JP2008059810A - コネクタ - Google Patents

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勝巳 荒井
Seiya Matsuo
誠也 松尾
Akane Yoneda
あかね 米田
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Abstract

【課題】 接触信頼性を向上することができ、短絡を防止すること。
【解決手段】 弾性を有する接続部材1を保持する保持部材51は、前記接続部材11が収容される収容部52を有し、接続方向において、前記接続部材1の一側と対応する一方の壁52dの高さが前記接続部材1の前記一側と対向する他側と対応する他方の壁52fの高さよりも高く形成されることにより規制部52hを有し、前記規制部52hは、前記接続対象物61及び前記相手接続対象物71を接続する際に前記接続部材1を所定の方向に変形させるように規制する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、接続対象物と相手接続対象物とを接続する接続部材を備えているコネクタに関する。
先行技術1としては、2つの実装基板間に設けられるコンタクトが実装基板によって圧せられて圧縮される際に、コンタクトの屈曲による倒れを規制する規制部を有する圧縮コネクタが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
先行技術2としては、コンタクトが、ICと接触するデバイス側電極と、デバイス側電極と対向して設けられ、ソケットボードと接触する基板電極と、デバイス側電極と基板側電極とを電気的に接続する伝送線路と、デバイス側電極と基板側電極との間に設けられた弾性部材とを有するICソケットが知られている。コンタクトは、弾性部材のデバイス側絶縁板と弾性部材の基板側絶縁板とに挟まれた弾性支持体を備えている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2002−252044号公報 特開2003−185700号公報
特許文献1おける圧縮コネクタでは、導電性エラストマー材料からなるコンタクトが弾性圧縮するものであるから、圧縮時にコンタクトの変形形状をコントロールすることができず、圧接荷重が不安定なものであるので接触信頼性に劣るという問題がある。
また、圧縮コネクタは、実装基板に設けられている接触部の間隔が狭くなるほど、コンタクトを圧縮した時に隣り合う接触部にコンタクトが接触し短絡してしまうという問題がある。
特許文献2おけるICソケットでは、弾性部材や弾性支持体を有するので構造が複雑になり、圧縮時にコンタクトの変形形状をコントロールすることができず、圧接荷重も不安定なものとなるので接触信頼性に劣るという問題がある。
それ故に、本発明の課題は、圧接荷重を安定させることができ、接触信頼性を向上することができるコネクタを提供することにある。
また、本発明の課題は、短絡を防止することができるコネクタを提供することにある。
本発明は、接続対象物及び相手接続対象物間を接続するコネクタにおいて、弾性を有する接続部材と、該接続部材を保持する保持部材とを具備し、前記保持部材は、前記接続部材が収容される収容部を有し、前記収容部は、前記接続対象物及び前記相手接続対象物を接続する接続方向において、前記接続部材の一側と対応する一方の壁の高さが前記接続部材の前記一側と対向する他側と対応する他方の壁の高さよりも高く形成されることによる規制部を有することを特徴とするコネクタであることを最も主要な特徴とする。
本発明のコネクタによれば、弾性を有する接続部材を保持する保持部材に接続時の圧縮による変形をコントロールする規制部を形成することによって、圧接荷重が安定するので接触信頼性を向上することができる。
また、本発明のコネクタによれば、弾性を有する接続部材を保持する保持部材に接続時の圧縮による変形をコントロールする規制部を形成することによって、隣り合う接続対象物の接触部、及び相手接続対象物の相手接触部への短絡を回避することができる。
本発明のコネクタは、接続対象物及び相手接続対象物間を接続するコネクタにおいて、弾性を有する接続部材と、該接続部材を保持する保持部材とを具備し、前記保持部材は、前記接続部材が収容される収容部を有し、前記収容部は、前記接続対象物及び前記相手接続対象物を接続する接続方向において、前記接続部材の一側と対応する一方の壁の高さが前記接続部材の前記一側と対向する他側と対応する他方の壁の高さよりも高く形成されることによる規制部を有することにより実現した。
図1は本発明に係るコネクタに用いる接続部材を示している。図1を参照して、接続部材1は、略長板形状の弾性体11と、弾性体11を補強している長板形状のの補強部材12と、弾性体11上の所定位置に配設されている複数の導体31とを有する。
弾性体11は、導体31が配設されている保持面13と、保持面13に対向している平坦な基面14と、長手方向と直交する幅方向の両側のそれぞれから幅方向へ突出している一対の突出部15とを有する。
突出部15は、基面14から幅方向へそれぞれ延在している平坦な突出基面14aと、保持面13から突出基面14aの辺側へ向かって略円弧状に形成されている曲面15aと、曲面15aから突出基面14aに対して直交する方向で曲面15a及び突出基面14a間を接続している側面15bとを有している。
補強部材12は、基面14の中央に位置しかつ弾性体11の長手方向へ延びており、突出基面14aと同じ面に一面が露出するように弾性体11に埋め込まれている。
複数の導体31は、弾性体13の長手方向で間隔をもって互いに平行に配列されており、長手方向と直交する幅方向において保持面13、曲面15a及び側面15bに帯状の配線パターンとして配列されている。
導体31としては金属薄膜を用いている。金属薄膜を保持面13、曲面15a及び側面15b上に配設するには、メッキやスパッタ、もしくはエッチングなどの微細加工技術を用いることで、数ミクロン単位で積層することができる。さらに、導体31は、弾性体11の長手方向において0.5mm以下の間隔をもって配列することができるので、各導体31の狭ピッチ化が可能である。
弾性体11の材料としては、主にシリコン系の耐熱性を有するゴムが望ましい。弾性体11は、成型加工することによって成形することができる。なお、弾性体11は、ゴムのほかの材料としてゲル材料を用いることができる。
弾性体11と導体31との貼り付け方法としては、接着剤あるいはカップリング剤を塗布することによって実現できる。
補強部材12は、基面14の中央に位置しかつ弾性体11の長手方向へ延びている長板形状の部材である。補強部材12は、金属又は硬質な樹脂などによって作られており、弾性体11を成型する際に突出基面14aと同じ面に一面が露出するように弾性体11に埋め込まれる。
図2は、図1に示した接続部材1とは構成が異なる接続部材101を分解した状態で示している。なお、図2に示した接続部材101の説明では、図1に示した接続部材1と同じ部分に同じ符号を付して説明の一部を省略する。
図2を参照して、接続部材101は、図1によって説明した弾性体11と同じ形状の弾性体11及び補強部材12と、弾性体11に保持するフィルム21と、フィルム21の所定位置に配設されている複数の導体31とを有する。
弾性体11の保持面13には、フィルム21が貼り付けられて固定される。複数の導体31は、フィルム21の一面でフィルム21の長手方向で間隔をもち、かつフィルム21の長手方向と直交する幅方向において帯状のパターンとして配列されている。即ち、複数の導体31は、フィルム21の長手方向で間隔をもって互いに平行に配列されており、長手方向と直交する幅方向において保持面13、曲面15a及び側面15bに対応するように帯状の配線パターンとして配列されている。
一方側の突出部15の曲面15a及び側面15b上の導体31は、接続対象物(図示せず)の接触部に接触させる部分である。また、もう一方側の突出部15の曲面15a及び側面15b上の導体31は、相手接続対象物(図示せず)の相手接触部に接触させる部分である。即ち、接続対象物及び相手接続対象物は、導体31を介して相互に接続される。
導体31は、フィルム21上に金属薄膜をパターンニングすることによって得られる。この際、導体31は、一対の突出部15及び一対の突出部15間に対応した位置に配設される。
金属薄膜をフィルム21上に配設するには、メッキやスパッタ、もしくはエッチングなどの微細加工技術を用いることで、数ミクロン単位で積層できる。さらに、導体31は、フィルム21の長手方向において0.5mm以下の間隔をもって配列することができるので、狭ピッチ化が可能である。なお、フィルム21としては、FPC(フレキシブル・プリンテッド・サーキット)を採用することもできる。
弾性体11の保持面13には、フィルム21が弾性体11の弾性変形に追従するように貼り付け固定される。
また、弾性体11とフィルム21との貼り付け方法は、全面もしくは部分的な貼り付けが行われ、接着剤や粘着剤あるいはカップリング剤を塗布することによって実現できる。なお、弾性体11とフィルム21との貼り付けは、超音波溶着やレーザー溶着を行うことによっても実現できる。フィルム21としては、ポリイミド樹脂、アラミド樹脂などのうちの一種を採用する。
図1及び図2によって説明した接続部材1,101のそれぞれは、いずれも以下に実施例1として図3に示すコネクタ201の一部品として用いることができる。図3及び図4は、図2によって説明した接続部材101を採用したコネクタ201の実施例1を示している。
コネクタ201は、接続部材101と、接続部材101を保持する板状の保持部材51とを有する。保持部材51は、複数の接続部材101を個々に収容するように保持部材51の上面51a及び上面51aに対向している下面51b間を貫通している複数の収容部52を有する。
収容部52は、図4に示したように接続部材101の一側である基面14と対応する一方の壁52dと、接続部材101の一側である基面14と対向する他側である接続部材101の保持面13と対応する他方の壁52fと、一方及び他方の壁52d,52f間を接続している接続面である一対の規制部52hとを有する。
規制部52hは、接続対象物と相手接続対象物とを接続する接続方向において、一方の壁52dの高さが他方の壁52fの高さよりも高く形成されることにより、断面がテーパー形状となっている。即ち、保持部材51を断面で見ると、収容部52において一方の壁52dから他方の壁52fへ先細りとなるように傾斜したテーパー形状となっている断面が横向きの台形のフレーム形状となっている。
図3及び図4によって示したように、接続部材101の基面14及フィルム21上に導体31を配設した保持面13が一方の壁52d及び他方の壁52fのそれぞれに対向するように一方の壁52d及び他方の壁52f間に挿入されて圧接するように挟まれて保持される。この状態で、接続部材101の一方の突出部15が保持部材51の上面51aよりも上方に位置しており、接続部材101の他方の突出部15が保持部材101の下面51bよりも下方に位置している。
接続部材101は、いずれも収容部52の長手方向の寸法に合わせて、長手方向で所定の寸法に切断することによって長手方向で所定の寸法をもつ収容部52に保持するようにすることができる。
図5(A)は、図3及び図4に示した保持部材51の複数の収容部52の3つに接続部材101をそれぞれ保持しているコネクタ201を示している。なお、図5(A)では、接続部材101のフィルム21を図示していないが、接続部材101は図4の構成となっている。
コネクタ201は、配線基板としての接続対象物61と相手配線基板としての相手接続対象物71との間に設ける。接続対象物61及び相手接続対象物71は、互いに平行に対向させて位置させる。また、コネクタ201は、接続部材101の一対の突出部15が上下となる接続方向に位置させる。即ち、接続方向は、接続対象物61及び相手接続対象物71の基板面と直交する方向である。
一方側の突出部15の曲面15a及び側面15b上の導体31は、接続方向において接続対象物61の接触部61aに接触する。また、もう一方側の突出部15の曲面15a及び側面15b上の導体31は、接続方向において相手接続対象物71の相手接触部71aに接触する。接続対象物61及び相手接続対象物71は、互いに間隔を狭めるように相対的に移動させることによって、図5(B)に示すように導体31を介して接触部61a及び相手接触部71aのそれぞれと接続させる。
図5(B)に示したように、接続対象物61及び相手接続対象物71を互いに間隔を狭めるように相対的に移動せると、接続部材101が接続対象物61及び相手接続対象物71によって接続方向で圧縮される。この際、接触部61a及び相手接触部71aに導体31が接触しつつ、一対の突出部15の一部が圧縮によって所定の方向に変形するので規制部52hへ移動する。即ち、保持部材51の一方及び他方の壁52d,52f間に挟まれている弾性体11の接続方向における中間部分には逃げ部分がないので、収容部52の規制部52h上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動することになる。
接続部材101によって接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した後は、規制部52hにおいて突出部15の変形した部分が所定方向へ移動するため、隣り合う接続部材101同士が短絡することがない。
また、接続時には、接触部61a間のピッチや相手接触部71a間のピッチが狭ピッチであっても、規制部52h上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動するので、導体13がピッチ方向において隣の接触部61aや相手接触部71aと短絡することを避けることができる。
以上、実施例1においては、コネクタ201として接続部材101と保持部材51との組み合わせ構成について説明したが、図1に示した接続部材1と保持部材51との組み合わせた構成のコネクタ201としても、図5(B)によって説明した接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した形態となる。
図6(A)及び図6(B)は、図2によって説明した接続部材101を採用した実施例2のコネクタ301を示している。なお、実施例2におけるコネクタ301は、実施例1によって説明したコネクタ201とは収容部52の形状が変更されている以外は同じ構成であるため、収容部52を除く部分の説明は省略する。
図6(A)では、図3及び図4に示した保持部材51の複数の収容部52の4つに接続部材101をそれぞれ保持しているコネクタ301を示している。なお、図6(A)では、接続部材101のフィルム21を示していないが、接続部材101は図4に断面によって示した構成となっている。
収容部52は、接続部材101の一側である基面14と対応する一方の壁52dと、接続部材101の一側である基面14と対向する他側である保持面13と対応する他方の壁52fと、一方及び他方の壁52d,52fを接続している一対の規制部52jとを有する。
規制部52jは、接続部材101の一側である基面14と対応する一方の壁52dの高さが接続部材101の一側である基面14と対向する他側である保持面13と対応する他方の壁52fの高さよりも高く形成されることにより、段差をもつ形状となっている。即ち、図6(A)に示したように、保持部材51を断面で見ると、規制部52jは、保持部材51の上面51a及び下面51bよりも低く収容部52内にあって、かつ上面51a及び下面51bに平行な段差が形成されている形状となっている。
接続部材101は、接続方向の中間部分が一方の壁52d及び他方の壁52fのそれぞれに対向するように一方の壁52d及び他方の壁52f間に挿入されて保持される。この状態で、接続部材101の一方の突出部15が保持部材の上面51aよりも上方に位置しており、接続部材101の他方の突出部15が保持部材101の下面51bよりも下方に位置している。
コネクタ301は、配線基板としての接続対象物61と相手配線基板としての相手接続対象物71との間に設ける。接続対象物61及び相手接続対象物71は、互いに平行に位置させる。また、コネクタ301は、接続部材101の一対の突出部15が上下となる接続方向に位置させる。
一方側の突出部15の曲面15a及び側面15b上の導体31は、接続対象物61の接触部61aに接触する。もう一方側の突出部15の曲面15a及び側面15b上の導体31は、相手接続対象物71の相手接触部71aに接触する。接続対象物61及び相手接続対象物71は、互いに間隔を狭めるように相対的に移動させることによって、図6(B)に示すように導体31を介して相互に接続する。
図6(B)に示したように、接続対象物61及び相手接続対象物71を互いに間隔を狭めるように相対的に移動せると、接続部材101が接続対象物61及び相手接続対象物71によって接続方向で圧縮される。この際、接触部61a及び相手接触部71aに導体31が接触しつつ、一対の突出部15の一部が圧縮によって所定の方向に変形し規制部52jへ移動する。即ち、保持部材51の一方及び他方の壁52d,52f間に挟まれている弾性体11の接続方向における中間部分には逃げ部分がないので、収容部52の規制部52j上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動することになる。
接続部材101によって接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した後は、規制部52jにおいて突出部15の変形した部分が所定方向へ移動するため、隣り合う接続部材101同士が短絡することがない。
また、接続時には、接触部61a間のピッチや相手接触部71a間のピッチが狭ピッチであっても、規制部52j上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動するので、導体13がピッチ方向において隣の接触部61aや相手接触部71aと短絡することを避けることができる。
以上、実施例2においては、コネクタ301として接続部材101と保持部材51との組み合わせ構成について説明したが、図1に示した接続部材1と保持部材51との組み合わせた構成のコネクタ301としても、図6(B)によって説明した接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した形態となる。
図7(A)及び図7(B)は、図2によって説明した接続部材101を採用したコネクタ401の実施例3を示している。なお、実施例3におけるコネクタ401は、実施例1によって説明したコネクタ201とは、収容部52の形状が変更されているものであるため、収容部52を除く部分の説明は省略する。
なお、図7(A)では、接続部材101のフィルム21を示していないが、接続部材101は図4に断面によって示した構成となっている。
図7(A)を参照して、収容部52は、接続部材101の一側である基面14と対応する一方の壁52dと、接続部材101の一側である基面14と対向する他側である保持面13と対応する他方の壁52fと、他方の壁52fから突出している規制部52mと、一方及び他方の壁52d,52f間を接続している一対の付加規制部52nとを有する。
規制部52mは、接続部材101を保持部材51に保持させた際に、接続部材101の突出部15の曲面15a及び側面15b上の導体31を接続方向と交差する所定の方向に押圧して変形させるために突部形状となっている。即ち、規制部52mは、図7に示したように、保持部材51を断面で見ると、他方の壁52fから接続方向と交差する一方向へ突出している。
付加規制部52nは、図7(A)に示したように、保持部材51を断面で見ると、保持部材51の上面51a及び下面51bよりも低く収容部52にあってかつ上面51a及び下面51bに平行な面となっている。
図7(A)によって示したように、接続部材101の基面14及フィルム21上に導体31を配設した保持面13が一方の壁52d及び他方の壁52fのそれぞれに対向するように一方の壁52d及び他方の壁52f間に挿入されて保持される。この状態で、規制部52mは、接続部材101の保持面13の中央部分を押圧しているので接続部材101の突出部15が接続方向を交差する方向へ少し曲げられた形態で収容部52に保持されている。
コネクタ401は、接続部材101の一方の突出部15が保持部材の上面51aよりも外側に位置しており、接続部材101の他方の突出部15が保持部材1011の下面51bよりも外側に位置している。
一方側の突出部15の曲面15a及び側面15b上に配設されている導体31は、接続対象物61の接触部61aに接触する。もう一方側の突出部15の曲面15a及び側面15b上に配設されている導体31は、相手接続対象物71の相手接触部71aに接触する。即ち、接続対象物61及び相手接続対象物71は、互いに間隔を狭めるように相対的に移動させることによって、図7(B)に示すように導体31を介して相互に接続する。
図7(B)に示したように、接続対象物61及び相手接続対象物71を互いに間隔を狭めるように相対的に移動せると、接続部材101が接続対象物61及び相手接続対象物71によって圧縮される。この際、接触部61a及び相手接触部71aに導体31が接触しつつ、一対の突出部15が圧縮されることによって所定の方向である接続方向を交差する方向へ変形し、保持部材51の付加規制部52n上へ突出部15の一部が移動する。
接続部材101によって接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した後は、付加規制部52n上に突出部15の変形した部分が移動するのみであるため、隣り合う接続部材101同士が短絡することがない。
また、接続時には、接触部61a間のピッチや相手接触部71a間のピッチが狭ピッチであっても、付加規制部52n上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動するので、導体13がピッチ方向において隣の接触部61aや相手接触部71aと短絡することを避けることができる。
以上、実施例3においては、コネクタ401として接続部材101と保持部材51との組み合わせ構成について説明したが、コネクタ401として図1に示した接続部材1と保持部材51との組み合わせたコネクタ401の構成としても、図7(B)によって説明した接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した形態となる。
図8は、図2乃至図4に示した接続部材101の変形例を示している。なお、図2乃至図4に示した接続部材101と同じ部分には同じ符号を付して異なる部分を除く部分の説明を省略する。
図8を参照して、接続部材102は、弾性体112と、弾性体112を補強している補強部材12と、弾性体112に設けられるフィルム21と、フィルム21の所定位置に配設されている導体31とを有する。
弾性体112には、保持面13の長手方向と直交する幅方向の中央にかつ弾性体112の長手方向に逃げ溝部13aが形成されている。フィルム21は、弾性体112の逃げ溝部13aを含む保持面13、突出基面15a及び側面15bを覆うように弾性体112に貼り付けられて固定される。
図9及び図10は、図8において説明した接続部材102の変形例を示している。なお、図8に示した接続部材102と同じ部分には同じ符号を付して異なる部分を除く部分の説明を省略する。
図9乃至図10を参照して、接続部材103は、弾性体112の突出部15に複数の溝部17が形成されている。弾性体112には、突出部15間に溝部17が形成されている。溝部17は、導体31に対向する部分を除く突出部15に形成されている。溝部17は、突出部15間に位置している。
弾性体112には、導体31の長手方向におけるピッチに合わせた溝部17を形成することによって、これらの溝部17が弾性体112の接続方向で圧縮されて変形したときの弾性体112の逃げ部分となり、一定の荷重状態において変形能力を向上させる役目を果たす。
フィルム21には、弾性体112の保持面13へ保持するときに重ならないように弾性体112に溝部17を形成する。弾性体112は突出部15が溝部17によって凹凸形状となっていることから高い変形能力が得られる。なお、溝部17は、溝形状を変えることにより容易に変形能力を変えることができる。
図11は、図9及び図10によって説明した接続部材103を示している。図11に示した接続部材104では、図9及び図10によって説明した接続部材103の溝部17に対向しているフィルム21を切り欠くことによって切り欠き部23が形成されている。
フィルム21には、切り欠き部23を形成することによって、導体部31間の弾性体112の変形量に独立性を持たすことで、図5(A)に示した接続対象物61または相手接続対象物71の歪や反り、または導体31の微小な高さの違いに対して導体31のレベルでの接続安定性を得ることが可能である。
たとえば、図5(A)に示した接続対象物61及び相手接続対象物71の接触部61a及び相手接触部71aの芯数が20芯×4列接続の場合には、100芯のコネクタを5分割し、図12に示した保持部材51へ挿入する手法も可能である。
図12は、複数の接続部材104と、接続部材104を複数列に設置する保持部材51とを備えている実施例4のコネクタ501を示している。なお、保持部材51は、図3に示した保持部材51と同様な収容部52の構成を備えているので、同じ図示符合を用いて以下の説明をする。
保持部材51には、複数の収容部52が互いに間隔をもって形成されている。保持部材51には、接続部材104を収容部152に挿入することによって保持しコネクタ501とする。
なお、図12に示したコネクタ501では、収容部52の一部に接続部材104が保持されている状態を示しているが、全部の収容部52に接続部材104を保持することも可能である。
図13(A)は、コネクタ501の一部を断面して示している。保持部材51の収容部52は、図4によって説明した保持部材51の収容部52と同じ構成のものであるので、同じ部分には同じ符号を付して説明の一部を省略する。また、図13(A)では、接続部材104のフィルム21を示していないが、接続部材104は図11によって説明した構成となっている。
収容部52は、接続部材104の一側である基面14と対応する一方の壁52dと、接続部材104の一側である基面14と対向する他側である保持面13と対応する他方の壁52fと、一方及び他方の壁52d,52f間を接続している一対の規制部52hとを有する。
接続部材104の基面14及フィルム21上に導体31を配設した保持面13は、一方の壁52d及び他方の壁52fのそれぞれに対向するように一方の壁52d及び他方の壁52f間に挿入されて保持される。この状態で、接続部材104の一方の突出部15が保持部材51の上面51aよりも上方に位置しており、接続部材104の他方の突出部15が保持部材51の下面51bよりも下方に位置している。
なお、接続部材104は、収容部52の長手方向の寸法に合わせて、長手方向で所定の寸法に切断することによって収容部52に保持するようにすることができる。
一方側の突出部15の曲面15a及び側面15b上の導体31は、接続対象物61の接触部61aに接触する。また、もう一方側の突出部15の曲面15a及び側面15b上の導体31は、相手接続対象物71の相手接触部71aに接触する。即ち、接続対象物61及び相手接続対象物71は、互いに間隔を狭めるように相対的に移動させることによって、図15(B)に示すように導体31を介して相互に接続する。
図13(B)に示したように、接続対象物61及び相手接続対象物71を互いに間隔を狭めるように相対的に移動せると、接続部材104が接続対象物61及び相手接続対象物71によって接続方向で圧縮される。圧縮時には、接触部61a及び相手接触部71aに導体31が接触しつつ、一対の突出部15の一部が圧縮によって所定の方向に変形し、規制部52hへ移動する。即ち、保持部材51の一方及び他方の壁52d,52f間に挟まれている弾性体112の接続方向における中間部分には逃げ部分がないので、収容部52の規制部52h上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動することになる。
また、弾性体112には、他方の壁52fとの間に隙間をもって保持されている逃げ溝部13aが形成されているので、弾性体112が接続方向で圧縮されるときに円滑に圧縮が可能となる。また、規制部52hによる所定方向への変形がさらにしやすくなる。
接続部材104によって接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した後は、規制部52hにおいて突出部15の変形した部分が所定方向へ移動するため、隣り合う接続部材104同士が短絡することがない。
また、接続時には、接触部61a間のピッチや相手接触部71a間のピッチが狭ピッチであっても、規制部52h上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動するので、導体13がピッチ方向において隣の接触部61aや相手接触部71aと短絡することを避けることができる。
実施例4においては、コネクタ501として接続部材104と保持部材51との組み合わせ構成について説明したが、図8乃至図10に示した接続部材102もしくは接続部材103と、保持部材51との組み合わせた構成のコネクタ501としても、図13(B)によって説明した接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した形態となる。
なお、図8乃至図10によって説明した接続部材102,103のそれぞれは、いずれも実施例4として図13(A)によって説明したコネクタ501の一部品として用いることができる。
図14(A)は、コネクタの実施例5を示している。コネクタ511は、実施例4として説明した図13における接続部材104のみが異なるため、図13(A)に示したコネクタ501と同じ部分には同じ符号を付して異なる部分を除く部分の説明を省略する。
図14(A)を参照して、弾性体112には、保持面13の長手方向と直交する幅方向の中央にかつ弾性体112の長手方向に2つの逃げ溝部13b,13cが接続方向において互いに間隔をもって形成されている。フィルム21は、弾性体112の逃げ溝部13b,13cを含む保持面13、突出基面15a及び側面15bを覆うように弾性体112に保持される。
図14(B)に示したように、接続対象物61及び相手接続対象物71を互いに間隔を狭めるように相対的に移動せると、接続部材104が接続対象物61及び相手接続対象物71によって接続方向で圧縮される。圧縮時には、接触部61a及び相手接触部71aに導体31が接触しつつ、一対の突出部15の一部が圧縮によって所定の方向に変形し、規制部52hへ移動する。即ち、保持部材51の一方及び他方の壁52d,52f間に挟まれている弾性体112の接続方向における中間部分には逃げ部分がないので、収容部52の規制部52h上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動することになる。
また、弾性体112には、他方の壁52fとの間に隙間をもって保持されている逃げ溝部13b,13cが形成されているので、弾性体112が接続方向で圧縮されるときに円滑な圧縮が可能となる。また、規制部52hによる所定方向への変形がさらにしやすくなる。
接続部材104によって接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した後は、規制部52hにおいて突出部15の変形した部分が所定方向へ移動するため、隣り合う接続部材104同士が短絡することがない。
また、接続時には、接触部61a間のピッチや相手接触部71a間のピッチが狭ピッチであっても、規制部52h上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動するので、導体13がピッチ方向において隣の接触部61aや相手接触部71aと短絡することを避けることができる。
実施例5においては、コネクタ501として接続部材104と保持部材51との組み合わせ構成について説明したが、図8乃至図10に示した接続部材102もしくは接続部材103と、保持部材51との組み合わせた構成のコネクタ501としても、図14(B)によって説明した接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した形態となる。
なお、図8乃至図10によって説明した接続部材102,103のそれぞれは、いずれも実施例5として図14(A)によって説明したコネクタ511の一部品として用いることができる。
図15(A)は、コネクタの実施例6を示している。コネクタ521は、実施例4として説明した図13(A)における接続部材104のみが異なるため、図13(A)に示したコネクタ501と同じ部分には同じ符号を付して異なる部分を除く部分の説明を省略する。
図15(A)を参照して、弾性体112には、保持面13の長手方向と直交する幅方向の中央にかつ弾性体112の長手方向に3つの逃げ溝部13e,13f,13gが互いに間隔をもって形成されている。フィルム21は、弾性体112の逃げ溝部13e,13f,13gを含む保持面13、突出基面15a及び側面15bを覆うように弾性体112に固定される。
図15(B)に示したように、接続対象物61及び相手接続対象物71を互いに間隔を狭めるように相対的に移動せると、接続部材104が接続対象物61及び相手接続対象物71によって接続方向で圧縮される。圧縮時には、接触部61a及び相手接触部71aに導体31が接触しつつ、一対の突出部15の一部が圧縮によって所定の方向に変形しつつ規制部52hへ移動する。即ち、保持部材51の一方及び他方の壁52d,52f間に挟まれている弾性体112の接続方向における中間部分には逃げ部分がないので、収容部52の規制部52h上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動することになる。
また、弾性体112には、他方の壁52fとの間に隙間をもって保持されている逃げ溝部13e,13f,13gが形成されているので、弾性体112が接続方向で圧縮されるときに円滑な圧縮が可能となる。また、規制部52hによる所定方向への変形が更にしやすくなる。
接続部材104によって接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した後は、規制部52hにおいて突出部15の変形した部分が所定方向へ移動するため、隣り合う接続部材104同士が短絡することがない。
また、接続時には、接触部61a間のピッチや相手接触部71a間のピッチが狭ピッチであっても、規制部52h上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動するので、導体13がピッチ方向において隣の接触部61aや相手接触部71aと短絡することを避けることができる。
実施例6においては、コネクタ521として接続部材104と保持部材51との組み合わせ構成について説明したが、図8乃至図10に示した接続部材102もしくは接続部材103と、保持部材51との組み合わせた構成のコネクタ501としても、図14(B)によって説明した接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した形態となる。
なお、図8乃至図10によって説明した接続部材102,103のそれぞれは、いずれも実施例6として図15(A)によって説明したコネクタ521の一部品として用いることができる。
図16(A)は、コネクタの実施例7を示している。コネクタ601は、図6において実施例2として説明した接続部材11のみが異なっている構成であるため、図6(A)に示したコネクタ301と同じ部分には同じ符号を付して異なる部分を除く部分の説明を省略する。
また、図16(A)は、コネクタ601の一部を断面して示している。保持部材51の収容部52は、図4によって説明した保持部材51の収容部52と同じ構成のものであるので、同じ部分には同じ符号を付して説明の一部を省略する。さらに、図16(A)では、接続部材104のフィルム21を示していないが、接続部材104は図11に示した構成となっている。
図16(A)を参照して、弾性体112には、保持面13の長手方向と直交する幅方向の中央にかつ弾性体112の長手方向に1つの逃げ溝部13aが形成されている。フィルム21は、弾性体112の逃げ溝部13aを含む保持面13、突出基面15a及び側面15bを覆うように弾性体112に保持される。
図16(B)に示したように、接続対象物61及び相手接続対象物71を互いに間隔を狭めるように相対的に移動せると、接続部材104が接続対象物61及び相手接続対象物71によって接続方向で圧縮される。圧縮時には、接触部61a及び相手接触部71aに導体31が接触しつつ、一対の突出部15の一部が圧縮によって所定の方向に変形し、規制部52jへ移動する。
即ち、保持部材51の一方及び他方の壁52d,52f間に挟まれている弾性体112の接続方向における中間部分には逃げ部分がないので、収容部52の規制部52j上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動することになる。
また、弾性体112には、他方の壁52fとの間に隙間をもって保持されている逃げ溝部13aが形成されているので、弾性体112が接続方向で圧縮されるときに円滑に圧縮が可能となる。また、規制部52jによる所定方向への変形が更にしやすくなる。
接続部材104によって接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した後は、規制部52jにおいて突出部15の変形した部分が所定方向へ移動するため、隣り合う接続部材104同士が短絡することがない。
また、接続時には、接触部61a間のピッチや相手接触部71a間のピッチが狭ピッチであっても、規制部52j上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動するので、導体13がピッチ方向において隣の接触部61aや相手接触部71aと短絡することを避けることができる。
実施例7においては、コネクタ601として接続部材104と保持部材51との組み合わせ構成について説明したが、図8に示した接続部材102もしくは図9及び図10に示した接続部材103と、保持部材51との組み合わせた構成のコネクタ601としても、図16(B)によって説明した接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した形態となる。
なお、図8乃至図10によって説明した接続部材102,103のそれぞれは、いずれも実施例7として図16(A)によって説明したコネクタ601の一部品として用いることができる。
図17(A)は、コネクタの実施例8を示している。コネクタ611は、図16(A)において実施例7として説明した接続部材104の一部みが変更されている構成であるため、図16(A)に示したコネクタ301と同じ部分には同じ符号を付して異なる部分を除く部分の説明を省略する。
図17(A)を参照して、弾性体112には、保持面13の長手方向と直交する幅方向の中央にかつ弾性体112の長手方向に2つの逃げ溝部13b,13cが形成されている。フィルム21は、弾性体112の逃げ溝部13b,13cを含む保持面13、突出基面15a及び側面15bを覆うように弾性体112に保持される。
図17(B)に示したように、接続対象物61及び相手接続対象物71を互いに間隔を狭めるように相対的に移動せると、接続部材104が接続対象物61及び相手接続対象物71によって接続方向で圧縮される。圧縮時には、接触部61a及び相手接触部71aに導体31が接触しつつ、一対の突出部15の一部が圧縮によって所定の方向に変形しつつ規制部52jへ移動する。
即ち、保持部材51の一方及び他方の壁52d,52f間に挟まれている弾性体112の接続方向における中間部分には逃げ部分がないので、収容部52の規制部52j上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動することになる。
また、弾性体112には、他方の壁52fとの間に隙間をもって保持されている逃げ溝部13b,13cが形成されているので、弾性体112が接続方向で圧縮されるときに円滑に圧縮が可能となる。また、規制部52jによる所定方向への変形が更にしやすくなる。
接続部材104によって接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した後は、規制部52jにおいて突出部15の変形した部分が所定方向へ移動するため、隣り合う接続部材104同士が短絡することがない。
また、接続時には、接触部61a間のピッチや相手接触部71a間のピッチが狭ピッチであっても、規制部52j上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動するので、導体13がピッチ方向において隣の接触部61aや相手接触部71aと短絡することを避けることができる。
実施例8においては、コネクタ611として接続部材104と保持部材51との組み合わせ構成について説明したが、図8に示した接続部材102もしくは図9及び図10に示した接続部材103と、保持部材51との組み合わせた構成のコネクタ601としても、図17(B)によって説明した接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した形態となる。
なお、図8乃至図10によって説明した接続部材102,103のそれぞれは、いずれも実施例8として図17(A)によって説明したコネクタ601の一部品として用いることができる。
図18(A)は、コネクタの実施例9を示している。コネクタ621は、図6において実施例7として説明した接続部材112のみが変更されている構成であるため、図16(A)に示したコネクタ601と同じ部分には同じ符号を付して異なる部分を除く部分の説明を省略する。
図18(A)を参照して、弾性体112には、保持面13の長手方向と直交する幅方向の中央にかつ弾性体112の長手方向に3つの逃げ溝部13e,13f,13gが形成されている。フィルム21は、弾性体112の逃げ溝部13e,13f,13gを含む保持面13、突出基面15a及び側面15bを覆うように弾性体112に保持される。
図17(B)に示したように、接続対象物61及び相手接続対象物71を互いに間隔を狭めるように相対的に移動せると、接続部材104が接続対象物61及び相手接続対象物71によって接続方向で圧縮される。圧縮時には、接触部61a及び相手接触部71aに導体31が接触しつつ、一対の突出部15の一部が圧縮によって所定の方向に変形し、規制部52jへ移動する。
即ち、保持部材51の一方及び他方の壁52d,52f間に挟まれている弾性体112の接続方向における中間部分には逃げ部分がないので、収容部52の規制部52j上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動することになる。
また、弾性体112には、他方の壁52fとの間に隙間をもって保持されている逃げ溝部13e,13f,13gが形成されているので、弾性体112が接続方向で圧縮されるときに円滑に圧縮が可能となる。また、規制部52jによる所定方向への変形が更にしやすくなる。
接続部材104によって接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した後は、規制部52jにおいて突出部15の変形した部分が所定方向へ移動するため、隣り合う接続部材104同士が短絡することがない。
また、接続時には、接触部61a間のピッチや相手接触部71a間のピッチが狭ピッチであっても、規制部52j上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動するので、導体13がピッチ方向において隣の接触部61aや相手接触部71aと短絡することを避けることができる。
実施例8においては、コネクタ621として接続部材104と保持部材51との組み合わせ構成について説明したが、図8に示した接続部材102もしくは図9及び図10に示した接続部材103と、保持部材51との組み合わせた構成のコネクタ601としても、図18(B)によって説明した接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した形態となる。
なお、図8乃至図10によって説明した接続部材102,103のそれぞれは、いずれも実施例9として図18(A)によって説明したコネクタ601の一部品として用いることができる。
図19(A)は、実施例10におけるコネクタ701を示している。コネクタ701は、図11に示した接続部材104と、接続部材104を保持する板状の保持部材51とを有する。保持部材51は、複数の接続部材101を個々に収容するように保持部材51の上面51a及び上面51aに対向している下面51b間を貫通している複数の収容部52を有する。
収容部52は、接続部材104の一側である基面14と対応する一方の壁52dと、接続部材104の一側である基面14と対向する他側である保持面13(図11を参照)と対応する他方の壁52fと、一方及び他方の壁部52d、52f間を接続している規制部52p,52rを有する。
一方の壁部52dと他方の壁部52fは、互いに平行な壁となっている。一方の規制部52pは、保持部材51の上面51aよりも低い面であり、上面51aと平行な面となっている。他方の規制部52rは、保持部材51の下面51bよりも低い面であり、下面51bと平行な面となっている。
接続部材101の基面14及フィルム21上に導体31を配設した保持面13は、一方の壁52d及び他方の壁52fのそれぞれに対向するように一方の壁52d及び他方の壁52f間に挿入されて保持される。この状態で、接続部材104の一方の突出部15が保持部材の上面51aよりも上方に位置しており、接続部材101の他方の突出部15が保持部材51の下面51bよりも下方に位置している。なお、図19(A)では、接続部材104のフィルム21を示していないが、接続部材101は図11に示した構成となっている。
コネクタ701は、配線基板としての接続対象物61と相手配線基板としての相手接続対象物71との間に設ける。接続対象物61及び相手接続対象物71は、互いに平行に位置させる。また、コネクタ701は、接続部材104の一対の突出部15が上下となる接続方向に位置させる。
一方側の突出部15の曲面15a及び側面15b上の導体31は、接続対象物61の接触部61aに接触する。また、もう一方側の突出部15の曲面15a及び側面15b上の導体31は、相手接続対象物71の相手接触部71aに接触する。即ち、接続対象物61及び相手接続対象物71は、互いに間隔を狭めるように相対的に移動させることによって、図19(B)に示すように導体31を介して相互に接続する。
図19(B)に示したように、接続対象物61及び相手接続対象物71を互いに間隔を狭めるように相対的に移動せると、接続部材104が接続対象物61及び相手接続対象物71によって接続方向で圧縮される。この際、接触部61a及び相手接触部71aに導体31が接触しつつ、一対の突出部15の一部が圧縮によって所定の方向に変形しながら規制部52p,52rへ移動する。即ち、収容部52の規制部52p,52r上は、一対の突出部15の一部が圧縮によって移動する逃げ部分となる。
接続部材104によって接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した後は、規制部52p,52rにおいて突出部15の変形した部分が所定方向へ移動するため、隣り合う接続部材104同士が短絡することがない。
また、接続時には、接触部61a間のピッチや相手接触部71a間のピッチが狭ピッチであっても、規制部52p,52r上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動するので、導体13がピッチ方向において隣の接触部61aや相手接触部71aと短絡することを避けることができる。
実施例10においては、コネクタ701として接続部材104と保持部材51との組み合わせ構成について説明したが、図8に示した接続部材102もしくは図9及び図10に示した接続部材103と、保持部材51との組み合わせた構成のコネクタ701としても、図19(B)によって説明した接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した形態となる。
なお、図8乃至図10によって説明した接続部材102,103のそれぞれは、いずれも実施例10として図19(A)によって説明したコネクタ701の一部品として用いることができる。
図20(A)は、実施例11のコネクタ711を示している。コネクタ711は、図19(A)において実施例10として説明した接続部材104のみが異なるため、図19(A)に示したコネクタ701と同じ部分には同じ符号を付して異なる部分を除く部分の説明を省略する。
図20(A)を参照して、弾性体112には、保持面13の長手方向を直交する幅方向の中央にかつ弾性体112の長手方向に2つの逃げ溝部13b,13cが形成されている。フィルム21は、弾性体112の逃げ溝部13aを含む保持面13、突出基面15a及び側面15bを覆うように弾性体112に保持される。
図20(B)に示したように、接続対象物61及び相手接続対象物71を互いに間隔を狭めるように相対的に移動せると、接続部材104が接続対象物61及び相手接続対象物71によって接続方向で圧縮される。この際、弾性体112は、接触部61a及び相手接触部71aに導体31が接触しつつ、一対の突出部15の一部が圧縮によって所定の方向に変形し,規制部52p,52rへ移動する。即ち、収容部52の規制部52p,52r上は、一対の突出部15の一部が圧縮によって移動する逃げ部分となる。
接続部材104によって接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した後は、隣り合う接続部材104同士が規制部52p,52rにおいて接続部材104の突出部15が変形した部分が所定方向へ移動するため、隣り合う接続部材104同士が短絡することがない。
また、接続時には、接触部61a間のピッチや相手接触部71a間のピッチが狭ピッチであっても、規制部52p,52r上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動するので、導体13がピッチ方向において隣の接触部61aや相手接触部71aと短絡することを避けることができる。
実施例11においては、コネクタ711として接続部材104と保持部材51との組み合わせ構成について説明したが、図8に示した接続部材102もしくは図9及び図10に示した接続部材103と、保持部材51との組み合わせた構成のコネクタ711としても、図20(B)によって説明した接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した形態となる。
なお、図8乃至図10によって説明した接続部材102,103のそれぞれは、いずれも実施例11として図20(A)によって説明したコネクタ711の一部品として用いることができる。
図21(A)は、実施例11のコネクタ721を示している。コネクタ721は、図19(A)において実施例10として説明した接続部材104のみが異なるため、図19(A)に示したコネクタ701と同じ部分には同じ符号を付して異なる部分を除く部分の説明を省略する。
図21(A)を参照して、弾性体112には、保持面13の長手方向を直交する幅方向の中央にかつ弾性体112の長手方向に3つの逃げ溝部13e,13f,13gが形成されている。フィルム21は、弾性体112の逃げ溝部13e,13f,13gを含む保持面13、突出基面15a及び側面15bを覆うように弾性体112に保持される。
図21(B)に示したように、接続対象物61及び相手接続対象物71を互いに間隔を狭めるように相対的に移動せると、接続部材104が接続対象物61及び相手接続対象物71によって接続方向で圧縮される。この際、接触部61a及び相手接触部71aに導体31が接触しつつ、一対の突出部15の一部が圧縮によって所定の方向に変形しながら規制部52p,52rへ移動する。即ち、収容部52の規制部52p,52r上は、一対の突出部15の一部が圧縮によって移動する逃げ部分となる。
接続部材104によって接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した後は、隣り合う接続部材104同士が規制部52p,52rにおいて突出部15が変形した部分が主尾低方向へ移動するため、隣り合う接続部材104同士が短絡することがない。
また、接続時には、接触部61a間のピッチや相手接触部71a間のピッチが狭ピッチであっても、規制部52p,52r上へ一対の突出部15の一部が圧縮によって移動するので、導体13がピッチ方向において隣の接触部61aや相手接触部71aと短絡することを避けることができる。
実施例12においては、コネクタ721として接続部材104と保持部材51との組み合わせ構成について説明したが、図8に示した接続部材102もしくは図9及び図10に示した接続部材103と、保持部材51との組み合わせた構成のコネクタ721としても、図21(B)によって説明した接続対象物61及び相手接続対象物71間を接続した形態となる。
なお、図8乃至図10によって説明した接続部材102,103のそれぞれは、いずれも実施例12として図21(A)によって説明したコネクタ721の一部品として用いることができる。
また、実施例1乃至11において、弾性体11,112は、基面14及び保持面13間の厚みや、突出部13の厚みを適宜変更することによって、弾性体11,112の圧縮時に突出部15の規制部52h,52j,52n,52p,52rへの移動を安定した状態で作用させるように対応させることができる。
また、各実施例における接続部材1,101,102,103,104は、接続対象物61及び相手接続対象物71の配置及び接触部61a及び相手接触部材71aの芯数に合わせて保持部材51に形成した収容部52へ接続部材1,102,103,104を挿入して保持することでコネクタ構造体を形成することができるため、汎用性が高く量産性に優れたコネクタとなる。
さらに、図7(A)によって説明した実施例3におけるコネクタ401においても、接続部材102,103,104のいずれかを採用してコネクタとすることができる。
本発明のコネクタは、ICチップあるいは可撓性印刷配線基板などと、配線基板、サブキャリアなどとを接続するために用いる電気接続用のコネクタ、LGA(ランド・グリッド・アレイ)もしくはBGA(ボール・グリッド・アレイ)チップ用のコネクタとしての用途にも適用できる。
本発明に係るコネクタに用いる接続部材を示す斜視図である。 本発明に係るコネクタに用いる接続部材として図1に示した接続部材とは異なる接続部材を分解した状態で示した斜視図である。 図2に示した接続部材を備えているコネクタの実施例1を示す斜視図である。 図3に示したコネクタのIV-IV線断面図である。 (A)は図3に示したコネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続する前の状態を説明するための断面図、(B)は(A)に示したコネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続した後の状態を説明するための断面図である。 (A)はコネクタの実施例2を示しており、コネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続する前の状態を説明するための断面図、(B)は(A)に示したコネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続した後の状態を説明するための断面図である。 (A)はコネクタの実施例3を示しており、コネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続する前の状態を説明するための断面図、(B)は(A)に示したコネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続した後の状態を説明するための断面図である。 本発明に係るコネクタに用いる接続部材として図1及び図2に示した接続部材とは異なる接続部材を分解した状態で示した斜視図である。 図8に示した接続部材の変形例を示した斜視図である。 図9に示した接続部材のX-X線断面図である。 図9に示した接続部材の変形例を示す斜視図である。 図11に示した接続部材を備えたコネクタの斜視図である。 (A)はコネクタの実施例4を示しており、コネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続する前の状態を説明するための断面図、(B)は(A)に示したコネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続した後の状態を説明するための断面図である。 (A)はコネクタの実施例5を示しており、コネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続する前の状態を説明するための断面図、(B)は(A)に示したコネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続した後の状態を説明するための断面図である。 (A)はコネクタの実施例6を示しており、コネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続する前の状態を説明するための断面図、(B)は(A)に示したコネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続した後の状態を説明するための断面図である。 (A)はコネクタの実施例7を示しており、コネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続する前の状態を説明するための断面図、(B)は(A)に示したコネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続した後の状態を説明するための断面図である。 (A)はコネクタの実施例8を示しており、コネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続する前の状態を説明するための断面図、(B)は(A)に示したコネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続した後の状態を説明するための断面図である。 (A)はコネクタの実施例9を示しており、コネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続する前の状態を説明するための断面図、(B)は(A)に示したコネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続した後の状態を説明するための断面図である。 (A)はコネクタの実施例10を示しており、コネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続する前の状態を説明するための断面図、(B)は(A)に示したコネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続した後の状態を説明するための断面図である。 (A)はコネクタの実施例11を示しており、コネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続する前の状態を説明するための断面図、(B)は(A)に示したコネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続した後の状態を説明するための断面図である。 (A)はコネクタの実施例12を示しており、コネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続する前の状態を説明するための断面図、(B)は(A)に示したコネクタによって接続対象物及び相手接続対象物を接続した後の状態を説明するための断面図である。
符号の説明
1,101,103,104, 接続部材
11,112, 弾性体
12 補強部材
13 保持面
13a,13b,13c,13e,13f,13g 逃げ溝部
14 基面
15 突出部
14a 突出基面
15a 曲面
15b 側面
17 溝部
21 フィルム
31 導体
51 保持部材
51a 上面
51b 下面
52 収容部
52d 一方の壁
52f 他方の壁
52h,52j,52m,52p,52r 規制部
52n 付加規制部
61 接続対象物
61a 接触部
71 相手接続対象物
71a 相手接触部
201,301,401,501,511,521,601,611,621 701,711,721 コネクタ

Claims (4)

  1. 接続対象物及び相手接続対象物間を接続するコネクタにおいて、
    弾性を有する接続部材と、該接続部材を保持する保持部材とを具備し、
    前記保持部材は、前記接続部材が収容される収容部を有し、
    前記収容部は、前記接続対象物及び前記相手接続対象物を接続する接続方向において、前記接続部材の一側と対応する一方の壁の高さが前記接続部材の前記一側と対向する他側と対応する他方の壁の高さよりも高く形成されることによる規制部を有することを特徴とするコネクタ。
  2. 接続対象物及び相手接続対象物間を接続するコネクタにおいて、
    弾性を有する接続部材と、該接続部材を保持する保持部材とを具備し、
    前記保持部材は、前記接続部材が収容される収容部を有し、
    前記収容部は、前記接続対象物及び前記相手接続対象物を接続する接続方向において、前記接続部材の一側と対応する一方の壁と、前記接続部材の前記一側と対向する他側と対応する他方の壁と、該他方の壁に形成した規制部とを有することを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1又は2記載のコネクタにおいて、前記接続部材は、弾性体と、該弾性体上の所定位置に配設された導体とを有することを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項1又は2記載のコネクタにおいて、前記接続部材は、弾性体と、該弾性体上の所定位置に配設されたフィルムと、該フィルム上に所定パターンに配設された導体とを有することを特徴とするコネクタ。
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