JP5841987B2 - ワイパ装置付き車体構造 - Google Patents
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ピボット軸でワイパアームをスイング移動させることによりワイパブレードでフロント窓ガラスなどを払拭する。
貫通孔およびピボット軸間の間隙の下方にプレートを張り出すことにより、貫通孔およびピボット軸間の間隙から木葉などの大きな異物が侵入することをプレートで防止できる(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、特許文献1のワイパ装置付き車体構造は、ピボットキャップに円盤状のプレートを備えている。このため、カウルトップガーニッシュに上方から物体が衝突した場合に、カウルトップガーニッシュがプレートに干渉してカウルトップガーニッシュの変形をプレートで妨げることが考えられる。
スリットを除去したキャップを設けた前記中央ワイパピボット軸が挿通される中央貫通孔とを備え、前記ワイパピボット軸にのみ前記スリットを有するキャップが設けられることを特徴とする。
そこで、請求項5において、車幅方向外側に設けられたワイパピボット軸にのみスリットを有するキャップを設けるようにした。
これにより、カウルトップガーニッシュの貫通孔およびワイパピボット軸間の間隙からカウルトップガーニッシュの下方(すなわち、カウルトップの内部)に木葉などの大きな異物が侵入することをプレートで防止できる。
ここで、カウルトップガーニッシュに入力した衝撃荷重でカウルトップガーニッシュが下方に移動する。カウルトップガーニッシュが下方に移動してカウルトップガーニッシュがプレートに当接した際に、プレートを下向きに変形させることができる。
プレートを下向きに変形させることにより、カウルトップガーニッシュが下方へ移動することをプレートで妨げないようにできる。これにより、カウルトップガーニッシュを下方へ移動させて、カウルトップガーニッシュに入力する衝撃荷重を吸収することができる。
これにより、キャップ筒部の剛性を確保することにより、キャップ筒部(すなわち、キャップ)をワイパピボット軸に安定させた状態に取り付けることができ、木葉などの大きな異物の侵入を確実に防止できる。
この脆弱プレート部にはスリットが設けられ、脆弱プレート部の剛性が好適に抑えられている。よって、カウルトップガーニッシュが脆弱プレート部に当接した際に、脆弱プレート部を確実に下向きに変形させることができる。
脆弱プレート部を下向きに変形させることにより、カウルトップガーニッシュが下方へ移動することを脆弱プレート部で妨げないようにできる。これにより、カウルトップガーニッシュを下方へ移動させて、カウルトップガーニッシュに入力する衝撃荷重を吸収することができる。
これにより、脆弱プレート部にスリットを設けた場合でも、ワイパ装置の作動機構が被水することを防止できる。
これにより、ワイパピボット軸および水受け筒部間の間隙から水が浸入することをキャップ(支えプレート部および支え筒部)で防止できる。
これにより、支え筒部および脆弱プレート部の境界部(連結部)を起点として脆弱プレート部を下方に安定的に(ばらつかないように)良好に変形させることができ、カウルトップガーニッシュを下方へ確実に移動させることができる。
これにより、カウルトップガーニッシュの車幅方向外側を下方へ移動させて、車幅方向外側に入力する衝撃荷重を吸収することができる。
これにより、水受け部材で受けた水の排水路を短く抑えることができ、水受け部材の構成の簡素化を図ることができる。
これにより、車幅方向中央側の変形代を大きく確保できるので、カウルトップガーニッシュの車幅方向中央側に入力した衝撃荷重を吸収することができる。
そこで、カウルトップガーニッシュのうち車幅方向外側に入力した衝撃荷重でキャップを下方に変形させるようにした。これにより、カウルトップガーニッシュの車幅方向外側を下方へ移動させて、車幅方向外側に入力する衝撃荷重を吸収することができる。
これにより、カウルトップガーニッシュの車幅方向中央側に入力した衝撃荷重でガーニッシュ突出部を良好に変形させて衝撃荷重を一層好適に吸収することができる。
図1、図2に示すように、ワイパ装置付き車体構造10は、エンジンルーム12の後左右側に設けられた左右のフロントピラー13と、左右のフロントピラー13間に架け渡されたカウルトップ14と、カウルトップ14に支持されたワイパ装置20と、ワイパ装置20の作動機構51を覆うカウルトップガーニッシュ16と、カウルトップガーニッシュ16の車体後方に設けられたフロント窓ガラス(車両窓ガラス)18とを備えている。
カウルトップ14に吸気ダクト(図示せず)が連通されている。吸気ダクトは、エアコンデショナに空気(外気)を導く流路である。
カウルトップガーニッシュ16は、カウルトップ14を上方から覆うことによりカウルトップ14の開口部23を閉塞する(隠す)装飾用の部材である。
このカウルトップガーニッシュ16は、フロント窓ガラス18の下端部18aに沿って設けられるガーニッシュ底部(底面)31と、ガーニッシュ底部31の車幅方向外側に設けられた第1貫通孔(貫通孔)32と、第1貫通孔32より車幅方向中央側に設けられた第2貫通孔(中央貫通孔)33(図3も参照)と、ガーニッシュ底部31から上方に突出するガーニッシュ突出部(突出部)34と、ガーニッシュ突出部34のうち第2貫通孔33の近傍に設けられたダクト開口部37とを備えている。
第1貫通孔32および第1ワイパピボット軸67間に第1間隔S1が形成される。
第2貫通孔33および第2ワイパピボット軸54間に第2間隔S2が形成される。
第2貫通孔33および第2ワイパピボット軸54間の第2間隔S2は、第1貫通孔32および第1ワイパピボット軸67間の第1間隔S1と同一である。
前壁部43の下端部43aから前張出部44が車体前方に向けて上り勾配で張り出されている。前張出部44は、カウルトップ14のカウル張出部24に係止されている。カウル張出部24は、開口部23の前縁部23aに沿って形成され、車体前方に向けて張り出されている。
よって、中央エリア35において、車体前方から入力された衝撃荷重に対するガーニッシュ突出部34の変形代を大きく確保できる。
これにより、ガーニッシュ突出部34を変形させることにより、カウルトップガーニッシュ16(具体的には、ガーニッシュ突出部34)の中央エリア35に車体前方から入力した衝撃荷重を吸収できる。
ダクト開口部37は、カウルトップ14に設けられた吸気ダクトに連通されている。よって、ダクト開口部37から導入した外気(空気)が吸気ダクトを経てエアコンデショナに導かれる。
これにより、カウルトップガーニッシュ16(すなわち、ガーニッシュ突出部34)の中央エリア35に入力した衝撃荷重でガーニッシュ突出部34を良好に変形させて衝撃荷重を一層好適に吸収できる。
前頂部46は、中央エリア35の頂部42と同じ突出高さ寸法H1に形成されている。
後頂部47は、車幅方向中央側の中央部47aから右外部47bまで車幅方向右外側(車幅方向外側)に向かうにつれて突出高さ寸法H1が徐々に小さくなるように下り勾配に形成されている。
中央部(車幅方向中央側)47aは、後頂部47のうち、第1貫通孔32および第2貫通孔33間の中央に位置する部位である。
右外部47bは、第1貫通孔32が形成された部位である。
よって、前頂部46は、車体前後方向の張出寸法W2が小さく抑えられている。
このため、ガーニッシュ突出部34は、右外エリア36において、車体前方から衝撃荷重が入力された場合に、衝撃荷重による変形代を大きく確保することが難しい。
換言すれば、右外エリア36において、車体前方から入力された衝撃荷重に対してガーニッシュ突出部34の変形代が小さく抑えられている。
ワイパ装置20は、カウルトップ14の収納部22に収納される作動機構51と、作動機構51の第1ワイパピボット軸67に取り付けられた第1ワイパ手段52と、作動機構51の第2ワイパピボット軸54に取り付けられた第2ワイパ手段53とを備えている。
第1ワイパ手段52および第2ワイパ手段53は類似部材であり、以下、第1ワイパ手段52について説明して第2ワイパ手段53の説明を省略する。
第1ワイパピボット軸67は、第1ピボットホルダ65内に上下の軸受75を介して回転自在に支持された支持軸部74と、支持軸部74の上端部74aから第1ピボットホルダ65の上方に突出された突出軸部76と、支持軸部74の下端部74bから第1ピボットホルダ65の下方に突出された連結軸部77とを備えている。
突出軸部76は、第1貫通孔32に下方から挿通され、第1貫通孔32から上端部76aが上方に突出されている。突出軸部76の下端部76bに第1キャップ72が挿通され、突出軸部76の上端部76aに第1ワイパ手段52(図1、図2参照)が取り付けられている。
水受け部材71は、第1貫通孔32から浸入した水を受けるようにトレイ状に形成された部材である。すなわち、水受け部材71は、作動機構51(具体的には、リンク機構56(図6も参照))の上方に配置される水受け底部85と、水受け底部85の内縁部85aから上方に延びる水受け筒部86と、水受け底部85の外縁部85bから上方に延びる水受け外壁87とを備えている。
水受け底部85は、水受け筒部86が第1ピボットホルダ65の上部65aに支持された状態において、リンク機構56(図6も参照)の上方で、かつ、第1キャップ72(具体的には、脆弱プレート部97)の下方に配置される。
さらに、水受け底部85は、水受部91から案内部92に向けて(すなわち、車幅方向右外側に向けて)僅かに下り勾配に傾斜されている。よって、水受部91で受けた水を案内部92に円滑に導くことができる。
よって、水受部91で受けた水が水受部91から案内部92に導かれ、案内部92に導かれた水が案内部92の排出端92aから車外93に排出される。すなわち、案内部92は水の排水路を形成する部位である。
収納部22に浸入した水を水受け部材71で受けることにより、リンク機構56が被水することを防止できる。
第1キャップ72は、突出軸部76の下端部76bに挿通されるキャップ筒部94と、キャップ筒部94の下端部94aから径方向外方に向けて円盤状に張り出されたプレート95と、プレート95の支えプレート部96から下方に向けて筒状に延ばされた支え筒部98(図11も参照)とを備えている。
この状態において、キャップ筒部94の内周面94bが下端部76bの外周面76cに接触される。よって、内周面94bおよび外周面76c間に水が浸入することが防止される。
プレート95は、カウルトップガーニッシュ16(第1貫通孔32)の下方で、かつ、水受け部材71の上方に設けられている。具体的には、プレート95は、水受け筒部86や水受け底部85(水受部91)の上方に配置されている。
脆弱プレート部97に複数のスリット99が形成されている。
これにより、突出軸部76(すなわち、第1ワイパピボット軸67)に第1キャップ72が安定させた状態に支持される。
脆弱プレート部97に複数のスリット99が設けられることにより脆弱プレート部97の剛性を好適に抑えることができる。
さらに、カウルトップガーニッシュ16に形成した第1貫通孔32の下方にプレート95が配置されている。
これにより、第1貫通孔32および突出軸部76間の第1間隔S1からカウルトップガーニッシュ16の下方(すなわち、カウルトップ14の収納部(内部)22)に木葉などの大きな異物が侵入することをプレート95で防止できる。
脆弱プレート部97には複数のスリット99が設けられ、脆弱プレート部97の剛性が好適に抑えられている。これにより、第1貫通孔32の周縁部32aが脆弱プレート部97の外周部97aに当接した際に、脆弱プレート部97を下向きに変形させることができる。
すなわち、図2、図3に示すように、カウルトップガーニッシュ16のガーニッシュ突出部34は、中央エリア35(図1も参照)に比べて右外エリア36(図1も参照)の変形代が小さく形成されている。このため、ガーニッシュ突出部34の右外エリア36に、車体前方から入力した衝撃荷重をカウルトップガーニッシュ16(具体的には、ガーニッシュ突出部34)の変形で吸収することが難しい。
脆弱プレート部97を下向きに変形させることにより、カウルトップガーニッシュ16が下方へ移動することを脆弱プレート部97で妨げないようにできる。これにより、カウルトップガーニッシュ16を下方へ移動させて、カウルトップガーニッシュ16の右外エリア36に入力する衝撃荷重を吸収することができる。
そこで、脆弱プレート部97の下方に水受け部材71を配置するようにした。よって、複数のスリット99を経て下方に滴下した水を水受け部材71で受けることができる。
これにより、脆弱プレート部97に複数のスリット99を設けた場合でも、ワイパ装置20の作動機構51(特に、リンク機構56(図6参照))が被水することを防止できる。
さらに、支えプレート部96が、第1ピボットホルダ65および水受け筒部86の上方に配置されている。
これにより、上部65aおよび上端部86a間の間隙103から水が浸入することを支えプレート部96および支え筒部98で防止できる。
第2ワイパピボット軸54は、各構成部が第1ワイパピボット軸67と同じであり、各構成部に第1ワイパピボット軸67と同じ符号を付して説明を省略する。
すなわち、第1キャップ72および第1ワイパ支持部61は、第1ワイパ支持部61にのみ設けられている。
第2キャップ73から複数のスリット99を除去した理由は以下の通りである。
第2キャップ73(すなわち、第2ワイパ支持部62)の車体前方にガーニッシュ突出部34の中央エリア35が隣接して設けられている。
よって、カウルトップガーニッシュ16(具体的には、ガーニッシュ突出部34)の中央エリア35に衝撃荷重が入力した際に、ガーニッシュ突出部34を良好に変形させることができる。ガーニッシュ突出部34を好適に変形させることにより、中央エリア35に入力した衝撃荷重をガーニッシュ突出部34で好適に吸収できる。
これにより、カウルトップガーニッシュ(すなわち、ガーニッシュ突出部34)の中央エリア35に入力した衝撃荷重で、ガーニッシュ突出部34を良好に変形させて衝撃荷重を一層好適に吸収できる。
図12(a)に示すように、第1貫通孔32からカウルトップ14(図2参照)の収納部22に水が矢印Aの如く浸入する。第1貫通孔32から浸入した水が第1キャップ72のスリット99を経て矢印Bの如く下方に滴下する。
複数のスリット99を経て下方に滴下した水を水受け部材71(特に、水受部91)で受ける。
これにより、図12(a)に示すように、複数のスリット99を経て下方に滴下した水で、ワイパ装置20の作動機構51(特に、リンク機構56)が被水することを防止できる。
図13(a)に示すように、カウルトップガーニッシュ16のガーニッシュ突出部34に衝撃荷重F1が入力する。衝撃荷重F1の分散衝撃荷重として、ガーニッシュ突出部34の中央エリア35に衝撃荷重F2が入力し、ガーニッシュ突出部34の右外エリア36に衝撃荷重F3が入力する。
すなわち、中央エリア35において、ガーニッシュ突出部34の変形代が大きく確保されている。
よって、ガーニッシュ突出部34の右外エリア36に衝撃荷重F3が入力した際に、右外エリア36のガーニッシュ突出部34が矢印Fの如く比較的小さく変形する。
同時に、右外エリア36のガーニッシュ突出部34が矢印Gの如く下方に移動する。
脆弱プレート部97の外周部97aが下向きに変形することにより、第1貫通孔32の周縁部32a(すなわち、カウルトップガーニッシュ16)が矢印Iの如く下方に移動する。
これにより、カウルトップガーニッシュ16を下方へ確実に移動させることができ、ガーニッシュ突出部34の右外エリア36に入力した衝撃荷重F3を良好に吸収できる。
例えば、前記実施例では、スリット99の外端部99aを脆弱プレート部97の外周部97aで開口させる例について説明したが、これに限らないで、スリット99の外端部99aを開口させないように形成することも可能である。
Claims (7)
- 車両窓ガラスの下端部に沿ってカウルトップが設けられたワイパ装置付き車体構造において、
前記カウルトップを覆い、上下方向に貫通する貫通孔が形成されたカウルトップガーニッシュと、
前記カウルトップガーニッシュの前記貫通孔に挿通され、該貫通孔から上方に突出された上端部にワイパアームが取り付けられるワイパピボット軸と、
前記ワイパピボット軸のうち前記ワイパアームの下方部位に挿通されるキャップと、を備え、
前記キャップは、
前記ワイパピボット軸に交差するように該ワイパピボット軸の径方向外方に向けてプレートが張り出されることにより、前記プレートが前記カウルトップガーニッシュの下方に設けられ、
前記プレートに、前記ワイパピボット軸から径方向外方に延びるスリットが設けられ、
且つ、前記キャップは、
前記ワイパピボット軸に挿通されるキャップ筒部と、
前記キャップ筒部から径方向外方に向けて円盤状に張り出された支えプレート部と、
前記支えプレート部から径方向外方に向けて円盤状に張り出され、かつ、前記スリットが設けられた脆弱プレート部とを備え、
前記支えプレート部および前記脆弱プレート部で前記プレートが形成され、
前記脆弱プレート部は、
前記貫通孔の外側まで張り出されることにより、前記貫通孔の周縁部に対して上方から見て重なる、
ことを特徴とするワイパ装置付き車体構造。 - 前記脆弱プレート部の下方で、かつ、前記ワイパ装置の作動機構上方に、水を受ける水受け部材が設けられたことを特徴とする請求項1記載のワイパ装置付き車体構造。
- 前記キャップは、
前記支えプレート部から下方に向けて筒状に延ばされ、下方が開口された支え筒部を備え、
前記水受け部材は、
前記脆弱プレート部の下方に配置される水受け底部と、
前記水受け底部から上方に延び、かつ、前記ワイパピボット軸に挿通される水受け筒部と、を備え、
前記水受け筒部が前記支え筒部で外方から覆われることを特徴とする請求項2記載のワイパ装置付き車体構造。 - 前記脆弱プレート部は、前記支え筒部から径方向外方に向けて円盤状に張り出されることを特徴とする請求項3記載のワイパ装置付き車体構造。
- 前記ワイパピボット軸が車幅方向外側に設けられ、前記ワイパピボット軸より車幅方向中央側に中央ワイパピボット軸が設けられ、
前記カウルトップガーニッシュは、
前記ワイパピボット軸が挿通される前記貫通孔と、
スリットを除去したキャップを設けた前記中央ワイパピボット軸が挿通される中央貫通孔とを備え、
前記ワイパピボット軸にのみ前記スリットを有するキャップが設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のワイパ装置付き車体構造。 - 前記カウルトップガーニッシュは、
前記貫通孔および前記中央貫通孔が設けられるガーニッシュ底部と、
前記ガーニッシュ底部から上方に突出するガーニッシュ突出部と、を備え、
前記ガーニッシュ突出部は、
車幅方向中央側から車幅方向外側に向かうにつれて突出高さ寸法が小さくなることを特徴とする請求項5記載のワイパ装置付き車体構造。 - 前記ガーニッシュ突出部は、
前記中央貫通孔の近傍に設けられ、外気を導入するダクト開口部を備えたことを特徴とする請求項6記載のワイパ装置付き車体構造。
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