JP5823854B2 - 自動二輪車の樹脂部品取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車の車体に、樹脂製カウリング、樹脂製フェンダー、樹脂製カバーあるいはその他の樹脂部品を、ボルトにより取り付ける構造に関する。
従来、車体に各種樹脂部品を取り付ける場合、ボルトの締め付け過ぎにより、締め付け圧が過大になるのを防止するため、樹脂部品の被取付部(ボルト挿通孔部分)に、金属製のカラーをインサート成形し、スペーサとして用いていた。しかし、カラーをインサート成形していると、樹脂部品の製作に手間がかかり、また、取付用部品として、ボルトとは別にカラーが必要であった。
これに対し、最近では、ボルトの軸部に太径部を形成した段付きボルトを用いることにより、前記インサートカラーを廃止した取付構造も採用されている。
図8は段付きボルト140を利用した樹脂部品110の従来の取付構造を示しており、段付きボルト140は、おねじが形成された軸部141と、頭部142と、ワッシャ144と、軸部141よりも太い太径部143と、を一体に有している。車体フレーム101の取付部130にはナット131が圧入固定されており、樹脂部品110の被取付部120には、段付きボルト140の太径部143が挿入可能な内径のボルト挿通孔135が形成されている。
なお、段付きボルトを利用した樹脂部品の取付構造の従来技術文献としては、特許文献1がある。
特開2011−58548号公報
図8の従来構造では、樹脂部品に形成したボルト挿通孔135の径が、段付きボルト140の軸部141の径より大きいので、組み付け時、図示のように太径部143の段面143aがボルト挿通孔135の周辺部の座面134に乗り上げることがある。この場合、段付きボルト140の位置及び樹脂部品110の位置を修正しなければならず、カウリング等の樹脂部品の組み付け作業に手間がかかる。
本発明の目的は、組み付け時、段付きボルトの段面がボルト挿通孔の周辺の座面に乗り上げることなく、速やかに段付きボルトの太径部をボルト挿通孔に挿通できる、自動二輪車の樹脂部品取付構造を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、車両本体側に設けられたナット付取付部に、ボルト挿通孔を有する樹脂部品の被取付部を、段付きボルトにより取り付ける自動二輪車の樹脂部品取付構造において、前記段付きボルトは、軸部よりも太い太径部を有し、前記ボルト挿通孔は、前記段付きボルトの前記太径部が挿入可能な内径を有し、前記ボルト挿通孔の内周面には、径方向内方に向けて突出して前記段付きボルトの径方向の移動を所定範囲内に規制する薄肉ガイド片が一体成形されている。
本発明は、上記構成において、好ましくは次の構成を備える。
(a)前記薄肉ガイド片は、前記ボルト挿通孔の内周面の全周に亘って環状に形成されている。
(b)前記薄肉ガイド片は、軸方向において、前記ボルト挿通孔の内周面の軸方向中央位置よりも、前記取付部側とは反対側に配置されている。
(c)前記段付きボルトの前記太径部の軸方向長さは、前記樹脂部品の前記被取付部の厚みに対し、少なくとも締め代分以上、短くなっている。
(d)前記樹脂部品は、車体を覆うカウリングである。この場合、たとえば、前記カウリングは、色の異なる複数の分割パーツを一体に結合したものであり、各パーツの少なくとも一つに前記薄肉ガイド片を有する前記被取付部が形成されている。
(1)本発明によると、段付きボルトを用いて組み付ける時、薄肉ガイド片のガイド作用により、太径部が挿入孔周縁の座面に当接することなく、速やかにボルト挿入孔内に段付きボルトの太径部を挿入でき、組み付け作業能率が向上する。また、インサートカラーを用いる場合に比べ、コストが安い。
(2)さらに、薄肉ガイド片は、組み付け時に太径部によって、ボルト挿入孔の内周面に押し付けられるように潰されるので、ボルト挿入孔の内周面と太径部との間のシール機能を果たすこともできる。
(3)前記構成(a)によると、前記薄肉ガイド片は、前記ボルト挿通孔の内周面の全周に亘って環状に形成されているので、段付きボルトを、確実にボルト挿入孔の中央位置にガイドでき、また、樹脂成形加工時に薄肉ガイド片を簡単に成形できる。
(4)前記構成(b)によると、前記薄肉ガイド片は、前記取付部側とは反対側に配置されているので、ボルト挿通孔に段付きボルトの軸部を挿入した直後から、薄肉ガイド片により案内することができる。
(5)前記構成(c)によると、太径部の長さにより、予め設定された締め代、あるいはそれ以上、樹脂部品を締め付けるので、所望の締め付け具合で、樹脂部品を固定できる。これにより、がたつくことなく、強固に締め付けることができる。
(6)前記樹脂部品は、車体を覆うカウリングであり、前記カウリングは、色の異なる複数の分割パーツを一体に結合したものであり、各パーツの少なくとも一つに前記薄肉ガイド片を有する前記被取付部が形成されている
(7)複数の分割パーツを階段的に結合して一つの部品を成形する場合、各ボルト取付位置に誤差が生じ易いが、このような条件において、簡単に各段付きボルトをボルト挿入孔の中央側にガイドでき、組立が容易になる。
本発明に係る樹脂部品取付構造を備えた自動二輪車の前上部の斜視図である。 組み付け前の樹脂製カウリングの被取付部及び車体の取付部を示す分解拡大断面図である。 組み付け後の樹脂製カウリングの被取付部及び車体の取付部を示す拡大断面図である。 図2の被取付部の拡大側面図である。 図4の被取付部とは別の箇所の被取付部の拡大側面図である。 薄肉ガイドの変形例を示す拡大図である。 薄肉ガイドの別の変形例を示す拡大図である。 従来例の分解斜視図である。
図1乃至図5は、本発明にかかる樹脂部品取付構造の一実施の形態であり、これらの図面に基づいて、本実施の形態を説明する。
図1は、自動二輪車の前上部の斜視図であり、メインフレーム1の前上端部に、操舵軸2を介して操舵ブラケット3が左右回動自在に支持されており、該操舵ブラケット3上には、取付ブラケットを介してハンドルバー4が固定されている。操舵ブラケット3は、左右のフロントフォーク5の上端部に連結され、左右のフロントフォーク5の下端部には前輪7が支持されている。メインフレーム1の下側にはエンジン14が配置されている。メインフレーム1上には、燃料タンク8及びシート9等が配置されている。
前記燃料タンク8、左側フロントフォーク5、エンジン14及びラジエター15等の一部を側方から覆うように、左右一対の樹脂製カウリング(右側カウリングは省略)10が配置されている。前記カウリング10は、意匠の関係上、色の異なる第1,第2及び第3の3つの樹脂パーツ11,12,13を一体的に成形した物であり、カウリング10には、複数の被取付部20,21,22,23が形成されている。
該実施の形態では、前記被取付部20,21,22,23のうち、金型による樹脂成形時に、同一面(上下の金型の合わせ面)で成形される3箇所の被取付部20,22,23に、本発明による薄肉ガイド片を有する取付構造が採用されている。
また、第1のパーツ11の後側取付部20と、第3のパーツ13の前側被取付部23には、図4のように、ボルト挿通孔35として長孔が形成され、図1のその他の被取付部21,22には、図5のように円形のボルト挿通孔35が形成されている。
図2は、長孔のボルト挿通孔35を有している被取付部20の組み付け前の分解拡大断面図、図4は図3と同じ被取付部20の拡大側面図,図5は、図4は図3とは異なる箇所の被取付部22の拡大側面図である。
図2において、メインフレーム1の側面に設けられた取付部30のナット取付孔には、ナット31が圧入により固定されている。
段付きボルト40は、おねじが形成された軸部41と、ワッシャ44と、頭部42と、軸部41よりも太くてワッシャ44よりも細い太径部43と、を一体に備えている。
カウリング10の第1のパーツ11に設けられた被取付部20は、段付きボルト40のワッシャ44及び頭部42が収納可能な座ぐり部33と、該座ぐり部33の座面34に形成された前記ボルト挿通孔35と、から構成されており、ボルト挿通孔35の内周面に、径方向の内方に突出する薄肉ガイド片37が、第1のパーツ11と一体に樹脂成形されている。薄肉ガイド片37は、ボルト軸方向において、取付部30側とは反対側に寄った位置に形成されている。
被取付部20のボルト挿通孔35は前述のように長孔であり、短径D1は、段付きボルト40の太径部43が挿通可能な大きさに設定されている。しかし、薄肉ガイド片37の内方への突出幅は、薄肉ガイド片37で囲まれた空間の短径D2が、段付きボルト40の軸部41が挿通可能な大きさであるが、太径部43の直径よりも小さくなるように、設定されている。なお、上記空間の短径D2は、軸部41の直径よりも大きい値であれば、当然、軸41が挿通可能であるが、たとえ、軸部41の直径よりも小さくとも、薄肉ガイド片37を潰さない程度(若干撓ませる程度)で軸部41を押し込むことができる短径D2も、本発明に含まれる。
薄肉ガイド片37の厚みは、たとえば0.3mm乃至0.5mmの範囲に設定されている。厚みが0.3mmよりも薄くなると、カウリング10(第1パーツ11)の樹脂成形時に、溶融樹脂が薄肉ガイド片用のキャビティに流入するのが困難となり、一方、厚みが0.5mmより大きくなると、薄肉ガイド片37の剛性が大きくなり、ボルト挿入時に太径部43により薄肉ガイド片37を撓ませる事が困難になるので、前記0.3mm乃至0.5mmの範囲の厚みとするのが好ましい。なお、薄肉ガイド片37の突出幅は、段付きボルト40の太径部43の半径と軸部41の半径と、の差よりも小さくなる。
段付きボルト40の太径部43の軸方向の長さL1は、ボルト挿入孔35の軸方向の長さ(厚み)L2に対し、少なくとも締め代分(たとえば、0.1mm)以上、短くなるように形成されている。
図4及び図5において、ボルト挿通孔35の薄肉ガイド片37は、ボルト挿通孔35の内周面の全周に亘って環状に形成されている。
[カウリングの取付作業]
図1のカウリング10をメインフレーム1に取り付ける場合には、まず、円形のボルト挿通孔35(図5)を有する被取付部22を燃料タンク8に取り付け、その後、長孔のボルト挿通孔35(図4)や薄肉ガイド片37(図3)を有する被取付部20,23等をメインフレーム1及び燃料タンク8に取り付ける。
図2において、カウリング10の第1パーツ11の後部の被取付部20を、段付きボルト40により取り付ける場合、該段付きボルト40を被取付部20のボルト挿通孔35に挿通し、次に、メインフレーム1の取付部30のナット31に段付きボルト40を螺着することにより、被取付部20を取付部30に取り付ける。
この取付作業において、段付きボルト40の軸部41をボルト挿通孔35に挿通する時、軸部41は薄肉ガイド片37によりボルト挿通孔35の中央部にガイドされる。したがって、太径部43は、座ぐり部33の座面34に当接することなく、速やかにボルト挿通孔35内へガイドされる。
太径部43がボルト挿通孔35内に挿入された直後に、太径部43の段面43aが薄肉ガイド片37に当接するが、段付きボルト40を強く押し込むことにより、太径部43は、薄肉ガイド片37を径方向の外方に押しつぶしながら、ボルト挿通孔35内に入り込む。
最終的には、図3に示すように、軸部41をナット31にねじ込み、ワッシャ44を座ぐり部33の座面34に当接させた後、さらに、所定の締め代だけねじ込むことにより、太径部43の段面43aをナット31の端面に圧接させる。これにより、カラーとして作用する太径部43により締め付け力を所定圧に維持した状態で、第1パーツ11の被取付部20がメインフレーム1の取付部30に取り付けられる。
図1のカウリング10のように、色の異なる3枚のパーツ11,12,13を一体的に成形する場合には、各被取付部20,21,22,23のボルト挿通孔の形成位置に誤差が生じやすい。本実施の形態は、そのような複合型のカウリング10を取り付ける場合に、段付きボルト40の径方向の位置決めが容易に行えるのである。
段付きボルト40による組み付け後は、押し潰された薄肉ガイド片37は、太径部43の外側面とボルト挿通孔35の内周面との間で圧縮された状態で挟まれており、これにより、シール機能を発揮させることもできる。
図1の他の薄肉ガイド片を有する被取付部22,23を段付きボルトで取り付ける場合にも、上記同様に太径部が座面に当接することなく、速やかに取り付けることができる。
[実施の形態の効果]
(1)図2及び図3において、段付きボルト40を用いてカウリング10を組み付ける時、薄肉ガイド片37のガイド作用により、太径部43がボルト挿入孔周縁の座面34に当接することなく、速やかにボルト挿入孔35内に太径部43を挿入でき、組み付け作業能率が向上する。また、インサートカラーを用いる場合に比べ、コストが安い。
(2)薄肉ガイド片37は、組み付け時、太径部43によって、ボルト挿入孔35の内周面に押し付けられるように潰されるので、ボルト挿通孔35の内周面と太径部43との間のシール機能を果たすこともできる。
(3)薄肉ガイド片37は、ボルト挿通孔35の内周面の全周に亘って環状に形成されているので、段付きボルト40を、確実にボルト挿入孔35の中央部にガイドでき、また、樹脂成形加工時に薄肉ガイド片43を簡単に成形できる。
(4)薄肉ガイド片37は、段付きボルト40の軸方向において、取付部30側とは反対側に配置されているので、ボルト挿通孔35に段付きボルト40の軸部41を挿入した直後から、薄肉ガイド片37によりガイドすることができる。
(5)太径部43がインサートカラーの役目を果たし、予め設定された締め代だけカウリング10の被取付部20を締め付けるので、所望の締め付け具合で、樹脂部品を固定できる。これにより、がたつくことなく、強固に締め付けることができる。
(6)複数の分割パーツ11,12,13を階段的に結合して一つの部品を成形する場合、各ボルト取付位置に誤差が生じ易いが、このような条件において、簡単に各ボルトを挿入孔中央側にガイドでき、組立が容易になる。
[その他の実施の形態]
(1)図6及び図7は、薄肉ガイド片の変形例を示しており、図6は、長円形のボルト挿通孔35に形成される薄肉ガイド片37を、周方向に多数分割形成した例である。図7は円形のボルト挿通孔35に形成される薄肉ガイド片37を、周方向に多数分割形成した例である。なお、図6及び図7のように、薄肉ガイド片37を分割形成する場合、分割部分間のピッチは、段付きボルト40の軸部41よりも狭く形成される。
(2)図示の実施の形態では薄肉ガイド片の軸方向の形成位置は、ボルト挿通孔の軸方向の取付部側と反対側に寄った位置に設定しているが、軸方向の中央部でも、取付部側に寄った位置に設定してもよい。
(3)取り付け対象となる樹脂部品は、前記カウリングには限定されず、樹脂製フェンダー、各種樹脂製カバー類等が含まれる。
(4)図示の実施の形態では、軸方向の一箇所に薄肉ガイド片を形成しているが、軸方向の複数箇所の薄肉ガイド片を形成することも可能である。
10 カウリング(樹脂部品の一例)
11 カウリングの第1パーツ
12 カウリングの第2パーツ
13 カウリングの第3パーツ
20、22,23 薄肉ガイド片を有する被取付部
30 取付部
33 座ぐり部
34 座面
35 ボルト挿通孔
37 薄肉ガイド片
40 段付きボルト
41 軸部
42 頭部
43 太径部
44 ワッシャ

Claims (6)

  1. 車両本体側に設けられたナット付取付部に、ボルト挿通孔を有する樹脂部品の被取付部を、段付きボルトにより取り付ける自動二輪車の樹脂部品取付構造において、
    前記被取付部は、前記ナット付取付部の反対側であり且つ前記ボルト挿通孔の周縁に、座面を有し、
    前記段付きボルトは、おねじが形成された軸部と、締め付け状態で前記被取付部の前記座面に当接する当接部と、前記軸部と前記当接部との間に位置しており前記軸部より太くて前記当接部より細い太径部と、を有し、
    前記ボルト挿通孔は、前記段付きボルトの前記太径部が挿入可能な内径を有し、
    前記ボルト挿通孔の内周面には、前記座面に対して前記ナット付取付部側に、径方向内方に向けて突出して前記段付きボルトの径方向の移動を所定範囲内に規制する薄肉ガイド片が一体成形されている、ことを特徴とする自動二輪車の樹脂部品取付構造。
  2. 請求項1記載の自動二輪車の樹脂部品取付構造において、
    前記薄肉ガイド片は、前記段付きボルトを、前記太径部が前記ボルト挿通孔の前記内周面よりも径方向の内方に位置するように、規制するようになっている、自動二輪車の樹脂部品取付構造。
  3. 請求項1又は2記載の自動二輪車の樹脂部品取付構造において、
    前記薄肉ガイド片は、前記段付きボルトの前記軸部を規制するようになっている、自動二輪車の樹脂部品取付構造。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つに記載の自動二輪車の樹脂部品取付構造において、
    前記薄肉ガイド片は、前記ボルト挿通孔に挿通された前記段付きボルトの前記太径部によって径方向の外方に押しつぶされるようになっている、自動二輪車の樹脂部品取付構造。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の自動二輪車の樹脂部品取付構造において、
    前記薄肉ガイド片で囲まれた空間の径方向の大きさは、前記段付きボルトの前記太径部の直径よりも小さい、自動二輪車の樹脂部品取付構造。
  6. 請求項5記載の自動二輪車の樹脂部品取付構造において、
    前記薄肉ガイド片で囲まれた空間の径方向の大きさは、前記段付きボルトの前記軸部の直径よりも大きい、自動二輪車の樹脂部品取付構造。
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