JP5835605B2 - かつらスタンド - Google Patents

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Description

本発明は、1枚の樹脂板からなるシートを折り曲げることにより組立てるかつらスタンド、特に、反発性を有する樹脂板を2枚重ねにすることにより組立てられ、且つ容易に分解可能なかつらスタンドに関する。
従来、かつら等を載置したり収納したりする器具については、例えば組立て式収納ケース等、種々の提案がなされている。
特開2008−114922号公報(下記特許文献1)には、シートを折り目に従って折り曲げて収納ケース用の部材とし、この部材に形成された係合部及び被係合部が相互に係合して組み立てられる組立て式収納ケースであって、断面が円形または多角形であり収納物を覆う筒状の本体と、上記収納物を載せる支柱とを有し、この支柱がシートを折り目に従って折り曲げた部材に形成された係合部及び被係合部が相互に係合して組立てられることにより、例えば厚さ1mm未満の素材を用いても変形し難く、収納ケース本体だけでなく収納物を載せる支柱を折り畳んでコンパクトにして搬送することができるうえ、使わないときに収納スペースを節約できる組立て式収納ケースが提案されている。
しかし、特許文献1に記載された収納ケースは、シートを折り目に従って折り曲げる組立て式収納ケースではあるが、これに用いる支柱(かつらスタンド)は、L字状に折り曲げた2枚のシートを組み合わせるため、上下方向から挟み込んで固定する必要があるうえ、支柱上部に表面積が大きく人工毛髪が植毛されたかつらを安定して確実に支えるためには、強度を確保するために厚みが0.8mm以上の樹脂シートを使用する必要があった。但し、強度を重視し過ぎるとその分厚みも厚くなり、重くなり、また樹脂シートの反発性から組み立て性が悪くなる虞があった。
実用新案登録第3054468号公報(下記特許文献2)には、底面部内面にかつら用台座を固定するための固定部材が設けられているかつら収納ケースが開示されている。このかつら収納ケースは、1枚のシートを、これに形成された折り目に沿って折り曲げることにより組み立てられるものである。
また特開2001−3217号公報(下記特許文献3)には、未使用時にはコンパクトに折り畳むことのできるかつら収納ケースが開示されている。
しかし、これらの収納ケースはかつらを載置する支柱を収納して持ち運ぶ際に使用するものであり、組み立て式の支柱自体は、これらには一切開示されていない。
実開平7−15726号公報(下記特許文献4)には、ケース本体と蓋体からなり、収納物品の載置台をケース本体の底部に設けたかつらなどの収納ケースが開示されている。また特開2002−155413号公報(下記特許文献5)には、かつらを保持する保持部からなる携帯用かつら保持具とこれを収納する収納ケースが開示されている。しかし、これらに開示されている載置台や保持具、及び収納ケースは組み立て式のものではなく、これを保管するためには広い収納スペースが必要であり、また搬送が煩雑であった。
特開2003−47544号公報(下記特許文献6)には、所定の柱状の形状に組み立て可能な本体部と、本体部の所定の部位に係止されるフランジ部とからなるかつら載置用スタンドが開示されている。しかしこのかつら載置スタンドは、組み立てた際に中が空洞の柱状となることから安定性が悪く、別途固定部材を設けたりする必要があった。
実開昭52−10484号公報(下記特許文献7)には、底部材とこれに装着される折り畳み自在な支持部材からなる、かつら等の収納容器が開示されている。この収納容器は合成樹脂等の素材を基材とし、これに形成された折れ線に沿って組み立てて使用するものである。しかし、この収容容器を形成する支持部材は略四角形の筒状であり、中が空洞となっていることから安定性が悪く、また強度を保つためには基材の厚みを厚くする必要があった。
実開昭57−2859号公報(下記特許文献8)には、平面V型、W型等の2つの台脚素材の上半部または下半部に設けられた縦切条同士を係合して組み立てる、陳列台の補強台脚が開示されている。しかしこの補強台脚は2つの台脚素材を組み合わせるために、上下若しくは左右方向からこれを固定する必要があった。
特開2008−114922号公報 実用新案登録第3054468号公報 特開2001−3217号公報 実開平7−15726号公報 特開2002−155413号公報 特開2003−47544号公報 実開昭52−10484号公報 実開昭57−2859号公報
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、上述の不具合を解消し、反発性を有する樹脂シートの厚みを増すことなく強度を確保し安定してかつらを載置できるとともに、組立及び分解が容易で携帯性に優れたかつらスタンドを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の通りの構成とすることを特徴とする。
(1)1枚の反発性を有する樹脂板からなるシートであって、このシートに平行関係にある折り目をn個(但し、nは5以上の奇数であり、同一直線上または同一直線近傍に位置する折り目は合わせて1個とカウントする。)形成することにより設けられるn+1個の支柱部と、上記折り目上に接続機構とを設け、上記シートの両端部に位置する支柱部同士は上記接続機構を介して接続することにより2枚重ねの状態になり、上記両端部以外の隣接する支柱部同士は上記接続機構を介して接続することにより2枚重ねの状態になるように構成した。
(2)1枚の反発性を有する樹脂板からなるシートであって、このシートに平行関係にある折り目を5つ以上(但し、同一直線上または同一直線近傍に位置する折り目は合わせて1つとカウントする。)形成することにより設けられる6つ以上の支柱部と、上記折り目上に接続機構とを設け、上記シートの両端部に位置する支柱部同士は上記接続機構を介して接続することにより2枚重ねの状態になり、上記両端部以外の隣接する支柱部同士は上記接続機構を介して接続することにより2枚重ねの状態になるように構成した。
(3)上記(1)または(2)の構成にあって、隣接する上記支柱部は上記折り目に対して線対称に形成されるよう構成した。
(4)上記(1)、(2)または(3)の構成にあって、上記2枚重ね状態になった支柱部の反発力を抑制すべく当該支柱部の上部に例えば円形状若しくは楕円形状の固定部材を着脱可能に設けた構成とした。
(5)上記(1)乃至(4)の構成にあって、上記支柱部の下部に形成される脚部を着脱自在に装着する装着機構が上面部に設けられた台座部を具備した構成とした。
(6)上記(5)の構成にあって、上部が内方へ指向するよう形成され、上記台座部の上面部外周部に設けられた補助部材装着機構を介して着脱自在に装着される補助部材を具備した構成とした。
(7)上記(5)または(6)の構成にあって、上面部に携帯用の把手部が設けられ、側面下部が上記台座部の側面部に着脱自在に装着されるケース体を具備した構成とした。
(8)上記1枚の反発性を有する樹脂板からなるシートは、その厚みを0.8mm未満とした。
(9)上記1枚の反発性を有する樹脂板は例えばポリプロピレン製またはこれに準じて反発性を有するものとした。
(10)上記支柱部の上部に切欠き部を形成し、当該切欠き部にはかつらをピン留めするためのピン受け部材が着脱自在に装着されるよう構成した。
上記構成によれば、反発性を有する樹脂シートの厚みを増すことなく強度を確保しつつ、安定してかつらを載置できる。また、組立及び分解が容易で携帯性にも優れるかつらスタンドを供することができる。
特に、シートを折り曲げた横断面が略L字状の部材同士(支柱部)はその上部及び下部が繋がっており、当該略L字状の部材同士を重ね合わせた2枚重ね構造からなるので十分な強度が保たれ、従来のように上下方向から挟み込んで固定する必要がないうえ、例えば厚みが0.8mm未満のPP製(ポリプロピレン製)であっても、変形し難いうえ、このかつらスタンドがシートを折り目に従って折り曲げた部材の一部に形成される接続機構を介して組立てられているので、かつらの形状を保ちつつ収納することができる。また、例えば厚みが0.8mm未満のPP製の素材を使用できるので、直角以上の深い角度まで折り曲げることができ、折り畳んでコンパクトにして梱包して搬送することができるうえ、使わないときに収納スペースを節約できる。また、2枚重ねの状態になった支柱部の横断面の形状が放射状なので、水平方向に曲げ応力が働いた場合の断面係数を大きくすることができるので、変形し難いかつらスタンドを提供することができる。
また、支柱部の上部に、これを保持する円形または楕円形の固定部材を有するので、かつらスタンドを変形させることなくかつらを容易に載せることができる。
さらに、支柱部を固定する台座部を有しており、この台座部は上面、底面及び側面を有する箱構造であるため強度が高く変形し難いうえ、かつらスタンドの形状を安定させることができるうえ、台座部上面に支柱部の端部(脚部)を差し込んで固定する受け穴機構(装着機構)を有するので、支柱部を着脱自在に台座に固定することができる。
本発明によれば、樹脂シートの厚みを増すことなく適度な強度を確保しつつ安定してかつらを載置できるとともに、組立及び分解が容易で且つ携帯性に優れるという効果を奏する。
より具体的には、収納物を載置するかつらスタンドの構造を工夫することにより、従来のように上下方向から挟み込んで固定する必要がないうえ、厚みが0.8mm未満の樹脂シートを使用することができるうえ、折り畳んでコンパクトにして搬送することができ、使わないときには収納スペースを節約できる、という効果を奏する。即ち、例えば厚みが0.8mm未満のポリプロピレン(PP)製のかつらスタンドであっても、変形し難いうえ、かつらの形状を保ちつつ収納することができる。また、例えば厚みが0.8mm未満の反発性を有するPP製の素材を使用できるので、直角以上の深い角度まで折り曲げることができ、折り畳んでコンパクトにして梱包して搬送することができるうえ、使わないときには収納スペースを節約できる。また、かつらを変形させることなく容易に載置することができ、変形し難いうえ、安定性が良く転倒し難いかつらスタンドを提供することができる。さらに、かつらスタンドの形状を安定させることができるうえ、支柱部を着脱自在に台座部に安定して固定することができる。
本発明の一実施形態に係わるスタンド本体の展開図である。 同実施形態に係わり、スタンド本体の上面図である。 同実施形態に係わり、スタンド本体の下面図である。 同実施形態に係わり、スタンド本体の組立て手順を示す図である。 同実施形態に係わり、スタンド本体の斜視図である。 同実施形態に係わり、スタンド本体が装着される台座部の展開図である。 同実施形態に係わり、スタンド本体が装着される台座部の斜視図である。 同実施形態に係わり、スタンド本体が収納されるケース体の展開図である。 同実施形態に係わり、スタンド本体が収納されるケース体の斜視図である。 同実施形態に係わる補助部材の展開図である。 同実施形態に係わる補助部材の斜視図である。 同実施形態に係わり、スタンド本体及び補助部材を装着した台座部並びにケース体の位置関係を示す分解斜視図である。 同実施形態に係わり、補助部材を装着した台座部に装着されたスタンド本体とケース体との位置関係を示す分解斜視図である。 本発明の他の実施形態に係わるスタンド本体の展開図である。 同実施形態に係わるスタンド本体の斜視図である。 同実施形態に係わり、スタンド本体が装着される台座部の展開図である。 同実施形態に係わり、スタンド本体が装着される台座部の斜視図である。 本発明の実施形態に係わる変形例を示すスタンド本体の展開図である。 同変形例に係わるスタンド本体の斜視図である。
以下本発明の一実施形態につき、図1乃至図13を参照して説明する。
本実施形態に係わるかつらスタンドのスタンド本体100は、1枚の樹脂製シート、例えば厚さ0.8mm未満の反発性を有し折り曲げると強度が上がる性質を有するポリプロピレン(PP)製のシートを2枚重ねとなるよう折り曲げることにより組み立てられるものである。即ち、図1(b)に示すように、PP製シートは、スタンド本体100を形成することになる8個の支柱部を有する。具体的には、支柱A左部(支柱部)101、支柱A右部(支柱部)102、支柱B左部(支柱部)103、支柱B右部(支柱部)104、支柱C左部(支柱部)105、支柱C右部(支柱部)106、支柱D左部(支柱部)107及び支柱D右部(支柱部)108を有している。ここで、支柱A左部101、支柱B左部103、支柱C左部105と支柱D左部107とは略同一形状であり、上部は緩やかなまるみを呈しており、中間部は幅が狭く形成され、そして下部は後述する脚部がその最外周部が前記上部の最外周部と同一直線上に位置するよう形成されている。支柱A右部102、支柱B右部104、支柱C右部106と支柱D右部108とは略同一形状であり、上部は緩やかなまるみを呈しており、中間部は幅が狭く形成され、そして下部は後述する脚部がその最外周部が前記上部の最外周部と同一直線上に位置するよう形成されている。また、支柱A左部101、支柱B左部103、支柱C左部105、支柱D左部107と、支柱A右部102、支柱B右部104、支柱C右部106、支柱D右部108とは、折り目を基準に線対称の形状である。即ち、支柱A左部101と支柱A右部102は折り目101Aに関して線対称であり、支柱A右部102と支柱B左部103は折り目102Aに関して線対称であり、支柱B左部103と支柱B右部104は折り目103Aに関して線対称であり、支柱B右部104と支柱C左部105は折り目104Aに関して線対称であり、支柱C左部105と支柱C右部106は折り目105Aに関して線対称であり、支柱C右部106と支柱D左部107は折り目106Aに関して線対称であり、支柱D左部107と支柱D右部108は折り目107Aに関して線対称である。ここで、各折り目101A、102A、103A、104A、105A、106A、107Aは平行な位置関係にあり、同一直線上または同一直線近傍(以下、単に「同一直線上」という。)に位置する折り目は一つの折り目としてカウントする。例えば後述する支柱A〜支柱B上部接続部141と支柱A〜支柱B下部接続部144は同一直線上に位置するので一つの折り目(折り目102A)としてカウントし、同様に支柱B〜支柱C上部接続部142と支柱B〜支柱C下部接続部145は同一直線上に位置するので一つの折り目(折り目104A)としてカウントし、支柱C〜支柱D上部接続部143と支柱C〜支柱D下部接続部146は同一直線上に位置するので一つの折り目(折り目106A)としてカウントする。而して折り目は全部で7個となる。
各支柱部(支柱A左部101、支柱A右部102、支柱B左部103、支柱B右部104、支柱C左部105、支柱C右部106、支柱D左部107、支柱D右部108)の上部には、夫々リング受けスリット部とこのスリット部の下方であって上部に於ける最外周部に位置するようリング受け穴部が形成されている。即ち、支柱A左部101の上部には支柱A左部リング受けスリット部109とこのスリット部109の下方に位置するよう支柱A左部リング受け穴部117の半分が、支柱A右部102の上部には支柱A右部リング受けスリット部110とこのスリット部110の下方に位置するよう支柱A右部〜支柱B左部間リング受け穴部118の半分が、支柱B左部103の上部には支柱B左部リング受けスリット部111とこのスリット部111の下方に位置するよう前記支柱A右部〜支柱B左部間リング受け穴部118の他の半分が、支柱B右部104の上部には支柱B右部リング受けスリット部112とこのスリット部112の下方に位置するよう支柱B右部〜支柱C左部間リング受け穴部119の半分が、支柱C左部105の上部には支柱C左部リング受けスリット部113とこのスリット部113の下方に位置するよう前記支柱B右部〜支柱C左部間リング受け穴部119の他の半分が、支柱C右部106の上部には支柱C右部リング受けスリット部114とこのスリット部114の下方に位置するよう支柱C右部〜支柱D左部間リング受け穴部120の半分が、支柱D左部107の上部には支柱D左部リング受けスリット部115とこのスリット部115の下方に位置するよう支柱C右部〜支柱D左部間リング受け穴部120の他の半分が、そして支柱D右部108の上部には支柱D右部リング受けスリット部116とこのスリット部116の下方に位置するよう支柱D右部リング受け部121が形成されている。
支柱A左部101の上部には、前記支柱A左部リング受け穴部117の他の半分を内包する支柱A左部リング受け突起部122が形成されている。この支柱A左部リング受け突起部122は、支柱A左部101と支柱D右部108が重なり合うと、支柱A左部リング受け穴部117の他の半分と支柱D右部リング受けスリット部121とが重なり合うように復元可能に折り曲げられるよう構成されている。また、後述するよう支柱部が組み立てられて固定板による押圧力が支柱部に加わると、重なり合った支柱部同士は反発力により膨らもうとする。折り曲げられた支柱A左部リング受け突起部122は、支柱部同士がしっかり重なり合うよう反発力を抑制する機能を有するものでもある。
また、折り目に沿って接続機構が次のように設けられている。即ち、折り目101Aに沿って支柱A右部102側に支柱A上部ロックつめ受け部123が形成され、支柱A左部101側に支柱A下部ロックつめ受け部124が形成されている。折り目103Aに沿って支柱B右部104側に支柱Bロックつめ125が形成されている。折り目105Aに沿って支柱C左部105側に支柱Cロックつめ受け部126が形成されている。折り目107Aに沿って支柱D右部108側に支柱D上部ロックつめ127が、支柱D左部107側に支柱D下部ロックつめ128が形成されている。
而して、支柱Bロックつめ125と支柱A上部ロックつめ受け部123は接続機構として機能するものであり、支柱Bロックつめ125を支柱A上部ロックつめ受け部123に嵌め込み係合させることにより、支柱A右部102と支柱B左部103とが折り目102A(支柱A〜支柱B上部接続部141及び支柱A〜支柱B下部接続部144)を軸として折り曲がり重なり合うよう構成されている。同様に、支柱D上部ロックつめ127と支柱C上部ロックつめ受け部126は接続機構として機能するものであり、支柱D上部ロックつめ127を支柱C上部ロックつめ受け部126に嵌め込み係合させることにより、支柱C右部106と支柱D左部107とが折り目106A(支柱C〜支柱D上部接続部143及び支柱C〜支柱D下部接続部146)を軸として折り曲がり重なり合うよう構成されている。また、支柱D下部ロックつめ128と支柱A下部ロックつめ受け部124は接続機構として機能するものであり、支柱D下部ロックつめ128を支柱A下部ロックつめ受け部124に嵌め込み係合させることにより、支柱D右部108と支柱A左部101とが重なり合うよう構成されている。このとき、支柱B右部103と支柱C左部104は折り目104A(支柱B〜支柱C上部接続部142及び支柱B〜支柱C下部接続部145)を軸として折り曲がり重なり合うよう構成されている。
各支柱部101〜108の下部には、上部側にスリット部を形成し、下部側に外方に指向する脚部が形成されている。即ち、支柱A左部101の下部には外側に指向する脚部101bが形成され、この脚部101bの上部に支柱A左部固定スリット部129が形成されている。支柱A右部102の下部には外側に指向する脚部102bが形成され、この脚部102bの上部に支柱A右部固定スリット部130が形成されている。支柱B左部103の下部には外側に指向する脚部103bが形成され、この脚部103bの上部に支柱B左部固定スリット部131が形成されている。支柱B右部104の下部には外側に指向する脚部104bが形成され、この脚部104bの上部に支柱B右部固定スリット部132が形成されている。支柱C左部105の下部には外側に指向する脚部105bが形成され、この脚部105bの上部に支柱C左部固定スリット部133が形成されている。支柱C右部106の下部には外側に指向する脚部106bが形成され、この脚部106bの上部に支柱C右部固定スリット部134が形成されている。支柱D左部107の下部には外側に指向する脚部107bが形成され、この脚部107bの上部に支柱D左部固定スリット部135が形成されている。支柱D右部108の下部には外側に指向する脚部108bが形成され、この脚部108bの上部に支柱D右部固定スリット部136が形成されている。これらスリット部129〜136は、後述する台座部170にスタンド本体100を着脱自在に装着する際の接続機構をなすよう構成されている。
なお、支柱A右部102と支柱B左部103は、同一の折り目102A上に位置する前述した支柱A〜支柱B上部接続部141及び支柱A〜支柱B下部接続部144を介して一体的に繋がっているものである。同様に、支柱B右部104と支柱C左部105は、同一の折り目104A上に位置する前述した支柱B〜支柱C上部接続部142及び支柱B〜支柱C下部接続部145を介して一体的に繋がっているものである。支柱C右部106と支柱D左部107は、同一の折り目106A上に位置する前述した支柱C〜支柱D上部接続部143及び支柱C〜支柱D下部接続部146を介して一体的に繋がっているものである。さらに、各支柱部(101〜108)の下部には、脚部から内方へ凹部(底部凹み部)が形成されている。即ち、脚部101bと脚部102bの間には支柱A底部凹み部147が、脚部103bと脚部104bとの間には支柱B底部凹み部148が、脚部105bと脚部106bとの間には支柱C底部凹み部149が、そして脚部107bと脚部108bとの間には支柱D底部凹み部150が形成されている。これら底部凹み部は、スタンド本体100が組み立てられた際、スタンド本体100は、脚部のみで載置面と接することになるので、下部全面が接する構造と比べて、安定した載置ができるために形成されたものである。
次に、スタンド本体100に装着される固定部材について、図1(a)を参照して説明する。固定部材はPP製であり、本実施形態では第1固定板160と第2固定163の2枚の独立した固定板を用いるが、その枚数は2枚に限定されることではなく、適宜変更して設けてよいことは勿論である。
第1固定板160は楕円形状に形成され、十文字状の溝が穿設され支柱A左部リング受けスリット部109、支柱A右部リング受けスリット部110、支柱B左部リング受けスリット部111、支柱B右部リング受けスリット部112、支柱C左部リング受けスリット部113、支柱C右部リング受けスリット部114、支柱D左部リング受けスリット部115及び支柱D右部リング受けスリット部116に嵌合する第1固定板形態保持溝161と、第1固定板クリップ受け穴部162を形成している。また、第2固定板163は円形状に形成され、十文字状の溝が穿設され支柱A左部リング受け穴部117、支柱A右部〜支柱B左部間リング受け穴部118、支柱B右部〜支柱C左部間リング受け穴部119、支柱C右部〜支柱D左部間リング受け穴部120及び支柱D右部リング受け部121に嵌合する第2固定板形態保持溝164を形成している。
続いて、組み立てられた支柱部101〜108の下部を着脱自在に装着する台座部170を図6及び図7を参照して説明する。
台座部170は1枚のPP製の樹脂板から形成されており、六角形状の上面部170a、脚部101b〜108bの高さより数mm程度低い高さ(短辺部分)である夫々5個の内側面部170bと外側面部170c、上面部170aと同様の六角形状の底面部170d、及び内側面部170bや外側面部170cと同様に側面部として機能すると共に上面部170aと底面部170dとを繋ぐよう機能する側面蝶番部170eとからなる。ここで、台座部170の高さを脚部の高さよりも数mm低くしているのは、スタンド本体100と台座部170を装着した際に台座部の上面部170aが少し盛り上がり、スタンド本体100を押さえつける力が発生することにより、スタンド本体100の安定載置の向上を意図して構成したものである。
さて、上面部170aには、スタンド受け機構部171が形成されている。このスタンド受け機構部171には、スタンド受けスリット部171a、スタンド受けロック溝受け部171b、スタンド受け保持スリット部171c及びスタンド受け保持スリット端部171dが形成され、各脚部101b〜108b及び各底部凹み部147〜150を着脱自在に装着するよう構成されている。ここで、各脚部101b〜108b及び各底部凹み部147〜150を装着するスタンド受け機構部171の端部に設けられた幅の狭いスタンド受け保持スリット部171cは、各脚部101b〜108b及び各底部凹み部147〜150が差し込まれる際にスタンド受け保持スリット171cが広がるよう形成されている。また、スリット部129〜136がスタンド受け保持スリット部171cに差し込まれて曲線状の切欠き形状を有するスタンド受け保持スリット端部171dに係合するよう構成されている。このように切欠き形状の先端部分を鉤状にすることにより、スタンド本体100を台座部170に装着した際に当該切欠き形状が裂けるのを防止するよう機能するものでもある。なお、切り込みの幅は、脚部の先端の幅を考慮して形成してある。さらに、上面部170aの外周部には、6個の上面ガイドつめ受けスリット部172が設けられている。
内側面部170bのうち、側面蝶番部170eと接する2個の内側面部170b、170b及び側面蝶番部170eの平行関係にある内側面部170bは、他の2個の内側面部170bとは構成が異なり、内側面ホック用リブ173が側面ホック174を設けた側面ホック台座部175の両側に位置することにより構成されている。
各外側面部170cには、外側面つめ176と外側面つめロック部177が形成されている。
底面部170dと前記他の2個の内側面部170bとが繋がる部位には、内側面つめ受け部178が形成されている。また、底面部170dと前記側面蝶番部170eと接する2個の内側面部170b、170b及び側面蝶番部170eと平行関係にある内側面部170bとが繋がる部位には、内側面ホック用リブロック部179が形成されている。
台座部170に着脱自在に装着されるケース体180について、図8及び図9を参照して説明する。
ケース体180は1枚のPP製の樹脂板から形成されており、六角形状の上蓋181及び下蓋182、6個の長方形状の側面部183と、この側面部183を溶着する溶着部184とからなる。
上蓋181には、側面部183とは繋がっていない外周部位に1個の上蓋正面つめ185と4個の上蓋つめ186が形成されている。そして、各上蓋つめ186の両側には、上蓋つめロック部187が形成されている。また、上蓋181には、上蓋ハンドル用穴部188が2個穿説されている。
下蓋182には、側面部183とは繋がっていない外周部位に4個の下蓋つめガイド部189が形成されている。また、下蓋182には、下蓋正面つけ受け部190と、2個の下蓋ハンドル用穴部191が穿説されている。
上蓋181または下蓋182とは繋がってない4個の側面部183夫々には、側面上リブ192と側面上リブ蓋つめ受け部193が形成されている。また、3個の側面部183(図8で左から1個目、3個目、5個目に位置する側面部183)には、側面台座ホックガイド部194が形成されている。さらに各側面台座ホックガイド部194の上方には側面ホック195が設けられている。
而して溶着部184は、一端に位置する側面部183(図8の右端に位置する側面部183)に繋がっており、他端に位置する側面部183(図8の左端に位置する側面部183)の内側面にて溶着するよう構成されている。溶着部184が側面部183の内側にて溶着すると、六角柱状のケース体180となる。なお、ケース体180の上部には、両端部が上蓋ハンドル用穴部188と下蓋ハンドル用穴部191にて留められるハンドル196が着脱可能に設けられる。
台座部170に着脱自在に装着される補助部材200について、図10及び図11を参照して説明する。
補助部材200は、1枚のPP製の樹脂板から形成されており、6個のガイド側面部201と、1個のガイド側面溶着部202を有する。各ガイド側面部201には、その上部に内方へ指向するガイド上部リブ203を形成し、その下部にガイド台座用つめ204を形成している。ガイド側面溶着部202は、一端に位置するガイド側面部201(図10の右端に位置するガイド側面部201)に繋がっており、他端に位置するガイド側面部201(図10の左端に位置するガイド側面部201)の内側面にて溶着するよう構成されている。
また、ガイド側面溶着部202が前記ガイド側面部201の内側に溶着されると、補助部材200は台座部170の上面部170aと同形の6角形状を呈し、ガイド台座用つめ204が上面ガイドつめ受けスリット部172に嵌め込まれることにより、補助部材200は台座部170に対して着脱自在に装着されるよう構成されている。
上記構成につき、その作用を以下に述べる。
図1(b)及び図4に示すように、本実施形態に係るかつらスタンドは、そのスタンド本体100が1枚の反発性を有するPP製シートを折り目101A、102A、103A、104A、105A、106A、107Aに従って折り曲げた支柱部101〜108で構成され、これら支柱部101〜108に設けられた接続機構、即ち支柱Bロックつめ125、支柱D上部ロックつめ127、支柱D下部ロックつめ128が支柱A上部ロックつめ受け部123、支柱Cロックつめ受け部126、支柱A下部ロックつめ受け部124と相互に係合して組立てられる。これにより、上下左右方向に歪みなく固定させることができる。この係合機能を有する接続機構は、シートの一部からなるので、新たな部材を用いることなく簡単に一体形成することができる。
而してシートを折り曲げた支柱部101〜108は横断面が略L字状となり、当該支柱部同士は上部及び下部が繋がっており、略L字状の支柱部同士を重ね合わせた2枚重ね構造となり、その横断面の形状が放射状になるものである。また、PP製シートを折り目101A、102A、103A、104A、105A、106A、107Aに従って折り曲げた横断面が略L字状の支柱部同士はその上部及び下部が繋がっており、当該略L字状の支柱部同士を重ね合わせた2枚重ね構造となるので、従来のように上下方向から挟み込んで固定する必要がない。例えば厚みが0.8mm未満のPP製のスタンド本体100であっても、変形し難いうえ、このスタンド本体100がシートを折り目に従って折り曲げた部材の一部に形成される接続機構が相互に係合して組立てられているので、載置されるかつらの形状を保ちつつ収納することができる。なお、両端部に位置する支柱部同士は、支柱A左部リング受け突起部122により、スタンド本体100の強度を保ち、歪みを解消することができる。
また、例えば厚みが0.8mm未満のPP製の素材を使用することにより、直角以上の深い角度まで繰り返し折り曲げても破断することがないヒンジ効果を有するので曲げに対する強度が高く、折り畳んでコンパクトにして梱包して搬送することができるうえ、使わないときに収納スペースが節約できる。そして、スタンド本体100の横断面の形状が放射状なので、水平方向に曲げ応力が働いた場合の断面係数を大きくすることができるので、変形し難いスタンドとなる。なお、本実施形態における放射形状は頂点が4つの場合を示すが、頂点が3つの場合でもよいし、頂点が5以上であってもよい。
1枚の反発性を有するPP製シートを折り目101A、102A、103A、104A、105A、106A、107Aに従って折り曲げた横断面が略L字状の部材の縦断面の形状は問わないが、上部の形状を楕円形にすることにより、かつらを被せる人間の頭の形状に近似させることが好ましい。
また、スタンド本体100の上部に、当該スタンド本体100を構成する各支柱部を保持する楕円形状または円形状の固定板160、163を設けることにより、スタンド本体100を変形させることなくかつらを容易に安定して載せることができる。この固定板160、163の中央には、スタンド本体100の横断面の形状と同じ放射状の形態保持溝161、164を設け、支柱部上部に当該固定板形態保持溝161、164を嵌め込み、リング受けスリット部109〜116、リング受け穴部117〜121に係合させることにより、スタンド本体100の横断面の形状を保持することができるうえ、スタンド本体100の上部が広がらないためスタンド本体100の下部の水平性を保つことができる。なお、第1固定板クリップ受け穴部162にてクリップを受けることにより、載置されるかつらを留めることもできる。さらに、図2に示すように、スタンド本体100の上部に設ける固定板の形状は、上段の固定板160を楕円形、下段の固定板163を円形にすることによって、人の頭の形状を再現することができる。
ところで、下面図を示す図3を参照するに、シートを折り目に従って折り曲げた横断面が略L字状部材同士を重ね合わせた2枚重ね構造であり、シートの間が微妙に開いて空洞が生じるうえ、下部が外周方向に広がっており、底部に凹部(底部凹み部)を有することによって安定性が向上し転倒し難くなる。
以下にスタンド本体100の組み立てを、図4を参照して説明する。
先ず、支柱A左部101と支柱A右部102を折り目101Aに従って横断面が略L字状になるように折り曲げ、同様に、支柱B左部103と支柱B右部104、支柱C左部105と支柱C右部106、支柱D左部107と支柱D右部108を順次折り目に従って折り曲げる。前述したように左部の支柱(101、103、105、107)と、右部の支柱(102、104、106、108)は、折り目(101A、103A、105A、107A)を中心として線対称である。
次に、支柱A〜支柱B上部接続部141と支柱A〜支柱B下部接続部144を折り曲げて支柱A右部102と支柱B左部103とを重ね合わせて、支柱Bロックつめ(係合部として機能)125を支柱A上部ロックつめ受け穴部(被係合部として機能)123に差し込んで係合させることにより接続する。同様に、支柱C〜支柱D上部接続部143と支柱C〜支柱D下部接続部146を折り曲げて支柱C右部106と支柱D左部107とを重ね合わせて、支柱D上部ロックつめ(係合部として機能)127を支柱Cロックつめ受け穴部(被係合部として機能)126に差し込んで係合させることにより接続する。続いて、支柱B〜支柱C上部接続部142と支柱B〜支柱C下部接続部145を折り曲げて支柱B右部104と支柱C左部105とを重ね合わせて、支柱D下部ロックつめ(係合部として機能)128を支柱A下部ロックつめ受け穴部(被係合部として機能)124に差し込んで係合させることにより接続してスタンド本体100を組み立てる。上記ロックつめ127、128は、シートから切り出された突起の端部に凹部を形成したものが好ましく、この凹部にロックつめ受け穴部124、126の端部が係合して接続することにより固定される。
而して、スタンド本体100の上部、即ち支柱部の上部に第2固定板163の形態保持溝164を嵌め込み、リング受け穴部117〜121に係合させることにより、スタンド本体100の横断面の形状を保持することができる。この際、支柱A左部リング受け突起部122を折り曲げて支柱A左部リング受け穴部117に第2固定板163を係合させることによって、しっかりと固定することができる。同様に、スタンド本体100の上部に、即ち支柱部の上部に第1固定板160の形態保持溝161を嵌め込み、リング受けスリット部109〜116に係合させる。
本実施形態では、図7、図12及び図13に示すように、スタンド本体100を着脱自在に固定できる台座部170を設けている。台座部170は上面及び側面を有する箱構造であるため強度が高く変形し難いうえ、スタンド本体100の形状を安定させることができる。加えて、台座部の上面部170aにスタンド本体100の放射状の下端部(脚部)を差し込んで固定できるスタンド受け機構部171を有するので、スタンド本体100を容易に着脱自在に台座部170に固定することができる。また、スタンド受け機構部171の端部には、幅の狭いスタンド受け保持スリット部171cが設けられているので、スタンド本体100の端部に設けられた固定スリット部129〜136がスタンド受け保持スリット部171cに係合して固定し易い。しかも、スタンド受け保持スリット端部171dには曲線状の切欠きが形成されており、スタンド本体100を差し込む際に、スタンド受け保持スリット部171cが広がるので、スタンド本体100の下端部を差込み易い。
図11に示す補助部材200は、ガイド台座用つめ204を上面ガイドつめ受けスリット部172に着脱自在に嵌め込むことにより、図12及び図13に示すように台座部170の上面部170aに着脱自在に装着される。補助部材200を装着した台座部170にスタンド本体100が取付けられて、かつらを所定位置に載置する際、内方に指向するガイド上部リブ203は、かつらに設けられた毛髪がケース体180内に容易に収まるよう、またケース体180からはみ出ないよう作用する。なお、補助部材200は、かつらの大きさに応じて装着すればよいので、取扱い性に優れ便利なものである。
ケース体180の側面ホック195が台座部170の側面ホック174に留められることにより、ケース体180は台座部170と一体となり、かつらの運搬や保管に寄与することとなる。
以下本発明の他の実施形態につき、図14乃至図17を参照して説明する。
本実施形態に係わるかつらスタンドは、前述実施形態のかつらスタンドを構成する支柱部の数を減らし、最小限の支柱部の数にて目的を達成しようとするものである。前述実施形態のスタンド本体を構成する略L字状の支柱部は8つでありL字のなす角度は略90度であるが、略L字状の支柱部は6つ以上であればよく、本実施形態では略L字状の部材が6つであり、その角度は略120度である。なお、前述実施形態と同一要素については、同一名称を付して同様な機能を有するものとして説明する。
さて、本実施形態に係わるかつらスタンドは、1枚の樹脂製シート、例えば厚さ0.8mm未満の反発性を有するポリプロピレン(PP)製のシートを2枚重ねとなるよう折り曲げることにより組み立てられるものである。即ち、図14(b)に示すように、PP製シートは、スタンド本体300を形成することになる6個の支柱部を有する。具体的には、支柱A左部(支柱部)301、支柱A右部(支柱部)302、支柱B左部(支柱部)303、支柱B右部(支柱部)304、支柱C左部(支柱部)305及び支柱C右部(支柱部)306を有している。ここで、支柱A左部301、支柱B左部303と支柱C左部305とは略同一形状であり、支柱A右部302、支柱B右部304と支柱C右部306とは略同一形状である。また、支柱A左部301、支柱B左部303、支柱C左部305と、支柱A右部302、支柱B右部304、支柱C右部306とは、折り目を基準に線対称の形状である。即ち、支柱A左部301と支柱A右部302は折り目301Aに関して線対称であり、支柱A右部302と支柱B左部303は折り目302Aに関して線対称であり、支柱B左部303と支柱B右部304は折り目303Aに関して線対称であり、支柱B右部304と支柱C左部305は折り目304Aに関して線対称であり、支柱C左部305と支柱C右部306は折り目305Aに関して線対称である。ここで、各折り目301A、302A、303A、304A、305Aは平行な位置関係にあり、同一直線上または同一直線近傍(以下、単に「同一直線上」という。)に位置する折り目は一つの折り目としてカウントする。例えば後述する支柱A〜支柱B上部接続部328と支柱A〜支柱B下部接続部330は同一直線上に位置するので一つの折り目(折り目302A)としてカウントし、同様に支柱B〜支柱C上部接続部329と支柱B〜支柱C下部接続部331は同一直線上に位置するので一つの折り目(折り目304A)としてカウントする。而して折り目は全部で5個となる。
各支柱部(支柱A左部301、支柱A右部302、支柱B左部303、支柱B右部304、支柱C左部305、支柱C右部306)の上部には、夫々リング受けスリット部とこのスリット部の下方に位置するようリング受け穴部が形成されている。即ち、支柱A左部301の上部には支柱A左部リング受けスリット部307とこのスリット部307の下方に位置するよう支柱A左部リング受け穴部313の半分が、支柱A右部302の上部には支柱A右部リング受けスリット部308とこのスリット部308の下方に位置するよう支柱A右部〜支柱B左部間リング受け穴部314の半分が、支柱B左部303の上部には支柱B左部リング受けスリット部309とこのスリット部309の下方に位置するよう前記支柱A右部〜支柱B左部間リング受け穴部314の他の半分が、支柱B右部304の上部には支柱B右部リング受けスリット部310とこのスリット部310の下方に位置するよう支柱B右部〜支柱C左部間リング受け穴部315の半分が、支柱C左部305の上部には支柱C左部リング受けスリット部311とこのスリット部311の下方に位置するよう前記支柱B右部〜支柱C左部間リング受け穴部315の他の半分が、支柱C右部306の上部には支柱C右部リング受けスリット部312とこのスリット部312の下方に位置するよう支柱C右部リング受け部316が形成されている。
支柱A左部301の上部には前記支柱A左部リング受け穴部313の他の半分を内包する支柱A左部リング受け突起部317が形成されている。この支柱A左部リング受け突起部317は、支柱A左部301と支柱C右部306が重なり合うと、支柱A左部リング受け穴部313の他の半分と支柱C右部リング受け部316とが重なり合うように復元可能に折り曲げられるよう構成されている。
また、折り目に沿って接続機構が次のように設けられている。即ち、折り目301Aに沿って支柱A右部302側に支柱A上部ロックつめ受け穴部318が形成され、支柱A左部301側に支柱A下部ロックつめ受け穴部319が形成されている。折り目303Aに沿って支柱B右部304側に支柱Bロックつめ320が形成されている。折り目305Aに沿って支柱C左部306側に支柱Cロックつめ321が形成されている。
而して、支柱Bロックつめ320と支柱A上部ロックつめ受け穴部318は接続機構として機能するものであり、支柱Bロックつめ320を支柱A上部ロックつめ受け穴部318に嵌め込み係合させることにより、支柱A右部302と支柱B左部303とが折り目302A(支柱A〜支柱B上部接続部328及び支柱A〜支柱B下部接続部330)を軸として折り曲がり重なり合うよう構成されている。同様に、支柱Cロックつめ321と支柱A下部ロックつめ受け穴部319は接続機構として機能するものであり、支柱Cロックつめ321を支柱A下部ロックつめ受け穴部319に嵌め込み係合させることにより、支柱B右部304と支柱C左部305とが折り目304A(支柱B〜支柱C上部接続部329及び支柱B〜支柱C下部接続部331)を軸として折り曲がり重なり合うよう構成されている。また、支柱Cロックつめ321と支柱A下部ロックつめ受け穴部319は接続機構として機能するものであり、支柱Cロックつめ321を支柱A下部ロックつめ受け穴部319に嵌め込み係合させることにより、支柱C右部306と支柱A左部301とが重なり合うよう構成されている。
各支柱部301〜306の下部には、上部側にスリット部を形成し、下部側に外方に指向する脚部が形成されている。即ち、支柱A左部301の下部には外側に指向する脚部301bが形成され、この脚部301bの上部に支柱A左部固定スリット部322が形成されている。支柱A右部302の下部には外側に指向する脚部302bが形成され、この脚部302bの上部に支柱A右部固定スリット部323が形成されている。支柱B左部303の下部には外側に指向する脚部303bが形成され、この脚部303bの上部に支柱B左部固定スリット部324が形成されている。支柱B右部304の下部には外側に指向する脚部304bが形成され、この脚部304bの上部に支柱B右部固定スリット部325が形成されている。支柱C左部305の下部には外側に指向する脚部305bが形成され、この脚部305bの上部に支柱C左部固定スリット部326が形成されている。支柱C右部306の下部には外側に指向する脚部306bが形成され、この脚部306bの上部に支柱C右部固定スリット部327が形成されている。これらスリット部322〜327は、後述する台座部400にスタンド本体300を着脱自在に装着する際の接続機構をなすよう構成されている。
なお、支柱A右部302と支柱B左部303は、同一の折り目302A上に位置する前述した支柱A〜支柱B上部接続部328及び支柱A〜支柱B下部接続部330を介して一体的に繋がっているものである。同様に、支柱B右部304と支柱C左部305は、同一の折り目304A上に位置する前述した支柱B〜支柱C上部接続部329及び支柱B〜支柱C下部接続部331を介して一体的に繋がっているものである。さらに、各支柱部(301〜306)の下部には、脚部から内方へ凹部(底部凹み部)が形成されている。即ち、脚部301bと脚部302bの間には支柱A底部凹み部332が、脚部303bと脚部304bとの間には支柱B底部凹み部333が、そして脚部305bと脚部306bとの間には支柱C底部凹み部334が形成されている。
次に、スタンド本体300に装着される固定部材について、図14(a)を参照して説明する。固定部材はPP製であり、本実施形態では第1固定板340と第2固定350の2枚の独立した固定板を用いるが、その枚数は2枚に限定されることではなく、適宜変更して設けてよいことは勿論である。
第1固定板340は楕円形状に形成され、隣接する溝がおおよそ120度の角度をなすよう穿設され支柱A左部リング受けスリット部307、支柱A右部リング受けスリット部308、支柱B左部リング受けスリット部309、支柱B右部リング受けスリット部310、支柱C左部リング受けスリット部311及び支柱C右部リング受けスリット部312に嵌合する第1固定板形態保持溝341と、第1固定板クリップ受け穴部342を形成している。また、第2固定板350は円形状に形成され、隣接する溝がおおよそ120度の角度をなすように穿設され支柱A左部リング受け穴部313、支柱A右部〜支柱B左部間リング受け穴部314、支柱B右部〜支柱C左部間リング受け穴部315及び支柱C右部リング受け部316に嵌合する第2固定板形態保持溝351を形成している。
続いて、組み立てられた支柱部301〜306の下部を着脱自在に装着する台座部400を図16及び図17を参照して説明する。
台座部400は1枚のPP製の樹脂板から形成されており、六角形状の上面部400a、脚部301b〜306bの高さより数mm程度低い高さ(短辺部分)である夫々5個の内側面部400bと外側面部400c、上面部400aと同様の六角形状の底面部400d、及び内側面部400bや外側面部400cと同様に側面部として機能すると共に上面部400aと底面部400dとを繋ぐよう機能する側面蝶番部400eとからなる。
上面部400aには、スタンド受け機構部401が形成されている。このスタンド受け機構部401には、スタンド受けスリット部401a、スタンド受けロック溝受け部401b、スタンド受け保持スリット部401c及びスタンド受け保持スリット端部401dが形成され、各脚部301b〜306b及び各底部凹み部332〜334を着脱自在に装着するよう構成されている。ここで、各脚部301b〜306b及び各底部凹み部332〜334を装着するスタンド受け機構部401の端部に設けられた幅の狭いスタンド受け保持スリット部401cは、各脚部301b〜306b及び各底部凹み部332〜334が差し込まれる際にスタンド受け保持スリット部401cが広がるよう形成されている。また、スリット部322〜327がスタンド受け保持スリット部401cに差し込まれて曲線状の切欠き形状を有するスタンド受け保持スリット端部401dに係合するよう構成されている。さらに、上面部400aの外周部には、6個の上面ガイドつめ受けスリット部402が設けられている。
内側面部400bのうち、側面蝶番部400eと接する2個の内側面部400b、400b及び側面蝶番部400eの平行関係にある内側面部400bは、他の2個の内側面400bとは構成が異なり、内側面ホック用リブ403が側面ホック404を設けた側面ホック台座部405の両側に位置することにより構成されている。
各外側面部400cには、外側面つめ406と外側面つめロック部407が形成されている。
底面部400dと前記他の2個の内側面部400bとが繋がる部位には、内側面つめ受け部408が形成されている。また、底面部400dと前記側面蝶番部400eと接する2個の内側面部400b、400b及び側面蝶番部400eと平行関係にある内側面部400bとが繋がる部位には、内側面ホック用リブロック部409が形成されている。
上記構成にあっては、前述実施形態のケース体180及び補助部材200を同様に適用できるものであり、また同様の作用効果を奏するものである。
上述実施形態にあっては、支柱部上部の最外周部位にて第2固定板の嵌め込みが成されるようスリットが切欠き形成されるものである。しかも上部接続部では、接続部位にて切断されないよう一定の長さを有し且つスリットが切れない位置にスリットが形成されているものである。また、スタンド本体は、支柱部同士を一体的に繋ぐ接続部を、折り目からの距離が同一となるよう当該支柱部の上部と下部の2箇所に形成しているので、スタンド本体のバランスと安定性を保つことができる。而して上述実施形態のスタンド本体は、反発性を有するPPが持つ薄く且つ折り曲げやすいという特性を活かし、1枚のPP製シートに切り込みや折り目を付けて組み立てたり分解したりできるよう構成したものである。しかも、スタンド本体は、PP製シートを2枚重ねにした2重構造にしているため、シートの厚みを増すことなく強度を向上できるものである。加えて、スタンド本体に使用するシートは、その厚さを増す必要がないので、薄いシートを使用することができ、コスト面からも有利である。
例えば、スタンド本体に使用するPP製シートの厚みを0.6mm以下としても十分な強度を保つことができる。また、2重になったPP製シートが互いに外側に膨らもうとするPPの反発性を利用することにより、より本体の安定性を向上することができる。さらに、スタンド本体の強度が上がることにより、台座部の高さを低くし、かつらスタンドを軽量且つコンパクトにすることができる。
スタンド本体を形成する支柱部の折り目は5つ以上(5以上の奇数)とし、折り目上に位置する接続機構(支柱ロックつめ部とロックつめ受け部)を上側と下側とで計2つ以上とした。ここで、接続機構は、スタンド本体のPP製シートに切り込みを入れて形成してあるので、外付けの接続機構を設ける必要がない。また、接続機構は、ロックつめ部としての係合片が、長方形の上に上底が短い台形を組み合わせたような形状になっているので、ロックつめ受け部としての被係合部に嵌め込み易く、且つ外しやすい構造となる。さらに接続機構の間隔は、スタンド本体が倒れないようにバランスを考慮して形成され、また接続機構に若干のゆとりを持たせるよう構成しているので、スタンド本体の歪みの防止を図れる。
また、固定板をスタンド本体に嵌め込むことにより、スタンド本体にかかる力が均等に四方に広がるため、安定性を保つことができる。固定板に形成される十文字状の形態保持機構は、中心部を若干広めにすることで、スタンド本体の歪みの防止を図れるものである。
ところで、図18及び図19は、前述図1乃至図14に示す一実施形態の変形例である。前述実施形態と同一要素及び機能には、同一番号を付して説明は省略し、変形部分について以下に説明する。
この変形例では、下端各支柱部の上部に切欠き部を形成してある。即ち、支柱部101の上部には切欠き部101cが、支柱部102の上部には切欠き部102cが、支柱部103の上部には切欠き部103cが、支柱部104の上部には切欠き部104cが、支柱部105の上部には切欠き部105cが、支柱部106の上部には切欠き部106cが、支柱部107の上部には切欠き部107cが、そして支柱部108の上部には切欠き部108cが形成されている。各切欠き部は全て同じ高さではあるがスタンド本体100が組み立てられた際に中間部位が上下端部位より内方に指向するよう形成されてあり、支柱部がスタンド本体100として組み立てられると、切欠き部の底辺部は図19に示すように各スリット部と略同一平面上に位置するよう形成されている。而して、切欠き部には、スポンジ状のピン受け部材500が着脱自在に装着されるよう構成されている。
このように構成すると、スタンド本体100に載置されたかつらをピンによりピン受け部500に対して留めることができ、確実に安定した載置が実現できるものである。本変形例は、図14乃至図17に示す他の実施形態は勿論、本発明に係るかつらスタンドに適用できるものである。
本発明のかつらスタンドは、従来に比べて著しく頑丈なスタンドを実現することができ、しかも、例えば厚さが0.8mm未満の反発特性を有するPP製の素材を使用することにより組み立て分解特性に優れ且つ製造コストを低減することができるので、かつらや帽子などの変形し易い収納物だけでなく、様々な対象物を収納するスタンドとして使用することができるため、今後ますます市場の拡大が期待できる。
100 スタンド本体
101 支柱A左部(支柱部)
101A 折り目
101b 脚部
101c 切欠き部
102 支柱A右部(支柱部)
102A 折り目
102b 脚部
102c 切欠き部
103 支柱B左部(支柱部)
103A 折り目
103b 脚部
103c 切欠き部
104 支柱B右部(支柱部)
104A 折り目
104b 脚部
104c 切欠き部
105 支柱C左部(支柱部)
105A 折り目
105b 脚部
105c 切欠き部
106 支柱C右部(支柱部)
106A 折り目
106c 切欠き部
107 支柱D左部(支柱部)
107A 折り目
107b 脚部
107c 切欠き部
108 支柱D右部(支柱部)
108b 脚部
108c 切欠き部
109 支柱A左部リング受けスリット部
110 支柱A右部リング受けスリット部
111 支柱B左部リング受けスリット部
112 支柱B右部リング受けスリット部
113 支柱C左部リング受けスリット部
114 支柱C右部リング受けスリット部
115 支柱D左部リング受けスリット部
116 支柱D右部リング受けスリット部
117 支柱A左部リング受け穴部
118 支柱A右部〜支柱B左部間リング受け穴部
119 支柱B右部〜支柱C左部間リング受け穴部
120 支柱C右部〜支柱D左部間リング受け穴部
121 支柱D右部リング受け部
122 支柱A左部リング受け突起部
123 支柱A上部ロックつめ受け穴部
124 支柱A下部ロックつめ受け穴部
125 支柱Bロックつめ
126 支柱Cロックつめ受け穴部
127 支柱D上部ロックつめ
128 支柱D下部ロックつめ
129 支柱A左部固定スリット部
130 支柱A右部固定スリット部
131 支柱B左部固定スリット部
132 支柱B右部固定スリット部
133 支柱C左部固定スリット部
134 支柱C右部固定スリット部
135 支柱D左部固定スリット部
136 支柱D右部固定スリット部
141 支柱A〜支柱B上部接続部(折り目)
142 支柱B〜支柱C上部接続部(折り目)
143 支柱C〜支柱D上部接続部(折り目)
144 支柱A〜支柱B下部接続部(折り目)
145 支柱B〜支柱C下部接続部(折り目)
146 支柱C〜支柱D下部接続部(折り目)
147 支柱A底部凹み部
148 支柱B底部凹み部
149 支柱C底部凹み部
150 支柱D底部凹み部
160 第1固定板
161 第1固定板形態保持溝
162 第1固定板クリップ受け穴部
163 第2固定板
164 第2固定板形態保持溝
170 台座部
170a 上面部
170b 内側面部
170c 外側面部
170d 底面部
170e 側面蝶番部
171 スタンド受け機構部
171a スタンド受けスリット部
171b スタンド受けロック溝受け部
171c スタンド受け保持スリット部
171d スタンド受け保持スリット端部
172 上面ガイドつめ受けスリット部
173 内側面ホック用リブ
174 側面ホック
175 側面ホック台座部
176 外側面つめ
177 外側面つめロック部
178 内側面つめ受け部
179 内側面ホック用リブロック部
180 ケース体
181 上蓋
182 下蓋
183 側面部
184 溶着部
185 上蓋正面つめ
186 上蓋つめ
187 上蓋つめロック部
188 上蓋ハンドル用穴部
189 下蓋つめガイド部
190 下蓋正面つめ受け部
191 下蓋ハンドル用穴部
192 側面上リブ
193 側面上リブ部蓋つめ受け部
194 側面台座ホックガイド部
195 側面ホック
196 ハンドル(把手部)
200 補助部材
201 ガイド側面部
202 ガイド側面溶着部
203 ガイド上部リブ
204 ガイド台座用つめ
300 スタンド本体
301 支柱A左部(支柱部)
301A 折り目
301b 脚部
302 支柱A右部(支柱部)
302A 折り目
302b 脚部
303 支柱B左部(支柱部)
303A 折り目
303b 脚部
304 支柱B右部(支柱部)
304A 折り目
304b 脚部
305 支柱C左部(支柱部)
305A 折り目
305b 脚部
306 支柱C右部(支柱部)
306b 脚部
307 支柱A左部リング受けスリット部
308 支柱A右部リング受けスリット部
309 支柱B左部リング受けスリット部
310 支柱B右部リング受けスリット部
311 支柱C左部リング受けスリット部
312 支柱C右部リング受けスリット部
313 支柱A左部リング受け穴部
314 支柱A右部〜支柱B左部間リング受け穴部
315 支柱B右部〜支柱C左部間リング受け穴部
316 支柱C右部リング受け部
317 支柱A左部リング受け突起部
318 支柱A上部ロックつめ受け穴部
319 支柱A下部ロックつめ受け穴部
320 支柱Bロックつめ
321 支柱Cロックつめ
322 支柱A左部固定スリット部
323 支柱A右部固定スリット部
324 支柱B左部固定スリット部
325 支柱B右部固定スリット部
326 支柱C左部固定スリット部
327 支柱C右部固定スリット部
328 支柱A〜支柱B上部接続部(折り目)
329 支柱B〜支柱C上部接続部(折り目)
330 支柱A〜支柱B下部接続部(折り目)
331 支柱B〜支柱C下部接続部(折り目)
332 支柱A底部凹み部
333 支柱B底部凹み部
334 支柱C底部凹み部
340 第1固定板
341 第1固定板形態保持溝
342 第1固定板クリップ受け穴部
350 第2固定板
351 第2固定板形態保持溝
400 台座部
400a 上面部
400b 内側面部
400c 外側面部
400d 底面部
400e 側面蝶番部
401 スタンド受け機構部
401a スタンド受けスリット部
401b スタンド受けロック溝受け部
401c スタンド受け保持スリット部
401d スタンド受け保持スリット端部
402 上面ガイドつめ受けスリット部
403 内側面ホック用リブ
404 側面ホック
405 側面ホック台座部
406 外側面つめ
407 外側面つめロック部
408 内側面つめ受け部
409 内側面ホック用リブロック部
500 ピン受け部

Claims (6)

  1. 1枚の反発性を有する樹脂板からなるシートであって、
    このシートに平行関係にある折り目をn個(但しnは5以上の奇数であって、同一直線上または同一直線近傍に位置する折り目は1個とカウントする。)形成することにより設けられるn+1個の支柱部と、
    上記折り目上に第1の接続機構と第2の接続機構とを設け、
    上記シートの両端部に位置する支柱部同士は上記第1の接続機構を介して接続することにより2枚重ねの状態になり、
    上記両端部以外の隣接する支柱部同士は上記第2の接続機構を介して接続及び上記第1の接続機構が接続することにより2枚重ねの状態になるように構成したことを特徴とするかつらスタンド。
  2. 隣接する上記支柱部は上記折り目に対して線対称に形成されていることを特徴とする請求項1記載のかつらスタンド。
  3. 上記2枚重ねの状態になった支柱部の反発力を抑制すべく当該支柱部の上部に固定部材を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のかつらスタンド。
  4. 上記支柱部の下部に形成される脚部を着脱自在に装着する装着機構が上面に設けられた台座部を具備したことを特徴とする請求項1乃至請求項記載のかつらスタンド。
  5. 上部が内方へ指向するよう形成され、上記台座部の上面部外周部に設けられた補助部材装着機構を介して着脱自在に装着される補助部材を具備したことを特徴とする請求項記載のかつらスタンド。
  6. 上面部に携帯用把手部が設けられ、側面下部が上記台座部の側面部に着脱自在に装着されるケース体を具備したことを特徴とする請求項または請求項に記載のかつらスタンド。
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