JP6753898B2 - スパークプラグの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明はスパークプラグの製造方法に関し、特に端子金具にマークが付されたスパークプラグの製造方法に関するものである。
エンジンへのスパークプラグの誤組み付け等を防ぐために、端子金具の底面に識別用のマークが印刷されたスパークプラグが知られている(特許文献1)。
特開2012−128948号公報
この種のスパークプラグにおいて、マークの印刷の位置ずれを抑制する技術が求められている。
本発明はこの要求に応えるためになされたものであり、マークの印刷の位置ずれを抑制できるスパークプラグの製造方法を提供することを目的としている。
この目的を達成するために本発明は、先端側から後端側へと軸線に沿って延びる軸孔が形成された絶縁体と、絶縁体の軸孔の後端側に配置され、自身の後端部に、後端側を向く円形の底面と、底面を全周に亘って囲いつつ後端側に向かって突出する円筒状の突起と、を有する端子金具と、を備え、底面にマークが付されるスパークプラグを製造する方法である。弾性部材の先端面にインクでマークを形成し、先端面を底面に押し付けてマークを印刷する印刷工程を備える。端子金具の突起は、少なくとも底面との隣接部分に、底面に向かうにつれて内径が縮径する縮径部を有し、弾性部材の先端面の直径または先端面の外接円の直径は、端子金具の底面の直径よりも大きい。印刷工程では、弾性部材の先端面を突起の内部に挿入し、先端面の外縁を縮径部の内周面に当てながら、先端面を底面に近づける。
請求項1記載のスパークプラグの製造方法によれば、端子金具の突起の内部に挿入した弾性部材の先端面の外縁を縮径部の内周面に当てながら先端面を底面に近づけると、弾性部材は縮径部の内周面に従って変形する。これにより、弾性部材の先端面を端子金具の底面の中央に寄せることができる。よって、マークの印刷の位置ずれを抑制できる。
請求項2記載のスパークプラグの製造方法によれば、印刷工程では、弾性部材の先端面の外縁の全周を縮径部の内周面に当てながら、先端面を底面に近づける。弾性部材の先端面が全周に亘って変形するので、請求項1の効果に加え、マークの印刷の位置ずれをさらに抑制できる。
請求項3記載のスパークプラグの製造方法によれば、縮径部は内周面が外側に向かって膨らむ曲面である。突起は、さらに、縮径部の後端側に隣接し、内周面が、軸線を含む断面において直線をなす直線部を有する。弾性部材の先端面の直径または先端面の外接円の直径は、縮径部の後端における内径以下なので、弾性部材の先端面を底面に近づけると、先端面は曲面に沿って緩やかに変形する。これにより、弾性部材の先端面を端子金具の底面の中央にさらに寄せ易くできるので、請求項1又は2の効果に加え、マークの印刷の位置ずれをさらに抑制できる。
第1実施の形態におけるスパークプラグの片側断面図である。 (a)は印刷工程の前半における端子金具および弾性部材の断面図であり、(b)は印刷工程の後半における端子金具および弾性部材の断面図である。 (a)は第2実施の形態におけるスパークプラグの印刷工程の前半における端子金具および弾性部材の断面図であり、(b)は印刷工程の後半における端子金具および弾性部材の断面図である。 (a)は第3実施の形態におけるスパークプラグの印刷工程の前半における端子金具および弾性部材の断面図であり、(b)は印刷工程の後半における端子金具および弾性部材の断面図である。 (a)は第4実施の形態における弾性部材と端子金具との関係を示す端子金具の平面図であり、(b)は第5実施の形態における弾性部材と端子金具との関係を示す端子金具の平面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は第1実施の形態におけるスパークプラグ10の軸線Oを境にした片側断面図である。図1では、紙面下側をスパークプラグ10の先端側、紙面上側をスパークプラグ10の後端側という。スパークプラグ10は、内燃機関(図示せず)において混合気に点火するものであり、絶縁体11及び端子金具20を備えている。
絶縁体11は、機械的特性や高温下の絶縁性に優れるアルミナ等により形成された円筒状の部材であり、軸線Oに沿って貫通する軸孔12が形成されている。軸孔12の先端側に中心電極14が配置される。
中心電極14は、軸線Oに沿って延びる棒状の部材であり、銅または銅を主成分とする芯材がニッケル又はニッケル基合金で覆われている。芯材を省略することは可能である。中心電極14は絶縁体11に保持され、先端側が絶縁体11の先端から突出する。
端子金具20は、高圧ケーブル(図示せず)が接続される棒状の部材であり、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼等)によって形成されている。端子金具20は、軸孔12に挿入される軸部21、及び、絶縁体11の後端13に配置される後端部22が連接されている。軸部21は、絶縁体11の軸孔12内で中心電極14と電気的に接続されている。後端部22は、後端側を向く円形の底面23と、底面23を全周に亘って囲いつつ後端側に向かって突出する円筒状の突起24と、を備えている。本実施形態では、底面23は軸線Oを中心とする円形である。
端子金具20は、後端部22の底面23にマーク25が付されている。マーク25が表す情報は、スパークプラグ10が取り付けられるエンジン(図示せず)の識別表示、スパークプラグ10や端子金具20等に固有の履歴情報など、必要に応じて適宜設定される。マーク25は印刷により端子金具20に形成される。マーク25が付された底面23が、全周に亘って突起24に囲まれているので、マーク25に傷が付いたりマーク25が擦れたりしないようにできる。
主体金具30は、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼等)によって形成された略円筒状の部材である。主体金具30は、絶縁体11の外周の先端側に加締め固定されている。主体金具30には接地電極31が接合されている。接地電極31は、導電性を有する棒状の金属製(例えばニッケル基合金製)の部材である。接地電極31は中心電極14との間に火花ギャップを形成する。
スパークプラグ10は、例えば、以下のような方法によって製造される。まず、中心電極14を絶縁体11の軸孔12に挿入し、中心電極14の先端が絶縁体11の先端から突出するように配置する。軸孔12に端子金具20の軸部21を挿入し、端子金具20と中心電極14との導通を確保した後、予め接地電極31が接合された主体金具30を絶縁体11の外周に組み付ける。次いで、中心電極14と対向するように接地電極31を屈曲して、スパークプラグ10を得る。その後、スパークプラグ10の端子金具20にマーク25を印刷する。なお、これとは異なるタイミングで端子金具20へマーク25を印刷することは当然可能である。
図2を参照して端子金具20にマーク25を印刷する方法について説明する。図2(a)は、端子金具20にマーク25を印刷する印刷工程の前半における端子金具20及び弾性部材40の軸線O(図1参照)を含む断面図である。図2(b)は印刷工程の後半における端子金具20及び弾性部材40の軸線Oを含む断面図である。なお、図2(a)及び図2(b)では、端子金具20は後端部22以外の図示が省略されており、弾性部材40は先端面41近傍以外の図示が省略されている(図3(a)から図4(b)においても同じ)。
端子金具20の後端部22は、後端側を向く円形の底面23と、底面23の外周に自身の球帯状の内周面が隣接する縮径部26と、縮径部26の内周面の後端に自身の円錐状の内周面が隣接し、軸線Oを含む断面において内周面が直線をなす直線部27と、を備えている。縮径部26は、底面23に向かうにつれて内径が縮径する。本実施形態では、縮径部26は内周面が外側に向かって膨らむ曲面であり、直線部27は先端側(底面23側)に向かうにつれて内周面が縮径している。直線部27の内周面と縮径部26の内周面とは滑らかに連なり、縮径部26の内周面と底面23とは滑らかに連なっている。
弾性部材40は、先端面41にインクで形成されたマーク25を後端部22の底面23に印刷するための弾性を有する部材である。弾性部材40は、熱可塑性エラストマ等の合成樹脂製やシリコーンゴム等のゴム製である。本実施形態では、弾性部材40は円形の先端面41を有する円柱状に形成されている。弾性部材40は、マーク25が作られるステージ(図示せず)と後端部22の底面23との間を往復動するアーム(図示せず)の先に取り付けられている。
マーク25を形成するインクは、紫外線硬化型、電子線硬化型、熱硬化型などの中から適宜選択される。本実施形態では、マーク25(インク)は、転写によって弾性部材40の平らな先端面41に付されている。弾性部材40の先端面41の直径D3は、後端部22の底面23の直径D1よりも大きく、後端部22の縮径部26の後端の内径D2以下である(D1<D3≦D2)。マーク25は、弾性部材40の先端面41のうち底面23(直径D1)に相当する範囲よりも内側の狭い範囲に形成されている。
印刷工程では、ステージ(図示せず)の上に作られたマーク25を弾性部材40の先端面41が吸着した後、マーク25が付された弾性部材40の先端面41を、軸線O(図1参照)に沿って、後端部22の突起24の内部に挿入する。後端部22の直線部27は後端側に向かうにつれて内周面が拡径しているので、弾性部材40を突起24の内部に挿入するときに、先端面41の外縁42と直線部27の内周面との間隔を確保し、先端面41の外縁42を直線部27の内周面に接触させ難くできる。
後端部22及び弾性部材40はD1<D3≦D2の関係にあるので、突起24の内部に弾性部材40を挿入すると、まず、先端面41の外縁42が縮径部26の内周面に当たる(図2(b)参照)。先端面41の外縁42を縮径部26の内周面に当てながら、先端面41を底面23にさらに近づけると、弾性部材40のうち主に先端面41の外縁42の近傍が縮径部26の内周面に従って変形する。先端面41の外縁42が縮径部26に拘束された状態で弾性部材40が変形するので、先端面41を底面23の中央に寄せることができる。先端面41が底面23に接触すると、マーク25が底面23に転写(印刷)される。よって、弾性部材40の先端面41を突起24の内部に挿入するときに、底面23の中心に対して先端面41の中心の位置がずれていても、底面23の中心に対するマーク25の印刷の位置ずれを抑制できる。
弾性部材40の先端面41のうち底面23(直径D1)に相当する範囲よりも内側の狭い範囲にマーク25が形成されているので、弾性部材40の先端面41の外縁42の近傍が縮径部26の内周面に従って変形するときに、先端面41のうちマーク25が付された領域を変形させ難くできる。その結果、変形した状態でマーク25が底面23に印刷されないようにできる。
特に、弾性部材40の先端面41の外縁42の全周を縮径部26の内周面に当てながら、先端面41を底面23に近づけるので、縮径部26は、弾性部材40の先端面41の変形を全周に亘って規制する。これにより、先端面41の外縁42の一部が変形する場合に比べ、弾性部材40の先端面41を底面23の中央にさらに寄せ易くできる。よって、マーク25の印刷の位置ずれをさらに抑制できる。
弾性部材40の先端面41は、曲面からなる縮径部26の内周面に沿って緩やかに変形するので、先端面41を連続的に変形させることができる。これにより、先端面41の中心を後端部22の底面23の中心に連続的に近づけられるので、先端面41を底面23の中央に寄せ易くできる。よって、マーク25の印刷の位置ずれをさらに抑制できる。
図3を参照して第2実施の形態について説明する。第1実施形態では、後端部22の縮径部26の内周面が、外側に向かって膨らむ球帯状の曲面の場合について説明した。これに対し第2実施の形態では、後端部22の縮径部52の内周面が、円錐状の曲面の場合について説明する。なお、第1実施形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。
図3(a)は第2実施の形態におけるスパークプラグの印刷工程の前半における端子金具50及び弾性部材60の軸線O(図1参照)を含む断面図である。図3(b)は印刷工程の後半における端子金具50及び弾性部材60の軸線Oを含む断面図である。
端子金具50の後端部22は、後端側を向く円形の底面51と、底面51の外周に自身の円錐状の内周面が隣接する縮径部52と、縮径部52の内周面の後端に自身の円錐状の内周面が隣接する直線部53と、を備えている。縮径部52及び直線部53は、底面71に向かうにつれて内周面がそれぞれ縮径している。但し、軸線Oを含む断面において、軸線Oと縮径部52とのなす角(鋭角側)は、軸線Oと直線部53とのなす角(鋭角側)よりも大きい。
弾性部材60は、マーク25が付される円形の先端面61から後端側に向かって外周面が拡径する円錐台状に形成されている。弾性部材60の先端面61の直径D3は、後端部22の底面51の直径D1よりも大きく、後端部22の縮径部52の後端の内径D2以下である(D1<D3≦D2)。
印刷工程では、マーク25が付された弾性部材60の先端面61を、軸線O(図1参照)に沿って、後端部22の突起24の内部に挿入する。後端部22及び弾性部材60はD1<D3≦D2の関係にあるので、先端面61の外縁62を縮径部52の内周面に当てながら、先端面61を底面51に近づけると、弾性部材60は縮径部52の内周面に従って変形する。これにより、弾性部材60の先端面61を突起24の内部に挿入するときに、底面51の中心に対して先端面61の中心の位置がずれていても、弾性部材60の先端面61を底面51の中央に寄せることができる。よって、マーク25の印刷の位置ずれを抑制できる。
また、弾性部材60の先端面61の外縁62の全周を縮径部52の内周面に当てながら、先端面61を底面51に近づけるので、弾性部材60の先端面61が全周に亘って規制され、弾性部材60の先端面61を底面51の中央にさらに寄せ易くできる。よって、マーク25の印刷の位置ずれをさらに抑制できる。
図4を参照して第3実施の形態について説明する。第1実施形態および第2実施形態では、端子金具20,50の後端部22の縮径部26,52の後端側に直線部27,53が隣接する場合について説明した。これに対し第3実施形態では、縮径部72の後端側の直線部が省略されている場合について説明する。なお、第1実施形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。
図4(a)は第3実施の形態におけるスパークプラグの印刷工程の前半における端子金具70及び弾性部材80の軸線O(図1参照)を含む断面図であり、図4(b)は印刷工程の後半における端子金具70及び弾性部材80の軸線Oを含む断面図である。
端子金具70の後端部22は、後端側を向く円形の底面71と、底面71の外周に自身の円錐状の内周面が隣接する縮径部72と、を備えている。縮径部72は、底面71に向かうにつれて内周面が縮径している。
弾性部材80は、マーク25が付される円形の先端面81から後端側に向かって外周面が縮径する円錐台状に形成されている。弾性部材80の先端面81の直径D3は、後端部22の底面71の直径D1よりも大きく、後端部22の縮径部72の後端の内径D2以下である。これにより、第2実施形態と同様の作用効果を実現できる。
図5を参照して第4実施形態および第5実施形態について説明する。第1実施形態から第3実施形態では、弾性部材40,60,80の先端面41,61,81が円形の場合について説明した。これに対し第4実施形態および第5実施形態では、弾性部材90,100の先端面が円形以外の形状の場合について説明する。なお、第1実施形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。
図5(a)は第4実施の形態における弾性部材90と端子金具20との関係を示す端子金具20の平面図であり、図5(b)は第5実施の形態における弾性部材100と端子金具20との関係を示す端子金具20の平面図である。
図5(a)に示すように弾性部材90は、マーク25が付される先端面が六角形の部材であり、全体が六角柱状に形成されている。図5(a)に図示された弾性部材90の外形は、弾性部材90の先端面の外縁の形状に等しい。弾性部材90の先端面の外接円91の直径D3は、D1<D3≦D2の関係にある。従って、弾性部材90の先端面の外縁を縮径部26の内周面に当てながら先端面を底面23に近づけると、縮径部26の内周面に従って弾性部材90が変形し、弾性部材90の先端面を底面23の中央に寄せることができる。これにより、底面23に対するマーク25の印刷の位置ずれを抑制できる。
また、弾性部材90の先端面の内接円(図示せず)の直径は、底面23の直径D1よりも大きいので、弾性部材90の先端面が底面23に近づいたときには、弾性部材90の先端面の外縁の全周を縮径部26の内周面に押し付けることができる。これにより、弾性部材90の先端面の外縁が全周に亘って縮径部26に拘束されるので、マーク25の印刷の位置ずれを抑制する効果を向上できる。
図5(b)に示すように弾性部材100は、円形をなす基盤の外周の4か所に円弧状の突起が設けられた先端面を有している。その円形の部分(基盤)にマーク25が形成される。図5(b)に図示された弾性部材100の外形は、弾性部材100の先端面の外縁の形状に等しい。弾性部材100の先端面の4か所の突起の外縁を通る外接円101の直径D3は、D1<D3≦D2の関係にある。従って、弾性部材100の先端面の外縁を縮径部26の内周面に当てながら先端面を底面23に近づけると、縮径部26の内周面に従って弾性部材100が変形し、弾性部材100の先端面を底面23の中央に寄せることができる。これにより、底面23に対するマーク25の印刷の位置ずれを抑制できる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
第1実施形態および第2実施形態では、端子金具20,50の直線部27,53の内周面が縮径部26,52から後端側へ離れるにつれて拡径する場合(内周面が円錐状の場合)について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。直線部27,53の内周面を円筒状にすることは当然可能である。
第3実施形態では、端子金具70の縮径部72の内周面が円錐状に形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。縮径部72の内周面を球帯状にすることは当然可能である。
第4実施形態では、弾性部材90の先端面が六角形の場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。弾性部材90の先端面を任意の多角形にすることは当然可能である。
第5実施形態では、弾性部材100の先端面が、基盤となる円の外周の4か所に円弧状の突起が設けられた場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。基盤の形状、突起の数や形状を別のものに変更することは当然可能である。
実施形態では、弾性部材40,60,80の平らな先端面41,61,81に、転写によってマーク25(インク)が付される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。弾性部材の先端面にマーク25の形状をした凹凸を形成し、その凸部に付したインクを端子金具の後端部に転写することは当然可能である。同様に、先端面の凹部に付したインクを端子金具の後端部に転写することは当然可能である。
実施形態では、弾性部材40,60,80の先端面41,61,81に付したマーク25(インク)を、端子金具の後端部に転写(印刷)する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。弾性部材を孔からインクが染み出る多孔質体とし、弾性部材の先端面を端子金具の後端部に押し付け、孔から染み出たインクでマーク25を印刷することは当然可能である。
なお、各実施形態は、それぞれ、他の実施形態が有する構成の一部または複数部分を、その実施形態に追加し或いはその実施形態の構成の一部または複数部分と交換等することにより、その実施形態を変形して構成するようにしても良い。例えば第1実施形態で説明した弾性部材40を、第2実施形態や第3実施形態で説明した弾性部材60,80と交換したり、第4実施形態や第5実施形態で説明した弾性部材90,100を、第2実施形態や第3実施形態で説明した弾性部材60,80と交換したりすることは当然可能である。
10 スパークプラグ
11 絶縁体
12 軸孔
20,50,70 端子金具
22 後端部
23,51,71 底面
24 突起
25 マーク
26,52,72 縮径部
27 直線部
40,60,80,90,100 弾性部材
41,61,81 先端面
42,62,82 外縁
91,101 外接円
D1 底面の直径
D2 縮径部の後端における内径
D3 先端面の直径または先端面の外接円の直径
O 軸線

Claims (3)

  1. 先端側から後端側へと軸線に沿って延びる軸孔が形成された絶縁体と、
    前記絶縁体の前記軸孔の後端側に配置され、自身の後端部に、後端側を向く円形の底面と、前記底面を全周に亘って囲いつつ後端側に向かって突出する円筒状の突起と、を有する端子金具と、を備え、
    前記底面にマークが付されるスパークプラグの製造方法であって、
    弾性部材の先端面にインクで前記マークを形成し、前記先端面を前記底面に押し付けて前記マークを印刷する印刷工程を備え、
    前記端子金具の前記突起は、少なくとも前記底面との隣接部分に、前記底面に向かうにつれて内径が縮径する縮径部を有し、
    前記弾性部材の前記先端面の直径または前記先端面の外接円の直径は、前記端子金具の前記底面の直径よりも大きく、
    前記印刷工程では、前記弾性部材の前記先端面を前記突起の内部に挿入し、前記先端面の外縁を前記縮径部の内周面に当てながら、前記先端面を前記底面に近づけるスパークプラグの製造方法。
  2. 前記印刷工程では、前記弾性部材の前記先端面の外縁の全周を前記縮径部の内周面に当てながら、前記先端面を前記底面に近づける請求項1記載のスパークプラグの製造方法。
  3. 前記縮径部は、内周面が外側に向かって膨らむ曲面であり、
    前記突起は、さらに、前記縮径部の後端側に隣接し、内周面が、前記軸線を含む断面において直線をなす直線部を有し、
    前記弾性部材の前記先端面の直径または前記先端面の外接円の直径は、前記縮径部の後端における内径以下である請求項1又は2に記載のスパークプラグの製造方法。
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