JP5836694B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート等の記録材上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタなどの画像形成装置に関するものである。
例えば、複写機やレーザビームプリンタなどの電子写真画像形成装置では、次のようにして画像形成が行われる。まず、画像データに対応した光を電子写真感光体(感光体)に照射して静電像(潜像)を形成する。そして、この静電像に対して、現像装置から記録材料である現像剤としてのトナーを供給して、トナー像として顕像化する。このトナー像は、転写装置によって感光体から記録紙などの記録材へ転写する。このトナー像を、定着装置で記録材上に定着することで記録画像が形成される。
ここで、現像装置には現像剤収容部が連結しており、現像剤収容部の現像剤は、現像剤搬送攪拌部材によって現像装置内に搬送され、トナー像を形成することで現像剤は消費されていく。
<現像剤残量検出について>
このような画像形成装置では、現像剤が無くなった場合、使用者により、カートリッジが交換される、またはトナーが補充されることで、再び画像形成が可能となる。そのため、このような画像形成装置は、現像剤が消費された場合にそれを検出し、使用者に報知する手段、即ち、現像剤量検出装置を備えていることがある。
この現像剤量検出装置として、少なくとも一対の入力側及び出力側電極を備え、両電極間の静電容量を測定することによって現像剤量を検出する静電容量測定方式がある。その一方式として、プレートアンテナ方式が知られている。
このプレートアンテナ方式において、例えば、現像手段が備える現像剤担持体に交流バイアスを印加する現像方式を採用する場合では、電極となる板金が、現像剤担持体に対向する箇所に設けられている。
そして、電極となる板金に流れる電流値から、この板金と現像剤担持体との間の静電容量が、絶縁性トナーなどの現像剤量に応じて変化することを利用したものである(例えば、特許文献1参照)。
即ち、この板金と現像剤担持体との間、若しくは板金と板金との間の空間が現像剤で埋まっていれば、その間の静電容量は大きくなり、現像剤が減るにつれて両者の間の空間を空気が占める率が増え、静電容量は小さくなっていく。従って、この板金と現像剤担持体との間の静電容量、或いは板金間の静電容量と現像剤量の関係を予め求めておけば、静電容量を測定することによって現像剤量レベルを検出することができる。
特開2003−255688号公報
しかしながら、上記のような従来技術の場合、下記のような問題が生じることが懸念される。
画像形成装置においては、安定した画像を得るために、現像バイアスのピーク間電圧や周波数を変更することがある。トナー残量は、現像交流電圧印加時のトナー残量検出部材に流れる電流値から静電容量を求め、その値を基に算出される。よって、電流値のパラメ
ータであるピーク間電圧や周波数を変更することで、電流値が変化し、トナー残量レベルの検出の出力値も変化してしまう可能性がある。
従来、画像形成工程以外の工程でのみ、一定の現像バイアスを印加し、トナー残量を検出する構成や、制御で出力値を補正する構成などがあるが、より正確なトナー残量検出の為に、精度の向上が望まれていた。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、画像形成時に現像バイアスが変更された場合であっても、より正確な現像剤量の検出を安定して行うことを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の画像形成装置は、
静電潜像を担持する像担持体と、
前記静電潜像を現像すべく前記現像剤を担持する現像剤担持体を有する現像装置であって、現像剤を収容する現像容器と、前記現像容器内に設けられる電極と、を有する現像装置と、
交流電圧を前記現像剤担持体に印加する電圧印加手段と、
画像形成の際に前記電圧印加手段が前記交流電圧を前記現像剤担持体に印加したときに、前記現像剤担持体と前記電極との間の静電容量に関する情報を検出する検出手段と、を有し、
前記電圧印加手段は、第1ピーク間電圧と第1周波数とを有する第1交流電圧と、前記第1ピーク間電圧よりも高い電圧である第2ピーク間電圧と前記第1周波数よりも低い周波数である第2周波数とを有する第2交流電圧とを前記交流電圧として印加できることを特徴とする。

また、上記目的を達成するために本発明の画像形成装置は、
静電潜像を担持する像担持体と、
前記静電潜像を現像すべく前記現像剤を担持する現像剤担持体を有する現像装置であって、現像剤を収容する現像容器と、前記現像容器内に設けられる電極と、を有する現像装置と、
交流電圧を前記現像剤担持体に印加する電圧印加手段と、
画像形成の際に前記電圧印加手段が前記交流電圧を前記現像剤担持体に印加したときに、前記現像剤担持体と前記電極との間の静電容量に関する情報を検出する検出手段と、を有し、
前記電圧印加手段は、第1ピーク間電圧と第1周波数とを有する第1交流電圧と、前記第1ピーク間電圧よりも高い電圧である第2ピーク間電圧と前記第1周波数よりも低い周波数である第2周波数とを有する第2交流電圧とを前記交流電圧として印加でき、
前記第1交流電圧は供給され記録材の枚数が所定枚数未満である場合に前記情報を検出するために用いられ、前記第2交流電圧は前記記録材の枚数が所定枚数以上である場合に前記情報を検出するために用いられることを特徴とする。

また、上記目的を達成するために本発明の画像形成装置は、
静電潜像を担持する像担持体と、
前記静電潜像を現像すべく前記現像剤を担持する現像剤担持体を有する現像装置であって、現像剤を収容する現像容器と、前記現像容器内に設けられる電極と、を有する現像装置と、
交流電圧を前記現像剤担持体に印加する電圧印加手段と、
画像形成の際に前記電圧印加手段が前記交流電圧を前記現像剤担持体に印加したときに、前記現像剤担持体と前記電極との間の静電容量に関する情報を検出する検出手段と、を有し、
前記電圧印加手段は、第1ピーク間電圧と第1周波数とを有する第1交流電圧と、前記第1ピーク間電圧よりも高い電圧である第2ピーク間電圧と前記第1周波数よりも低い周波数である第2周波数とを有する第2交流電圧とを前記交流電圧として印加でき、
前記第1交流電圧は絶対水分量が所定の量以下である場合に前記情報を検出するために用いられ、前記第2交流電圧は前記絶対水分量が所定の量よりも多い場合に前記情報を検出するために用いられることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成時に現像バイアスが変更された場合であっても、より正確な現像剤量の検出を安定して行うことが可能となる。
実施例における現像交流電圧制御のフローチャートを示す図 実施例の画像形成装置の概略構成を示す断面図 実施例におけるトナーを収容したプロセスカートリッジを示す概略断面図 実施例における現像剤量検出システムを示すブロック図 実施例において演算制御手段で平均値を算出した出力値を表す図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
本発明は、電子写真方式或いは静電記録方式を用いて記録材上に画像を形成する、レーザビームプリンタや複写機などの画像形成装置に関するものである。
(実施例)
以下に、本発明の実施例について説明する。
<画像形成装置の全体構成及び動作>
図2は、本実施例の画像形成装置100の概略構成を示す断面図である。
本実施例の画像形成装置100は、ホストコンピュータ、ネットワーク等から画像情報を受け取り、それを記録材上に画像出力するレーザビームプリンタである。画像形成装置100は、像担持体としての感光体1を有するプロセスカートリッジAを画像形成装置1
00本体に対して着脱可能(交換可能)に備えている。
プロセスカートリッジAが装着された画像形成装置100には、プロセスカートリッジAの上方に、画像情報に対応してレーザ光Lを照射するレーザスキャナ11が配設され、下方には感光体1に対向するように転写手段12が配設されている。
このような構成により、プロセスカートリッジA内にて感光体1が帯電手段7によって均一に帯電され、感光体1の表面に、レーザスキャナ11から照射されるレーザ光Lによって走査露光がなされ、目的の画像情報の静電潜像が形成される。
静電潜像は、現像装置Bに設けられた現像ローラ2等の作用によって、現像容器としてのトナー容器4内に収容されていた現像剤としてのトナーTが付着することでトナー像(現像剤像)として可視化される。尚、本実施例においては、現像剤として絶縁性磁性一成分トナーを用いた。また、現像ローラ2は、トナー容器4に収容された現像剤を担持するための現像剤担持体に相当する。
感光体1上のトナー像は、カセット26から給送された記録材に、転写手段12によって転写される。その記録材は、定着手段としての定着ローラ対13a,13bにより加熱・加圧されることで、未定着のトナー像が記録材上に定着された後、本体排出トレイ25へ排出される。記録材上にトナー像が転写された後は、感光体1上に残留したトナーTがクリーニング手段8によって廃トナー容器(クリーニング容器)9に回収される。
図3は、トナーTを収容したプロセスカートリッジAを示す概略断面図である。
プロセスカートリッジAは、図3に示すように、感光体1と、帯電手段7と、現像装置Bと、クリーニング手段8と、廃トナー容器9とが一体的に構成されている。ここで、帯電手段7は、感光体1を均一に帯電するためのものである。現像装置Bは、感光体1に対向配置されている。廃トナー容器9は、クリーニング手段8により感光体1から除去(回収)された廃トナーを収容するためのものである。
現像装置Bは、現像剤担持体としての現像ローラ2と、トナー規制部材5と、トナーTの収容部であるトナー容器4とを有する。ここで、現像ローラ2及びトナー規制部材5は、現像手段を構成している。トナー容器4の底面は1つの凹部(凹形状)になっている。そして、画像形成装置100に設けられたモータ(駆動源)によって駆動されるトナー搬送部材3が、トナー容器4の底面の凹部に対向するように設けられており、このトナー搬送部材3が回転することで、トナーTはほぐされ、現像ローラ2へ搬送(供給)される。
トナー搬送部材3には、攪拌翼部材3aが設けられており、攪拌翼部材3aの回転半径はトナー容器4の底面の凹部の半径よりも大きく、攪拌翼部材3aの先端はトナー容器4の底面を擦るように構成されている。それによって、トナー容器4の底面にトナーTを残すことなく、トナーTの横搬送を行っている。
<現像剤量検出システム>
本実施例においては、電極(現像剤量検出部材)としてのプレートアンテナ10を用いたトナー残量検出システムを採用している。図3を用いてその構成について説明する。
プレートアンテナ10は導電部材である金属板で板金によって形成され、図3に示すように、トナー容器4の内側に、トナー容器4の凹部形状に沿うように現像ローラ2に対向して設けられている。本実施例では、プレートアンテナ10は、金属板の表面が現像ローラ2の回転軸に略平行となり、長手方向(現像ローラ2の回転軸方向)全域にわたって配置されるように構成されている。また、プレートアンテナ10は、トナー搬送部材3の作用(動作)領域の一部を、現像ローラ2との間で挟み込むように、トナー容器4に沿って配設されている。
図4は、本実施例における、プレートアンテナ10を用いたプロセスカートリッジAの現像剤量検出システムを示すブロック図である。
図4に示すように、現像剤量検出システムは、プレートアンテナ10、記憶手段20、現像剤量検出手段31、演算制御手段32、記憶手段35、及び外部表示装置(表示手段)51で構成されている。
ここで、プレートアンテナ10及び記憶手段(記憶部)20は、プロセスカートリッジAに配設されている。現像剤量検出手段(現像剤量検出部)31、演算制御手段(演算制御部)32、及び記憶手段(記憶部)35は、プロセスカートリッジA外部となる画像形成装置100本体に配設されている。外部表示装置51は、画像形成装置100に電気的に接続されている。また、演算制御手段32は、現像剤量導出手段及び制御手段を構成している。
本実施例では、外部表示装置51を用いているが、表示手段としては、これに限るものではなく、画像形成装置100本体に設けられた表示手段であってもよい。
以下に、現像剤量検出システムによる検出動作について説明する。
現像ローラ2に、バイアス発生手段46から所定(予め設定された)のACバイアス(交流電圧)が印加されることで、プレートアンテナ10と現像ローラ2との間の静電容量に対応した電流がプレートアンテナ10に誘起される(発生する)。この電流値が、現像剤量検出手段(変換手段)31で電圧値に変換される。
この電圧値は、演算制御手段32を介して一時的に画像形成装置100本体の記憶手段35で記憶され、データ数がトナー搬送部材3の攪拌1周期(1回転)分のデータ数になったときに演算制御手段32により平均値が算出され、記憶手段20に記憶される。
記憶手段20には、電圧値(出力値)の基準値(画像形成装置100の使用初期に求めた出力値(本実施例では後述する図5に示す出力値の最小値))が記憶されており、この基準値と、算出された電圧値の平均値との差を基に、トナー量が算出(導出)される。
ここで、トナー容器4内(現像容器内)のトナー量と、基準値に対する電圧値の平均値の差との関係は実験等により予め求められ、記憶手段35に予め記憶されている(予め設定されている)。
プレートアンテナ10を用いて検出されたトナー量は、トナー量表示信号として、外部表示装置51に表示され、使用者に通知される。
<現像バイアスの制御>
画像形成装置においては、安定した画像を提供する為に、トナーの状態や環境変動などで、現像バイアス(交流電圧)のピーク間電圧Vppや周波数fを変更する場合がある。これらの現像設定(現像バイアスの設定、現像条件)を変更した場合には、プレートアンテナ10に流れる電流値I(t)が変化する可能性がある。
そこで、本発明者は、プレートアンテナ10に流れる電流値が変化しないような現像設定について検討した。
ここで、交流電圧V(t)は、式1のようにフーリエ展開することができる。よって、プレートアンテナ10に流れる電流値I(t)は、交流電圧V(t)を微分することで求めることができ、式2のようになる。この式によれば、電流値は周波数とピーク間電圧に比例していることが分かる。
Figure 0005836694
・・・(式1)
Figure 0005836694
・・・(式2)
図5は、横軸が耐久枚数、縦軸が演算制御手段32で平均値を算出した出力値(電圧値(V))を表しており、ピーク間電圧のみを上げた場合と、周波数との積を一定(一定値)にするようにピーク間電圧を上げた場合との出力値の差を表している。
図5において太線は現像設定変更前の推移を表しており、トナー量が耐久枚数で変化することで現像担持体とプレートアンテナ10間の静電容量も変わり、出力値が耐久枚数に伴い連続的に推移している。
図5において点線は、ピーク間電圧のみを1.7kVから1.8kVに上げたものである。この場合、8000枚の現像設定の切り替え前後で出力値が大きく変化していることが分かる。
また、図5において実線(細線)は、ピーク間電圧を1.7kVから1.8kVに上げると共に、ピーク間電圧と周波数の積を一定にする為に、周波数を2.7kHzから2.55kHzに下げたものである。この場合には、現像設定の切り替え前後で出力値はほぼ変化しないことがわかる。
以上から、現像設定でプレートアンテナ10に流れる電流値が変化しないようにする為には、ピーク間電圧と周波数の積を一定にすればよいことがわかる。
ここで、現像設定で変化する画像弊害としては、画像かぶりやトナーの劣化に伴う濃度低下などが挙げられる。一般に、現像特性は現像バイアスのAC(交流)成分によって変化し、AC成分の周波数を大きくすると、トナーの引き戻し回数が増えるので、よりかぶりのない画像が得られる。また、振幅を大きくすると明部での電位差が増加するので、現像能力が増加し、全体的に濃度の高い画像が得られる。
すなわち、画像かぶりは、現像周波数を増加させるか、ピーク間電圧を低下させることで良化する。逆に、トナーの劣化に伴う濃度低下は、現像性を上げることで良化するため、ピーク間電圧を増加させるか、現像周波数を低下させる必要がある。
よって、ピーク間電圧と周波数の積を一定に保った状態で、それぞれの画像弊害を良化させることが可能である。
以下に、本実施例において演算制御手段32により実行される現像交流電圧制御について図1に示すフローチャートを用いて説明を行う。図1は、本実施例における現像交流電圧制御のフローチャートを示す図である。
画像形成装置100本体の画像形成動作開始後(S1)、通紙枚数が8000枚以上の場合(S2でYES)、トナー劣化による濃度対策で、ピーク間電圧と周波数の積が一定となるように、ピーク間電圧を上げ、周波数を下げる(S4)。本実施例では、ピーク間電圧を1.7kVから1.8kVに上げ、周波数を2.7kHzから2.55kHzに下げるように設定されている。図5を用いて説明したように、ピーク間電圧と周波数の積を
一定にすることで、現像剤量検出手段31の出力値はほぼ変化しない。
その後、現像交流電圧印加時に、攪拌1周期における、プレートアンテナ10に流れる電流の電流値を変換した電圧値の出力平均値を算出し(S6)、その出力平均値と基準値との差からトナー残量を算出する(S7)。
ここで、低温・低湿度環境では、トナーの帯電性が変化することで画像かぶりが悪化することが懸念される。この為、通紙枚数が8000枚未満の場合(S2でNO)であっても、雰囲気の絶対水分量が5g/m以下の場合(S3でYES)、ピーク間電圧と周波数の積が一定となるように周波数を上げ、ピーク間電圧を下げることとしている(S5)。本実施例では、周波数を2.7kHzから2.9kHに上げ、ピーク間電圧を1.7kVから1.58kVに下げるように設定されている。このことで、現像剤量検出手段31の出力値はほぼ変化しない。S3でNOの場合、また、S5の後は、S6に進む。
ここで、本実施例では、トナーの劣化の判断を、予め設定された条件として通紙枚数が8000枚以上としたが、これに限るものではない。また、本実施例では、トナーの劣化を通紙枚数で判断したが、これに限らず、感光体1の寿命やトナー残量で判断しても良い。
以上説明したように、画像安定化の為に画像形成時の現像バイアスの設定を変更する場合、現像バイアスのピーク間電圧と周波数の積を一定にすることで、ピーク間電圧や周波数が変更された場合でもプレートアンテナ10に流れる電流値は変化しない。
従って、安定した画像を得るために現像バイアスの設定が変更された場合でも、画像形成時に、より安定してトナー量の検出を行うことができる。これにより、トナー残量検出の精度をより向上させることができる。
1…感光体、2…現像ローラ、4…トナー容器、10…プレートアンテナ、32…演算制御手段、T…トナー

Claims (7)

  1. 静電潜像を担持する像担持体と、
    前記静電潜像を現像すべく現像剤を担持する現像剤担持体を有する現像装置であって、現像剤を収容する現像容器と、前記現像容器内に設けられる電極と、を有する現像装置と、
    交流電圧を前記現像剤担持体に印加する電圧印加手段と、
    画像形成の際に前記電圧印加手段が前記交流電圧を前記現像剤担持体に印加したときに、前記現像剤担持体と前記電極との間の静電容量に関する情報を検出する検出手段と、を有し、
    前記電圧印加手段は、第1ピーク間電圧と第1周波数とを有する第1交流電圧と、前記第1ピーク間電圧よりも高い電圧である第2ピーク間電圧と前記第1周波数よりも低い周波数である第2周波数とを有する第2交流電圧とを前記交流電圧として印加できることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1ピーク間電圧と前記第1周波数との積と、前記第2ピーク間電圧と前記第2周波数との積とを調整することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 静電潜像を担持する像担持体と、
    前記静電潜像を現像すべく現像剤を担持する現像剤担持体を有する現像装置であって、現像剤を収容する現像容器と、前記現像容器内に設けられる電極と、を有する現像装置と、
    交流電圧を前記現像剤担持体に印加する電圧印加手段と、
    画像形成の際に前記電圧印加手段が前記交流電圧を前記現像剤担持体に印加したときに、前記現像剤担持体と前記電極との間の静電容量に関する情報を検出する検出手段と、を有し、
    前記電圧印加手段は、第1ピーク間電圧と第1周波数とを有する第1交流電圧と、前記第1ピーク間電圧よりも高い電圧である第2ピーク間電圧と前記第1周波数よりも低い周波数である第2周波数とを有する第2交流電圧とを前記交流電圧として印加でき、
    前記第1交流電圧は供給され記録材の枚数が所定枚数未満である場合に前記情報を検出するために用いられ、前記第2交流電圧は前記記録材の枚数が所定枚数以上である場合
    に前記情報を検出するために用いられることを特徴とする画像形成装置。
  4. 静電潜像を担持する像担持体と、
    前記静電潜像を現像すべく現像剤を担持する現像剤担持体を有する現像装置であって、現像剤を収容する現像容器と、前記現像容器内に設けられる電極と、を有する現像装置と、
    交流電圧を前記現像剤担持体に印加する電圧印加手段と、
    画像形成の際に前記電圧印加手段が前記交流電圧を前記現像剤担持体に印加したときに、前記現像剤担持体と前記電極との間の静電容量に関する情報を検出する検出手段と、を有し、
    前記電圧印加手段は、第1ピーク間電圧と第1周波数とを有する第1交流電圧と、前記第1ピーク間電圧よりも高い電圧である第2ピーク間電圧と前記第1周波数よりも低い周波数である第2周波数とを有する第2交流電圧とを前記交流電圧として印加でき、
    前記第1交流電圧は絶対水分量が所定の量以下である場合に前記情報を検出するために用いられ、前記第2交流電圧は前記絶対水分量が所定の量よりも多い場合に前記情報を検出するために用いられることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記第1交流電圧における前記第1ピーク間電圧と前記第1周波数との積は、前記第2交流電圧における前記第2ピーク間電圧と前記第2周波数との積と等しいことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記電圧印加手段は、画像が形成された記録材の累積枚数が第1の枚数のときに前記第1交流電圧を印加し、画像が形成された記録材の累積枚数が前記第1の枚数よりも多い第2の枚数のときに前記第2交流電圧を印加することを特徴とする請求項1から4のいずれ
    か1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記電圧印加手段は、前記現像剤が第1の状態のときに前記第1交流電圧を印加し、前記現像剤が前記第1の状態よりも劣化した状態である第2の状態のときに前記第2交流電圧を印加することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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