JP5806703B2 - 車両用アームレスト - Google Patents
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Description
また、下記特許文献1、2によれば、着座者の肘の高さに合わせて、車両用アームレストが上下方向に移動できる車両用アームレストが開示されている。
そして、モータが従動軸を回転させることで螺合した取付部が上下移動し、アームレスト本体が上下方向に移動するようになっていた。
そして、ロックピンが解除されることで取付部が上下方向に移動自在となり、アームレスト本体が上下方向に移動できるようになっていた。
また、前記する発明によれば、取付部によるアームレスト本体のロックが解除されることで、着座者がアームレスト本体を直接把持し、高さを調節することができるため、操作性を向上させることができる。
また、前記する発明によれば、操作部がアームレスト本体の前部側に設けられているため、アームレスト本体の後部側に設けられた操作部よりも着座者の視界に入り易く、操作性をより向上させることができる。
さらに、前記する発明によれば、アームレスト本体が略水平な状態で上下移動できるようになっている。そのため、着座者は、肘をアームレスト本体にかけたまま、操作部を操作できるため、操作性の向上が図れる。
なお、前記する発明によれば、操作部の操作において、アームレスト本体を下方に移動させる操作が除外されているため、着座者が肘をかけてロックが解除されるということもない。
なお、実施形態の説明では、右ハンドル車両の運転席のシートバックSBの左側に配置された車両用アームレスト1A、1Bを挙げて説明する。
図1、図2に示すように、車両用アームレスト1Aは、着座者が背もたれするシートバックSBの左側部から前方に延びて略水平を成し、その上面に着座者が肘をかけるためのものである。
第1実施形態に係る車両用アームレスト1Aは、シートバックSBの左側に配置されて前後に延びる取付部2Aと、取付部2Aを覆うアームレスト本体3Aと、アームレスト本体3Aの前方に配置された操作部4Aと、を主に備えている。
リジッドシャフト5の右端部がシートバックSBの図示しないフレームに固定されて、リジッドシャフト5の左端部がシートバックSBの左側面から左側に突出している。
リジッドシャフト5の左側面には、右側に向かって穿設された丸穴5aが形成されている。なお、リジッドシャフト5の外周面には、ラチェット機構9を構成するラチェット歯車12が設けられている。
フリーシャフト6の右端部がリジッドシャフト5の丸穴5aに挿入されて、フリーシャフト6が左右方向に延びる軸周りに回動自在にリジッドシャフト5に支持されている。
また、フリーシャフト6の左端部に前後方向に貫通する貫通孔6aが形成されている。
さらに、フリーシャフト6の中央部の外周面から後方に向かって延びる後方延出部6bが設けられている。なお、この後方延出部6bは、ラチェット機構9の後述するリンクアーム13、13を支持するための部位である(図6参照)。
第1シャフト10の組み立てに関し、まず、第1シャフト10をフリーシャフト6の貫通孔6aを貫通させる。そして、ピニオン8、8を第1シャフト10の両端から挿入して外嵌固定することで、ピニオン8、8がフリーシャフト6の前後に分かれて第1シャフト10に固定される。
また、第2シャフト11の後端部の外周面には、上下方向のそれぞれに突出する突出片11a、11aが設けられている。この突出片11aは、ラチェット機構9の後述する連結部材16と連結するための部位である(図4参照)。
さらに、フリーシャフト部6がリジッドシャフト5を中心に回動した場合、第1シャフト10と第2シャフト11もフリーシャフト部6と同期しながら回動するようになっている。
また、フリーシャフト6がリジッドシャフト5に対して回動した場合、リジッドシャフト5を中心としてリンクアーム13も回動するようになっている。
また、チェットプレート15、15には、引っ張りコイルバネ17の両端が係止しており、ラチェットプレート15、15のそれぞれが近接するように引っ張りコイルバネ17に引っ張られ、ラチェットプレート15、15がラチェット歯車12に当接するようになっている。
ここで、ラチェットプレート15の歯面とラチェット歯車12の歯面との関係は、次の通りである。
図6に示すように、ラチェット機構9の左側から見て、ラチェットプレート15がラチェット歯車12に対して右回りに回動した場合、ラチェットプレート15の歯がラチェット歯車12の歯形に沿って摺動しながらラチェット歯車12の歯を越えるようになっており、ラチェットプレート15による右回りの回動が規制されないようになっている。
そして、図7に示すように、第2シャフト11が後方へ移動した場合に、連結部材16がリンクアーム13を押圧し、リンクアーム13の基部側を中心としてリンクアーム13が回動するようになっている。
なお、リンクアーム13の基部側を中心としてリンクアーム13が回動した場合には、リンクアーム部13の前端部に固定されるラチェットプレート15も開き、ラチェット歯車12との歯合が解除される。
図1〜図3に示すように、アームレスト本体3Aは、第1シャフト10の2つのピニオン8に歯合するラックボディ20と、内部に収容空間が設けられたアームレスト筐体21とを備えている。
図9に示すように、上下動ラック24の歯面は左側を向き、ロック用ラック25の歯面は右側を向いており、互いに反対側の方向を向いている。
また、上下動ラック24とロック用ラック25とは、左右方向に離間しており、上下動ラック24とロック用ラック25との間にピニオン8を配置できるようになっている。
そして、上下動ラック24とロック用ラック25とが第1シャフト10のピニオン8を左右方向から挟み込んだ状態で歯合して、ラックボディ20が第1シャフト10に支持されている。
なお、第1実施形態において、上下動ラック24及びロック用ラック25を有するラック部23と、上下動ラック24及びロック用ラック25に歯合するピニオン8とが、特許請求の範囲に記載される「ロック機構」に相当するものである。
そのため、第1シャフト10が前方へ移動した場合には、図10(a)に示すように、ピニオン8が上下動ラック24にのみ歯合し、ラック部23とピニオン8とによるロックが解除されて、ラックボディ20が上下方向に移動自在となる。
なお、第1実施形態において、ピニオン8と一体となっている第1シャフト10が特許請求の範囲に記載される「ロック解除機構」に相当する構成である。
図3に示すように、アームレスト筐体21の右側部には、リジッドシャフト5が貫通するリジット用孔部21aが形成されており、リジッドシャフト5に固定されたラチェット歯車12や、フリーシャフト6、ラックボディ20などから構成される取付部2Aが、アームレスト筐体21の内部空間に収容されている。
そして、図2に示すように、ラックボディ20の上面20aと下面20bとが、アームレスト筐体21の内面に接着剤によりに固着されて、アームレスト筐体21がラックボディ20に支持されている。
アームレスト筐体21の前部には、シャフト部7が貫通するシャフト用孔部21bが形成されており、シャフト部7の先端がアームレスト筐体21から前方に突出している。
プッシュボタン30は、正面視で略円柱状の部材であり、第2シャフト11の先端に固定されている。そして、プッシュボタン30が後方に押圧されると第2シャフト11が後方へ移動し、ラチェットプレート15、15がラチェット歯車12に歯合していない状態となるようになっている(図7参照)。
そして、図10(b)に示すように、ノブ31を前方に移動させて第1シャフト10が前方に移動させた場合には、上下動ラック24とロック用ラック25とに歯合しているピニオン8が上下動ラック24のみに歯合するようになっている。
なお、以下において、ノブ31を前方に移動した場合の位置において、ピニオン8が上下動ラック24にのみ歯合する場合をロック解除位置という。
また、図10(b)に示すように、ノブ31がロック解除位置にある場合に、ノブ31がプッシュボタン30の外周側を覆っている。そのため、着座者がノブ31を把持しながら、プッシュボタン30を操作できないようになっている。
具体的には、図9に示すように、前方から見てノブ31を右回りに回動させた場合(図9の矢印B1の方向)、水平を維持した状態でアームレスト本体3Aが上方へ移動する(図9の矢印B2の方向)。
一方で、左回りにノブ31を回動させた場合(図9の矢印C1の方向)、水平を維持した状態でアームレスト本体3Aが下方へ移動するようになっている(図9の矢印C2の方向)。
なお、車両用アームレスト1Aの通常時は、ラックボディ20の上下動ラック24とロック用ラック25とがピニオン8に係止してアームレスト本体3Aがロックされている状態である。
ここで、図9に示すように、上下動ラック24がピニオン8を回動させようとする方向(図9の矢印C1の方向)と、ロック用ラック25がピニオン8を回動させる方向(図9の矢印B1の方向)となっており、ピニオン8を回動させる方向が相反する方向となる。
そのため、ピニオン8は回動しないため、上下動ラック24とロック用ラック25とのそれぞれも下方に移動しないようになっている。
よって、着座者が肘をかけて下方への荷重が作用してもアームレスト本体3Aの高さが変化しない(ロックが解除されない)ようになっている。
図2に示すように、アームレスト本体3Aが水平となっている場合、着座者はアームレスト本体3Aの前部側を把持し、上方へ跳ね上げるように力を加えるように操作する。
これによれば、上下動ラック24とロック用ラック25とに挟まれたピニオン8を介して第1シャフト10を上方へ跳ね上げようとする力が伝達する。
そして、第1シャフト10を支持するフリーシャフト6がリジッドシャフト5に対して回動する。
その結果、図11に示すように、アームレスト本体3Aが上方に回動するようになる。
一方で、アームレスト本体3Aを下方へ回動させようとした場合には、ラチェットプレート15、15の回動方向(図11の矢印D2方向)は、ラチェット歯車12に係止する方向となっているため、アームレスト本体3Aの回動が規制されている。
これによれば、図12に示すように、ラチェットプレート15、15が開方向に移動し、ラチェット歯車12に歯合しないようになり、アームレスト本体3の回動の規制が解除される。
そして、着座者はアームレスト本体3Aの前部側に、下方に向かって力を加えるように操作することで、アームレスト本体3Aが下方に回動し、水平状態とすることができる。
つぎに、プッシュボタン30を後方へ押圧する行為をやめると、引っ張りコイルばね17の収縮により、ラチェットプレート15、15が閉方向に移動して、ラチェット歯車12に歯合してロックされる。
図13(a)に示すように、着座者は、ノブ31を把持し前方に移動させて、ノブ31をロック解除位置にする。
これにより、ノブ31に連結する第1シャフト10のピニオン8が前方に移動して、ロック用ラック25との歯合が解除される。
つぎに、着座者は、ノブ31がロック解除位置に配置された状態で、ノブ31を回動する。
ここで、ノブ31を正面視で右回り(図9の矢印B1の方向)に回動させると、上下動ラック24が上方へ移動する。そのため、図13(b)に示すように、アームレスト本体3Aが水平状態を維持しながら上方へ移動し、アームレスト本体3Aが高くなる。
そして、ノブ31の回動量に併せて、アームレスト本体3Aの高さを調節した後に、ノブ31を後方へ押圧する。これにより、第1シャフト10のピニオン8が後方に移動して、上下動ラック24とロック用ラック25との両方に係止して、アームレスト本体3Aの高さがロック(固定)される。
さらに、アームレスト本体3Aが略水平な状態で上下移動できるようになっている。そのため、着座者は、肘をアームレスト本体3Aにかけたまま、操作部4Aを操作できるため、操作性の向上が図れる。
また、参考例では、アームレスト本体3Bの前端部がアームレスト本体3Bの高さのロック(固定)を解除するための操作部4Bを構成している。
軸部73は、面72から左側に延出しており、ブロック71の後記する円穴76に挿入してブロック71を支持するようになっている。
また、この円穴76は、軸部73が遊嵌するように形成されている。
そのため、ブロック71は、軸部73周りに回動自在にベース70に支持されている。
そして、ブロック71が軸部73周りに回動した場合、ガイド溝77内で移動する突起部74がガイド溝77の始端と終端とで当接し、ブロック71の回動が規制されるようになっている。
また、ブロック71の上面には、円形の穴78が形成されており、後記する第1付勢部材86の一端が固着されるようになっている(図16参照)。
図14、図15に示すように、アームレスト本体3Bは、取付部2Bのブロック71を内部に収容する筐体80と、その筐体80に回動自在に支持されて前方に延びる本体部81と、筐体80及び本体部81を覆うカバー部材95(図21参照)と、第1付勢部材86(図16参照)と、第2付勢部材87とを備えている。
そして、ブロック71の上方から箱本体84の内部空間82内にブロック71を嵌め込み、底体83で箱本体84の下部を閉塞することで、筐体80内にブロック71が収容されている。
さらに、箱本体84の内部空間82の上下方向の長さは、ブロック71の上下方向の長さよりも長く形成されており(図16参照)、筐体80が上下方向へ移動自在にブロック71に支持されている。
この穴84bは、図16に示すように、ブロック71の穴78と上下方向で対向する凹みである。
そして、箱本体84の穴84bとブロック71の穴78とには、圧縮コイルバネである第1付勢部材86の端部が固着されており、第1付勢部材86の付勢力により筐体80が上方に押圧されている。
図20(b)に示すように、箱本体84の左側面には、上下方向に離間して配置された固定部84d、84dが形成されている。この固定部84d、84dのそれぞれには、上下方向を貫通する孔84eが形成されている。
箱本体84の前側面には、後方に向かって凹む2つの穴84fが形成されている。なお、この穴84fは、図19(b)に示すように、内部空間82まで貫通していない。
本体部81は、上下方向に貫通する貫通孔90aを有する連結部90と、その連結部90から前方に延出する延出部91が設けられている。
図15に示すように、本体部81は、連結部90が筐体80の左側面と対向し、延出部91が筐体80の前面と対向するように配置されている。
なお、図15に示すように、連結部90が左側に移動(回動)した場合、軸部材92よりも前側に配置される延出部91が右側に移動(回動)する。
図16に示すように、係止部93の右側面には、上下方向に歯が並ぶように形成されており、筐体80内に収容された取付部2Bのブロック71の被係止部75に歯合するようになっている。
そのため、ブロック71に支持されて上下方向に移動自在になっている筐体80は、連結部90の係止部93が被係止部75に係止することで、上下方向の移動が規制されて、筐体80の上下方向の移動、つまり、アームレスト本体3Bの高さがロックされるようになっている。
図15に示すように、穴91bは、筐体80の前面の穴84fに対向するように設けられている。そして、延出部91の穴91bと筐体80の穴84fとに、圧縮コイルバネの第2付勢部材87の両端が固着されている。
この第2付勢部材87は、圧縮された状態で延出部91と筐体80に固着されており、筐体80と延出部91とを離間させるように付勢してる。
そのため、第2付勢部材87によって、常時延出部91が軸部材92を中心に左側に移動(回動)するように、言い換えれば、連結部90が右側に移動(回動)して、係止部93が被係止部75に係止するようになっている。
図15に示すように、通常時において、第2付勢部材87によってアームレスト本体3Bの係止部93が取付部2Bの被係止部75に常時係止して、アームレスト本体3Bが下方に移動しないようにロックされている。
よって、着座者がアームレスト本体3Bに肘をかけ、アームレスト本体3Bに下方への荷重が作用しても、アームレスト本体3Bの高さが変化しない(ロックが解除されない)ようになっている。
図22に示すように、着座者は操作部4B(アームレスト本体3Bの前端部)を把持し、上方へ跳ね上げるように力を加えるように操作する。これによれば、アームレスト本体3Bの係止部93を介して、ブロック71の被係止部75に上方へ跳ね上げようとする力が伝達される。そして、ブロック71が軸部73周りに回動して、アームレスト本体3Bが上方へ回動する。
一方で、アームレスト本体3Bを下方へ回動させる場合には、着座者は、操作部4B(アームレスト本体3Bの前端部)を把持し、下方に力を加えるように操作する。これによれば、アームレスト本体3Bの係止部93を介して、ブロック71の被係止部75に下方へ回動しようとする力が伝達される。そして、ブロック71が軸部73周りに回動することで、アームレスト本体3Bが下方へ回動する。
着座者は、着座者は操作部4B(アームレスト本体3Bの前端部)を把持し、右側に引く。これにより、図23に示すように、軸部材92を中心に、アームレスト本体3Bが回動して、係止部93が左側へ移動する。そのため、係止部93が被係止部75に係止しなくなり、アームレスト本体3Bのロックが解除される。
ここで、着座者が把持するアームレスト本体3Bには、第1付勢部材86によるアームレスト本体3Bを上方へ移動させようとする力が働いている。よって、着座者は、第1付勢部材86の付勢力に逆らってアームレスト本体3Bが下方へ移動するように荷重をかける必要がある。
そして、図24に示すように、アームレスト本体3Bを介して、着座者の力が筐体80に伝達され、筐体80がブロック71にガイドされながら下方に移動する。
これにより、アームレスト本体3Bのみが下方に移動し、アームレスト本体3Bの高さを低く設定することができる。
2A、2B 取付部
3A、3B アームレスト本体
4A、4B 操作部
5 リジッドシャフト
6 フリーシャフト
7 シャフト部
8 ピニオン
9 ラチェット機構
10 第1シャフト
11 第2シャフト
12 ラチェット歯車
15 ラチェットプレート
20 ラックボディ
21 アームレスト筐体
23 ラック部
24 上下動ラック
25 ロック用ラック
30 プッシュボタン
31 ノブ
70 ベース
71 ブロック
73 軸部
80 筐体
86 第1付勢部材
87 第2付勢部材
92 軸部材
93 係止部
95 カバー部材
SB シートバック
Claims (5)
- アームレスト本体と、
シートバックに固定されて前記アームレスト本体を支持する取付部と、
を備え、前記シートバッグの側部で前記アームレスト本体が略水平に延びる車両用アームレストであって、
前記アームレスト本体を所定の高さでロックするロック機構と、
前記ロック機構によるロックを解除するロック解除機構と、
前記アームレスト本体の前部側に設けられ、前記ロック解除機構のロック解除を行う操作部と、
を備え、
前記操作部を前後方向の一方であるロック解除位置に移動させた状態で、前記操作部が回動することで前記アームレスト本体が略水平な状態で上下方向に移動する
ことを特徴とする車両用アームレスト。 - 前記操作部を通常位置に戻すことで、前記ロック機構が前記アームレスト本体を所定の高さでロックすることを特徴とする請求項1の車両用アームレスト。
- 前記操作部は、前記アームレスト本体の前端部に設けられたノブである
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用アームレスト。 - 前記取付部は、前後方向に延び、前端部に前記ノブが固定されるとともに、外周面にピニオンが設けられた第1シャフトを有し、
前記アームレスト本体は、上下方向に延びるラックであり、前記ノブをロック解除位置に移動させた状態で前記ピニオンに歯合する上下動ラックを有していることを特徴とする請求項3に記載の車両用アームレスト。 - 前記アームレスト本体は、上下方向に延びるラックであり、前記上下動ラックとで前記ピニオンを挟持するロック用ラックを有し、
前記上下動ラックと前記ロック用ラックとが前後方向にずれて配置されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用アームレスト。
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