JP5842559B2 - 運転支援装置 - Google Patents
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なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的として位置づけることができる。
前記設定車速制御手段が、前記連続操作を検出したら前記設定車速を前記判定時間よりも短い所定周期で前記一単位車速ずつ連続的に増減させ、前記連続操作を検出しても前記設定車速が所定車速になったときには、前記設定車速を前記所定周期よりも長く且つ前記判定時間よりも短い所定時間だけ変化させずに保持することを特徴としている。
言い換えると、前記設定車速制御手段により制御される区間には、前記連続操作を検出したら前記設定車速を前記所定周期で前記一単位車速ずつ連続的に増減させる変更区間と、前記連続操作を検出したときであっても前記設定車速が所定車速になったときは前記設定車速を前記所定周期よりも長く且つ前記判定時間よりも短い所定時間だけ変化させない保持区間とがある。
(3)前記設定車速制御手段が、前記設定車速が少なくとも法定速度を含んだ前記所定車速のときに前記設定車速を保持することが好ましい。
言い換えると、前記設定車速制御手段によって設定車速が保持されるときの前記所定車速は、少なくとも法定速度を含むことが好ましい。
(4)先行車が存在するか否かを検出し、前記先行車が検出されたら前記先行車との車間距離を検出する先行車検出手段と、前記先行車検出手段で前記先行車が検出されたときに前記車間距離を所定車間距離以上に維持して前記先行車に追従走行する車間距離制御手段とを備え、前記定速走行制御手段が、前記車間距離制御手段による追従走行を優先させることが好ましい。
本実施形態の運転支援装置は、所定の速度範囲内(例えば、時速40km〜100km)において、ドライバがアクセルペダルを踏まなくても設定された車速に車速を維持して走行する定速走行制御機能(クルーズコントロール機能)と、先行車が存在する場合に先行車との車間距離を安全に保ちながら自動的に追従走行する車間距離制御機能とを兼ね備えた車間距離制御付クルーズコントロール(Adaptive Cruise Control、以下、ACCと略称する。)機能を有する。この運転支援装置による支援制御は、車両ECU(電子制御装置)30によって制御される。ここでは、図1を用いて車両ECU30の入力側及び出力側にそれぞれ接続される装置を順に説明する。
レーダー(先行車検出手段)11は、例えば車両の前端部中央に設置されたレーザレーダーやミリ波レーダー等であって、車両の前方にレーザ波等を送出し、その反射波を受信することで、自車両の前方を走行する先行車の情報を検出する。ここで検出される先行車の情報は、例えば、先行車の有無情報や、先行車までの距離(車間距離),角度(相対位置)や速度(相対速度)等の情報である。レーダー11により検出された各情報は、随時車両ECU30に伝達される。なお、レーダー11は、少なくとも自車両の前方を走行する先行車の有無情報及び車間距離情報を取得できればよく、その設置場所は前端部中央に限られない。
車両の運転席近傍に設けられたディスプレイ(表示手段)14は、車速や燃費等の走行情報や外気温度等の情報、車速設定スイッチ20で設定された設定車速や先行車との車間距離等を表示する。ディスプレイ14は、ドライバから見やすい位置であればその位置は特に限定されない。例えば図2(a)に示すように運転席のインパネ17に設けられてもよく、ナビゲーション装置のモニター18と併用されてもよい。ディスプレイ14は、車両ECU30によって表示内容が制御される。
車両ECU30は、各種演算処理を実行するCPU、その制御に必要なプログラムやデータの記憶されたROM、CPUでの演算結果等が一時的に記憶されるRAM、外部との間で信号を入出力するための入出力ポート、スイッチの操作時間をカウント(計測)するタイマー等を備えており、定速走行制御及び車間距離制御を実施するものである。
[2−1.制御の概要]
本実施形態の車両ECU30では、おもに二つの制御が実施される。第一の制御は定速走行制御であり、第二の制御は車間距離制御である。
本実施形態の車両ECU30では、自車両の車速と、先行車との車間距離とに応じて、定速走行制御及び車間距離制御が切り替えられて実施される。
車両ECU30は、上記の二種類の制御を実現するために、設定車速制御部31としての機能要素と、車間距離制御部32としての機能要素と、定速走行制御部33としての機能要素とを有している。これら設定車速制御部31,車間距離制御部32及び定速走行制御部33は、ドライバによるメインスイッチ21への操作によって作動が開始される。
次に、図4及び図5のフローチャートを用いて、設定車速の操作手順及び車両ECU30の設定車速制御部31で実施される制御手順を説明する。図4のフローチャートは、ドライバによって車速が設定される操作手順を説明するものであり、まず図4を用いて設定車速が設定されるまでの概要を説明する。
図4に示すように、ドライバが調整スイッチ25,26を一回押すと、ステップA10からタップ操作側のフローに進められ、ステップA20で初期の設定車速に対して1km/h加算又は減算されたものが新たな設定車速に設定される。次いでステップA30において、ドライバが調整スイッチ25,26を500ms以上押し続けているか否かが判定される。すなわち、ステップA30は、ドライバの操作がタップ操作であるか連続操作であるかの判定ステップであり、ここでいう500msは上記した判定時間である。ドライバが調整スイッチ25,26を操作している時間が500ms未満であれば、ドライバによる操作はタップ操作であると判定されて操作完了とされる。一方、ドライバが500ms以上押し続けていれば、ドライバによる操作は連続操作であると判定されて、ステップA10にリターンされて連続操作側のフローに進められる。
次に、図5のフローチャートを用いて、設定車速制御部31で実施される設定車速の制御手順の詳細を説明する。ここでは、設定車速を増加させる操作時の制御内容のみに着目したフローを示す。このフローチャートは所定の周期(上記した連続操作時の所定周期よりも短い周期,例えば20ms)で動作する。また、下記の各ステップは、コンピュータのハードウェアに割り当てられた各機能(手段)が、ソフトウェア(コンピュータプログラム)によって動作することによって実施される。なお、ここでは、プラス調整スイッチ25による設定車速の調整を例に説明する。また、図5のフローチャート中のVは設定車速を表す。
調整スイッチ25,26を連続操作することによって設定車速を調整する場合、ディスプレイ14に表示される設定車速の表示の切り替えが速すぎると、ドライバは設定車速が今いくつであるのかを認識しづらいという課題がある。これに対して、本運転支援装置によれば、設定車速制御部31により所定時間だけ設定車速を変化させずに保持されるため、ディスプレイ14に表示される設定車速も一時的に停止される。そのため、ドライバが現時点の設定車速がいくつであるかを容易に確認することができ、目標とする設定車速への微調整を容易に行うことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
上記の実施形態では、定速走行制御機能と車間距離制御機能とを兼ね備えたACCについて説明したが、車間距離制御機能は備えていなくてもよく、設定された車速を維持して走行する定速走行制御機能を有していればよい。また、この場合、先行車との車間距離を検出する必要がないため、レーダー11は不要である。
また、車速設定スイッチ20の構成や配置は上記したものに限られない。例えば、設定車速を増減調整する調整スイッチが、上記したような押しボタン式ではなく、トグルスイッチのような構成であってもよく、レジュームスイッチ24やセットスイッチ22と別体で設けられていてもよい。
また、上記したドライバによる調整スイッチ25,26に対する操作が連続操作であるか否かを判定するための判定時間や、連続操作時の周期及び保持区間の時間は、あくまでも例示であって、これらに限定されるものではない。上記実施形態では、判定時間が500ms、保持区間の時間が200ms、連続操作時の周期が50msに設定されているが、例えば判定時間が400ms、保持区間の時間が250ms、連続操作時の周期が40ms等であっても構わない。つまり、これらの時間は、ドライバがスイッチ操作を行うときに操作しやすいものであれば、特に限定はされない。
14 ディスプレイ(表示手段)
20 車速設定スイッチ
25 プラス調整スイッチ(調整手段)
26 マイナス調整スイッチ(調整手段)
30 車両ECU(電子制御装置)
31 設定車速制御部(設定車速制御手段)
32 車間距離制御部(車間距離制御手段)
33 定速走行制御部(定速走行制御手段)
Claims (4)
- 車速を設定車速に維持して走行する定速走行制御手段と、
前記設定車速を一単位車速ずつ増減調整するための調整手段と、
前記調整手段に対する操作の種類として、操作時間が所定の判定時間未満であるタップ操作と前記判定時間以上である連続操作とを区別して検出し、前記操作に基づいて前記設定車速を設定する設定車速制御手段と、
前記設定車速制御手段で設定された前記設定車速を表示する表示手段とを備え、
前記設定車速制御手段が、前記連続操作を検出したら前記設定車速を前記判定時間よりも短い所定周期で前記一単位車速ずつ連続的に増減させ、前記連続操作を検出しても前記設定車速が所定車速になったときには、前記設定車速を前記所定周期よりも長く且つ前記判定時間よりも短い所定時間だけ変化させずに保持する
ことを特徴とする、運転支援装置。 - 前記設定車速制御手段は、前記連続操作の終了後に前記タップ操作を検出した場合には、現在の前記設定車速に前記一単位車速を加算又は減算したものを新たな前記設定車速として設定する
ことを特徴とする、請求項1記載の運転支援装置。 - 前記設定車速制御手段が、前記設定車速が少なくとも法定速度を含んだ前記所定車速のときに、前記設定車速を保持する
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の運転支援装置。 - 先行車が存在するか否かを検出し、前記先行車が検出されたら前記先行車との車間距離を検出する先行車検出手段と、
前記先行車検出手段で前記先行車が検出されたときに前記車間距離を所定車間距離以上に維持して前記先行車に追従走行する車間距離制御手段とを備え、
前記定速走行制御手段が、前記車間距離制御手段による追従走行を優先させる
ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の運転支援装置。
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