JP7076413B2 - スパークプラグ - Google Patents

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本発明は、スパークプラグに関する。
内燃機関、例えば、ガソリンエンジンに用いる点火用のスパークプラグとして、中心電極と、中心電極の外周に設けられた筒状の絶縁体と、絶縁体の外周に配置された筒状の主体金具とを備えるスパークプラグが知られている(例えば、特許文献1)。このようなスパークプラグでは、中心電極と主体金具との絶縁性は、これらの間に設けられた絶縁体により確保されている。
特開2014-135189号公報
一般に、スパークプラグは、エンジンヘッドに固定され、エンジン内の燃焼ガスの点火を行うため、エンジン内の爆発により高熱に曝されるとともに、スパークプラグの先端側は特に高熱に曝される。この高熱に起因して絶縁体の周りの部材が熱膨張することにより、絶縁体が圧縮応力を受ける結果、圧縮応力がかかる部分の近傍において引張応力も働き、絶縁体の割れが発生する虞がある。そして、絶縁体の割れが発生した場合、絶縁体の絶縁性が低下する虞がある。このため、絶縁体の割れの発生を抑制する技術の開発が望まれていた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することができる。
(1)本発明の一形態によれば、スパークプラグが提供される。スパークプラグは、軸線の方向に沿って第1貫通孔が形成され、前記軸線の方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなる係止部を有する絶縁体と、前記軸線の方向に沿って第2貫通孔が形成され、前記第2貫通孔内において前記絶縁体を保持し、前記軸線の方向に沿って先端側に向かうにつれて内径が小さくなる棚部によって、パッキンを介して前記係止部を係止した状態で前記絶縁体を保持する主体金具と、を備えるスパークプラグであって、前記絶縁体は、さらに、前記係止部の先端に連なり、前記係止部から前記棚部に向かう方向に突出する突出部と、前記突出部の先端に連なる脚長部と、を有し、前記突出部は、少なくとも一部が前記パッキンと接触する頂部と、前記頂部の先端に連なる基部と、を有し、前記頂部は、前記軸線に沿った方向において前記棚部の先端よりも後端側に設けられているとともに、前記絶縁体の径方向において前記棚部の先端よりも内側に設けられており、外径が一定、もしくは、前記係止部よりも小さい割合で、前記軸線の方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなり、前記基部は、前記軸線と直交する面により形成されているか、もしくは、前記頂部よりも大きい割合で、前記軸線の方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなり、前記脚長部は、外径が一定、もしくは、前記基部よりも小さい割合で、前記軸線の方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなることを特徴とする。この形態のスパークプラグは、突出部を備えることにより、パッキンは径方向の内側へ向かう方向ではなく先端側へ向かう方向に誘導される。このため、温度上昇による熱膨張の割合が大きいパッキンの先端部分と、頂部よりも絶縁体の先端側の部分との間に隙間ができるため、パッキンが頂部よりも絶縁体の先端側の部分に接触することを抑制できる。この結果として、この形態のスパークプラグによれば、パッキンから絶縁体への圧縮応力に起因する絶縁体の割れを抑制できる。
(2)上記形態のスパークプラグにおいて、前記頂部は、外径が一定であってもよい。この形態のスパークプラグによれば、頂部を先端に向かうにつれて外径が小さくなる態様とした場合と比較して、絶縁体の径を小さくせずに、パッキンの先端部分と頂部よりも絶縁体の先端側の部分との間の隙間を確保できる。このため、この形態のスパークプラグによれば、絶縁体の径を小さくしないことにより絶縁体の絶縁性を確保できるとともに、この隙間により絶縁体の割れを抑制できる。
(3)上記形態のスパークプラグにおいて、前記基部は、前記軸線と直交する面により形成されていてもよい。この形態のスパークプラグによれば、基部が軸線の方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなる構成と比較して、パッキンの先端部分と頂部よりも絶縁体の先端側の部分との隙間を確実に確保できる。このため、この形態のスパークプラグによれば、絶縁体の割れを効果的に抑制できる。
(4)上記形態のスパークプラグにおいて、前記軸線を含む断面において、前記係止部は、さらに、前記突出部に連なり、あらかじめ定められた曲率半径となるように先端に向かうにつれて外径が小さくなる曲線部を有してもよい。この形態のスパークプラグによれば、係止部と突出部との間にパッキンからの応力が集中することを緩和できる。このため、この形態のスパークプラグによれば、絶縁体の割れを効果的に抑制できる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、スパークプラグが取り付けられたエンジンヘッド等の態様で実現することができる。
スパークプラグの部分断面を示す説明図。 棚部の周辺における断面模式図。
A.第1実施形態:
図1は、スパークプラグ100の部分断面を示す説明図である。図1では、スパークプラグ100の軸心である軸線CAを境界として、紙面右側にスパークプラグ100の外観形状を図示し、紙面左側にスパークプラグ100の断面形状を図示している。本実施形態の説明では、図1の下方側をスパークプラグ100の先端側と呼び、図1の上方側をスパークプラグ100の後端側と呼ぶ。
スパークプラグ100は、軸線CAに沿って第1貫通孔12が形成された絶縁体10と、第1貫通孔12に設けられた中心電極20と、絶縁体10の外周に配置された筒状の主体金具50と、主体金具50に基端32が固定された接地電極30と、を備える。なお、スパークプラグ100の軸心は、絶縁体10の軸線と同じである。
絶縁体10は、アルミナを始めとするセラミック材料を焼成することにより形成された絶縁碍子である。絶縁体10は、主体金具50の内周に配置されている部材であり、先端側に中心電極20の一部を収容し、後端側に端子金具40の一部を収容する第1貫通孔12が中心に形成された筒状の部材である。
絶縁体10の軸方向中央には外径の大きい中央胴部19が形成されている。中央胴部19の後端側には、中央胴部19よりも外径が小さい後端側胴部18が形成されている。中央胴部19の先端側には、後端側胴部18よりも外径が小さい先端側胴部17が形成されている。先端側胴部17の更に先端側には、軸線CAの方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなる係止部15が形成されている。係止部15の先端側には、突出部16が形成されている。係止部15及び突出部16については、後に詳述する。突出部16の先端側には、突出部16に連なる脚長部13が形成されている。
中心電極20は、電極部材21の内部に、電極部材21よりも熱伝導性に優れる芯材22が埋設された棒状の部材である。電極部材21は、ニッケルを主成分とするニッケル合金から形成されており、芯材22は、銅又は銅を主成分とする合金から形成されている。中心電極20の先端側の端部には、例えば、イリジウム合金などによって形成された貴金属チップが接合されていてもよい。
中心電極20の後端側の端部近傍には、外周側に張り出した鍔部23が形成されている。鍔部23は、絶縁体10の第1貫通孔12において内周側に張り出した軸孔内段部14に後端側から接しており、中心電極20を絶縁体10内で位置決めする。中心電極20は、中心電極20の後端側において、シール体64及びセラミック抵抗63を介して端子金具40と電気的に接続する。
接地電極30は、主体金具50の端面57に基端32が固定されている。接地電極30は、基端32から先端側に延びる基端部36と、中心電極20に対向する対向面S1が形成された対向部33と、基端部36と対向部33とを接続し、屈曲した形状の屈曲部38と、を備える。接地電極30は、ニッケルを主成分として形成されている。接地電極30には、対向面S1にチップ31が設けられている。
主体金具50は、軸線CAに沿って第2貫通孔26が形成された筒状の金具である。主体金具50は、第2貫通孔26内において絶縁体10を保持する。より具体的には、主体金具50は、絶縁体10の後端側胴部18の一部から脚長部13に亘る部位を包囲して保持する。主体金具50は、例えば、低炭素鋼により形成され、全体にニッケルめっきや亜鉛めっき等のめっき処理が施されている。
主体金具50は、後端側から順に、工具係合部51と、シール部54と、取付ネジ部52とを備える。工具係合部51には、スパークプラグ100をエンジンヘッド90に取り付けるための工具が嵌合する。取付ネジ部52は、主体金具50の外周において全周に雄ネジが形成された部分であり、エンジンヘッド90の取付ネジ孔93にねじ込まれる部分である。シール部54は、取付ネジ部52の根元に鍔状に形成されている。シール部54とエンジンヘッド90との間には、板体を折り曲げることにより形成した環状のガスケット65が嵌挿されている。主体金具50の先端側の端面57は、中空の円状であり、その中央からは、絶縁体10の脚長部13の先端と中心電極20の先端とが突出している。
主体金具50の工具係合部51より後端側には、厚みの薄い加締部53が設けられている。また、シール部54と工具係合部51との間には、加締部53と同様に厚みの薄い圧縮変形部58が設けられている。工具係合部51から加締部53にかけての主体金具50の内周面と絶縁体10の後端側胴部18の外周面との間には、円環状のリング部材66,67が介在されており、更にこれらのリング部材66,67間にはタルク69の粉末が充填されている。スパークプラグ100の製造時には、加締部53を内側に折り曲げるようにして先端側に押圧することにより圧縮変形部58が圧縮変形する。この圧縮変形部58の圧縮変形により、リング部材66,67及びタルク69を介し、絶縁体10が主体金具50内で先端側に向け押圧される。そして、この押圧により、軸線CAに沿った方向にタルク69が圧縮されることにより、主体金具50内の気密性が高められる。
主体金具50は、軸線CAの方向に沿って先端側に向かうにつれて内径が小さくなる棚部56を有する。
図2は、棚部56の周辺における断面模式図である。図2に記載された断面は、図1の紙面左側と同様に軸線CAを含む断面である。絶縁体10は、先端側胴部17と脚長部13との間に、後端側から順に、係止部15と、突出部16とを有する。係止部15は、軸線CAの方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなる部分である。突出部16は、係止部15の先端に連なり、係止部15から棚部56に向かう方向に突出する部分である。係止部15と棚部56との間には、環状のパッキン68が設けられている。主体金具50は、棚部56によって、パッキン68を介して係止部15を係止した状態で絶縁体10を保持する。パッキン68は、主体金具50と絶縁体10との間の気密性を保持する部材であり、燃焼ガスの流出を防止する。本実施形態では、パッキンとして、板パッキンを用いる。
突出部16は、少なくとも一部がパッキン68と接触する頂部Tpと、頂部Tpの先端に連なる基部Bpとを有する。頂部Tpは、軸線CAの方向において棚部56の先端よりも後端側に設けられているとともに、絶縁体10の径方向において棚部56の先端よりも内側に設けられている。頂部Tpは、外径が一定、もしくは、係止部15よりも小さい割合で、軸線CAの方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなる。基部Bpは、軸線CAと直交する面により形成されているか、もしくは、頂部Tpよりも大きい割合で、軸線CAの方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなる。脚長部13は、外径が一定、もしくは、基部Bpよりも小さい割合で、軸線CAの方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなる。このような構成により、突出部16は係止部15から棚部56に向かう方向に突出している。本実施形態では、頂部Tpは、外径が一定であるとともに、基部Bpは、軸線CAと直交する面により形成されている。また、本実施形態では、脚長部13は、基部Bpよりも小さい割合で、軸線CAの方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなる。
一般に、スパークプラグ100がエンジンヘッド90に設置され、エンジン内が高熱になると、主体金具50やパッキン68が熱膨張することにより、絶縁体10へ圧縮応力が発生する。そして、絶縁体10が圧縮応力を受ける結果、圧縮応力がかかる部分の近傍において引張応力も働き、絶縁体10の割れが発生する虞がある。特に、エンジンの中心に近いほど温度が高くなるため、スパークプラグ100の後端側よりも先端側のほうの温度がより高くなる。この結果として、絶縁体の割れは後端側よりも先端側において発生しやすい。
しかし、本実施形態のスパークプラグ100は、突出部16を備える。このため、突出部16の頂部Tpにより、パッキン68の先端は、棚部56に沿って脚長部13へ向かう方向ではなく先端側へ向かう方向に誘導される。このため、温度上昇による熱膨張の割合が大きいパッキン68の先端部分が絶縁体10の脚長部13に接触することを抑制できる。この結果として、本実施形態のスパークプラグ100によれば、パッキン68から絶縁体10への圧縮応力に起因する絶縁体10の割れを抑制できる。
さらに、本実施形態の頂部Tpは、外径が一定である。このような構成により、頂部Tpを先端に向かうにつれて外径が小さくなる態様とした場合と比較して、絶縁体10の径を小さくせずに、絶縁体10の脚長部13とパッキン68との隙間を確保できる。このため、本実施形態のスパークプラグ100によれば、絶縁体10の径を小さくしないことにより絶縁体10の絶縁性をより確保できるとともに、絶縁体10の割れを効果的に抑制できる。
さらに、本実施形態の基部Bpは、軸線CAと直交する面により形成されている。このような構成により、基部Bpが軸線CAの方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなる構成と比較して、絶縁体10の脚長部13とパッキン68との隙間を確実に確保できる。このため、本実施形態のスパークプラグ100によれば、絶縁体10の割れを効果的に抑制できる。
また、軸線CAを含む断面において、係止部15は、さらに、突出部16に連なり、あらかじめ定められた曲率半径となるように先端に向かうにつれて外径が小さくなる曲線部Cpを有する。曲線部Cpは、棚部56から係止部15に向かう方向に凸となる形状である。つまり、曲線部Cpの曲率中心は、係止部15よりも棚部56側に位置する。このような構成により、係止部15と突出部16との間にパッキン68からの応力が集中することを緩和できる。このため、本実施形態のスパークプラグ100によれば、絶縁体10の割れを効果的に抑制できる。本明細書において、曲率半径は、軸線CAに垂直な方向から曲線部Cpに光を投射させ、投影された曲線部Cpの像からR測定用紙を用いて測定した値とする。
近年、車両の軽量化によるエンジンの小型化の影響等により、エンジンに設置するスパークプラグの小径化が求められている。一般的に、スパークプラグの径を小さくするほど、絶縁体の径も小さくなる傾向にあるため、絶縁体に割れが発生した場合の悪影響が大きくなる。このため、本実施形態のスパークプラグ100は、このような小径化されたスパークプラグに特に好適に用いることができる。
B.他の実施形態:
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
上述の実施形態では、軸線CAの方向において、パッキン68の先端が棚部56の先端よりもせり出しているが、これに限られず、パッキン68の先端が棚部56の先端よりもせり出していなくてもよい。
上述の実施形態では、頂部Tpはパッキン68と全面で接触しているが、これに限られず、頂部Tpの一部がパッキン68と接触していなくてもよい。
上述の実施形態では、基部Bpは、軸線CAと直交する面により形成されている。しかし、これに限られず、基部Bpは、軸線CAと直交する面により形成されていなくてもよい。例えば、基部Bpは、頂部Tpよりも大きい割合で、軸線CAの方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなってもよい。
上述の実施形態では、軸線CAを含む断面において、係止部15は、曲線部Cpを有するが、これに限られず、係止部15は、曲線部Cpを有さなくてもよい。
上述の実施形態において、係止部15は、さらに、先端側胴部17に連なり、あらかじめ定められた曲率半径となるように先端に向かうにつれて外径が小さくなる曲線部を有していてもよい。この曲線部は、係止部15から棚部56に向かう方向に凸となる形状である。つまり、この曲線部の曲率中心は、先端側胴部17よりも軸線CA側に位置する。このような構成により、係止部15と先端側胴部17との間にパッキン68からの応力が集中することを緩和できる。
上述の実施形態において、突出部16の頂部Tpは、さらに、基部Bpに連なり、あらかじめ定められた曲率半径となるように先端に向かうにつれて外径が小さくなる曲線部を有していてもよい。この曲線部は、係止部15から棚部56に向かう方向に凸となる形状である。つまり、この曲線部の曲率中心は、係止部15よりも軸線CA側に位置する。このような構成により、パッキン68からの応力が頂部Tpの先端に集中することを緩和できる。
上述の実施形態において、脚長部13は、軸線CAの方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなるが、これに限られず、外径が一定であってもよい。また、脚長部13は、外径が一定である部分と、この部分に連なり、軸線CAの方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなる部分と、を有していてもよい。脚長部13は、軸線CAの方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が大きくなる部分を有さない。
10…絶縁体
12…第1貫通孔
13…脚長部
14…軸孔内段部
15…係止部
16…突出部
17…先端側胴部
18…後端側胴部
19…中央胴部
20…中心電極
21…電極部材
22…芯材
23…鍔部
26…第2貫通孔
30…接地電極
31…チップ
32…基端
33…対向部
36…基端部
38…屈曲部
40…端子金具
50…主体金具
51…工具係合部
52…取付ネジ部
53…加締部
54…シール部
56…棚部
57…端面
58…圧縮変形部
63…セラミック抵抗
64…シール体
65…ガスケット
66,67…リング部材
68…パッキン
69…タルク
90…エンジンヘッド
93…取付ネジ孔
100…スパークプラグ
Bp…基部
CA…軸線
Cp…曲線部
S1…対向面
Tp…頂部

Claims (4)

  1. 軸線の方向に沿って第1貫通孔が形成され、前記軸線の方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなる係止部を有する絶縁体と、
    前記軸線の方向に沿って第2貫通孔が形成され、前記第2貫通孔内において前記絶縁体を保持し、前記軸線の方向に沿って先端側に向かうにつれて内径が小さくなる棚部によって、パッキンを介して前記係止部を係止した状態で前記絶縁体を保持する主体金具と、
    を備えるスパークプラグであって、
    前記絶縁体は、さらに、
    前記係止部の先端に連なり、前記係止部から前記棚部に向かう方向に突出する突出部と、前記突出部の先端に連なる脚長部と、を有し、
    前記突出部は、少なくとも一部が前記パッキンと接触する頂部と、前記頂部の先端に連なる基部と、を有し、
    前記頂部は、
    前記軸線に沿った方向において前記棚部の先端よりも後端側に設けられているとともに、前記絶縁体の径方向において前記棚部の先端よりも内側に設けられており、
    外径が一定、もしくは、前記係止部よりも小さい割合で、前記軸線の方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなり、
    前記基部は、前記軸線と直交する面により形成されているか、もしくは、前記頂部よりも大きい割合で、前記軸線の方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなり、
    前記脚長部は、外径が一定、もしくは、前記基部よりも小さい割合で、前記軸線の方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなることを特徴とするスパークプラグ。
  2. 請求項1に記載のスパークプラグであって、
    前記頂部は、外径が一定であることを特徴とするスパークプラグ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のスパークプラグであって、
    前記基部は、前記軸線と直交する面により形成されていることを特徴とするスパークプラグ。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスパークプラグであって、
    前記軸線を含む断面において、
    前記係止部は、さらに、前記突出部に連なり、あらかじめ定められた曲率半径となるように先端に向かうにつれて外径が小さくなる曲線部を有することを特徴とするスパークプラグ。
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