥離ニス73の部分まで、蓋材2をピールしても、折れ角度180°まで完全に良好に折れ曲がり開封状態が保持され、また注湯を行っても良好なデッドホールド性を有することが確認された。最後に、第3タブ2fの開封動作を行ったところ、良好に剥離し湯切り孔が現出し、湯切り性も良好であった。
更に、本実施例に係る蓋材2はアルミニウムを含まないため、金属探知機による包装容器の内部検査も問題なく実施できた。
本発明は、食品等が収められる包装容器に有用である。
100 包装容器
1 容器本体
11 外縁部
2、5 蓋材
21、51 上部シート
22、52 下部シート
2a、5a 第1剥離領域
2b 非剥離領域
2c、5b 第2剥離領域
5c 第1非剥離領域
5d 第2非剥離領域
2d、5e 第1タブ
2e、5f 第2タブ
2f、5g 第3タブ
2h 切り目
2j、5i、5j、5k ハーフカット
2k、5h 環状のハーフカット
2m ミシン目
71 絵柄インキ
72 遮光印刷
73 剥離ニス

Claims (5)

  1. 開口が設けられている容器本体の前記開口を覆う蓋材であって、
    前記容器本体の前記開口の外縁部に接着される下部シートと、
    前記下部シートの上に積層される上部シートとからなり、
    前記蓋体を横断する帯状の第1剥離領域と、
    前記第1剥離領域を挟む非剥離領域及び第2剥離領域とを有し、
    前記第1剥離領域と前記第2剥離領域とは、前記上部シートと前記下部シートとが剥離可能に積層され、
    前記第1剥離領域と前記第2剥離領域との境界、及び、前記第1剥離領域と前記非剥離領域との境界には、前記上部シート側にミシン目が形成され、
    前記第2剥離領域には、前記下部シート側に複数個の環状のハーフカットが設けられ、
    前記非剥離領域における外縁の一部に接続して、第1タブが設けられ、
    前記第1剥離領域の一方の外縁に接続して、第2タブが設けられ、
    前記第2剥離領域の前記第2タブに隣接する外縁に接続して、第3タブが設けられ、
    前記第2タブ及び前記第3タブが接続される外縁には、前記下部シート側に前記第2タブ及び第3タブを横断するハーフカットが設けられ、
    前記第2タブ及び前記第3タブとは、前記第1剥離領域と前記第2剥離領域との境界に形成された前記ミシン目の、第2タブが設けられている側の終端から伸びる切り目によって区画され、
    前記切り目は、前記第2タブの先端部近傍を除く外周の一部を形成するとともに、前記第3タブの先端部近傍を含む外周の一部を形成し、前記第2タブを除去することによって前記第3タブが現出する、蓋材。
  2. 開口が設けられている容器本体の前記開口を覆う蓋材であって、
    前記容器本体の前記開口の外縁部に接着される下部シートと、
    前記下部シートの上に積層される上部シートとからなり、
    前記蓋体を横断する帯状の第1剥離領域と、
    前記第1剥離領域を挟む非剥離領域及び第2剥離領域とを有し、
    記第1剥離領域と前記第2剥離領域との境界、及び、前記第1剥離領域と前記非剥離領域との境界には、前記上部シート側にミシン目が形成され、
    前記第2剥離領域には、前記下部シート側に複数個の環状のハーフカットが設けられ、
    前記非剥離領域における外縁の一部に接続して、第1タブが設けられ、
    前記第1剥離領域の一方の外縁に接続して、第2タブが設けられ、
    前記第2剥離領域の前記第2タブに隣接する外縁に接続して、第3タブが設けられ、
    前記第2タブ及び前記第3タブが接続される外縁には、前記下部シート側に前記第2タブ及び第3タブを横断するハーフカットが設けられ、
    前記第2タブ及び前記第3タブとは、前記第1剥離領域と前記第2剥離領域との境界に形成された前記ミシン目の、第2タブが設けられている側の終端から伸びる切り目によって区画され、
    前記切り目は、前記第2タブの先端部近傍を除く外周の一部を形成するとともに、前記第3タブの先端部近傍を含む外周の一部を形成し、
    前記第1剥離領域と、前記第2剥離領域の前記環状のハーフカットに囲まれた領域を除く領域とには、前記上部シートと前記下部シートとの間に、前記上部シートと前記下部シートとを剥離可能にする剥離ニス層が設けられ、
    前記第2剥離領域の前記環状のハーフカットに囲まれた領域には、前記上部シートと前記下部シートとの間に剥離ニス層が設けられていない、蓋材。
  3. 前記第2タブの先端部の幅は、前記第3タブの先端部の幅より大きい、請求項1または2に記載の蓋材。
  4. 前記上部シートは、直線カットポリエチレンテレフタレートフィルム/(紙及びプラスチックの一方又は双方)の層構成を含み、
    前記下部シートは、押出ポリエチレン/(紙及びプラスチックフィルムの一方又は双方)/シーラントの層構成を含む、請求項1から3のいずれかに記載の蓋材。
  5. 開口が設けられている容器本体と、
    前記容器本体の前記開口を覆う請求項1からのいずれかに記載の蓋材とを備える、包装容器。
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