JP6040213B2 - ブレスレットの有効長さを調整するためのデバイスを備えたブレスレット用クラスプ - Google Patents

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Description

本発明は、第1及び第2の自由端部を備えたタイプのブレスレット用クラスプに関する。このクラスプは、ブレスレットの第1及び第2の自由端部それぞれと一体化するように作製されたブレスレット締結用の第1及び第2の部材を備え、これら締結部材は、少なくとも1つの開放位置と閉鎖装用位置との間で互いに可動であり、前記閉鎖装用位置では、これら締結部材は前記開放位置にある場合に比べて互いに対して接近し、ブレスレットを閉鎖してブレスレットの有効長さを決定する。このクラスプは、ブレスレット締結部材を閉鎖位置に保持するよう設けられた少なくとも1つのロック部材と、ユーザの操作に反応してクラスプのロックを解除して、ブレスレット締結部材を閉鎖位置から開放位置へと移動させるよう設けられた前記ロック部材のための少なくとも1つの制御部材とを備えている。本発明によるクラスプは、更にブレスレットの有効長さを調整するためのデバイスを備え、このデバイスは:第1のブレスレット締結部材を支持する調整部材;及び調整部材が固定される初期閉鎖状態と、ブレスレットの有効長さを変更するために調整部材が第2のブレスレット締結部材に対してブレスレットの長さ方向に自由に摺動する開放状態とを有することができる少なくとも1つのロックを備えている。
本発明はまた、前記クラスプが取り付けられた腕時計にも関する。
ブレスレットの有効長さを調整するためのデバイスを提供する必要に関して、複数の公知の文献が存在する。
その一方で、複数のリンクで形成されたブレスレットの場合、ユーザの手首の周りの長さは、ブレスレットの、1つのリンクによって互いから分離される2つの構成部分間の長さ以下となる。これは、レザー、ラバー等で作製されたブレスレットが穿孔を有し、十分に微細な調整を実現できない場合にも同様に当てはまる。同様に、リンクの取り外し又は追加よりも微細なブレスレット長さの調整を可能にする、ブレスレットの有効長さを調整するためのデバイスを提供することは有用である。
更に、手首の周りの長さは季節によって変動し、一般的には夏に最大値に達し、冬に最小値に達することも知られている。ここでもまた、ブレスレットを装着するユーザがブレスレットの装用感を改善するために、長さを調節できるブレスレットの有効長さの微細調整デバイスを提供することが好ましい。
例えば特許文献1は、ブレスレットを結合するためのバーの端部を収容するように設計された1対の孔を数組有するカバーを備える展開タイプのバックルを有するクラスプを開示している。隣接した2対の孔は、ブレスレットの有効長さの調整目盛り1つ分を画定する距離だけ離間しており、これにより上述の問題を解決する。
しかしながら、対応するブレスレットの長さの調節は、先端が尖った工具を用いなければ実施できないため困難である。このような操作はある程度の器用さを必要とするだけでなく、調整を行うユーザが不器用である場合、カバーの破損を引き起こすリスクもある。
このような状況を回避するために、例えば特許文献2において開示されているような代替デバイスが既に開示されており、前記特許文献2は、上述のクラスプと同様であるものの、代替として、工具を使用せずに操作できるブレスレットの有効長さを調整するためのデバイスを備えるクラスプを開示している。実際、特許文献1が開示しているクラスプは、2つのストリップを備える展開バックルを有するタイプであり、前記2つのストリップは、これら両方を貫通するピンによって互いにヒンジ留めされており、ストリップはその自由端部に、ブレスレットを締結するための部材を備えている。第1のストリップはフックを備え、このフックは、第2のストリップに設けた孔と係合して、この孔の内部でスプリングキャッチと協働することで、フックを、ひいてはクラスプを閉鎖状態にロックできるよう設計されている。第2のストリップは、ブレスレットの有効長さの調整目盛りを画定する所定の範囲内で互いに対して摺動可能な2つの部品を備えている。これら2つの部品のうち第1のものは、それ自体を第1のストリップに接続するヒンジを備え、その一方で第2の部品は、ロック用スプリングキャッチを備えている。フックが係合してクラスプをロックする孔は、第2のストリップの2つの部品間の摺動範囲に等しい長さをブレスレットの長手方向に有する。スプリングキャッチは中央部品を有し、この中央部品は、ブレスレットの2つの異なる有効長さに対応するブレスレットの長手方向におけるフックの2つの位置を画定する。特にプッシュピースを備える制御部材は、スプリングキャッチを駆動してフックを解放してクラスプを開放できる。
よって、特許文献2に記載のクラスプは、長さ調整を行うために開かなければならない。
その結果として発生する欠点は、クラスプを開く度にブレスレットの長さ調整が失われる点であると指摘できる。その結果、クラスプを閉じる度に、ブレスレットの装用者は、所望のブレスレット長さと適合する中央スプリングキャッチ部品の側部にフックが挿入されていることを確認しなければならない。
この種の欠点を回避するために、代替案として、特定のロック部材を備える調整デバイスが提案されている。
特許文献3は、その一例を提供している。しかしながら、これらのデバイスは、クラスプのロックに関わる少なくとも1つの制御部材と、調整デバイスのロックに関わる少なくとも1つの追加の制御部材とを備えることができるため、一般に複雑で、あまり個別化されていない構造を有する。
欧州特許出願第0913106A1号 欧州特許第0350785号 欧州特許出願第1378185A1号
本発明の主な目的は、ブレスレットの有効長さを調整するための、構造が単純で、好ましくはクラスプが開いている時も含めて安定した調整を提案し、操作が容易なデバイスを有するブレスレット用クラスプを提案することによって、従来技術による公知のクラスプの欠点を克服することである。
本発明はこの目的のために、第1及び第2の自由端部を含むタイプのブレスレット用クラスプに関する。このクラスプは、以下を備えている:
−ブレスレットの第1及び第2の自由端部それぞれと一体化するように作製された、第1及び第2のブレスレット締結部材であって、この締結部材は、少なくとも1つの開放位置と閉鎖装用位置との間で互いに可動であり、前記閉鎖装用位置では、これら固定部材は前記開放位置にある場合に比べて互いに対して接近し、ブレスレットを閉鎖してブレスレットの有効長さを決定する;
−ブレスレット締結部材を閉鎖位置に保持するよう設けられた少なくとも1つのロック部材;
−ユーザの操作に反応してクラスプのロックを解除して、ブレスレット締結部材を閉鎖位置から開放位置へと移動させるよう設けられた前記ロック部材のための少なくとも1つの制御部材;並びに
−ブレスレットの有効長さを調整するためのデバイス。このデバイスは:
−前記第1のブレスレット締結部材を支持する調整部材;及び
−前記調整部材が固定される初期閉鎖状態と、ブレスレットの有効長さを変更するために前記調整部材が前記第2のブレスレット締結部材に対してブレスレットの長さ方向に自由に摺動する開放状態とを有することができる、少なくとも1つのロック
を備え、
前記調整デバイスは前記ロック部材から分離され、前記ロックは、ロック部材の前記制御部材に対してユーザが操作することにより閉状態から開状態へと移動するよう設けられ、これにより前記調整部材はクラスプの開閉状態とは独立して変位でき、
前記制御部材は、ユーザの操作に反応してブレスレットの長手方向に対して略垂直な方向に移動できるプッシュピースを備え、前記プッシュピースは前記ロックとは独立している。
これらの特徴の結果として、本発明による調整デバイスは、クラスプのロックを解除するために事前に設けられている制御部材によって駆動されるものの、クラスプのロック部材とは分離されているため、個別化された構造を有し、これにより更に、クラスプが閉状態にある場合でさえ、ブレスレットの長さの調整が可能となる。
概して、有利には、クラスプのロック解除は制御部材の第1の量d1の変位と連動し、前記ロックによる調整部材のロック解除は制御部材の第2の量d2(ここでd1はd2未満である)の変位と連動するものとすることができる。
よって、調整部材のロックを解除することなくクラスプのロックを解除でき、これにより、上述の従来技術のクラスプとは対照的に、クラスプが開いている間に所望の調整を維持できることが保証される。
更に、この調整部材は好ましくは、第1のブレスレット締結部材を支持する支持構造と、ロックと協働するよう設けられた少なくとも1つのフィンガとを備えている。前記ロックは前記支持構造と隣接したプレートを備え、前記プレートはブレスレットの長手方向のスロットを備えている。このスロットは、ロックが閉状態にある際にフィンガと協働してブレスレットの2つの異なる有効長さを画定できる少なくとも2つのノッチを有し、その一方で前記フィンガは、ロックが開状態にある際にスロット内へと摺動して一方のノッチから他方のノッチへと通過し、ブレスレットの有効長さを変更できる。
好ましい変形例によると、支持構造は上側壁部と下側壁部とを備え、これらの間にはプレートが配設され、前記フィンガは、上側壁部と下側壁部とを互いに対して固定するねじの形態を採る。
更に、上側壁部は側壁を支持する上面を備えるカバーで形成され、前記側壁は:
ブレスレットのストランドの締結用バーの両端部を収容するよう設計された2つの孔;及び
これに対して下側壁部がねじによって保持される少なくとも1つの支持表面
を有するものとすることができる。
また有利には、制御部材は、ユーザの操作に反応してブレスレットの長手方向に対して略垂直な方向に変位可能なプッシュピースを備え、前記プッシュピースは前記ロックとは独立しているものとすることができる。
概して、クラスプは追加の制御部材を備え、上述の複数の制御部材は同一であり、かつブレスレットの長手方向に関して対称であるものとすることができ、また調整デバイスは:
追加の制御部材と連動する追加のロック(上述の複数のロックは同一であり、かつブレスレットの長手方向に関して対称である);及び
追加のロックと連動する追加のフィンガ
を備えるものとすることができる。
好ましい実施形態によると、このクラスプは、互いにヒンジ留めされた少なくとも2つのストリップを備える展開式バックル型のクラスプであり、第1のストリップは、ブレスレットの長手方向に関して対称な2つのポストを備え、これら2つのポストは、これらポストを弾性復元手段に対して一時的に近接させることによってクラスプを閉鎖位置に配置するために、第2のストリップの相補的凹部に挿入される。各ポストの外側縁部は、凹部の対応する内縁部と協働して、クラスプのロック部材を画定する。従って有利には、各前記ポストは前記ロックのうちの1つを支持するものとすることができ、また前記プッシュピースはロックに対して当接し、カバーの側壁に設けられた対応する開口部を通して摺動可能に係合し、この開口部内において、プッシュピースの両側部上に延在するリムによって保持されるものとすることができる。
一般に、調整デバイスは、1つ又は複数のロックを閉状態に保持しようとする力を前記(1つ又は複数の)ロックに印加する少なくとも1つの弾性部材を備えるものとすることもできる。
この場合、調整デバイスは好ましくは中間部材を備え、この中間部材の位置はロックに対して固定されており、またこの中間部材は弾性部材の一端部のための支持表面を有する。
調整デバイスはまた、ブレスレットの2つの異なる有効長さに対応する少なくとも2つの構成の位置出しを行うように設けられた少なくとも2つの相補的な開口と連動するボールクリックを備えることができる。よって、中間部材がこのボールクリックを支持できる。この場合前記開口は、調整デバイスの上側壁部に設けることができる。
本発明の他の特徴及び利点は、非限定的な例として挙げる添付した図面を参照し、好ましい実施形態に関する以下の詳細な説明を読むことにより明らかになるであろう。
図1は、閉状態のブレスレットのクラスプの簡略化した全体斜視図である。 図2は、開状態の図1のクラスプの部分展開斜視図である。 図3は、第1の構成における図1のクラスプの設計の詳細を示す簡略断面図である。 図4は、第2の構成における、図3と同様の図である。 図5は、開状態のブレスレットのクラスプの部分展開斜視図である。 図6は、図5のクラスプの設計の詳細を示す簡略断面図である。 図7は、図5のクラスプの長手方向断面図である。 図8は、開状態の本発明によるクラスプの第2の変形実施形態の内側から視た展開斜視図である。 図9は、クラスプの外側の図8と同様の図である。 図10は、図8、9のクラスプの設計の詳細を示す簡略断面図である。 図11は、図8、9のクラスプの長手方向断面図である。 図12は、第1の構成における図8のクラスプの設計の詳細を示す簡略断面図である。 図13は、クラスプの第2の構成における図12と同様の図である。
非限定的な例として図2、8に示すクラスプは、本発明の好ましい実施形態に相当する。より具体的には、クラスプ1、170は展開式バックルタイプのクラスプであり、時計のブレスレットを締結するために設計されている。
図1からより具体的に明らかになるように、クラスプ1は、ピン6によって第2のストリップ4にヒンジ留めされた第1のストリップ2を備え、ここでは前記ピン6は例としてストリップ4にリベット留めされたロッドからなるが、これに限定されない。各ストリップはブレスレットの長手方向に伸長した形状を有し、装用者の手首の形状により良好に適合するよう、僅かに湾曲している。
第1のストリップ2は、ピン6の側部に配置された各端部において互いに接触するよう設けられた2つのポスト8を有し、これらはそれぞれ、前記ポスト8がその全長の殆どに亘って互いに接触しないようにするための切欠き部を有する。
各ポスト8は、ピン6から離れた端部の近傍において、ブレスレットの長手方向に対して垂直な方向に延在してプッシュピースを形成する延長部分10を有し、前記プッシュピースは、後で図2の詳細な説明から分かるように、クラスプのロックを解除できる制御部材を形成する。
更に、第1のストリップ2の自由端部は、クラスプ1と連動するよう設計された、ブレスレットの有効長さを調整するためのデバイス12を備えている。
調整デバイス12は、側壁18を支持する上側壁部16を有するカバー14を有する。側壁18は、従来の様式でブレスレットのストランドを固定するバー20の一端部を格納するための2つの孔を備える。
図2は、開状態のクラスプ1の展開斜視図である。
第2のストリップ4は2つのアーム22を備え、これらは中央領域において横方向ポスト24によって連結されていることが図2から明らかである。アーム22は、ブレスレットのストランドを固定するための固定プレート28を支持する屈曲部分26をその延長部分に備え、これは略アーム22の方向に対して変位され、ブレスレットのストランドのための凹部を形成する。
固定プレート28は等間隔に離間した複数の孔30を有し、この孔30には、ブレスレットの孔と係合してブレスレットをクラスプに固定するよう設計された丸頭足付きねじ32を挿入でき、この足付きねじ32にはねじ(図示せず)がねじ込まれている。各屈曲部分26はまた、ブレスレットのストランドをクラスプ1上に位置決めした後の保持を改善するための、小型舌状部34を有する。横方向ポスト24は、ブレスレットの別の孔と係合してクラスプ上へのブレスレットの保持を更に改善するよう設計された任意の爪状部36又はねじを支持する。ねじ32を1つの孔30又は別の孔に配置して、前記ねじと爪状部36との間に、ブレスレットのストランドに配設された整数個の孔間距離に対応する空間を形成している。
第2のストリップ4のアーム22間の空間は、クラスプ1の閉状態において公知の様式で第1のストリップ2を収容できる凹部を形成する。
クラスプを閉状態に保持するために、従来のロック手段を設ける。ポスト8の外縁部は、プッシュピース10近傍に厚くなった部分38を有し、これは、凹部において第2のストリップ4の内縁部と摩擦によって協働するように設計されている。特に、第2のストリップの各内縁部は窪み40を有し、クラスプが閉鎖されると、第1のストリップ2の対応する厚くなった部分38がこの窪み40と係合する。各ポスト8に作製された切欠き部によって空間が形成され、この空間により、クラスプのロック中に、又はプッシュピース10を駆動して窪み40から前記厚くなった部分38を解放し、クラスプを開放する際に、弾性復元手段に対向するようにポスト8を互いに対して近接させることができる。
前述の特許文献1はこのタイプのクラスプについて詳細に説明しており、当業者は必要に応じてこれを参照してよい。
各プッシュピース10は、ブレスレットの有効長さを調整するためのデバイスのロック42をその延長部分に備えている。
各ロック42はスロット46を有するプレート44を有し、前記スロット46はブレスレットの長手方向に設けられた端部に2つのノッチ48を有する。
前記ロックはこれらの間にT字型凹部50を画定するよう成形されており、前記T字型凹部50は、中間部材52と協働して、この中間部材52をロック42に対して保持するよう作られている。
中間部材52の第1の機能は、ばね54の第1の端部のための支持表面を提供することであり、前記ばね54の第2の端部は、対応するプレート44に対して当接している。後に述べる図3、4の詳細な説明から分かるように、これらのばねは、ロック42を閉状態に保持するよう設けられている。
中間部材の第2の機能は、調整デバイスの構造安定性を改善するための横材として作用することである。
実際、図2から、調整デバイスの支持構造は、フィンガとして機能する2つのねじ58によってカバー14の上側壁部16に固定された下側壁部56を含むことが明らかである。また、上側壁部16及び中間部材52はそれぞれ支持表面を有し、下側壁部56をこれら支持表面に対して設けることにより、得られる組立体の安定性を改善する。
ねじ58は、スロット46を通して、そして中間部材52に配設された適切なスロット60を通して取付けられる。
従ってロック42は下側壁部56と上側壁部16との間に配設され、スロット46とねじ58との協働によって格納されている。
本発明による調整デバイスを操作する方法について、図3、4を参照して以下に説明する。これらの図は、それぞれ第1及び第2の構成における調整デバイスの中央平面に沿った同様の簡略断面図である。
より具体的には、図3はクラスプの長構成、即ちブレスレットの有効長さが最も長くなる構成に相当し、図4はクラスプの短構成、即ちブレスレットの有効長さが最も短くなる構成に相当する。
これらの図それぞれにおいて、上半分は閉状態の第1のロック42を示し、下半分は開状態の第2のロック42を示す。
プッシュピース10が駆動されていない場合、ばね54の作用によって補助される静止状態のポスト8の形状は、各ロック42を、閉状態に対応する分離位置に保持する。
この構成では、各ねじ58はノッチ48のうちの1つの中に位置し、支持構造はロック42に対してブレスレットの長手方向に移動できない。
プッシュピース10が駆動されると、ロック42は互いに対して近接するよう移動し、開状態へと変化する(図3、4の下半分)。
この操作中にノッチ48は変位し、その結果としてねじ58はスロット46の溝に配置され、これによってねじ58はスロットに沿って摺動できるため、ねじ58を必要に応じて一方の又は他方のノッチ48に係合して位置決めできる。よって、ユーザがプッシュピース10を駆動してロック42を開状態にすると、ユーザはカバー14を操作してブレスレットの長手方向に沿って移動させ、ブレスレットの有効長さを変更できる。ねじ58が再びノッチ48のうちの1つに対向すると、ユーザがプッシュピース10を操作しなければ、ばね54の弾性及びばね54が同時に起こす作用により、ポスト8は静止形状に戻る。この作用により、ロック42は必然的に閉状態へと戻り、これによって、下側壁部56及びねじ58と連動するカバー16を含む調整部材をロックする。
図3と図4とを比較すると、図3の構成では、ブレスレットをクラスプ1に組み付けた場合にブレスレットストランドが重なる部分の長さは、図4の構成におけるその長さより小さいことが明らかであり、これは、図3の構成が図4の構成より長いブレスレットの有効長さを提供することを意味する。
更に、図3の上半分と下半分との比較から、ポスト8の第1の変形量d1によりクラスプ1のロックを解除でき、その一方で、ねじ58を解放してねじ58がスロット56内で摺動できるようにするためには、ポスト8の(第1の量d1より大きい)第2の変形量d2が必要となることが明らかである。これにより、調整デバイスによって行われている調整を変更することなくクラスプ1を開くことができるよう、好ましい様式で設計を行うことができる。
更に、この特定の特徴により、クラスプが開状態である場合にクラスプの長さを調整することもでき、また有利にはこの調整を維持することもできる。
図5〜7は、上述のクラスプの変形例を示す。ここでの説明を簡略化するために、上述の実施形態の要素と同一の要素には同一の参照番号を付し、上述の実施形態と異なる特徴のみを詳細に説明するものとする。
図5は、クラスプ100を閉状態の構成で示す展開斜視図であり、このクラスプの構造はクラスプ1と概ね同一である。
クラスプ100は主に、ブレスレットの有効長さを調整するためのデバイス112の構造において、クラスプ1とは異なる。
調整デバイス112は、クラスプ100の第1のストリップ102のポスト108と一体である2つのロック142を備え、また、クラスプを開放するため、及びロック142を閉状態から開状態へと変化させるために、プッシュピース110を設ける。
中間部材152は、調整デバイスの下側壁部156と上側壁部116との間に配設され、各ロック142に設けられた厚くなった部分162によってブレスレットの長手方向に保持される。
前記第1の実施の形態で中間部材52に関して上述した機能に加えて、中間部材152は、可能性のある様々な調整構成の位置出しを確実に行うよう設計されたボールクリック164を備えている。
図5から、上側壁部116は、ボールクリック164のボールと協働するよう設計された開口166を備えていることも明らかである。
調整デバイス112の構造は、図6においてよりはっきりと確認できる。この図6はこのデバイスの、中央平面に沿った断面図である。
中間部材152は、ロック142に作用して前記ロックを閉状態に保持するためのばね154の第1の端部のための2つの支持表面を形成する小型舌状部168を有する。
図7はクラスプ100の長手方向断面図であり、従ってこの図7は、クラスプ100の可能性のある様々な調整位置の位置出しを行うために、ボールクリック164がカバー114の上側壁部116とどのように協働するかをより良好に図示している。
図7では、クラスプ100を長構成で示す。カバー114を図の左側へ移動させると、ブレスレット(図示せず)が短くなることは、上述の説明から明らかである。
本発明のクラスプの別の変形実施形態を、図8、9に示す。全体を通して参照番号170で示すクラスプは、ピン176によって第2のストリップ174上にヒンジ留めされた第1のストリップ172を含む。各ストリップ172、174は、ブレスレットの長手方向に伸長した形状を有し、装用者の手首の形状により良好に適合するよう、僅かに湾曲している。
第1のストリップ172は2つのポスト178を有し、これらポスト178は、これらがピン176の側部に配置された各端部においてのみ互いに接触するようにするために、切欠き部を有する。
各ポスト178は、ピン176から離れた端部の近傍において、以下に詳細に説明するようにクラスプのロックを解除できる制御部材180を構成する延長部分を有する。
更に、第1のストリップ172の自由端部は、クラスプ170と連動するよう設計されたブレスレットの有効長さを調整するためのデバイス182を備えている。調整デバイス182は、側壁188を支持する上側壁部186を有するカバー184を有する。側壁188は、従来の様式でブレスレットのストランドを固定するためのバー190の一端部を収容するための、2つの孔を備えている。
第2のストリップ174は2つのアーム192を備え、これらは中央領域において横方向ポスト194によって連結されていることが、図8、9から明らかである。アーム192は、ブレスレットのストランドを固定するためのプレート198を支持する屈曲部分196をその延長部分に備え、これは略アーム192の方向に対して変位され、ブレスレットのストランドのための凹部を形成している。
固定プレート198は等間隔に離間した複数の孔200を有し、この孔200には、ブレスレットの孔と係合してブレスレットをクラスプに固定するよう設計された丸頭足付きねじ202を挿入でき、この丸頭足付きねじ202にはねじ203がねじ込まれている。各屈曲部分196はまた、ブレスレットのストランドをクラスプ170上に位置決めした後の保持を改善するための小型舌状部204を有する。横方向ポスト194は、ブレスレットの別の孔と係合してクラスプ上へのブレスレットの保持を更に改善するよう設計された、任意のねじ又は爪状部206を支持する。足付きねじ202を1つの孔200又は別の孔に配置して、前記足付きねじと爪状部206との間に、ブレスレットのストランドに配設された整数個の孔間距離に対応する空間を形成してもよい。
第2のストリップ174のアーム192間の空間は、クラスプ170の閉状態において第1のストリップ172を収容できる凹部を形成している。
制御部材180は、ブレスレットの有効長さを調整するためのデバイスのロック212をその延長部分に備えている。
各ロック212はスロット216を有するプレート214を有し、前記スロット216はブレスレットの長手方向に設けられた端部に2つのノッチ218を有する。
調整デバイス182は、クラスプ170の第1のストリップ172のポスト178と一体である2つのロック212を備え、また、クラスプを開放するため、及びロック212を閉状態から開状態へと変化させるために、プッシュピース213を備えている。これらプッシュピース213は、ロック212に対して当接し、カバー184の側壁188に設けられた対応する開口部215を通して摺動可能に係合し、またこの開口部215内において、プッシュピース213の両側部上に延在するリム217によって保持される。クラスプ170の閉鎖位置において、プッシュピース213のリム217は第2のストリップ174の内縁部と係合しクラスプ170の閉状態を維持する。特に、第2のストリップ174の各内縁部は窪み210を有し、クラスプ170が閉鎖されると、プッシュピース213の対応する制御部材180がこの窪み210と係合する。ユーザがプッシュピース213を互いに向かって駆動すると、制御部材180は窪み210から解放され、これによってクラスプ170を開くことができる。各ポスト178に作製された切欠き部によって空間が形成され、この空間により、クラスプ170のロック中に、又はプッシュピース213を駆動して窪み210から制御部材180を解放し、クラスプ170を開放する際に、ばね224の弾性復元力に対向するようにポスト178を互いに対して近接するよう移動させることができる。
中間部材222は、調整デバイスの下側壁部226と上側壁部186との間に配設され、各ロック212に配設された厚くなった部分232によってブレスレットの長手方向に保持されている。
中間部材222は、可能性のある様々な調整構成の位置出しを確実に行うためのボールクリック234を備えている。
図8、9から、上側壁部186は、ボールクリック234のボールと協働するように設計された開口236を備えていることも明らかである。
調整デバイス182の構造は、図10においてよりはっきりと確認できる。この図10はこのデバイスの、中央平面に沿った断面図である。
中間部材222は、ロック212に作用して前記ロックを閉状態に保持するためのばね224の第1の端部のための2つの支持表面を形成する小型舌状部238を有する。
図11はクラスプ170の長手方向断面図であり、従ってこの図11は、クラスプ170の可能性のある様々な調整位置の位置出しを行うために、ボールクリック234がカバー184の上側壁部186とどのように協働するかをより良好に図示している。
図10では、クラスプ170を長構成で示す。カバー184を図の左側へ移動させると、ブレスレット(図示せず)が短くなることは、上述の説明から明らかである。
ロック212はこれらの間にT字型凹部を画定するように成形されており、前記T字型凹部は、中間部材222と協働して、この中間部材222をロック212に対して保持するよう設計されている。
中間部材222の第1の機能は、ばね224の第1の端部のための支持表面を提供することであり、前記ばね224の第2の端部は、対応するプレート214に対して当接している。これらのばね224は、ロック212を閉状態に保持するように設けられている。
中間部材222の第2の機能は、調整デバイスの構造安定性を改善するための横材として作用することである。
実際、図8、9から、調整デバイスの支持構造は、2つのねじ228によってカバー184の上側壁部186に固定された下側壁部226を有することが明らかである。また、上側壁部186及び中間部材222はそれぞれ支持表面を有し、下側壁部226をこれら支持表面に対して設けることにより、得られる組立体の安定性を改善する。
ねじ228はスロット216を通して取付けられる。従ってロック212は下側壁部226と上側壁部186との間に位置付けられ、スロット216とねじ228との協働によって格納される。
プッシュピース213がユーザによって駆動されていない場合、ばね224の作用によって補助される静止状態のポスト178の形状は、各ロック212を、閉状態に対応する分離位置に保持する。
この構成では、各ねじ228はノッチ218のうちの1つの中に位置し、支持構造はロック212に対してブレスレットの長手方向に移動できない。
ユーザによってプッシュピース213を駆動すると、ロック212は互いに対して近接するよう移動し、開状態へと変化する。この操作中にノッチ218は変位し、その結果としてねじ228はスロット216の溝に位置し、これによってねじ228はスロットに沿って摺動できるため、ねじ228を必要に応じて一方の又は他方のノッチ218に対向して位置決めできる。よって、ユーザがプッシュピース213を駆動してロック212を開状態にすると、ユーザはカバー184を操作してブレスレットの長手方向に沿って移動させ、ブレスレットの有効長さを変更できる。ねじ228が再びノッチ218のうちの1つに対向すると、ユーザがプッシュピース213を操作しなければ、ばね224の弾性及びばね224が同時に起こす作用により、ポスト178は静止形状に戻る。この作用により、ロック212は必然的に閉状態へと戻り、これによって、下側壁部226及びねじ228と連動するカバー186を含む調整部材をロックする。
本発明による調整デバイスを操作する方法について、図12、13を参照して以下に説明する。これらの図は、それぞれ第1及び第2の構成における、調整デバイスの中央平面に沿った同様の簡略断面図である。
より具体的には、図12はクラスプの長構成、即ちブレスレットの有効長さが最も長くなる構成に相当し、図13はクラスプの短構成、即ちブレスレットの有効長さが最も短くなる構成に相当する。
これらの図それぞれにおいて、上半分は閉状態の第1のロック212を示し、下半分は開状態の第2のロック212を示す。
制御部材180が押圧されていない場合、ばね224の作用によって補助される静止状態のポスト178の形状は、各ロック212を、閉状態に対応する分離位置に保持される
この構成では、各ねじ228はノッチ218のうちの1つの中に位置し、支持構造はロック212に対してブレスレットの長手方向に移動できない。
プッシュピース213が駆動されると、ロック212は互いに対して近接するように移動し、開状態へと変化する(図12、13の下半分)。
この操作中にノッチ218は変位し、その結果としてねじ228はスロット216の溝に位置し、これによってねじ228はスロットに沿って摺動できるため、ねじ228を必要に応じて一方の又は他方のノッチ218に係合して位置決めできる。よって、ユーザがプッシュピース213を駆動してロック212を開状態にすると、ユーザはカバー184を操作してブレスレットの長手方向に沿って移動させ、ブレスレットの有効長さを変更できる。ねじ228が再びノッチ218のうちの1つに対向すると、ユーザがプッシュピース213を操作しなければ、ばね224の弾性及びばね224が同時に起こす作用により、ポスト178は静止形状に戻る。この作用により、ロック212は必然的に閉状態へと戻り、これによって、下側壁部226及びねじ228と連動するカバー186を含む調整部材をロックする。
図12と図13とを比較すると、図12の構成では、ブレスレットをクラスプ170に組み付けた場合にブレスレットストランドが重なる部分の長さは、図13の構成におけるその長さより小さいことが明らかであり、これは、図12の構成が図13の構成より長いブレスレットの有効長さを提供することを意味する。
更に、図12の上半分と下半分との比較から、前記図3に示すようにポスト178の第1の変形量d1によりクラスプ170のロックを解除でき、その一方で、ねじ228を解放してねじ228がスロット226内で摺動できるようにするためには、ポスト178の(第1の量d1より大きい)第2の変形量d2が必要となることが明らかである。これにより、調整デバイスによって行われている調整を変更することなくクラスプ170を開くことができるよう、好ましい様式で設計を行うことができる。
更に、この特定の特徴により、前記クラスプが開状態である場合にクラスプの長さを調整することもでき、また有利にはこの調整をその後維持することもできる。
本発明は、第1及び第2の自由端部を備えるタイプのブレスレットのためのクラスプにも関し、このクラスプ170は、以下を備える:
−ブレスレットの第1及び第2の自由端部それぞれと一体化するように作製された第1のブレスレット締結部材172及び第2のブレスレット締結部材174。これらの締結部材172、174は、少なくとも1つの開放位置と閉鎖装用位置との間で互いに可動であり、前記閉鎖装用位置では、これら固定部材は前記開放位置にある場合に比べて互いに対して接近し、ブレスレットを閉鎖してブレスレットの有効長さを決定する;
−ブレスレット締結部材172、174を閉鎖位置に保持するよう配設された少なくとも1つのロック部材210、217;
−ユーザの操作に反応してクラスプ170のロックを解除して、ブレスレット締結部材172、174を閉鎖位置から開放位置へと移動させるよう設けられた前記ロック部材210、217のための少なくとも1つの制御部材180;並びに
−ブレスレットの有効長さを調整するためのデバイス182。このデバイス182は:
−前記第1のブレスレット締結部材172を支持する調整部材184、186、226、228;及び
−前記調整部材184、186、226、228が固定される初期閉鎖状態と、ブレスレットの有効長さを変更するために前記調整部材184、186、226、228が前記第2のブレスレット締結部材174に対してブレスレットの長さ方向に自由に摺動する開放状態とを有することができる、少なくとも1つのロック212を備えている。
前記調整デバイス182は前記ロック部材210、217から分離されている。前記ロック212は、ロック部材210、217の前記制御部材180に対するユーザの操作により閉状態から開状態へと移動するよう設けられ、これにより前記調整部材184、186、226、228はクラスプの開閉状態とは独立して変位できる。
前記制御部材は、ユーザの操作に反応してブレスレットの長手方向に対して略垂直な方向に変位できるプッシュピース213を備え、前記ロック212は前記プッシュピース213とは独立している。
前記調整部材は、前記第1のブレスレット締結部材172を支持する支持構造184と、前記ロック212と協働するように設けられた少なくとも1つのフィンガとして機能するねじ228とを備えている。前記ロックは前記支持構造184と隣接したプレート214とを備え、前記プレート214はブレスレットの長手方向のスロット216を備えている。前記スロット216は、前記ロック212が閉状態にある際に前記ねじ228と協働してブレスレットの2つの異なる有効長さを形成できる少なくとも2つのノッチ218を有し、その一方で前記フィンガ228は、前記ロック212が開状態にある際に前記スロット216内へと摺動して一方のノッチ218から他方のノッチ218へと通過し、ブレスレットの有効長さを変更できる。
前記支持構造184は上側壁部186と下側壁部226とを備え、これらの間には前記プレート214が設けられ、前記ねじ228は、前記上側壁部186と前記下側壁部226とを互いに対して固定するねじの形態を取る。
前記上側壁部186は、側壁188を支持する上面を含むカバー184で形成され、前記側壁188は、ブレスレットのストランドを固定するためのバー190の両端部を収容するように設けられた2つの孔と、少なくとも1つの支持表面とを有し、前記支持表面に対して前記下側壁部226が前記ねじ228によって保持される。
このクラスプは追加の制御部材180を備え、前記制御部材180は同一であり、かつブレスレットの長手方向に関して対称である。またクラスプは:
前記追加の制御部材180と連動する追加のロック212(前記ロック212は同一であり、かつブレスレットの長手方向に関して対称である);及び
前記追加のロックと212連動する追加のねじ228
を備える。
このクラスプは、互いにヒンジ留めされた少なくとも2つのストリップ172、174を備えた展開式バックル型のクラスプであり、第1のストリップ172は、ブレスレットの長手方向に関して対称な2つのポスト178を備え、これら2つのポスト178は、前記ポスト178を弾性復元手段224に対して一時的に近接させることによってクラスプを閉鎖位置に配置するために、第2のストリップ174の実質的に相補的な凹部に挿入される。各前記ポスト178は前記ロック212及び前記プッシュピース213のうちの一方を支持し、前記プッシュピース213はロック212に対して当接し、カバー184の側壁188に設けられた対応する開口部215を通して摺動可能に係合し、この開口部215内において、プッシュピース213の両側部上に延在するリム217によって保持される。
クラスプ170の閉鎖位置では、プッシュピース213のリム217は第2のストリップ174の内縁部と係合し、クラスプ170の閉状態を維持する。
第2のストリップ174の各内縁部は窪み210を有し、クラスプ170が閉鎖されると、プッシュピース213の対応するリム217がこの窪み210と係合する。
前記調整デバイス182は、1つ又は複数の前記ロック212を閉状態に保持しようとする力を前記(1つ又は複数の)ロックに印加する、少なくとも1つの弾性部材224を備える。
前記調整デバイス182は好ましくは中間部材222を備え、この中間部材222の位置は前記ロック212に対して固定されており、またこの中間部材222は前記弾性部材224の一端部のための支持表面を有する。
前記調整デバイス182はまた、ブレスレットの2つの異なる有効長さに対応する少なくとも2つの構成の位置出しを行うように設けられた少なくとも2つの実質的に相補的な開口236と連動するボールクリック234を備えている。
前記ボールクリック234は、前記中間部材222に支持されている。
前記開口236は、前記調整デバイス182の前記上側壁部186に設ける。
クラスプのロック解除は前記制御部材180の第1の量d1の変位と連動し、前記ロック212による前記調整部材184、186、226、228のロック解除は、前記制御部材180の第2の量d2(ここでd1はd2未満である)の変位と連動する。
本発明はまた、本発明によるクラスプを備えるブレスレットを含む腕時計にも関する。
以上の説明から、本発明によるクラスプは、ブレスレットの有効長さを調整するためのデバイスを含み、このデバイスは構造が単純であり、操作が容易であり、その一方で個別化された審美的外観を保持しており、空間要件も削減されるものであることは明らかである。
以上の説明は、非限定的な例としての特定の実施形態を説明しようと試みたものであり、本発明は、例えばストリップ、又はクラスプのロックを保証するためのストリップの協働の態様について具体的に例示及び説明した形態等の上述の特定の特徴の実装に制限されるものではない。
当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく本開示の内容を個人的な要件に適合させること、及びクラスプを特に時計に実装することに関して、いずれの特別な困難を感じることはないだろう。例えば当業者は、本開示において図示及び説明したものと異なる構造を有する展開式バックルの設計に、本開示の教示を適合させることに関して、いずれの困難を有さないであろうことを特記しておく。
更に、本発明によるクラスプは、ブレスレットの有効長さを調整するために2つの位置を使用するものに限定されない。実際には当業者は、前記と同様に、より多数の可能な調整位置を有するクラスプを構成することに本教示を適合させることに関して、いずれの特別な困難を感じることはないであろう。
170 クラスプ
172 第1のブレスレット締結部材、第1のストリップ
174 第2のブレスレット締結部材、第2のストリップ
178 ポスト
180 制御部材
182 調整デバイス
184 調整部材、支持構造、カバー
186 調整部材、上側壁部
188 側壁
210 ロック部材、窪み
212 ロック
213 プッシュピース
214 プレート
215 開口部
216 スロット
217 ロック部材、リム
218 ノッチ
222 中間部材
224 弾性復元手段、弾性部材
226 調整部材、下側壁部
228 調整部材、フィンガ、ねじ、追加のフィンガ
234 ボールクリック
236 開口
d1 第1の量
d2 第2の量

Claims (15)

  1. 第1及び第2の自由端部を含むタイプのブレスレット用クラスプであって、
    前記クラスプ(170)は、以下:
    −前記ブレスレットの前記第1及び第2の自由端部それぞれと一体化するように形成された、第1及び第2のブレスレット締結部材(172、174)を有し、前記締結部材(172、174)は、少なくとも1つの開放位置と閉鎖装用位置との間で互いに可動であり、前記閉鎖装用位置では、前記部材は前記開放位置にある場合に比べて互いに対して接近し、前記ブレスレットを閉鎖して前記ブレスレットの有効長さを決定する;
    −前記ブレスレット締結部材(172、174)を前記閉鎖位置に保持するよう設けられたロック部材(210);
    −ユーザの操作に反応して前記クラスプ(170)のロックを解除して、前記ブレスレット締結部材(172、174)を前記閉鎖位置から前記開放位置へと移動させるように設けられた前記ロック部材(210)のための少なくとも1つの制御部材(180);並びに
    −前記ブレスレットの有効長さを調整するためのデバイス(182)は:
    −前記第1のブレスレット締結部材(172)を支持し、前記ブレスレットのストランドが固定されている調整部材(184、186、226、228);及び
    −前記調整部材(184、186、226、228)が固定される初期閉鎖状態と、前記ブレスレットの前記有効長さを変更するために前記調整部材(184、186、226、228)が前記第2のブレスレット締結部材(174)に対して前記ブレスレットの長さ方向に自由に摺動する開放状態とを有することができるロック(212)
    を備える、クラスプにおいて、
    前記調整デバイス(182)は、前記ロック部材(210)から分離されており、
    前記ロック(212)は、前記クラスプと一体であり、前記調整部材とは別部材である前記ロック部材(210)の前記制御部材(180)に対して前記ユーザが操作することにより、閉状態から開状態へと変化するよう設けられ、これにより前記調整部材(184、186、226、228)は前記クラスプの開閉状態とは独立して変位し、
    前記制御部材は、前記ユーザの操作に反応して前記ブレスレットの長手方向に対して略垂直な方向に移動できるプッシュピース(213)を備え、前記プッシュピースは前記ロック(212)とは独立している
    ことを特徴とする、第1及び第2の自由端部を含むタイプのブレスレット用クラスプ。
  2. 前記調整部材は、前記第1のブレスレット締結部材(172)を支持する支持構造(184)と、前記ロック(212)と協働するよう設けられたフィンガ(228)とを備え、
    前記ロックは前記支持構造(184)と隣接したプレート(214)を備え、前記プレート(214)は前記ブレスレットの長手方向のスロット(216)を備え、
    前記スロット(216)は、前記ロック(212)が閉状態にある際に、前記フィンガ(228)と協働して前記ブレスレットの2つの異なる有効長さを画定できる少なくとも2つのノッチ(218)を有し、
    その一方で前記フィンガ(228)は、前記ロック(212)が開状態にある際に、前記スロット(216)内へと摺動して一方の前記ノッチ(218)から他方の前記ノッチ(218)へと通過して前記ブレスレットの有効長さを変更できる
    ことを特徴とする、請求項1に記載のクラスプ。
  3. 前記支持構造(184)は上側壁部(186)と下側壁部(226)とを備え、
    前記上側壁部(186)と前記下側壁部(226)間には前記プレート(214)が配設され、
    前記フィンガ(228)は、前記上側壁部(186)と前記下側壁部(226)とを互いに対して固定するねじの形態を採る
    ことを特徴とする、請求項2に記載のクラスプ。
  4. 前記上側壁部(186)は、側壁(188)を支持する上面を含むカバー(184)で形成され、
    前記側壁(188)は、前記ブレスレットのストランドを固定するためのバー(190)の両端部を収容するように設けられた2つの孔と、少なくとも1つの支持表面とを有し、前記支持表面に対して前記下側壁部(226)が前記ねじ(228)によって保持される
    ことを特徴とする、請求項3に記載のクラスプ。
  5. 前記クラスプは追加の制御部材(180)を備え、
    前記制御部材(180)は同一であり、かつ前記ブレスレットの長手方向に関して対称であること、並びに
    前記調整デバイス(182)は:
    前記追加の制御部材(180)と連動する一対の追加のロック(212);及び
    前記追加のロックと(212)連動する追加のフィンガ(228)
    を備えている
    ことを特徴とする、請求項4に記載のクラスプ。
  6. 前記クラスプは、互いにヒンジ留めされた少なくとも2つのストリップ(172、174)を備えた展開式バックル型のクラスプであり、
    前記第1のストリップ(172)は、前記ブレスレットの長手方向に関して対称な2つのポスト(178)を備え、
    前記2つのポスト(178)は、前記ポスト(178)を弾性復元手段(224)の力に対抗するように一時的に近接させることによって前記クラスプを前記閉鎖位置に配置するために、第2のストリップ(174)の相補的な凹部に挿入される請求項1〜5のいずれか1項に記載のクラスプであって、
    前記各ポスト(178)は、前記ロック(212)及び前記プッシュピース(213)のうちの一方を支持し、前記プッシュピース(213)は前記ロック(212)に対して当接し、前記カバー(184)の前記側壁(188)に設けた対応する開口部(215)を通して摺動可能に係合し、前記開口部(215)内において、前記プッシュピース(213)の両側部上に延在するリム(217)によって保持されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のクラスプ。
  7. 前記クラスプ(170)の前記閉鎖位置では、前記プッシュピース(213)の前記リム(217)は前記第2のストリップ(174)の内縁部と係合し、前記クラスプ(170)の前記閉状態を維持することを特徴とする、請求項6に記載のクラスプ。
  8. 前記第2のストリップ(174)の各前記内縁部は窪み(210)を有し、前記クラスプ(170)が閉鎖されると、前記プッシュピース(213)の対応する前記リム(217)が前記窪み(210)と係合することを特徴とする、請求項7に記載のクラスプ。
  9. 前記調整デバイス(182)は、1つ又は複数の前記ロック(212)を閉状態に保持しようとする力を1つ又は複数の前記ロックに印加する弾性部材(224)を備えていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のクラスプ。
  10. 前記調整デバイス(182)は中間部材(222)を備え、
    前記中間部材(222)の位置は前記ロック(212)に対して固定されており、
    また前記中間部材(222)は前記弾性部材(224)の一端部のための支持表面を有することを特徴とする、請求項9に記載のクラスプ。
  11. 前記調整デバイス(182)は、前記ブレスレットの2つの異なる有効長さに対応する少なくとも2つの構成の位置出しを行うよう設けられた少なくとも2つの相補的な開口(236)と連動するボールクリック(234)を備えている
    ことを特徴とする、請求項10に記載のクラスプ。
  12. 前記ボールクリック(234)は、前記中間部材(222)に支持されていることを特徴とする、請求項11に記載のクラスプ。
  13. 前記開口(236)は、前記調整デバイス(182)の前記上側壁部(186)に設けられていることを特徴とする、請求項9〜12に記載のクラスプ。
  14. 前記クラスプのロック解除は前記制御部材(180)の第1の量d1の変位と連動し、 前記ロック(212)による前記調整部材(184、186、226、228)のロック解除は、前記制御部材(180)の第2の量d2(ここでd1はd2未満である)の変位と連動する
    ことを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載のクラスプ。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載のクラスプを備えるブレスレットを含む、腕時計。
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