JP5839399B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

この発明はコネクタに関する。
従来、ソケットコネクタ910とプラグコネクタ920とで構成されるFPCコネクタが知られている(下記特許文献1参照)。このFPCコネクタを図37、図38、図39に基づいて説明する。なお、図37、図38、図39はそれぞれ下記特許文献1の図1、図2、図4に対応する。但し、図中の符号は変更され、一部の符号は削除されている。
図37、図38に示すように、ソケットコネクタ910は、柱状のエラストマ912に巻き付けられた可撓性フィルム913と、キャビティ911aを有するソケットハウジング911とで構成される。
可撓性フィルム913は、ベースフィルム913aと、ベースフィルム913aの表面に形成された導体パターン913bとからなる。
エラストマ912はキャビティ911aに配置されている。
可撓性フィルム913は、ソケットハウジング911の梁部911bに巻き付けられて固定されている。
ソケットコネクタ910は、プリント基板(図示せず)に半田付けされる。このとき、導体パターン913bはプリント基板の導電パッド(図示せず)に半田付けされる。
図37、図39に示すように、プラグコネクタ920は、可撓性プリント配線板922をプラグハウジング921に固定することによって構成される。
プラグコネクタ920をソケットコネクタ910のキャビティ911aに挿入すると、図39に示すように、エラストマ912が弾性変形する。その結果、可撓性プリント配線板922の導体パターン922bと可撓性フィルム913の導体パターン913bとの間に接触力が生じ、導体パターン922bと導体パターン913bとの接触安定性が確保される。
特開平9−129324号公報(段落0007〜0010、図1、図2、図4等)
上記FPCコネクタでは、図38、図39に示すように、プラグコネクタ920をソケットコネクタ910の真上からキャビティ911aに挿入して、エラストマ912を弾性変形させ、可撓性プリント配線板922の導体パターン922bと可撓性フィルム913の導体パターン913bとの間に接触力を生じさせる構造が採用されている。
したがって、この構造のFPCコネクタを低背化するには、プラグコネクタ920のプラグハウジング921の挿入方向寸法を小さくするとともに、ソケットコネクタ910のソケットハウジング911のキャビティ911aの深さ、エラストマ912の直径をそれぞれ小さくする必要がある。
しかし、そのようにすると、可撓性プリント配線板922の導体パターン922bと可撓性フィルム913の導体パターン913bとの接触部分の長さ(挿入方向における長さ)が小さくなり、プラグハウジング921が抜けやすくなるため、接触信頼性が低下するという問題が生じる。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は、接触信頼性を低下させずに低背化できるコネクタを提供することである。
上述の課題を解決するため請求項1記載の発明は、第1の基板と第2の基板とを電気的に接続するためのコネクタにおいて、前記第1の基板の先端部を収容する収容空間を有するハウジングと、前記ハウジングに保持され、絶縁フィルムと、この絶縁フィルムに設けられた複数の導電路とからなる可撓性接触子と、前記ハウジングに保持され、前記収容空間に収容された前記第1の基板の先端部を前記可撓性接触子を介して受け止めて弾性変形する弾性体と、前記ハウジングに保持され、前記収容空間に収容された前記第1の基板の先端部が前記可撓性接触子を前記弾性体に押し付けている状態を維持する押付け状態維持部材とを備え、前記可撓性接触子は、前記ハウジングに保持される保持部と、この保持部に連なり、前記第1の基板の先端部に設けられた第1の端子部に接触可能な接触部と、この接触部に連なり、前記第2の基板に設けられた第2の端子部に接続可能な接続部とを有し、前記押付け状態維持部材によって前記第1の基板の先端部が前記可撓性接触子を介して前記弾性体に押し付けられているとき、前記第1の基板の前記第1の端子部のエッジが前記接触部に接触することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のコネクタにおいて、前記接触部がたるんでいることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のコネクタにおいて、前記接続部が前記ハウジングに保持されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載のコネクタにおいて、前記弾性体は、前記収容空間に収容された前記第1の基板の先端部を前記可撓性接触子を介して受け止めるテーパ面を有していることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のコネクタにおいて、前記テーパ面は斜め上方を向いていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のコネクタにおいて、前記ハウジングは、前記テーパ面と対向し、前記収容空間に収容された前記第1の基板の先端部を受け止める受け面を有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項4記載のコネクタにおいて、前記ハウジングは、前記収容空間に収容された前記第1の基板の先端部を受け止める受け面を有し、前記テーパ面は前記受け面よりも後方に位置し、前記テーパ面と前記受け面とはそれぞれ斜め下方を向いていることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項記載のコネクタにおいて、前記接触部が、複数の第1のスリットを有し、前記複数の第1のスリットのそれぞれが、前記導電路と前記導電路との間に位置していることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1〜8のいずれか1項記載のコネクタにおいて、前記弾性体が、複数の第2のスリットを有し、前記複数の第2のスリットのそれぞれが、前記導電路と前記導電路との間の部分と対向することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1〜9のいずれか1項記載のコネクタにおいて、前記押付け状態維持部材が、前記第2の基板に固定される第1の固定部を有することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項1〜10のいずれか1項記載のコネクタにおいて、前記押付け状態維持部材が、前記第1の基板の押付け方向と反対方向の動きを規制する第1の規制部を有することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項11記載のコネクタにおいて、前記第1の規制部が前記第1の基板の先端部に設けられた切欠きに引っ掛かることにより、前記第1の基板の先端部が前記可撓性接触子を介して前記弾性体に押し付けられている状態が維持されることを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項11又は12記載のコネクタにおいて、前記押付け状態維持部材が、前記第1の基板の板厚方向の動きを規制する第2の規制部を有することを特徴とする。
請求項14記載の発明は、請求項13記載のコネクタにおいて、前記押付け状態維持部材が、前記第1の基板の押付け方向と平行な方向へ延び、前記ハウジングの幅方向へ弾性変形可能な2つのアーム部と、前記アーム部の先端部に設けられた前記第1の規制部及び前記第2の規制部のそれぞれの可動範囲を規制する第3の規制部とを有することを特徴とする。
請求項15記載の発明は、請求項14記載のコネクタにおいて、前記第3の規制部が、前記第2の基板に固定される第2の固定部を有することを特徴とする。
この発明によれば、接触信頼性を低下させずにコネクタを低背化できる。
図1はこの発明の第1実施形態に係るコネクタの斜視図である。 図2は図1に示すコネクタを斜め下方から見た斜視図である。 図3は図1に示すコネクタの分解斜視図である。 図4は図1のIV-IV線に沿う断面図である。 図5は図1に示すコネクタのハウジングの斜視図である。 図6は図5に示すハウジングを斜め下方から見た斜視図である。 図7は図1に示すコネクタの可撓性接触子の斜視図である。 図8は図7のA1部の拡大図である。 図9は図7のA2部の拡大平面図である。 図10は図9のX-X線に沿う断面図である。 図11は図1に示すコネクタの弾性体の斜視図である。 図12は図1に示すコネクタのばね部材の斜視図である。 図13は図12に示すばね部材を斜め下方から見た状態を示す斜視図である。 図14は可撓性接触子を弾性体に固定する前の状態を示す斜視図である。 図15はハウジングを可撓性接触子に被せる前の状態を示す斜視図である。 図16はハウジングに可撓性接触子を接着する作業を説明するための図である。 図17は図1に示すコネクタに接続されるFPCの斜視図である。 図18は図17に示すFPCを斜め下方から見た状態を示す斜視図である。 図19は図1に示すコネクタに図17に示すFPCを接続する前の状態を示す斜視図である。 図20Aはコネクタの収容空間にFPCの先端部を挿入した状態を示す断面図である。 図20Bはコネクタの収容空間に挿入されたFPCの先端が可撓性接触子を介して弾性体に突き当たった状態を示す断面図である。 図20CはFPCの先端を中心にしてFPCをコネクタの第2支持部の方へ回転させた状態を示す断面図である。 図20DはコネクタにFPCの先端部が収容された状態を示す断面図である。 図21はコネクタのばね部材のアーム部が弾性変形した状態を示す平面図である。 図22はコネクタにFPCが接続された状態を示す平面図である。 図23は図22のXXIII-XXIII線に沿う断面図である。 図24は図22のXXIV-XXIV線に沿う断面図である。 図25は図24のB部の拡大図である。 図26Aは図1に示す第1実施形態のコネクタの第1の変形例の可撓性接触子の斜視図である。 図26Bは図26AのC部の拡大図である。 図27は図1に示す第1実施形態のコネクタの第2の変形例の弾性体の斜視図である。 図28Aはこの発明の第2実施形態に係るコネクタの断面図である。 図28Bは図28AのD部の拡大図である。 図29はこの発明の第3実施形態に係るコネクタの斜視図である。 図30は図29に示すコネクタのばね部材の斜視図である。 図31は図30のばね部材の一端部の拡大図である。 図32は図30のばね部材の他端部の拡大図である。 図33は図30に示すばね部材の正面図である。 図34は図30に示すばね部材の平面図である。 図35は図30に示すばね部材の側面図である。 図36はこの発明の第4実施形態に係るコネクタの斜視図である。 図37は従来例のFPCコネクタを示す斜視図である。 図38は図37のFPCコネクタの断面図である。 図39は図37のFPCコネクタの接続状態を示す断面図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、この発明の第1実施形態のコネクタを図1〜図25に基づいて説明する。
図1〜図4に示すように、コネクタ10はハウジング20と可撓性接触子30と弾性体40とばね部材(押付け状態維持部材)50とを備えている。コネクタ10は図19に示すように例えばFPC(第1の基板)70とプリント基板(第2の基板)80とを電気的に接続するためのコネクタである。
なお、図4に向かって、コネクタ10の左側がコネクタ10の前側、コネクタ10の右側がコネクタ10の後側、コネクタ10の上側がコネクタ10の上側、コネクタ10の下側がコネクタ10の下側である。
図4、図5、図6に示すように、ハウジング20は第1支持部21と第2支持部22と2つの連結部23とを有する。ハウジング20は例えば樹脂成型されたものである。第1支持部21の断面形状はほぼL字形である。第1支持部21は支持部本体211と背面部212とを有する。支持部本体211は板状であり、支持部本体211には5つの孔211aが等間隔に形成されている。支持部本体211の前部の下面はテーパ面(受け面)211bである。テーパ面211bは斜め下方を向いている(図4参照)。支持部本体211の前端は、後述する弾性体40の前端よりも前方に位置する。背面部212は角柱状であり、支持部本体211の後部に連なる。背面部212の断面形状はほぼ正方形である。
第2支持部22は板状である。第2支持部22は第1支持部21の前方に位置する。第2支持部22の上面は第1支持部21の支持部本体211の下面よりも下方に位置する。第2支持部22には5つの孔22aが等間隔に形成されている。
2つの連結部23は第1支持部21と第2支持部22との両端部にそれぞれ連なり、第1支持部21と第2支持部22とを連結している。第1支持部21と第2支持部22との間には収容空間24が形成される。
図4、図7、図8、図9、図10に示すように、可撓性接触子30は保持部30aと接続部30bと接触部30cとを有する。保持部30aはハウジング20の支持部本体211の下面に固定される。接続部30bはハウジング20の第2支持部22の下面に固定される。接触部30cは保持部30aと接続部30bとの間に位置する。
可撓性接触子30は絶縁フィルム31と複数の導電路32とで構成されている。絶縁フィルム31は可撓性を有する帯状のフィルムであり、例えば厚さ数μmのポリイミドフィルムである。複数の導電路32はエッチングやメッキなどの製造方法により絶縁フィルム31に設けられた導体パターンである。導電路32は、帯状の絶縁フィルム31の長手方向と絶縁フィルム31の厚さ方向と直交する方向へ延びる。隣接する導電路32同士は互いに平行である。導電路32は、図10に示すように、絶縁フィルム31の一方の面上の導体32aと、絶縁フィルム31の他方の面上の導体32bと、絶縁フィルム31を貫通して導体32aと導体32bとを導通させるビア32cとで構成される。
図11に示すように、弾性体40はほぼ角柱状である。弾性体40の断面形状は台形である。弾性体40の前部にテーパ面40dが設けられている。図4に示すように、テーパ面40dは斜め上方を向いている。弾性体40の材料としては例えばシリコンゴムがある。成型により弾性体40を形成してもよいし、材料をシート状にしてプレス加工により弾性体40を形成してもよい。また、弾性体40に心棒(図示せず)を埋め込んでもよい。
図12、図13に示すように、ばね部材50は、2つのアーム部51と連結部52と2つの規制部(第1の規制部)53と2つの規制部(第2の規制部)54と4つのホールドダウン(第1の固定部)55とを有する。ばね部材50は弾性を有する金属板に打抜き加工及び曲げ加工を施すことによって形成されている。
各アーム部51は板状であり、その厚さ方向(ハウジング20の幅方向DW)へ弾性変形可能である(図21参照)。コネクタ10の2つのアーム部51の間隔はFPC70の幅方向の寸法よりも少し大きい。連結部52は2つのアーム部51を連結する。連結部52はハウジング20の第1支持部21の背面部212に埋め込まれている。各規制部53は規制部54の前端に連なり、規制部54に対して直角に折り曲げられている。各規制部54はアーム部51の前部の上端に連なり、アーム部51に対して直角に折り曲げられている。各規制部54は略台形であり、斜辺54aを有する。4つのホールドダウン55は連結部52に等間隔に設けられている。各ホールドダウン55は連結部52の下端に連なり、連結部52に対して直角に折り曲げられている。各ホールドダウン55は背面部212から後方へ突出している。
コネクタ10の組立について説明する。
まず、図12、図13に示すばね部材50を形成し、次に、ばね部材50の連結部52がハウジング20の第1支持部21の背面部212に埋め込まれるようにハウジング20を成型(例えばインサートモールド成型)する(図4参照)。
その後、図14に示すように、可撓性接触子30の保持部30aの下面が弾性体40の上面40aに接着する。
次に、図15に示すように、弾性体40が接着された可撓性接触子30にハウジング20を被せる。
最後に、図16に示すように、ディスペンサ85によって第1支持部21の孔211a及び第2支持部22の孔22aに接着剤(例えばシリコン系の接着剤)を注入して、可撓性接触子30の保持部30aの上面を第1支持部21の支持部本体211の下面に接着するとともに、可撓性接触子30の接続部30bの上面を第2支持部22の下面に接着する。このとき、可撓性接触子30の接触部30cと弾性体40のテーパ面40dとの間に隙間ができるように、接触部30cをたるませて接続部30bの上面を第2支持部22の下面に接着する。なお、可撓性接触子30の保持部30aや接続部30bの固定方法は接着以外に、例えばレーザ溶着や機械的保持などがある。
以上の工程を経てコネクタ10の組立が完了する。
図17、図18に示すように、FPC(flexible printed circuits)70は2つの絶縁フィルム70aと複数の導電路70bと裏打ち材71とを有する。絶縁フィルム70aは帯状である。複数の導電路70bは一方の絶縁フィルム70aの長手方向に沿って延びている。複数の導電路70bは絶縁フィルム70aの幅方向に等間隔に並んでいる。導電路70bは他方の絶縁フィルム70aによって覆われている。FPC70の他方の絶縁フィルム70aの先端部は切除され、複数の導電路70bの一端部の端子部(第1の端子部)70fが露出している。端子部70fのエッジ70eは稜角でもよいし、面取り加工されていてもよい。一方の絶縁フィルム70aの先端部には裏打ち材71が接着されている。裏打ち材71としては絶縁フィルム70aよりも剛性の高いものがよい。FPC70の先端部70dの両側部にはそれぞれ切欠き70cが設けられている。
図19に示すように、コネクタ10はプリント基板80に実装される。コネクタ10のプリント基板80への実装は、可撓性接触子30の接続部30bの導体32bをプリント基板80のパッド(第2の端子部)(図示せず)に半田付けするとともに、ばね部材50のホールドダウン55をプリント基板80のホールドダウン用のパッド(図示せず)に半田付けすることにより行われる。
次に、FPC70をコネクタ10に接続する作業を説明する。
まず、図20Aに示すように、コネクタ10の斜め上方からFPC70の先端部70dをコネクタ10のハウジング20の収容空間24に挿入する。このとき、FPC70の先端部70dはハウジング20の連結部23によってFPC70の先端部70dのハウジング20の幅方向DWの位置決めが行われる。
次に、図20B、図20Cに示すように、FPC70の先端部70dが接触部30cを介して弾性体40に突き当たると、FPC70の先端部70dがハウジング20のテーパ面211bと弾性体40のテーパ面40dに密着する接触部30cとで挟まれる。その後、FPC70の先端部70dを接触部30cを介して弾性体40に押し付けながら、FPC70の先端部70dを第2支持部22の方へ回転させる。このとき、裏打ち材71の側面がばね部材50の規制部54の斜辺54aをハウジング20の幅方向DWへ押し、2つのアーム部51が弾性変形して2つの規制部54の間隔が広がり(図21参照)、FPC70の先端部70dが2つの規制部54の間を通過する。
図20Dに示すように、FPC70の先端部70dが2つの規制部54の間を通過すると、図22に示すように、2つのアーム部51が元の位置に戻り、2つの規制部54がFPC70の先端部70dの両端部の上方に位置するとともに、図23に示すように、2つの規制部53がFPC70の先端部70dの切欠き70cに引っ掛かる。その結果、図25に示すように、FPC70の端子部70fのエッジ70eが押付け方向DPに沿って可撓性接触子30の接触部30cを弾性体40に押し付ける状態が確実に維持される。このとき、図24、図25に示すように、可撓性接触子30の接触部30cの導体32aとFPC70の端子部70fとが互いに接触し、導体32a、ビア32c及び導体32bを通じてFPC70とプリント基板80とが電気的に接続される。FPC70の先端部70dをコネクタ10のハウジング20の収容空間24に挿入する前、可撓性接触子30の接触部30cはたるんでいる(図4、図20A参照)ので、FPC70の先端部70dがコネクタ10のハウジング20の収容空間24に収容され、FPC70の先端部70dによって弾性体40が弾性変形したとしても、接触部30cは弾性体40の弾性変形に追従する。
なお、FPC70の先端部70dが2つの規制部54の間を通過できずに、FPC70の先端部70dをハウジング20の収容空間24に完全に収容できなかった場合、2つのアーム部51が広がったままになっているので、FPC70の先端部70dを収容空間24に完全に収容できたか否かを容易に確認できる。また、FPC70の先端部70dの弾性体40への押付け量が足りない場合も規制部53がFPC70の切欠き70cに引っ掛からず、FPC70の先端部70dの両側部に引っ掛かり、2つのアーム部51が広がったままになっているので、FPC70の先端部70dを収容空間24に完全に収容できたか否かを容易に確認できる。
この実施形態によれば、ばね部材50によってFPC70の端子部70fのエッジ70eが可撓性接触子30の接触部30cを弾性体40に押し付ける状態が維持されるとともに、FPC70の先端部70dのエッジ70eが接触部30cを介して弾性体40に食い込み、FPC70の導電路70bと接触部30cの導体32aとの接触安定性が確保されるので、ハウジング20の高さ方向DHの寸法を小さくしてコネクタ10を低背化したとしても、接触信頼性は低下しない。
また、ハウジング20の第1支持部21の支持部本体211の前端が弾性体40のテーパ面40dの前端よりも前方に位置しているので、FPC70の先端部70dがコネクタ10の上方へ外れにくい。
更に、FPC70の先端部70dがコネクタ10のハウジング20の収容空間24に収容されているとき、規制部54がFPC70の先端部70dの上方に位置するので、FPC70の先端部70dがコネクタ10の上方へ外れにくい。
また、FPC70の先端部70dのエッジ70eが弾性体40のテーパ面40dに押し付けられるので、FPC70の先端部70dのエッジ70eが弾性体40に食い込みやすくなり、FPC70の導電路路70bと接触部30cの導電路32とが互いに確実に接触する。
更に、FPC70の先端部70dをコネクタ10のハウジング20の収容空間24に挿入する前、可撓性接触子30の接触部30cはたるんでいる(図4、図20A参照)ので、FPC70の先端部70dがハウジング20の収容空間24に収容され、FPC70の先端部70dによって弾性体40が弾性変形したとしても、接触部30cは弾性体40の弾性変形に追従できる。
次に、図26A、図26Bに基づいて第1実施形態の第1変形例を説明する。
上述の第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、上述の第1実施形態との主な相違部分についてだけ説明する。
第1変形例と第1実施形態との相違点は、可撓性接触子130の構造が異なることである。
第1変形例の可撓性接触子130では、接触部30cの絶縁フィルム131に複数のスリット(第1のスリット)131aが形成されている。各スリット131aは隣接する導電路32間に位置している。
第1変形例によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、接触部30cの複数の導体32aがそれぞれ独立に撓むので、FPC70の先端部70dの導電路70bの端子部70fの厚さ方向の寸法のばらつきをより確実に吸収でき、接触信頼性がより高くなる。
次に、図27に基づいて第1実施形態の第2変形例を説明する。
上述の第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、上述の第1実施形態との主な相違部分についてだけ説明する。
第2変形例と第1実施形態との相違点は、弾性体140の構造が異なることである。
第2変形例の弾性体140のテーパ面40dには、複数のスリット(第2のスリット)140eが形成されている。各スリット140eは弾性体140の上面40aに接着された可撓性接触子30の導電路32間の部分と対向している。したがって、FPC70の先端部70dの複数の導電路70bの端子部70fの厚さ方向の寸法のばらつきに応じて弾性体140のテーパ面40dが弾性変形し、接触信頼性がより高くなる。
第2変形例によれば、第1実施形態及び第1変形例と同様の効果を奏する。また、第2変形例の弾性体140と第1変形例の可撓性接触子130とを組み合わせれば、弾性体140のスリット(第2のスリット)140e(図27参照)が可撓性接触子130のスリット(第1のスリット)131a(図26参照)と対向し、接触信頼性をより一層高めることができる。
次に、図28A、図28Bに基づいてこの発明の第2実施形態を説明する。
上述の第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、上述の第1実施形態との主な相違部分についてだけ説明する。
第2実施形態のコネクタ210は、FPC70を裏返した状態(FPC70の導電路70bが上を向く状態)で、可撓性接触子30の導体32a(図10参照)とFPC70の導電路70b(図18参照)とを接触させて、FPC70とプリント基板80とを電気的に接続できるようにしたものである。
そのために、第2実施形態では、弾性体240のテーパ面240dをハウジング20の受け面211bよりも後方に配置し、受け面211bとテーパ面240dとがそれぞれ斜め下方を向くようにした。
可撓性接触子30の保持部30aは弾性体140の上面240aに接着されている。上面240aは下面240bより広い。第2実施形態の弾性体240は第1実施形態の弾性体40(図4参照)を反転させたような形状を有する。
FPC70をコネクタ210に接続するには、FPC70の先端部70dをハウジング20の収容空間24に挿入してFPC70の先端部70dを第2支持部22の方へ回転させ、FPC70の先端部70dを湾曲させる。その結果、FPC70の端子部70fのエッジ70eが可撓性接触子30の接触部30cを介して弾性体240のテーパ面240dに押し付けられる。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、FPC70を裏返した状態でFPC70とプリント基板80とを電気的に接続することができる。
次に、図29〜図35に基づいてこの発明の第3実施形態を説明する。
上述の第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、上述の第1実施形態との主な相違部分についてだけ説明する。
第3実施形態のコネクタ310と第1実施形態のコネクタ10との相違点は、ばね部材(押付け状態維持部材)350の構造が異なることである。
ばね部材350は、2つの規制部(第1の規制部)53、2つの規制部(第2の規制部)54及び2つのアーム部51の他に、2つの規制部(第3の規制部)356及び2つのアーム部358を有する。アーム部358はアーム部51と同方向へ延びる。アーム部358の後端部は連結部52の下端に連なり、アーム部358の前端部はU字状に折り曲げられている。規制部356は、規制部53の可動範囲を制限する垂直部(第2の固定部)356bと規制部54の可動範囲を制限する水平部356aとを有する。水平部356aはアーム部358の前端部に連なり、アーム部51の延長部51aの上方に位置する。垂直部356bは水平部356aに連なり、水平部356aに対して直角に折り曲げられている。垂直部356bはアーム部51の延長部51aの側方に位置する。垂直部356bはホールドダウンを兼ねており、プリント基板80のホールドダウン用のパッド(図示せず)に半田付けされる。
垂直部356bは、アーム部51の延長部51aの側面を受け止めることにより、規制部53の側方への動きを制限する。また、水平部356aは、アーム部51の延長部51aの上面を受け止めることにより、規制部54の上方への動きを制限する。
何等かの原因によりFPC70の先端部70dを持ち上げようとする外力が加わったとしても、規制部54が持ち上がりにくいので、FPC70の先端部70dはハウジング20から抜けにくい。
この実施形態では、垂直部356bがプリント基板80のホールドダウン用のパッドに半田付けされ、ホールドダウンを兼ねるので、垂直部356bがホールドダウンを兼ねないものと較べ、FPC70の先端部70dはハウジング20からより一層抜けにくいということができる。
第3実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、規制部53及び規制部54の可動範囲を制限することによってアーム部51の塑性変形等を防止することができる。
次に、図36に基づいてこの発明の第4実施形態を説明する。
上述の第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、上述の第1実施形態との主な相違部分についてだけ説明する。
第4実施形態のコネクタ410と第1実施形態のコネクタ10との相違点は、ばね部材(図36参照)の構造と、FPC70(図17、図18参照)の挿入方向だけである。
第1実施形態では、上述のように、FPC70の先端部をコネクタ10の斜め上方からハウジング20に挿入し、その後、FPC70の先端部を回転させて収容部24に収容する。
これに対し、第4実施形態では、押付け方向DPからFPC70の先端部をコネクタ410に挿入するだけでFPC70の先端部を収容部24に収容することができる。すなわち、コネクタ410の斜め上方に大きなスペースがなくともFPC70の先端部を収容部24に収容することができる。
第4実施形態のコネクタ410では、ばね部材450の規制部(第2の規制部)454はアーム51の前部の上縁に連なる。規制部454はアーム部51に対して直角に折り曲げられている。規制部454の前縁は押付け方向DPに対して傾斜している。規制部453(第1の規制部)は規制部454の前縁に連なる。規制部453は規制部454に対して直角に折り曲げられている。
FPC70の先端部を押付け方向DPからコネクタ410に挿入すると、FPC70の裏打ち材71の両端の角部が2つの規制部453に突き当たり、2つの規制部453は裏打ち材71によってハウジング20の幅方向DWへ押され、2つの規制部453の間隔が広がり、裏打ち材71は2つの規制部453の間を通る。裏打ち材71が2つの規制部453の間を通過すると、各規制部453はFPC70の切欠き70cに入り、アーム部51のばね力により元の位置に戻る。その結果、FPC70の端子部70fのエッジ70eが可撓性接触子30の接触部30cを弾性体40に押し付ける状態が確実に維持される。
このとき、FPC70の押付け方向DP及びハウジング20の幅方向DWの動きは規制部453によって規制され、FPC70のハウジング20の高さ方向DHの動きは規制部454によって規制される。
第4実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。
なお、上述の実施形態、変形例では可撓性接触子30,130の接続部30bをハウジング20に接着したが、接続部30bをハウジング20に接着しなくてもよい。
また、上述の実施形態、変形例では、弾性体40,140,240にテーパ面40d,240dを設けたが、例えば、FPC70の先端部70dに接触する面がFPC70の先端面と平行でも、弾性体40,140,240がより大きく弾性変形するようにすれば、FPC70の端子部70fのエッジ70eを可撓性接触子30,130に押し当てることができる。したがって、弾性体40,140,240にテーパ面40d,240dは必ずしも必要ではない。
なお、上述の実施形態、変形例では、ハウジング20の支持部本体211にテーパ面(受け面)211bを形成したが、必ずしもハウジング20に受け面を形成する必要はない。
また、上述の実施形態、変形例では、ばね部材50の規制部53をFPC70の先端部70dの切欠き70cに引っ掛けるようにしたが、規制部53をFPC70の絶縁フィルム70aと裏打ち材71との段差部分に引っ掛けるようにしてもよいし、裏打ち材71をほぼT字形に形成してその突出部分に規制部53を引っ掛けるようにしてもよい。
なお、上述の実施形態、変形例では、弾性を有する金属板に打抜き加工及び曲げ加工を施すことによってばね部材50を形成したが、強度やスペースの問題がなければ、樹脂でハウジング20と一体にばね部材を形成してもよい。
また、押付け状態維持部材がFPC70を弾性体40へ押し付けた状態を維持する機能だけが必要な場合、ばね性はなくてもよい。
なお、上述の実施形態、変形例では、押付け状態維持部材(ばね部材50,350)は規制部54を有するが、規制部54は必ずしも必要ではない。
また、上述の実施形態、変形例では、ばね部材50,350はホールドダウン(第1の固定部)55を有するが、固定部は必ずしも必要ではない。
なお、上述の実施形態、変形例では,ばね部材50,350はホールドダウン55を一体に有するが、押付け状態維持部材はホールドダウンを一体に有する必要はなく、押付け状態維持部材とホールドダウンとを別々に備えてもよい。
また、上述の実施形態、変形例ではハウジング20は樹脂製であるが、導電路32に接触する部分等を絶縁性のテープ等(図示せず)で覆うことにより、ハウジングを金属製にしてもよい。
なお、上述の実施形態、変形例では、第1の基板がFPC70であるが、第1の基板には、FPC70以外のリジッドプリント基板なども含まれる。
10,210,310,410:コネクタ、20:ハウジング、21:第1支持部、211:支持部本体、211a:孔、211b:テーパ面(受け面)、212:背面部、22:第2支持部、22a:孔、23:連結部、24:収容空間、30,130:可撓性接触子、30a:保持部、30b:接続部、30c:接触部、31,131:絶縁フィルム、131a:スリット(第1のスリット)、32:導電路、32a:導体、32b:導体、32c:ビア、40,140,240:弾性体、40a,240a:上面、40b,240b:下面、40d,240d:テーパ面、140e:スリット(第2のスリット)、50,350
,450:ばね部材(押付け状態維持部材)、51:アーム部、51a:延長部、52:連結部、53,453:規制部(第1の規制部)、54,454:規制部(第2の規制部)、54a:斜辺、55:ホールドダウン(第1の固定部)、356:規制部(第3の規制部)、356a:水平部、356b:垂直部(第2の固定部)、358:アーム部、70:FPC(第1の基板)、70a:絶縁フィルム、70b:導電路、70c:切欠き、70d:先端部、70e:エッジ、70f:端子部(第1の端子部)、71:裏打ち材、80:プリント基板(第2の基板)、85:ディスペンサ、DH:ハウジングの高さ方向、DP:押付け方向、DW:ハウジングの幅方向。

Claims (15)

  1. 第1の基板と第2の基板とを電気的に接続するためのコネクタにおいて、
    前記第1の基板の先端部を収容する収容空間を有するハウジングと、
    前記ハウジングに保持され、絶縁フィルムと、この絶縁フィルムに設けられた複数の導電路とからなる可撓性接触子と、
    前記ハウジングに保持され、前記収容空間に収容された前記第1の基板の先端部を前記可撓性接触子を介して受け止めて弾性変形する弾性体と、
    前記ハウジングに保持され、前記収容空間に収容された前記第1の基板の先端部が前記可撓性接触子を前記弾性体に押し付けている状態を維持する押付け状態維持部材とを備え、
    前記可撓性接触子は、前記ハウジングに保持される保持部と、この保持部に連なり、前記第1の基板の先端部に設けられた第1の端子部に接触可能な接触部と、この接触部に連なり、前記第2の基板に設けられた第2の端子部に接続可能な接続部とを有し、
    前記押付け状態維持部材によって前記第1の基板の先端部が前記可撓性接触子を介して前記弾性体に押し付けられているとき、前記第1の基板の前記第1の端子部のエッジが前記接触部に接触する
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記接触部がたるんでいる
    ことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記接続部が前記ハウジングに保持される
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 前記弾性体は、前記収容空間に収容された前記第1の基板の先端部を前記可撓性接触子を介して受け止めるテーパ面を有している
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のコネクタ。
  5. 前記テーパ面は斜め上方を向いている
    ことを特徴とする請求項4記載のコネクタ。
  6. 前記ハウジングは、
    前記テーパ面と対向し、前記収容空間に収容された前記第1の基板の先端部を受け止める受け面を有する
    ことを特徴とする請求項5記載のコネクタ。
  7. 前記ハウジングは、前記収容空間に収容された前記第1の基板の先端部を受け止める受け面を有し、
    前記テーパ面は前記受け面よりも後方に位置し、
    前記テーパ面と前記受け面とはそれぞれ斜め下方を向いている
    ことを特徴とする請求項4記載のコネクタ。
  8. 前記接触部が、複数の第1のスリットを有し、
    前記複数の第1のスリットのそれぞれが、前記導電路と前記導電路との間に位置している
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載のコネクタ。
  9. 前記弾性体が、複数の第2のスリットを有し、
    前記複数の第2のスリットのそれぞれが、前記導電路と前記導電路との間の部分と対向する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載のコネクタ。
  10. 前記押付け状態維持部材が、前記第2の基板に固定される第1の固定部を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載のコネクタ。
  11. 前記押付け状態維持部材が、前記第1の基板の押付け方向と反対方向の動きを規制する第1の規制部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載のコネクタ。
  12. 前記第1の規制部が前記第1の基板の先端部に設けられた切欠きに引っ掛かることにより、前記第1の基板の先端部が前記可撓性接触子を介して前記弾性体に押し付けられている状態が維持される
    ことを特徴とする請求項11記載のコネクタ。
  13. 前記押付け状態維持部材が、前記第1の基板の板厚方向の動きを規制する第2の規制部を有する
    ことを特徴とする請求項11又は12記載のコネクタ。
  14. 前記押付け状態維持部材が、
    前記第1の基板の押付け方向と平行な方向へ延び、前記ハウジングの幅方向へ弾性変形可能な2つのアーム部と、
    前記アーム部の先端部に設けられた前記第1の規制部及び前記第2の規制部のそれぞれの可動範囲を規制する第3の規制部とを有する
    ことを特徴とする請求項13記載のコネクタ。
  15. 前記第3の規制部が、前記第2の基板に固定される第2の固定部を有する
    ことを特徴とする請求項14記載のコネクタ。
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