JP5829827B2 - 反応硬化型熱膨張性樹脂組成物 - Google Patents
反応硬化型熱膨張性樹脂組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5829827B2 JP5829827B2 JP2011081319A JP2011081319A JP5829827B2 JP 5829827 B2 JP5829827 B2 JP 5829827B2 JP 2011081319 A JP2011081319 A JP 2011081319A JP 2011081319 A JP2011081319 A JP 2011081319A JP 5829827 B2 JP5829827 B2 JP 5829827B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal expansion
- resin
- resin composition
- thermally expandable
- component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
前記熱膨張性樹脂組成物を成形して得られる熱膨張性耐火シートは、火災等の熱にさらされると膨張して不燃性の熱膨張残渣を形成する。
この不燃性の熱膨張残渣を応用する具体例として、前記熱膨張性耐火シートを天井材、床材、間仕切り壁等の建築材料の隙間、貫通孔等に配置した構造が知られている。
この構造が火災等の熱にさらされると、前記熱膨張性耐火シート等が膨張して前記熱膨張残渣を形成し、前記熱膨張残渣が前記建築材料の隙間、貫通孔等を閉塞する。
この様に前記熱膨張残渣が前記建築材料の隙間、貫通孔等を閉塞することにより、前記建築材料の隙間、貫通孔等を通して火災等の炎、煙、熱等が広がることを防止することができる。
前記熱膨張性黒鉛として、熱膨張開始温度が180℃を超えて250℃以下の熱膨張性黒鉛を使用することが知られている(特許文献1)。
しかし180℃より低い温度では熱膨張性黒鉛の熱膨張残渣が形成され難いため、小規模火災や火災初期の温度上昇の低い条件下、または壁等の熱伝導が遅い構造体では前記熱膨張性黒鉛に対して膨張に必要な熱が十分に伝わらず耐火性能が十分に発揮されないという問題があった。
この熱膨張性樹脂組成物であれば、従来の熱膨張開始温度が180℃を超えて250℃以下の熱膨張性黒鉛を使用した場合に比較して、180℃以下の低温でも熱膨張を開始することから耐火性能を発揮することができるとされる。
このため、熱膨張性樹脂組成物に含まれる熱膨張性黒鉛の熱膨張性開始温度が250℃以下であっても前記熱膨張性樹脂組成物を250℃以上の温度に達する用途に使用することができる。
また、建築材料の隙間等に熱膨張性耐火シートが設置されている場合でも、熱膨張性耐火シートが火災等の熱により熱膨張残渣を形成し、その熱膨張残渣により前記建築材料の隙間等を完全に閉塞することができず隙間が生じた場合には、その隙間を通して火災等の炎、煙、熱が拡散する問題があった。
[1]熱膨張成分と、
化学反応により硬化するバインダー樹脂と、
無機充填材と、
を含む樹脂組成物であって、
前記熱膨張成分が、熱膨張開始温度が140〜220℃の範囲の第一の熱膨張成分と、熱膨張開始温度が251〜350℃の範囲の第二の熱膨張成分(ただし、第一の熱膨張成分が140〜150℃の熱膨張開始温度のものと第二の熱膨張成分が300〜320℃の熱膨張開始温度のものとの組み合わせを除く)と、を含み、
前記第一の熱膨張成分および第二の熱膨張成分が、熱膨張性黒鉛であり、
前記化学反応により硬化するバインダー樹脂が硬化する前は、25℃の温度で流動性があり、一定時間が経過すると流動性を失うことを特徴とする、建築材料の隙間および貫通孔の少なくとも一方に注入する用途に使用するための反応硬化型熱膨張性樹脂組成物を提供するものである。
[2]前記第一の熱膨張成分が、熱膨張開始温度が140〜180℃の範囲の熱膨張性黒鉛である、上記[1]に記載の熱膨張性樹脂組成物を提供するものである。。
[3]前記化学反応により硬化するバインダー樹脂が、熱硬化性樹脂の少なくとも一つを含む、上記[1]または[2]に記載の熱膨張性樹脂組成物を提供するものである。
[4]前記化学反応により硬化するバインダー樹脂が、ウレタン樹脂、イソシアヌレート樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、メラミン樹脂、ジアリルフタレート樹脂およびシリコーン樹脂からなる群より選ばれる少なくとも一つを含む、上記[1]〜[3]のいずれかに記載の熱膨張性樹脂組成物を提供するものである。
これにより、熱膨張性耐火シート等が設置されていない建築材料の隙間等に対し耐火性能を後から加えることができる。
この際、140〜220℃の温度範囲において前記化学反応により硬化するバインダー樹脂が火災等の熱により溶融、焼失等したとしても前記第一の熱膨張残渣は溶融、焼失等を起こさないため一定形状を保持することができる。
また前記熱膨張残渣には熱膨張開始温度が221〜350℃の範囲の第二の熱膨張成分が含まれる。
このため、第一の熱膨張残渣が形成された後に、前記第一の熱膨張残渣が火災等の熱により221℃以上の温度に加熱された場合には今度は熱膨張開始温度が221〜350℃の範囲の第二の熱膨張成分が膨張して第二の熱膨張残渣を形成することができる。
これにより前記隙間を閉塞することができる。
このため第一の熱膨張残渣が火災等の熱によりさらに強く加熱されて前記第一の熱膨張残渣の温度が221℃以上になった場合には第二の熱膨張残渣を形成する。
つまり本発明の熱膨張性樹脂組成物は火災等の炎等により、より強く加熱されればされるほど、より強固な熱膨張残渣を形成する特徴を有する。
この特徴により、これまで耐火補強が困難であった熱膨張残渣の隙間や亀裂等を閉塞することが可能となるため本発明の反応硬化型熱膨張性樹脂組成物は、より耐火性能に優れる。
前記反応硬化型熱膨張性樹脂組成物は、熱膨張成分、化学反応により硬化するバインダー樹脂および無機充填材を少なくとも含む。
前記反応硬化型熱膨張性樹脂組成物の各成分のうち、まず前記熱膨張成分について説明する。
第一の熱膨張成分および第二の熱膨張成分は、それぞれ熱膨張開始温度が140〜220℃の範囲ならびに221〜350℃の範囲であれば同じ種類のものでも異なる種類のものであってもよいが、得られる熱膨張性樹脂組成物の成形性や熱膨張率の制御が容易であることから、それぞれ前記中和された熱膨張性黒鉛を使用することが好ましい。
第一の熱膨張成分は、熱膨張開始温度が140〜180℃の範囲の熱膨張性黒鉛であれば好ましい。
また350℃以下では第一の熱膨張残渣が火災等の炎等により加熱された際に効率よく膨張するから耐火性に優れる。
第二の熱膨張成分は、熱膨張開始温度が251〜350℃の範囲の熱膨張性黒鉛であれば好ましい。
この第一の熱膨張残渣には熱膨張開始温度が221〜350℃の範囲の第二の熱膨張成分が分散されている。
このため、前記第一の熱膨張残渣が221℃以上の温度に加熱された場合には第二の熱膨張成分が膨張して第二の熱膨張残渣を形成する。
前記化学反応により硬化するバインダー樹脂としては、時間の経過と共に粘度が増加し流動性を失い硬化するものであれば特に限定はない。
前記化学反応により硬化するバインダー樹脂を使用することにより、前記化学反応により硬化するバインダー樹脂が硬化する前は、反応硬化型熱膨張性樹脂組成物に対して25℃の温度で流動させることができる。この性質を利用して、本発明の反応硬化型熱膨張性樹脂組成物を建築材料の隙間等に注入し、建築材料の耐火性能を向上させることができる。
前記ウレタン樹脂の主剤であるポリイソシアネート化合物としては、例えば、芳香族ポリイソシアネート、脂環族ポリイソシアネート、脂肪族ポリイソシアネート等が挙げられる。
前記脂環族ポリイソシアネートとしては、例えば、シクロヘキシレンジイソシアネート、メチルシクロヘキシレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、ジメチルジシシクロヘキシルメタンジイソシアネート等が挙げられる。
前記ポリイソシアネート化合物は一種もしくは二種以上を使用することができる。
前記ウレタン樹脂の主剤は、使い易いこと、入手し易いこと等の理由から、ジフェニルメタンジイソシアネート等であれば好ましい。
前記脂環族ポリオールとしては、例えば、シクロヘキサンジオール、メチルシクロヘキサンジオール、イソホロンジオール、ジシクロヘキシルメタンジオール、ジメチルジシシクロヘキシルメタンジオール等が挙げられる。
前記脂肪族ポリオールとしては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール等が挙げられる。
前記ポリエステル系ポリオールとしては、例えば、多塩基酸と多価アルコールとを脱水縮合して得られる重合体、ε−カプロラクトン、α−メチル−ε−カプロラクトン等のラクトンを開環重合して得られる重合体、ヒドロキシカルボン酸と上記多価アルコール等との縮合物が挙げられる。
また前記多価アルコールとしては、具体的には、例えば、ビスフェノールA、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ジエチレングリコール、1,6−ヘキサングリコール、ネオペンチルグリコール等が挙げられる。
また前記ヒドロキシカルボン酸としては、具体的には、例えば、ひまし油、ひまし油とエチレングリコールの反応生成物等が挙げられる。
前記当量比が1.2以上ではウレタン樹脂の粘度が高くなりすぎることを防ぐことができ、15以下では良好な接着強度を保つことができる。
イソシアヌレート樹脂の主剤と硬化剤については先のポリウレタン樹脂の場合と同様である。
前記重付加型硬化剤としては、例えば、ポリアミン、酸無水物、ポリフェノール、ポリメルカプタン等が挙げられる。
前記触媒型硬化剤としては、例えば三級アミン類、イミダゾール類、ルイス酸錯体等が挙げられる。
これらエポキシ樹脂の硬化方法は特に限定されず、公知の方法により行うことができる。
前記レゾール型フェノール樹脂組成物は、例えば、主剤としてのレゾール型フェノール樹脂、硬化剤等を含むものである。
フェノール類等とアルデヒド類の混合割合は特に限定はないが、モル比で通常1.0:1.5〜1.0:3.0の範囲である。前記混合割合は、1.0:1.8〜1.0:2.5の範囲であれば好ましい。
前記尿素とホルムアルデヒド等は重合反応により尿素樹脂を形成する。
前記不飽和ポリエステル樹脂の主剤としては、具体的には、例えば、無水マレイン酸、フマル酸等が挙げられる。
前記不飽和ポリエステル樹脂は、必要に応じて無水フタル酸、イソフタル酸等の飽和多塩基酸を併用することもできる。
前記不飽和ポリエステル樹脂の触媒としては、具体的には、例えば、t−ブチルパーオキシベンゾエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシオクトエート、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、1,1−ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサノン等の有機過酸化物等が挙げられる。
前記アルキド樹脂の主剤としては、具体的には、例えば、無水マレイン酸、無水フタル酸、アジピン酸等が挙げられる。
前記油脂としては、例えば、大豆油、ヤシ油、アマニ油等を挙げることができる。
必要に応じて、前記組成物にベンゾグアナミン等を添加することもできる。
前記架橋剤としては、例えば、スチレン、酢酸ビニル等が挙げられる。
前記ジアルキルシリルジオールとしては、具体的には、例えば、ジメチルシリルジオール、ジエチルシリルジオール、ジプロピルシリルジオール等が挙げられる。
前記トリアルキルシリルクロリドとしては、具体的には、例えば、トリメチルシリルクロリド、トリエチルシリルクロリド、トリプロピルシリルクロリド等が挙げられる。
前記トリアルキルシリルジオールとしては、具体的には、例えば、トリメチルシリルオール、トリエチルシリルオール、トリプロピルシリルオール等が挙げられる。
前記反応抑制剤は、ポリシロキサン主鎖の末端に結合し、反応を制御してポリシロキサン主鎖の重合度を制御する役割を果たす。
本発明に使用する化学反応により硬化するバインダー樹脂は、取り扱い性の面からエポキシ樹脂、ウレタン樹脂であることがより好ましい。
前記化学反応により硬化するバインダー樹脂に対する整泡剤の使用量は、使用する前記化学反応により硬化するバインダー樹脂により適宜設定されるが、一例を示すとすれば、例えば、前記樹脂成分100重量部に対して、0.01〜5重量部の範囲であれば好ましい。
骨材的役割の他に加熱時に吸熱効果を付与する水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の含水無機物が好ましい。
、前記リン化合物は、難燃性を向上させるため、または窒素化合物、アルコール類等と組み合わせて熱膨張性機能を発現するために用いられる。
トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、トリキシレニルホスフェート、クレジルジフェニルホスフェート、キシレニルジフェニルホスフェート等の各種リン酸エステル、
リン酸ナトリウム、リン酸カリウム、リン酸マグネシウム等のリン酸金属塩、
ポリリン酸アンモニウム類、
下記の化学式により表される化合物等が挙げられる。
上記化学式中、R1及びR3は、水素、炭素数1〜16の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基、又は、炭素数6〜16のアリール基を表す。
6の直鎖状若しくは分岐状のアルコキシル基、炭素数6〜16のアリール基、又は、炭素数6〜16のアリールオキシ基を表す。
また前記アルコール類としては、特に限定はないが、ペンタエリスリトール等の多価アルコール等であれば好ましい。
一方、熱膨張成分の合計量が200重量部以下であると、擬集力が向上するため、成形品としての強度が向上する。
この重量比が0.1以上の場合には、第一の熱膨張成分による第一の熱膨張残渣が加熱された場合に、第二の熱膨張成分が速やかに膨張する。またこの重量比が10以上の場合には、熱膨張性樹脂組成物が加熱された場合に速やかに膨張する。
さらに可燃物の比率が低下するため、難燃性が向上する。
前記反応硬化型熱膨張性樹脂組成物の製造方法に特に限定はないが、例えば、前記反応硬化型熱膨張性樹脂組成物に含まれる前記化学反応により硬化するバインダー樹脂を有機溶剤に懸濁させたり、加温して溶融させたりして塗料状とする方法や、溶剤に分散してスラリーを調製する等の方法、また前記反応硬化型樹脂組成物を加熱下に溶融させる等の方法により前記樹脂組成物を得ることができる。
また前記反応硬化型熱膨張性樹脂組成物を撹拌容器に入れておき、スパチュラ等の撹拌器具を用いて人の手により混合することもできる。
また前記合成樹脂の袋を使用する際には、エポキシ基、イソシアネート基等の反応性官能基をもつ主剤と硬化剤とをそれぞれ別の合成樹脂の袋に入れて混合しておき、使用直前に一つの袋に入れて混合することも可能である。
ここで流動性を有する、とは前記反応硬化型熱膨張性樹脂組成物を静置したときに一定形状を有しない場合をいい、流動性を有しない、とは前記反応硬化型熱膨張性樹脂組成物を静置したときに一定形状を有する場合をいう。
前記反応硬化型熱膨張性樹脂組成物の粘度を大きくするためには、前記反応硬化型熱膨張性樹脂組成物に含まれる熱膨張成分、無機充填材の重量割合を増加させればよく、前記反応硬化型熱膨張性樹脂組成物の粘度を小さくするためには、前記反応硬化型熱膨張性樹脂組成物に含まれる熱膨張成分、無機充填材の重量割合を減少させればよい。
前記体積膨張率が3倍を上回ると、膨張体積が前記化学反応により硬化するバインダー樹脂の焼失部分を十分に埋めることができ防火性能が良好となる。また50倍以下であると、熱膨張残渣の強度が維持され、火炎の貫通を防止する効果が向上する。より好ましくは、体積膨張率が5〜40倍の範囲であり、さらに好ましくは8〜35倍の範囲である。
注入された反応硬化型熱膨張性樹脂組成物は、化学反応により固化するバインダー樹脂の化学反応が進むにつれて時間の経過と共に流動性を失う。このため前記建築材料の隙間等に注入された本発明の反応硬化型熱膨張性樹脂組成物が、前記建築材料の隙間等から流出することを防止することができる。
このため前記反応硬化型熱膨張性樹脂組成物を注入した建築材料近傍で隙間や亀裂等が発生して第一の熱膨張残渣により十分閉塞することができなかった場合でも、第二の熱膨張残渣により閉塞することができる。
これにより本発明の反応硬化型熱膨張性樹脂組成物は、耐火の対策がなされていない建築材料の耐火補強用途等に広く応用することができる。
Claims (4)
- 熱膨張成分と、
化学反応により硬化するバインダー樹脂と、
無機充填材と、
を含む樹脂組成物であって、
前記熱膨張成分が、熱膨張開始温度が140〜220℃の範囲の第一の熱膨張成分と、熱膨張開始温度が251〜350℃の範囲の第二の熱膨張成分(ただし、第一の熱膨張成分が140〜150℃の熱膨張開始温度のものと第二の熱膨張成分が300〜320℃の熱膨張開始温度のものとの組み合わせを除く)と、を含み、
前記第一の熱膨張成分および第二の熱膨張成分が、熱膨張性黒鉛であり、
前記化学反応により硬化するバインダー樹脂が硬化する前は、25℃の温度で流動性があり、一定時間が経過すると流動性を失うことを特徴とする、建築材料の隙間および貫通孔の少なくとも一方に注入する用途に使用するための反応硬化型熱膨張性樹脂組成物。 - 前記第一の熱膨張成分が、熱膨張開始温度が140〜180℃の範囲の熱膨張性黒鉛である、請求項1に記載の熱膨張性樹脂組成物。
- 前記化学反応により硬化するバインダー樹脂が、熱硬化性樹脂の少なくとも一つを含む、請求項1または2に記載の熱膨張性樹脂組成物。
- 前記化学反応により硬化するバインダー樹脂が、ウレタン樹脂、イソシアヌレート樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、メラミン樹脂、ジアリルフタレート樹脂およびシリコーン樹脂からなる群より選ばれる少なくとも一つを含む、請求項1〜3のいずれかに記載の熱膨張性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011081319A JP5829827B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | 反応硬化型熱膨張性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011081319A JP5829827B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | 反応硬化型熱膨張性樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012214647A JP2012214647A (ja) | 2012-11-08 |
JP5829827B2 true JP5829827B2 (ja) | 2015-12-09 |
Family
ID=47267772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011081319A Active JP5829827B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | 反応硬化型熱膨張性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5829827B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012214646A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Sekisui Chem Co Ltd | 熱膨張性樹脂組成物 |
WO2016136896A1 (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 積水化学工業株式会社 | 耐火性樹脂組成物 |
JP6480775B2 (ja) * | 2015-03-26 | 2019-03-13 | 積水化学工業株式会社 | ウレタン樹脂組成物、建材の耐火補強方法、および建材の耐火補強構造 |
CN116438264A (zh) * | 2020-11-06 | 2023-07-14 | 积水化学工业株式会社 | 热膨胀性耐火材料组合物、热膨胀性耐火材料及热膨胀性耐火材料的制造方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2966429B2 (ja) * | 1989-05-29 | 1999-10-25 | リグナイト株式会社 | 耐火材料 |
JP3838780B2 (ja) * | 1998-05-20 | 2006-10-25 | 積水化学工業株式会社 | 耐火性シート状成形体及びシート積層体 |
JP3779291B2 (ja) * | 2003-07-24 | 2006-05-24 | シー・アール・ケイ株式会社 | 熱膨張性防火用組成物 |
JP4098227B2 (ja) * | 2003-09-02 | 2008-06-11 | 名古屋油化株式会社 | 難燃性繊維シートの製造方法、およびそれによって得られた難燃性繊維シートからなる成形物と積層物、並びにその積層物を用いた成形物 |
US20070009723A1 (en) * | 2004-08-20 | 2007-01-11 | Masanori Ogawa | Flame-retardant sheet and formed article therefrom |
JP2006219562A (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-24 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 硬質ポリウレタンフォーム、硬質ポリウレタンフォーム用ポリオール組成物及び硬質ポリウレタンフォームの製造方法 |
JP4620531B2 (ja) * | 2005-06-17 | 2011-01-26 | 信越化学工業株式会社 | エポキシ樹脂組成物 |
JP4953049B2 (ja) * | 2005-12-15 | 2012-06-13 | 広島化成株式会社 | 耐火性樹脂組成物、耐火性樹脂ストリップ、耐火性テープ |
JP2012214646A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Sekisui Chem Co Ltd | 熱膨張性樹脂組成物 |
-
2011
- 2011-03-31 JP JP2011081319A patent/JP5829827B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012214647A (ja) | 2012-11-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6748262B2 (ja) | 難燃性ポリウレタン発泡体を現場で形成するための現場発泡システム | |
JP6626590B2 (ja) | 難燃性ウレタン樹脂組成物 | |
JP6660180B2 (ja) | 熱膨張性耐火材料およびそれを用いた樹脂サッシの防火構造 | |
JP6134421B2 (ja) | 難燃性ウレタン樹脂組成物 | |
JP6049459B2 (ja) | 耐火補強構造、耐火補強建築部材および建築部材の耐火補強方法 | |
JP2015098773A (ja) | 樹脂サッシの防火構造 | |
JP6510749B2 (ja) | 防火防音パネル | |
TW201546174A (zh) | 配管用或機器用耐火性絕熱被覆材 | |
JP5453336B2 (ja) | 建築部材の耐火補強方法 | |
JP6730003B2 (ja) | 難燃性ウレタン樹脂組成物 | |
JP6480775B2 (ja) | ウレタン樹脂組成物、建材の耐火補強方法、および建材の耐火補強構造 | |
JP5829827B2 (ja) | 反応硬化型熱膨張性樹脂組成物 | |
JP2012214646A (ja) | 熱膨張性樹脂組成物 | |
JP6457725B2 (ja) | 樹脂サッシの防火構造 | |
JP6200643B2 (ja) | 中空壁の防火区画貫通部構造 | |
JP6530588B2 (ja) | 樹脂サッシの防火構造 | |
JP2019094469A (ja) | 難燃性ウレタン樹脂組成物及びその難燃性ポリウレタン成形体 | |
JP6457726B2 (ja) | 樹脂サッシの防火構造 | |
JP2014196659A (ja) | 界壁の防火措置構造 | |
JP2019112631A (ja) | 防火防音パネル | |
JP5438173B2 (ja) | 防火性樹脂サッシ | |
JP4238192B2 (ja) | 防火用目地材及びその製造方法 | |
WO2015079473A1 (ja) | 防火性樹脂サッシ | |
JP6049458B2 (ja) | 耐火補強構造および耐火補強構造の施工方法 | |
JP2018090721A (ja) | 難燃性ウレタン樹脂組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131205 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140514 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140520 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140718 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150115 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150316 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150929 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151023 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5829827 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |