JP5014538B2 - かつら載置用スタンド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はかつら載置用スタンドに関し、特に、かつらの展示に際してその装着状態の見栄えを良くすることができるとともに搬送・携帯を簡易にし、さらに、かつら装着者がかつらをはずしたときに、かつらの形態を崩さずに保持することができる載置用スタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば、デパートの店頭などにおいてかつらを展示する場合、かつらを装着したときにどのような感じで装着されるかがわかるように、マネキンや人型の支持台の頭部にかつらを装着するようにしている。これによると、かつらの購入者にとっては、実際に近い状態で装着状態が分かるので、装着状態を予め確認しながら購入することができる。
【0003】
一方、購入したかつらは、常に又は頻繁に頭部に着用されるものであるため、毛髪と同様に汗を吸収したり埃を吸着しやすい。このため、毛髪と同様に洗髪等をして定期的に手入れする必要がある。このような場合、洗髪したかつらをそのままテーブル等の平面に置いておくと人工毛に好ましくないカール等の癖がつき、また、寝かせたまま長時間放っておくとかつらの形態がくずれるので、通常、毛髪が床面に接触しない程度の高さをもったかつらスタンドに被せておくようにしたり、かつらスタンドの代用としてティッシュペーパーの箱を立てその頂部に被せておくようにしたりして、形態を崩さず自然乾燥させるようにしている。また、かつらの洗髪後だけでなく、入浴時や就寝時などにもかつらをはずすが、このような場合でもテーブル等の平面に置いておくと形態が崩れるおそれがあるので、前述したように、頭を模したかつらスタンドに被せておくようにしたり、ティッシュペーパーの箱を立てその頂部に被せておくようにしたりして形態を崩さないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなかつらを展示・乾燥・載置させる従来の方法によれば、以下のような問題があった。
(1)例えば、展示に際してマネキンを使用する場合には、いわゆる半身のマネキンや胸像あるいは首像だけの基本マネキンにおいては、所定の大きさおよび重量を有するため、展示スペースの確保やそれを展示場所に運ぶためのコストおよびマネキン自体のコストがかかるという問題がある。
(2)また、例えば、かつらの中には襟足までの長さを有しないかつら、いわゆる8分ウィッグと呼ばれるものがあるが、このような8分ウィッグをマネキンの頭部に被せるとマネキンの頭部下方から首筋にかけては毛髪が存しないため、バランスが悪く見栄えが悪くなるという問題がある。また、頭頂部だけに装着されるかつら、いわゆるトップピースと呼ばれるものがあるが、これを前述したマネキンの頭部に被せると、見た目だけでも異様な感じを与えてしまうという問題もある。
(3)一方、かつらを洗髪して自然乾燥させたり、入浴時や就寝時などにかつらをはずすときに形態を崩さずに載置させるようにかつらスタンドに保持するには、あくまでもかつらスタンドの用意がある自宅等では可能であるが、ティッシュペーパーの箱を立ててその頂部に置くようにする代用的な使用方法ではかつらに傷をつけてしまうおそれがある。
(4)また、例えば、かつらを着用している人が出張や旅行に出かけた場合など、このような高さのあるかつら載置に適した代用的なものがない場合には、テーブル等の平面に置いておかざるを得ず、かつらの形態が崩れてしまうと言う問題があった。
【0005】
従って、本発明の目的は、かつらを展示する際にスペースをとらず低コストで設置することができ、かつらの装着状態の見栄えを良くすることができるかつら載置用スタンドを提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、搬送・携帯に便利であり、かつらをはずしたときに、かつらの形態を崩さずに保持し得る載置用スタンドを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するために、所定の柱状の形状に組み立て可能な本体部と、前記本体部の所定の部位に係止されるフランジ部と、から構成されることを特徴とするかつら載置用スタンドを提供するものである。
【0008】
以上の構成において、前記本体部は、組み立て時に多角形、好ましくは截頭6角錐になるように、上記角数に対応する複数の折り目、好ましくは6本の折り目が形成されており、該折り目により区画される各片のいずれかの片に、組み立て時に前記本体部を係止し、多角形、好ましくは截頭6角錐に保持させるための保持機構を有することが望ましい。また、前記本体部は、好ましくは、前記各片のいずれかの片に前記フランジ部が係止される係止用穴あるいは切欠を有し、前記フランジ部は、本体部の係止用穴あるいは切欠に嵌挿して係止するための係止用突起を有する。
【0009】
また、前記本体部は、前記折り目により区画される各片の頂部が隣接する片と異なる曲率で形成されていることが望ましい。
【0010】
さらに、本発明は、上記の目的を達成するために、組み立て時に截頭角錐になるように上記角数に対応する複数の折り目が形成されており、該折り目により区画される各片のいずれかの片に、組み立て時に前記截頭角錐に係止し保持させるための保持機構を有することを特徴とするかつら載置用スタンドを提供するものである。
【0011】
以上の構成において、前記各片は、頂部および底部が所定の曲率を有して形成されていることが望ましい。また、前記各片は、好ましくは、前記折り目により区画される各片の幅が一方から他方に向かうに従って順に広くまたは狭くなるように形成されており、さらに、各片は、折り畳んだ際に前記保持機構が設けられた位置に対応する位置に貫通穴が形成されている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1〜図3は、本発明の第1の実施の形態によるかつら載置用スタンドの構成を示す図である。このうち、図1はかつら載置用スタンドの展開図である。図に示すように、このかつら載置用スタンドは、本体部1とフランジ部2とから構成される。本体部1およびフランジ部2はともに紙或いは合成樹脂により成形されることができる。
【0013】
本体部1は、図1に示すように、形状が扇状をしており、折り曲げたときに6角錐になるように、プレスにより6本の折り目10A、10B,10C,10D,10E,10Fが設けられている。これらの折り目10A、10B,10C,10D,10E,10Fにより7つの各片11,12,13,14,15,16,17が区画される。折り目10A、10B,10C,10D,10E,10Fにより区画される各片のうち、片11には、後述する折り目10Fに設けられたスリット1E,1Fに挿入して係止させる爪片1C,1Dが外側に突出して設けられている。また、各片で区画される片のうち折り目10Aおよび10Bならびに10Dおよび10Eで区画される片12ならびに15には、後述するフランジ部2の突片2A,2Bを嵌挿し係止する係止穴1A,1Bが設けられている。
なお、各片11,12,13,14,15,16,17はそれぞれ細長い矩形状を呈するが、上辺が下辺に対して短く形成され、組み立てたとき完全な6角錐とはならず途中から切り落とされて平坦に、すなわち、恰も富士山頂のような形状になっており、これを、本発明では「截頭」6角錐と称することにする。
【0014】
フランジ部2は、図1に示すように外形が円形をしており、内側の形状が6角形に切り抜かれており、本体部1が6角錐に折り曲げ組み立てられて、この6角形に切り抜かれた部分に挿入されたとき、前述した片12ならびに15に設けられている係止穴1A,1Bに嵌挿され係止される突片2A,2Bが形成されている。
【0015】
なお、本体部1およびフランジ部2の素材として、上記のように合成樹脂を用いる場合、例えば透明なポリプロピレンが適している。ポリプロピレンは、焼却した場合でも有毒ガス等が発生せず環境にやさしい素材であり、また、本体部1およびフランジ部2が透明にできるので、デザイン性・インテリア性に優れたものとなる。この場合、無色透明のほか、有色で半透明であっても良い。
【0016】
図2は、図1に示したかつら載置用スタンドの組立図である。図に示すように、本体部1の各片11〜17を折り曲げ、截頭6角錐になった状態で片11の爪片1C,1Dを折り目10Fに設けられたスリット1E,1Fに挿入して係止させ、組み立てられた本体部1の截頭6角錐の上部からフランジ部2を嵌挿し、フランジ部2の突片2A,2Bを、本体部1の片12,15の上端からやや下方に形成された係止穴1A,1Bに嵌挿し係止する。これにより、本体部1の上端からやや下方の位置でフランジ部2が放射状に張り出したかつら載置用スタンドの組立が完了する。
【0017】
図3は、このかつら載置用スタンドの使用状態図である。図に示すように、かつら100は、図2において組み立てられた截頭6角錐の上部に載置される。この截頭6角錐の上部には、所定長の円周を有するフランジ部2(図示せず)が係止されているので、かつら100を載置したとき、単に6角錐状にではなく、ある程度のふくらみをもって安定して載置されることになる。このため、かつら100があたかも人間の頭部に装着されたかのように見せることができる。また、例えば、8分ウィッグと呼ばれるかつらの場合など、マネキンの頭部に被せるとバランスが悪く見栄えが悪くなり見た目が異様に感じるが、このかつら載置用スタンドによれば、人間の頭部が形状として表されていないので、バランスの悪さや見た目の異様な感じを与えることはない。
【0018】
この実施の形態によるかつら載置用スタンドによると、マネキンのように場所をとらないため、より多くのかつらを展示することができる。また、マネキンに装着すると見た目やバランスの悪い8分ウィッグの場合でも、きれいに展示することができる。また、透明あるいは半透明の素材を使用しているので、例えば、シーズン毎に色・イメージの演出も取り入れることができる。また、分解可能であるので、持ち運びや郵送に便利であり、運送にかかるコストを低減することができる。そして、マネキンを使用しないためマネキンにかかるコストを削減することができる。
【0019】
<第2の実施の形態>
図4〜図6は、第2の実施の形態によるかつら載置用スタンドの構成を示す図である。このうち、図4はその展開図である。図に示すように、このかつら載置用スタンドは、第1の実施の形態と同じく、本体部3とフランジ部4とから構成される。本体部3およびフランジ部4がともにポリプロピレンで成形され、透明であることは、第1の実施の形態と同じである。この実施の形態によるかつら載置用スタンドは、例えば、頭部の一部だけを覆うような、比較的狭い面積の部分かつらを載置するためのかつら載置用スタンドである。
【0020】
本体部3は、図4に示すように、形状が全体として扇状をしており、折り曲げたときに截頭6角錐になるように、プレスにより6本の折り目30A、30B,30C,30D,30E,30Fが設けられている。これらの折り目30A、30B,30C,30D,30E,30Fにより合計7つの片31,32,33,34,35,36,37が区画される。折り目30A、30B,30C,30D,30E,30Fにより区画される各片のうち、片31には、後述する折り目30Fに設けられたスリット3E,3Fに挿入して係止させる爪片3C,3Dが設けられている。また、各片で区画される片のうち片31ならびに30Dおよび30Eで区画される片34の頂部には、後述するフランジ部4の突片4A,4Bを係止する切欠3A,3Bが設けられている。第1の実施の形態と異なるのは、本体部3が第1の実施の形態によるかつら載置用スタンドと比較して長さが短いこと、各片31〜37の頂部のRが中央部になるに従って大きく形成されていること、フランジ部4の突片4A,4Bを係止穴ではなく切欠3A,3Bで係止するようにしていること、およびフランジ部4が本体部3の上端で傾斜をもって支持されることである。
【0021】
フランジ部4は、図4に示すように、第1の実施の形態と同様に形状が円形をしており、本体部3が截頭6角錐に折り曲げ組み立てられたとき、前述した片31ならびに34に設けられている切欠3A,3Bに嵌挿され係止される突片4A,4Bが形成されている。
【0022】
図5は、図4に示したかつら載置用スタンドの組立図の正面図である。図に示すように、本体部3の各片31〜37を折り曲げ、截頭6角錐になった状態で片31の爪片3C,3Dを折り目30Fに設けられたスリット3E,3Fに挿入して係止させ、組み立てられた本体部3の截頭6角錐の上部からフランジ部4を嵌挿し、フランジ部4の突片4A,4Bを、本体部3の片31,34の切欠3A,3Bに嵌挿し係止する。これにより、かつら載置用スタンドの組立が完了する。なお、このとき、各片31〜37の頂部のRが中央部になるに従って大きく形成されているため、載置面が所定の角度を有する斜面となって形成される。
【0023】
図6は、このかつら載置用スタンドの使用状態図である。図に示すように、部分かつら200は、図5において組み立てられた截頭6角錐の上部に安定して載置される。この截頭6角錐の上部は、前述したように、載置面が所定の角度を有する斜面となって後方へ傾斜しているので、部分かつら200を載置したとき、部分かつら200はこの斜面に沿って載置されることになる。なお、この場合、かつら200が斜面から滑り落ちないように、かつら200に設けられるストッパー(図示せず)をフランジ部4に係止する。これにより、部分かつら200があたかも人間の頭部に装着されたかのように見せることができる。また、マネキンの頭部に被せるとバランスが悪く見栄えが悪くなり見た目が異様に感じるが、このかつら載置用スタンドによれば、人間の頭部が形状として表されていないので、バランスの悪さや見た目の異様な感じを与えることはない。
【0024】
また、この実施の形態によるかつら載置用スタンドにおいても、第1の実施の形態において述べたと同様に、マネキンのように場所をとらないため、より多くのかつらを展示することができる。また、マネキンに着けると見た目やバランスの悪いトップピースの場合でも、きれいに展示することができる。また、透明あるいは半透明の素材を使用しているので、例えば、シーズン毎に色・イメージの演出も取り入れることができる。また、分解可能であるので、持ち運びや郵送に便利であり、運送にかかるコストを低減することができる。さらに、マネキンを使用しないためマネキンにかかるコストを削減することができる。
【0025】
<第3の実施の形態>
図7〜図10は、第3の実施の形態によるかつら載置用スタンドの構成を示す図である。このうち、図7はその展開図である。図に示すように、このかつら載置用スタンドは、第1および第2の実施の形態と異なり、本体部5のみから構成される。なお、本体部5がポリプロピレンで成形され、透明であることは、第1および第2の実施の形態と同じである。この実施の形態によるかつら載置用スタンドは、特に、携帯に便利なかつら載置用スタンドである。
【0026】
本体部5は、図7に示すように、形状が全体として扇状をしており、折り曲げたときに截頭6角錐になるように、プレスにより6本の折り目50A、50B,50C,50D,50E,50Fが設けられている。この折り目50A、50B,50C,50D,50E,50Fにより各片51,52,53,54,55,56,57が区画される。この折り目50A〜50Fにより区画される各片のうち、片51には、後述する片57に設けられたホック57A,57Bに止め合わされるホック51A,51Bが設けられており、片52〜片56には、前述したホック51A,51Bおよびホック57A,57Bの円周より幾分長い円周の丸穴52A,52B,53A,53B,54A,54B,55A,55B,56A,56Bがそれぞれ設けられている。また、片57には、前述したホック51A,51Bを止め合わせるホック57A,57Bが設けられている。
なお、各片51〜57は、いずれも頂部および底部が所定の曲率を有して形成されている。また、片57は、他の各片51〜56と異なり、一方の側部が内側に大きくえぐられたえぐり部57Cを有している。直線状に形成すると、このかつら載置用スタンドを組み立てたときにこの部分が大きく膨らんでしまうためであり、また、その膨らみによる取り扱い時の怪我等を防ぐためである。
ここで、各片51〜56の幅L1〜L6は片51から片56に向かうに従って大きくなる関係にある。即ち、L1<L2<L3<L4<L5<L6の関係にある。なお、ここでは、本体部5を止め合わせるために、ホックを用いているが、これに限るものではなく、例えば、ベルクロファスナーや第1および第2の実施の形態で述べたような係止片とスリットの組み合わせ等により止め合わせるようにしてもよい。
【0027】
図8は、図7に示したかつら載置用スタンドの組立図である。図8に示すように、本体部5の各片51〜57を所定角度に折り曲げ、截頭6角錐になった状態で片51のホック51A,51Bを片57に設けられたホック57A,57Bに止め合わせる。これにより、このかつら載置用スタンドの組立が完了する。
【0028】
図9は、図7に示したかつら載置用スタンドの折り畳み状態を示す図である。前述したように、各片51〜56の幅L1〜L6は片51から片6に向かうに従って大きくなる関係、即ち、L1<L2<L3<L4<L5<L6の関係にあるので、片51から順に片56に向かって各折り目50A〜50Fに沿って折り曲げる。そうすると、次に隣接する片がその前の片の幅を吸収して折り畳まれることとなる。この折り畳みに従って、ホック51A,51Bは、各片の丸穴53A,53B,55A,55Bの中に嵌入される状態となり、折り畳みが最終の片56に来たとき、嵌入されたホック51A,51Bを片57のホック57A,57Bに止め合わせる。これにより、折り畳みが完了する。なお、52A,52B,54A,54B,56A,56Bの各穴は、全体的な美観および通気性を高めている。
【0029】
図10は、このかつら載置用スタンドの使用状態図である。図に示すように、かつら300は、図8において組み立てられた截頭6角錐の上部に載置される。この截頭6角錐の頂部は、所定の曲率を有して形成されているので、ここにかつら300を載置した場合には、平面やかつら300との間で空間が形成され、通気が可能となる。また、丸穴52A,52B,53A,53B,54A,54B,55A,55B,56A,56B自体も通気穴として機能する。このため、かつら300に付着した汗や湿気を自然乾燥させることができる。また、截頭6角錐の上部に載置することにより、かつらの形態を崩すことなく保持することができる。
【0030】
なお、図7〜図10に示したように、このかつら載置用スタンドは、折り畳みが可能であるので、携帯に便利である。従って、自宅等ではもちろん、旅先あるいは出張先等でも携帯し、組み立て使用することができる。
【0031】
以上の実施の形態においては、本体部を6角柱状に形成するために7つの片によって構成するようにしているが、これは組み立て時の煩雑さを避けるためのものであり、この数または形状に限られるものではない。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のかつら載置用スタンドによれば、所定の柱状の形状に組み立て可能な本体部と、前記本体部の所定の部位に係止されるフランジ部と、から構成するようにしたので、かつらの展示に際して、その装着状態の見栄えを良くすることができる。
また、組み立て時に少なくとも截頭6角錐になるように少なくとも6本の折り目が形成されており、該折り目により区画される各片のいずれかの片に、前記組み立て時に截頭6角錐に係止し保持させるための保持機構を有するように構成したので、かつら装着者がかつらをはずしたときに、かつらの形態を崩さずに保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態によるかつら載置用スタンドの展開図である。
【図2】第1の実施の形態によるかつら載置用スタンドの組立図である。
【図3】第1の実施の形態によるかつら載置用スタンドの使用状態図である。
【図4】第2の実施の形態によるかつら載置用スタンドの展開図である。
【図5】第2の実施の形態によるかつら載置用スタンドの組立図である。
【図6】第2の実施の形態によるかつら載置用スタンドの使用状態図である。
【図7】第3の実施の形態によるかつら載置用スタンドの展開図である。
【図8】第3の実施の形態によるかつら載置用スタンドの組立図である。
【図9】第3の実施の形態によるかつら載置用スタンドを折り畳んだ状態を示す図である。
【図10】第3の実施の形態によるかつら載置用スタンドの使用状態図である。
【符号の説明】
1 本体部
1A,1B 係止穴
1C,1D 爪片
1E,1F スリット
2 フランジ部
2A,2B 突片
3 本体部
3A,3B 切欠
3C,3D 爪片
3E,3F スリット
4 フランジ部
4A,4B 突片
5 本体部
10A、10B,10C,10D,10E,10F 折り目
11,12,13,14,15,16,17 片
30A、30B,30C,30D,30E,30F 折り目
31,32,33,34,35,36,37 片
50A、50B,50C,50D,50E,50F 折り目
51,52,53,54,55,56,57 片
51A,51B,57A,57B ホック
52A,52B 丸穴
53A,53B 丸穴
54A,54B 丸穴
55A,55B 丸穴
56A,56B 丸穴
100 かつら
200 かつら
300 かつら
L1,L2,L3,L4,L5,L6 各片の幅

Claims (3)

  1. 組み立て時に截頭角錐になるように該截頭角錐の角数に対応する複数の折り目が形成されており、該折り目により区画される各片のいずれかの片に、前記組み立て時に前記截頭角錐に係止し保持させるための保持機構を有し、前記各片は、前記折り目により区画される各片の幅が一方から他方に向かうに従って順に広くまたは狭くなるように形成されていることを特徴とするかつら載置用スタンド。
  2. 前記各片は、頂部および底部が所定の曲率を有して形成されていることを特徴とする請求項1に記載のかつら載置用スタンド。
  3. 前記各片は、折り畳んだ際に前記保持機構が設けられた位置に対応する位置に貫通穴が形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のかつら載置用スタンド。
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