JP5838552B2 - 新規微生物及びそれを用いたカロテノイドの生産方法 - Google Patents

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本発明は、乾燥菌体重量1gあたり17mg以上のカロテノイドを生産可能なカロテノイド類生産性パラコッカス属微生物に関するものである。
アスタキサンチンは、マス、マダイ、サケ等の海産物の養殖の際に色揚げに用いられている他、近年では、その抗酸化作用が注目を浴び、化粧品やサプリメント等の健康食品等への応用もなされている。アスタキサンチンは、オキアミ等の甲殻類からの抽出により得ることができるが、供給の安定性に課題があり、加えてその抽出時に細胞壁を破砕する工程を要するため、製法が複雑となり製造コストを低く抑えることが困難である。
一方で、海洋性アグロバクテリウム属(後に、パラコッカス属に属する細菌に再分類された細菌N‐81106株の培養により、アスタキサンチンを生産する方法が報告されている(例えば特許文献1参照)。この方法によれば、前記微生物を培養した後、アセトンなどの有機溶媒を混和・撹拌するだけで容易にアスタキサンチンを抽出することが可能であり、製法を簡便化して製造コストを低く抑えることが可能になるが、その増殖によって微生物菌体量がほぼ上限に達した状態まで培養したとしても、培地1リットルに含まれる微生物が蓄積するアスタキサンチン量(以下、「培地1リットルあたり微生物が蓄積するアスタキサンチン量」等と表現することがある)は低く、更なる改良が求められていた。その後、本出願人は、N‐81106株の変異育種株を報告し、更に培地1リットルあたり総カロテノイド量で400mg、その中のアスタキサンチンの量で220mgを蓄積する微生物TSN18E7株(特許文献2)、培地1リットルあたり総カロテノイド量で720mg、その中のアスタキサンチンの量で250mgを蓄積する微生物TSTT052(平成17年10月18日に独立行政法人産業技術総合研究所 特許生物寄託センターにFERM P−20690として受託され、平成19年1月9日に原寄託についてFERM BP−10754として受託されている)(特許文献3)を報告している。
特開平7−184668号公報 特開2005−58216号公報 特開2007−181449号公報
本出願人が報告した、N‐81106株の変異育種株は、N−81106株と比較して、培地1リットルあたり高いカロテノイドを蓄積し得る微生物である。しかしながら、カロテノイド又はアスタキサンチンの工業的な製造を考えると、更に大量のカロテノイド等を蓄積できる微生物の創出が課題であった。
そこで本発明の目的は、工業的なカロテノイド又はアスタキサンチンの製造を考慮して、従来報告されている微生物よりも更に大量のカロテノイド又はアスタキサンチンを蓄積し得る微生物を提供することにある。
本発明者らは上記課題に関し鋭意検討した結果、本発明を完成するに至った。すなわち本発明は、 乾燥菌体重量1gあたり17mg以上のカロテノイドを生産可能なカロテノイド類生産性パラコッカス属微生物である。また本発明は、かかる微生物を培養し、菌体又は培養液からアスタキサンチンを回収することを特徴とする、アスタキサンチンの製造方法である。以下本発明を詳細に説明する。
本発明の乾燥菌体重量1gあたり17mg以上のカロテノイドを生産可能なカロテノイド類生産性パラコッカス属微生物は、カロテノイド類の生産性を有するパラコッカス属細菌を育種することにより得ることができる。育種に使用するパラコッカス属細菌として好適なのは、本出願人によって見出された、既にあるレベルのカロテノイド及びアスタキサンチンの生産性を有するパラコッカス属細菌TSTT052株を例示することができる。その他にも、カロテノイド生産性パラコッカス属細菌TSN18E7株(特開2005−58216号)を育種することも例示できる。また更には、海洋性アグロバクテリウム属微生物(後に、パラコッカス属に属する微生物として再分類された)N−81106株を例示することができる。前記したTSTT052株はTSN18E7株を育種して得られた株であり、TSN18E7株はN−81106株を育種して得られた株だからである。なお、N−81106株は細胞中にアスタキサンチン、β−カロテン、β−クリプトキサンチン、3−ヒドロキシエキネノン、カンタキサンチン、3’−ヒドロキシエキネノン、シス−アドニキサンチン、アドニルビン、アドニキサンチンなどの多様なカロテノイドを蓄積することが知られている。
育種の具体的な内容としては、自然突然変異により派生した優良微生物を選別していく方法などの他に、変異原物質や紫外線で細胞を処理することによって変異を加速させたのちにカロテノイド類又はアスタキサンチンの生産性及び蓄積性が向上した微生物を選別する方法や、以上の様な方法で得られた性質の異なる微生物同士を細胞融合させる方法などを例示することができる。中でも、変異原物質を用いる方法は短期間に有用な微生物を得る方法として好ましく、具体的に変異原物質としてN−メチル−N’−ニトロ−N−ニトロソグアニジン、メタンスルホン酸エチル等の化合物を使用する方法が例示できる。より具体的に、TSTT052株を用いる育種について一例を述べれば、予め培養して得られたTSTT052株の菌体を前記のような変異原物質の水溶液に懸濁して一定時間接触した後に、遠心分離などの方法で菌体を回収して変異原物質を除去する。その後平板培地上で培養し、優良微生物のコロニーを選択する。コロニーの選択はアスタキサンチン生産菌に特有の赤色が濃いコロニーを選択・分離し、液体培養を行い、次いで、菌体からカロテノイドを抽出してその蓄積量やアスタキサンチン蓄積量を、組成をHPLCなどで分析し、生産性の向上した微生物を絞り込むことが例示できる。
カロテノイド類やアスタキサンチンの生産性及び蓄積性は、培地1リットル(L)当たりから回収できるカロテノイド類等の量や乾燥菌体重量あたり当たりの生産量によって評価することができる。一例を挙げると、固体培地を利用した場合には任意のコロニーをピックアップし、液体培養後、増殖能やカロテノイド類の生産量を定量することにより評価すればよい。本出願人がTSTT052株を用いる育種により見出したTSN47R3株(平成22年12月15日に独立行政法人産業技術総合研究所 特許生物寄託センターにFERM AP−22034として受託されている)は、乾燥菌体重量1gあたり17mg以上のカロテノイドを生産可能であり、その60重量%以上はアスタキサンチンである(培地1リットルあたり1100mg以上のアスタキサンチンを蓄積する)カロテノイド類生産性パラコッカス属微生物である。なお、参考までに述べれば、培地1L当たりの乾燥菌体量は、培養条件等によって異なるが、後述する実施例では100g以上である。
本発明のカロテノイド類又はアスタキサンチンの生産方法は、上述した育種により得られる微生物を培養することからなる。培養条件は、一般に公知の条件を用いることができる。本発明のカロテノイド類等の生産方法においては、培養は培養液中で行うことが好ましい。例えば培養温度を10から35℃に、培地のpHを6から9の範囲にそれぞれ設定し、20から200時間培養させることが例示できる。培養温度については培養初期、中期、後期に区別してそれぞれの段階で温度を変えてもよい。
培養に用いる栄養培地の培地成分としては、炭素源には廃糖蜜、グルコース、フルクトース、マルトース、ショ糖、デンプン、乳糖、グリセロール、酢酸等が、窒素源にはコーンスティープリカー、ペプトン、酵母エキス、肉エキス、大豆粕等の天然成分や、酢酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム等のアンモニウム塩等やグルタミン酸、アスパラギン酸、グリシン等のアミノ酸類が、無機塩にはリン酸1ナトリウム、リン酸2ナトリウム、リン酸1カリウム、リン酸2カリウム等のリン酸塩や塩化ナトリウム等が、金属イオンには塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸第1鉄、硫酸第2鉄、塩化第1鉄、塩化第2鉄、クエン酸鉄、硫酸アンモニウム鉄、塩化カルシウム・2水和物、硫酸カルシウム、硫酸亜鉛、塩化亜鉛、硫酸銅、塩化銅、硫酸マンガン、塩化マンガン等が、ビタミン類として酵母エキスやビオチン、ニコチン酸、チアミン、リボフラビン、イノシトール、ピリドキシン等が使用できる。
上記のような栄養培地を使用した好適な培養条件は、培養温度20から30℃、pHが約7.0から7.6、培養時間が60から180時間である。また培地中の糖濃度については、低濃度かつ枯渇しない条件に維持することが好ましく、グルコースなどの高濃度な糖溶液を用いて流加することが好ましい。 本発明の微生物を培養すると、アスタキサンチンを含むカロテノイドが生産され、菌体内又は培養液に蓄積される。カロテノイド類の抽出は、菌体又は培養液からカロテノイドやアスタキサンチンを安定かつ効率良く回収されれば特に限定はなく、例えばメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジクロロメタン、クロロフォルム、ジメチルフォルムアミド、ジメチルスルフォキシド等の抽出溶媒による抽出や、超臨界流体抽出を例示できるが、中でもアセトンを用いた有機溶媒によるが好ましい。抽出されたカロテノイドは、液体クロマトグラフィー等を利用して高純度に分離、精製することも可能である。液体クロマトグラフィーの分離原理としてはイオン交換、疎水性相互作用、分子ふるい等を挙げることができる。好ましくは、逆相クロマトグラフィー、順相クロマトグラフィーである。また高速液体クロマトグラフィーによれば、抽出したカロテノイドの定量を行うこともできる。
菌体からの抽出に際しては、例えば、培養終了後、菌体を培地から遠心分離操作、デカンテーション又はろ過等の方法を用いて分離し、使用し易い粘度にまで水を加えてスラリーとしておくと良い。後に、調製スラリーを例えばガラスビーズ、ジルコニアビーズを用いた破砕機又は高圧ホモジナイザーを使用して均一化し、好ましくはスプレー乾燥法にて乾燥し、抽出に供するのである。またここで、アスタキサンチンの分解を防ぐために、スラリーにアスコルビン酸等の酸化防止剤を加えてもよい。
なお、本発明の微生物は、例えば、カロテノイドやアスタキサンチンを抽出することなく、そのまま養殖魚等の海産物の飼料へ添加することもできる。また、前述したような抽出操作を実施した後の、カロテノイドやアスタキサンチンをほとんど含まない微生物の残渣もまた、家禽等を飼育するうえで理想的な蛋白質及びビタミン類の供給源として使用することができる。
本発明の微生物により、化粧品、健康食品又は食用色素として有用なカロテノイド、特にアスタキサンチンを効率よく製造することが可能になる。
TSN47R3株を用いた発酵槽培養におけるアスタキサンチン生産量及び総カロテノイド生産量の経時変化を示した図である。 培養170時間経過時でのカロテノイド生産パターンを示すHPLCチャートである。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例により限定されるものではない。
実施例1 変異導入及び優良菌株の作製
TSTT052株を表1に示す培地3mLに植菌し、試験管中、25℃、150rpmで1晩振とう培養を行った。この培養液のうち1mLを1.5mLエッペンドルフチューブに移し、15000rpm、5分間の遠心分離により菌体を回収した。この菌体をpH7.0の0.1Mリン酸カリウム緩衝液(以下緩衝液Aとする)1mLに懸濁し、次いで3mg/mLのN−メチル−N’−ニトロ−N−ニトロソグアニジン(以下NTGとする)水溶液10μLを加え、60分間静置した。その後、遠心分離して上清を除去し、緩衝液Aに再懸濁する操作を2回繰り返してNTGを除去した。さらに、表1に示す培地1mLにこの菌体を懸濁し、試験管中、25℃、150rpmで5時間振とう培養した。得られた培養液を適度に希釈し、寒天15g/Lを加えて固化した表1に示す組成の平板培地に塗布して、25℃で1週間静置培養を行った。生育してきたコロニーのうち赤色の強いものを選別し、フラスコ培養による変異株の評価に供した。
Figure 0005838552
実施例2 変異株の評価
実施例1で選別した変異株を、表1に示す培地3mLに植菌し、試験管中、25℃、150rpmで1晩振とう培養した。次いでこの培養液0.5mLを、100mL容バッフル付三角フラスコに入れた表1に示す培地60mLへ植菌し、25℃、120rpmで6日間振とう培養を行った。培養中は培養液を適宜抜き取り、濁度(OD660nm)、残存グルコース濃度、培地pH、及びカロテノイド生産量を経時的に分析した。カロテノイド生産量の定量は以下のように行った。まず培養液1mLを1.5mL容エッペンドルフチューブに移し、15000rpm、5分間の遠心分離により菌体を回収した。この菌体を20μLの純水に懸濁し、次いで480μLのジメチルホルムアミド、及び500μLのアセトンを順次加え振とうすることでカロテノイドを抽出した。抽出残渣を15,000rpm、5分間の遠心分離により除去した後、市販の液体クロマトグラフィー用カラム(TSKgel−ODS80TMカラム、東ソー株式会社製)を用いた高速液体クロマトグラフィー(以下HPLCとする)で各種カロテノイドを定量した。
なお、カロテノイドの分離はA液として純水とメタノールの5:95の混合溶媒、B液としてメタノールとテトラヒドロフランの7:3の混合溶媒を用い、1mL/minの流速で、A液を5分間カラムに通液させた後、同じ流速においてA液からB液へ5分間の直線濃度勾配溶出を行い、さらにB液を5分間通過させることにより行った。アスタキサンチン濃度は470nmの吸光度をモニターし、既知濃度のアスタキサンチン試薬(アレクシス社/コスモバイオ社製)で作成した検量線より濃度を算出した。
上記の方法に従って変異株のカロテノイド生産性を評価し、親株であるTSTT052株よりも生産性が向上した株の中から、新規変異株TSN47R3株を取得した。表2にTSN47R3株、及び変異導入前の株であるTSTT052株の培養終了時におけるカロテノイド生産量を示す。表2のとおり、TSN47R3株は親株であるTSTT052株よりカロテノイド及びアスタキサンチンの生産が向上していることが分かる。
Figure 0005838552
実施例3 発酵槽での新規微生物の培養及びカロテノイドの定量
表1に示す培地60mLにTSN47R3株を植菌し、100mLバッフル付三角フラスコ中、25℃、120rpmで1晩振とう培養を行い前々培養とした。次いでこの培養液3mLを、500mL容バッフル付三角フラスコに入れた表3に示す培地100mLへ植菌し、25℃、120rpmで1晩振とう培養を行い前培養とした。次いで、表4に示す培地1.8Lを全容3.0L発酵槽(サクラ精機社製、TFLC−3)に入れ、121℃、20分間で滅菌後、得られた前培養液を90mL植菌し、約170時間培養した。発酵槽の操作は次のようにした。まず、発酵槽の培養温度は22℃、pHは7.0から7.2とし、pHの調整は10%のアンモニア水溶液を用いた。また発酵槽の攪拌速度は、培養開始時には516rpmとし、培養が進むにつれて徐々に攪拌速度を上げ、培養117時間において594rpmまで上昇させた。培養過程に発生する炭素源不足は、70%グルコースを適宜添加することにより補った。グルコース濃度は、10g/Lで培養を開始し、培養18時間後にグルコースの添加を開始して、0.5g/L〜33g/Lとなるように調節した。培養開始から117時間経過した時点でグルコースの添加を終了し、0.2M硫酸第1鉄7水和物の水溶液25mLを培養液に追加した。
Figure 0005838552
Figure 0005838552
図1にOD660nm、アスタキサンチン生産量及び総カロテノイド生産量の経時変化を示す。図1のように、培養時間の経過と共にアスタキサンチン、総カロテノイドの生産量が増加し、培養170時間の時点での各カロテノイドの量を定量すると、表5のようになる。また、その際のHPLCチャートを図2に示す。図1のように、培養時間の経過と共にカロテノイド及びアスタキサンチンの生産量が増加し、培養開始後約140時間でOD660の値は490を超える。この時の菌体乾燥重量は培地1リットルあたり約123gであり、カロテノイド生産量は培地1リットルあたり約1665mg、うちアスタキサンチンの生産量は培地1リットルあたり約694mgであった。培養開始後約168時間でアスタキサンチンの生産量は最大となる。この時のOD660の値は約440で、菌体乾燥重量は培地1リットルあたり約109gであり、カロテノイド生産量は培地1リットルあたり約1864mg、うちアスタキサンチンの生産量は培地1リットルあたり約1118mg(菌体乾燥重量1gあたり約10mg)であった。本実験操作により、培地1Lあたりアスタキサンチン約1100mg、カロテノイド約1850mgを生産することがわかる。
Figure 0005838552

Claims (2)

  1. カロテノイド生産性パラコッカス属細菌TSN47R3株(FERM P−22034)。
  2. カロテノイド生産性パラコッカス属細菌TSN47R3株(FERM P−22034)を培養し、菌体からアスタキサンチンを回収することを特徴とする、アスタキサンチンの製造方法。
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