JP5817786B2 - 情報処理装置、プリンタドライバおよびプログラム - Google Patents

情報処理装置、プリンタドライバおよびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置に関し、特に情報処理装置における表示技術に関する。
印刷物の仕上がり状態を表す画像を表示する技術(印刷プレビュー技術)が存在する(たとえば、特許文献1参照)。具体的には、或るアプリケーションソフトウエア(単にアプリケーションとも称する)(たとえば、文書作成ソフトウエア、表計算ソフトウエア、ウエブブラウザ等)において、印刷指示が付与されると、プリンタドライバソフトウエア(プリンタドライバとも称する)が起動する。そして、更なる操作等に応じて、プリンタドライバから印刷プレビューアプリケーション(表示アプリケーション)が呼び出されて起動され、当該印刷プレビューアプリケーションにおいて印刷プレビューが表示される。
また、このような印刷プレビューアプリケーションの表示画面(印刷プレビュー画面)は、閉じられることなく、或る印刷プレビュー指示に基づいてコンピュータの表示部に表示された状態のままで、新たな印刷プレビュー指示を受け付けることも可能である。起動されたままの印刷プレビュー画面には、当該新たな印刷プレビュー指示に応じた印刷プレビューが表示される。
たとえば、文書作成ソフトウエアからの印刷指令に基づいてその印刷プレビューを表示していた印刷プレビューアプリケーション(詳細にはその印刷プレビュー画面)は、別のアプリケーションソフトウエア(ウエブブラウザ等)からの新たな印刷プレビュー指示に基づいて新たな印刷プレビューを表示することができる。起動されたままの印刷プレビューアプリケーションを用いて新たな印刷プレビューを表示することによれば、印刷プレビューアプリケーションを再起動する場合に比べて、印刷プレビュー指示から印刷プレビューの表示までに要する時間を短縮することが可能である。なお、異なるプロセスとして実行される各種アプリケーションの相互間(たとえばプリンタドライバと印刷プレビューアプリケーションとの間)でのデータ(印刷指令等を含む)の授受は、プロセス間通信技術を用いて行われる。
また、特定のアプリケーション(たとえばウエブブラウザ)においては、外部からの不正なアクセスを防ぐ高セキュリティモード(たとえば、ウインドウズビスタ以降のウインドウズ系OSで採用された「保護モード」等)が設定され得る。ウエブブラウザにおいて高セキュリティモードが設定されているときには、外部からの攻撃を防ぐため、権限が大幅に制限される。また、当該ウエブブラウザから起動されるプロセスも高セキュリティモードで動作し、当該プロセスの権限も大幅に制限される。
特開2012−123557号公報
さて、上述のような印刷プレビュー技術において特定のセキュリティモード(「保護モード」等)と他のセキュリティモード(「通常モード」等)とが混在すると、次のような問題が発生し得る。
たとえば、或るアプリケーション(文書作成ソフトウエア等)が通常モード(非保護モード)で実行されている場合において、当該アプリケーションからのプレビュー指示に応じてプリンタドライバを介して印刷プレビューアプリケーションが起動され、印刷プレビュー画面が表示される。そして、当該印刷プレビューが表示された状態で、引き続いてウエブブラウザからの印刷プレビュー指示が当該印刷プレビューアプリケーションに付与されることがある。
この状況において、ウエブブラウザが「保護モード」で起動され且つ当該ウエブブラウザからプリンタドライバが起動されると、ウエブブラウザから起動されたプリンタドライバは、ウエブブラウザのセキュリティモード(「保護モード」)を引き継ぎ、「保護モード」で動作する。そして、操作者からの印刷プレビュー指示に応答して、プリンタドライバは、起動済み(起動中)の印刷プレビューアプリケーションに対してブラウザに関する印刷プレビューを表示すべき旨の印刷プレビュー指令を送信しようとする。
しかしながら、起動中の印刷プレビューアプリケーションが通常のセキュリティモード(非保護モード)で動作しているときには、起動中の印刷プレビューアプリケーションのセキュリティモード(非保護モード)と新たな印刷プレビュー指示に基づくプリンタドライバのセキュリティモード(保護モード)との間に齟齬が生じる。そのため、印刷プレビューアプリケーションは、プリンタドライバからの新たな動作指令(印刷プレビュー指令)を正常に実行することができないという問題が存在する。なお、異常状態をエラーメッセージで表示することによれば、操作者に異常状態の発生を通知することは可能であるものの、操作者は、再び印刷プレビューアプリケーションの起動操作を要求されるなどの問題も存在する。
そこで、この発明は、複数のアプリケーションで表示アプリケーションを共用する場合において、複数のアプリケーションのセキュリティモードが互いに異なるときにも、当該表示アプリケーションを容易に共用することが可能な技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、情報処理装置であって、第1のアプリケーションから呼び出された印刷プレビューアプリケーションに関する第1実行プロセスのセキュリティモードを、第1モードとして取得する第1取得手段と、第2のアプリケーションにおいて付与された印刷プレビュー指示に基づきプリンタドライバを介して印刷プレビューが実行されるにあたって、前記プリンタドライバのセキュリティモードを第2モードとして取得する第2取得手段と、前記第1モードと前記第2モードとの両モードに関するセキュリティレベルの同一性を判定する判定手段と、前記両モードのセキュリティレベルが互いに異なる場合に、前記第1実行プロセスとは異なる第2実行プロセスであって前記印刷プレビューアプリケーションの実行プロセスである第2実行プロセスを起動し、前記第2実行プロセスを用いて前記印刷プレビューを実行する動作制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る情報処理装置において、前記動作制御手段は、前記第2モードが前記第1モードよりも高いセキュリティレベルを有する場合に、前記第2のアプリケーションの実行時において、前記第1実行プロセスとは異なる第2実行プロセスを前記印刷プレビュー指示に応じて起動し、前記第2実行プロセスを用いて前記印刷プレビューを実行することを特徴とする。
請求項3の発明は、プリンタドライバであって、コンピュータに、a)第1のアプリケーションから呼び出された印刷プレビューアプリケーションに関する第1実行プロセスのセキュリティモードを、第1モードとして取得するステップと、b)第2のアプリケーションにおいて付与された印刷プレビュー指示に基づき前記プリンタドライバを介して印刷プレビューが実行されるにあたって、前記プリンタドライバのセキュリティモードを第2モードとして取得するステップと、c)前記第1モードと前記第2モードとの両モードに関するセキュリティレベルの同一性を判定するステップと、d)前記両モードのセキュリティレベルが互いに異なる場合に、前記第1実行プロセスとは異なる第2実行プロセスであって前記印刷プレビューアプリケーションの実行プロセスである第2実行プロセスを起動し、前記第2実行プロセスを用いて前記印刷プレビューを実行するステップと、を実行させるためのプリンタドライバであることを特徴とする。
請求項4の発明は、情報処理装置であって、第1のアプリケーションから呼び出された印刷プレビューアプリケーションに関する第1実行プロセスのセキュリティモードを第1モードとして取得する第1取得手段と、第2のアプリケーションにおいて付与された印刷プレビュー指示に基づきプリンタドライバを介して印刷プレビューが実行されるにあたって、前記プリンタドライバのセキュリティモードを第2モードとして取得する第2取得手段と、前記第1モードと前記第2モードとの両モードに関するセキュリティレベルの同一性を判定する判定手段と、前記両モードのセキュリティレベルが互いに異なる場合に、前記第1実行プロセスのセキュリティモードを前記第1モードから前記第2モードに変更し、そのセキュリティモードが前記第2モードに変更された前記第1実行プロセスを用いて前記印刷プレビューを実行する動作制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4の発明に係る情報処理装置において、前記動作制御手段は、前記第2モードが前記第1モードよりも高いセキュリティレベルを有する場合に、前記第2のアプリケーションの実行時において、前記第1実行プロセスのセキュリティモードを前記第2モードに変更し、そのセキュリティモードが前記第2モードに変更された前記第1実行プロセスを用いて前記印刷プレビューを実行することを特徴とする。
請求項6の発明は、プリンタドライバであって、コンピュータに、a)第1のアプリケーションから呼び出された印刷プレビューアプリケーションに関する第1実行プロセスのセキュリティモードを第1モードとして取得するステップと、b)第2のアプリケーションにおいて付与された印刷プレビュー指示に基づき前記プリンタドライバを介して印刷プレビューが実行されるにあたって、前記プリンタドライバのセキュリティモードを第2モードとして取得するステップと、c)前記第1モードと前記第2モードとの両モードに関するセキュリティレベルの同一性を判定するステップと、d)前記両モードのセキュリティレベルが互いに異なる場合に、前記第1実行プロセスのセキュリティモードを前記第1モードから前記第2モードに変更し、そのセキュリティモードが前記第2モードに変更された前記第1実行プロセスを用いて前記印刷プレビューを実行するステップと、を実行させるためのプリンタドライバであることを特徴とする。
請求項7の発明は、情報処理装置であって、第1のアプリケーションのセキュリティモードを引き継いで起動された表示アプリケーションに関する第1実行プロセスのセキュリティモードを第1モードとして取得する第1取得手段と、第2のアプリケーションにおける表示指示に基づき前記表示アプリケーションにおける表示動作を実行すべき旨の動作指令が付与される前に、前記第2アプリケーションのセキュリティモードを第2モードとして取得する第2取得手段と、前記第1モードと前記第2モードとの両モードに関するセキュリティレベルの同一性を判定する判定手段と、前記両モードのセキュリティレベルが互いに異なる場合に、前記第1実行プロセスとは異なる第2実行プロセスであって前記表示アプリケーションの実行プロセスである第2実行プロセスを起動し、前記第2実行プロセスを用いて前記動作指令に基づく表示動作を実行する動作制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項8の発明は、コンピュータに、a)第1のアプリケーションのセキュリティモードを引き継いで起動された表示アプリケーションに関する第1実行プロセスのセキュリティモードを第1モードとして取得するステップと、b)第2のアプリケーションにおける表示指示に基づき前記表示アプリケーションにおける表示動作を実行すべき旨の動作指令が付与される前に、前記第2アプリケーションのセキュリティモードを第2モードとして取得するステップと、c)前記第1モードと前記第2モードとの両モードに関するセキュリティレベルの同一性を判定するステップと、d)前記両モードのセキュリティレベルが互いに異なる場合に、前記第1実行プロセスとは異なる第2実行プロセスであって前記表示アプリケーションの実行プロセスである第2実行プロセスを起動し、前記第2実行プロセスを用いて前記動作指令に基づく表示動作を実行するステップと、を実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項9の発明は、情報処理装置であって、第1のアプリケーションのセキュリティモードを引き継いで起動された表示アプリケーションに関する第1実行プロセスのセキュリティモードを第1モードとして取得する第1取得手段と、第2のアプリケーションにおける表示指示に基づき前記表示アプリケーションにおける表示動作を実行すべき旨の動作指令が付与される前に、前記第2アプリケーションのセキュリティモードを第2モードとして取得する第2取得手段と、前記第1モードと前記第2モードとの両モードに関するセキュリティレベルの同一性を判定する判定手段と、前記両モードのセキュリティレベルが互いに異なる場合に、前記第1実行プロセスのセキュリティモードを前記第2モードに変更し、そのセキュリティモードが前記第2モードに変更された前記第1実行プロセスを用いて、前記動作指令に基づく表示動作を実行する動作制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項10の発明は、コンピュータに、a)第1のアプリケーションのセキュリティモードを引き継いで起動された表示アプリケーションに関する第1実行プロセスのセキュリティモードを第1モードとして取得するステップと、b)第2のアプリケーションにおける表示指示に基づき前記表示アプリケーションにおける表示動作を実行すべき旨の動作指令が付与される前に、前記第2アプリケーションのセキュリティモードを第2モードとして取得するステップと、c)前記第1モードと前記第2モードとの両モードに関するセキュリティレベルの同一性を判定するステップと、d)前記両モードのセキュリティレベルが互いに異なる場合に、前記第1実行プロセスのセキュリティモードを前記第2モードに変更し、そのセキュリティモードが前記第2モードに変更された前記第1実行プロセスを用いて、前記動作指令に基づく表示動作を実行するステップと、を実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項1ないし請求項6に記載の発明によれば、複数のアプリケーションで印刷プレビューアプリケーションを共用する場合において、複数のアプリケーションのセキュリティモードが互いに異なるときにも、当該印刷プレビューアプリケーションを容易に共用することが可能である。
請求項7ないし請求項10に記載の発明によれば、複数のアプリケーションで表示アプリケーションを共用する場合において、複数のアプリケーションのセキュリティモードが互いに異なるときにも、当該表示アプリケーションを容易に共用することが可能である。
画像形成システムを示す図である。 画像形成装置の機能ブロックを示す図である。 コンピュータの機能ブロックを示す図である。 コンピュータにおいて実行される各種のプログラムを示す図である。 各アプリケーションの動作等を示す図である。 各アプリケーションの動作等を示す図である。 各アプリケーションの動作等を示す図である。 プリンタドライバの動作を示すフローチャートである。 印刷プレビュー画面を示す図である。 セキュリティモードを示す図である。 第2実施形態に係る動作を示す概念図である。 変形例に係る動作等を示す図である。 変形例に係る動作等を示す図である。 変形例に係る動作等を示す図である。 文書管理アプリケーションの管理対象ファイルリスト画面を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.第1実施形態>
<1−1.システム概要>
図1は、画像形成システム1を示す図である。図1に示すように、この画像形成システム1は、画像形成装置10と情報処理装置(コンピュータとも称する)50とを備える。
本システム1における各要素10,50は、それぞれ、ネットワークNWを介して互いに通信可能に接続される。ネットワークNWは、LAN(Local Area Network)などによって構成される。また、ネットワークNWに対する接続態様は、有線接続であってもよく、或いは無線接続であってもよい。
<1−2.画像形成装置10の構成>
画像形成装置10は、ネットワーク接続機能(インターネット接続機能等)を有する。たとえば、画像形成装置10は、コンピュータ50からの印刷出力指令に基づき印刷出力を実行することが可能である。
図2は、画像形成装置10の機能ブロックを示す図である。ここでは、画像形成装置10として、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))を例示する。
MFP10は、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能およびボックス格納機能などを備える装置(複合機とも称する)である。具体的には、MFP10は、図2の機能ブロック図に示すように、画像読取部2、印刷出力部3、通信部4、格納部5、操作部6およびコントローラ9等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
画像読取部2は、MFP10の所定の位置に載置された原稿を光学的に読み取って(すなわちスキャンして)、当該原稿の画像データ(原稿画像なしいスキャン画像とも称する)を生成する処理部である。この画像読取部2は、スキャン部であるとも称される。
印刷出力部3は、印刷対象に関するデータに基づいて紙などの各種の媒体に画像を印刷出力する出力部である。なお、画像形成装置10は、印刷出力機能を有していることから、プリンタないし印刷出力装置とも称される。同様に、画像形成システム1は、プリントシステムないし印刷出力システムとも称される。
通信部4は、ファクシミリ通信部4aとネットワーク通信部4bとを有する。ファクシミリ通信部4aは、公衆回線等を介したファクシミリ通信を行うことが可能な処理部である。ネットワーク通信部4bは、ネットワークNWを介したネットワーク通信を行うことが可能な処理部である。このネットワーク通信では、たとえば、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)等の各種のプロトコルが利用される。当該ネットワーク通信を利用することによって、MFP10は、所望の相手先との間で各種のデータを授受することが可能である。
格納部5は、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置で構成される。格納部5は、印刷ジョブに係るデータ等を記憶する。
操作部6は、MFP10に対する入力を受け付ける操作入力部6aと、各種情報の表示出力を行う表示部6bとを備えている。このMFP10においては、略板状の操作パネル部6c(図1参照)が設けられている。また、操作パネル部6cは、その正面側にタッチパネル25(図1参照)を有している。タッチパネル25は、液晶表示パネルに圧電センサ等が埋め込まれて構成され、各種情報を表示するとともに操作者からの操作入力を受け付けることが可能である。たとえば、タッチパネル25においては、メニュー画像(ボタン画像等を含む)が表示される。操作者は、タッチパネル25内に仮想的に配置されるボタン(ボタン画像で表現されるボタン)を押下することによって、画像形成装置10の各種動作内容を設定することなどが可能である。タッチパネル25は、操作入力部6aの一部としても機能するとともに、表示部6bの一部としても機能する。
また、コントローラ9は、MFP10に内蔵され、MFP10を統括的に制御する制御装置である。
<1−3.コンピュータ50の構成>
図3は、コンピュータ50(情報処理装置)の機能ブロックを示す図である。
コンピュータ50は、いわゆるパーソナルコンピュータとして構成される。コンピュータ50は、図4の機能ブロック図に示すように、通信部54、格納部55、入出力部56およびコントローラ59等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
通信部54は、ネットワークNWを介したネットワーク通信を行うことが可能である。このネットワーク通信では、たとえば、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)等の各種のプロトコルが利用される。当該ネットワーク通信を利用することによって、コンピュータ50は、所望の相手先との間で各種のデータを授受することが可能である。
格納部55は、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置で構成される。
入出力部56は、コンピュータ50に対する入力を受け付ける操作入力部56aと、各種情報の表示出力を行う表示部56bとを備えている。操作入力部56aとしては、キーボードおよびマウス等が設けられ、表示部56bとしては液晶表示モニタ等が設けられる。
コントローラ59は、コンピュータ50に内蔵され、コンピュータ50を統括的に制御する制御装置である。コントローラ59は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM)等を備える。コントローラ59は、そのCPUにおいて、格納部55内に格納されている各種ソフトウエアプログラム(単にプログラムとも称する)PG5を実行することによって、各種の処理部を実現する。なお、当該プログラムPG5は、CD−ROMなどの可搬性の記録媒体に記録され、当該記録媒体を介してコンピュータ50にインストールされる。あるいは当該プログラムPG5は、ネットワークNW等を介してダウンロードされてコンピュータ50にインストールされるようにしてもよい。
図4は、コンピュータ50にて実行される各種のプログラムPG5を示す概念図である。
図4に示すように、コンピュータ50においては、当該プログラムPG5として、各種のアプリケーションソフトウエアプログラムAP(たとえば、文書作成ソフトウエアAP1、表計算ソフトウエア、ウエブブラウザBW等)がインストールされている。また、画像形成装置10における印刷出力動作を制御するプリンタドライバプログラム(単にプリンタドライバとも称する)DVも当該プログラムPG5としてインストールされている。また、プリンタドライバDVから呼び出されて実行される印刷プレビューアプリケーションPV(表示アプリケーション)も、当該プログラムPG5としてインストールされている。印刷プレビューアプリケーションPVは、各種アプリケーションAPからプリンタドライバDVを経由して送信される印刷プレビュー指令に基づいて、印刷プレビュー画面VS(図9参照)を表示する機能を有している。なお、この印刷プレビューアプリケーションPVは、画像形成装置(印刷出力装置)10にのみ格納されているウォーターマーク等を用いる印刷物に関しても、画像形成装置10と通信して当該ウォーターマーク等の情報を取得することによって、当該ウォーターマーク等をも反映した状態で当該印刷物の仕上がり状態を表示することが可能である。
また特に、コントローラ59においてプリンタドライバDVを実行することによって、第1モード取得部61、第2モード取得部62、判定部65および動作制御部66等が実現される。これらの各処理部の動作については後に詳述する。
<1−4.セキュリティモード>
コンピュータ50においては、アプリケーションのプロセス毎にセキュリティモード(アクセス権限レベル)を設定することが可能である。セキュリティモードとしては、通常のセキュリティレベルを有するモード(「通常モード」とも称する)と、通常モードよりも高いセキュリティレベルを有するモード(「保護モード」)とが選択的に設定される。なお、「通常モード」はノーマルセキュリティモードとも称され、「保護モード」はハイセキュリティモードとも称される。
図10は、このような各セキュリティモードを説明する図である。
「通常モード」(非保護モードとも称する)で動作するプロセスは、当該プロセスの実行元ユーザ(管理者ユーザ権限あるいは通常ユーザ権限)に応じた通常の権限を有する。
たとえば、通常ユーザ権限を有するユーザによって実行されるプロセスは、当該ユーザのドキュメントフォルダ内でファイルを作成すること及び変更することができるとともに、当該ユーザ専用のレジストリ領域(たとえば、HKEY_CURRENT_USER)内に対する書き込みを自由に行うことができる。このようなアクセス制御は、整合性アクセスレベル「中」を有するもの、あるいは、セキュリティレベル「中」を有するものであるとも表現される。
また、管理者権限を有するユーザ(管理ユーザ)によって実行されたプロセスは、当該管理ユーザのドキュメントフォルダ以外のフォルダ(たとえば、Program Filesフォルダ)内でファイルを自由に作成すること及び変更することができるとともに、重要なレジストリ領域(たとえば、HKEY_LOCAL_MACHINE)内に対する書き込みを自由に行うことができる。このようなアクセス制御は、整合性アクセスレベル「高」を有するもの、あるいは、セキュリティレベル「低」を有するものであるとも表現される。
一方、「保護モード」で動作するプロセスは、ファイルアクセスおよびレジストリアクセスに関して、大幅に制限された権限のみを有する。具体的には、当該プロセスによるファイルアクセスに関して、一部のフォルダ(たとえば、Temoprary Internet Files\Low)にのみ書込動作が許容される(他のフォルダへの書込動作は不許可)。また、当該プロセスによるレジストリアクセスに関して、一部のレジストリ(たとえば、HKEY_CURRENT_USER\Software\LowRegistry)にのみ書込動作が許容される(他のレジストリへの書込動作は不許可)。このようなアクセス制御は、整合性アクセスレベル「低」を有するもの、あるいは、セキュリティレベル「高」を有するものであるとも表現される。
このように、保護モードで動作するプロセス(たとえば、保護モードで動作するウエブブラウザプロセス)には、比較的低いアクセス権限しか与えないことによって、当該プロセスを用いた外部からの不正動作を防止することが可能である。
ここにおいて、各アプリケーションAP(親プロセス)から呼び出されて起動する他のアプリケーション(子プロセスおよび孫プロセス)のセキュリティモードは、それぞれ、「保護モード」および「通常モード(非保護モード)」のいずれかに設定される。より詳細には、各アプリケーションAP(親プロセス)から呼び出されて起動する他のアプリケーション(子プロセスおよび孫プロセス)は、親プロセスのセキュリティモードを引き継ぐ。たとえば、アプリケーションAP(親プロセス)のセキュリティモードが「保護モード」である場合には、アプリケーションAP(親プロセス)から呼び出されて起動するプリンタドライバDV(子プロセス)は、アプリケーションAPのセキュリティモード(保護モード)を引き継ぎ「保護モード」で動作する。また、プリンタドライバDV(子プロセス)から呼び出されて起動する印刷プレビューアプリケーションPV(孫プロセス)も、プリンタドライバDV(およびアプリケーションAP)のセキュリティモード(保護モード)を引き継ぎ「保護モード」で動作する。
<1−5.動作>
図5〜図7は、各アプリケーションの動作等を示す図である。また、図8は、プリンタドライバDVの動作を示すフローチャートである。
まず、コンピュータ50において或るアプリケーション(ここでは文書作成ソフトウエア)AP1が通常モード(非保護モード)で実行されている場合に、当該アプリケーションAP1からの印刷プレビュー指示に応じてプリンタドライバDVを介して印刷プレビューアプリケーションPVが起動され、印刷プレビュー画面VS1が表示される(図5参照)。
より詳細には、アプリケーションAP1のメインメニューの中から「印刷」メニューがユーザ操作によって選択されると、アプリケーションAP1からプリンタドライバDVが呼び出され、プリンタドライバDVが起動する。プリンタドライバDVは、アプリケーションAP1のセキュリティモードを引き継いで起動される。ここでは、プリンタドライバDVは、「通常モード(非保護モード)」で起動される。プリンタドライバDVは、その設定画面SG(不図示)をコンピュータ50の表示部56bに表示する。そして、コンピュータ50の操作者がプリンタドライバDVの設定画面SGを操作して印刷プレビュー指示を付与すると、プリンタドライバDVは、図8の動作を実行する。
図8のステップS11においては、起動済みの(起動中の)印刷プレビューアプリケーションPVが存在するか否かが判定される。起動済みの印刷プレビューアプリケーションPVが存在すると判定される場合には、ステップS13に進む。一方、起動済みの印刷プレビューアプリケーションPVが存在しないと判定される場合には、ステップS18に進む。
ここでは、印刷プレビューアプリケーションPVが未だ起動されておらず、ステップS11からステップS18に進むものとする。
ステップS18においては、通常の印刷プレビュー処理(通常モード処理)が行われる。
この時点では印刷プレビューアプリケーションPVが未だ起動されていない。そこで、プリンタドライバDVは、まず印刷プレビューアプリケーションPV(詳細にはその第1実行プロセスPS1)を起動する。なお、印刷プレビューアプリケーションPVは、プリンタドライバDVのセキュリティモードを引き継いで起動される。ここでは、プリンタドライバDVは「通常モード(非保護モード)」で起動されており、印刷プレビューアプリケーションPVも「通常モード(非保護モード)」で起動される。
そして、プリンタドライバDVは、印刷プレビューアプリケーションPVに対して印刷プレビュー画面VS1の表示用データを送信する。印刷プレビューアプリケーションPVは、プリンタドライバDVから受信した表示用データに基づき、印刷プレビュー画面VS1(図5および図9参照)をコンピュータ50の表示部56bに表示する。図9は、印刷プレビュー画面VS1の一例を示す図である。図9に示すように、印刷プレビュー画面VS1には、印刷物の仕上がり状態を示す印刷プレビュー画像MGが表示される。
ステップS18の処理が終了すると、図8の処理は一旦終了する。
つぎに、印刷プレビューアプリケーションPVの印刷プレビュー画面VS1において印刷プレビューが表示されている状態で、引き続いて今度は別のアプリケーションAP2(具体的にはウエブブラウザBW)からの印刷プレビュー指示が当該印刷プレビューアプリケーションPVに付与される状況を想定する(図6参照)。
より詳細には、ブラウザBWのメインメニューの中から「印刷」メニューがユーザ操作によって選択され、ブラウザBWからプリンタドライバDVが呼び出され、プリンタドライバDVが起動する。プリンタドライバDVは、アプリケーションAP2(ブラウザBW)のセキュリティモードを引き継いで起動される。たとえば、ブラウザBWが「保護モード」で起動されている場合には、プリンタドライバDVも「保護モード」で起動される。すなわち、ブラウザBWが「保護モード」で起動され且つ当該ブラウザBWからプリンタドライバDVが起動されると、ブラウザBWから起動されたプリンタドライバDVは、ブラウザBWのセキュリティモード(「保護モード」)を引き継ぎ、「保護モード」で動作する。また、プリンタドライバDVの設定画面SGがコンピュータ50の表示部56bに表示される。そして、コンピュータ50の操作者が当該設定画面SGを操作して印刷プレビュー指示を付与する。
このとき、操作者からの印刷プレビュー指示(表示指示)に応答して、プリンタドライバDVは、ブラウザBWに関する印刷プレビューを表示すべき旨の動作指令(印刷プレビュー指令)を、起動済み(起動中)の印刷プレビューアプリケーションPV(詳細には起動中の第1実行プロセスPS1)に対して送信しようとする。
しかしながら、起動中の印刷プレビューアプリケーションPVが通常のセキュリティモード(非保護モード)で動作しているときには、当該起動中の印刷プレビューアプリケーションPVのセキュリティモード(非保護モード)と、ブラウザBWからの新たな印刷プレビュー指示に基づくプリンタドライバDVのセキュリティモード(保護モード)との間に齟齬が生じる。そのため、起動中の印刷プレビューアプリケーションPVは、異なるセキュリティモードで起動されたプリンタドライバDVからの新たな動作指令(印刷プレビュー指令)を正常に実行することができない。なお、異常状態をエラーメッセージで表示することによれば、操作者に異常状態の発生を通知することは可能であるものの、操作者は、再び印刷プレビューアプリケーションPVの起動操作を要求される。
これに対して、この実施形態においては、後述するように、アプリケーションAP1によって起動された印刷プレビューアプリケーションPVのセキュリティモードMD1と、アプリケーションAP1とは別のアプリケーションであるブラウザBWによって起動されたプリンタドライバDVのセキュリティモードMD2との両モード(MD1,MD2)に関する情報がプリンタドライバDVによって取得される。
そして、プリンタドライバDVは、これら2つのモードMD1,MD2の同一性を判定する。当該両モードMD1,MD2が互いに同一である場合には、起動中の第1実行プロセスPS1をそのまま用いてブラウザBWに関する印刷プレビュー動作が実行される。一方、当該両モードMD1,MD2が互いに異なる場合には、第1実行プロセスPS1とは異なる(新たな)第2実行プロセスPS2が自動的に起動され、当該第2実行プロセスPS2を用いて印刷プレビュー処理(詳細には、印刷プレビュー画面VS2の表示処理)が実行される(図6および図7参照)。
具体的には、図8の処理が再び実行される。ステップS11において、今度は印刷プレビューアプリケーションPVが起動中である旨が判定され、ステップS13に進む。
ステップS13において、プリンタドライバDVの第1モード取得部61は、アプリケーションAP1からプリンタドライバDVを介して呼び出された印刷プレビューアプリケーションPV(詳細には、その実行プロセスPS1)のセキュリティモードを、先行設定モードMD1として取得する(図6参照)。実行プロセスPS1のセキュリティモードを示す情報は、コンピュータ50内の所定の格納領域に格納されており、第1モード取得部61は、実行プロセスPS1のセキュリティモードを示す情報を、当該所定の格納領域から取得する。ここでは、実行プロセスPS1のセキュリティモードは「非保護モード」である旨が取得される。
このように、ステップS13では、アプリケーションAP1のセキュリティモードを引き継いで起動された表示アプリケーションに関する実行プロセスPS1のセキュリティモードが、先行設定モードMD1として取得される。
また、ステップS14において、第2モード取得部62は、アプリケーションAP2(ブラウザBW)から呼び出されて起動されたプリンタドライバDVのセキュリティモードを、新設定モードMD2として取得する(図6参照)。換言すれば、第2モード取得部62は、アプリケーションAP2(ブラウザBW)において付与された印刷プレビュー指示(表示指示)に基づきプリンタドライバDVを介して印刷プレビューが実行されるにあたって、そのプリンタドライバDVのセキュリティモード(新設定モードMD2)を取得する。
このように、ステップS14では、アプリケーションAP2における表示指示に基づき表示アプリケーションにおける表示動作を実行すべき旨の動作指令が(ステップS16あるいはステップS17で)付与される前に、アプリケーションAP2のセキュリティモードが新設定モードMD2として取得される。
つぎに、ステップS15において、判定部65は、先行設定モードMD1と新設定モードMD2との両モードの同一性(より詳細には、両モードのセキュリティレベルの大小関係)を判定する。
両モードがいずれも非保護モードであり互いに同一である場合(両モードが整合する場合)には、ステップS17に進む。ステップS17では、動作制御部66の管理下において、印刷プレビューに関する第1実行プロセスPS1が通常の印刷プレビューを実行する。具体的には、印刷プレビューアプリケーションPV(第1実行プロセスPS1)が既に起動されており且つ上記両モードMD1,MD2が互いに同一であることに基づいて、印刷プレビューアプリケーションPV(詳細にはその第1実行プロセスPS1)によって印刷プレビュー動作が継続される。具体的には、ブラウザBWから呼び出されたプリンタドライバDV(動作制御部66)は、起動中の第1実行プロセスPS1に対して印刷プレビュー画面VS2の表示用データ(ブラウザBWに関する印刷プレビューデータ等)(描画用データとも称する)を送信する。そして、印刷プレビューアプリケーションPVは、プリンタドライバDVから受信した表示用データに基づき、印刷プレビュー画面VS2を表示部56bに表示する。
一方、両モードが互いに異なる場合(両モードが整合しない場合)には、ステップS16に進む。たとえば、先行設定モードMD1が「非保護モード」であり且つ新設定モードMD2が「保護モード」である場合には、新設定モードMD2のセキュリティレベルと先行設定モードMD1のセキュリティレベルとが互いに異なる旨(詳細には、新設定モードMD2が先行設定モードMD1よりも高いセキュリティレベルを有する旨)が判定され、ステップS16に進む。
ステップS16では、動作制御部66の管理下において、印刷プレビューに関して、第1実行プロセスPS1とは異なる第2実行プロセスPS2が追加的に起動される。すなわち、印刷プレビューアプリケーションの新たな実行プロセスPS2が追加的に起動される。実行プロセスPS2は、ブラウザBWのセキュリティモード(たとえば保護モード)を引き継いで起動される。より詳細には、ブラウザBWから起動されたプリンタドライバDVは、ブラウザBWのセキュリティモードを引き継いで起動され、さらに当該プリンタドライバDVから起動された印刷プレビューアプリケーションPVは、当該プリンタドライバDVのセキュリティモードを引き継いで起動される。たとえば、ブラウザBWが「保護モード」で起動されている場合には、プリンタドライバDVおよび印刷プレビューアプリケーションPVも「保護モード」で起動される。
そして、動作制御部66の管理下において、第2実行プロセスPS2を用いて印刷プレビューが実行される。より詳細には、ブラウザBWから呼び出されたプリンタドライバDV(詳細には、その動作制御部66)は、新たな実行プロセス(第2実行プロセス)PS2に対して印刷プレビュー画面VS2の表示用データ(ブラウザBWに関する印刷プレビューデータ等)を送信する。そして、印刷プレビューアプリケーションPV(第2実行プロセスPS2)は、プリンタドライバDVから受信した表示用データに基づき、印刷プレビュー画面VS2を表示部56bに表示する(図7参照)。なお、第2実行プロセスPS2のウインドウ(印刷プレビュー画面VS2)は、第1実行プロセスPS1のウインドウ(印刷プレビュー画面VS1)よりも前面側に表示されることが好ましい。あるいは、第1実行プロセスPS1のウインドウ(印刷プレビュー画面VS1)は、印刷プレビュー画面VS2の表示の妨げにならないように、表示部56bにおいて一旦非表示状態に変更(「最小化表示」)されるようにしてもよい。
このように、両モードMD1,MD2のセキュリティレベルが互いに異なる場合には、ステップS16において、表示アプリケーションの新たな実行プロセスPS2が起動され、プリンタドライバDVからの動作指令に基づく表示動作が当該新たな実行プロセスPS2を用いて実行される。
ここにおいて、アプリケーションAP2(ブラウザBW)からのプレビュー指令に基づくプリンタドライバDVの描画プロセスは、新設定モードMD2(ここでは保護モード)で動作する。また、プリンタドライバDVから新たに起動された印刷プレビューアプリケーションPV(詳細には、その第2実行プロセスPS2)も、新設定モードMD2(ここでは保護モード)で動作する。したがって、ブラウザBWから新たに起動されたプリンタドライバDVのセキュリティモードと新たに起動された印刷プレビューアプリケーションPV(詳細には、その第2実行プロセスPS2)のセキュリティモードとが互いに同一になる。その結果、第2実行プロセスPS2は、ブラウザBWから新たに起動されたプリンタドライバDVとの間で各種データ(描画データ等)を正常に送受信することが可能であり、当該描画データ等に基づいて正常に印刷プレビュー動作を実行することが可能である。なお、ステップS16における上述のような処理は、プリンタドライバDVのセキュリティモードと印刷プレビューアプリケーションPVのセキュリティモードとを同一化する処理等であるとも表現される。
以上のような動作によれば、アプリケーションAP1によって起動された印刷プレビューアプリケーションPVの先行設定モードMD1とアプリケーションAP2(ブラウザBW)によって起動されたプリンタドライバDVの新設定モードMD2とが互いに異なる場合には、プリンタドライバDVが新たな実行プロセスPS2を起動し、当該新たな実行プロセスPS2を用いて印刷プレビューが表示される。したがって、上述のような問題の発生を回避することが可能であり、複数のアプリケーションのセキュリティモードが互いに異なる場合にも、複数のアプリケーションで印刷プレビューアプリケーション(表示アプリケーション)を適切且つ容易に共用することが可能である。
なお、ここでは、追加的に第2実行プロセスPS2が起動される態様が例示されているが、これに限定されず、第1実行プロセスPS1に代えて第2実行プロセスPS2が起動されるようにしてもよい。すなわち、第1実行プロセスPS1が終了されるとともに新たな第2実行プロセスPS2が起動されるようにしてもよい。
<2.第2実施形態>
上記第1実施形態においては、アプリケーションAP1によって起動された印刷プレビューアプリケーションPVの先行設定モードMD1とアプリケーションAP2(ブラウザBW)によって起動されたプリンタドライバDVの新設定モードMD2とが互いに異なる場合には、新たな実行プロセスPS2を用いて印刷プレビューが表示される態様が例示されている。この第2実施形態においては、両モードMD1,MD2が互いに異なる場合には、第1実行プロセスPS1のセキュリティモードが変更され、そのセキュリティモードが変更された第1実行プロセスPS1を用いて印刷プレビューが実行される。
この第2実施形態においては、第1実施形態と同様に図5および図6の動作が実行される。ただし、その後、図7の動作に代えて図11の動作が行われる。
図8の動作についても第1実施形態と同様に実行される。ただし、図8のステップS16においては、第1実施形態とは異なり、以下のような動作が実行される。
まず、ブラウザBWから呼び出されて起動されたプリンタドライバDV(詳細には、その動作制御部66)は、第1実行プロセスPS1のセキュリティモードを「通常モード(非保護モード)」から「保護モード」に変更する(図11も参照)。そして、動作制御部66は、そのセキュリティモードが保護モードに変更された第1実行プロセスPS1を用いて印刷プレビューを実行する。
より詳細には、ブラウザBWから呼び出されたプリンタドライバDV(詳細には、その動作制御部66)は、モード変更後の第1実行プロセスPS1に対して印刷プレビュー画面VS2の表示用データ(ブラウザBWに関する印刷プレビューデータ等)を送信する。そして、印刷プレビューアプリケーションPV(第1実行プロセスPS1)は、プリンタドライバDVから受信した表示用データに基づき、ブラウザBWの印刷プレビュー画面VS2を表示部56bに表示する。
ここにおいて、ブラウザBWから新たに起動されたプリンタドライバDVのセキュリティモード(保護モード)と、変更後の第1実行プロセスPS1のセキュリティモード(保護モード)とは互いに同一になる。その結果、印刷プレビューアプリケーションPVの第1実行プロセスPS1は、ブラウザBWから新たに起動されたプリンタドライバDVとの間で各種データ(描画データ等)を正常に送受信することが可能であり、当該描画データ等に基づいて正常に印刷プレビュー動作を実行することが可能である。なお、第2実施形態における図8のステップS16の処理も、プリンタドライバDVのセキュリティモードと印刷プレビューアプリケーションPVのセキュリティモードとを同一化する処理等であると表現される。
以上のような動作によれば、アプリケーションAP1によって起動された印刷プレビューアプリケーションPVの先行設定モードMD1とアプリケーションAP2(ブラウザBW)によって起動されたプリンタドライバDVの新設定モードMD2とが互いに異なる場合には、プリンタドライバDVが実行プロセスPS1のセキュリティモードを非保護モードから保護モードに変更し、モード変更後の実行プロセスPS1を用いて印刷プレビューが表示される。したがって、上述のような問題の発生を回避することが可能であり、複数のアプリケーションのセキュリティモードが互いに異なる場合にも、複数のアプリケーションで印刷プレビューアプリケーション(表示アプリケーション)を適切且つ容易に共用することが可能である。
<3.変形例等>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記各実施形態においては、保護モードで動作するアプリケーションとしてブラウザBWが例示されているが、これに限定されず、他のアプリケーション(表計算ソフトウエア等)が保護モードで動作する際に上記の思想が適用されるようにしてもよい。たとえば、非保護モードで動作する文書作成ソフトウエアから起動された印刷プレビューアプリケーションPVに対して、保護モードで動作する表計算ソフトウエアから印刷プレビュー指示が付与される場合に、上記の思想が適用されるようにしてもよい。
また、上記各実施形態においては、印刷プレビューアプリケーションPVがアプリケーションAP1等によって「非保護モード」で起動され、その後に、「保護モード」で動作するブラウザBW等からの印刷プレビュー指令を受け付ける態様が例示されているが、これに限定されない。たとえば、逆に、印刷プレビューアプリケーションPVがブラウザBW等によって「保護モード」で起動され、その後に、「非保護モード」で動作する別のアプリケーションAP1等からの印刷プレビュー指令を受け付ける場合に、上記の思想が適用されるようにしてもよい。
より具体的には、第1実施形態とは逆に、アプリケーションAP2から起動された印刷プレビューアプリケーションPV(PV2)が「保護モード」で動作している場合において、(当該印刷プレビューアプリケーションPV(PV2)とは別に、)「非保護モード」で動作する印刷プレビューアプリケーションPV(PV1)がさらに起動され、当該印刷プレビューアプリケーションPV1を用いてアプリケーションAP1からの印刷プレビュー指示に応じた印刷プレビュー処理が実行されるようにしてもよい。
あるいは、第2実施形態とは逆に、アプリケーションAP2から起動された印刷プレビューアプリケーションPV(PV2)が「保護モード」で動作している場合において、当該印刷プレビューアプリケーションPV(PV2)のセキュリティモードが「保護モード」から「非保護モード」に変更された後に、モード変更後の当該印刷プレビューアプリケーションPV(PV2)を用いてアプリケーションAP1からの印刷プレビュー指示に応じた印刷プレビュー処理が実行されるようにしてもよい。
このように、或るアプリケーションAPによって起動された印刷プレビューアプリケーションPVのセキュリティモードMD1と別のアプリケーションAPによって起動されたプリンタドライバDVのセキュリティモードMD2とが互いに異なる場合に、両セキュリティモードMD1,MD2を合致させる処理が行われるようにすればよい。
また、上記各実施形態においては、各アプリケーションプログラムAPからプリンタドライバDVを経由して印刷プレビューアプリケーションPVが起動され印刷プレビュー画面VSが表示されているが、これに限定されない。具体的には、表示アプリケーションが(プリンタドライバDVを経由せずに)各アプリケーションプログラムAPから直接起動されて、対象画像(プレビュー画像等)が表示されるようにしてもよい。
図12〜図14は、このような改変を第1実施形態に対して施した変形例を示す概念図である。図12は図5に対応し、図13は図6に対応し、図14は図7に対応する。また、図15は、文書管理アプリケーションAP11(次述)において表示される管理対象ファイルリスト画面LSを示す図である。
ここにおいて、文書管理アプリケーションAP11は、複数の文書を統合的に管理するアプリケーションである。管理対象の文書は、別のアプリケーションである文書表示アプリケーションDPによって表示される。また、文書表示アプリケーションDPは、複数のアプリケーションで共用可能である。たとえば、文書表示アプリケーションDPは、各種のアプリケーションAP11,AP12からの表示指令に基づいて、各種の文書等を表示することが可能である。
まず、図12に示すように、コンピュータ50において文書管理アプリケーションAP11が通常モード(非保護モード)で実行されている場合には、文書管理アプリケーションAP11からの表示指示に応じて文書表示アプリケーションDPが起動され、表示画面VS11が表示される。
より詳細には、まず、文書管理アプリケーションAP11の管理対象ファイルリスト画面(図15参照)において表示対象文書がユーザ操作によって選択される。より詳細には、管理対象ファイルリスト画面LSに列挙された複数の文書のうち所望の文書の右横に配置された表示指示ボタンに対する押下操作に応じて、表示対象文書が選択される。このような選択操作が行われると、文書管理アプリケーションAP11は、文書表示アプリケーションDPの実行プロセスPS11を起動する。この実行プロセスPS11は、「非保護モード」で起動される。そして、文書管理アプリケーションAP11は、当該実行プロセスPS11を用いて、表示対象文書を表示画面VS11に表示する。
その後、文書表示アプリケーションDPの表示画面VS11において対象文書が表示されている状態で、引き続いて今度は別のアプリケーションAP12(たとえばウエブブラウザBW等)からの表示指示が文書表示アプリケーションDPに付与されるものとする。なお、アプリケーションAP12は、「保護モード」で動作しているものとする。
図13に示すように、アプリケーションAP12は、ユーザからの表示指示に基づき文書表示アプリケーションDPにおいて表示動作を実行すべき旨の動作指令を付与する前に、まず、実行プロセスPS11のセキュリティモード(ここでは「非保護モード」)を先行設定モードMD1として取得する。また、アプリケーションAP12は、アプリケーションAP12自身のセキュリティモード(ここでは「保護モード」)を新設定モードMD2として取得する。
そして、両モードMD1,MD2のセキュリティレベルが互いに異なる旨が判定され、図14に示すように、アプリケーションAP12は、文書表示アプリケーションDPの新たな実行プロセスPS12を起動し、プリンタドライバDVからの動作指令に基づく表示動作を当該実行プロセスPS12に実行させる(図14)。
以上のような動作によれば、アプリケーションAP12のセキュリティモードと新たに起動された文書表示アプリケーションDP(詳細には、その第2実行プロセスPS12)のセキュリティモードとが同一になる。したがって、第2実行プロセスPS12は、アプリケーションAP12との間で各種データ(描画データ等)を正常に送受信することが可能であり、当該描画データ等に基づいて正常に表示動作を実行することが可能である。
なお、ここでは、第1実施形態に関する改変例を例示したが、第2実施形態に関しても同様の改変を施すことが可能である。
1 画像形成システム
10 画像形成装置
50 コンピュータ(情報処理装置)
AP アプリケーションソフトウエアプログラム
AP1 文書作成ソフトウエア
AP11 文書管理アプリケーション
BW ウエブブラウザ
DP 文書表示アプリケーション
DV プリンタドライバ
PS1,PS2,PS11 実行プロセス
PV 印刷プレビューアプリケーション
VS 印刷プレビュー画面

Claims (10)

  1. 第1のアプリケーションから呼び出された印刷プレビューアプリケーションに関する第1実行プロセスのセキュリティモードを、第1モードとして取得する第1取得手段と、
    第2のアプリケーションにおいて付与された印刷プレビュー指示に基づきプリンタドライバを介して印刷プレビューが実行されるにあたって、前記プリンタドライバのセキュリティモードを第2モードとして取得する第2取得手段と、
    前記第1モードと前記第2モードとの両モードに関するセキュリティレベルの同一性を判定する判定手段と、
    前記両モードのセキュリティレベルが互いに異なる場合に、前記第1実行プロセスとは異なる第2実行プロセスであって前記印刷プレビューアプリケーションの実行プロセスである第2実行プロセスを起動し、前記第2実行プロセスを用いて前記印刷プレビューを実行する動作制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記動作制御手段は、前記第2モードが前記第1モードよりも高いセキュリティレベルを有する場合に、前記第2のアプリケーションの実行時において、前記第1実行プロセスとは異なる第2実行プロセスを前記印刷プレビュー指示に応じて起動し、前記第2実行プロセスを用いて前記印刷プレビューを実行することを特徴とする情報処理装置。
  3. プリンタドライバであって、コンピュータに、
    a)第1のアプリケーションから呼び出された印刷プレビューアプリケーションに関する第1実行プロセスのセキュリティモードを、第1モードとして取得するステップと、
    b)第2のアプリケーションにおいて付与された印刷プレビュー指示に基づき前記プリンタドライバを介して印刷プレビューが実行されるにあたって、前記プリンタドライバのセキュリティモードを第2モードとして取得するステップと、
    c)前記第1モードと前記第2モードとの両モードに関するセキュリティレベルの同一性を判定するステップと、
    d)前記両モードのセキュリティレベルが互いに異なる場合に、前記第1実行プロセスとは異なる第2実行プロセスであって前記印刷プレビューアプリケーションの実行プロセスである第2実行プロセスを起動し、前記第2実行プロセスを用いて前記印刷プレビューを実行するステップと、
    を実行させるためのプリンタドライバ。
  4. 第1のアプリケーションから呼び出された印刷プレビューアプリケーションに関する第1実行プロセスのセキュリティモードを第1モードとして取得する第1取得手段と、
    第2のアプリケーションにおいて付与された印刷プレビュー指示に基づきプリンタドライバを介して印刷プレビューが実行されるにあたって、前記プリンタドライバのセキュリティモードを第2モードとして取得する第2取得手段と、
    前記第1モードと前記第2モードとの両モードに関するセキュリティレベルの同一性を判定する判定手段と、
    前記両モードのセキュリティレベルが互いに異なる場合に、前記第1実行プロセスのセキュリティモードを前記第1モードから前記第2モードに変更し、そのセキュリティモードが前記第2モードに変更された前記第1実行プロセスを用いて前記印刷プレビューを実行する動作制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置において、
    前記動作制御手段は、前記第2モードが前記第1モードよりも高いセキュリティレベルを有する場合に、前記第2のアプリケーションの実行時において、前記第1実行プロセスのセキュリティモードを前記第2モードに変更し、そのセキュリティモードが前記第2モードに変更された前記第1実行プロセスを用いて前記印刷プレビューを実行することを特徴とする情報処理装置。
  6. プリンタドライバであって、コンピュータに、
    a)第1のアプリケーションから呼び出された印刷プレビューアプリケーションに関する第1実行プロセスのセキュリティモードを第1モードとして取得するステップと、
    b)第2のアプリケーションにおいて付与された印刷プレビュー指示に基づき前記プリンタドライバを介して印刷プレビューが実行されるにあたって、前記プリンタドライバのセキュリティモードを第2モードとして取得するステップと、
    c)前記第1モードと前記第2モードとの両モードに関するセキュリティレベルの同一性を判定するステップと、
    d)前記両モードのセキュリティレベルが互いに異なる場合に、前記第1実行プロセスのセキュリティモードを前記第1モードから前記第2モードに変更し、そのセキュリティモードが前記第2モードに変更された前記第1実行プロセスを用いて前記印刷プレビューを実行するステップと、
    を実行させるためのプリンタドライバ。
  7. 第1のアプリケーションのセキュリティモードを引き継いで起動された表示アプリケーションに関する第1実行プロセスのセキュリティモードを第1モードとして取得する第1取得手段と、
    第2のアプリケーションにおける表示指示に基づき前記表示アプリケーションにおける表示動作を実行すべき旨の動作指令が付与される前に、前記第2アプリケーションのセキュリティモードを第2モードとして取得する第2取得手段と、
    前記第1モードと前記第2モードとの両モードに関するセキュリティレベルの同一性を判定する判定手段と、
    前記両モードのセキュリティレベルが互いに異なる場合に、前記第1実行プロセスとは異なる第2実行プロセスであって前記表示アプリケーションの実行プロセスである第2実行プロセスを起動し、前記第2実行プロセスを用いて前記動作指令に基づく表示動作を実行する動作制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. コンピュータに、
    a)第1のアプリケーションのセキュリティモードを引き継いで起動された表示アプリケーションに関する第1実行プロセスのセキュリティモードを第1モードとして取得するステップと、
    b)第2のアプリケーションにおける表示指示に基づき前記表示アプリケーションにおける表示動作を実行すべき旨の動作指令が付与される前に、前記第2アプリケーションのセキュリティモードを第2モードとして取得するステップと、
    c)前記第1モードと前記第2モードとの両モードに関するセキュリティレベルの同一性を判定するステップと、
    d)前記両モードのセキュリティレベルが互いに異なる場合に、前記第1実行プロセスとは異なる第2実行プロセスであって前記表示アプリケーションの実行プロセスである第2実行プロセスを起動し、前記第2実行プロセスを用いて前記動作指令に基づく表示動作を実行するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  9. 第1のアプリケーションのセキュリティモードを引き継いで起動された表示アプリケーションに関する第1実行プロセスのセキュリティモードを第1モードとして取得する第1取得手段と、
    第2のアプリケーションにおける表示指示に基づき前記表示アプリケーションにおける表示動作を実行すべき旨の動作指令が付与される前に、前記第2アプリケーションのセキュリティモードを第2モードとして取得する第2取得手段と、
    前記第1モードと前記第2モードとの両モードに関するセキュリティレベルの同一性を判定する判定手段と、
    前記両モードのセキュリティレベルが互いに異なる場合に、前記第1実行プロセスのセキュリティモードを前記第2モードに変更し、そのセキュリティモードが前記第2モードに変更された前記第1実行プロセスを用いて、前記動作指令に基づく表示動作を実行する動作制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  10. コンピュータに、
    a)第1のアプリケーションのセキュリティモードを引き継いで起動された表示アプリケーションに関する第1実行プロセスのセキュリティモードを第1モードとして取得するステップと、
    b)第2のアプリケーションにおける表示指示に基づき前記表示アプリケーションにおける表示動作を実行すべき旨の動作指令が付与される前に、前記第2アプリケーションのセキュリティモードを第2モードとして取得するステップと、
    c)前記第1モードと前記第2モードとの両モードに関するセキュリティレベルの同一性を判定するステップと、
    d)前記両モードのセキュリティレベルが互いに異なる場合に、前記第1実行プロセスのセキュリティモードを前記第2モードに変更し、そのセキュリティモードが前記第2モードに変更された前記第1実行プロセスを用いて、前記動作指令に基づく表示動作を実行するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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