JP5798203B2 - スパークプラグ - Google Patents

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Description

本発明は、スパークプラグに関する。
一般に、スパークプラグは、その先端側に中心電極と接地電極とを有し、その後端側に電力の供給を受けるための端子金具を有している。端子金具は、絶縁体の軸孔に保持され、絶縁体の後端から突出している。絶縁体は、主体金具の内部に収容されて保持されている。絶縁体の後端には平坦部が設けられており、端子金具の段差部の接触面が絶縁体の平坦部に接触する。
端子金具は、加熱封着工程によって絶縁体の軸孔内に固定される。この加熱封着工程では、絶縁体の先端部を下方に向けた状態で、最初に中心電極が絶縁体の軸孔の先端部に挿入され、次に抵抗体粉末と導電性シール粉末とが充填された後、端子金具が絶縁体の後端側に突出した状態で挿入される。そして、端子金具を下方に押圧しつつ、抵抗体粉末と導電性シール粉末とを加熱し軟化させた後に冷却し固化させることによって、絶縁体の軸孔内に中心電極と端子金具とが封着され固定される。こうして中心電極と端子金具とが固定された絶縁体は、加締め工程によって主体金具に固定される。この加締め工程では、主体金具の後端に設けられた被カシメ部が加締められるとともに主体金具の被座屈部が座屈し、この結果、主体金具と絶縁体とが強固に係合する。なお、この加締め工程では、絶縁体を正しい位置で保持するために、押さえ治具によって後端の端子金具を押さえた状態で加締め加工が実行される。
また、スパークプラグに関しては、フラッシュオーバー(絶縁体表面を回り込んで端子金具と主体金具の間に発生する沿面放電)の抑制や、絶縁体の破損防止などに関して種々の工夫がなされて来ている(特許文献1〜3)。
特開2003−45609号公報 特開2013−16295号公報 特開2013−131375号公報
近年では、内燃機関の設計自由度向上などを目的として、スパークプラグの小型化や小径化が求められている。スパークプラグの小径化に伴い、絶縁体の肉厚が減少するので絶縁体の強度が低下するという問題があり、また、スパークプラグの各部に対してより高い寸法精度やより高い組立精度が求められる。スパークプラグの組立精度の中で、特に、上述した加熱封着工程後の端子金具と絶縁体の間の偏芯量が重要である。すなわち、端子金具と絶縁体の間の偏芯量が大きくなると、上述した加締め工程において、必要とされる組立精度を満足できなくなる可能性がある。より具体的には、端子金具と絶縁体の間の偏芯量が大きく場合には、加締め工程において押さえ治具が端子金具を(ひいては絶縁体を)正しい位置に保持することができなくなり、主体金具に対して絶縁体が大幅に偏った状態で固定されてしまう可能性がある。
また、端子金具と絶縁体の間の偏芯量が大きくなると、フラッシュオーバーが発生し易くなるという課題もある。すなわち、絶縁体頭部(絶縁体の後端)には、端子金具の段差部の接触面と接触する平坦部が設けられている。絶縁体頭部の平坦部の外径は端子金具の外径よりも大きくなっており、フラッシュオーバーを抑制する機能を有している。しかし、端子金具と絶縁体の間の偏芯量が大きい場合には、絶縁体頭部の平坦部の外径が実質的に小さいものと等価な組立形状となってしまうので、フラッシュオーバーが発生し易くなるという問題が生じる。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
本発明の第1の形態は、軸線方向に延びる軸孔と後端に位置する平坦部とを有する絶縁体と、前記軸孔の後端に配置され、前記平坦部に接触する接触面を有する端子金具と、前記絶縁体を内部に保持する筒状の主体金具と、を備えるスパークプラグであって、
前記主体金具の後端における前記絶縁体の外径が、8mm以下であり、
前記絶縁体の前記平坦部と前記端子金具の前記接触面の接触面積が、10mm 2 未満であり、
前記端子金具は、前記接触面の後端に隣接し、前記軸線方向の後端側に向かって前記端子金具の外径を漸増させた後に漸減させた張り出し部を有し、
前記張り出し部の最大外径と、前記張り出し部の後端における前記端子金具の外径との差が、0.2mm以下である、ことを特徴とするスパークプラグである。
このスパークプラグによれば、絶縁体の平坦部と端子金具の接触面の接触面積が10mm 2 未満なので、端子金具と絶縁体の間の偏芯量を小さく抑えることが可能である。特に、主体金具の後端における前記絶縁体の外径が8mm以下の場合には、端子金具と絶縁体の間の偏芯量がスパークプラグの組立精度や性能(フラッシュオーバーなど)に与える影響が大きいので、端子金具と絶縁体の間の偏芯量を小さく抑えることによる効果が顕著である。また、張り出し部の最大外径と張り出し部の後端における端子金具の外径との差を0.2mm以下としているので、フラッシュオーバー開始電圧を高めることができ、フラッシュオーバーの発生を抑制することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、軸線方向に延びる軸孔と後端に位置する平坦部とを有する絶縁体と、前記軸孔の後端に配置され、前記平坦部に接触する接触面を有する端子金具と、前記絶縁体を内部に保持する筒状の主体金具と、を備えるスパークプラグが提供される。このスパークプラグは、前記主体金具の後端における前記絶縁体の外径が、8mm以下であり、前記絶縁体の前記平坦部と前記端子金具の前記接触面の接触面積が、10mm2未満である、ことを特徴とする。
このスパークプラグによれば、絶縁体の平坦部と端子金具の接触面の接触面積が10mm2未満なので、端子金具と絶縁体の間の偏芯量を小さく抑えることが可能である。特に、主体金具の後端における前記絶縁体の外径が8mm以下の場合には、端子金具と絶縁体の間の偏芯量がスパークプラグの組立精度や性能(フラッシュオーバーなど)に与える影響が大きいので、端子金具と絶縁体の間の偏芯量を小さく抑えることによる効果が顕著である。
(2)上記スパークプラグにおいて、前記接触面積が、8mm2未満であるものとしてもよい。
この構成によれば、端子金具と絶縁体の間の偏芯量を更に小さく抑えることができる。
(3)上記スパークプラグにおいて、前記接触面積が、5mm2未満であるものとしてもよい。
この構成によれば、端子金具と絶縁体の間の偏芯量を更に小さく抑えることができる。
(4)上記スパークプラグにおいて、前記接触面積が、2.3mm2以上である、ものとしてもよい。
この構成によれば、加熱封着工程によって端子金具を絶縁体の軸孔内に固定する際に、絶縁体の頭部が破損する可能性を低減することができる。
(5)上記スパークプラグにおいて、前記端子金具は、前記接触面の後端に隣接し、前記軸線方向の後端側に向かって前記端子金具の外径を漸増させた後に漸減させた張り出し部を有し、前記張り出し部の最大外径と、前記張り出し部の後端における前記端子金具の外径との差が、0.2mm以下である、ものとしてもよい。
この構成によれば、フラッシュオーバー開始電圧を高めることができるので、フラッシュオーバーの発生を抑制することが可能である。
(6)上記スパークプラグにおいて、前記軸線方向に沿って前記絶縁体の前記平坦部から前記端子金具の前記張り出し部の最大外径の位置まで測った距離tと、前記張り出し部の前記軸線方向に亘る幅Tとが、t>T/2の関係を有する、ものとしてもよい。
この構成によれば、フラッシュオーバー開始電圧を更に高めることができるので、フラッシュオーバーの発生を更に抑制することが可能である。
(7)上記スパークプラグにおいて、前記主体金具の後端よりも後端側における前記絶縁体の外径形状は、前記主体金具の後端側に隣接し外径が一定の柱状部と、前記柱状部の後端側に隣接し前記平坦部に至るまで外径が漸減する後端減径部と、で構成されているものとしてもよい。
この構成では、絶縁体にコルゲーションが設けられていないのでフラッシュオーバーが発生しやすい傾向にあるが、上述した特徴を採用することによって端子金具と絶縁体の間の偏芯量を小さく抑えることができ、フラッシュオーバーの発生を抑制することが可能である。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、スパークプラグ、スパークプラグの製造方法等の形態で実現することができる。
一実施形態としてのスパークプラグを示す部分断面図。 端子金具と絶縁体を拡大して示す説明図。 図2の形状を有するサンプルS03の寸法を示す説明図。 第1比較例のサンプルC01の形状と寸法を示す説明図。 第2比較例のサンプルC02の形状と寸法を示す説明図。 各種のサンプルの寸法と機械的特性の実験結果とを示す説明図。 各サンプルについての接触面積Rcと端子偏芯量との関係を示すグラフ。 端子金具の張り出し部の径差S及び幅Tと、フラッシュオーバー開始電圧との関係を示すグラフ。
図1は、本発明の一実施形態としてのスパークプラグ100を示す部分断面図である。以下では、図1に示す軸線方向ODを上下方向と定義し、下側をスパークプラグの先端側、上側を後端側と定義して説明する。このスパークプラグ100は、絶縁体10と、中心電極20と、接地電極30と、端子金具40と、主体金具50とを備えている。絶縁体10は、軸線Oに沿って延びる軸孔12を有している。中心電極20は、軸線Oに沿って延びる棒状の電極であり、絶縁体10の軸孔12内に挿入された状態で保持されている。主体金具50は、絶縁体10の外周を囲む筒状の部材であり、絶縁体10を内部に固定している。
接地電極30は、一端が主体金具50の先端に固定され、他端が中心電極20と対向する電極である。端子金具40は、電力の供給を受けるための端子であり、中心電極20に電気的に接続されている。スパークプラグ100がエンジンヘッド200に取り付けられた状態で、端子金具40とエンジンヘッド200との間に高電圧が印加されると、中心電極20と接地電極30との間に火花放電が生じる。
絶縁体10は、セラミックス(例えばアルミナ)によって形成されており、軸線方向ODに延びる軸孔12が形成されている。絶縁体10の軸線方向ODの略中央には、外径が最も大きな鍔部19が形成されている。鍔部19より後端側には、後端側胴部18が形成されている。この後端側胴部18は、外径がほぼ一定の部分であり、「柱状部」又は「絶縁体マーク部」とも呼ぶ。「絶縁体マーク部」と呼ぶ理由は、この部分に文字などのマークが形成されるからである。後端側胴部18の最も後端側には、外径が減少する後端減径部18tが形成されている。後端減径部18tに続いて、絶縁体10の後端には平坦部11が形成されている。この平坦部11は、端子金具40の接触面(後述)と接触する部分であり、軸線方向ODに垂直な平面である。なお、このスパークプラグ100の絶縁体10には、コルゲーションが形成されていない。すなわち、主体金具50の後端よりも後端側における絶縁体10の外径形状は、主体金具50の後端側に隣接し外径が一定に維持される部分(後端側胴部18すなわち柱状部18)と、後端側胴部18の後端側に隣接し平坦部11に至るまで外径が減少する部分(後端減径部18t)とのみで形成されている。換言すれば、絶縁体10は、主体金具50の後端よりも後端側において、絶縁体10の外径が一度も増加することなく、単調減少するように形成されている。絶縁体10がこのように形成されている理由は、スパークプラグ100の小径化の要請に従って、絶縁体10の外径を小さくしたため、コルゲーション(軸線方向に沿った凹凸)を設けると絶縁体10の肉厚が過度に小さくなって強度が低下してしまうからである。なお、コルゲーションは、フラッシュオーバーの発生を抑制する効果がある。コルゲーションが無いスパークプラグ100ではフラッシュオーバーが発生しやすいので、後述するフラッシュオーバー対策が更に重要になる。
絶縁体10の露出長さLは、主体金具50の後端位置から絶縁体10の後端の平坦部11までに亘る絶縁体10の軸線方向ODに沿った長さである。この露出長さLが十分に長い場合にはフラッシュオーバーが発生し難く、逆に、露出長さLが短い場合にはフラッシュオーバーが発生し易い。例えば、絶縁体10の露出長さLが28mm以上の場合には、フラッシュオーバーの発生を十分に抑制することが可能である(上述した特許文献3参照)。一方、絶縁体10の露出長さLが28mm未満の場合には、フラッシュオーバーが発生し易い傾向にあるので、後述するフラッシュオーバー対策が更に重要になる。
絶縁体10の中央にある鍔部19よりも先端側には、後端側胴部18よりも外径の小さな先端側胴部17が形成されている。先端側胴部17よりもさらに先端側には、第1円柱部13と、テーパ部14と、第2円柱部15とが形成されている。テーパ部14の外径は、先端側に近づくにしたがって小さくなっている。スパークプラグ100が内燃機関のエンジンヘッド200に取り付けられた状態では、テーパ部14及び第2円柱部15は、内燃機関の燃焼室内に曝される。第1円柱部13と先端側胴部17との間には外周側段部16が形成されている。
中心電極20は、絶縁体10の軸孔12内に配置され、後端側から先端側に向かって延びた棒状の部材である。中心電極20の先端は、絶縁体10の先端側において露出している。本実施形態では、中心電極20は、電極母材21の内部に、芯材22が埋設された構造を有している。
絶縁体10の軸孔12内のうち、中心電極20の後端側には、シール体4及びセラミック抵抗3が設けられている。中心電極20は、シール体4及びセラミック抵抗3を介して、端子金具40に電気的に接続されている。
主体金具50は、低炭素鋼材によって形成された筒状の金具であり、絶縁体10を内部に保持している。絶縁体10の後端側胴部18の一部から第2円柱部15の一部にかけての部位は、主体金具50によって囲まれている。
主体金具50の外周には、工具係合部51と、ネジ部52とが形成されている。工具係合部51は、スパークプラグレンチ(図示せず)が嵌合する部位である。主体金具50のネジ部52は、ネジ山が形成された部位であり、内燃機関のエンジンヘッド200の取付ネジ孔201に螺合する。スパークプラグ100は、主体金具50のネジ部52をエンジンヘッド200の取付ネジ孔201に螺合させて締め付けることによって、内燃機関のエンジンヘッド200に固定される。
主体金具50の工具係合部51とネジ部52との間には、径方向外側に突き出たフランジ状の鍔部54が形成されている。ネジ部52と鍔部54との間のネジ首59には、環状のガスケット5が嵌挿されている。ガスケット5は、板体を折り曲げることによって形成されており、スパークプラグ100がエンジンヘッド200に取り付けられた際には、鍔部54の座面55と取付ネジ孔201の開口周縁部205との間で押し潰されて変形する。このガスケット5の変形によって、スパークプラグ100とエンジンヘッド200との隙間が封止され、取付ネジ孔201を介した燃焼ガスの漏出が抑制される。
主体金具50の工具係合部51より後端側には、薄肉の被カシメ部53が形成されている。また、鍔部54と工具係合部51との間には、薄肉の被座屈部58が形成されている。主体金具50の工具係合部51から被カシメ部53にかけての内周面と、絶縁体10の後端側胴部18の外周面との間には、円環状のリング部材6,7が挿入されている。さらに両リング部材6,7の間には、タルク(滑石)9の粉末が充填されている。スパークプラグ100の製造工程において、被カシメ部53が内側に折り曲げられて加締められると、被座屈部58が圧縮力の付加に伴って外向きに変形(座屈)し、この結果、主体金具50と絶縁体10とが固定される。タルク9は、この加締め工程の際に圧縮され、主体金具50と絶縁体10との間の気密性が高められる。
主体金具50の内周には、径方向内側に突出した棚部57が形成されている。主体金具50の棚部57と、絶縁体10の外周側段部16との間には、環状の板パッキン8が設けられている。主体金具50と絶縁体10との間の気密性は、この板パッキン8によっても確保され、燃焼ガスの漏出が抑制される。
接地電極30は、主体金具50の先端に接合された電極であり、耐腐食性の優れた合金によって形成されていることが好ましい。接地電極30と主体金具50との接合は、例えば、溶接によって行なわれる。接地電極30の先端部33は、中心電極20の先端と対向している。
端子金具40には、プラグキャップ(図示せず)を介して高圧ケーブル(図示せず)が接続される。上述したように、この端子金具40とエンジンヘッド200との間に高電圧が印加されると、接地電極30と中心電極20との間に火花放電が生じる。
図2(A)は、端子金具40と絶縁体10の後端部分を拡大して示しており、図2(B)は、端子金具40と絶縁体10を分離した状態を示している。絶縁体10は、図1でも説明したように、後端側胴部18と、後端減径部18tと、平坦部11とを有している。端子金具40は、先端側の小径部43と、後端側の大径部41とを有しており、これらの両者の間に接触面42を有する段差部が形成されている。端子金具40の接触面42は、絶縁体10の平坦部11と面接触する部分である。また、接触面42に隣接する後端側には、後端側に向かって外径が漸増した後に漸減する張り出し部44が設けられている。張り出し部44を「鍔部」とも呼ぶ。なお、端子金具40を絶縁体10の軸孔12内に挿入できるようにするために、絶縁体10の軸孔12の内径は、端子金具40の小径部43の外径よりも若干大きく形成されている。
図2(C)は、絶縁体10の後端にある平坦部11の近傍を拡大して示している。絶縁体10と端子金具40は、端子金具40の接触面42の外径の位置と、絶縁体10の平坦部11の内径の位置との間の円環状の領域において互いに面接触する。
図3は、図2の形状を有するサンプルS03の寸法を示している。なお、図3(A)では、図示の便宜上、ハッチングを省略している。サンプルS03では、端子金具40の大径部41の外径D41は5.4mmであり、絶縁体10の後端側胴部18の外径D18は7.5mmである。また、端子金具40の接触面42の外径Doは5.4mmであり、絶縁体10の平坦部11の内径Diは4.9mmである。絶縁体10と端子金具40とが面接触する領域の面積Rcは、図3(B)に示すように、端子金具40の接触面42の外径Doを有する円の面積から、絶縁体10の平坦部11の内径Diを有する円の面積を減算した値である。この例では接触面積Rcは4.04mm2である。
図3(C)では、張り出し部44に関連する寸法が図示されている。張り出し部44は、端子金具40の接触面42の後端に隣接しており、軸線方向ODの後端側に向かって端子金具40の外径を漸増させてその頂点に到達した後に外径を漸減させた部分である。張り出し部44の最大外径と、張り出し部44の後端における外径(すなわち、大径部41の外径D41)との差S(以下、「径差S」と呼ぶ)は、張り出し部44の最大外径の大きさを示す指標である。張り出し部44の径差Sが大きい場合には、張り出し部44の最大外径位置から主体金具50(図1)に向かう沿面放電(フラッシュオーバー)が発生しやすくなるので、張り出し部44の径差Sは小さい方が好ましい。
張り出し部44の軸線方向ODに亘る幅Tは、張り出し部44の下端と上端との間の距離に相当する。絶縁体10の平坦部11から端子金具40の張り出し部44の最大外径位置まで測った距離tは、張り出し部44の下端から最大外径位置までの距離に相当する。張り出し部44の幅Tの半分の値(T/2)に対する距離tの比t/(T/2)が1に等しい場合には、張り出し部44の最大外径位置は張り出し部44の幅Tの中央に存在する。張り出し部44の最大外径位置が絶縁体10から遠いほど、フラッシュオーバーが発生しにくいので、上述した比t/(T/2)の値は大きいほど好ましい。張り出し部44の形状に関するパラメータt,Tに関連する実験結果については後述する。
図4は、第1比較例としてのサンプルC01の形状と寸法を示す説明図である。サンプルC01では、端子金具40の張り出し部44を鍔状(フランジ状)形状に形成することによって、端子金具40の接触面42の面積を増大させている。端子金具40の大径部41の外径D41は6.4mmであり、絶縁体10の後端側胴部18の外径D18は9.0mmである。また、端子金具40の接触面42の外径Doは7.1mmであり、絶縁体10の平坦部11の内径Diは5.8mmである。絶縁体10と端子金具40の接触面積Rcは13.17mm2である。なお、このサンプルC01では、絶縁体10にコルゲーションが設けられている点でも図3のサンプルS03と異なっている。
図5は、第2比較例としてのサンプルC02の形状と寸法を示す説明図である。サンプルC02においても、サンプルC01と同様に、端子金具40の張り出し部44を鍔状(フランジ状)形状に形成している。但し、サンプルC02の張り出し部44の大きさは、サンプルC01より小さく、図3のサンプルS03より大きい。このサンプルC02において、端子金具40の大径部41の外径D41は5.4mmであり、絶縁体10の後端側胴部18の外径D18は7.5mmである。また、端子金具40の接触面42の外径Doは6.1mmであり、絶縁体10の平坦部11の内径Diは4.9mmである。絶縁体10と端子金具40の接触面積Rcは10.37mm2である。図3と図5とを比較すればわかるように、図5のサンプルC02は、図3のサンプルS03と絶縁体10の形状・寸法は同じであり、端子金具40の形状・寸法のみがサンプルS03と異なっている。図5のサンプルC02と図3のサンプルS03の最も大きな差異は、端子金具40の接触面42の外径Doの値である。また、絶縁体10と端子金具40の接触面積Rcは、接触面42の外径Doの値に応じて、サンプルS03と大きく異なる値になっている。なお、このサンプルC02は、絶縁体10の後端側胴部18にコルゲーションが設けられていない点で、図3のサンプルS03と共通している。
図6は、各種のサンプルの寸法と機械的特性の実験結果とを示している。サンプルC01,C02,S03は、上述した図4、図5、図3でそれぞれ説明したサンプルである。図6の表には、これらの他に、サンプルS01〜S02,S04〜S07が追加されている。これらの追加のサンプルS01〜S02,S04〜S07の寸法は、サンプルS03とは接触面42の外径Doと、接触面積Rcとが異なるだけであり、他の寸法はサンプルS03と同一である。サンプルS01〜S07において、絶縁体10と端子金具40の接触面積Rcは、接触面42の外径Doに応じた値となっており、6.66mm2から0.78mm2まで次第に減少している。換言すれば、サンプルS01〜S07は、接触面42の外径Doを互いに異なる値に設定することによって、絶縁体10と端子金具40の接触面積Rcの値を変化させたサンプルである。また、第2比較例としてのサンプルC02も、サンプルS03から接触面42の外径Doを増大させることによって、絶縁体10と端子金具40の接触面積Rcの値を増大させたサンプルである。
図6の右端から2番目の欄に示す端子偏芯量は、加熱封着工程によって端子金具40を絶縁体10に固定した後に、端子金具40と絶縁体10の間の偏芯量を測定した実験結果である。なお、端子偏芯量の値は、各サンプルについてそれぞれ30個の試料を作成して測定した偏芯量の平均値に、偏芯量の標準偏差の3倍(3σ)を加算した値である。3σを加算した理由は、現実的な偏芯量の最大値に相当する値を得るためである。この端子偏芯量が大きい場合には、加熱封着工程後における端子金具40と絶縁体10の間の実際の偏芯量が大きくなる可能性が高い。従って、従来技術において説明したように、主体金具の加締め工程において、必要とされる組立精度を満足できなくなる可能性があり、また、フラッシュオーバーが発生し易くなる可能性がある。
なお、図6に挙げたサンプルC01〜C02,S01〜S07のうちで、サンプルC01は絶縁体10の後端側胴部18の外径D18が9.0mmであり、他のサンプルC02,S01〜S07は外径D18がすべて7.5mmである。絶縁体10の後端側胴部18の外径D18が8mm以上である場合には、平坦部11の外周と張り出し部44の外周との間の距離を比較的大きく取りやすいため、フラッシュオーバーが発生しにくく、偏心によるフラッシュオーバーへの影響が問題となりにくい傾向にある。この意味では、絶縁体10の後端側胴部18の外径D18が8mm以下である場合に、端子金具40と絶縁体10の間の偏芯量を小さく抑える効果がより顕著である。
図7は、図6のサンプルC01〜C02,S01〜S07についての接触面積Rcと端子偏芯量の関係をグラフにしたものである。比較例のサンプルC01,C02では、端子偏芯量が0.44mm以上の大きな値を示している点で好ましくない。一方、サンプルS01〜S07では、端子偏芯量が0.43mm以下の比較的小さな値を示している点で好ましい。特に、主体金具の加締め工程などのスパークプラグの組立工程における組立精度を考慮すると、端子偏芯量の値としては、0.42mm未満が好ましく、0.41mm未満が更に好ましく、0.40mm未満が最も好ましい。この観点からは、絶縁体10の平坦部11と端子金具40の接触面42の接触面積Rcの値としては、8mm2未満が好ましく、7mm2未満(もしくは6.7mm2以下)が更に好ましく、5mm2未満(もしくは4.9mm2以下)が最も好ましい。
図6の右端に示した「絶縁体割れの有無」は、加熱封着工程によって端子金具40を絶縁体10に固定した後に、絶縁体10の頭部(後端部)に割れが発生しているか否かを調べた実験結果である。この欄において、白丸「○」は絶縁体割れが全く発生しなかったサンプルであり、白三角「△」は一部の試料に絶縁体割れが発生していたサンプルである。接触面積Rcを小さくするために接触面42の外径Doを小さくすると、絶縁体10の後端部における肉厚が薄くなるので、絶縁体割れが発生しやすくなる傾向にある。絶縁体割れの発生の有無に関して、サンプルS01〜S07はすべて十分に実用的な範囲内にある。但し、絶縁体割れをなるべく発生させないという観点からは、接触面積Rcの値を1.0mm2以上とすることが好ましく、2.3mm2以上とすることが更に好ましい。なお、図6のサンプルC02,S01〜S07に関する上述の実験結果は、接触面42の外径Doを変化させる代わりに平坦部11の内径Diを変化させた場合も同様であると推定される。
図8は、端子金具40の張り出し部44の径差S(図3(C))と、張り出し部44の幅Tと、フラッシュオーバー開始電圧との関係を示している。図の横軸は、端子金具40の張り出し部44の径差Sであり、縦軸はフラッシュオーバー開始電圧の相対値である。この図には、絶縁体10の平坦部11から端子金具40の張り出し部44の最大外径位置まで測った距離t(図3(C))と、張り出し部44の幅Tの半分の値(T/2)との間の大小関係が異なる3つの場合について、3本のグラフが示されている。これらの3つの場合における距離tと幅Tの値はそれぞれ以下の通りである。
(1)t>T/2の場合:t=0.75mm,T=1.0mm
(2)t=T/2の場合:t=0.50mm,T=1.0mm
(3)t<T/2の場合:t=0.25mm,T=1.0mm
フラッシュオーバー開始電圧の相対値は、t=T/2及び径差S=0.5mmの場合を基準とした相対値である。また、図8には、「鍔無し」の場合のフラッシュオーバー開始電圧も示されている。ここで、「鍔無し」とは、図3に示したサンプルS03において張り出し部44を完全に削除して円柱状に成形したものである。なお、図8の実験で使用した各試料の形状や寸法は、パラメータS,t,T以外は図3に示したサンプルS03と同じである。
図8からも理解できるように、フラッシュオーバーの発生を抑制する点からは、張り出し部44の径差Sは小さい方が好ましい。この理由は、張り出し部44の径差Sが大きいと、張り出し部44の最大外径位置から主体金具50(図1)に向かう沿面放電(フラッシュオーバー)が発生しやすくなるからである。この観点からは、張り出し部44の径差Sは、0.3mm未満とすることが好ましく、0.2mm以下とすることが更に好ましく、0.15mm以下とすることが最も好ましい。
また、張り出し部44の幅Tの半分の値(T/2)に対する距離tの比t/(T/2)は、大きいことが好ましい。この理由は、上述した比t/(T/2)の値が1より大きいほど張り出し部44の最大外径位置が絶縁体10から遠くなり、フラッシュオーバーが発生し難くなるからである。この観点からは、張り出し部44の幅Tの半分の値(T/2)に対する距離tの比t/(T/2)は、1よりも大きいこと(すなわち、t>(T/2)であること)が好ましい。また、張り出し部44が全く無い「鍔無し」も、フラッシュオーバー開始電圧が高い点で好ましい。
なお、図8の全体を考慮すると、張り出し部44の径差Sを0.2mm以下とし、かつ、t>(T/2)とすることが好ましいことが理解できる。但し、張り出し部44の径差Sと、t>(T/2)との両方の条件を満たすことは必須ではなく、いずれか一方の条件のみを満たすようにしてもよい。なお、上述した3つのパラメータS,t,Tに関する好ましい範囲は、これらのパラメータS,t,Tが図8と異なる場合にも同様の傾向にあるものと推定される。
・変形例
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
・変形例1:
スパークプラグとしては、図1に示したもの以外の種々の構成を有するスパークプラグを本発明に適用することが可能である。特に、端子金具や絶縁体の具体的な形状については、様々な変形が可能である。
3…セラミック抵抗
4…シール体
5…ガスケット
6…リング部材
8…板パッキン
9…タルク
10…絶縁体
11…平坦部
12…軸孔
13…第1円柱部
14…テーパ部
15…第2円柱部
16…外周側段部
17…先端側胴部
18…後端側胴部
18t…後端減径部
19…鍔部
20…中心電極
21…電極母材
22…芯材
30…接地電極
33…先端部
40…端子金具
41…大径部
42…接触面
43…小径部
44…張り出し部
50…主体金具
51…工具係合部
52…ネジ部
53…被カシメ部
54…鍔部
55…座面
57…棚部
58…被座屈部
59…ネジ首
100…スパークプラグ
200…エンジンヘッド
201…取付ネジ孔
205…開口周縁部

Claims (6)

  1. 軸線方向に延びる軸孔と後端に位置する平坦部とを有する絶縁体と、前記軸孔の後端に配置され、前記平坦部に接触する接触面を有する端子金具と、前記絶縁体を内部に保持する筒状の主体金具と、を備えるスパークプラグであって、
    前記主体金具の後端における前記絶縁体の外径が、8mm以下であり、
    前記絶縁体の前記平坦部と前記端子金具の前記接触面の接触面積が、10mm2未満であり、
    前記端子金具は、前記接触面の後端に隣接し、前記軸線方向の後端側に向かって前記端子金具の外径を漸増させた後に漸減させた張り出し部を有し、
    前記張り出し部の最大外径と、前記張り出し部の後端における前記端子金具の外径との差が、0.2mm以下である、ことを特徴とするスパークプラグ。
  2. 請求項1に記載のスパークプラグであって、
    前記接触面積が、8mm2未満である、ことを特徴とするスパークプラグ。
  3. 請求項2に記載のスパークプラグであって、
    前記接触面積が、5mm2未満である、ことを特徴とするスパークプラグ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
    前記接触面積が、2.3mm2以上である、ことを特徴とするスパークプラグ。
  5. 請求項に記載のスパークプラグであって、
    前記軸線方向に沿って前記絶縁体の前記平坦部から前記端子金具の前記張り出し部の最大外径の位置まで測った距離tと、前記張り出し部の前記軸線方向に亘る幅Tとが、t>T/2の関係を有する、ことを特徴とするスパークプラグ。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
    前記主体金具の後端よりも後端側における前記絶縁体の外径形状は、前記主体金具の後端側に隣接し外径が一定の柱状部と、前記柱状部の後端側に隣接し前記平坦部に至るまで外径が漸減する後端減径部と、で構成されている、ことを特徴とするスパークプラグ。
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