JP5791684B2 - 防錆塗料 - Google Patents

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本発明は、防錆塗料に関し、特に各種鉄鋼材料表面に塗布したときに塗膜の優れた防錆力を維持しつつ、塗布後の表面の凹凸を目立たなくさせつつ色彩の審美性を向上させる上で好適な防錆塗料に関するものである。
従来より、鉄鋼材料の防錆対策として、溶融亜鉛めっきの方法について各種研究が行われ、近年においては、溶融ZnAlMg合金めっき鋼板や、溶融ZnAlMgSi合金めっき鋼板等も実用化に至っている。
従来の溶融亜鉛めっき鋼板であれば、これが剥離した場合における塗装による補修を行う場合には、Znを大量に含むジンク塗料を塗布することで対処してきた(例えば、特許文献1参照。)。即ち、塗料が発揮する防錆力は、当該塗料に含まれるZnの含有量に比例するものと考えられていた。実際、溶融亜鉛めっきに対する補修塗料を開発する際には、塗料全体の乾燥質量換算でのZnの含有量を重視するケースが多く、例えば公共工事等の規定では、溶融亜鉛めっきに対する補修塗料の規格として亜鉛含有量の指定が入るほどであった。
またAlを配合したジンク塗料についても、Alを配合していないジンク塗料に比べて、促進腐食試験で耐食性に優れていることがその後検証された。Znの不導体皮膜よりも保護作用の強いZn−Alの複合酸化皮膜を形成することで、この皮膜が亜鉛の溶出を抑制し、良好な耐食性を示すのがその理由である。このため溶融亜鉛めっき鋼板の補修塗装では、Zn含有量のみならず、Alの含有量を重視したジンク塗料を使用することで、促進腐食試験でも良好な結果が期待されるものと考えられてきた。
しかし、溶融合金めっき鋼板の補修塗装を行う上で、このようなAlを含むジンク塗料を用いることが最善の選択肢であるのかという声も特に近年において出てきている。溶融合金めっき鋼板は、溶融亜鉛めっき鋼板と比較して、Mgを含めているところにも成分上の大きな差異がある。即ち、Mgが含まれた溶融合金めっきが施された鉄鋼材料の表面が長年の使用や外部環境により剥離した場合において、これを補修塗装する上で好適な防錆塗料自体が特段確立されていないのが現状であった。
今後このようなMgを含む溶融合金めっきが普及する上で、その腐食に対する補修塗装に対する社会的な要望も多くなることが考えられる。このため、Mgを含む溶融合金めっき鋼板に特化した防錆塗料の実用化が特に望まれていた。
特開昭59−52645号公報
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、Mgが含まれた溶融合金めっきが施された鉄鋼材料に対してより好適に防錆塗装を行うことができ、表面の凹凸を目立たなくさせつつ塗布後の色彩の審美性をも向上させることが可能な防錆塗料を提供することにある。
本発明者は、上述した課題を解決するために、Mgによる防錆力を発揮させるとともに、合金粉末が肥大化することによる表面の凹凸を目立たなくさせることが可能な構成を鋭意検討し、塗料全体に対する質量%で、Zn:25〜45%、Al:3〜15%、Al−Mg合金粉末:3〜6%(6%を除く)を含有するととも、残部が樹脂、溶剤からなる防錆塗料であり、上記Al−Mg合金粉末は、当該合金粉末全重量に対してAlとMgの合計の含有量が質量%で99%以上であり、残部が不可避不純物からなり、Alの質量/Mgの質量が0.754〜1.326とすることで上述した課題の解決を図ろうとした。
即ち、請求項1記載の防錆塗料は、塗料全体に対する質量%で、Zn:25〜45%、Al:3〜15%、Al−Mg合金粉末:3〜4%を含有するとともに、残部がエポキシ樹脂、キシレンからなる有機溶剤からなる防錆塗料であり、上記Al−Mg合金粉末は、当該合金粉末全重量に対してAlとMgの合計の含有量が質量%で99%以上であり、残部が不可避不純物からなり、Alの質量/Mgの質量が0.754〜1.326であり、上記Al−Mg合金粉末の粒子径の上限は、210μm、下限は3μmであり、最大の粒子径から上位5%の粒子径が128μm以下であり、最小の粒子径から下位5%の粒子径が12μm以上であることを特徴とする塗布後の乾燥塗膜に生じる凹凸をより平坦化させつつ良好な色調を発揮する上で好適な防錆塗料である。
請求項2記載の防錆塗料は、請求項1記載の発明において、上記Alの質量/Mgの質量は、0.923〜1.083であることを特徴とする。
請求項3記載の防錆塗料は、請求項1又は2項記載の発明において、上記Al−Mg合金粉末は、50μm以下の粒子径となるように予め選別されてなることを特徴とする。
請求項4記載の防錆塗料は、請求項1又は2項記載の発明において、上記Al−Mg合金粉末は、35μm以下の粒子径となるように予め選別されてなることを特徴とする。
溶融ZnAlMg合金めっき鋼板、溶融ZnAlMgSi合金めっき鋼板等を始めとする溶融合金めっき鋼板の補修塗装を行う上で、防錆塗装を行うことができ、表面の凹凸を目立たなくさせつつ、塗布後の色彩の審美性をも向上させることが可能となる。その結果、溶融合金めっき鋼板の普及に応じてその補修塗装に対する社会的な要請にも応えることが可能となる。
Al−Mg合金粉末の粒径分布を示す図である。
以下、本発明を適用した防錆塗料の実施の形態について詳細に説明する。
本発明者らは、上述した課題を解決するために、溶融ZnAlMg合金めっき鋼板や、溶融ZnAlMgSi合金めっき鋼板は、溶融亜鉛めっき鋼板と比較してZnとAl以外にMgの含有量を増加させている点に大きな差異があることに着目した。そして、ZnとAlを含有したジンク塗料にMgを添加することで、溶融合金めっきのZn−Al−Mgの配合に沿った補修塗料とすることを新たに見出した。このMgを塗料中に含有させる際には、あえてAl−Mg合金粉末の形態とすることで、Mgが単独で存在することによる危険性を除去し、取扱容易性を向上させる。Mg単体で存在した場合に、これを微細に粉砕させることができないが、Al−Mg合金粉末の形態とすることでこれをミクロンオーダーのレベルまで微細に粉砕することが可能となる。このAl−Mg合金粉末は、Mgが塗料全体の乾燥質量換算で3〜4質量%含まれるように成分を限定した。塗料にMgを上述の含有量に亘り添加することで、溶融合金めっきの配合に沿ったものとなり、現在使用されている溶融合金めっき鋼板に十分対応することが可能となる。
また、塗料により形成される塗膜の色の明るさを調整するためにAlの含有量の最適化を図った。更に塗膜の表面凹凸を目立たなくするために、Al−Mg合金粉末の粒径を最適化するべく、そのAl−Mg合金におけるAlの質量/Mgの質量の比率の最適化を行った。
即ち、本発明を適用した防錆塗料は、質量%で、Zn:90%以下、Al−Mg合金粉末:0.1〜10%を含有するとともに、残部が樹脂、溶剤からなる防錆塗料であり、上記Al−Mg合金粉末は、当該合金粉末全重量に対してAlとMgの合計の含有量が質量%で95%以上であり、残部が不可避不純物からなり、Alの質量/Mgの質量が0.667〜1.5であることを特徴とする防錆塗料。
また本発明を適用した防錆塗料は、質量%で、Zn:25〜45%、Al:5〜15%、Al−Mg合金粉末:3〜6%を含有するとともに、残部が樹脂、添加剤、溶剤からなる防錆塗料であり、上記Al−Mg合金粉末は、当該合金粉末全重量に対してAlとMgの合計の含有量が質量%で99%以上であり、残部が不可避不純物からなり、Alの質量/Mgの質量が0.754〜1.326である。
また、本発明を適用した防錆塗料は、例えばMgが含まれた溶融合金めっきが施された鉄鋼材料等に対して防錆のために塗布するようにしてもよい塗料である。
以下、本発明を適用した防錆塗料の成分並びにその含有量を規定した理由について説明をする。なお、塗料全体の質量に対する質量%を以下では単に%と記載する。
Zn:90%以下
従来と同様に溶融合金めっき鋼板表面の防食性を向上させる上で必須の元素である。Znの上限が90%を超えるとZnの色彩が色濃く塗膜表面に現れてしまい、塗布対象に対して意図する色彩を施すことができなくなってしまう。その結果、好みの塗装による外観を作り出すことができなくなってしまう。
なお、このZnは、望ましくは25〜45%とされている。このZnの含有量が25%未満では、溶融合金めっき鋼板と同等の色調や耐食性等の効果が得られるまでに到らない。粉末の上限は、45%を超えると樹脂成分が少なくなり過ぎ、塗膜に欠陥が生じ易くなる。このため、Znの含有量は、25〜45%の範囲内であり、望ましくは30〜40%の範囲内にあるものとする。
Al:3〜15%
Alは、溶融合金めっき鋼板表面の防食性を向上させ、また塗装表面をより明るい色調に調整する上で必須であり、塗膜の審美性を醸し出す上で必須の元素である。Alが3%未満であると、上述した防食性等の効果を得ることができない。またAlが15%超であると、上述した防食性等の効果が却って飽和してしまい、材料コストが増加してしまうだけである。また、Alが15%超であるとその分Znの添加量を減らさざるを得なくなり、Zn所期の効果が期待できなくなる。このため、Alの含有量は、3〜15%の範囲内であるものとする。なお、このAlは、成分として必須のものではなく、省略するようにしてもよい。
Al−Mg合金粉末:0.1〜10%
Al−Mg合金粉末は、これに含まれるMgについて、溶融合金めっき鋼板表面の防食性を向上させる上で必須であるため、AlとMgの合金状態で添加される。このAl−Mg合金粉末が0.1%未満では、上述した効果を得ることができない。またMgを塗料全体の乾燥質量換算で3質量%未満となってしまう。一方、Al−Mg合金粉末が10%超では、上述した効果が飽和してしまう。また塗膜表面の凹凸が大きくなって目立ってしまうことにもなる。また、Al−Mg合金粉末が10%超では、塗料全体の配合調整を更に行わない限り、溶液中に上手く分散しない成分が塗料中に沈殿してしまうことにもなる。このため、Al−Mg合金粉末は、0.1〜10%であり、望ましくは、3〜6%の範囲内にあるものとする。
残部が樹脂、溶剤
樹脂とは、例えば、エポキシ樹脂、フッ素樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、塩化ゴム、ウレタン等であり、塗布対象に塗料を接着させる役割を担う。である。
溶剤は、例えばキシレンやトルエン等の有機溶剤、又は無機溶剤である。
なお、残部が樹脂、溶剤以外に添加剤を含むものであってもよく、この添加剤は、例えば分散剤、沈降防止剤等で構成されている。
次に、Al−Mg合金粉末の詳細な構成について説明をする。
Al−Mg合金粉末は、合金粉末全重量に対する質量%でAlとMgの合計の含有量:95%以上であり、残部は、Zn、Mn、Fe、Si、Cu、Ni等の不可避不純物で構成される。合金粉末全重量に対する質量%でAlとMgの合計の含有量:95%未満である場合には、これら不可避不純物の割合が多くなり、Mgについて期待している機能をうまく発現させることができなくなる。このAl−Mg合金粉末は、合金粉末全重量に対する質量%でAlとMgの合計の含有量で、望ましくは99%以上である。
また、Alの質量/Mgの質量は、0.667〜1.5の範囲に入るように、望ましくは0.754〜1.326の範囲に入るように調整が行われている。実際にAlの質量/Mgの質量は、0.667未満の場合、及び1.5超の場合、得られるAl−Mg合金粉末の粒径が粗大化してしまう。Al−Mg合金粉末の粒径が粗大化すると、鉄鋼材料に塗布後の乾燥塗膜に凹凸を肉眼で視認した場合に目立ってしまい、却って審美性が低下してしまう。このため、このAlの質量/Mgの質量は、0.667〜1.5の範囲とされている。Alの質量/Mgの質量は、0.754〜1.326の範囲に入るように調整が行われることで更にAl−Mg合金粉末の粒径を微小化でき、塗布後の乾燥塗膜の凹凸を目立たなくすることができる。 なお、Alの質量/Mgの質量は、更に0.923〜1.083とされていることが望ましい。これにより、Al−Mg合金粉末の粒径をより微小化させることができ、鉄鋼材料に塗布後の乾燥塗膜に生じる凹凸をより平坦化させることができ、凹凸をより目立たなくすることができる。図1は、Al−Mg合金粉末全重量に対する質量%で、Mgが49.97%、Alが48.95%であり、残部が不可避不純物からなり、Alの質量/Mgの質量が0.979であるAl−Mg合金粉末の粒径分布を示している。縦軸(左側)は、含有比率の積算値であり、縦軸(右側)は、各粒子径における含有比率を示している。この図1において、横軸は、Al−Mg合金粉末の粒径(μm)であり、縦軸は相対粒子量(%)を示している。得られた粒径分布の平均値は、45.299μmであり、上限は、210μm、下限は3μmであり、最大側5%の粒子径が128μm以下であり、最小側5%の粒子径が12μm以上であった。
このような粒径分布であれば上限が210μmであるため、最大径の粒子が塗布後の乾燥塗膜中に残存したとしても、殆ど肉眼で目立たない程度の大きさとすることが可能となる。また、最大側5%の粒子径が128μm以下とすることにより、全体の分布のうち最大側5%であっても、その大きさを128μm程度に抑え込むことができる。このため、最大側5%以上の粒子が乾燥塗膜におけるある領域に集中した場合においても、それらの各粒径は、128μm程度であるため、殆ど肉眼で目立たない程度の凹凸に抑え込むことが可能となる。
なお、上述した粒径分布は、あくまで粒径平均が45.299μmである場合の例であるが、これに限定されるものではなく、Al−Mg合金粉末の粒子径の平均が35〜55μmとされていれば、これとほぼ同様の粒径を得ることが可能となる。
また、本発明によれば、Al−Mg合金粉末の粒径の上限が50μmとされていることで、より微細な粒子で構成することが可能となり、塗布後の乾燥塗膜に生じる凹凸を殆ど無くすことで目立たなくさせることが可能となる。Al−Mg合金粉末の粒径の上限を35μmとすることで更に表面凹凸を目立たなくすることができる。これらAl−Mg合金粉末の粒径の上限を制限するために、例えば得られたAl−Mg合金粉末に円形振動ふるいや、超音波振動ふるいにかけることで選別をするようにしてもよい。例えば図1に示すような粒径分布からなるAl−Mg合金粉末が得られた場合に、制限をかける上限に応じた径からなるふるいを用意し、ふるいを通過した粒子のみを防錆塗料に含める。これにより、上限を超えた径からなるAl−Mg合金粉末が防錆塗料に含まれるのを防止することが可能となる。
以下、本発明を適用した防錆塗料の実施例について説明をする。
先ず表1に示す成分を有する本発明例1〜3、比較例1〜2の防錆塗料を作製した。本発明例1〜3におけるAl−Mg合金粉末は、何れもMgが49.97%、Alが48.95%であり、残部が不可避不純物からなり、Alの質量/Mgの質量が0.979であり、その粒径分布は図1と同様である。
Figure 0005791684
比較例1、2は、Al−Mg合金粉末を添加していない点において規定した範囲から逸脱している。 このようにして得られた本発明例1〜3、比較例1〜2の防錆塗料について、それぞれ効果を検証するために、実際に鉄鋼表面にこれらを塗布し、乾燥させて評価を行った。表2に、各防錆塗料における乾燥後の塗膜の成分の分析結果を示す。この表2の含有量の数値は、塗料全体の乾燥質量換算での質量%を示している。
また、本発明例1〜3、比較例1〜2の防錆塗料の塗布後の塗膜について、防食性、凹凸の目立ちにくさ、色調について評価を行った。防食性、凹凸の目立ちにくさ、色調については目視観察により4段階(◎:非常に良好、○:良好、△:やや悪化、×:非常に悪化)で評価を行った。表2にこれらの結果も示す。
Figure 0005791684
表2に示すように、本発明例1〜3は、Mgが塗料全体の乾燥質量全体を100%としたときに当該の乾燥質量全体に対する質量換算で3〜4質量%含まれていた。このため防錆効果を発揮しえることが分かる。
また、本発明例1〜3は、凹凸の目立ちにくさ、色調何れも良好以上であった。これに対して比較例1は、色調が、比較例2は、防食性が劣る結果となっていた。
以上の結果より、本発明例1〜3は、何れも防食性、凹凸の目立ちにくさ、色調の3項目においてバランスよく良好以上の結果を示すことが分かる。

Claims (4)

  1. 塗料全体に対する質量%で、
    Zn:25〜45%、
    Al:3〜15%、
    Al−Mg合金粉末:3〜4%を含有するとともに、
    残部がエポキシ樹脂、キシレンからなる有機溶剤からなる防錆塗料であり、
    上記Al−Mg合金粉末は、当該合金粉末全重量に対してAlとMgの合計の含有量が質量%で99%以上であり、残部が不可避不純物からなり、Alの質量/Mgの質量が0.754〜1.326であり、
    上記Al−Mg合金粉末の粒子径の上限は、210μm、下限は3μmであり、最大の粒子径から上位5%の粒子径が128μm以下であり、最小の粒子径から下位5%の粒子径が12μm以上であること
    を特徴とする塗布後の乾燥塗膜に生じる凹凸をより平坦化させつつ良好な色調を発揮する上で好適な防錆塗料。
  2. 上記Alの質量/Mgの質量は、0.923〜1.083であること
    を特徴とする請求項1記載の防錆塗料。
  3. 上記Al−Mg合金粉末は、50μm以下の粒子径となるように予め選別されてなること
    を特徴とする請求項1又は2項記載の防錆塗料。
  4. 上記Al−Mg合金粉末は、35μm以下の粒子径となるように予め選別されてなること
    を特徴とする請求項1又は2項記載の防錆塗料。
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