JP3211795U - 手提げ袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガゼット袋内でのカップ等の容器の安定性を向上させることができる手提げ袋を提供する。【解決手段】手提げ袋は、ガゼット袋と、ガゼット袋内に収容された断面が四角形の容器ホルダ6とを有している。容器ホルダは、脚片6Aと、容器収納穴を有する天板面6Bと、容器を収納する立体形状としたときに垂直な脚片6Aと平行となる脚片6Cと、底面6Dとの4面からなる。容器ホルダの脚片6Aは、ガゼット袋の側面4aの内面4a−1に接着剤15により固定され、未使用時にはガゼット袋内で容器ホルダが内面に沿って平坦に折り畳まれ、且つガゼット袋も折り畳まれて手提げ袋全体が平坦となる。使用時にはガゼット袋を開けると、容器ホルダがその復元性で自動的に立体形状となり、カップ等を収納・保持可能となる。【選択図】図3
Description
本考案は、カップ入りコーヒー等の持ち帰り用などに使用される手提げ袋に関する。
コンビニエンスストアやコーヒーショップなどでは、テイクアウト用のカップ入りコーヒーを持ち帰る際に手提げ袋に入れるサービスが行われている。カップが傾いたり倒れたりして内容物がこぼれることを防止するために、手提げ袋の底部には立体形状のカップホルダを落とし込んで配置している。カップホルダは、カップ収納穴を有する天板面から下方に延びる脚片を備え、脚片を介して手提げ袋の底部から天板面が離間されており、このカップホルダのカップ収納穴でカップを保持するようになっている。
カップホルダは型紙折り目に沿って折り曲げて組み立てる構成となっており、手提げ袋とは別部材として存在する。手提げ袋に立体形状に組み立てたカップホルダを事前に収容しておけば、店員によるカップ等の容器の手提げ袋への収容作業の効率は良くなるが、使用前にカップホルダを組み立てておくと店内のカウンターを占有することとなって、店内のカウンタースペースを有効に使えない。
この問題に対処すべく、特許文献1には、マチ付きのガゼット袋の底部に平坦に折り畳んだカップホルダを収容し、ガゼット袋と共にカップホルダを折り畳んで平積みできるようにし、使用時にはガゼット袋を開けて(広げて)カップホルダを上から押し下げるだけで袋内においてカップホルダが広がって立体形状となる手提げ袋が提案されている。上記カップホルダは、カップ収納穴を有する上板部から側板部と底板部とが弱め線を介して連接され、弱め線を折り内側に折り曲げて組み立てる構造となっている。
しかしながら、特許文献1で提案されている手提げ袋では、ガゼット袋の中にカップホルダが独立して収容されている。上記カップホルダは単なる弱め線を介して連接されている構造であるために、上記カップホルダの独立性は強固ではないと同時に、ガゼット袋の内面とも分離している。その結果、内容物が入ったカップは、重量があるため持ち運び時の揺れでカップホルダの弱め線に負荷を与え、上記ガゼット袋内で傾き易く、その安定性は十分でなかった。カップ保持強度を向上させるために、容器ホルダは直方体形状の6面全面を備えた構成となっているがそれでも十分ではなかった。
また、上記のように、カップホルダはガゼット袋内においてその内面とも分離しているため、内容物が入ったカップは、持ち運び時の揺れに伴ってガゼット袋において余裕スペースに応じて移動することが避けられなかった。
本考案はこのような現状に鑑みて創案されたもので、持ち運び時の容器の安定性を向上させることができる手提げ袋の提供を、目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の手提げ袋は、折り目を有して平坦に折り畳み可能なガゼット袋と、折り線を折り内側に折り曲げして天板面と複数の脚片とが形成されるとともに折り線から平坦に伸展可能な容器ホルダとを有し、前記容器ホルダは少なくとも1つの脚片が前記ガゼット袋の折り目がない内面の底部側に固定され、前記天板面と他の脚片とが前記ガゼット袋の袋開口に向けて伸展されて重ね合わせられることを特徴とする。
容器ホルダの少なくとも1つの脚片がガゼット袋の折り目がない内面に固定されているので、ガゼット袋との一体構成により容器ホルダの強度が増して変形しにくくなり、持ち運び時の容器が安定に保持される。
また、本考案の手提げ袋は、折り目を有して平坦に折り畳み可能なガゼット袋と、折り線を折り内側に折り曲げして天板面と複数の脚片とが形成されるとともに折り線から平坦に伸展可能な容器ホルダとを有し、前記容器ホルダは少なくとも1つの脚片の折り外側がガゼット袋の折り目がない内面の底部側に固定され、前記内面には前記天板面と他の脚片とが前記ガゼット袋の袋開口に向けて伸展されて重ね合わせられるとともに、前記ガゼット袋の袋開口からの開きに伴って前記容器ホルダが折り内側に折り曲げられることを特徴とする。
請求項1の作用に加え、ガゼット袋を開くだけで容器ホルダが容器を保持するときの立体形状となる。
本考案によれば、ガゼット袋との一体構成により容器ホルダの強度が増して変形しにくくなるため、持ち運び時の容器の安定性を向上させることができる。また、本考案によれば、ガゼット袋を開くだけで容器ホルダが容器を保持するときの立体形状となるので、ガゼット袋を開けた後に容器ホルダを押す等の操作が不要となり、使用性(簡便性)の向上を図ることができる。
以下、本考案の実施形態について図を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る手提げ袋2は、上部が開口されて平坦に折り畳み可能な紙製のガゼット袋4と、ガゼット袋4の内方に収容されて一部がガゼット袋4の内面に固定された紙製の容器ホルダ6とを有している。ガゼット袋4は、折り目がない広幅の側面4a、4bと、複数の折り目5を有する狭幅のマチとしての側面4c、4dと、容器を収納・保持するときの立体形状時の容器ホルダ6を受ける底面4eとを有している。ガゼット袋4の上部の開口は袋開口としてなる。ガゼット袋4の広幅の側面4a、4bの上端部内方には、手提げ紐8が粘着テープ10で固定されている。
図1に示すように、本実施形態に係る手提げ袋2は、上部が開口されて平坦に折り畳み可能な紙製のガゼット袋4と、ガゼット袋4の内方に収容されて一部がガゼット袋4の内面に固定された紙製の容器ホルダ6とを有している。ガゼット袋4は、折り目がない広幅の側面4a、4bと、複数の折り目5を有する狭幅のマチとしての側面4c、4dと、容器を収納・保持するときの立体形状時の容器ホルダ6を受ける底面4eとを有している。ガゼット袋4の上部の開口は袋開口としてなる。ガゼット袋4の広幅の側面4a、4bの上端部内方には、手提げ紐8が粘着テープ10で固定されている。
容器ホルダ6はガゼット袋4内で平坦に折り畳み可能であり、ガゼット袋4の側面4c、4dを一点鎖線で示すように内方に折って広幅の側面4a、4b同士を重ね合わせ、さらに底面4eを折り曲げると、手提げ袋2全体が平坦となる。
容器ホルダ6は、折り線m1、m2、m3、m4を有し、これらの折り線m1、m2、m3、m4を折り内側に折り曲げると、天板面6Bと、2つの脚片6A、6Cと、底面6Dとが形成され、例えば、折り線m4から平坦に伸展可能となっている。換言すれば、容器ホルダ6は、平坦な折り畳み形状と、容器を保持するときの立体形状とに任意に変形可能な形状を有している。すなわち、立体形状としたときに垂直となる脚片6A、6Cと、水平となる天板面6B、底面6Dとの4面を備えた断面四角形状を有している。これら4面は、上記のように折り線m1、m2、m3、m4を介して連なっている。天板面6Bはカップを収納・保持する2つの容器収納穴12を有している。
複数(ここでは2つ)の脚片のうちの一方である脚片6Aは、その折り外側がガゼット袋4の広幅の側面4aの内面4a−1の底部側に接着剤15で固定されている。図1では、容器ホルダ6をガゼット袋4内で起して内面4a−1に沿うように折り畳んだ状態を示している。すなわち、折り畳まれた容器ホルダ6は、天板面6B、他の脚片である脚片6C及び底面6Dとが袋開口に向けて伸展されて重ね合わせられている。換言すれば、容器ホルダ6は、脚片6Aを除く部分が非固定状態で脚片6Aによって片持ちされている。
図2にハッチングで示すように、容器ホルダ6の脚片6Aは、その全面がガゼット袋4の内面4a−1に接着剤15で固定されている。固定手段としては、接着剤の他に両面テープ等を用いてもよい。また、脚片6Aの全面を固定せずに、一部分を固定してもよい。例えば脚片6Aの周縁のみを固定したり、長手方向に不連続で間欠的に固定してもよい。要するに、内面4a−1に対する脚片6Aの一体的な固定が得られればその固定面積の大きさは問わない。但し、容器保持の安定性は固定面積(固定強度)に比例するため、脚片6Aの全面固定が望ましい。図2ではガゼット袋4の側面4a以外の側面や底面及び容器ホルダ6の容器収納穴12は省略している。
容器ホルダ6をガゼット袋4内で平坦に折り畳み、次にガゼット袋4を平坦に折り畳むと、手提げ袋2全体が平坦な状態に折り畳まれる。このため、未使用時には手提げ袋2を店内のカウンターに平積みすることができ、嵩張りを抑制してカウンタースペースを有効に使うことができる。
後述するように、容器ホルダ6は、ガゼット袋4を平坦な折り畳み状態から開ける動作に伴って自動的に立体形状となる復元性を有しているが、手提げ袋2が平積みされた状態では、ガゼット袋4の折り畳みによる閉じ力によって復元性が抑制され、手提げ袋2の平坦状態が維持される。
図3に示すように、ガゼット袋4を折り畳み状態から開けると、袋開口からの開きに伴って、二点鎖線で示すように、容器ホルダ6はその材質の復元性によって自動的に折り内側に折り曲げられ、非固定部分全体が回動して容器を保持可能な立体形状となる。ガゼット袋4の開きによって閉止力が解放されると、折り目m1と折り目m2をヒンジ位置として折り畳まれた部分(伸展された部分)が下方へ回動する。すなわち、ガゼット袋4を開けるだけの操作で容器ホルダ6が使用可能な状態となる。
図4(a)に示すように、折り線m1、m2、m3、m4は、折り内側が凹となり折り外側が凸となるように、筋押しによって折り筋が入れられており、折り曲がる方向付けがなされている。このため、折り線m1の部位では、脚片6Aがガゼット袋4の内面4a−1に固定されているために、天板面6Bは折り筋によって右側へ折れ曲がる。折り線m2の部位では、折り筋によって天板面6Bと脚片6Cとが左右へ広がる。折り線m3の部位では、折り筋によって脚片6Cと底面6Dとが互いに内側へ折れ曲がる。折り線m4の部位では、脚片6Aがガゼット袋4の内面4a−1に固定されているために、折り筋によって底面6Dが右側へ折れ曲がる。これらの折り筋による折れ曲がりの方向付けによって容器ホルダ6は自動的に立体形状となる。
このため、例えばコンビニエンスストアの店員は、ガゼット袋4を開けたら、図5に示すように、容器ホルダ6を立体形状とするための操作を何ら要することなく直ぐにコーヒーカップ14を容器ホルダ6にセットすることができる。コーヒーカップ14を容器収納穴12に収納すると、容器収納穴12の周縁に形成された複数の保持片12aが下方に押し曲げられ、コーヒーカップ14を周方向全体に亘って支えるように保持する。保持片12aの根元にはミシン目や切り込みが入れられており、コーヒーカップ14の収納に伴ってほぼ規則的に折れ曲がるようになっている。容器収納穴12の周縁に形成された保持片12aは必ずしも必要ではない。容器収納穴12の径がコーヒーカップ14を密接に収納する大きさであれば、底面6Dとの間に高さもあるため安定に保持することができる。図5において、符号16はガゼット袋4の底面4eに載置された補強シートとしての厚紙を示している。
図3に示すように、容器ホルダ6の天板面6Bは、ガゼット袋4の内面4a−1に固定される脚片6Aの高さhよりも長い横幅wを有している。本実施形態では、脚片6Aの高さhは約40mmであり、天板面6Bの横幅wは約95mmである。他の脚片6Cの高さは脚片6Aの高さhと同じであり、底面9Dの横幅は天板面6Bの横幅wと同じである。
容器の保持性を高めるために、容器ホルダ6はガゼット袋4を構成する紙よりも厚みの大きい紙で形成されている。容器ホルダ6の復元性(例えば紙のコシ力や材料の弾性による立体形状への自動的復帰性)は、例えば表面をコーティングしたコート紙を用いることにより得ることができるが、プラスチックシートやプラスチックフィルム等によるものでもよい。本実施形態では、脚片6Aはその下端位置をガゼット袋4の内面4a−1の下端に揃えて固定されているため、容器ホルダ6が立体形状となったとき、容器ホルダ6の底面6Dとガゼット袋4の底面4eは重なり、容器ホルダ6はガゼット袋4の底面4eで支持される。
コーヒーカップ14を収納(収容)した後にガゼット袋4を持ち上げると、ガゼット袋4の側面4aは紙製とはいえ、コーヒーカップの重量で引っ張られて剛性が増す。剛性が増した側面4aの内面4a−1に容器ホルダ6の脚片6Aが一体に固定されているので、容器ホルダ6が折り線に沿って変形しようとしてもこれが阻止される。よって、容器ホルダ6はガゼット袋4の内方で常に断面四角形状の立体形状(カップ保持形状)を維持することができる。これにより、持ち運び時のコーヒーカップ14の揺れに対する安定性が向上する。
本考案では、上記のように、ガゼット袋4を持ち上げたときの側面4aの剛性化による強度を利用して容器ホルダ6の変形を阻止しているので、容器ホルダ6自体にはガゼット袋内で自立して容器を保持できるような強度は要らない。本実施形態では、ガゼット袋4の内面4a−1への固定によって立体形状の揺れに対する強度が確保されるため、従来における容器ホルダのように長手方向の側面(立体形状のときに脚片6Aと直交する脚片)は有していない。これにより容器ホルダ6の製作の容易化、製造コストの低減も実現できる。勿論、容器ホルダ6の長手方向端の脚片を設けて6面を有する直方体形状としてもよい。
本実施形態の手提げ袋2は、テイクアウト用としての使用が終わった後でも、図6に示すように、容器ホルダ6を折り畳めばガゼット袋内に他の品物18を入れて使用することもできる。すなわち、本実施形態の手提げ袋2は、テイクアウト用袋としての機能を終えた後でも多目的な使用が可能となる利点を有している。容器ホルダ6がガゼット袋4の内面に一体に固定されているので、他の品物の持ち運びに使用した後にカップ等の容器を収納したい場合には、いつでもガゼット袋4を開けて容器ホルダ6を使用状態とすることができる。特許文献1に記載の手提げ袋においても他の品物を入れることはできるが、容器ホルダがガゼット袋の内面と独立しているので、他の品物と一緒にガゼット袋から出してしまう可能性もあり、その場合にはその後にカップ等の容器を安定に保持する手提げ袋としては使用できない。
上記実施形態では、ガゼット袋4を開ける動作に伴って容器ホルダ6が自動的に立体形状となる復元性を有する例を説明したが、本考案はこれに限定されない。ガゼット袋4を開けた後に、特許文献1に記載のものと同様に、上方から押すことにより立体形状となるようにしてもよい。紙製の場合でも図4(a)で示したように折り筋を付けた場合、折り線の部位には少なからず元に戻ろうとする力(復元力)が存在し、ガゼット袋4を開けた場合、容器ホルダ6の上端は折り線m1の部位の復元力で若干内面4a−1から内側へ離れる。このため、押す操作が容易となり、下方斜めへ押し下げるだけのワンタッチ的な操作で容易に容器ホルダ6を容器を保持するときの立体形状にすることができる。
図4(b)に折り線m3を代表して例示するように、各折り線部位に切り込み7を入れて折れ曲がり易くすれば、図4(a)に示すように上方から軽い力F1で押したり、ガゼット袋4の側面4aの外側から軽い力F2で押すだけで、袋開口に向って伸展状態にある容器ホルダ6は回動して立体形状となる。
ガゼット袋4が開けられたときに容器ホルダ6が自動的に復元する例では、容器ホルダ6を立体形状とする操作が一切不要となるので、テイクアウト等における客への手渡し作業を迅速にできる利点を有する。
上記実施形態では、容器ホルダ6の底面6Dとガゼット袋4の底面4eとが隙間なく重なる構成で説明したが、図7に示すように、容器ホルダ60の底面6Dとガゼット袋4の底面4e(実質的には厚紙16)との間に隙間が存在するように容器ホルダ60の脚片6Aをガゼット袋4の内面4a−1に固定し、底面6Dにコーヒーカップ14の底部を保持する底部収容穴20を設ける構成としてもよい。このようにすれば、コーヒーカップ14の保持安定性をさらに向上させることができる。
容器ホルダ6を構成する材料(紙やプラスチックシート等)の強度が大きい場合には、図8に示すように、容器ホルダ62は底面6Dを有しない構成としてもよい。ガゼット袋4を開けると、容器ホルダ62はその復元性で自動的に回動し、他方の脚片6Cの下端がガゼット袋4の底面4e(実質的には厚紙16)に当接することにより天板面6Bは水平に支持される。上記と同様に、容器ホルダ62の上端を押して立体形状にする構成としてもよい。この場合にも図4(b)で示したように切り込み7を入れて折れ易くする構成としてもよい。
上記各実施形態では、ガゼット袋4の側面4aの内面4a−1に容器ホルダ6、60、62の脚片6Aを固定する例で説明したが、反対側の脚片6Cをガゼット袋4の側面4bの内面に固定するようにしても上記と同様の機能、効果を得ることができる。また、折り線の部位に上記のように切り込み7を入れて復元性が殆ど無いようにし、ガゼット袋を開けたときに折り畳んだ部分が重力で下方に回動して立体形状となるようにしてもよい。
上記実施形態では容器ホルダ6、60、62で保持する容器として、持ち帰り用のコーヒーカップを例示したが、本考案はこれに限定されず、ジュースやムース等が入ったカップ類、あるいは瓶類や缶類等の容器においても同様に安定保持することができる。また、ガゼット袋4の材質を紙製として例示したが、本考案はこれに限定されず、ビニール等のプラスチックや布製でもよい。容器ホルダ6、60、62の材質も紙製に限定されず、プラスチックシートやプラスチックフィルムで形成してもよい。ガゼット袋4の手持ち形状は手提げ紐8に限らず、ガゼット袋4の上端部に指を入れる横長穴を形成する構成としてもよく、また、手提げ構成を設けずに袋の上端部を手で挟んで持つだけの構成としてもよい。また、容器収納穴12の周縁の保持片の形状は上記に限定されず、種々の形態で実施することができる。
以上、本考案の好ましい実施の形態について説明したが、本考案はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定しない限り、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。本考案の実施の形態に記載された効果は、本考案から生じる最も好適な効果を例示したに過ぎず、本考案による効果は、本考案の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
2 手提げ袋
4 ガゼット袋
4a−1 内面
6、60、62 容器ホルダ
6A 脚片
6B 天板面
6C 他の脚片
m1、m2、m3、m4 折り線
4 ガゼット袋
4a−1 内面
6、60、62 容器ホルダ
6A 脚片
6B 天板面
6C 他の脚片
m1、m2、m3、m4 折り線
Claims (2)
- 折り目を有して平坦に折り畳み可能なガゼット袋と、折り線を折り内側に折り曲げして天板面と複数の脚片とが形成されるとともに折り線から平坦に伸展可能な容器ホルダとを有し、前記容器ホルダは少なくとも1つの脚片が前記ガゼット袋の折り目がない内面の底部側に固定され、前記天板面と他の脚片とが前記ガゼット袋の袋開口に向けて伸展されて重ね合わせられることを特徴とする手提げ袋。
- 折り目を有して平坦に折り畳み可能なガゼット袋と、折り線を折り内側に折り曲げして天板面と複数の脚片とが形成されるとともに折り線から平坦に伸展可能な容器ホルダとを有し、前記容器ホルダは少なくとも1つの脚片の折り外側がガゼット袋の折り目がない内面の底部側に固定され、前記内面には前記天板面と他の脚片とが前記ガゼット袋の袋開口に向けて伸展されて重ね合わせられるとともに、前記ガゼット袋の袋開口からの開きに伴って前記容器ホルダが折り内側に折り曲げられることを特徴とする手提げ袋。
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