JP6473435B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本開示は、コネクタに関するものである。
従来、一対の平行な回路基板同士を電気的に接続するために、基板対基板コネクタ等のコネクタが使用されている。しかし、あらかじめ設定した回路基板同士の相対的な位置がずれてしまうことがある。そこで、回路基板の位置ずれを吸収するために、一方のコネクタをフローティング構造とすることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図15は従来のコネクタの断面図である。
図において、801は、第1回路基板891に実装されたフローティングタイプの第1コネクタであり、901は、第2回路基板991に実装された相手方コネクタとしての第2コネクタである。前記第1コネクタ801は、第1回路基板891に固定された固定ハウジング811と、該固定ハウジング811の内側に変位自在に配設された可動ハウジング821と、複数の第1端子851とを備える。
各第1端子851は、固定ハウジング811に取付けられるとともに第1回路基板891に固定されたテール部852と、可動ハウジング821に取付けられた接触部854と、前記テール部852と接触部854とを連結する弾性部855とを備える。そして、第2コネクタ901が図における矢印で示されるように移動して第1コネクタ801と嵌合すると、第2コネクタ901が備える第2端子951は、二股になった接触部854に挟持され、第1端子851と電気的に接続される。また、前記弾性部855が弾性的に変形することによって、可動ハウジング821の固定ハウジング811に対する変位が許容され、可動ハウジング821が固定ハウジング811に対してフローティングした状態が維持される。
特開2005−050695号公報
しかしながら、前記従来のコネクタにおいては、第1端子851の弾性部855が単にU字状に屈曲されているのみなので、弾性的に変形可能な部分の長さが不十分であり、第1端子851の柔軟性を高くすることができない。そのため、可動ハウジング821が固定ハウジング811に対して柔軟に移動することができず、第1回路基板891と第2回路基板991との位置ずれを適切に吸収することができなくなってしまう。
また、第1端子851の柔軟性を高くするために、弾性部855における弾性的に変形可能な部分を長くすると、第1コネクタ801の高さが高くなるので、第1回路基板891と第2回路基板991との間隔を短くすることができなくなってしまう。
ここでは、前記従来のコネクタの問題点を解決して、低背でありながら、柔軟性が高く、嵌合状態が確実に維持され、破損することがなく、信頼性の高いコネクタを提供することを目的とする。
そのために、コネクタにおいては、幅方向に延在する後壁部と、該後壁部の両端から前方向に延在する左右の側壁部と、前記後壁部及び側壁部によって画定された収容空間とを含む外側ハウジングと、前記収容空間内に収容され、前記外側ハウジングに対して変位可能な内側ハウジングと、前記後壁部に装着される外側装着部と、前記内側ハウジングに装着される内側装着部と、前記外側装着部から延出し、基板に接続されるテール部と、前記内側装着部から延出し、相手方端子と接触する接触部と、前記外側装着部と内側装着部とを連結する弾性的に変形可能な変形部とを含む端子と、前記内側ハウジングの外側ハウジングに対する変位を停止させるストッパと、前記側壁部に装着された取付用補助金具とを備え、前記後壁部に嵌込まれる外側装着部の装着突出部と、前記内側ハウジングに嵌込まれる内側装着部の装着突出部と、接触部と、変形部と、ストッパと取付用補助金具とは、側面視において、嵌合方向である前後方向に延在する同一直線上に位置する。
更に他のコネクタにおいては、さらに、前記内側ハウジングの外側ハウジングに対する前後方向の変位を停止させる第2のストッパを更に備え、前記ストッパと、取付用補助金具と、第2のストッパとは、側面視において、前後方向に延在する同一直線上に位置する。
更に他のコネクタにおいては、さらに、前記ストッパは、前記側壁部に形成された貫通孔と、前記内側ハウジングから幅方向外側に向けて突出し、前記貫通孔に挿入された突起とから成り、前記貫通孔の内周面と突起の外周面との間の隙間の大きさによって、前記内側ハウジングと外側ハウジングとの相対的な変位量が規定される。
更に他のコネクタにおいては、さらに、前記変形部は、先端が前方向を向くように湾曲した連絡部と、該連絡部の先端に基端が連結され、先端が後方向を向くように中間部分が大きく湾曲してUターンした第1のUターン部と、前記内側装着部の下端又は上端に基端が連結され、先端が前方向を向くように中間部分が大きく湾曲してUターンした第2のUターン部と、前記第1のUターン部の先端と第2のUターン部の先端とを連結するクランク部とを含む。
更に他のコネクタにおいては、さらに、前記外側装着部、内側装着部、テール部及び変形部は、1枚の金属板から成り、前記接触部は、二重の前記金属板から成る厚板部を含んでいる。
更に他のコネクタにおいては、さらに、前記相手方端子は、前記厚板部を両側から挟持する接触突起と、該接触突起の先端を厚板部に押付ける弾性変形可能な腕部とを含んでいる。
本開示によれば、コネクタは、低背でありながら、柔軟性が高く、嵌合状態が確実に維持され、破損することがなく、信頼性を向上させることができる。
本実施の形態における第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態を上方から観た斜視図であって、(a)は第2コネクタ側から観た図、(b)は第1コネクタ側から観た図である。 本実施の形態における第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態を下方から観た斜視図であって、(a)は第2コネクタ側から観た図、(b)は第1コネクタ側から観た図である。 本実施の形態における第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態の二面図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本実施の形態における第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態の断面であって図3におけるA−A矢視断面を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は側断面図である。 本実施の形態における第1端子と第2端子との関係を示す斜視図であって、(a)は第2端子側から観た図、(b)は第1端子側から観た図である。 本実施の形態における第1端子と第2端子の関係を示す二面図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本実施の形態における第1コネクタを上方から観た斜視図であって、(a)は前方から観た図、(b)は後方から観た図である。 本実施の形態における第1コネクタを下方から観た斜視図であって、(a)は前方から観た図、(b)は後方から観た図である。 本実施の形態における第1コネクタの二面図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本実施の形態における第1コネクタの内側ハウジングを上方から観た斜視図であって、(a)は前方から観た図、(b)は後方から観た図である。 本実施の形態における第1コネクタの外側ハウジングを上方から観た斜視図であって、(a)は前方から観た図、(b)は後方から観た図である。 本実施の形態における第2コネクタを上方から観た斜視図であって、(a)は前方から観た図、(b)は後方から観た図である。 本実施の形態における第2コネクタを下方から観た斜視図、であって、(a)は前方から観た図、(b)は後方から観た図である。 本実施の形態における第2コネクタの二面図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。 従来のコネクタの断面図である。
以下、本実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本実施の形態における第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態を上方から観た斜視図、図2は本実施の形態における第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態を下方から観た斜視図、図3は本実施の形態における第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態の二面図、図4は本実施の形態における第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態の断面であって図3におけるA−A矢視断面を示す図、図5は本実施の形態における第1端子と第2端子との関係を示す斜視図、図6は本実施の形態における第1端子と第2端子の関係を示す二面図である。なお、図1及び2において、(a)は第2コネクタ側から観た図、(b)は第1コネクタ側から観た図であり、図3において、(a)は平面図、(b)は側面図であり、図4において、(a)は斜視図、(b)は側断面図であり、図5において、(a)は第2端子側から観た図、(b)は第1端子側から観た図であり、図6において、(a)は平面図、(b)は側面図である。
図において、1は本実施の形態におけるコネクタであって、一対の基板対基板コネクタの一方としての第1コネクタである。該第1コネクタ1は、実装部材としての図示されない基板である第1基板の表面に実装される表面実装型のコネクタであって、相手方コネクタとしての第2コネクタ101と互いに嵌合される。また、該第2コネクタ101は一対の基板対基板コネクタの他方であり、実装部材としての図示されない基板である第2基板の表面に実装される表面実装型のコネクタである。
なお、本実施の形態における第1コネクタ1及び第2コネクタ101は、好適には、基板としての第1基板及び第2基板を電気的に接続するために使用するものであるが、他の部材を電気的に接続するためにも使用することができる。前記第1基板及び第2基板は、例えば、電子機器等に使用されるプリント回路基板、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)等であるが、いかなる種類の基板であってもよい。
また、本実施の形態において、第1コネクタ1及び第2コネクタ101の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、前記第1コネクタ1及び第2コネクタ101の各部が図に示される姿勢である場合に適切であるが、その姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
そして、前記第1コネクタ1は、いわゆるフローティングタイプのコネクタであり、外側ハウジング11と内側ハウジング21とから成る第1ハウジングと、該第1ハウジングに装填された複数の端子としての第1端子51とを備える。該第1端子51は、第1コネクタ1の幅方向(図3(a)における上下方向)に延在する列を形成するように所定の本数(図に示される例においては、10本)が所定のピッチで配列され、外側ハウジング11と内側ハウジング21とに跨るように取付けられている。
前記外側ハウジング11は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成された部材であって、第1基板の表面に実装されて固定される。また、前記内側ハウジング21は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成された部材であって、前記外側ハウジング11に対して変位可能に配設されている。
前記外側ハウジング11は、平面視において、概略コ字状の形状を有し、第1コネクタ1の幅方向に延在する後壁部13と、該後壁部13の両端から前方向(図3(a)における左方向)に延在する左右の側壁部12とを含んでいる。なお、該側壁部12は、後方の厚壁部12aと前方の薄壁部12bとを含み、前記厚壁部12aの外側面に形成された取付用凹部12dには、取付用補助金具としての第1ネイル81が装着されている。該第1ネイル81は、第1コネクタ1の幅方向に延在するテール部81aを含み、該テール部81aが第1基板の表面の接続パッド等にはんだ付等によって固定される。また、前記後壁部13の下面(図3(b)における下側面)は、第1基板の表面に対向する実装面13aであり、該実装面13aからは、第1基板の取付孔に挿入される固定用突起13bが突出している。
前記後壁部13の前方向には、該後壁部13及び左右の側壁部12によって周囲を画定された収容空間14が存在し、該収容空間14内に内側ハウジング21が変位可能に収容されている。
該内側ハウジング21は、第1コネクタ1の幅方向に延在する前壁部23と、該前壁部23から後方向(図3(a)における右方向)に延出する庇部22とを含んでいる。該庇部22は、上面(図3(b)における上側面)が前壁部23の上面と面一の板状部材であるが、第1コネクタ1の幅方向両端には、下方向(図3(b)における下方向)に延在する側板部22aが接続されている。そして、庇部22の下方向には、該庇部22、前壁部23及び左右の側板部22aによって周囲を画定された端子弾性部収容空間24が存在する。
なお、内側ハウジング21の前壁部23における第1コネクタ1の幅方向両端からは、該幅方向外側に向けて突起としての離脱防止突起23aが突出している。また、外側ハウジング11の各薄壁部12bには、第1コネクタ1の幅方向に延在する貫通孔である離脱防止孔12cが形成されている。そして、該離脱防止孔12c内には離脱防止突起23aが挿入されているが、離脱防止孔12c及び離脱防止突起23aの寸法関係は、離脱防止孔12cの内周面と離脱防止突起23aの外周面との間に隙間が存在し、離脱防止孔12c内で離脱防止突起23aが変位可能となるように設定されている。
前記第1端子51は、導電性の金属板に打抜き、折曲げ等の加工を施して一体成形された部材であって、図5及び6に示されるように、外側ハウジング11に装着される外側装着部53と、内側ハウジング21に装着される内側装着部56と、前記外側装着部53から後方向(図6における右方向)に延出するテール部52と、前記内側装着部56から前方向(図6における左方向)に延出する接触部54と、前記外側装着部53と内側装着部56とを連結する変形部55とを備える。
前記外側装着部53は、外側ハウジング11の後壁部13の下面である実装面13aに形成された装着溝13d内に装着される。また、前記外側装着部53は、上方向に突出する装着突出部53aを含み、該装着突出部53aが後壁部13に形成された装着孔13cに嵌込まれることによって、外側ハウジング11に強固に装着される。なお、装着突出部53aの側面には、装着孔13cの壁面に食込む突起53bが形成されている。
前記内側装着部56は、内側ハウジング21の前壁部23の下面に形成された装着溝23b内に装着される。また、前記内側装着部56は、上方向に突出する装着突出部56aを含み、該装着突出部56aが前壁部23に形成された装着孔23cに嵌込まれることによって、内側ハウジング21に強固に装着される。なお、装着突出部56aの側面には、装着孔23cの壁面に食込む突起56bが形成されている。
前記テール部52は、外側ハウジング11の後壁部13から後方向に延出し、第1基板の表面の接続パッドや導電トレースにはんだ付等によって接続される。
前記接触部54は、内側装着部56の下端近傍に接続された接続部54aと、該接続部54aから前方向に延出する厚板部54cとを含んでいる。第1端子51全体は薄肉の金属の一枚板を打抜いて成形された部材であるが、接触部54において相手方端子としての第2端子151と接触する部分は肉厚である必要があるので、前記薄肉の金属の一枚板を折畳んで二重にすることによって、肉厚の厚板部54cが形成されている。なお、該厚板部54cの上端は、前記薄肉の金属の一枚板を折畳む際に形成された折曲げ部54bとなっている。そして、前記接触部54は、内側ハウジング21の前壁部23の前面である嵌合面23fから前方向に延出している。
前記変形部55は、外側装着部53、内側装着部56等の部分と、厚さは同一であるが、幅が狭く形成された部分であって、三次元方向に弾性的に変形可能な柔軟性を備え、これにより、外側装着部53と内側装着部56とを三次元方向に変形可能に連結し、ひいては、外側ハウジング11と内側ハウジング21とを三次元方向に変形可能に連結する。そして、前記変形部55は、全体として上下方向に延在し、基端55aが外側装着部53の下端に連結され、先端が前方向を向くように湾曲した側面形状が略L字状の連絡部55bと、該連絡部55bの先端に基端が連結され、先端が後方向を向くように中間部分が大きく湾曲してUターンし、側面形状が略J字状の第1のUターン部55cと、内側装着部56の下端に基端55fが連結され、先端が前方向を向くように中間部分が大きく湾曲してUターンし、側面形状が略J字状の第2のUターン部55eと、前記第1のUターン部55cの先端と第2のUターン部55eの先端とを連結し、側面形状がクランク状のクランク部55dとを備える。
このように、前記変形部55は、第1のUターン部55cと第2のUターン部55eとがクランク部55dを介して連結されているので、幅が狭くて柔軟に弾性変形可能な部分の長さが十分に長く、三次元方向に柔軟に弾性変形可能となっている。また、第1のUターン部55cと第2のUターン部55eとがクランク部55dを介して連結されているので、変形部55全体の前後方向及び高さ方向の寸法を抑制することができ、ひいては第1コネクタ1の小型化及び低背化が可能となっている。
さらに、前記変形部55の両端が外側装着部53の下端及び内側装着部56の下端に連結されているので、第1端子51全体の高さ方向の寸法を抑制することができ、ひいては第1コネクタ1の低背化が可能となっている。ここでは、前記変形部55の両端が外側装着部53の下端及び内側装着部56の下端に連結されている例について説明したが、前記変形部55の両端は、外側装着部53の上端及び内側装着部56の上端に連結されていてもよい。すなわち、前記変形部55の両端は、外側装着部53及び内側装着部56の同一側端に連結されていればよい。
なお、図6(b)に示されるように、側面視において、外側装着部53の装着突出部53aの上端53cと、内側装着部56の装着突出部56aの上端56cと、接触部54の上辺54eとは、高さ方向の位置がほぼ同一であり、また、変形部55の第1のUターン部55cの高さ方向の位置は、前記上端53c、上端56c及び上辺54eの高さ方向の位置とほぼ同一又はより低くなっている。
前記第2コネクタ101は、第2ハウジング111と、該第2ハウジング111に装填された複数の第2端子151とを備える。該第2端子151は、第2コネクタ101の幅方向(図3(a)における上下方向)に延在する列を形成するように所定の本数(図に示される例においては、10本)が所定のピッチで配列されている。
前記第2ハウジング111は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成された部材であって、平面視において、概略コ字状の形状を有し、第2コネクタ101の幅方向に延在する前壁部113と、該前壁部113の両端から後方向(図3(a)における左方向)に延在する左右の側壁部112とを含んでいる。該側壁部112の外側面に形成された取付用凹部112dには、取付用補助金具としての第2ネイル181が装着されている。該第2ネイル181は、第2基板の表面の接続パッド等にはんだ付等によって固定される。また、前記前壁部113の上面(図3(b)における上側面)は、第2基板の表面に対向する実装面113aであり、該実装面113aからは、第2基板の取付孔に挿入される固定用突起113bが突出している。
第2ハウジング111は、第1コネクタ1の外側ハウジング11が第1基板の表面に実装されて固定されているのと同様に、第2基板の表面に実装されて固定される部材であるが、図に示される例においては、第1基板が第1コネクタ1の外側ハウジング11の下側に位置するのに対し、第2基板は第2ハウジング111の上側に位置するようになっている。つまり、図に示される例において、互いに嵌合した第1コネクタ1及び第2コネクタ101は、図示されない第1基板の上面及び第2基板の下面にそれぞれ実装されることによって、上下方向にずれて互いにほぼ平行に配設された第1基板と第2基板とを電気的に接続するようになっている。
なお、必要に応じて第2コネクタ101を上下反転させることもできる。この場合には、互いに嵌合した第1コネクタ1及び第2コネクタ101は、ほぼ面一となるように配設された第1基板と第2基板とを電気的に接続することになる。
前記前壁部113の後方向には、該前壁部113及び左右の側壁部112によって周囲を画定された収容空間114が存在し、該収容空間114内に第2端子151のテール部152が配列されて収容されている。また、前壁部113は、複数の端子収容空間124を備える。該端子収容空間124は、第2コネクタ101の幅方向に延在する列を形成するように第2端子151と同数が同ピッチで配列されている。なお、各端子収容空間124は、前壁部113の前面である嵌合面113fに開口し、各第2端子151の接触部154を収容する。また、各端子収容空間124には、第1コネクタ1と第2コネクタ101とが嵌合する際に、各第2端子151に対応する第1端子51の接触部54が進入し、第2端子151の接触部154と電気的に接続される。
前記第2端子151は、導電性の金属板に打抜き、折曲げ等の加工を施して一体成形された部材であって、図5及び6に示されるように、第2ハウジング111に装着される装着部153と、該装着部153から後方向(図6における左方向)に延出するテール部152と、前記装着部153から前方向(図6における右方向)に延出する接触部154と、前記装着部153とテール部152とを連結する連絡部155とを備える。
前記テール部152は、第2ハウジング111の前壁部113から後方向に延出し、第2基板の表面の接続パッドや導電トレースにはんだ付等によって接続される。
前記接触部154は、平面視において、全体として二股に分かれたフォーク状の部材であり、左右の弾性変形可能な腕部154aと、左右の腕部154aの間の相手方端子挿入空間154bと、各腕部154aの先端に形成され、反対側の腕部154aに向って突出する接触突起154cとを含んでいる。第1コネクタ1と第2コネクタ101とが嵌合すると、第1端子51の接触部54における厚板部54cが左右の腕部154aの間の相手方端子挿入空間154bに進入する。図に示されるように、厚板部54cの先端がテーパ状に形成され、接触突起154cの先端側もテーパ状に形成されているので、厚板部54cは、左右の腕部154aの間にスムーズに進入する。
そして、厚板部54cが進入することによって弾性的に変位させられた腕部154aがばね力を発揮し、該ばね力によって左右の接触突起154cが厚板部54cを両側から挟持し、該厚板部54cの両面に食込むようにして接触するので、接触突起154cと厚板部54cとの接触状態は確実となり、ひいては第2端子151と第1端子51との接触状態が確実になる。また、厚板部54cは、前述のように金属の一枚板を折畳んで二重にして肉厚にした部分であって金属の一枚板よりも厚いので、金属の一枚板のままであったと仮定した場合よりも、腕部154aの変位量が大きくなり、その結果、腕部154aが発揮するばね力が大きくなるので、接触突起154cと厚板部54cとの接触状態はより確実なものとなっている。さらに、厚板部54cが肉厚なので、例えば、接触突起154cが厚板部54cに対して振動してコロージョンが発生しても、耐久性が高く、接触突起154cと厚板部54cとの接触状態が不良になることがない。
前記装着部153は、前壁部113に形成された装着孔113cであって前壁部113の後面に開口するとともに端子収容空間124に連通する装着孔113cに嵌込まれることによって、第2ハウジング111に強固に装着される。また、装着部153の側面には、装着孔113cの壁面に食込む突起153aが形成されている。
なお、前記装着孔113cは、図2(a)に示されるように、第2コネクタ101の厚さ方向(図3(b)における上下方向)に関する位置が交互に上下するように、第2コネクタ101の幅方向に配列されている。したがって、各端子収容空間124内に収容された接触部154も、第2コネクタ101の厚さ方向に関する位置が交互に上下する。一方、すべてのテール部152は、第2コネクタ101の厚さ方向に関する位置が同一である。そのため、第2端子151としては、連絡部155の長さが長いものと短いものとの2種類が用意されている。
次に、前記第1コネクタ1の構成について詳細に説明する。
図7は本実施の形態における第1コネクタを上方から観た斜視図、図8は本実施の形態における第1コネクタを下方から観た斜視図、図9は本実施の形態における第1コネクタの二面図、図10は本実施の形態における第1コネクタの内側ハウジングを上方から観た斜視図、図11は本実施の形態における第1コネクタの外側ハウジングを上方から観た斜視図である。なお、図7及び8において、(a)は前方から観た図、(b)は後方から観た図であり、図9において、(a)は平面図、(b)は側面図であり、図10及び11において、(a)は前方から観た図、(b)は後方から観た図である。
図に示されるように、内側ハウジング21における前壁部23の前面である嵌合面23fからは、左右一対のガイドロッド部25が前方向に延出している。該ガイドロッド部25は、第1コネクタ1と第2コネクタ101とが嵌合する際に、第2ハウジング111に形成された後述されるガイド孔128に挿入される部材であり、これにより、内側ハウジング21と第2ハウジング111とが相互に位置決めされる。
内側ハウジング21の前壁部23における左右両端から延出する離脱防止突起23aは、外側ハウジング11の薄壁部12bに形成された離脱防止孔12c内に、三次元方向に変位可能なように、緩く挿入されている。なお、図10及び11には、理解を容易にするために、離脱防止突起23aが離脱防止孔12cから取出された状態で、互いに離れ離れになった内側ハウジング21及び外側ハウジング11が示されているが、実際には、離脱防止突起23aが離脱防止孔12cから取出されることはなく、内側ハウジング21及び外側ハウジング11は離れ離れになることはない。
内側ハウジング21及び外側ハウジング11は、図7〜9に示されるように、離脱防止突起23aが離脱防止孔12c内に挿入された状態で、例えば、射出成形によって、一体成形された合成樹脂等の絶縁性材料から成る部材である。なお、一体成形された直後の内側ハウジング21及び外側ハウジング11は、収容空間14内の任意の箇所、例えば、側板部22aの外側面と厚壁部12aの内側面との間の箇所において、図示されない暫定的連結部によって、互いに連結された状態となっている。そして、第1端子51を内側ハウジング21及び外側ハウジング11に装着した後に、前記暫定的連結部を切除することによって、図7〜9に示されるような状態となる。
図7〜9に示されるような状態の第1コネクタ1において、内側ハウジング21と外側ハウジング11とは、離脱防止突起23aが離脱防止孔12c内に三次元方向に変位可能なように緩く挿入されている状態で、変形部55を含む第1端子51によって互いに変位可能に接続されているだけなので、三次元方向に相互に弾性的に変位可能となっている。つまり、離脱防止孔12c及び離脱防止突起23aの寸法関係は、離脱防止孔12cの内周面と離脱防止突起23aの外周面との間に隙間が存在し、離脱防止孔12c内で離脱防止突起23aが三次元方向に変位可能となるように設定されている。したがって、外側ハウジング11が固定されている第1基板と、内側ハウジング21と嵌合している第2コネクタ101の第2ハウジング111が固定されている第2基板との相対的な位置関係に変動が生じた場合であっても、かかる変動は第1コネクタ1によって吸収可能である。
また、離脱防止孔12cと離脱防止突起23aとは、内側ハウジング21と外側ハウジング11との相対的な変位を所定の大きさで停止させるストッパとして機能する。つまり、離脱防止孔12cの内周面と離脱防止突起23aの外周面との間の隙間の大きさが、内側ハウジング21と外側ハウジング11との相対的な変位量を規定する。したがって、内側ハウジング21と外側ハウジング11との相対的な変位量が大きくなり過ぎることがなく、ひいては、第1端子51の変形部55の変形量が規定されるので、前記変形部55の変形量が大きくなり過ぎることがなく、前記変形部55の破損が効果的に防止される。
特に、離脱防止孔12cの後面12gと離脱防止突起23aの後面23gとは、内側ハウジング21と外側ハウジング11とが前後方向に変位した際に相互に当接する当接面として機能し、内側ハウジング21と外側ハウジング11との相対的な前後方向の変位量を規定する。つまり、離脱防止孔12cの後面12gと離脱防止突起23aの後面12gとの間の隙間αの大きさが、内側ハウジング21と外側ハウジング11との相対的な前後方向の変位量を規定する。
なお、厚壁部12aの前端部12eと前壁部23の側端部23eとは、内側ハウジング21と外側ハウジング11との相対的な前後方向の変位を所定の大きさで停止させる第2ストッパとして機能する。つまり、前端部12eの前面12hと側端部23eの後面23hとは、内側ハウジング21と外側ハウジング11とが前後方向に接近した際に相互に当接する当接面として機能し、内側ハウジング21と外側ハウジング11との相対的な前後方向の変位量を規定する。なお、前端部12eの前面12hと側端部23eの後面23hと間の隙間βの大きさは、前記離脱防止孔12cの後面12gと離脱防止突起23aの後面12gとの間の隙間αの大きさと同様である。
さらに、前記ガイドロッド部25及び第2端子151に接続される第1端子51の接触部54の前後方向(第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合方向)に関する位置は、外側ハウジング11を第1基板に固定するための第1ネイル81よりも、相手方コネクタである第2コネクタ101側にある。したがって、外側ハウジング11が固定されている第1基板と、内側ハウジング21と嵌合している第2コネクタ101の第2ハウジング111が固定されている第2基板との相対的な位置関係に変動が生じた場合であっても、かかる変動は第1コネクタ1によって吸収可能である。
さらに、離脱防止孔12cと離脱防止突起23aとから成るストッパと第1ネイル81とは、側面視において、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合方向、すなわち、前後方向に延在する同一直線上に位置する。したがって、例えば、第1コネクタ1と第2コネクタ101とが嵌合する際に、内側ハウジング21が大きく変位させられて前記ストッパにより停止させられるような場合でも、第1ネイル81に回転モーメントが作用しないので、第1ネイル81が第1基板から外れてしまうことがない。
本開示において、複数の要素が同一直線上に位置する状態とは、同一の直線が各要素の少なくとも一部を通過する状態、すなわち、1本の直線を視線とする視点から観ると各要素の少なくとも一部が重複している状態、更に換言すれば、各要素が同一の直線を共有する状態を意味する。
さらに、第1端子51の外側装着部53、内側装着部56及び接触部54も、離脱防止孔12cと離脱防止突起23aとから成るストッパ及び第1ネイル81と、側面視において、前後方向に延在する同一直線上に位置することが望ましい。
次に、前記第2コネクタ101の構成について詳細に説明する。
図12は本実施の形態における第2コネクタを上方から観た斜視図、図13は本実施の形態における第2コネクタを下方から観た斜視図、図14は本実施の形態における第2コネクタの二面図である。なお、図12及び13において、(a)は前方から観た図、(b)は後方から観た図であり、図14において、(a)は平面図、(b)は側面図である。
図1〜6に示される例において、第2コネクタ101は、第2基板が上側に位置するような姿勢、すなわち、実装面113aが上を向くような姿勢で描画されていたが、図12〜14においては、説明の都合上、第2基板が下側に位置するような姿勢、すなわち、実装面113aが下を向くような姿勢で描画されていることに留意されたい。つまり、ここでは、都合により、図1〜6に示されるような第2コネクタ101を上下反転させた姿勢にして説明する点に、留意されたい。
図に示されるように、第2ハウジング111における前壁部113の前面である嵌合面113fには、左右一対のガイド孔128が開口している。該ガイド孔128は、第1コネクタ1と第2コネクタ101とが嵌合する際に、内側ハウジング21のガイドロッド部25が挿入される孔であり、これにより、内側ハウジング21と第2ハウジング111とが相互に位置決めされる。
このように、本実施の形態においては、第1コネクタ1は、幅方向に延在する後壁部13と、後壁部13の両端から前方向に延在する左右の側壁部12と、後壁部13及び側壁部12によって画定された収容空間14とを含む外側ハウジング11と、収容空間14内に収容され、外側ハウジング11に対して変位可能な内側ハウジング21と、後壁部13に装着される外側装着部53と、内側ハウジング21に装着される内側装着部56と、外側装着部53から延出し、基板に接続されるテール部52と、内側装着部56から延出し、第2端子151と接触する接触部54と、外側装着部53と内側装着部56とを連結する弾性的に変形可能な変形部55とを含む第1端子51と、内側ハウジング21の外側ハウジング11に対する変位を停止させるストッパと、側壁部12に装着された第1ネイル81とを備え、ストッパと第1ネイル81とは、側面視において、前後方向に延在する同一直線上に位置する。
これにより、内側ハウジング21と外側ハウジング11との相対的な変位量が大きくなり過ぎることがなく、変形部55の変形量が規定されるので、該変形部55の変形量が大きくなり過ぎることがなく、前記変形部55の破損が効果的に防止される。しかも、第1コネクタ1と第2コネクタ101とが嵌合するような際に、内側ハウジング21が大きく変位させられてストッパにより停止させられるような場合であっても、第1ネイル81に回転モーメントが作用することがない。
また、外側装着部53と、内側装着部56と、接触部54と、ストッパと、第1ネイル81と、側面視において、前後方向に延在する同一直線上に位置する。したがって、内側ハウジング21が大きく変位させられてストッパにより停止させられるような場合であっても、外側装着部53、内側装着部56及び接触部54に回転モーメントが作用することがない。
さらに、内側ハウジング21の外側ハウジング11に対する前後方向の変位を停止させる第2のストッパを更に備え、ストッパと、第1ネイル81と、第2のストッパとは、側面視において、前後方向に延在する同一直線上に位置する。これにより、内側ハウジング21と外側ハウジング11との前後方向の変位量が確実に規定されるので、変形部55の破損がより効果的に防止される。なお、ストッパは、側壁部12に形成された離脱防止孔12cと、内側ハウジング21から幅方向外側に向けて突出し、離脱防止孔12cに挿入された離脱防止突起23aとから成り、離脱防止孔12cの内周面と離脱防止突起23aの外周面との間の隙間の大きさによって、内側ハウジング21と外側ハウジング11との相対的な変位量が規定される。
さらに、変形部55は、先端が前方向を向くように湾曲した連絡部55bと、連絡部55bの先端に基端が連結され、先端が後方向を向くように中間部分が大きく湾曲してUターンした第1のUターン部55cと、内側装着部56の下端又は上端に基端55fが連結され、先端が前方向を向くように中間部分が大きく湾曲してUターンした第2のUターン部55eと、第1のUターン部55cの先端と第2のUターン部55eの先端とを連結するクランク部55dとを含んでいる。したがって、変形部55は、弾性変形可能な部分の長さが十分に長く、三次元方向に柔軟に弾性変形可能である。
さらに、外側装着部53、内側装着部56、テール部52及び変形部55は、1枚の金属板から成り、接触部54は、二重の金属板から成る厚板部54cを含んでいる。なお、第2端子151は、厚板部54cを両側から挟持する接触突起154cと、接触突起154cの先端を厚板部54cに押付ける弾性変形可能な腕部154aとを含んでいる。したがって、接触突起154cと厚板部54cとの接触状態が確実なものとなる。また、厚板部54cが肉厚なので、耐久性が高く、接触突起154cと厚板部54cとの接触状態が不良になることがない。
なお、本明細書の開示は、好適で例示的な実施の形態に関する特徴を述べたものである。ここに添付された特許請求の範囲内及びその趣旨内における種々の他の実施の形態、修正及び変形は、当業者であれば、本明細書の開示を総覧することにより、当然に考え付くことである。
本開示は、コネクタに適用することができる。
1、801 第1コネクタ
11 外側ハウジング
12、112 側壁部
12a 厚壁部
12b 薄壁部
12c 離脱防止孔
12d、112d 取付用凹部
12e 前端部
12g、23g 後面
12h、23h 前面
13 後壁部
13a、113a 実装面
13b、113b 固定用突起
13c、23c、113c 装着孔
13d、23b 装着溝
14、114 収容空間
21 内側ハウジング
22 庇部
22a 側板部
23、113 前壁部
23a 離脱防止突起
23e 側端部
23f、113f 嵌合面
24 端子弾性部収容空間
25 ガイドロッド部
51、851 第1端子
52、81a、152、852 テール部
53 外側装着部
53a、56a 装着突出部
53b、56b、153a 突起
53c、56c 上端
54、154、854 接触部
54a 接続部
54b 折曲げ部
54c 厚板部
54e 上辺
55 変形部
55a、55f 基端
55b、155 連絡部
55c 第1のUターン部
55d クランク部
55e 第2のUターン部
56 内側装着部
81 第1ネイル
101、901 第2コネクタ
111 第2ハウジング
124 端子収容空間
128 ガイド孔
151、951 第2端子
153 装着部
154a 腕部
154b 相手方端子挿入空間
154c 接触突起
181 第2ネイル
811 固定ハウジング
821 可動ハウジング
855 弾性部
891 第1回路基板
991 第2回路基板

Claims (6)

  1. (a)幅方向に延在する後壁部と、該後壁部の両端から前方向に延在する左右の側壁部と、前記後壁部及び側壁部によって画定された収容空間とを含む外側ハウジングと、
    (b)前記収容空間内に収容され、前記外側ハウジングに対して変位可能な内側ハウジングと、
    (c)前記後壁部に装着される外側装着部と、前記内側ハウジングに装着される内側装着部と、前記外側装着部から延出し、基板に接続されるテール部と、前記内側装着部から延出し、相手方端子と接触する接触部と、前記外側装着部と内側装着部とを連結する弾性的に変形可能な変形部とを含む端子と、
    (d)前記内側ハウジングの外側ハウジングに対する変位を停止させるストッパと、前記側壁部に装着された取付用補助金具とを備え、
    (e)前記後壁部に嵌込まれる外側装着部の装着突出部と、前記内側ハウジングに嵌込まれる内側装着部の装着突出部と、接触部と、変形部と、ストッパと取付用補助金具とは、側面視において、嵌合方向である前後方向に延在する同一直線上に位置することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記内側ハウジングの外側ハウジングに対する前後方向の変位を停止させる第2のストッパを更に備え、
    前記ストッパと、取付用補助金具と、第2のストッパとは、側面視において、前後方向に延在する同一直線上に位置する請求項に記載のコネクタ。
  3. 前記ストッパは、前記側壁部に形成された貫通孔と、前記内側ハウジングから幅方向外側に向けて突出し、前記貫通孔に挿入された突起とから成り、前記貫通孔の内周面と突起の外周面との間の隙間の大きさによって、前記内側ハウジングと外側ハウジングとの相対的な変位量が規定される請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 前記変形部は、先端が前方向を向くように湾曲した連絡部と、該連絡部の先端に基端が連結され、先端が後方向を向くように中間部分が大きく湾曲してUターンした第1のUターン部と、前記内側装着部の下端又は上端に基端が連結され、先端が前方向を向くように中間部分が大きく湾曲してUターンした第2のUターン部と、前記第1のUターン部の先端と第2のUターン部の先端とを連結するクランク部とを含む請求項1〜のいずれか1項に記載のコネクタ。
  5. 前記外側装着部、内側装着部、テール部及び変形部は、1枚の金属板から成り、前記接触部は、二重の前記金属板から成る厚板部を含んでいる請求項1〜のいずれか1項に記載のコネクタ。
  6. 前記相手方端子は、前記厚板部を両側から挟持する接触突起と、該接触突起の先端を厚板部に押付ける弾性変形可能な腕部とを含んでいる請求項に記載のコネクタ。
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