JP5800888B2 - テーブル形式データによる運転でのスムージング機能を備えた数値制御装置 - Google Patents

テーブル形式データによる運転でのスムージング機能を備えた数値制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、工作機械や各種産業機械を制御する数値制御装置に関し、特に、テーブル形式データに基づいて工作機械等を制御する数値制御装置に関する。
NCプログラムの各ブロックからの指令ではなく、基準値に対応して該基準値に同期される送り軸の位置や主軸位置を指令データとしてテーブル状にメモリに記憶しておき、該メモリに記憶されたテーブル形式データに基づいて、送り軸位置や主軸の位置等を制御する工作機械の数値制御方式は、電子カム制御ともいわれ公知である。このテーブル形式データによる運転では、基準値の進行速度が変動しても基準値に対して同期させる軸の位置を正確に制御でき、従来の加工プログラムにとらわれない自由な工具の動作が可能となり、加工時間の短縮や加工の高精度を実現している。基準値としては、時間や送り軸位置あるいは主軸の位置等が用いられている(特許文献1参照)。さらに、このテーブル形式データで指令された位置間を2次関数、3次関数、さらには4次関数、5次関数で接続することによって、機械にショックや振動を発生させないように制御する方式も特許文献2、特許文献3で公知である。
また、基準値を、制御される各軸毎のテーブル形式データで共通とすることも、テーブル形式データ毎に基準値を用いることも特許文献4で公知である。さらに、この特許文献4には、テーブル形式データに基づいて工作機械を運転している際に、制御しようとする工作機械の動作が間に合わないとき、各制御軸等の待ち合わせを行って、制御される軸等を同期して制御する方法も記載され公知である。
特開昭59−177604号公報 特開2003−303005号公報 特開2007−304714号公報 特開2012−234445号公報
テーブル形式データによる運転において、CAMで出力したテーブル形式データの精度が悪い場合等が原因となって、指令された各位置間で大きく速度変化して加工面を滑らかに加工することができない場合がある。
図1は従来から知られているテーブル形式データに基づく運転のブロック図(特許文献2、3に開示)である。図1に示す例では、基準値に同期させる軸をX軸、Z軸としているものである。テーブル形式データとして記憶された指令データに基づく運転を行う数値制御装置は、時間、主軸位置、送り軸位置等の基準値を形成する信号を計数する基準値カウンタ3、X軸パステーブルTx、Z軸パステーブルTz、X軸パステーブル補間処理部4x、Z軸パステーブル補間処理部4z、送り軸のX軸用のサーボモータ5x、送り軸のZ軸用のサーボモータ5zを備えている。X軸パステーブルTx、Z軸パステーブルTzは、数値制御装置内のメモリ又は数値制御装置にネットワークで接続された記憶装置内に設けられるもので、X軸パステーブルTxには、指令データとして基準値に対応させてX軸の位置が、Z軸パステーブルTzには、基準値に対応させてZ軸の位置がテーブル形式データとして設定記憶されている(以下、この各軸パステーブルに記憶されている指令データをパステーブルデータという)。X軸パステーブル補間処理部4x、Z軸パステーブル補間処理部4zは、入力された基準値カウンタ3の値である基準値に基づいて、X軸パステーブルTx、Z軸パステーブルTzに記憶されたテーブル形式データを読み出し、補間処理をしてX軸用のサーボモータ5x、Z軸用のサーボモータ5zに出力してX軸、Z軸の位置と基準値を同期させてX軸、Z軸のモータ5x、5zを駆動する。
例えば、X軸パステーブルTx、Z軸パステーブルTzに図2に示すようなパステーブルデータが記憶されており、このパステーブルデータに基づいて数値制御装置によって工作機械を制御し被加工物を加工すると、工具経路は図3に示すような経路となる。
基準値L=0.0でX軸位置、Z軸位置は原点の「0.000」にあり、X軸は該原点位置から基準値Lが「100.0」に達した時点で「0.200」の位置に、Z軸は原点位置から基準値Lが「150.0」に達した時点で「3.000」の位置に到達するように駆動される。その結果、基準値Lが「100.0」に到達した時点では、X軸は「0.200」の位置に、Z軸の位置は基準値Lが「150.0」で「3.000」に到達するように移動する途中であり、「2.000」の位置に到達している。すなわち、基準値L=100.0の位置P1(X,Z)=(0.200,2.000)の位置に到達している。該位置P1からX軸は、基準値L=200.0で「3.000」の位置に到達するように駆動され、Z軸が目標の「3.000」の位置に到達する基準値L=150.0の時点での位置P2では、X軸は、「1.600」である。Z軸はこの位置P2から基準値L=200.0で「0.000」の位置に到達するように駆動され、基準値L=200.0では、X軸は「3.000」、Z軸は「0.000」の位置P3に到達する。
このような工具経路によって加工がなされるが、原点、位置P1、P2さらには位置P3で速度が急激に変化することから、ショックが生じ、被加工物のワークに加工跡が残る場合がある。
この問題点を改善するために、特許文献2,3には、指令された位置間を2〜5次関数の曲線で接続し、該曲線に沿って工具を移動させて、ショックの発生を防止して、滑らかな加工面を得るようにしている。しかし、この特許文献2,3に記載された方法は、指令された位置間全体を2〜5次関数の曲線で接続することによって、指令工具経路を修正するものであるから滑らかな加工面を得ることができるが、既存のパステーブルデータに対して適用するにはパステーブルデータをユーザが自ら修正する必要がある。
そこで、本発明は、工作機械のテーブル形式データ(パステーブルデータ)による運転において、既存のパステーブルデータをユーザが自ら修正することなく、工具経路の修正範囲を限定することで指令された工具経路を極力保持しつつも、滑らかな加工面を得ることができるようにするスムージング機能を備えた数値制御装置を提供することにある。
本願の請求項1に係る発明は、時間、軸位置、あるいは主軸位置を基準値とし、該基準値に同期させる複数の軸の位置を基準値に対応させてテーブル形式データの指令データとしてメモリまたはネットワークで接続された記憶装置に格納しておき、テーブル形式データを順次読み出し、前記基準値と同期させる軸の位置を同期して制御する数値制御装置において、同期させる複数の軸のテーブル形式データを並行して先読みするテーブル形式データ先読み手段と、前記先読みしたテーブル形式データより工具経路を割出す工具経路割出し手段と、前記工具経路において速度の変化点を検出する速度変化点検出手段と、前記速度の変化点において補正を行う範囲を前記速度の変化点からの距離で指定する補正範囲指定手段と、前記工具経路上における補正範囲内と補正範囲外との境界位置を速度の変化点の前後に2つ求める境界位置算出手段と、速度の変化点の前後に求められた2つの境界位置間を、滑らかな工具経路に置き換える工具経路補正手段と、前記補正した工具経路に基づいてテーブル形式データを修正するテーブル形式データ修正手段とを有し、テーブル形式データによる運転でのスムージング機能を備えたものである。
請求項2に係る発明は、前記工具経路補正手段を、多次元関数または三角関数またはその組み合わせによって2つの境界位置間を滑らかな曲線の工具経路に置き換えるようにしたものである。
請求項3に係る発明は、前記補正範囲指定手段を、パラメータ、入力信号、プログラム指令により、前記速度の変化点からの距離を指定するものとした。
又、請求項4に係る発明は、前記境界位置算出手段を、前記工具経路と、工具経路が2次元平面上に存在する場合は指定された距離を半径とする速度の変化点を中心にする円との交点を、工具経路が3次元空間上に存在する場合は指定された距離を半径とする速度の変化点を中心にする球面との交点を境界位置として求めるものとした。
請求項5に係る発明は、前記補正範囲指定手段により指定された前記補正を行う範囲と、その前後の前記補正を行う範囲が重複する場合に、前記補正を行う範囲を前記速度の変化点間の距離の半分にする補正範囲調整手段を備えるものとした。
請求項6に係る発明は、前記テーブル形式データ先読み手段を、順次、読み出された指令データのうち基準値が1番小さい軸の次の指令データを読み出すものとした。
テーブル形式データで指令された工具経路において、速度変化点近傍の小さな範囲を補正して、滑らかな工具経路に補正されるから、速度の急激な変更に伴うショックの発生を防止して、滑らかな加工面を得ることができると共に、工具経路を補正する範囲が小さく、小さな補正範囲以外は、補正前のテーブル形式データによる指令どおりに基準値と同期をとって、各軸が駆動されるので、基準値と各軸との同期は完全に保たれるものである。
ユーザが補正範囲を指定することで、数値制御装置により自動的にテーブル形式データの補正が行われるため、既存のテーブル形式データに対して適用することも容易である。
テーブル形式データに基づいて工作機械を運転するときの制御ブロック図である。 図1のブロック図におけるパステーブルに記憶された指令データの一例である。 図2に示すパステーブルに記憶された指令データに基づく工具経路の説明図である。 補正範囲の始点と終点を決める補正範囲の円と工具経路の交点の説明図である。 補正されたパステーブルの指令データの例を示す図である。 補正された工具経路の説明図である。 補正範囲の半径の値を調整する例を説明する説明図である。 3次元空間における工具経路と補正範囲の球面との交点の説明図である。 本発明の一実施形態のパステーブル運転を実行する数値制御装置の要部ブロック図である。 本発明の実施形態におけるテーブル形式データの補正処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。 同テーブル形式データの補正処理における補正範囲の始点と終点を算出する処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。
はじめに、本発明の動作制御の概要を説明する。本発明では、同期をとる工具経路に関係する全ての軸のパステーブルを並行して先読みし、工具経路の割出しを行い、速度変化点を検出し、該速度変化点の前後の所定範囲内の工具経路を補正する。テーブル形式データによる運転では、基準値と該基準値に同期させる軸の座標値との同期をとることが非常に重要であるため、補正後の同期が保たれることを保証する必要がある。そのため、工具経路の補正を行う範囲(補正範囲)を、速度変化点から一定の距離内に限定し、それ以外の補正を行わない箇所については、基準値と各軸の座標値の同期は完全に保たれるようにしている。
図1に示した従来例でのテーブル形式データに基づく運転において、図2に示すX軸パステーブルTx、Z軸パステーブルTzに記憶されたパステーブルデータによる補正前の工具経路は前述したように図3に示すものとなる。この工具経路中において、工具経路に関係するX軸パステーブルTx、Z軸パステーブルTzのいずれかにおいて指令がある点(基準値L=0.0、L1=100.0、L2=150.0、L3=200.0)で、速度が変化する可能性がある。実際に速度変化があるか否かは、指令前後の速度成分を比較することによって判別できる。例えば図2、図3に示す例で、基準値が時間(msec)、X軸、Z軸の位置指令の単位が「mm」とすると、基準値がL=100.0の前後における速度のX軸、Z軸成分は次のようになる。なお、基準値が主軸位置等の他の軸の位置である場合も、同様に、この基準値に対応する速度として求められる。
L=100.0(位置P1)より前の速度
X軸成分=0.200(mm)/100(msec)=0.002(mm/msec)
Z軸成分はL150.0(msec)で3.000(mm)に達するように移動している途中であるので
Z軸成分=3.000(mm)/150.0(msec)=0.020(mm/msec)
L=100.0より後の速度
X軸成分=2.800(mm)/100(msec)=0.028(mm/msec)
Z軸成分は変化がないから
Z軸成分=3.000(mm)/150.0(msec)=0.020(mm/msec)
基準値L=100.0の前後では、X軸成分が異なることから、位置P1は速度変化点と判断できる。以上のように、指令前後の速度成分を比較することによって、速度変化点か否かの判別ができる。
次に、この速度変化点前後の工具経路の補正を行う、補正範囲を限定するために、速度変化点より一定の範囲内だけ補正するようにする。この補正範囲は、半径rを指定し該半径rの円と工具経路の交点を求め、交点間を補正範囲とする。すなわち、交点は、工具経路上における補正範囲内と補正範囲外との境界位置を示すもので、交点を求めることはこの境界位置を求めることを意味する。例えば、補正範囲(半径r)を0.100とし、L=100.0(速度変化点P1)では、図4に破線で示す円が補正範囲となる。
交点1は、速度変化点P0(X=0.000、Z=0.000)と速度変化点P1(X=0.200、Z=2.000)とを結ぶ直線と、速度変化点P1(X=0.200、Z=2.000)を中心とした半径0.100の円との交点として求められ、交点2は、速度変化点P1(X=0.200、Z=2.000)と次の速度変化点である位置P2(X=1.600、Z=3.000)を結ぶ直線と前記円との交点として求められる。
交点1の座標(X,Z)=(0.1900496・・,1.9004963・・)
交点1に到達する時点の基準値Lは、基準値L=0.0からL=100.0になる間にZ軸は0.000から2.000に比例して変化するので、Z軸が交点1のZ軸座標値1.9004963・・に達する値として求められる。
交点1の基準値L=1.9004963・・×100/2.000=95.0248140・・(mm)
同様に、
交点2の座標(X,Z)=(0.2813733・・,2.0581238・・)
交点2の基準値L=2.0581238・・×50/1.00=102.9061910・・(mm)
次に、こうして求めた境界位置の交点1、交点2を工具経路の始点、終点とするX軸の工具経路をX軸パステーブルTxの指令データに追加して補正する。なお、以下、始点と終点が指令された工具経路をパスという。交点1は、速度変化点P0(X=0.000、Z=0.000)と速度変化点P1(X=0.200、Z=2.000)とを結ぶ線(パス)上に存在するものであるから、速度変化点P0(L=0.000、X=0.000)から交点1(L=95.0248140・・、X=0.1900496・・)までのパスのX軸速度はそれまでと同じ速度(0.002mm/msec)で、交点1(L=95.0248140・・、X=0.1900496・・)から交点2(L=102.9061910・・、X=0.2813733・・)までのパスは、初速が交点1での直前のパスのX軸速度(0.002mm/msec)で、終速は速度変化点P1から速度変化点P2までのパスのX軸速度(0.028mm/msec)となるような3次関数で接続する。また、交点2(L=102.9061910・・、X=0.2813733・・)から速度変化点P2(L=150.0、X=1.600)までは、それまで速度変化点P1から速度変化点P2まで指令されていた速度(0.028mm/msec)とする。このように交点1から交点2までのパスを追加したX軸パステーブルの指令データは図5に示すものとなる(図5では、追加して修正した箇所のデータを示している)。
また、補正対象の速度変化点前後でZ軸の速度に変化があれば、Z軸パステーブルTzで指令データも同様に補正する。上述した例では、補正対象の速度変化点(P1)の前後でZ軸の速度は0.020mm/msecで変化がないためZ軸パステーブルTzの指令データの補正は行わない。
なお、テーブル形式データによる運転において、2点間を3次関数で接続する技術は、特許文献2に記載され公知であるのでその説明を省略する。また、2点間を4次関数や5次関数等のより複雑な関数を採用してもよく、これにより、2点間で加速度に変化がある場合に加速度を連続的に変化させることや、速度変化点を通るような工具経路に補正すこともできる。テーブル形式データによる運転において、このような4次関数や5次間数で接続する技術は、特許文献3に記載され公知である。さらに、同様な補正方法として、三角関数を用いることや、複数の関数の組合せを用いることもできる。
こうして補正されたパステーブルを用いてテーブル形式データによる運転が行われると、補正範囲の工具経路は、図6に示すように滑らかに補正され、補正対象外の工具経路については、従来通りの基準値Lと各軸の座標値との同期が完全に保たれる。
速度変化点P1(基準値L=100.0)での補正について説明したが、速度変化点については全て同様に補正するものである。また、補正範囲の半径rはパラメータで指定することにより、又は必要に応じてプログラム指令や入力信号等により指令するようにして、これにより補正範囲を動的に変更できるようにする。さらに、微小範囲内に速度変化点が連続している場合は、補正範囲が重なり合う場合が生じる。これを回避するために、補正範囲の半径rの値を調整するようにしている。例えば、以下のように補正範囲の半径を調整する。
指令された半径r≦0.5×の速度変化点間の距離の場合
指定された半径rの値を使用
指令された半径r>0.5×の速度変化点間の距離の場合
使用する半径値を0.5×の速度変化点間の距離とする。
図7は、こうした補正範囲を調整したときの工具経路の説明図であり、補正範囲A1、A2、A5は、速度変化点間の距離が長く、この距離がパラメータもしくはプログラムで指令された半径rの2倍以上あることから、指令された半径rを補正範囲の半径として使用しているが、補正範囲A3、A4では、速度変化点間の距離が指令された半径rの2倍以上ないため、速度変化点間の距離Dの1/2を補正範囲の半径r’(=0.5D)としている。
以上の説明では、速度変化点を移動方向の変わる点としているが、移動方向は変化しないが速度の絶対値(速さ)が変化する場合(速度のX成分とZ軸成分が同比率で変化する場合で、XZの合成速度が変化する場合)にも、速度変化点として、上述したような補正を行うことによって急激な速度変化によるショックの発生や加工面品質への悪影響を軽減させる。
また、本発明は、3次元空間にも適用できるもので、テーブル形式データによる運転による3次元加工にも適用できるものである。
図8は、X軸、Y軸、Z軸の3次空間での工具経路における速度変化点の前後における工具経路の補正の説明図である。
補正対象の速度変化点のXYZ座標を(Cx,Cy,Cz)、
該補正対象の速度変化点より1つ前の速度変化点からの速度ベクトルを(Vx,Vy,Vz)、
該補正対象の速度変化点より1つ後の速度変化点への速度ベクトルを(V’x,V’y,V’z)、
とすると、前の速度変化点と補正対象の速度変化点を結ぶ直線は次の(1)式で表される。
(X,Y,Z)=(Cx,Cy,Cz)+t(Vx,Vy,Vz)・・・・・(1)
したがって、該直線上の点の座標値(X,Y,Z)は次の(2)式のとおりである。
(X,Y,Z)=(Cx+t・Vx,Cy+t・Vy,Cz+t・Vz)・・・・・ (2)
補正範囲を半径rの球面で指定し、補正対象の速度変化点(Cx,Cy,Cz)を中心とする球面の数式は次の(3)式で表される。
(X−Cx)+(Y−Cy)+(Z−Cz)=r・・・・・ (3)
(3)式に(2)式で示される直線上の点の座標値(X,Y,Z)を代入すると、(4)式に示されるように、該直線と球面の交点(境界位置)におけるtの値が求められる。
t=±r/[(√(Vx+Vy+Vz) ]・・・・・ (4)
(4)式の通り直線と球面の交点は2点求められるが、前の速度変化点から補正対象の速度変化点に向かう直線上にある交点1は速度変化点よりもベクトルの負方向に存在するため、交点1のtの値は次の(5)式で表される。
t=−r/[(√(Vx+Vy+Vz) ]・・・・・ (5)
従って、(5)式のtを(2)式に代入して、交点1の座標値は次の(6)式となる。
同様に交点2におけるtの値と座標値を求めると、交点2は、補正対象の速度変化点よりもベクトルの正方向に存在するために交点2のtの値は次の(7)式となり、交点2の座標値は(8)式で表される。
t=r/[(√(V’x+V’y+V’z) ]・・・・・ (7)
また、交点1、交点2に到達する基準値Lの値は、補正対象の速度変化点の基準値にそれぞれのtの値を加算した値として求まる。
このようにして、境界点である交点1、交点2におけるX軸、Y軸、Z軸のパステーブルの基準値と座標値が求められるため、2次元平面における補正と同様に、パステーブルにおける交点1と交点2の間を多次元関数又は三角関数、又はその組み合わせを用いて、滑らかに曲線で接続するように補正する。
速度変化点で、工具経路を補正するには、各パステーブルに記憶されている指令データを実行する前にパステーブルのデータを補正しておく必要があり、パステーブルを先行して読み出す必要がある。パステーブルの先読みは、各軸のパステーブルから基準値L=0を読み出し、次からは、読み出した基準値の中で、一番小さい基準値を指令している軸の次の指令データを読み出し、一番小さい基準値が複数の軸に指令されていれば(同じ基準値が複数の軸に対して指令されている)、これを同時に読み出す。この方法で少なくとも3回先読みすれば、3つの基準値の指令データが読み出され、3つの基準値が読み出された軸は、最後に読み出した基準値より1つ前に読み出した基準値では速度変化点となる可能性がある。例えば3回の先読みで、ある1つの軸(例えばX軸)のパステーブルのみ基準値L0、L1、L2が読み出されたとき、基準値L0〜L1およびL1〜L2の工具経路(パス)がわかるから基準点L1は速度変化点かどうか判別できる。この場合は他の軸は、基準値L1では他の軸(例えばY軸、Z軸)は移動中となるため、速度変化はない。また他の軸も2回目の先読みで基準値L1が読み出されていたとき(複数の軸に同じ基準L1が指令されている場合)は、その軸に対しても次の指令データが読み出されるから基準値L1の前後のパスがわかるので速度変化点かどうか判別できる。以後1回読み出す毎に基準値L2、L3・・・で速度変化があるか否かの判断ができる(なお、L0<L1<L2<L3<・・・である)。
ただし、図7に示すように速度変化点が近接しているか否かの判断を、1つの速度変化点の補正範囲と、前後の速度変化点の補正範囲と重ならないか判断する必要があるから、2つ以上の未補正の速度変化点を求め、基準値が一番小さい速度変化点の補正範囲を決定する。なお、先行して読み出した結果の中に速度変化のない指令が含まれていた場合、パスに影響しないためその指令を除去し、さらに先行して読み出しを継続する。以下次の速度変化点が読み込まれるごとに、次に小さい基準値の速度変化点に対して工具経路の補正が行われる。
図9は、本発明の一実施形態のパステーブル運転を実行する数値制御装置の要部ブロック図である。CPU11は数値制御装置10を全体的に制御するプロセッサである。CPU11はROM12に格納されたシステムプログラムを、バス19を介して読み出し、該システムプログラムに従って数値制御装置10の全体を制御する。RAM13には一時的な計算データや表示データ及び表示器/MDIユニット20を介してオペレータが入力した各種データが格納される。SRAM14は図示しないバッテリでバックアップされ、数値制御装置10の電源がオフされても記憶装置が保持される不揮発性メモリとして構成される。
SRAM14中には、前述した各テーブル形式データ(パステーブル)が予め格納されている。なお、本発明において、パステーブルの格納場所は数値制御装置内の記憶装置ではなく、例えば、ネットワークで接続された外部の記憶装置に、パステーブルのデータを記憶させておき、ネットワークを介してパステーブルのデータを逐次読み出すようにしてもよい。
インタフェース15は、数値制御装置10と図示しない外部機器との接続を可能とするものである。PMC(プログラマブル・マシン・コントローラ)16は、数値制御装置10内に内蔵されたシーケンスプログラムで工作機械のアクチュエータ等の補助装置にI/Oユニット17を介して信号を出力し制御する。また、工作機械の本体に設けられた操作盤の各種スイッチ等からの信号を受け、必要な信号処理を行った後、CPU11に渡す。表示器/MDIユニット20はディスプレイやキーボード等を備えた手動データ入力装置であり、インタフェース18は表示器/MDIユニット20のキーボードからの指令、データを受け入れてCPU11に渡す。
各送り軸の軸制御回路30、31、32はCPU11からの各送り軸の移動指令を受けて、各送り軸の指令をサーボアンプ40、41、42に出力する。サーボアンプ40,41,42はこの指令を受けて、各送り軸のサーボモータ50x、51y、52zを駆動する。各送り軸のサーボモータ50x、51y、52zは図示しない位置・速度検出器を内蔵し、この位置・速度検出器からの位置、速度フィードバック信号を軸制御回路30、31、32にフィードバックし、位置・速度のフィードバック制御を行う。なお、図9では、この位置・速度のフィードバックについて記載していない。
また、スピンドル制御回路60は主軸回転指令を受け、スピンドルアンプ61にスピンドル速度信号を出力する。スピンドルアンプ61はスピンドル速度信号を受けて、スピンドルモータ(主軸モータ)62を指令された回転速度で回転させる。ポジションコーダ63は、スピンドルモータ(主軸モータ)62の回転に同期して帰還パルス(基準パルス)及び1回転信号をスピンドル制御回路60にフィードバックし、速度制御を行う。この帰還パルス(基準パルス)及び1回転信号は、スピンドル制御回路60を介してCPU11によって読み取られるが、基準値を主軸位置とした場合、帰還パルス(基準パルス)はRAM13に設けられたカウンタ(図1の基準値カウンタに対応するカウンタ)で計数され、基準値として使用される。なお、主軸の指令パルスを計数して基準値としても利用できる。
また、基準値を時間とした場合は、RAM13に設けられたカウンタは、数値制御装置10が有する計時機能から得られる時間信号のパルス数を計数して基準値として利用する。あるいは、送り軸の位置を基準値とした場合、送り軸(X軸又Z軸)からのフィードバック信号から得られるパルス数を計数し、パステーブル運転を実行する際の基準値とする。あるいは、送り軸の指令パルスを計数して基準値としてもよい。
図10、図11は、パステーブルデータの補正処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。
まず、工具経路に関係する全てのパステーブルの先読みを並行して行う(ステップS1)、先読みしてパステーブルから読み取った各軸の速度を合成して工具経路を割出す(ステップS2)、工具経路の中に、2つ以上の未補正の速度変化点が存在するか、又は次がパステーブルの終点か判別する(ステップS3)。2つ以上の未補正の速度変化点がなければ、ステップS1に戻る。こうして先読みして、2つ以上の未補正の速度変化点が存在するようになると、その未補正の速度変化点の内、基準値の小さい方を補正対象の速度変化点に設定する(ステップS4)。次に、この設定された補正対象の速度変化点に対する補正範囲の始点と終点の算出処理を実行する(ステップS5)。補正範囲の始点と終点の算出処理は、図11に示す処理であり、後述する。
補正範囲の始点と終点が求まると、補正対象の速度変化点において、補正範囲の始点と終点を多次元関数又は三角関数又はそれらの組合せにより、これら始点と終点を滑らかに接続するように各軸のパステーブルを修正する(ステップS6)。
そして、パステーブルの終点まで読み込まれ、パステーブルの終点まで補正が完了したか否か判断され(ステップS7)、補正完了でなければ、ステップS1に戻り、ステップS1以下の処理を行う。そして、パステーブルの終点まで読み込まれ、パステーブルの終点まで補正が完了すれば、この処理は終了する。
ステップS5の補正範囲の始点と終点を算出する処理は図11に示す処理であり、まず、補正範囲の半径rにパラメータまたはプログラムで指定された値を代入する(ステップSB1)。
そして、この補正範囲の半径rが、補正対象の速度変化点と前の速度変化点間の距離Dの1/2より大きいか判断する(ステップSB2)。すなわち当該設定しようとしている補正範囲と前の速度変化点の補正範囲と重複しないかを判断する。補正範囲の半径rが0.5D以下の場合には、ステップSB4に進み、補正範囲の半径rが0.5Dより大きい場合には、補正範囲の半径rを0.5Dに変更する(ステップSB3)。次に、補正範囲の半径rが補正対象の速度変化点と次の速度変化点間の距離D’の1/2より大きいか判断する(ステップSB4)。これは当該設定しようとしている補正範囲と次の速度変化点の補正範囲と重複しないかを判断するものである。補正範囲の半径rが0.5D’以下の場合には、ステップSB6に進み、補正範囲の半径rが0.5D’より大きい場合には、補正範囲の半径rを0.5D’に変更する(ステップSB5)。
こうして求められた半径rの円(3次元空間では球面)の補正範囲と、前の速度変化点と補正対象の速度変化点間の直線との交点の座標値を求め、この座標値を補正範囲の始点とする。また、交点の座標値(補正範囲の始点)に到達する基準値Lを算出し、この求めた基準値が補正範囲の始点の基準値となる(ステップSB6)。
求められた半径rの円(3次元空間では球面)の補正範囲と、補正対象の速度変化点間の直線と次の速度変化点との交点の座標値を求め、この座標値を補正範囲の終点とする。また、この交点の座標値(補正範囲の終点)に到達する基準値L(補正範囲の終点の基準値)を算出し(ステップSB7)、図10に示す処理(ステップS6)に復帰する。
なお、図10、図11でパステーブルの指令データの補正処理について説明したが、このパステーブルの指令データの補正処理が全て完了したあとにパステーブル運転を実行してもよく、また、この図10、図11でパステーブルの指令データを先読みしながら、この補正されたパステーブルの指令データを使用してパステーブル運転を実行してもよい。この場合、補正処理が実行処理に間に合わなければ、既に特許文献4等で公知になっている基準値のカウント停止や待ち合わせの技術を用いればよい。
3 基準値カウンタ
Tx X軸パステーブル
Tz Z軸パステーブル

4x X軸パステーブル補間処理部
4z Z軸パステーブル補間処理部

5x X軸のサーボモータ
5z Z軸のサーボモータ

10 数値制御装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 SRAM
15 インタフェース
16 PMC
17 I/Oユニット
18 インタフェース
19 バス
20 表示機/MDIユニット

30 軸制御回路
31 軸制御回路
32 軸制御回路

40 サーボアンプ
41 サーボアンプ
42 サーボアンプ

50x,50y,50z サーボモータ

60 スピンドル制御回路
61 スピンドルアンプ
62 スピンドルモータ
63 ポジションコーダ

Claims (6)

  1. 時間、軸位置、あるいは主軸位置を基準値とし、該基準値に同期させる複数の軸の位置を基準値に対応させてテーブル形式データの指令データとしてメモリまたはネットワークで接続された記憶装置に格納しておき、テーブル形式データを順次読み出し、前記基準値と同期させる軸の位置を同期して制御する数値制御装置において、
    同期させる複数の軸のテーブル形式データを並行して先読みするテーブル形式データ先読み手段と、
    前記先読みしたテーブル形式データより工具経路を割出す工具経路割出し手段と、
    前記工具経路において速度の変化点を検出する速度変化点検出手段と、
    前記速度の変化点において補正を行う範囲を前記速度の変化点からの距離で指定する補正範囲指定手段と、
    前記工具経路上における補正範囲内と補正範囲外との境界位置を速度の変化点の前後に2つ求める境界位置算出手段と、
    速度の変化点の前後に求められた2つの境界位置間を滑らかな工具経路に置き換える工具経路補正手段と、
    前記補正した工具経路に基づいてテーブル形式データを修正するテーブル形式データ修正手段と、
    を有することを特徴とするテーブル形式データによる運転でのスムージング機能を備えた数値制御装置。
  2. 前記工具経路補正手段は、多次元関数または三角関数またはその組み合わせにより接続する事を特徴とする、請求項1に記載のテーブル形式データによる運転でのスムージング機能を備えた数値制御装置。
  3. 前記補正範囲指定手段は、パラメータ、入力信号、プログラム指令により、前記速度の変化点からの距離を指定する事を特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のテーブル形式データによる運転でのスムージング機能を備えた数値制御装置。
  4. 前記境界位置算出手段は、前記工具経路と、工具経路が2次元平面上に存在する場合は指定された距離を半径とする速度の変化点を中心にする円との交点を、工具経路が3次元空間上に存在する場合は指定された距離を半径とする速度の変化点を中心にする球面との交点を境界位置として求める請求項1乃至3のいずれか1項に記載のテーブル形式データによる運転でのスムージング機能を備えた数値制御装置。
  5. 前記補正範囲指定手段により指定された前記補正を行う範囲と、その前後の前記補正を行う範囲が重複する場合に、前記補正を行う範囲を前記速度変化点間の距離の半分にする補正範囲調整手段を備える請求項1乃至4のいずれか1項に記載のテーブル形式データによる運転でのスムージング機能を備えた数値制御装置。
  6. 前記テーブル形式データ先読み手段は、順次、読み出された指令データのうち基準値が1番小さい軸の次の指令データを読み出す請求項1乃至のいずれか1項に記載のテーブル形式データによる運転でのスムージング機能を備えた数値制御装置。
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