JP5834126B2 - ブレスレットのクラスプ - Google Patents

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Description

本発明は、展開式バックルを有するタイプのクラスプに関し、前記展開式バックルは2つの折り畳み部分又は単一の折り畳み部分を有しており、前記1つ又は複数の折り畳み部分は基部要素にヒンジ留めされている。
本発明の第1の実施形態は、第1の長辺部分及び第2の長辺部分がそれぞれ第1のサイドバー及び第2のサイドバーで形成された略矩形の基部要素と、前記基部要素の第1の側部及び第2の側部にヒンジ留めされた第1の枢動折り畳み部分及び第2の枢動折り畳み部分とを含む展開式バックルを有するタイプのクラスプに関し、前記折り畳み部分は、前記基部要素上に折り重なり、弾性デバイスの作用によってそのまま保持されるように設けられ、前記弾性デバイスは、前記基部要素及び前記折り畳み部分に作用して前記基部要素上での前記第1の部分及び第2の部分のロック及びその後の前記基部要素からの係合解除をそれぞれ可能とする、ロック及びロック解除機構と連携する。
段落0002に記載の説明と一致するブレスレットのクラスプは、従来技術において公知である。
特許文献1は、基部と、基部上に折り重なり、1つ又は2つのらせんばねで形成された弾性デバイスの作用によってそのまま保持される2つの折り畳み部分とで形成されたクラスプを開示している。このようなばねの使用を回避してクラスプの構造を簡素化するために、特許文献2は基部要素で形成されたクラスプを提案しており、基部要素を形成するサイドバーが有する弾性を変化させることにより、この基部要素上に2つの折り畳み部分と折り重ね、ロックした状態で保持できる(特に特許文献2の図3を参照)。サイドバーに一体化されたプッシュ部品を押圧すると、折り畳み部分はいずれの係合からも解放され、これによりクラスプを開放できる。
しかしながら特許文献2が提案する解決法は、基部要素を構成するサイドバーに、折り畳み要素を基部要素上に適切に保持するのに必要な弾性を提供しながら、基部要素の構造の高い剛性を保証すること、及び前記サイドバーに力が印加された際に前記折り畳み部分を解放できるようにすることからなる問題を提起している。
上で提起された問題に対する答えを提供するために、本発明は、本発明の第1の実施形態に関する記載の第2段落において設定した包括的定義に従うだけでなく、基部要素が、前記弾性デバイスを形成する少なくとも2つの板ばねでそれぞれ形成された第1のサイドバー及び第2のサイドバーを有し、各サイドバーに圧力を同時に印加することによって前記折り畳み部分を前記基部要素からロック解除できるという点において優れている。
本発明の第2の実施形態は、第1の長辺部分及び第2の長辺部分がそれぞれ第1の剛性アーム及び第2の剛性アームで形成された略矩形の基部要素と、前記基部要素の短辺部分のうちの1つにヒンジ留めされた枢動折り畳み部分を含む展開式バックルとを有するタイプのクラスプに関し、前記折り畳み部分は第1のサイドバー及び第2のサイドバーを含み、前記折り畳み部分は、前記基部要素上に折り重なり、弾性デバイスの作用によってそのまま保持されるよう設けられ、前記弾性デバイスは、前記基部要素及び前記折り畳み部分に作用して前記基部要素上への前記折り畳み部分の係合及び前記基部要素からの前記折り畳み部分の係合解除をそれぞれ可能とする、ロック及びロック解除機構と連携する。
段落0007に記載した説明と実質的に一致するクラスプが、特許文献3において提案されている。特許文献3は、2つの剛性アームを含み基部及び折り畳み部分で形成されたクラスプを記載しており、前記折り畳み部分は、前記折り畳み部分を形成するサイドバーが有する弾性を変化させることにより基部上に折り重ね、ロックした状態で保持できるように設けられている(特に特許文献3の図1を参照)。サイドバーに一体化されたプッシュ部品を押圧すると、折り畳み部分はいずれの係合から解放され、これによりクラスプを開放できる。
しかしながら特許文献3が提案する解決法は、基部要素を構成するサイドバーに、折り畳み要素を基部要素上に適切に保持するのに必要な弾性を提供しながら、基部要素の構造の高い剛性を保証すること、及び前記サイドバーに力が印加された際に前記折り畳み部分を解放できるようにすることからなる問題を提起している。
欧州特許第1925227B1号 スイス特許第703294号 欧州特許第2502515号
上で提起された問題に対する答えを提供するために、本発明は、本発明の第2の実施形態に関する記載の第2段落において設定した包括的定義に従うだけでなく、基部要素が、前記弾性デバイスを形成する少なくとも2つの板ばねでそれぞれ形成された第1のサイドバー及び第2のサイドバーを含み、各サイドバーに圧力を同時に印加することによって前記折り畳み部分を前記基部要素からロック解除できるという点において優れている。
本発明の特徴及び利点は、請求項1に記載した内容及び添付の図面に参照し、クラスプの2つの有利な実施形態の例示を目的とした非限定的な例として与えられる下記の説明から、より明らかになるであろう。
図1は、第1の実施形態に従って作製された本発明によるクラスプの斜視図であり、ここで2つの折り畳み部分は基部上に折り重なっている。 図2は、図1に示すクラスプの斜視図であり、折り畳み部分を基部要素から係合解除した状態で示す。 図3は、図1に示すクラスプの平面図である。 図4は、図3のIV‐IV線に沿った断面図である。 図5は、図3のV‐V線に沿った断面図である。 図6は、第2の実施形態に従って作製された本発明によるクラスプの斜視図であり、ここで単一の折り畳み部分は基部上に折り重なっている。 図7は、図6に示すクラスプの斜視図であり、折り畳み部分を基部要素から係合解除した状態で示す。 図8は、図6に示すクラスプの平面図である。 図9は、図8のIX‐IX線に沿った断面図である。
図1〜5は、本発明によるクラスプの第1の実施形態に関するものである。これより、第1の実施形態を詳細に説明する。
図1、2は、略矩形の基部要素50を含む展開式バックルを有するタイプのブレスレットのクラスプの斜視図である。この要素は、第1のサイドバー1及び第2のサイドバー2でそれぞれ形成された第1の長辺部分及び第2の長辺部分を含む。クラスプは、また第1の折り畳み部分3及び第2の折り畳み部分4も有し、これらはそれぞれ、基部要素50の第1の短辺部分及び第2の短辺部分に、第1のアーバ60及び第2のアーバ61の周りで枢動可能に設置されてヒンジ留めされ、前記アーバはねじ62によって定位置に保持されている。折り畳み部分3、4は、図1〜5に明確に示すように、基部要素50上、特に前記要素の内側に折り重なるように設けられている。前記折り畳み部分3、4は、弾性デバイスの作用によって基部要素50上の折り重なり位置に保持され、前記弾性デバイスは、前記基部要素50及び前記折り畳み部分3、4に作用して前記基部要素50上での前記第1の折り畳み部分3及び前記第2の折り畳み部分4のロック並びにその後の前記基部要素50からの係合解除を可能とする、ロック及びロック解除機構と連携する。
前記の記載に関して、本発明のクラスプが先行技術文献から公知である原理と異なる点は、実装した弾性デバイスの独創性であり、これは、少なくとも2つの板ばねでそれぞれ形成された第1のサイドバー及び第2のサイドバーを提案することからなる。図1〜5において、第1のサイドバー1は板ばね5、7を備え、第2のサイドバー2は板ばね6、8を備えている。
従って本発明は、基部要素の長辺部分を形成する各サイドバーを取り付けるための板ばねとして、前記基部要素の良好な剛性を保証し、それによって前記基部要素のいずれの歪みも防止する目的で、単一の板ばねではなく少なくとも2つの板ばねを提案する。更に、薄い板ばねを使用することにより、原理的に様々な利点を提供する。このような薄い板ばねは容易に切断できるため、製造にコストがかからず、切断に使用する手段は、板ばねの作製のために選択した材料に応じて、例えば水噴射、レーザ又は打ち抜き加工手段等から選択される。別の利点は、例えば複合体、非晶質金属又はばね鋼等、利用できる材料の選択肢が広いことにある。最後に、板ばねの特性は様々な様式で改変でき、その様式としては以下を挙げることができる:板ばねを厚さの薄い又は分厚いシートに切断する板ばねを積み重ねる、及び板ばねの基礎材料を変更する。
ここで、少なくとも2つの板ばねを積み重ねることにより、単一の板ばねがもたらす撓みを維持しながら、ばねの剛性を2倍にする。
3つの板ばねを利用する場合、組立体の剛性は式:K=nkに従って3倍となる。ここでKは組立体の剛性、nは板ばねの数、kは1つの板ばねの剛性である。換言すると、少なくとも2つの板ばねを用いて各サイドバーを取り付けることで、折り畳み部分を基部要素から係合解除するのに解放するのに必要な力は2倍になるが、係合解除のために移動させなければならない経路は同一のままである。
これより、基部要素50上での第1の折り畳み部分3及び第2の折り畳み部分4の係合及び係合解除それぞれのために実装されるロック及びロック解除機構について説明する。図2、4は、この機構が、第1の折り畳み部分3の自由端部11が備える第1のフック9及び第2のフック10、並びに第2の折り畳み部分4の自由端部14が備える第3のフック12及び第4のフック13からなることを示す。前記第1のフック9及び第3のフック12は、前記第1のサイドバー1が備える第1のロック15及び第2のロック16によってそれぞれロックされるよう配設され、前記第2のフック10及び第4のフック13は、前記第2のサイドバー2が備える第3のロック17及び第4のロック18によってそれぞれロックされるよう配設されている。
図1〜4は、第1のロック15及び第2のロック16が、第1のサイドバー1が備える第1の要素65に成形されていること、並びに第3のロック17及び第4のロック18が、第2のサイドバー2が備える第2の要素66に成形されていることをより詳細に示している。
各サイドバー1、2に印加される横方向からの圧力により、ロック15、17(図4を参照)及びロック16、18(図2を参照)が同時に移動し、これにより第1の折り畳み部分3と一体であるフック9、10、及び第2の折り畳み部分4と一体であるフック12、13がそれぞれ係合解除されることが理解されるだろう。その後クラスプは開放プロセスに入る。各サイドバーに印加する手動操作を容易にするために、第1のプッシュ部品19及び第2のプッシュ部品20は、それぞれ前記第1のサイドバー1及び第2のサイドバー2に固定されている。図1、2、3、5は更に、第1のプッシュ部品19、第1のサイドバー1及び第1の要素65で形成された組立体、並びに第2のプッシュ部品20、第2のサイドバー2及び第2の要素66で形成された組立体をそれぞれ固定するための、第1のねじ67及び第2のねじ68が設けられていることを示している。
第1のサイドバー1を形成する板ばね5、7、及び第2のサイドバー2を形成する板ばね6、8は、隣接して設置していてもよく、この構成については図示していない。図面は、これらの板ばねが中実のスペーサ21によって隔てられていることを示している。これにより、板ばね間の摩擦及び腐食によって生じる問題を回避している。これらのスペーサは、また起こり得る基部要素の歪みも低減すること、即ちねじり力に対する抵抗を増大させていることに留意されたい。また、中実のスペーサ21間に残された自由空間を、例えばゴムである軟質充填材で充填できることにも留意されたい。
図示していないが、第1のブレスレットのストランドは第1の折り畳み部分3の自由端部11に固定され、第2のブレスレットのストランドは第2の折り畳み部分4の自由端部14に固定されることは言うまでもない。
図6〜9は、本発明に従って作製したクラスプの第2の実施形態に関する。これより、この第2の実施形態を詳細に説明する。
図6、7は、略矩形の基部要素30を含む展開式バックルを有するタイプのブレスレットのクラスプの斜視図である。この要素は、第1の剛性アーム31及び第2の剛性アーム32でそれぞれ形成された第1の長辺部分及び第2の長辺部分を含む。クラスプは更に、折り畳み部分33を有し、この折り畳み部分33は、前記基部要素30の短辺部分のうちの1つに、前記短辺部分を形成するアーバ70の周りで枢動可能に設けられてヒンジ留めされ、このアーバはねじ71によって定位置に保持されている。折り畳み部分33は第1のサイドバー34及び第2のサイドバー35を有し、また図6、7、8に明確に示すように、基部要素30上、特に前記要素の内側に折り重なるように設けられている。折り畳み部分33は、弾性デバイスの作用によって基部要素30上の折り重なり位置に保持され、前記弾性デバイスは、前記基部要素30及び前記折り畳み部分33に作用して前記基部要素30上での前記折り畳み部分33のロック及びその後の前記基部要素30からの前記折り畳み部分33の係合解除を可能とする、ロック及びロック解除機構と連携する。
前記の記載に関して、本発明のクラスプは、実装した弾性デバイスの独創性において従来技術とは異なり、これは、少なくとも2つの板ばねでそれぞれ形成された第1のサイドバー34及び第2のサイドバー35を提案することからなる。図6〜9において、第1のサイドバー34は板ばね36、37を備え、第2のサイドバー35は板ばね38、39を備えている。
従って本発明は、折り畳み部分を備える各サイドバーを取り付けるための板ばねとして、前記折り畳み部分の良好な剛性を保証し、それによってサイドバーのいずれの歪みも防止する目的で、単一の板ばねではなく少なくとも2つの板ばねを提案する。更に、薄い板ばねを使用することにより、クラスプの第1の実施形態に関して上に挙げた利点と同一の利点が提供され、読者は前記説明の一部を参照するとよい。
これより、基部要素30上での折り畳み部分33のロック及び基部要素30からの係合解除それぞれのために実装されるロック及びロック解除機構を説明する。図7〜9は、この機構が、それぞれ第1の剛性アーム31及び第2の剛性アーム32の自由端部49側に設けられた第1のフック40及び第2のフック41で形成されることを示している。前記第1のフック40及び第2のフック41は、前記第1のサイドバー34及び第2のサイドバー35が、前記バーを形成する板ばねの自由端部側に備える第1のロック42及び第2のロック43によってそれぞれロックされるように設けられている。
各サイドバー34、35に印加される横方向からの圧力により、ロック42、43は近接するように同時に移動し、基部要素30の剛性アーム31、32が備えるフック40、41からそれぞれ解放される(図9を参照)ことが理解されるだろう。その後クラスプは開放プロセスに入る。各サイドバーに印加する手動操作を容易にするために、第1のプッシュ部品45及び第2のプッシュ部品46は、それぞれ前記第1のサイドバー34及び第2のサイドバー35に固定されている。
第1のサイドバー34を形成する板ばね36、37、及び第2のサイドバー35を形成する板ばね38、39は、隣接して設置していてもよく、この構成については図示していない。ここでは図面は、これらの板ばねが中実のスペーサによって隔てられていることを示しており、基部要素30に対するヒンジ留め点において板ばねを隔てている中実のスペーサを符号47、前記板ばねの自由端部において前記板ばねを隔てている中実のスペーサを符号51で示す。これにより、第1の実施形態に関して既に述べたように、板ばね間の摩擦及び腐食によって生じる問題を回避している。また、板ばね間に残された自由空間を、例えばゴムである軟質充填材で充填できることにも留意されたい。
プッシュ部品、2つの板ばね、スペーサ及びロックを含む各サイドバーの自由端部を取り付けるために、様々な構成を想定できる。図6、7はこれらの構成のうちの1つを提案している。ここでは細長スペーサ51が、サイドバー34を形成する板ばね36、37間に挟まれている。基部要素30の第1の剛性アーム31が備えるフック40によって、スペーサ51と一体形成されたロック42を保持できる。プッシュ部品45は、第1の板ばね36の外面上においてサイドバー34にねじ52で固定され、このねじ52は、第2の板ばね37の外面に取り付けられた裏側部品53にねじ込まれる。同じ構造をサイドバー35にも採用している。
第1のブレスレットのストランド、特にブレスレットを腕時計に取り付ける場合は12時位置のストランドが、折り畳み部分33の自由端部48に固定されることも付記しておく。この場合、例えばスペーサ51の端部に作製された孔54を通過するバーを用いて締結が達成される。
同様に、基部要素30の自由端部49にブリッジ55が設けられ、このブリッジ55は第1の剛性アーム31及び第2の剛性アーム32を接続し、またこのブリッジには、第2のブレスレットのストランド、特に穿孔を備える6時位置のストランドを受承する目的で、スタッド56が取り付けられている。この締結により、ブレスレットの長さを調整することもできる。
1 第1のサイドバー
2 第2のサイドバー
3 第1の枢動折り畳み部分
4 第2の枢動折り畳み部分
5 板ばね
6 板ばね
7 板ばね
8 板ばね
9 第1のフック
10 第2のフック
11 第1の折り畳み部分(3)の自由端部
12 第3のフック
13 第4のフック
14 第2の折り畳み部分(4)の自由端部
15 第1のロック
16 第2のロック
17 第3のロック
18 第4のロック
19 第1のプッシュ部品
20 第2のプッシュ部品
21 中実のスペーサ
30 基部要素
31 第1の剛性アーム
32 第2の剛性アーム
33 折り畳み部分
34 第1のサイドバー
35 第2のサイドバー
36 板ばね
37 板ばね
38 板ばね
39 板ばね
40 第1のフック
41 第2のフック
42 ロック
43 第1のロック
44 第2のロック
45 第1のプッシュ部品
46 第2のプッシュ部品
47 中実のスペーサ
48 折り畳み部分(33)の自由端部
49 基部要素(30)の自由端部
50 基部要素
51 中実のスペーサ
52 ねじ
53 裏側部品
54 孔
55 ブリッジ
56 スタッド
60 第1のアーバ
61 第2のアーバ
62 ねじ
65 第1の要素
66 第2の要素
67 第1のねじ
68 第2のねじ
70 アーバ
71 ねじ

Claims (12)

  1. 第1の長辺部分及び第2の長辺部分がそれぞれ第1のサイドバー(1)及び第2のサイドバー(2)で形成された略矩形の基部要素(50)と、前記基部要素(50)の第1の短辺部分及び第2の短辺部分にそれぞれヒンジ留めされた第1の枢動折り畳み部分(3)及び第2の枢動折り畳み部分(4)とを含む展開式バックルを有するタイプのブレスレットのクラスプであって、
    前記折り畳み部分(3、4)は、前記基部要素(50)上に折り重なり、弾性デバイスの作用によってそのまま保持されるように設けられ、
    前記弾性デバイスは、前記基部要素(50)及び前記折り畳み部分(3、4)に作用して前記基部要素(50)上での前記第1の折り畳み部分(3)及び前記第2の折り畳み部分(4)のロック及びその後の前記基部要素(50)からの係合解除をそれぞれ可能とするロック及びロック解除機構と連携するクラスプにおいて、
    前記第1のサイドバー(1)及び前記第2のサイドバー(2)は、前記弾性デバイスを形成する少なくとも2つの板ばね(5、6、7、8)で形成され、各前記サイドバー(1、2)に圧力を同時に印加することによって前記折り畳み部分(3、4)を前記基部要素(50)からロック解除できることを特徴とする、クラスプ。
  2. 前記ロック及びロック解除機構は、前記第1の折り畳み部分(3)の自由端部(11)が備える第1のフック(9)及び第2のフック(10)、並びに前記第2の折り畳み部分(4)の自由端部(14)が備える第3のフック(12)及び第4のフック(13)からなり、
    前記第1のフック(9)及び前記第3のフック(12)は、前記第1のサイドバー(1)が備える第1のロック(15)及び第2のロック(16)によってそれぞれロックされるように設けられ、
    前記第2のフック(10)及び前記第4のフック(13)は、前記第2のサイドバー(2)が備える第3のロック(17)及び第4のロック(18)によってそれぞれロックされるように設けられている
    ことを特徴とする、請求項1に記載のクラスプ。
  3. 前記第1のサイドバー(1)及び前記第2のサイドバー(2)は、それぞれ第1のプッシュ部品(19)及び第2のプッシュ部品(20)を備えていることを特徴とする、請求項1に記載のクラスプ。
  4. 前記第1のサイドバー(1)及び前記第2のサイドバー(2)を形成する前記板ばね(5、6;7、8)は、隣接して設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のクラスプ。
  5. 前記第1のサイドバー(1)及び前記第2のサイドバー(2)を形成する前記板ばね(5、6;7、8)は、中実のスペーサ(21)によって隔てられていることを特徴とする、請求項1に記載のクラスプ。
  6. 第1のブレスレットのストランドは、第1の折り畳み部分(3)の自由端部(11)に固定され、第2のブレスレットのストランドは、第2の折り畳み部分(4)の自由端部(14)に固定されていることを特徴とする、請求項1に記載のクラスプ。
  7. 第1の長辺部分及び第2の長辺部分がそれぞれ第1の剛性アーム(31)及び第2の剛性アーム(32)で形成された略矩形の基部要素(30)と、前記基部要素(30)の第1の短辺部分及び第2の短辺部分のうちの1つにヒンジ留めされた枢動折り畳み部分(33)とを含む展開式バックルを有するタイプの、ブレスレットのクラスプであって、
    前記枢動折り畳み部分(33)は、前記基部要素(30)上に折り重なり、弾性デバイスの作用によってそのまま保持されるよう配設され、
    前記弾性デバイスは、前記基部要素(30)及び前記折り畳み部分(33)に作用して前記基部要素(30)上への前記折り畳み部分(33)のロック及びその後の前記基部要素(30)からの前記折り畳み部分(30)の係合解除をそれぞれ可能とするロック及びロック解除機構と連携するクラスプにおいて、
    第1のサイドバー(34)及び第2のサイドバー(35)は、前記弾性デバイスを形成する少なくとも2つの板ばね(36、37;38、39)で形成され、各前記サイドバー(34、35)に圧力を同時に印加することによって前記折り畳み部分(33)を前記基部要素(30)からロック解除できることを特徴とする、クラスプ。
  8. 前記ロック及びロック解除機構は、それぞれ前記第1の剛性アーム(31)及び前記第2の剛性アーム(32)の自由端部側に設けられた第1のフック(40)及び第2のフック(41)で形成され、
    前記第1のフック(40)及び第2のフック(41)は、前記第1のサイドバー(34)及び前記第2のサイドバー(35)が備える第1のロック(42)及び第2のロック(43)によってそれぞれロックされるように設けられている
    ことを特徴とする、請求項7に記載のクラスプ。
  9. 前記第1のサイドバー(34)及び前記第2のサイドバー(35)は、それぞれ第1のプッシュ部品(45)及び第2のプッシュ部品(46)を備えていることを特徴とする、請求項7に記載のクラスプ。
  10. 前記第1のサイドバー(34)及び前記第2のサイドバー(35)を形成する板ばね(36、37;38、39)は、隣接して設けられていることを特徴とする、請求項7に記載のクラスプ。
  11. 前記第1のサイドバー(34)及び前記第2のサイドバー(35)を形成する前記板ばね(36、37;38、39)は、中実のスペーサ(47、51)によって隔てられていることを特徴とする、請求項7に記載のクラスプ。
  12. 第1のブレスレットのストランドは折り畳み部分(33)の自由端部(48)に固定され、第2のブレスレットのストランドは、前記基部要素(30)の自由端部(49)に固定されていることを特徴とする、請求項7に記載のクラスプ。
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