JP5821337B2 - 走行支援装置及び走行支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、車両の運転者が操作している駆動力変化操作子(アクセルペダル)に対して反力を付与することにより、運転操作を支援する走行支援装置及び走行支援方法に関する。
従来から、自車両と自車両前方の障害物との車間距離及び相対速度に基づいて、自車両と障害物との接近状態を算出し、この接近状態を緩和するための減速度を自車両に発生させるとともに、アクセルペダルに付与する反力を変化させる走行支援装置がある。ここで、アクセルペダルに付与する反力は、アクセルペダルの開度を予め設定した開度以下とする反力である。また、予め設定した開度は、接近状態を緩和するための開度である。
このような走行支援装置としては、例えば、特許文献1に記載されている走行支援装置がある。特許文献1に記載されている走行支援装置は、自車両の走行環境、制御手段における制御状態及び運転者の運転意思のうち少なくとも一つに基づいて、車間距離から相対速度を微分演算するためのフィルタ手段に対し、そのフィルタ特性を変更する。
特開2007‐22498号
特許文献1に記載の走行支援装置では、運転者の加減速意思を制御よりも優先させたオーバーライド時における、運転者によるアクセルペダルの踏み込み操作に基づいて、オーバーライドの意思を判断している。このため、オーバーライド時にアクセルペダルへ付与する反力である、アクセルペダルの開度を予め設定した開度以下とする反力が、段階的に変化することとなる。これにより、運転者の加減速意思とアクセルペダルの操作感との乖離度合いが増加するという問題が発生するおそれがある。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたもので、オーバーライド時における運転者の加減速意思とアクセルペダルの操作感との乖離度合いを減少させることが可能な、走行支援装置及び走行支援方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、開度の変化により自車両の駆動力を変化させる駆動力変化操作子に付与した反力と、駆動力変化操作子に付与した反力に対する駆動力変化操作子の開度変化に応じて、駆動力変化操作子に付与している反力を補正する。これに加え、反力を付与した時点の開度が反力を付与する前の開度以上であると判定すると、付与している反力を、予め設定した減少度合いで減少するように補正する。
また、反力を付与した時点の開度が反力を付与する前の開度未満であり、開度変化の変化率が予め設定した閾値以上であると判定すると、付与している反力を、予め設定した減少度合いよりも小さい減少度合いで、時間の経過に伴って減少するように補正する。
本発明によれば、駆動力変化操作子に付与した反力と、この反力に対する駆動力変化操作子の開度変化の変化率、予め設定した開度変化率、反力を付与した時点の開度、反力を付与する前の開度に応じて、駆動力変化操作子に付与している反力を減少補正する。
これにより、駆動力変化操作子へ反力を付与している状態において、オーバーライド時における運転者の加減速意思を、運転者が操作している駆動力変化操作子に付与する反力の大きさに反映させることが可能となる。このため、オーバーライド時における、運転者の加減速意思と駆動力変化操作子の操作感との乖離度合いを減少させることが可能となる。
本発明の第一実施形態の走行支援装置の概略構成を示す図である。 ペダル反力制御部が行う基本的な処理を示すフローチャートである。 ペダル反力制御部が行う具体的な処理を示すフローチャートである。 ペダル反力制御部が行う具体的な処理を示すフローチャートである。 ペダル反力制御部が行う具体的な処理を示すフローチャートである。 急加速抑制部が行う具体的な処理を示すフローチャートである。 連続した複数のカーブ路のうち、二つ目以降のカーブ路を走行する際にペダル反力制御部が行う処理を示すフローチャートである。 自車両の走行状態を示す図である。 自車両の走行中にペダル反力制御部が行う処理を示すフローチャートである。 アクセルペダルの動作例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態(以下、本実施形態と記載する)について、図面を参照しつつ説明する。
(構成)
図1は、本実施形態の走行支援装置1の概略構成を示す図である。
図1中に示すように、走行支援装置1は、ナビゲーションシステム部2と、反力付与部4と、ペダル反力制御部6を備える。
ナビゲーションシステム部2は、一般的なカーナビゲーション(Automotive navigation system)を用いて構成する。また、ナビゲーションシステム部2は、データベース部8と、自車両位置測定部10を有する。
データベース部8は、道路種別、道路曲率、道路勾配等の情報を記憶しており、必要に応じて、これらの情報を更新可能である。
自車両位置測定部10は、例えば、GPS(Global Positioning System)による、自車量の位置測定、自車量の経路誘導、自車量の走行経路における制限車速情報の表示等を行う機能を有する。
反力付与部4は、自車両の運転者(ドライバ)が操作しているアクセルペダル12に対して、運転者の踏み込み操作に対する戻し方向への反力(以下、「反力」と記載する)を付与するための、サーボモータ14(アクチュエータ)を有する。なお、本実施形態では、アクセルペダル12が、開度の変化により自車両の駆動力を変化させる駆動力変化操作子を形成する場合を説明する。
ここで、サーボモータ14は、ペダル反力制御部6が出力する指令値に応じてトルクを発生させ、運転者がアクセルペダル12を操作する際に発生する操作反力を任意に制御する。なお、サーボモータ14は、例えば、アクセルペダル12のリンク機構に組み込む。
アクセルペダル12は、例えば、オルガン式や吊り下げ式のペダルで形成し、車室内において、自車両の運転者が足で操作するために好適な位置へ配置する。
また、アクセルペダル12は、アクセルペダル12の開度を「0」にするための弾性部材を有する。弾性部材としては、例えば、コイルスプリング等、アクセルペダル12を戻し方向へ変位させる部材(以下、「リターンスプリング」と記載する場合がある)を用いる。
また、アクセルペダル12には、アクセルペダル12の開度を検出するアクセル開度センサ16を設ける。
ここで、アクセルペダル12の開度変化率とは、アクセルペダル12の開度の単位時間当たりの変化量である。具体的には、アクセルペダル12の開度が変化する速度、運転者によるアクセルペダル12の踏み込み力、アクセルペダル12の開度が変化する際の加速度を含む。
アクセル開度センサ16は、アクセルペダル12の開度を検出すると、この検出した開度を含む情報信号を、ペダル反力制御部6及び駆動力制御部18へ送信する。なお、駆動力制御部18の説明は、後述する。
ペダル反力制御部6は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を用いて形成する。
また、ペダル反力制御部6は、ナビゲーションシステム部2から上記の各種情報を受信可能である。これに加え、ペダル反力制御部6は、アクセル開度センサ16、距離センサ20及び車速センサ22から情報信号を受信可能である。さらに、ペダル反力制御部6は、反力付与部4との間で情報信号の送受信が可能である。
なお、距離センサ20は、例えば、自車両のフロントグリルやフロントバンパに取り付けたレーザレーダで形成し、自車両の前方に存在する障害物と自車両との距離を検出する。そして、距離センサ20は、検出した障害物と自車両との距離を含む情報信号を、ペダル反力制御部6へ送信する。
ここで、自車両の前方に存在する障害物は、自車両の走行経路上(道路上)に存在する停止車両(駐車車両)や、自車両の走行経路上で自車両の前方を走行している他車両(先行車)等である。
また、車速センサ22は、単位時間当たりにおける、車輪の回転数や変速機の出力側の回転数を計測し、この計測した回転数に基づいて、自車両の速度を検出する。そして、車速センサ22は、検出した自車両の速度(以下、「車速」と記載する)を含む情報信号を、ペダル反力制御部6及び駆動力制御部18へ送信する。
また、ペダル反力制御部6は、距離センサ20及び車速センサ22から受信した情報信号に基づき、アクセルペダル12へ付与する反力を算出する。そして、算出した反力を含む情報信号を、指令値として反力付与部4へ送信する。これにより、反力付与部4がアクセルペダル12へ付与する反力を制御する。
ここで、距離センサ20及び車速センサ22から受信した情報信号に基づいて算出するアクセルペダル12へ付与する反力は、例えば、自車両の前方に存在する障害物と自車両との距離が近いほど、反力が増加するように算出する。
また、距離センサ20及び車速センサ22から受信した情報信号に基づいて算出するアクセルペダル12へ付与する反力は、アクセルペダル12の開度を、予め設定した開度以下とするように算出する。
ここで、予め設定した開度は、接近状態を緩和するための開度であり、アクセルペダル12へ反力を強制的に付与することにより、運転者にアクセルペダル12の踏み込みをさせないための開度である。
また、ペダル反力制御部6は、ナビゲーションシステム部2から取得した各種情報に基づき、自車両の走行経路における道路状況に応じて、アクセルペダル12へ付与する反力を算出する。そして、算出した反力を含む情報信号を、指令値として反力付与部4へ送信する。これにより、反力付与部4がアクセルペダル12へ付与する反力を制御する。
また、ペダル反力制御部6は、処理した内容を逐次記憶するメモリ部24を備える。ここで、メモリ部24が記憶した処理の内容は、必要に応じて参照する。
駆動力制御部18は、例えば、ECU(Engine Control Unit)を用いて構成する。また、駆動力制御部18は、アクセルペダル12の開度に応じた駆動力を発生させるように、エンジン(図示せず)が発生する駆動力を制御する。
また、駆動力制御部18は、急加速抑制部26を有している。急加速抑制部26の構成については、後述する。
(ペダル反力制御部6が行う基本的な処理)
以下、図1を参照しつつ、図2から図6を用いて、ペダル反力制御部6が行う基本的な処理について、詳細に説明する。
図2は、ペダル反力制御部6が行う基本的な処理を示すフローチャートである。
図2中に示すように、ペダル反力制御部6が処理を開始(START)すると、まず、ステップS10において、運転者が操作しているアクセルペダル12に付与する反力を算出する。そして、算出した反力を含む情報信号を、指令値として反力付与部4へ送信する。これにより、算出した反力をアクセルペダル12へ付与(図中に示す「反力=ON」)する。算出した反力をアクセルペダル12へ付与する処理を行うと、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS20へ移行する。すなわち、ステップS10では、自車両の走行状況を検出し、この検出した走行状況に応じて、運転者が操作しているアクセルペダル12に反力を付与して、アクセルペダル12の開度を、予め設定した開度以下とする。
ここで、運転者が操作しているアクセルペダル12に付与する反力の算出は、自車両の走行中に、例えば、自車両と進行方向に存在する障害物との距離が、予め設定した距離以下となると行う。なお、自車両と進行方向に存在する障害物との距離が、予め設定した距離以下であるか否かの判断は、距離センサ20及び車速センサ22から受信した情報信号を用いて行う。
ステップS20では、ペダル反力制御部6が算出した反力をアクセルペダル12に付与した時点において、アクセル開度センサ16が検出したアクセルペダル12の開度変化率を用い、運転者の加減速意思を推定する。
具体的には、ペダル反力制御部6が算出した反力をアクセルペダル12に付与した時点のアクセルペダル12の開度が、ペダル反力制御部6が算出した反力をアクセルペダル12に付与する前のアクセルペダル12の開度未満であるか否かを判定する。なお、図中では、ペダル反力制御部6が算出した反力をアクセルペダル12に付与した時点のアクセルペダル12の開度を、「アクセル開度_Z1」と示す。同様に、図中では、ペダル反力制御部6が算出した反力をアクセルペダル12に付与する前のアクセルペダル12の開度を、「反力付与前のアクセル開度」と示す。
そして、反力をアクセルペダル12に付与した時点のアクセルペダル12の開度が、反力をアクセルペダル12に付与する前のアクセルペダル12の開度未満である場合、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS30へ移行する。
一方、反力をアクセルペダル12に付与した時点のアクセルペダル12の開度が、反力をアクセルペダル12に付与する前のアクセルペダル12の開度以上である場合、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS40へ移行する。
ここで、反力をアクセルペダル12に付与した時点のアクセルペダル12の開度が、反力をアクセルペダル12に付与する前のアクセルペダル12の開度以上である場合、アクセルペダル12を操作している運転者の加減速意思が「加速意思」であると判定する。これは、以下に記載する理由による。
加速意思がある運転者は、アクセルペダル12の開度を増加させる操作(踏み込み操作)を行う意思があるため、アクセルペダル12に反力を付与すると、付与した反力に対向する力をアクセルペダル12に加えることとなる。このため、反力をアクセルペダル12に付与した時点のアクセルペダル12の開度は、反力をアクセルペダル12に付与する前のアクセルペダル12の開度と等しい、または、反力をアクセルペダル12に付与する前のアクセルペダル12の開度を超える。
したがって、本実施形態では、ペダル反力制御部6が行う処理がステップS40へ移行すると、運転者の加減速意思が加速意思であると推定する。
以上により、ステップS20では、ステップS10で運転者が操作しているアクセルペダル12に付与した反力に対する、アクセルペダル12の開度変化を検出する。これに加え、ステップS20では、検出した開度変化に基づいて、運転者の加減速意思を推定する。
ステップS30では、反力をアクセルペダル12に付与した時点から、予め設定した判定時間が経過するまでの間において、アクセルペダル12の単位時間当たりの開度変化率を検出する。そして、検出したアクセルペダル12の単位時間当たりの開度変化率が、予め設定した開度変化率閾値未満であるか否かを判定する。なお、図中では、アクセルペダル12の単位時間当たりの開度変化率を、「アクセル開度/Δt」と示す。
これに加え、ステップS30では、反力をアクセルペダル12に付与した時点から、予め設定した判定時間が経過するまでの間において、アクセルペダル12の開度が「0」となっているか否かを判定する。
なお、判定時間は、例えば、50[msec]や100[msec]程度に設定する。これは、以降の説明についても同様とする。
そして、アクセルペダル12の単位時間当たりの開度変化率が開度変化率閾値未満であるとともに、判定時間が経過するまでの間において、アクセルペダル12の開度が「0」となっている場合、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS50へ移行する。
一方、アクセルペダル12の単位時間当たりの開度変化率が開度変化率閾値以上である場合、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS60へ移行する。同様に、判定時間が経過するまでの間において、アクセルペダル12の開度が「0」となっていない場合、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS60へ移行する。
ここで、上記の開度変化率が開度変化率閾値未満であるとともに、判定時間が経過するまでの間においてアクセルペダル12の開度が「0」となっている場合、アクセルペダル12を操作している運転者の加減速意思が「減速意思」であると判定する。これは、以下に記載する理由による。
減速意思がある運転者は、アクセルペダル12の開度を減少させる意思があるため、アクセルペダル12に反力を付与すると、付与した反力に応じて、アクセルペダル12に加えている力を減少させることとなる。そして、最終的にはアクセルペダル12から足を離す(アクセルペダル12の開度が「0」)ため、アクセルペダル12に反力を付与すると、付与した反力に応じてアクセルペダル12に力を加えないこととなる。このため、反力をアクセルペダル12に付与した時点のアクセルペダル12の開度は、反力をアクセルペダル12に付与する前のアクセルペダル12の開度未満となる。
したがって、本実施形態では、ペダル反力制御部6が行う処理がステップS50へ移行すると、運転者の加減速意思が減速意思であると推定する。
一方、上記の開度変化率が開度変化率閾値以上である場合、または、判定時間が経過するまでの間において、アクセルペダル12の開度が「0」となっていない場合、アクセルペダル12を操作している運転者の加減速意思が「速度維持」であると判定する。これは、以下に記載する理由による。
速度維持意思がある運転者は、アクセルペダル12の開度を維持する意思があるため、リターンスプリングと均衡する程度の力でアクセルペダル12を踏み込む。このため、アクセルペダル12に反力を付与すると、アクセルペダル12が戻し方向へ変位して、アクセルペダル12に付与した反力の分、アクセルペダル12の開度が減少することとなる。したがって、反力をアクセルペダル12に付与した時点のアクセルペダル12の開度は、反力をアクセルペダル12に付与する前のアクセルペダル12の開度から、反力の分だけ減少する。
したがって、本実施形態では、ペダル反力制御部6が行う処理がステップS60へ移行すると、運転者の加減速意思が速度維持意思であると推定する。
以上により、ステップS30では、ステップS10で運転者が操作しているアクセルペダル12に付与した反力に対する、アクセルペダル12の開度変化を検出する。これに加え、ステップS30では、検出した開度変化に基づいて、運転者の加減速意思を推定する。
ステップS40では、ステップS10の処理でアクセルペダル12に付与した反力の値を基準(以下、「基準反力値」と記載する)とし、この基準反力値に対する減少補正値として、「基準反力値/3」を算出する。これにより、ステップS40では、アクセルペダル12へ付与する反力を、「基準反力値/3」と算出(図中に示す「ペダル反力=1/3」)する処理を行う。基準反力値に対する減少補正値として、「基準反力値/3」を算出すると、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS70へ移行する。
以上により、ステップS40では、ステップS20で推定した運転者の加減速意思が加速意思であると判定すると、運転者が操作しているアクセルペダル12にステップS10で付与した反力を減少させるための処理を行う。
ステップS50では、基準反力値に対する補正を行わず、基準反力値に対する減少補正値として、「基準反力値」を算出する。これにより、ステップS50では、アクセルペダル12へ付与する反力を、「基準反力値」と等しい値に算出(図中に示す「ペダル反力=1」)する処理を行う。基準反力値に対する減少補正値として、「基準反力値」を算出すると、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS80へ移行する。
ステップS60では、基準反力値に対する減少補正値として、「基準反力値/2」を算出する。これにより、ステップS60では、アクセルペダル12へ付与する反力を、「基準反力値/2」と算出(図中に示す「ペダル反力=1/2」)する処理を行う。基準反力値に対する減少補正値として、「基準反力値/2」を算出すると、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS90へ移行する。
以上により、ステップS60では、ステップS30で推定した運転者の加減速意思が速度維持意思であると判定すると、運転者が操作しているアクセルペダル12にステップS10で付与した反力を減少させるための処理を行う。
また、ステップS40及びステップS60では、運転者の加減速意思が加速意思であると判定すると、運転者の加減速意思が速度維持意思であると判定した場合よりも、運転者が操作しているアクセルペダル12に付与した反力を減少させるための処理を行う。
ステップS70では、ステップS10でアクセルペダル12に付与している反力の減少度合いを、基準反力値から「基準反力値/3」へ向けて即座に減少させる減少度合いとして算出する。そして、算出した減少度合い及びステップS40で算出した反力(基準反力値/3)を含む情報信号を、指令値として反力付与部4へ送信する。
これにより、ステップS70では、ステップS10でアクセルペダル12へ付与している反力(基準反力値)を、「基準反力値/3」へ向けて即座に減少させる処理(図中に示す「反力を即座に減少させる処理」)を行う。アクセルペダル12へ付与した反力を「基準反力値/3」へ向けて即座に減少させる処理を行うと、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS100へ移行する。なお、ステップS70で行う具体的な処理の説明は、後述する。
ステップS80では、ステップS10でアクセルペダル12へ付与している反力(基準反力値)の減少度合いを算出しない。そして、算出した反力(基準反力値)を、指令値として反力付与部4へ送信する。
これにより、ステップS80では、アクセルペダル12へ付与した反力(基準反力値)を維持する処理(図中に示す「反力維持処理」)を行う。アクセルペダル12へ付与した反力を維持する処理を行うと、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS100へ移行する。なお、ステップS80で行う具体的な処理の説明は、後述する。
ステップS90では、ステップS10でアクセルペダル12に付与している反力の減少度合いを、基準反力値から「基準反力値/2」へ向けて、時間の経過に伴って徐々に減少するような減少度合いとして算出する。そして、算出した減少度合い算出した減少度合い及びステップS60で算出した反力(基準反力値/2)を含む情報信号を、指令値として反力付与部4へ送信する。
これにより、ステップS90では、ステップS10でアクセルペダル12へ付与した反力(基準反力値)を、「基準反力値/2」へ向けて、時間の経過につれて徐々に減少させる処理(図中に示す「反力を徐々に減少させる処理」)を行う。ステップS10でアクセルペダル12へ付与した反力を「基準反力値/2」へ向けて徐々に減少させる処理を行うと、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS100へ移行する。なお、ステップS90で行う具体的な処理の説明は、後述する。
以上により、ステップS70からステップS90では、ステップS20とS30で推定した加減速意思に応じて、アクセルペダル12にステップS10で付与している反力を補正する。
また、ステップS40からステップS60では、運転者の加減速意思が加速意思または速度維持意思であると判定すると、アクセルペダル12に付与している反力を減少させる。
また、ステップS70及びステップS90では、運転者の加減速意思が加速意思であると判定すると、運転者の加減速意思が速度維持意思であると判定した場合よりも、運転者が操作しているアクセルペダル12に付与している反力を減少させる減少速度を速くする。
ステップS100では、上述した反力制御のステップ(ステップS40・S70、S50・S80、S60・S90のうちいずれか一組のステップ)で行った処理に基づき、運転者の今回の意思を、メモリ部24に記憶(図中に示す「今回の意思を記憶」)する。ステップS100において、運転者の今回の意思をメモリ部24に記憶すると、ペダル反力制御部6は処理を終了(END)する。
ここで、運転者の今回の意思をメモリ部24に記憶する際には、ナビゲーションシステム部2が有するデータベース部8と自車両位置測定部10により、運転者の今回の意思を、道路情報(例えば、カーブ路等の道路形状)と関連付けて記憶する。
(開度変化率閾値)
以下、上述したステップS30の処理で用いる開度変化率閾値について、説明する。
開度変化率閾値としては、アクセルペダル12の戻り速度、アクセルペダル12の戻り開度率、アクセルペダル12の踏力変化率、反力付与部4が有するアクチュエータ(モータ)の負荷変化率のうち、少なくとも一つを用いる。
ここで、アクセルペダル12の戻り速度(deg/sec)は、アクセルペダル12の単位時間当たりの位置(deg)の変化を検出し、この検出した値を用いて算出する。なお、運転者がアクセルペダル12に足を乗せていない状態では、アクセルペダル12の位置を0(deg)とする。また、以降の説明では、運転者がアクセルペダル12に足を乗せていない(足乗せ無し)状態を、「ノーマルポジション」と記載する場合がある。
また、アクセルペダル12の戻り開度率(%/sec)は、アクセルペダル12の単位時間当たりの開度(%)変化を検出し、この検出した値を用いて算出する。なお、アクセルペダル12の戻り速度(deg/sec)を算出する際と同様、アクセルペダル12の戻り開度率(%/sec)を算出する際にも、ノーマルポジションでは、アクセルペダル12の開度を0(%)とする。
また、アクセルペダル12の踏力変化率(N/sec)は、アクセルペダル12の単位時間当たりの開度(%)変化から、その開度を実現するために必要な踏力を実験値より算出し、この算出した踏力を用いて算出する。
また、モータの負荷変化率(A/sec)は、アクセルペダル12の単位時間当たりの開度(%)変化から、その開度を実現するために必要なサーボモータ14の出力を得るための電力量(A)を設定し、この設定した値を用いて算出する。
以上の手順により算出した開度変化率閾値、すなわち、アクセルペダル12の戻り速度、アクセルペダル12の戻り開度率、アクセルペダル12の踏力変化率、モータの負荷変化率の、本実施形態で用いる具体例を、以下の表中に示す。
Figure 0005821337
(ステップS70で行う具体的な処理)
以下、図1及び図2を参照しつつ、図3を用いて、ステップS70で行う具体的な処理、すなわち、ステップS10でアクセルペダル12へ付与している反力(基準反力値)を、「基準反力値/3」へ向けて即座に減少させる処理を説明する。
図3は、ステップS70で行う具体的な処理を示すフローチャートである。
ステップS70で行う処理を開始(START)すると、まず、ステップS71において、加速オーバーライドのフラグを成立(図中に示す「加速Over_Flg=ON」)させる。ここで、加速オーバーライドのフラグとは、運転者の加速意思がアクセルペダル12へ反力を付与する制御よりも優先する制御のフラグである。また、ステップS71の処理は、ステップS20の判定結果に基づいて行う。
次に、ステップS72において、ステップS10でアクセルペダル12へ付与している反力(基準反力値)を、「基準反力値/3」へ向けて即座に減少させる処理(図中に示す「反力を即座に減少」)を行い、ステップS70で行う処理を終了する。そして、図2中に示す処理へ復帰する(「RETURN」)。
以上により、ステップS70で行う処理では、運転者の加減速意思が加速意思である場合に、アクセルペダル12へ付与している反力を速やかに減少させて、加速意思がある運転者に対し、アクセルペダル12の操作を妨げないための処理を行う。
(ステップS80で行う具体的な処理)
以下、図1及び図2を参照しつつ、図4を用いて、ステップS80で行う具体的な処理、すなわち、ステップS10でアクセルペダル12へ付与している反力(基準反力値)を維持する処理を説明する。
図4は、ステップS80で行う具体的な処理を示すフローチャートである。
ステップS80で行う処理を開始(START)すると、まず、ステップS81において、減速オーバーライドのフラグを成立(図中に示す「減速Over_Flg=ON」)させる。ここで、減速オーバーライドのフラグとは、運転者の減速意思がアクセルペダル12へ反力を付与する制御よりも優先する制御のフラグである。また、ステップS81の処理は、ステップS30の判定結果に基づいて行う。
次に、ステップS82において、ステップS10でアクセルペダル12へ付与している反力(基準反力値)を維持する処理(図中に示す「反力を維持」)を行い、ステップS80で行う処理を終了する。そして、図2中に示す処理へ復帰する(「RETURN」)。
以上により、ステップS80で行う処理では、運転者の加減速意思が減速意思である場合に、アクセルペダル12へ付与している反力を維持する処理を行う。
(ステップS90で行う具体的な処理)
以下、図1及び図2を参照しつつ、図5を用いて、ステップS90で行う具体的な処理、すなわち、ステップS10でアクセルペダル12へ付与している反力(基準反力値)を、「基準反力値/2」へ向けて時間の経過につれて徐々に減少させる処理を説明する。
図5は、ステップS90で行う具体的な処理を示すフローチャートである。
ステップS90で行う処理を開始(START)すると、まず、ステップS91において、速度維持オーバーライドのフラグを成立(図中に示す「速度維持Over_Flg=ON」)させる。ここで、速度維持オーバーライドのフラグとは、運転者の速度維持意思がアクセルペダル12へ反力を付与する制御よりも優先する制御のフラグである。また、ステップS91の処理は、ステップS30の判定結果に基づいて行う。
次に、ステップS92において、ステップS10でアクセルペダル12へ付与している反力(基準反力値)を、「基準反力値/2」へ向けて時間の経過につれて徐々に減少させる処理(図中に示す「反力を徐々に減少」)を行う。
さらに、ステップS93において、急加速抑制指令値を生成し、この生成した急加速抑制指令値を、急加速抑制部26へ送信(図中に示す「急加速抑制指令値送信」)する処理を行う。
ここで、急加速抑制指令値とは、アクセルペダル12へ付与している反力を「基準反力値/2」へ向けて徐々に減少させる際に発生する、自車両の急加速を抑制するために行う処理を、急加速抑制部26に実行させる指令値である。また、急加速抑制指令値は、例えば、ステップS92の処理に連動して生成・送信する。なお、急加速抑制指令値を受信した急加速抑制部26が行う処理については後述する。
ステップS93において、急加速抑制指令値を急加速抑制部26へ送信する処理を行うと、ステップS90で行う処理を終了する。そして、図2中に示す処理へ復帰する(「RETURN」)。
以上により、ステップS90で行う処理では、運転者の加減速意思が速度維持意思である場合に、アクセルペダル12へ付与している反力を徐々に減少させるための処理を行う。これに加え、アクセルペダル12の開度を制限して、速度維持意思がある運転者に対し、アクセルペダル12の開度を目標車速に応じた開度に維持させるための処理を行う。
(急加速抑制部26が行う処理)
以下、図1、図2及び図5を参照しつつ、図6を用いて、急加速抑制部26が行う具体的な処理を説明する。
図6は、急加速抑制部26が行う具体的な処理を示すフローチャートである。
急加速抑制部26は、ステップS93でペダル反力制御部6が出力した急加速抑制指令を受信すると、急加速を抑制するための処理を行う。ここで、急加速は、アクセルペダル12へ付与した反力を徐々に減少させる(ステップS92)ことに起因して発生する。また、急加速とは、アクセルペダル12の開度が急激に増加して、自車両が急激に加速する動作である。
急加速抑制部26が処理を開始(START)すると、まず、ステップS110において、急加速抑制フラグを成立(図中に示す「急加速抑制Flg=ON」)させる。ここで、急加速抑制フラグは、急加速を抑制するための処理を行うフラグである。
次に、ステップS111において、アクセルペダル12の仮想的な開度である、バーチャルアクセル開度を算出(図中に示す「バーチャルアクセル開度算出」)する。
ここで、バーチャルアクセル開度は、アクセルペダル12へ付与した反力を減少させた状態においても、自車両の急加速を抑制可能なアクセルペダル12の開度である。また、バーチャルアクセル開度は、例えば、自車両の車速に応じて算出する。
次に、ステップS112において、実際のアクセルペダル12の開度(実アクセル開度)が、ステップS111で算出したバーチャルアクセル開度未満であるか否かを判定する。
そして、実アクセル開度がバーチャルアクセル開度未満である場合、急加速抑制部26が行う処理は、ステップS113へ移行する。
一方、実アクセル開度がバーチャルアクセル開度以上である場合、急加速抑制部26が行う処理は、ステップS114へ移行する。
ステップS113では、実アクセル開度に応じた駆動力を発生させるように、エンジンが発生する駆動力を制御する処理を行う。ステップS113において、実アクセル開度に応じた駆動力を発生させる処理を行うと、急加速抑制部26が行う処理を終了する。そして、図5中に示す処理へ復帰する(「RETURN」)。すなわち、ステップS113では、車速の維持に用いる駆動力として、実アクセル開度に応じた駆動力を採用する処理を行う。
ステップS114では、バーチャルアクセル開度に応じた駆動力を発生させるように、エンジンが発生する駆動力を制御する処理を行う。ステップS114において、バーチャルアクセル開度に応じた駆動力を発生させる処理を行うと、急加速抑制部26が行う処理を終了する。そして、図5中に示す処理へ復帰する(「RETURN」)。すなわち、ステップS113では、車速の維持に用いる駆動力として、バーチャルアクセル開度に応じた駆動力を採用する処理を行う。
以上により、急加速抑制部26が行う処理では、バーチャルアクセル開度を用いて自車両の加速度を制限することにより、急加速を抑制するとともに、目標とする車速を維持するための処理を行う。
(複数のカーブ路における走行で、ペダル反力制御部6が行う処理)
以下、図1から図6を参照しつつ、図7を用いて、複数のカーブ路を自車両が走行する際にペダル反力制御部6が行う処理について、詳細に説明する。
ここで、複数のカーブ路を自車両が走行する際にペダル反力制御部6が行う処理は、自車両の走行経路上に、直線路または略直線路を間に挟んで連続した複数のカーブ路(連続カーブ路)が検出されると実行する。また、自車両の走行経路上に複数のカーブ路を検出する処理は、ナビゲーションシステム部2から受信した各種情報に基づいて行う。
なお、以下の説明は、自車両が、連続した複数のカーブ路のうち、二つ目のカーブ路を走行する場合を前提とする。
図7は、連続した複数のカーブ路のうち、二つ目以降のカーブ路を走行する際にペダル反力制御部6が行う処理を示すフローチャートである。
図7中に示すように、まず、ステップS200において、連続した複数のカーブ路のうち、これから走行するカーブ路(二つ目のカーブ路)の一つ前(前回)のカーブ路における運転者の加減速意思が、加速意思であったか否かを判定する。この判定は、例えば、データベース部8に蓄積している情報と、自車両位置測定部10が有する情報と、メモリ部24に記憶している運転者の加減速意思(ステップS100参照)を用いて行う。
なお、本実施形態では、図2中に示すフローチャートに続く処理として、図7中に示すフローチャートの処理を行う場合を説明する。すなわち、ステップS200は、上述したステップS100に続いて行う処理であり、図2中に示すフローチャートの処理は、前回のカーブ路における処理とする。
そして、前回のカーブ路における運転者の加減速意思が、加速意思であった場合(ステップS40参照)、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS210へ移行する。
一方、前回のカーブ路における運転者の加減速意思が、加速意思ではなかった場合(ステップS50またはS60参照)、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS220へ移行する。
ステップS210では、自車両の現在位置が、前回のカーブ路における最終位置、すなわち、前回のカーブ路における湾曲度合いが最小の位置(最小カーブ)から100[m]未満の位置であるか否かを判定する。この判定は、例えば、データベース部8に蓄積している情報と、自車両位置測定部10が有する情報を参照して行う。
そして、自車両の現在位置が最小カーブから100[m]以上離れた位置である場合、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS220へ移行する。
一方、自車両の現在位置が最小カーブから100[m]未満の位置である場合、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS230へ移行する。
ステップS220では、アクセル開度センサ16が検出したアクセルペダル12の開度変化が、増加方向への開度変化であるか否かを判定する。なお、ステップS220の処理で用いるアクセルペダル12の開度変化は、例えば、ステップS200の処理を開始してから、ステップS220の処理を開始するまでの間における、アクセルペダル12の開度変化を用いる。
そして、アクセルペダル12の開度変化が増加方向への開度変化ではない場合、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS240へ移行する。なお、アクセルペダル12の開度変化が増加方向への開度変化ではない場合とは、アクセルペダル12の開度変化が減少方向への開度変化である場合、または、アクセルペダル12の開度変化が「0」である場合となる。
一方、アクセルペダル12の開度変化が増加方向への開度変化である場合、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS250へ移行する。
ステップS240では、上述したステップS30と同様の処理を行う。そして、アクセルペダル12の単位時間当たりの開度変化率が開度変化率閾値未満であるとともに、判定時間が経過するまでの間において、アクセルペダル12の開度が「0」となっている場合、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS260へ移行する。
一方、アクセルペダル12の単位時間当たりの開度変化率が開度変化率閾値以上である場合、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS270へ移行する。同様に、判定時間が経過するまでの間において、アクセルペダル12の開度が「0」となっていない場合、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS270へ移行する。
ステップS250では、上述したステップS40と同様の処理を行った後、ステップS280へ移行する。また、ステップS260では、上述したステップS50と同様の処理を行った後、ステップS290へ移行する。また、ステップS270では、上述したステップS60と同様の処理を行った後、ステップS300へ移行する。
ステップS280では、上述したステップS70と同様の処理を行った後、ステップS310へ移行する。また、ステップS290では、上述したステップS80と同様の処理を行った後、ステップS310へ移行する。また、ステップS300では、上述したステップS90と同様の処理を行った後、ステップS310へ移行する。
ステップS310では、上述したステップS100と同様の処理を行う。そして、ペダル反力制御部6は、処理を終了(END)する。
ステップS230では、上述したステップS220と同様の処理を行う。なお、ステップS230の処理で用いるアクセルペダル12の開度変化は、例えば、ステップS200の処理を開始してから、ステップS230の処理を開始するまでの間における、アクセルペダル12の開度変化を用いる。
そして、アクセルペダル12の開度変化が増加方向への開度変化ではない場合、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS320へ移行する。
一方、アクセルペダル12の開度変化が増加方向への開度変化である場合、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS330へ移行する。
ステップS320では、上述したステップS30と同様の処理を行う。そして、アクセルペダル12の単位時間当たりの開度変化率が開度変化率閾値未満であるとともに、判定時間が経過するまでの間において、アクセルペダル12の開度が「0」となっている場合、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS340へ移行する。
一方、アクセルペダル12の単位時間当たりの開度変化率が開度変化率閾値以上である場合、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS350へ移行する。同様に、判定時間が経過するまでの間において、アクセルペダル12の開度が「0」となっていない場合、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS350へ移行する。
ステップS330では、上述したステップS10の処理でアクセルペダル12に付与し、さらに、上述したステップS40またはS60で減少補正した反力が付与されないような指令値を生成する。そして、この生成した指令値を反力付与部4へ送信する。これにより、ステップS10でアクセルペダル12へ付与している反力を、「0」へ向けて即座に減少させて、アクセルペダル12への反力の付与を禁止する(図中に示す「ペダル反力=0」)処理を行う。アクセルペダル12への反力の付与を禁止する処理を行うと、ペダル反力制御部6が行う処理は、ステップS310へ移行する。
ここで、上述したステップS230の処理は、上述したステップS200において、前回のカーブ路における運転者の加減速意思が、加速意思であったと判定した場合に行う処理である。これに加え、ステップS330の処理は、上述したステップS230において、増加方向への開度変化を検出しており、今回走行するカーブ路における運転者の加減速意思が、加速意思であると判定した場合に行う処理である。
したがって、本実施形態では、ペダル反力制御部6が行う処理がステップS330へ移行すると、前回のカーブ路及び今回走行するカーブ路における運転者の加減速意思が、共に加速意思であると推定する。
そして、ステップS330では、アクセルペダル12への反力の付与を禁止する処理を行うことにより、連続するカーブ路を走行する際に、自車両の運転者が感じる可能性が高い、アクセルペダル12の操作に対する煩わしさを低減させる。
ステップS340では、上述したステップS50と同様の処理を行った後、ステップS360へ移行する。また、ステップS350では、上述したステップS60と同様の処理を行った後、ステップS370へ移行する。
ステップS360では、上述したステップS80と同様の処理を行った後、ステップS310へ移行する。また、ステップS370では、上述したステップS90と同様の処理を行った後、ステップS310へ移行する。
(動作)
まず、図1から図7を参照しつつ、図8から図10を用いて、反力付与部4がアクセルペダル12へ反力を付与する動作と、アクセルペダル12へ付与した反力を減少または維持する動作について説明する。
図8は、自車両の走行状態を示す図であり、図9は、自車両の走行中にペダル反力制御部6が行う処理を示すフローチャートである。すなわち、図8中に示す自車両の走行状態と図9中に示す処理は連動している。
自車両Vが走行を開始(図8中に示す「走行開始」)すると、図9中に示すように、ペダル反力制御部6は、処理を開始(START)する。
そして、自車両Vの走行中に、例えば、自車両Vと進行方向に存在する障害物との距離が、予め設定した距離以下となると、ペダル反力制御部6は、反力付与警報タイミングと、反力付与作動タイミングを算出する(ステップS400)。この算出は、図8中に示す「算出エリア」内で行う。
ここで、上記の反力付与警報タイミングとは、アクセルペダル12に反力を付与する制御の開始を、例えば、車室内に配置したランプを点灯させることにより、自車両Vの運転者へ警報・通知するタイミングである。
同様に、上記の反力付与作動タイミングとは、アクセルペダル12に反力を付与する制御を開始するタイミングである。
反力付与警報タイミングと反力付与作動タイミングを算出すると、ペダル反力制御部6は、上述した基準反力値を算出(図8中に示す「反力算出」)する(ステップS410)。そして、この算出した基準反力値を含む情報信号を、指令値として、反力付与作動タイミングに応じて反力付与部4へ送信する。
反力付与作動タイミングに応じて、上記の指令値を反力付与部4へ送信すると、指令値を受信した反力付与部4が、基準反力値に基づく反力をアクセルペダル12に付与する(図8中に示す「ペダル反力付与」、ステップS410)。
上述したように、自車両Vの走行中において、基準反力値に基づく反力をアクセルペダル12に付与した時点では、図10中に示すように、アクセルペダル12を運転者が操作している。なお、図10は、アクセルペダル12の動作例を示す図である。また、図10中では、アクセルペダル12の踏み込み操作を行う運転者の足を、符号「F」を付して示している。また、図10では、アクセルペダル12の動作変化と、運転者の足Fの動作変化と、運転者の加減速意思の推定を、(a)、(b)、(c)、(d)の順番で経時的に示している。
そして、基準反力値に基づく反力をアクセルペダル12に付与した時点で、アクセル開度センサ16によりアクセルペダル12の開度変化率を検出して、運転者の加減速意思を推定する(ステップS420、図8中に示す「加減速意思推定」)。
具体的には、基準反力値に基づく反力をアクセルペダル12に付与した時点(図10(a)中に示す「反力付与の瞬間」)から上述した判定時間が経過するまでの間における、アクセルペダル12の開度変化を、アクセルペダル12の開度変化率に基づいて検出する。
このとき、アクセルペダル12の開度変化が無く、アクセルペダル12の開度が戻し方向へ変化しない場合(図10(b)中に示す「戻らない」場合)は、運転者の加減速意思が「加速意思」であると推定する。また、図10中には図示していないが、アクセルペダル12の開度が踏み込み方向へ変化する場合も、運転者の加減速意思が「加速意思」であると推定する。
また、アクセルペダル12の開度が戻し方向へゆっくり変化する場合(図10(b)中に示す「ゆっくり戻る」場合)、運転者の加減速意思が「速度維持意思」であると推定する。
また、アクセルペダル12の開度が戻し方向へ早く変化する場合(図10(b)中に示す「早く戻る」場合)、運転者の加減速意思が「減速意思」であると推定する。なお、アクセルペダル12の開度が戻し方向へ早く変化する場合とは、例えば、アクセルペダル12に付与した反力に応じて、運転者の足Fがアクセルペダル12から離れている場合を想定している。
ここで、アクセルペダル12の開度が、戻し方向へゆっくり変化する場合と早く変化する場合との区別は、アクセルペダル12の開度が変化する速度を、上述した開度変化率閾値と比較して行う。なお、ステップS420の処理では、開度変化率閾値として、アクセルペダル12の開度が戻り方向へ変化する変化速度を用いる。
上記のように運転者の加減速意思を推定した後、推定した意思に応じて、アクセルペダル12に付与した反力を補正する(ステップS430)。
具体的には、ステップS410の処理でアクセルペダル12に付与した基準反力値に対する減少補正値と、アクセルペダル12に付与した反力の減少度合いを算出する。そして、算出した減少補正値と減少度合いに基づき、アクセルペダル12に反力を付与する(図8中に示す「補正反力付与」)。なお、基準反力値に対する減少補正値の算出と、反力の減少度合いの算出は、図8中に示す「反力補正エリア」内で行う。
このとき、ステップS420の処理において、運転者の加減速意思が「加速意思」(図10(c)中に示す「加速」)であると推定した場合は、基準反力値に対する減少補正値として、「基準反力値/3」を算出する。これに加え、アクセルペダル12に付与している反力の減少度合いを、基準反力値から「基準反力値/3」へ向けて即座に減少させる減少度合いとして算出する。
すなわち、運転者の加減速意思が「加速意思」であると推定した場合、基準反力値よりも小さい値の反力(図10(d)中に示す「反力小」)を、アクセルペダル12に付与する。
また、ステップS420の処理において、運転者の加減速意思が「速度維持意思」(図10(c)中に示す「速度維持」)であると推定した場合は、基準反力値に対する減少補正値として、「基準反力値/2」を算出する。これに加え、アクセルペダル12に付与している反力の減少度合いを、基準反力値から「基準反力値/2」へ向けて、時間の経過に伴って徐々に減少するような減少度合いとして算出する。
すなわち、運転者の加減速意思が「速度維持意思」であると推定した場合、運転者の加減速意思が「加速意思」であると推定した場合よりも大きく、且つ基準反力値よりも小さい値の反力(図10(d)中に示す「反力中」)を、アクセルペダル12に付与する。
また、ステップS420の処理において、運転者の加減速意思が「減速意思」(図10(c)中に示す「減速」)であると推定した場合は、基準反力値に対する補正を行わない。これに加え、アクセルペダル12に付与した反力の減少度合いを算出せず、上述した基準反力値の反力がアクセルペダル12を付与する状態を維持する。
すなわち、運転者の加減速意思が「減速意思」であると推定した場合、運転者の加減速意思が「速度維持意思」であると推定した場合よりも大きい値である基準反力値(図10(d)中に示す「反力大」)を、アクセルペダル12に付与する。
ステップS430において、上記のように推定した運転者の加減速意思に応じて、アクセルペダル12に付与する反力を補正する処理を行うと、ペダル反力制御部6及び急加速抑制部26が行う処理を終了する(「END」)。
なお、上述したように、本実施形態の走行支援装置1の動作で実施する走行支援方法は、開度の変化により自車両の駆動力を変化させる駆動力変化操作子に付与した反力と、検出した開度変化に基づいて、自車両の運転者の加減速意思を推定する。そして、推定した加減速意思に応じて、駆動力変化操作子に付与している反力を補正する方法である。
ここで、駆動力変化操作子に付与した反力は、駆動力変化操作子の開度を予め設定した開度以下とする反力である。また、開度変化の検出は、駆動力変化操作子に付与した反力に対する駆動力変化操作子の開度変化を検出して行う。
以上により、アクセル開度センサ16は、アクセル開度変化検出部に対応する。また、反力付与部4、アクセル開度センサ16及びペダル反力制御部6は、加減速意思推定部に対応する。また、反力付与部4及びペダル反力制御部6は、反力補正部と、反力付与禁止部に対応する。また、ナビゲーションシステム部2は、走行経路検出部に対応する。
また、ステップS10及びS410は、反力付与ステップに対応する。また、ステップS20とS30、S220とS240、S230とS320、及びS420は、アクセル開度変化検出ステップ及び加減速意思推定ステップに対応する。また、ステップS40からS90、S250からS300、S330からS370及びS430は、反力補正ステップに対応する。
(第一実施形態の効果)
本実施形態の走行支援装置1であれば、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(1)走行支援装置1が、アクセルペダル12に付与した反力と、アクセルペダル12に付与した反力に対するアクセルペダル12の開度変化に基づいて、運転者の加減速意思を推定する。これに加え、推定した加減速意思に応じて、アクセルペダル12に反力付与部4が付与している反力を補正する。
このため、オーバーライド時における運転者の加減速意思を、運転者が操作しているアクセルペダル12に付与する反力の大きさに反映させることが可能となる。
その結果、オーバーライド時における、運転者の加減速意思とアクセルペダル12の操作感との乖離度合いを減少させることが可能となる。
(2)推定した加減速意思が加速意思または速度維持意思であると判定すると、アクセルペダル12に反力付与部4が付与している反力を減少させる。
このため、オーバーライド時において、運転者の加減速意思が減速意思ではない場合、運転者が操作しているアクセルペダル12に付与する反力を減少させることが可能となる。
その結果、オーバーライド時における、運転者の加減速意思とアクセルペダル12の操作感との乖離度合いを減少させることが可能となる。
(3)推定した加減速意思が加速意思であると判定すると、推定した加減速意思が速度維持意思であると判定した場合よりも、アクセルペダル12に反力付与部4が付与している反力を減少させる。
このため、オーバーライド時において、運転者の加減速意思が加速意思である場合、加減速意思が速度維持意思である場合よりも、運転者が操作しているアクセルペダル12に付与する反力を大きく減少させることが可能となる。
その結果、オーバーライド時における、運転者の加減速意思とアクセルペダル12の操作感との乖離度合いを減少させることが可能となる。
(4)推定した加減速意思が加速意思であると判定すると、推定した加減速意思が速度維持意思であると判定した場合よりも、運転者が操作しているアクセルペダル12に反力付与部4が付与している反力を減少させる減少速度を速くする。
このため、オーバーライド時において、運転者の加減速意思が加速意思である場合、加減速意思が速度維持意思である場合よりも、運転者が操作しているアクセルペダル12に付与する反力を速く減少させることが可能となる。
その結果、オーバーライド時における、運転者の加減速意思とアクセルペダル12の操作感との乖離度合いを減少させることが可能となる。
(5)複数のカーブ路のうち、加速意思を記憶したカーブ路から直後のカーブ路への移動間に、アクセル開度センサ16が増加方向へのアクセルペダル12の開度変化を検出すると、運転者が操作しているアクセルペダル12への反力の付与を禁止する。この処理は、自車両の走行経路上に複数のカーブ路が検出されており、さらに、メモリ部24が複数のカーブ路のうち既に走行したカーブ路で推定した運転者の加速意思を記憶している場合に行う。
このため、連続するカーブ路を走行する際に、自車両の運転者が感じる可能性が高い、アクセルペダル12の操作に対する煩わしさを低減させることが可能となる。
その結果、オーバーライド時における、運転者の加減速意思とアクセルペダル12の操作感との乖離度合いを減少させることが可能となる。
(6)本実施形態の走行支援方法では、加減速意思推定ステップで推定した加減速意思に応じて、アクセルペダル12に反力付与ステップで付与している反力を補正する。ここで、加減速意思の推定は、アクセル開度変化検出ステップで検出した、アクセルペダル12に付与した反力と、アクセルペダル12に付与した反力に対する、アクセルペダル12の開度変化に基づいて行う。また、反力付与ステップでは、アクセルペダル12の開度を予め設定した開度以下とする反力を、アクセルペダル12に付与する。
このため、オーバーライド時における運転者の加減速意思を、運転者が操作しているアクセルペダル12に付与する反力の大きさに反映させることが可能となる。
その結果、オーバーライド時における、運転者の加減速意思とアクセルペダル12の操作感との乖離度合いを減少させることが可能となる。
(変形例)
(1)本実施形態の走行支援装置1では、ステップS210の処理において、自車両の現在位置が最小カーブから100[m]未満の位置であるか否かを判定したが、判定に用いる距離は、これに限定するものではない。すなわち、自車両の現在位置と最小カーブとの判定に用いる距離は、例えば、連続するカーブ路間の距離や自車両の車速等に応じて、処理に好適な距離に設定すればよい。
(2)本実施形態の走行支援装置1では、ステップS240及びステップS320の処理において、ステップS30と同様の処理を行ったが、これに限定するものではない。すなわち、ステップS240及びステップS320の処理において、アクセル開度センサ16が検出したアクセルペダル12の開度変化が、減少方向への開度変化であるか否か、及び開度変化が「0」否かを判定してもよい。
この場合、ステップS240の処理で用いるアクセルペダル12の開度変化は、例えば、ステップS200の処理を開始してから、ステップS240の処理を開始するまでの間における、アクセルペダル12の開度変化を用いる。同様に、ステップS320の処理で用いるアクセルペダル12の開度変化は、例えば、ステップS200の処理を開始してから、ステップS320の処理を開始するまでの間における、アクセルペダル12の開度変化を用いる。
(3)本実施形態の走行支援装置1では、アクセルペダル12により、開度の変化により自車両の駆動力を変化させる駆動力変化操作子を形成したが、駆動力変化操作子は、アクセルペダル12に限定するものではない。すなわち、駆動力変化操作子としては、例えば、開度の変化により自車両の駆動力を変化させるレバー(スロットルレバー)により形成してもよい。
1 走行支援装置
2 ナビゲーションシステム部
4 反力付与部
6 ペダル反力制御部
8 データベース部
10 自車両位置測定部
12 アクセルペダル
14 サーボモータ
16 アクセル開度センサ
18 駆動力制御部
20 距離センサ
22 車速センサ
24 メモリ部
26 急加速抑制部
V 自車両
F 運転者の足

Claims (3)

  1. 開度の変化により自車両の駆動力を変化させる駆動力変化操作子に反力を付与する反力付与部と、
    前記反力付与部が付与した反力に対する駆動力変化操作子の開度変化を検出する駆動力変化操作子開度変化検出部と
    記付与した反力及び前記検出した開度変化に応じて、前記駆動力変化操作子に付与している反力を補正する反力補正部と、を備え
    前記反力補正部は、前記反力を付与した時点の前記開度が反力を付与する前の開度以上であると判定すると、前記付与している反力を予め設定した減少度合いで減少させ、前記反力を付与した時点の前記開度が反力を付与する前の開度未満であり且つ前記検出した開度変化の変化率が予め設定した開度変化率閾値以上であると判定すると、前記付与している反力を、前記予め設定した減少度合いよりも小さい減少度合いで時間の経過に伴って減少させることを特徴とする走行支援装置。
  2. 開度の変化により自車両の駆動力を変化させる駆動力変化操作子に反力を付与する反力付与部と、
    前記反力付与部が付与した反力に対する駆動力変化操作子の開度変化を検出する駆動力変化操作子開度変化検出部と、
    前記付与した反力及び前記検出した開度変化に応じて、前記駆動力変化操作子に付与している反力を補正する反力補正部と、
    前記付与した反力及び前記検出した開度変化の変化率に基づいて、前記自車両の運転者の加減速意思を推定する加減速意思推定部と、
    前記自車両の走行経路を検出する走行経路検出部と、
    前記走行経路検出部が前記走行経路上に複数のカーブ路を検出し、さらに、前記加減速意思推定部が前記複数のカーブ路のうち既に走行したカーブ路で前記運転者の加速意思を推定している場合、前記自車両が前記加減速意思推定部が前記加速意思を推定したカーブ路から直後のカーブ路へ進入する前に前記駆動力変化操作子開度変化検出部が増加方向への前記開度変化を検出すると、前記駆動力変化操作子への反力の付与を禁止する反力付与禁止部と、を備えることを特徴とする走行支援装置。
  3. 走行支援装置が備える反力付与部を用いて実行する、開度の変化により自車両の駆動力を変化させる駆動力変化操作子に反力を付与する反力付与ステップと、
    前記走行支援装置が備える駆動力変化操作子開度変化検出部を用いて実行する、前記反力付与ステップで付与した反力に対する駆動力変化操作子の開度変化を検出する駆動力変化操作子開度変化検出ステップと、
    前記走行支援装置が備える反力補正部を用いて実行する、前記反力付与ステップで付与した反力と、前記駆動力変化操作子開度変化検出ステップで検出した前記開度変化と、に応じて、前記駆動力変化操作子に前記反力付与ステップで付与している反力を補正する反力補正ステップと、を有し、
    前記反力補正ステップでは、前記反力を付与した時点の前記開度が反力を付与する前の開度以上であると判定すると、前記付与している反力を予め設定した減少度合いで減少させ、前記反力を付与した時点の前記開度が反力を付与する前の開度未満であり且つ前記検出した開度変化の変化率が予め設定した開度変化率閾値以上であると判定すると、前記付与している反力を、前記予め設定した減少度合いよりも小さい減少度合いで時間の経過に伴って減少させることを特徴とする走行支援方法。
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