JP5842663B2 - 蓄電装置、及び車両 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電装置、及びその蓄電装置が搭載された車両に関する。
EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの車両には、原動機となる電動機への供給電力を蓄える蓄電装置としてリチウムイオン電池などの二次電池が搭載されている。この種の二次電池は、例えば、特許文献1に開示されている。二次電池は、負極活物質を塗布した負極電極と正極活物質を塗布した正極電極の間を微多孔性フィルムからなるセパレータで絶縁し、層状に積層した電極体を有する。
特開平11−167934号公報
ところで、正極電極と負極電極の間を絶縁するセパレータは、例えばポリプロピレンなどの樹脂材料によって形成される。このため、セパレータは、二次電池の内部温度が何らかの要因で上昇して過度に加熱されると、熱収縮してしまう。そして、セパレータが熱収縮してしまうと、正極電極と負極電極とが短絡してしまい、二次電池としての機能を損なわせてしまう虞がある。
この発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、その目的は、セパレータの熱収縮による機能低下を抑制することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、正極電極と負極電極との間をセパレータで絶縁してこれらを積層して層状をなす電極体を有する蓄電装置において、前記セパレータの端面には、硬化した状態の熱硬化性樹脂であって、前記セパレータが収縮しない温度で硬化する熱硬化性樹脂からなる熱硬化性樹脂部材が接合されるとともに、前記セパレータの厚み方向で対向する2面には、前記熱硬化性樹脂部材が接合されていない非接合部分が設けられ、前記熱硬化性樹脂部材は、前記セパレータのMD方向に沿う端面に接合した接合部を有し、前記セパレータは、ポリエチレン、ポリプロピレン、又はポリエチレンテレフタレートによって形成されてなり、前記熱硬化性樹脂は、ポリイミドであることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、正極電極と負極電極との間をセパレータで絶縁してこれらを積層して層状をなす電極体を有する蓄電装置において、前記セパレータの端面には、硬化していない状態の熱硬化性樹脂であって、前記セパレータが収縮しない温度で硬化する熱硬化性樹脂からなる熱硬化性樹脂部材が接合されるとともに、前記セパレータの厚み方向で対向する2面には、前記熱硬化性樹脂部材が接合されていない非接合部分が設けられ、前記熱硬化性樹脂部材は、前記セパレータのMD方向に沿う端面に接合した接合部を有し、前記セパレータは、ポリエチレン、ポリプロピレン、又はポリエチレンテレフタレートによって形成されてなり、前記熱硬化性樹脂は、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、及びポリウレタンから選ばれる熱硬化性樹脂であることを要旨とする。
これによれば、セパレータが過度に加熱された場合であっても、セパレータのMD方向に沿う端面に接合した熱硬化性樹脂部材によってセパレータの熱収縮が抑制される。熱硬化性樹脂部材は、セパレータの熱収縮温度よりも低い温度で硬化することにより、セパレータが熱収縮温度に達するまで加熱された時点で既に硬化して強度が増している。このため、セパレータは、熱硬化性樹脂部材によって熱収縮力に抵抗する力で支えられる。したがって、セパレータは、熱収縮温度に達するまで加熱された場合であっても、熱硬化性樹脂部材によってMD方向への熱収縮が抑制される。その結果、蓄電装置は、正極電極と負極電極とが短絡し難く、機能低下が抑制される。なお、セパレータのMD方向とは、セパレータの繊維方向(製造時の機械方向)である。そして、MD方向は、当該MD方向に直交するTD方向に比して熱収縮し易い方向とされている。
上記蓄電装置において、熱硬化性樹脂部材は、さらに、接合部に連続し、かつセパレータの厚み方向の両面と接触する連接部を有する
これによれば、セパレータは、端面に加えてセパレータの厚み方向の両面にも接合部に連続する連接部として熱硬化性樹脂部材が接触していることにより、より強い力で支えられることになる。したがって、セパレータの熱収縮をより確実に抑制することができる。
上記蓄電装置において、熱硬化性樹脂部材は、セパレータの全周に亘って接合される前記接合部を有するこれによれば、セパレータの全周に接合した接合部を有する熱硬化性樹脂部材により、セパレータのMD方向及びTD方向の両方向への熱収縮が抑制される。
上記蓄電装置において、正極電極及び前記負極電極には、セパレータのTD方向に沿って端子接続部が形成されている
これによれば、セパレータのMD方向に比して熱収縮し難いTD方向に沿って端子接続部を正極電極及び負極電極に形成しているので、セパレータが熱収縮温度に達するまで加熱された場合であっても、正極電極と負極電極の短絡を好適に抑制することができる。特に、端子接続部は、電極の縁部に突出形成されていることから、セパレータが熱収縮してしまうと、他の電極に接触する可能性が高い。このため、端子接続部をTD方向に沿って形成することで、正極電極と負極電極の短絡を好適に抑制することができる。
上記蓄電装置において、蓄電装置は、二次電池であるこれによれば、上記発明と同様の効果を得ることができる。
請求項に記載の発明は、上記蓄電装置を搭載した車両であることを要旨とする。これによれば、正極電極と負極電極とが短絡する可能性が極めて低くされていることにより、車両の走行性能へ与える影響が小さくなる。したがって、車両走行の信頼性を向上させることができる。
本発明によれば、セパレータの熱収縮による機能低下を抑制することができる。
二次電池の分解斜視図。 二次電池の外観を示す斜視図。 電極体の構成要素を示す分解斜視図。 電槽缶に挿入された電極体を示す断面図。 図1の矢視方向Aから見た電極体の側面図。 別例のセパレータを示す正面図。 別例の電極体を示す側面図。 (a)は、別例のセパレータを示す側面図、(b)は同じく、別例のセパレータを示す正面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
蓄電装置としての二次電池2には、図1及び図2に示すように、金属製の電槽缶3に電極体5が収容されている。電槽缶3は、直方体状の本体部材4と、本体部材4の開口部4aを閉塞する矩形平板状の蓋部材6とからなる。本体部材4と蓋部材6は、何れも金属製(例えば、ステンレスやアルミニウム)である。また、本実施形態の二次電池2は、その外郭が角型をなす角型電池である。また、本実施形態の二次電池2は、リチウムイオン電池である。
電極体5には、当該電極体5から電気を取り出すための正極端子7と負極端子8が電気的に接続されている。そして、これらの正極端子7と負極端子8は、蓋部材6に所定の間隔をあけて並設された一対の開口孔6aから電槽缶3の外部に露出されている。また、正極端子7及び負極端子8には、電槽缶3から絶縁するためのリング状の絶縁リング9aがそれぞれ取り付けられている。また、電槽缶3を構成する本体部材4の内面には、図4に示すように、金属製の本体部材4と内部に収容された電極体5とを絶縁するための絶縁シート9bが取着されている。また、電槽缶3を構成する蓋部材6の内面には、図4に示すように、金属製の蓋部材6と内部に収容された電極体5とを絶縁するための絶縁シート9cが取着されている。
電極体5は、図3に示すように、正極電極となる正極シート10と負極電極となる負極シート11と、を備える。正極シート10は、正極用金属箔(本実施形態ではアルミニウム箔)13と、その両面に正極用活物質を塗布してなる正極用活物質層14を有する。負極シート11は、負極用金属箔(本実施形態では銅箔)17と、その両面に負極用活物質を塗布してなる負極用活物質層18を有する。そして、電極体5は、正極シート10と負極シート11の間を絶縁する絶縁部材としてのセパレータ12を介在させて層状をなす積層体とされている。電極体5は、例えば図5に示すように、複数の正極シート10と複数の負極シート11を積層して構成される。すなわち、電極体5には、正極シート10と、負極シート11と、セパレータ12とからなる組が複数組、設けられている。
図3に示すように、正極シート10の縁部の一部には、正極用金属箔13からなる正極タブ状部15が形成されている。この正極タブ状部15は、正極用活物質層14を塗布していない領域となる正極集電部16を有する。本実施形態において正極集電部16は、正極タブ状部15の全域とされている。そして、本実施形態において正極集電部16は、正極シート10の縁部に形成されている。また、正極タブ状部15及び正極集電部16は、電極体5を構成する各正極シート10において同位置に同一形状で形成されている。
負極シート11の縁部の一部には、負極用金属箔17からなる負極タブ状部19が形成されている。この負極タブ状部19は、負極用活物質層18を塗布していない領域となる負極集電部20を有する。本実施形態において負極集電部20は、負極タブ状部19の全域とされている。そして、本実施形態において負極集電部20は、負極シート11の縁部に形成されている。また、負極タブ状部19及び負極集電部20は、電極体5を構成する各負極シート11において同位置に同一形状で形成されている。なお、正極シート10及び負極シート11では、活物質を塗布した領域が塗工部となり、活物質を塗布していない領域が未塗工部となる。
電極体5を構成する各正極シート10は、それぞれの正極集電部16が積層方向に沿って列状に配置されるように積層される。同様に、電極体5を構成する各負極シート11は、それぞれの負極集電部20が、正極集電部16と重ならないように積層方向に沿って列状に配置されるように積層される。そして、各正極集電部16は、図1に示すように、電極体5における積層方向の一端から他端までの範囲に集められて正極集電群21とされる。また、各負極集電部20も同様に、図1に示すように、電極体5における積層方向の一端から他端までの範囲に集められて負極集電群22とされる。
正極集電群21には、正極端子7が電気的に接合される。一方、負極集電群22には、負極端子8が電気的に接続される。正極端子7及び負極端子8は、抵抗溶接によって正極集電群21及び負極集電群22に接合される。抵抗溶接は、接合対象を、正負一対の溶接用電極を挟み込んで溶着する方式である。本実施形態では、正極集電群21及び負極集電群22が端子接続部となり、端子接続部は各正極シート10の正極集電部16及び各負極シート11の負極集電部20によって構成される。
以下、本実施形態の電極体5を構成する正極シート10、負極シート11及びセパレータ12についてさらに詳しく説明する。
正極シート10、負極シート11及びセパレータ12は、図3に示すように、何れも正面視矩形状(長方形状)に形成されている。本実施形態では、セパレータ12の長手方向及び短手方向の長さが、正極シート10及び負極シート11のそれぞれの長手方向及び短手方向の長さよりも大きく形成されている。また、本実施形態においてセパレータ12は、ポリオレフィン系微多孔質セパレータとされている。具体的に言えば、セパレータ12は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、又はポリエチレンテレフレータ(PET)などによって形成される。また、セパレータ12の厚みは、20μm程度に設定される。
セパレータ12は、セパレータ原反を所望のサイズに裁断して製造される。セパレータ原反は、セパレータ用材料を延伸と同時、又は延伸とは別の工程で所定の多孔度の開孔を形成する工程を得て製造される。これにより、セパレータ12は、製造時の機械方向、すなわちMD方向に繊維が配向している。このため、セパレータ12は、MD方向に直交するTD方向に比してMD方向へ熱収縮し易い。つまり、セパレータ12は、MD方向への熱収縮量が、TD方向への熱収縮量よりも大きい。
電極体5には、複数枚のセパレータ12が使用される。各セパレータ12は、図3に示すように、MD方向を長手方向として正面視矩形状に形成されている。そして、各セパレータ12のMD方向に沿う2つの端面12a,12bには、熱硬化性樹脂部材28がそれぞれ接合されている。熱硬化性樹脂部材28は、セパレータ12の熱収縮温度よりも低い温度で硬化する熱硬化性樹脂からなる。熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂(EP)、フェノール樹脂(PF)、メラミン樹脂(MF)、尿素樹脂(UF)、不飽和ポリエステル樹脂(UP)、アルキド樹脂、ポリウレタン(PUR)、ポリイミド(PI)などが用いられる。
熱硬化性樹脂部材28は、セパレータ12のMD方向に沿う端面12a,12bの全域と、セパレータ12の厚み方向に対向する表裏両面(2面)における前記端面12a,12bの縁部周辺の領域のそれぞれに熱硬化性樹脂を塗布した樹脂層として形成される。熱硬化性樹脂は、上記各領域にほぼ直線的に塗布される。これにより、熱硬化性樹脂部材28は、図3及び図5に示すように、セパレータ12のMD方向に沿う端面12a,12bの全域を覆う矩形板状の接合部29と、接合部29の短手方向の端部から同方向に延設されるとともに、前記端面12a,12bの縁部周辺の領域を覆う一対の連接部30とから構成される。つまり、熱硬化性樹脂部材28は、接合部29の両側に連接部30が延設されることによって連接部30間に開口を有する正面視コ字状(又は正面視凹状)とされる。そして、セパレータ12のMD方向に沿う端面12a,12bは、接合部29と連接部30からなる熱硬化性樹脂部材28によって囲まれる。本実施形態において接合部29及び連接部30は、MD方向に沿って連続的に形成されている。
なお、熱硬化性樹脂部材28における接合部29の長手方向の長さは、セパレータ12のMD方向に沿う長手方向の長さと同一長さとされる。また、熱硬化性樹脂部材28に形成される開口の長さは、セパレータ12のMD方向に沿う長手方向の長さと同一長さとされる。また、開口の幅は、セパレータ12の厚さと同一長さとされる。
このように熱硬化性樹脂部材28を接合したセパレータ12は、図5に示すように、正極シート10と負極シート11の間に介在される。具体的に言えば、各正極シート10、各負極シート11及び各セパレータ12は、図1及び図3に示すように、これらの長手方向を一致させて積層される。これにより、電極体5を構成した場合、正極集電部16からなる正極集電群21と負極集電部20からなる負極集電群22は、セパレータ12のMD方向に沿って配置される。また、正極シート10の各正極集電部16は、正極シート10の長手方向に沿う縁部から短手方向に沿って突出されている。同様に、負極シート11の各負極集電部20は、負極シート11の長手方向に沿う縁部から短手方向に沿って突出されている。このため、電極体5を構成した場合、正極集電部16及び負極集電部20は、セパレータ12のTD方向に沿って突出することになる。つまり、正極集電部16及び負極集電部20は、セパレータ12のTD方向に突出するように正極シート10及び負極シート11のそれぞれに形成されている。
以下、本実施形態の二次電池2の作用を説明する。
熱硬化性樹脂部材28は、セパレータ12の熱収縮温度よりも低い温度で硬化する。このため、二次電池2の内部温度が上昇し、その内部温度がセパレータ12の熱収縮温度に達した場合であっても、本実施形態の二次電池2の構成によればセパレータ12の収縮よりも前に熱硬化性樹脂部材28を構成する熱硬化性樹脂が硬化する。つまり、熱硬化性樹脂部材28は、温度上昇によって剛体化されて強度が増加する。これにより、熱硬化性樹脂部材28は、熱収縮量が大きいセパレータ12のMD方向に沿って配置されていることにより、セパレータ12の熱収縮力に抵抗してセパレータ12の変形を防ぐ。そして、シート状のセパレータ12は、硬化によって強度が増した熱硬化性樹脂部材28がフレームとして作用することで、熱収縮力に抵抗する力で支えられる。したがって、セパレータ12は、内部温度が熱収縮温度に達した場合であっても、熱硬化性樹脂部材28によってMD方向への変形が抑制される。
セパレータ12がMD方向へ大きく熱収縮した場合、電極体5は、セパレータ12を挟んで対峙する正極シート10と負極シート11とが短絡する可能性が高くなる。しかし、本実施形態では、熱硬化性樹脂部材28によってセパレータ12の熱収縮を抑制することで、二次電池2の内部温度が上昇した場合であっても、正極シート10と負極シート11が短絡してしまう可能性を極めて低くしている。
また、本実施形態では、MD方向に比して熱収縮し難いTD方向に正極集電部16及び負極集電部20を突出させている。MD方向に正極集電部16及び負極集電部20を突出させた場合は、セパレータ12が熱収縮してしまうと、突出させた集電部が他の電極と短絡する可能性が高くなる。このため、本実施形態では、正極集電部16及び負極集電部20を、セパレータ12において熱収縮し難いTD方向に突出するように設けることで、正極シート10と負極シート11が短絡してしまう可能性を極めて低くしている。
また、本実施形態の二次電池2を車両に搭載した場合は、正極シート10と負極シート11とが短絡する可能性が極めて低くされていることにより、車両の走行性能へ与える影響が小さくなる。つまり、車両走行の信頼性を向上させている。
なお、熱硬化性樹脂部材28を構成する熱硬化性樹脂は、セパレータ12の製造段階、すなわち電極体5を構成する前に塗布される。熱硬化性樹脂としてポリイミドを採用する場合は、セパレータ12の製造段階で塗布した後に溶媒の沸点以上の温度で加熱して溶媒を蒸発させる。これにより、熱硬化性樹脂をポリイミドとした場合は、製造段階において既に硬化した状態とされる。つまり、熱硬化性樹脂をポリイミドとした場合であっても、二次電池2の内部温度がセパレータ12の熱収縮温度に達した時点では硬化されているので、セパレータ12の変形を抑制することができる。なお、熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂などを採用した場合、これらの樹脂は、二次電池2の内部温度が硬化温度に達した段階で硬化する。そして、これらの樹脂は、セパレータ12の熱収縮温度よりも低い温度で硬化するので、セパレータ12の変形を抑制することができる。
図5に示す熱硬化性樹脂部材28の連接部30の厚みαは、正極シート10の正極用活物質層14の厚み、及び負極シート11の負極用活物質層18の厚みのうち、薄い方の厚みの2分の1程度を最大厚みとして設定されている。また、熱硬化性樹脂部材28の接合部29の厚みβは、セパレータ12の収縮力に抵抗することが可能な断面積を有するように設定される。そして、熱硬化性樹脂部材28に連接部30を有する場合、当該連接部30におけるセパレータ12の端面12a,12bの縁部からの長さγは、セパレータ12間に介在させる正極シート10及び負極シート11の大きさによって設定される。すなわち、正極シート10又は負極シート11とセパレータ12の間に熱硬化性樹脂部材28の連接部30が介在するほど長さγを長くすると、連接部30がイオンの透過を阻害することになる。このため、連接部30の長さγは、セパレータ12に隣り合う正極シート10又は負極シート11の端面からセパレータ12の端面12a,12bまでの長さを最大長さとして設定される。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)セパレータ12のMD方向に沿う端面12a,12bに、熱硬化性樹脂部材28を接合した。これによれば、二次電池2の内部温度の上昇に伴ってセパレータ12が過度に加熱された場合であっても、セパレータ12のMD方向に接合した熱硬化性樹脂部材28によってセパレータ12の熱収縮が抑制される。すなわち、熱硬化性樹脂部材28は、セパレータ12の熱収縮温度よりも低い温度で硬化することにより、セパレータ12が熱収縮温度に達した時点で既に硬化して強度が増している。このため、セパレータ12は、熱硬化性樹脂部材28によって熱収縮力に抵抗する力で支えられる。したがって、セパレータ12は、熱収縮温度に達するまで加熱された場合であっても、熱硬化性樹脂部材28によってMD方向への熱収縮が抑制される。その結果、二次電池2は、正極シート10と負極シート11とが短絡し難く、機能低下が抑制される。
(2)また、熱硬化性樹脂部材28を接合部29と連接部30で構成した。そして、連接部30は、セパレータ12の厚み方向の両面に接触し、接合される。これによれば、セパレータ12は、MD方向に沿う端面12a,12bに加えてセパレータ12の厚み方向の両面にも熱硬化性樹脂部材28が接合されることにより、より強い力で支えられることになる。したがって、セパレータ12の熱収縮をより確実に抑制することができる。
(3)また、接合部29は、MD方向に沿って連続的に形成されている。接合部29を断続的に形成した場合(間隔をあけて形成した場合)は、熱硬化性樹脂部材28を接合していない部位においてセパレータ12のMD方向への熱収縮を許容してしまう。しかし、接合部29を連続的に形成することで、セパレータ12の熱収縮を確実に抑制することができる。
(4)セパレータ12の熱収縮を抑制する構成として、セパレータ12の端面12a,12bに熱硬化性樹脂を塗布する構成を採用した。このため、二次電池2内において熱硬化性樹脂部材28が占有するスペースが大きくならない。したがって、二次電池2の体格(サイズ)が極端に大きくなることがなく、また活物質層の塗布量が少なくなることもない。また、二次電池2内においてデッドスペースが増加してしまうことを抑制できる。
(5)セパレータ12のTD方向に沿うように正極集電部16(正極集電群21)及び負極集電部20(負極集電群22)を形成した。セパレータ12のTD方向は、MD方向に比して熱収縮し難い。このため、セパレータ12が熱収縮温度に達するまで加熱された場合であっても、正極シート10と負極シート11の短絡を好適に抑制することができる。特に、正極集電部16(正極集電群21)及び負極集電部20(負極集電群22)は、電極の縁部に突出形成されていることから、セパレータ12が熱収縮してしまうと、他の電極に接触する可能性が高い。このため、TD方向に沿って形成することで、正極シート10と負極シート11の短絡を好適に抑制することができる。
(6)また、熱硬化性樹脂部材28を、二次電池2の内部温度の上昇に伴って硬化するエポキシ樹脂などで形成すれば、電極体5の製造時には熱硬化性樹脂部材28が硬化していない状態とすることができる。したがって、電極体5の製造を妨げることもない。
(7)また、本実施形態の二次電池2を車両に搭載した場合は、正極シート10と負極シート11とが短絡する可能性が極めて低くされていることにより、車両の走行性能へ与える影響が小さくなる。したがって、車両走行の信頼性を向上させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図6に示すように、熱硬化性樹脂部材28を、セパレータ12のMD方向に加えて、TD方向に沿う端面に接合しても良い。この場合、セパレータ12は、その全周が熱硬化性樹脂部材28によって囲まれることになる。つまり、熱硬化性樹脂部材28は、セパレータ12を囲むように枠状に接合される。これによれば、セパレータ12は、MD方向及びTD方向の両方向への熱収縮が好適に抑制される。なお、図6の構成の場合、熱硬化性樹脂部材28は、セパレータ12の全周に亘って接合される接合部29を有することになる。
○ 図7に示すように、熱硬化性樹脂部材28をセパレータ12の端面12a,12bのみに接合しても良い。また、図6に示す別例のように、セパレータ12の全周を熱硬化性樹脂部材28で囲む場合、図7に示すようにセパレータ12の端面12a,12bのみに熱硬化性樹脂部材28を接合しても良い。図7の構成の場合、熱硬化性樹脂部材28は、接合部29のみを有することになる。
○ 図8(a),(b)に示すように、熱硬化性樹脂部材28の連接部30を断続的に接合させても良い。すなわち、セパレータ12の厚み方向で対向する2面(両面)には、熱硬化性樹脂部材28(連接部30)を断続的に接合させる。一方、セパレータ12の端面12a,12bには、実施形態と同様に、熱硬化性樹脂部材28(接合部29)を全域、すなわち連続的に接合させる。
○ 正極シート10、負極シート11及びセパレータ12を、正面視正方形に形成しても良い。この場合も、セパレータ12のMD方向に沿う端面12a,12bに熱硬化性樹脂部材28を接合する。また、正方形のセパレータ12の全周に熱硬化性樹脂部材28を接合しても良い。
○ 熱硬化性樹脂部材28は、セパレータ12に対して熱溶着にて接合しても良いし、接着剤で接合しても良い。
○ 連接部30は、セパレータ12の厚み方向の両面に接触していれば良い。すなわち、連接部30は、セパレータ12に対して接合されていても良いし、接合されていなくても良い。連接部30を接触させておくことで、当該連接部30は、接合部29ととともにセパレータ12がMD方向に熱収縮する際の抵抗となり得る。また、連接部30は、セパレータ12の厚み方向の両面のうち、何れか一方の面、すなわち片面に接触するように設けても良い。
○ 正極集電部16及び負極集電部20を、セパレータ12のTD方向に沿って配置するとともに、MD方向に沿って突出するように形成しても良い。
○ 電槽缶3の内部に絶縁シート9bを取着したが、熱硬化性樹脂部材28は絶縁性を有するので、熱硬化性樹脂部材28の連接部位と対向する電槽缶3の内面には絶縁シート9bを取着してなくても良い。つまり、熱硬化性樹脂部材28を電槽缶3と電極体5を絶縁する絶縁部材として兼用しても良い。なお、電極体5の最外層にセパレータ12を配置するとともに、図6に示すようにセパレータ12の全周に熱硬化性樹脂部材28を接合すれば、電槽缶3の本体部材4の内面に絶縁シート9bを取着しないようにすることもできる。
○ 正極集電部16(正極集電群21)及び負極集電部20(負極集電群22)と、正極端子7及び負極端子8の接合形態は、実施形態の構成に限らず、任意に変更しても良い。例えば、正極集電部16や負極集電部20を集電群とせずに正極端子7や負極端子8に接合しても良い。また、電極体5に形成される集電群の数や、正極端子7及び負極端子8の形状は任意に変更しても良い。
○ 電極体5を構成した後に、セパレータ12に熱硬化性樹脂部材28を接合しても良い。
○ 本実施形態の構成は、実施形態のような積層型の二次電池2に限らず、帯状の正極シートと帯状の負極シートを捲回して層状に積層した捲回型の二次電池に適用しても良い。
○ 実施形態の二次電池2を搭載する車両は、自動車でも良いし、産業用車両でも良い。
○ 本実施形態の構成を、電気二重層コンデンサ等の他の蓄電装置に適用しても良い。
○ 二次電池2は、リチウムイオン二次電池であったが、これに限らず、他の二次電池であっても良い。要は、正極用活物質層と負極用活物質層との間をイオンが移動するとともに電荷の授受を行うものであれば良い。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)蓄電装置に蓄えられた電力を電動機に供給して走行する車両において、前記蓄電装置として上記蓄電装置を搭載したことを特徴とする車両。
2…二次電池、5…電極体、10…正極シート、11…負極シート、12…セパレータ、12a,12b…端面、16…正極集電部、20…負極集電部、21…正極集電群、22…負極集電群、28…熱硬化性樹脂部材、29…接合部、30…連接部。

Claims (7)

  1. 正極電極と負極電極との間をセパレータで絶縁してこれらを積層して層状をなす電極体を有する蓄電装置において、
    前記セパレータの端面には、硬化した状態の熱硬化性樹脂であって、前記セパレータが収縮しない温度で硬化する熱硬化性樹脂からなる熱硬化性樹脂部材が接合されるとともに、前記セパレータの厚み方向で対向する2面には、前記熱硬化性樹脂部材が接合されていない非接合部分が設けられ、
    前記熱硬化性樹脂部材は、前記セパレータのMD方向に沿う端面に接合した接合部を有し、
    前記セパレータは、ポリエチレン、ポリプロピレン、又はポリエチレンテレフタレートによって形成されてなり、
    前記熱硬化性樹脂は、ポリイミドであることを特徴とする蓄電装置。
  2. 正極電極と負極電極との間をセパレータで絶縁してこれらを積層して層状をなす電極体を有する蓄電装置において、
    前記セパレータの端面には、硬化していない状態の熱硬化性樹脂であって、前記セパレータが収縮しない温度で硬化する熱硬化性樹脂からなる熱硬化性樹脂部材が接合されるとともに、前記セパレータの厚み方向で対向する2面には、前記熱硬化性樹脂部材が接合されていない非接合部分が設けられ、
    前記熱硬化性樹脂部材は、前記セパレータのMD方向に沿う端面に接合した接合部を有し、
    前記セパレータは、ポリエチレン、ポリプロピレン、又はポリエチレンテレフタレートによって形成されてなり、
    前記熱硬化性樹脂は、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、及びポリウレタンから選ばれる熱硬化性樹脂であることを特徴とする蓄電装置。
  3. 前記熱硬化性樹脂部材は、さらに、前記接合部に連続し、かつ前記セパレータの厚み方向の両面と接触する連接部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
  4. 前記熱硬化性樹脂部材は、前記セパレータの全周に亘って接合される前記接合部を有することを特徴とする請求項1請求項3のうち何れか一項に記載の蓄電装置。
  5. 前記正極電極及び前記負極電極には、前記セパレータのTD方向に沿うように端子接続部が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項のうち何れか一項に記載の蓄電装置。
  6. 前記蓄電装置は、二次電池であることを特徴とする請求項1〜請求項のうち何れか一項に記載の蓄電装置。
  7. 請求項1〜請求項のうちいずれか一項に記載の蓄電装置を搭載したことを特徴とする車両。
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