JP5803068B2 - ロボットアームの制御方法及びプログラム、ロボットハンド - Google Patents

ロボットアームの制御方法及びプログラム、ロボットハンド Download PDF

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Description

本発明は、ロボットアームの制御方法及びプログラム、ロボットハンドに関し、特に外表部が柔軟部材で覆われたロボットハンドを備えるロボットアームの制御方法及びプログラム、ロボットハンドに関する。
近年、介護の現場や、家庭内でのロボットの利用が想定されている。そのため、ロボットハンドが周辺の物に接触しても、当該物やロボットハンド自身が損傷しない構成とする必要がある。
そのため、例えば特許文献1に開示のロボットアームは、ロボットハンドの表層が柔軟部材で覆われている。
特開平11−226062号公報
しかし、特許文献1に開示のロボットアームのように、ロボットハンドの表層を柔軟部材で覆うと、ロボットハンドの厚さが増加してしまう。そのため、例えば皿をロボットハンドで挟持しようとしても、皿の外周縁と当該皿の載置面との間にロボットハンドを挿入することが困難となり、作業性が低下する。
本発明の目的は、このような問題を解決するためになされたものであり、作業性が高いロボットアームの制御方法及びプログラム、ロボットハンドを提供することである。
本発明に係るロボットアームの制御方法は、外表部が柔軟部材で覆われたロボットハンドを備えるロボットアームの制御方法であって、被挟持部材が置かれる載置面に前記柔軟部材を押し付け、推定した前記柔軟部材のつぶれ量を予め設定されたつぶれ量より大きくする工程と、前記ロボットハンドで前記被挟持部材を挟持する工程と、を備える。柔軟部材を所定のつぶれ量で押し潰して被挟持部材を挟持するので、被挟持部材を確実に挟持でき、作業性を向上させることができる。しかも、ロボットハンドの外表部が柔軟部材で覆われているので、ロボットハンドに被挟持部材の周辺に配置された物が接触しても損傷し難く、さらに人が接触しても安全である。また、ロボットハンド自身の損傷も防ぐことができる。
前記推定した前記柔軟部材のつぶれ量を予め設定されたつぶれ量より大きくする工程は、前記ロボットハンドを略鉛直方向に移動させて、前記柔軟部材を前記載置面に押し付ける工程と、前記柔軟部材のつぶれ量を推定する工程と、前記柔軟部材のつぶれ量が予め設定されたつぶれ量より大きくなるように、前記ロボットハンドを略鉛直方向に移動させる工程と、を備え、前記ロボットハンドで前記被挟持部材を挟持する工程は、前記ロボットハンドを前記載置面に沿って移動させる工程を備えること、が好ましい。ロボットハンドを略鉛直方向及び略水平方向に移動させているので、ロボットアームの制御が容易である。
前記柔軟部材のつぶれ量を推定する工程では、予め導き出した、前記ロボットハンドを前記載置面に押し付ける力と前記柔軟部材のつぶれ量との関係と、前記ロボットハンドを前記載置面に押し付けた際の押し付け力と、に基づいて、前記柔軟部材のつぶれ量を推定すること、が好ましい。この場合、ロボットアームの構成を簡易な構成で実現できる。
又は、前記柔軟部材のつぶれ量を推定する工程では、前記ロボットハンドの先端部に設けられた変位センサの測定値に基づいて、前記柔軟部材のつぶれ量を推定すること、が好ましい。この場合、変位センサを用いて直接的につぶれ量を導出するので、正確に当該つぶれ量を導出することができる。
本発明に係るプログラムは、外表部が柔軟部材で覆われたロボットハンドを備えるロボットアームを制御するプログラムであって、コンピュータに、被挟持部材が置かれる載置面に前記柔軟部材を押し付け、推定した前記柔軟部材のつぶれ量を予め設定されたつぶれ量より大きくする処理と、前記ロボットハンドで前記被挟持部材を挟持する処理と、を実行させることを特徴とする。柔軟部材を所定のつぶれ量で押し潰して被挟持部材を挟持するので、被挟持部材を確実に挟持でき、作業性を向上させることができる。しかも、ロボットハンドの外表部が柔軟部材で覆われているので、ロボットハンドに被挟持部材の周辺に配置された物が接触しても損傷し難く、さらに人が接触しても安全である。また、ロボットハンド自身の損傷も防ぐことができる。
本発明に係るロボットアームは、ロボットハンドと、前記ロボットハンドの外表部を覆い、衝撃吸収性を有する柔軟部材と、前記柔軟部材を覆い、耐摩耗性能及び滑り性能、伸縮性能を有する表皮と、を備える。ロボットハンドは、柔軟部材が表皮で覆われるので、被挟持部材の載置面に沿って良好に移動することができ、その際に損傷し難い。
以上、説明したように、本発明によると、作業性の高いロボットアームの制御方法及びプログラム、ロボットハンドを提供することができる。
本発明に係る実施の形態1のロボットハンド(ハンド部)を用いたロボットアームを概略的に示す図である。 ロボットアームの制御系を示すブロック図である。 本発明に係る実施の形態1のロボットアームの制御方法を示す流れ図である。 ハンド部の角度と、アーム部とハンド部との連結部に作用する荷重と、柔軟部材のつぶれ量と、を定義する図である。 本発明に係る実施の形態2のロボットハンドを用いたロボットアームを概略的に示す図である。 ロボットアームの異なる制御系を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明する。但し、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
<実施の形態1>
本実施の形態に係るロボットアームの制御方法及びプログラム、ロボットハンドは、例えば一般的なロボットで実施することができる。つまり、ロボットは、例えばロボットアームのハンド部で挟持する被挟持部材をステレオカメラ(図示を省略)で撮像する。そして、ロボットは、撮像した画像情報に基づいて、予め記憶部に格納されているテンプレートから当該被挟持部材の形状を取得すると共に、被挟持部材の位置情報を取得する。さらにロボットは、取得した被挟持部材の形状、位置情報及び記憶部に格納されているプログラム等に基づいて、ロボットアームのハンド部のアプローチ(移動経路)を算出し、ロボットアームのアーム部及びハンド部を制御する。
ここで、図1に示すように、本実施の形態のロボットアーム100も、アーム部110と、ハンド部(ロボットハンド)120と、を備える。アーム部110は、例えば第1のアーム111と、第2のアーム112と、を備える。第1のアーム111の一方の端部は、ロボットの本体部(図示を省略)に回転可能に連結されている。第2のアーム112の一方の端部は、第1のアーム111の他方の端部に回転可能に連結されている。ハンド部120の基部は、第2のアーム112の他方の端部に回転可能に連結されている。各連結部(関節部)には、図2に示すように、第1〜第3の駆動モータ210〜230が設けられている。第1の駆動モータ210は、第1のアーム111に回転駆動力を与える。第2の駆動モータ220は、第2のアーム112に回転駆動力を与える。第3の駆動モータ230は、ハンド部120に回転駆動力を与える。
ハンド部120は、第1の挟持部121と、第2の挟持部122と、を備える。第1の挟持部121と第2の挟持部122とは、第4の駆動モータ240によって開閉動作する。第1の挟持部121は、基部側挟持片1211と、先端側挟持片1212と、を備える。基部側挟持片1211と先端側挟持片1212とは、回転可能に連結されている。第2の挟持部122も、基部側挟持片1221と、先端側挟持片1222と、を備える。基部側挟持片1221と先端側挟持片1222とは、回転可能に連結されている。各連結部には、第5、第6の駆動モータ250、260が設けられている。第5の駆動モータ250は、第1の挟持部121の先端側挟持片1212に回転駆動力を与える。第6の駆動モータ260は、第2の挟持部122の先端側挟持片1222に回転駆動力を与える。
これらの第1〜第6の駆動モータ210〜260は、上述したように被挟持部材の形状、位置情報及び記憶部300に格納されているプログラム等に基づいて、制御部400に制御される。
ここで、本実施の形態のロボットアームは、一般的なロボットアームと同様に、各連結部やハンド部120の先端部には、例えば角度センサや力覚センサ等が設けられている。ちなみに、図2では、本実施の形態に直接関係するアーム部110とハンド部120との連結部に設けられた力覚センサ500のみを図示している。
第1及び2の挟持部121、122の外表部は、柔軟部材600で覆われている。柔軟部材600は、衝撃吸収性の高いゴム、ゲル、発泡材等の材質から成る。ここで、柔軟部材600は、衝撃エネルギーを抑制するために軽量な材質から成ることが好ましい。さらに、柔軟部材600は、基部側挟持片と先端側挟持片との連結部の回転動作を阻害しないように、伸縮可能な材質から成ることが好ましい。ここで、柔軟部材600は、局所的な圧力偏在を防ぐ観点、及び親和性の観点から表面が丸みを帯びた形状とされていることが好ましい。
柔軟部材600の外表部は、表皮700で覆われている。表皮700は、被挟持部材の載置面への接触や摺動に耐えることができる耐摩耗性、当該載置面上を良好に滑ることができる滑り性能、及び基部側挟持片と先端側挟持片との連結部の回転動作を阻害しない伸縮性能を有する。一般的に柔軟部材は耐摩耗性や滑り性能が低いが、本実施の形態のハンド部120は、柔軟部材600が表皮700で覆われるので、被挟持部材の載置面に沿って良好に移動することができ、その際に損傷し難い。
このようなロボットアーム100を用いて、以下に説明するようにロボットアームの制御方法を実現できる。ここでは、図3に示すように、ハンド部120で皿800を挟持する動作を説明する。ちなみに、記憶部300には、ハンド部120で挟持する皿の形状を特定するためのテンプレートが複数格納されている。また、記憶部300には、制御部400に対して、柔軟部材600が所定のつぶれ量となるようにハンド部120を略鉛直方向に移動させた後に、当該ハンド部120を皿800の載置面に沿わせて略水平方向に移動させ、当該ハンド部120で皿800を挟持させる制御を実現するプログラムが格納されている。また、記憶部300には、図4に示すように定義される、ハンド部120の第2の挟持部122の角度θ1と、アーム部110とハンド部120との連結部に作用する荷重Fと、柔軟部材600のつぶれ量ΔXと、の関係を示す情報が格納されている。さらに記憶部300には、テンプレートで示される皿の形状毎に、予め実験等によって導出した、ハンド部120で皿を挟持する際に柔軟部材600に生じさせるつぶれ量やハンド部120の第2の挟持部122の角度が格納されている。なお、本実施の形態のつぶれ量は、第2の挟持部122が所定の角度θ1とされ、且つ第2の挟持部122の先端部が皿800の載置面に略接触した状態で、柔軟部材600が最も押し潰された箇所のつぶれ量、即ち押し潰された高さである。但し、つぶれ量として採用する箇所は任意の箇所で良い。
先ず、ハンド部120で皿800を挟持するために、制御部400は、ステレオカメラ(図示を省略)を制御して皿800を撮像し、撮像した画像情報を記憶部300に格納する。
次に、制御部400は、予め記憶部300に格納されている皿のテンプレートと、撮像した画像情報と、を読み出し、皿800の形状情報、位置情報及び当該皿800をハンド部120で挟持する際の柔軟部材600のつぶれ量やハンド部120の第2の挟持部122の角度を導出する。
次に、制御部400は、予め記憶部300に格納されているプログラムを読み出し、プログラム、皿800の形状情報、位置情報及び当該皿800をハンド部120で挟持する際の柔軟部材600のつぶれ量やハンド部120の第2の挟持部122の角度に基づいて、ハンド部120の当該皿800へのアプローチを導出する。
次に、制御部400は、導出したアプローチに基づいて第4〜第6の駆動モータ240〜260を制御し、図3(a)に示すように、ハンド部120の第2の挟持部122を導出した角度に配置する。さらに制御部400は、導出したアプローチに基づいて第1〜第3の駆動モータ210〜230を制御し、ハンド部120を略鉛直方向に移動させる。ここで、制御部400は、図3(b)に示すように、第2の挟持部122の柔軟部材600を皿800の載置面に押し付けて、柔軟部材600のつぶれ量が予め定められたつぶれ量より大きくなるように、ハンド部120を略鉛直方向に移動させる。つまり、制御部400には、第2の挟持部122を導出した角度に維持した状態で、当該第2の挟持部122の外表部を覆う柔軟部材600を皿800の載置面に押し付けた際に、アーム部110とハンド部120との連結部に作用する荷重Fが、力覚センサ500から入力される。制御部400は、入力された荷重Fから現在の柔軟部材600のつぶれ量を算出し、当該つぶれ量が予め設定されたつぶれ量より大きくなるように、第1〜第3の駆動モータ210〜230を制御する。このとき、ハンド部120の外表部は柔軟部材600や表皮700で覆われているので、皿800の載置面が損傷し難い。
次に、制御部400は、第1〜第3の駆動モータ210〜230を制御して、図3(c)に示すように、柔軟部材600が所定のつぶれ量となった状態を維持し、ハンド部120を皿800の載置面に沿って移動させる。つまり、本実施の形態の制御部400は、第1〜第3の駆動モータ210〜230をプライアンス制御し、ハンド部120を皿800の載置面に沿って移動させる。その結果、ハンド部120の第2の挟持部122の先端側挟持片1222は、皿800の外周縁と当該皿800の載置面との間に挿入される。このとき、柔軟部材600の外表部は、滑り性能を有する表皮700で覆われているので、ハンド部120は皿800の載置面上をスムーズに移動することができる。また、表皮700は、耐摩耗性を有するので、ハンド部120における皿800の載置面上での移動を繰り返しても、損傷し難い。なお、本実施の形態の制御部400は、第1〜第3の駆動モータ210〜230をプライアンス制御しているが、プライアンス制御しない構成でも略同様に実施できる。
次に、制御部400は、第4の駆動モータ240を制御し、図3(d)に示すように、ハンド部120の第1の挟持部121と第2の挟持部122とで皿800の外周縁を挟持する。それと共に、制御部400は、第1〜第3の駆動モータ210〜230を制御し、ハンド部120で皿800を良好に挟持できるように、ハンド部120を若干下方に移動させる。なお、本実施の形態では、第1の挟持部121と第2の挟持部122とを回転させて皿800を挟持するため、ハンド部120を若干下方に移動させているが、第1の挟持部121のみを回転させて皿800を挟持する際には、ハンド部120を下方に移動させる必要がない。
このようなロボットアームの制御方法及びプログラム、ロボットハンドは、ハンド部120の外表部が柔軟部材600や表皮700で覆われているので、ハンド部120に被挟持部材の周辺に配置された物が接触しても損傷し難く、さらに人が接触しても安全である。また、ハンド部120自身の損傷も防ぐことができる。
また、本実施の形態のロボットアームの制御方法は、柔軟部材600を所定のつぶれ量で押し潰して被挟持部材を挟持するので、確実に被挟持部材を挟持することができ、作業性を向上させることができる。
さらに本実施の形態のロボットアームの制御方法は、ハンド部120を略鉛直方向及び略水平方向に移動させているので、第1〜第6の駆動モータ210〜260の制御が容易である。
しかも、本実施の形態のロボットアームの制御方法は、ハンド部120の第2の挟持部122の角度θ1と、アーム部110とハンド部120との連結部に作用する荷重Fと、柔軟部材600のつぶれ量ΔXと、の関係を示す情報を用いて、柔軟部材600のつぶれ量を導出する。そのため、ハンド部120に柔軟部材600のつぶれ量を導出するためのセンサ等が必要なく、簡単な構成で実現できる。
<実施の形態2>
なお、実施の形態1では、アーム部110とハンド部120との連結部に設けられた力覚センサ500を用いて柔軟部材600のつぶれ量を導出したが、この限りでない。つまり、図5及び6に示すように、第2の挟持部122の先端側挟持片1222の先端部に設けた変位センサ900を用いて柔軟部材600のつぶれ量を導出しても良い。さらに具体的に云うと、変位センサ900は、ポテンショメータを備えており、先端側挟持片1222の先端部に設けられている。ポテンショメータは、当該ポテンショメータの回転片910の回転角を検出して制御部400に出力する。ここで、記憶部300には、図5に示すように定義される、回転片910の回転角θ2と、柔軟部材600のつぶれ量ΔXと、の関係を示す情報が格納されている。また、記憶部300には、テンプレートで示される皿の形状毎に、予め実験等によって導出した、ハンド部120で皿を挟持する際に柔軟部材600に生じさせるつぶれ量や回転片910の回転角が格納されている。制御部400は、記憶部300に格納されている、回転片910の回転角θ2と、柔軟部材600のつぶれ量ΔXと、の関係を示す情報、及びハンド部120で皿を挟持する際に柔軟部材600に生じさせるつぶれ量や回転片910の回転角などを読み出し、これらとポテンショメータから入力される回転片910の回転角θ2とを用いて、柔軟部材600が所定のつぶれ量となるように、第1〜第6の駆動モータ210〜260を制御する。このように本実施の形態のロボットアームの制御方法は、変位センサを用いて直接的につぶれ量を導出するので、正確に当該つぶれ量を導出することができる。
以上、本発明に係るロボットアームの制御方法及びプログラム、ロボットハンドの実施の形態を説明したが、上記の構成に限らず、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で、変更することが可能である。
上記実施の形態では、ハンド部120を略鉛直方向及び略水平方向にしか移動させていないが、被挟持部材の近傍までハンド部120を斜め方向に移動させても良い。要するに、柔軟部材600を一旦被挟持部材の載置面で押し潰し、柔軟部材600が押し潰された状態で被挟持部材をハンド部120で挟持すれば良い。
上記実施の形態では、レバー(回転片)式のポテンショメータを用いたが、押しボタン式等でも良く、要するに柔軟部材のつぶれ量を導出できれば良い。
上記実施の形態では、ハンド部120を第1の挟持部121と第2の挟持部122とで構成したが、ハンド部120の構成はこの限りでなく、一般的なロボットハンドで採用される構成を用いることができる。
上記実施の形態では、アーム部110を第1のアーム111と第2のアーム112とで構成したが、アームの数は特に限定されず、アームの回転方向も特に限定しない。
上記実施の形態では、アーム部110とハンド部120との連結部に設けた力覚センサ500を用いて柔軟部材600のつぶれ量を導出しているが、第1のアーム111と第2のアーム112との連結部に設けた力覚センサや第1のアーム111とロボットの本体部との連結部に設けた力覚センサ等を用いて柔軟部材600のつぶれ量を導出しても良い。
100 ロボットアーム
110 アーム部、111 第1のアーム、112 第2のアーム
120 ハンド部、121 第1の挟持部、122 第2の挟持部
210〜260 第1〜第6の駆動モータ
300 記憶部
400 制御部
500 力覚センサ
600 柔軟部材
700 表皮
800 皿
900 変位センサ、910 回転片
1211、1221 基部側挟持片
1212、1222 先端側挟持片

Claims (6)

  1. 第1の把持部及び第2の把持部の外表部が柔軟部材で覆われ、前記柔軟部材に比べて高い耐摩耗性能及び滑り性能を有する表皮で前記柔軟部材の外表部が覆われたロボットハンドを備えるロボットアームの制御方法であって、
    把持部材が置かれる載置面に前記柔軟部材を押し付け、推定した前記柔軟部材のつぶれ量を予め設定されたつぶれ量より大きくする工程と、
    前記載置面に前記表皮を接触させた状態で前記ロボットハンドを前記載置面に沿って移動させ、前記第1の把持部と前記第2の把持部とで前記被把持部材を把持する工程と、
    を備えることを特徴とするロボットアームの制御方法。
  2. 前記推定した前記柔軟部材のつぶれ量を予め設定されたつぶれ量より大きくする工程は、
    前記ロボットハンドを略鉛直方向に移動させて、前記柔軟部材を前記載置面に押し付ける工程と、
    前記柔軟部材のつぶれ量を推定する工程と、
    前記柔軟部材のつぶれ量が予め設定されたつぶれ量より大きくなるように、前記ロボットハンドを略鉛直方向に移動させる工程と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のロボットアームの制御方法。
  3. 前記柔軟部材のつぶれ量を推定する工程では、
    予め導き出した、前記ロボットハンドを前記載置面に押し付ける力と前記柔軟部材のつぶれ量との関係と、前記ロボットハンドを前記載置面に押し付けた際の押し付け力と、に基づいて、前記柔軟部材のつぶれ量を推定することを特徴とする請求項2に記載のロボットアームの制御方法。
  4. 前記柔軟部材のつぶれ量を推定する工程では、
    前記ロボットハンドの先端部に設けられた変位センサの測定値に基づいて、前記柔軟部材のつぶれ量を推定することを特徴とする請求項2に記載のロボットアームの制御方法。
  5. 第1の把持部及び第2の把持部の外表部が柔軟部材で覆われ、前記柔軟部材に比べて高い耐摩耗性能及び滑り性能を有する表皮で前記柔軟部材の外表部が覆われたロボットハンドを備えるロボットアームを制御するプログラムであって、
    コンピュータに、
    把持部材が置かれる載置面に前記柔軟部材を押し付け、推定した前記柔軟部材のつぶれ量を予め設定されたつぶれ量より大きくする処理と、
    前記載置面に前記表皮を接触させて前記ロボットハンドを前記載置面に沿って移動させ、前記第1の把持部と前記第2の把持部とで前記被把持部材を把持する処理と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  6. 第1の把持部と第2の把持部とで被把持部材を把持するロボットハンドであって、
    前記第1の把持部の把持面に対して逆側の面を覆い、衝撃吸収性を有する第1の柔軟部材と、
    前記第2の把持部の把持面に対して逆側の面を覆い、衝撃吸収性を有する第2の柔軟部材と、
    前記第1の柔軟部材における前記第1の把持部側に対して逆側の面を覆い、耐摩耗性能及び滑り性能、伸縮性能を有する第1の表皮と、
    前記第2の柔軟部材における前記第2の把持部側に対して逆側の面を覆い、耐摩耗性能及び滑り性能、伸縮性能を有する第2の表皮と、
    を備え、
    前記第1の表皮は、前記第1の柔軟部材に比べて高い耐摩擦性能及び滑り性能を有し、
    前記第2の表皮は、前記第2の柔軟部材に比べて高い耐摩擦性能及び滑り性能を有することを特徴とするロボットハンド。
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