JP5791536B2 - 信号測定装置 - Google Patents

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本発明は、アナログ信号をサンプリングしてデジタル信号に変換すると共に、このデジタル信号に基づいてこのアナログ信号の信号特性を測定する信号測定装置に関するものである。
この種の信号測定装置では、オーバーサンプリングアナログデジタル変換装置(以下、単に「A/D変換装置」ともいう)が使用されており、この種のA/D変換装置では、下記特許文献1に開示されているように、デシメーションフィルタを2段あるいはそれ以上に分けて、徐々に間引く方式が一般的に採られている。この方式を採用することにより、デシメーションフィルタの除去特性を分担させて、高い周波数で動作する第1デシメーションフィルタ(初段のデシメーションフィルタ)の負担を軽減して、ハードウェア量や消費電力を削減することが可能となっている。
特開2000−307384号公報(第3頁、第6図)
ところで、デシメーションフィルタを2段あるいはそれ以上(多段)に分けて、徐々に間引く方式を採用したA/D変換装置を使用する信号測定装置では、通常、最終段のデシメーションフィルタから出力されるデジタル信号のみが信号特性(例えば、実効値やピーク値などの電気的特性値)の測定のために使用されている。このデジタル信号は量子化雑音(量子化ノイズ)成分が十分に低減されているため、このデジタル信号を使用して信号特性を測定することにより、アナログ信号の信号特性を高精度で測定することが可能となっている。
しかしながら、オーバーサンプリングされたアナログ信号を構成する基本波の周波数成分以外の周波数成分(基本波の周波数成分よりも高周波側の周波数成分)は、量子化雑音成分と共にデシメーションフィルタによって大きく低減されるため、アナログ信号に含まれている各周波数成分を信号特性としてフーリエ変換処理して測定する必要がある場合には、最終段のデシメーションフィルタから出力されるデジタル信号を使用する構成では、高周波側の周波数成分を正確に測定することができないという課題が存在している。
本発明は、かかる課題を解決すべくなされたものであり、アナログ信号についての実効値やピーク値などの電気的特性値を高精度で測定し、かつアナログ信号に含まれている周波数成分を正確に測定し得る信号測定装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の信号測定装置は、アナログ信号をオーバーサンプリングしてデジタル信号に変換して出力するΔΣ型変調部、および当該ΔΣ型変調部から出力される前記デジタル信号のサンプリングレートを段階的に低下させて新たなデジタル信号として出力する多段に接続された複数のデシメーションフィルタで構成されたデジタルフィルタ部を備えたA/D変換器と、前記ΔΣ型変調部から出力される前記デジタル信号と前記複数のデシメーションフィルタからそれぞれ出力される前記新たなデジタル信号とのうちから選択された1つのデジタル信号をフーリエ変換して前記アナログ信号の周波数成分を測定する周波数成分測定処理、および前記複数のデシメーションフィルタのうちの最終段のデシメーションフィルタから出力される前記デジタル信号に基づいて前記アナログ信号の電気的特性値を測定する特性値測定処理を実行する処理部とを備えている。
また、請求項記載の信号測定装置は、請求項1記載の信号測定装置において、前記ΔΣ型変調部から出力される前記デジタル信号、および前記デジタルフィルタ部から出力される前記新たなデジタル信号を入力すると共に、入力した当該各デジタル信号でのオーバーフローの発生の有無を検出して、当該検出の結果を前記処理部に出力するオーバーフロー検出部を備えている。
また、請求項記載の信号測定装置は、請求項記載の信号測定装置において、前記ΔΣ型変調部の前段に配設されて、入力した前記アナログ信号のオフセット量を調整するアナログ信号調整部を備え、前記処理部は、前記オーバーフロー検出部から出力される前記検出の結果が前記オーバーフローの発生有りを示すときには、当該オーバーフローの発生が解消されるように前記アナログ信号調整部における前記オフセット量を調整する。
請求項1記載の信号測定装置では、処理部が、A/D変換器のデジタルフィルタ部によって高周波側のノイズ成分が十分に低減されている所望のサンプリングレートのデジタル信号に基づいてアナログ信号についての電気的特性値を算出する。したがって、この信号測定装置によれば、このデジタル信号に基づいてこの電気的特性値を高精度で測定することができる。また、この信号測定装置では、処理部が、A/D変換器のΔΣ変調部から出力されるデジタル信号、およびA/D変換器のデシメーションフィルタから出力されるデジタル信号に基づいて、アナログ信号の周波数成分を測定する。したがって、この信号測定装置によれば、電気的特性値の測定に使用したデジタル信号に基づいてアナログ信号の周波数成分を測定することができるだけでなく、このデジタル信号よりもサンプリングレートの高いデジタル信号(より高い周波数成分を含むデジタル信号)に基づいてアナログ信号の周波数成分を測定することができるため、アナログ信号の周波数成分を広帯域に亘って(より高い周波数の成分まで)測定することができる。
また、請求項記載の信号測定装置によれば、オーバーフロー検出部が、各デジタル信号を入力すると共に、入力したデジタル信号でのオーバーフローの発生の有無を検出して、その検出の結果を処理部に出力することにより、処理部が、この検出結果に基づいて、デジタル信号のいずれにもオーバーフローが発生していないときに電気的特性値および周波数成分の測定を行うことができるため、正しい電気的特性値および正しい周波数成分を測定することができる。
また、請求項記載の信号測定装置によれば、オーバーフロー検出部から出力される検出の結果がオーバーフローの発生有りを示すときには、処理部が、オーバーフローが解消されるようにアナログ信号調整部におけるアナログ信号に対するオフセット量を調整するため、デジタル信号のいずれにもオーバーフローが発生していないときに電気的特性値および周波数成分の測定を行うことができるため、正しい電気的特性値および正しい周波数成分をより確実に測定することができる。
信号測定装置1の構成図である。 図1のアナログ信号調整部11の回路図である。 オーバーフローの発生の際の動作を説明するための波形図である。
以下、添付図面を参照して、信号測定装置の実施の形態について説明する。
まず、信号測定装置1の構成について、図1を参照して説明する。
信号測定装置1は、図1に示すように、A/D変換器2、信号切替部3、オーバーフロー検出部4、処理部5、記憶部6および出力部7を備え、入力されるアナログ信号S1に含まれている周波数成分Dfおよびアナログ信号S1の電気的特性値Deを測定する。本例では、電気的特性値Deとして、アナログ信号S1の実効値Drmsと最大値(ピーク値)Dpとを測定する。
A/D変換器2は、アナログ信号調整部11、ΔΣ変調部12、およびデジタルフィルタ部13を備えている。
アナログ信号調整部11は、一例として、入力されるアナログ信号(直流信号、交流信号、または交流信号が重畳された直流信号)S1を予め規定された増幅率で電圧増幅すると共に、処理部5によって設定されたオフセット量を付与して出力するプログラマブルアンプ、ΔΣ変調部12での折り返し(エイリアス)信号の発生を防止するためにこの増幅されたアナログ信号S1の帯域制限を行うアンチエイリアシングフィルタ、およびアンチエイリアシングフィルタから出力されるアナログ信号を入力して、低インピーダンスでアナログ信号S2として出力する出力バッファ(いずれも図示せず)を備えて構成されている。
本例では、プログラマブルアンプは、一例として、図2に示すように、演算増幅器11a、演算増幅器11aの反転入力端子に接続された固定入力抵抗11b、演算増幅器11aの反転入力端子と出力端子との間に接続された帰還用固定抵抗11c、後述するCPU22から出力されるオフセットデータDrefに基づいて基準電圧Vrefを発生させるD/A変換器11d、D/A変換器11dの出力端子とグランド(信号測定装置1の基準電位)との間に直列に接続されて、基準電圧Vrefを分圧して演算増幅器11aの非反転入力端子に供給する分圧用固定抵抗11e,11fを備えて構成されている。この構成により、プログラマブルアンプは、処理部5によって設定されたオフセット量(オフセットデータDrefで示される基準電圧Vrefを分圧用固定抵抗11e,11fで分圧して得られる電圧)を付与して、アンチエイリアシングフィルタに出力可能となっている。
ΔΣ変調部12は、アナログ信号調整部11から出力されるアナログ信号S2を入力すると共に予め規定された周波数のサンプリングクロックに同期して量子化(オーバーサンプリング)することにより、アナログ信号S2を一例として1ビットのデジタル信号D1に変換して出力する。
デジタルフィルタ部13は、一例として、複数(本例では3つ)のデシメーションフィルタ13a,13b,13cを備え、各デシメーションフィルタ13a,13b,13cがこの順に直列に接続(多段(本例では3段)に接続)されて構成されている。デシメーションフィルタ13aは、デジタル信号D1を入力すると共に、デジタル信号D1を構成するデータを予め規定された数ずつ平均(例えば移動平均)して間引くことにより、予め規定された周波数f1(アナログ信号S1の基本波の周波数を超える周波数)をカットオフ周波数とするローパスフィルタとして機能して、デジタル信号D1に含まれている周波数成分(量子化雑音(量子化ノイズ)を含む周波数f1以上の周波数成分を所定の減衰率で減衰させつつ、より低いサンプリングレートの1ビットのデジタル信号D2に変換して出力する。
デシメーションフィルタ13bも、デシメーションフィルタ13aと同様にして、デジタル信号D2を入力すると共に、デジタル信号D2を構成するデータを予め規定された数ずつ平均(例えば移動平均)して間引くことにより、予め規定された周波数f2(f1と同じか、またはその近傍の周波数)をカットオフ周波数とするローパスフィルタとして機能して、デジタル信号D2に含まれている周波数成分(量子化雑音を含む周波数f2以上の周波数成分を所定の減衰率で減衰させつつ、より低いサンプリングレートの1ビットのデジタル信号D3に変換して出力する。
最終段のデシメーションフィルタ13cも、デシメーションフィルタ13aと同様にして、デジタル信号D3を入力すると共に、デジタル信号D3を構成するデータを予め規定された数ずつ平均(例えば移動平均)して間引くことにより、予め規定された周波数f3(f1と同じか、またはその近傍の周波数)をカットオフ周波数とするローパスフィルタとして機能して、デジタル信号D3に含まれている周波数成分(量子化雑音を含む周波数f3以上の周波数成分を所定の減衰率で減衰させつつ、より低いサンプリングレート(最終的な所望のサンプリングレート)の1ビットのデジタル信号D4に変換して、A/D変換器2の外部に出力する。
以上の構成により、デジタルフィルタ部13は、多段に接続された各デシメーションフィルタ13a,13b,13cが周波数f1以上の周波数成分をそれぞれの減衰率で減衰させることにより、全体として周波数f1以上の周波数成分を量子化雑音を含めて十分な減衰量で減衰させて、所望のサンプリングレートのデジタル信号D4として出力する。
また、A/D変換器2は、図1に示すように、デジタルフィルタ部13の最終段のデシメーションフィルタ13cから出力されるデジタル信号D4だけでなく、ΔΣ変調部12から出力されるデジタル信号D1、およびデジタルフィルタ部13の各デシメーションフィルタ13a,13bからそれぞれ出力されるデジタル信号D2,D3についても外部に出力する構成を採用している。
この場合、デジタル信号D1は、ΔΣ変調部12から直接出力されるデジタル信号であり、ローパスフィルタとして機能するデシメーションフィルタを一切通過していないデジタル信号であることから、他のデジタル信号D2〜D4よりも量子化雑音を多く含むものの、原信号であるアナログ信号S1に含まれている周波数成分(周波数f1を超える高周波帯域に含まれる周波数成分)を最も多く含んでいる。一方、他のデジタル信号D2,D3,D4では、含まれる量子化雑音がこの順に減少するものの、アナログ信号S1の周波数成分(周波数f1を超える高周波帯域に含まれる周波数成分(高周波成分))についてもこの順に減少する。このため、他のデジタル信号D2,D3,D4では、含まれるアナログ信号S1の高周波成分がこの順に低下している。
信号切替部3は、例えば、多入力1出力のマルチプレクサで構成されて、A/D変換器2から出力される各デジタル信号D1,D2,D3,D4を入力すると共に、これらのうちから処理部5によって選択された1つのデジタル信号を選択デジタル信号D5として処理部5に出力する。
オーバーフロー検出部4は、A/D変換器2から出力される各デジタル信号D1,D2,D3,D4を入力すると共に、入力した各デジタル信号D1,D2,D3,D4でのオーバーフローの発生の有無をデジタル信号D1,D2,D3,D4毎に検出して、その検出の結果を処理部5に検出データD6として出力する。この場合、オーバーフローは、アナログ信号調整部11から出力されるアナログ信号S2の振幅がΔΣ変調部12の定格入力電圧範囲を超えることにより、ΔΣ変調部12から出力されるデジタル信号D1がΔΣ変調部12の上限値または下限値に達したときに発生する。なお、オーバーフロー検出部4では、デジタル信号D1,D2,D3,D4のうちのいずれかが1回でもオーバーフロー(上限値または下限値に達すること)したときに、オーバーフローが発生したと判別する構成を採用することもできるし、オーバーフローが予め規定された回数(2以上の回数)連続したときに、オーバーフローが発生したと判別する構成を採用することもできる。本例では、一例として、オーバーフロー検出部4は後者の構成を採用して、オーバーフローの発生を判別する。
処理部5は、一例として、DSP(Digital Signal Processor)21およびCPU(Central Processing Unit )22を備えている。DSP21は、本例では、フーリエ変換部21aおよびノイズフロア補正部21bを構成している。フーリエ変換部21aは、信号切替部3から選択デジタル信号D5として出力されるデジタル信号(デジタル信号D1〜D4のうちから選択された1つのデジタル信号)をフーリエ変換することにより、選択されたデジタル信号に基づいて、アナログ信号S1の周波数成分Df(パワースペクトル)を算出して出力する。以下では、デジタル信号D5としてのデジタル信号D1,D2,D3,D4に基づいて算出される各周波数成分Dfをそれぞれ、周波数成分Df1,Df2,Df3,Df4ともいうものとする。
ノイズフロア補正部21bは、フーリエ変換部21aから出力される周波数成分Dfが周波数成分Df1のときには、記憶部6に記憶されているこの周波数成分Df1に対応する雑音成分(ノイズ成分)Dn1を用いて、周波数成分Df1における高周波側のノイズ成分を低減する補正を実行することにより、周波数成分Df1のノイズフロアをほぼフラット(平坦な状態。一定レベルとなる状態)に補正して、補正周波数成分Dcf1として出力する。また、ノイズフロア補正部21bは、フーリエ変換部21aから出力される周波数成分Dfが周波数成分Df2,Df3,Df4のときには、記憶部6に記憶されているこれらの周波数成分Df2,Df3,Df4にそれぞれ対応する雑音成分(ノイズ成分)Dn2,Dn3,Dn4を用いて、周波数成分Df2,Df3,Df4における高周波側のノイズ成分を低減する補正をそれぞれ実行することにより、各周波数成分Df2,Df3,Df4のノイズフロアをほぼフラットに補正して、補正周波数成分Dcf2,Dcf3,Dcf4としてそれぞれ出力する。
なお、本例では、デジタル信号D4については、上記したようにデジタルフィルタ部13によって高周波側のノイズ成分が十分に低減されて、ノイズフロアはほぼフラットな状態になっている。このため、フーリエ変換部21aから出力される周波数成分Dfが周波数成分Df4のときには、高周波側のノイズ成分を低減する補正が不要である。このため、補正量がゼロのデータが、周波数成分Df4に対応する雑音成分Dn4として記憶部6に記憶されている。これにより、オーバーフロー検出部4は、フーリエ変換部21aから出力される周波数成分Dfが周波数成分Df4のときには、補正周波数成分Dcf4として周波数成分Df4をそのまま出力する。
CPU22は、記憶部6に記憶されている動作プログラムに従って作動して、A/D変換器2(アナログ信号調整部11)に対する制御処理、信号切替部3に対する制御処理、DSP21に対する制御処理、および信号測定処理(電気的特性値Deを測定する特性値測定処理および周波数成分Dfを測定する周波数成分測定処理)を実行する。
記憶部6は、例えば、RAMなどの半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive )で構成されて、処理部5(CPU22)用の動作プログラム、ノイズフロア補正部21bでの補正用の雑音成分Dn1,Dn2,Dn3,Dn4、およびA/D変換器2のアナログ信号調整部11に対するオフセットデータDrefについての初期値が予め記憶されている。この雑音成分Dn1,Dn2,Dn3,Dn4については、ΔΣ変調部12の特性および各デシメーションフィルタ13a,13b,13cの各特性が既知であるため、これらの特性に基づいて予め実験やシミュレーションにより、各デジタル信号D1,D2,D3,D4に対応して算出されている。また、オフセットデータDrefの初期値としては、例えば、ゼロボルトを示す値が記憶されているものとする。また、記憶部6には、周波数成分Df(補正周波数成分Dcf1〜Dcf4)および電気的特性値Deが記憶される。
出力部7は、本例では一例として、液晶ディスプレイなどの表示装置で構成されて、CPU22によって実施された信号測定処理の結果(周波数成分Dfおよび電気的特性値De)を画面上に表示させる。なお、出力部7を外部インターフェース回路で構成して、この外部インターフェース回路を介して接続された外部機器に周波数成分Dfおよび電気的特性値Deを出力する構成を採用することもできる。
次いで、信号測定装置1の動作について、図面を参照して説明する。
アナログ信号S1が入力されている状態において、信号測定装置1では、処理部5のCPU22が、まず、記憶部6からオフセットデータDrefの初期値を読み出して、そのオフセットデータDrefの初期値をA/D変換器2のアナログ信号調整部11に出力する。
これにより、A/D変換器2では、アナログ信号調整部11が、入力しているアナログ信号S1を一定の増幅率で増幅すると共に、CPU22から設定されたオフセットデータDrefで示されるオフセット電圧だけオフセットさせて、アナログ信号S2として出力する。次いで、ΔΣ変調部12が、アナログ信号調整部11からのアナログ信号S2を入力してオーバーサンプリングすることにより、デジタル信号D1に変換して出力する。続いて、デジタルフィルタ部13では、多段に接続された各デシメーションフィルタ13a,13b,13cが周波数f1以上の周波数成分をそれぞれの減衰率で減衰させて、デジタル信号D2,D3,D4をそれぞれ出力する。
この状態において、オーバーフロー検出部4は、各デジタル信号D1,D2,D3,D4を入力すると共に、入力した各デジタル信号D1,D2,D3,D4でのオーバーフローの発生の有無をデジタル信号D1,D2,D3,D4毎に検出して、その検出の結果を示す検出データD6を処理部5に出力する動作を繰り返し実行する。
次いで、CPU24bは、この検出データD6に基づいて、デジタル信号D1,D2,D3,D4のうちのいずれがオーバーフローの状態にあるか否か、またオーバーフローの状態にあるときには、上限値または下限値のいずれに達しているのかを判別する。CPU22は、この判別の結果、デジタル信号D1,D2,D3,D4のいずれもがオーバーフローの状態にないと判別したときには、アナログ信号調整部11に対して設定したオフセットデータDref(つまり、このデータで示されるオフセット電圧)が適正である(つまり、アナログ信号調整部11から出力されるアナログ信号S2が図3において実線で示すように、ΔΣ変調部12の定格入力電圧の範囲内に含まれている)と判別して、アナログ信号調整部11に対して新たなオフセットデータDrefの再設定を行う制御処理は実行せずに、信号測定処理に移行する。
一方、CPU22は、デジタル信号D1,D2,D3,D4のうちのいずれかがオーバーフローの状態(アナログ信号S2がΔΣ変調部12の定格入力電圧の上限値および下限値の少なくとも一方に達している状態(例えば、図3において一点鎖線で示すように、上限値に達している状態))にあると判別したときには、アナログ信号調整部11に対して新たなオフセットデータDrefを設定し直す制御処理(オフセットデータDrefを再設定する制御処理)を実行して、デジタル信号D1,D2,D3,D4のいずれもがオーバーフローしていない状態に移行させた後に、信号測定処理に移行する。
具体的には、CPU22は、デジタル信号D1,D2,D3,D4のうちのいずれかが上限値に達してオーバーフローの状態にあると判別したときには、デジタル信号を下限値側にシフトさせるオフセットデータDrefをアナログ信号調整部11に対して再設定する制御処理を実行する。逆に、デジタル信号D1,D2,D3,D4のうちのいずれかが下限値に達してオーバーフローの状態にあると判別したときには、CPU22は、デジタル信号を上限値側にシフトさせるオフセットデータDrefをアナログ信号調整部11に対して再設定する制御処理を実行する。CPU22は、オーバーフロー検出部4から出力される検出データD6に基づいて、オーバーフローの有無を検出しつつ、オーバーフロー有りのときにはアナログ信号調整部11に対するオフセットデータDrefの再設定を繰り返すことにより、デジタル信号D1,D2,D3,D4のいずれもがオーバーフローしていない状態(オーバーフローが解消された状態)に移行させる。
続いて、CPU22は、このようにデジタル信号D1,D2,D3,D4がすべてオーバーフローしていない状態において、信号測定処理を実行する。この信号測定処理では、CPU22は、アナログ信号S1の電気的特性値Deと、アナログ信号S1に含まれている周波数成分Dfとを、アナログ信号S1の信号特性として測定する特性値測定処理を実行する。
特性値測定処理では、CPU22は、A/D変換器2から出力されるデジタル信号D4に基づいて、アナログ信号S1の電気的特性値Deを測定する。このデジタル信号D4は、アナログ信号S1を所望のサンプリングレートでサンプリングしたデータであり、かつ高周波側のノイズ成分が十分に低減されているデータである。このため、CPU22は、このデジタル信号D4に基づいて、電気的特性値De(本例では、実効値Drmsおよび最大値Dp)を高精度で算出(測定)して、記憶部6に記憶させる。これにより、特性値測定処理が完了する。
次いで、CPU22は、周波数成分測定処理を実行する。この周波数成分測定処理では、CPU22は、まず、信号切替部3に対する制御を実行して、選択デジタル信号D5として各デジタル信号D1,D2,D3,D4をDSP21に順次出力させることにより、デジタル信号D1に基づくアナログ信号S1の周波数成分Df1の算出、デジタル信号D2に基づくアナログ信号S1の周波数成分Df2の算出、デジタル信号D3に基づくアナログ信号S1の周波数成分Df3の算出、およびデジタル信号D4に基づくアナログ信号S1の周波数成分Df4の算出をDSP21に実行させる。
具体的には、CPU22は、アナログ信号S1の周波数成分Df1を算出する際には、まず、記憶部6から読み出した雑音成分Dn1をDSP21のノイズフロア補正部21bに出力し、次いで、信号切替部3に対する制御処理を実行して、選択デジタル信号D5としてデジタル信号D1をDSP21に出力させる。DSP21では、フーリエ変換部21aがこのデジタル信号D1に基づいて周波数成分Df1を算出し、ノイズフロア補正部21bが、フーリエ変換部21aから周波数成分Df1を取得すると共に、周波数成分Df1の高周波側のノイズ成分をCPU22から取得した雑音成分Dn1を用いて低減する補正を実行して、補正周波数成分Dcf1としてCPU22に出力する。CPU22は、DSP21からこの補正周波数成分Dcf1を取得して、記憶部6に記憶させる。
また、CPU22は、アナログ信号S1の周波数成分Df2を算出する際には、まず、記憶部6から読み出した雑音成分Dn2をDSP21のノイズフロア補正部21bに出力し、次いで、信号切替部3に対する制御処理を実行して、選択デジタル信号D5としてデジタル信号D2をDSP21に出力させる。DSP21では、フーリエ変換部21aがこのデジタル信号D2に基づいて周波数成分Df2を算出し、ノイズフロア補正部21bが、フーリエ変換部21aから周波数成分Df2を取得すると共に、周波数成分Df2の高周波側のノイズ成分をCPU22から取得した雑音成分Dn2を用いて低減する補正を実行して、補正周波数成分Dcf2としてCPU22に出力する。CPU22は、DSP21からこの補正周波数成分Dcf2を取得して、記憶部6に記憶させる。
また、CPU22は、同様にして、記憶部6から読み出した雑音成分Dn3をDSP21のノイズフロア補正部21bに出力し、次いで、信号切替部3に対する制御処理を実行して、選択デジタル信号D5としてデジタル信号D3をDSP21に出力させることにより、DSP21に補正周波数成分Dcf3を出力させて、この補正周波数成分Dcf3を記憶部6に記憶させる。また、CPU22は、同様にして、記憶部6から読み出した雑音成分Dn4をDSP21のノイズフロア補正部21bに出力し、次いで、信号切替部3に対する制御処理を実行して、選択デジタル信号D5としてデジタル信号D4をDSP21に出力させることにより、DSP21に補正周波数成分Dcf4を出力させて、この補正周波数成分Dcf4を記憶部6に記憶させる。
これにより、各デジタル信号D1,D2,D3,D4に基づくアナログ信号S1の周波数成分Df1,Df2,Df3,Df4(本例では、ノイズフロア補正された補正周波数成分Dcf1,Dcf2,Dcf3,Dcf4)の測定が完了し、周波数成分測定処理が完了する。
最後に、CPU22は、アナログ信号S1の電気的特性値Deと、各デジタル信号D1,D2,D3,D4に基づいて算出したアナログ信号S1に含まれている補正周波数成分Dcf1,Dcf2,Dcf3,Dcf4とを記憶部6から読み出して、出力部7に出力して、画面に表示させる。これにより、信号測定処理が完了する。
このように、この信号測定装置1では、処理部5のCPU22が、A/D変換器2のデジタルフィルタ部13によって高周波側のノイズ成分が十分に低減されている所望のサンプリングレートのデジタル信号D4に基づいてアナログ信号S1についての電気的特性値Deを算出する。したがって、この信号測定装置1によれば、このデジタル信号D4に基づいてこの電気的特性値Deを高精度で測定することができる。
また、この信号測定装置1では、処理部5のDSP21が、A/D変換器2のΔΣ変調部12から出力されるデジタル信号D1、およびA/D変換器2の各デシメーションフィルタ13a,13b,13cから出力されるデジタル信号D2,D3,D4(サンプリングレートの異なるデジタル信号)に基づいて、アナログ信号S1の周波数成分Df1,Df2,Df3,Df4(本例では、ノイズフロア補正された補正周波数成分Dcf1,Dcf2,Dcf3,Dcf4)を測定する。したがって、この信号測定装置1によれば、電気的特性値Deの測定に使用したデジタル信号D4に基づいてアナログ信号S1の周波数成分Dfを測定することができるだけでなく、デジタル信号D4よりもサンプリングレートの高いデジタル信号D1〜D3(より高い周波数成分を含むデジタル信号)に基づいてアナログ信号S1の周波数成分Dfを測定することができるため、アナログ信号S1の周波数成分Dfを広帯域に亘って(より高い周波数の成分まで)測定することができる。
また、この信号測定装置1では、オーバーフロー検出部4が、各デジタル信号D1,D2,D3,D4を入力すると共に、入力したデジタル信号D1〜D4でのオーバーフローの発生の有無を検出して、その検出の結果を処理部5のCPU22に出力する。したがって、この信号測定装置1によれば、CPU22が、オーバーフロー検出部4での検出結果に基づいて、デジタル信号D1〜D4のいずれにもオーバーフローが発生していないときに電気的特性値Deおよび周波数成分Df(本例では補正周波数成分Dcf1,Dcf2,Dcf3,Dcf4)の測定を行うことができるため、正しい電気的特性値Deおよび正しい周波数成分Dfを測定することができる。
また、この信号測定装置1によれば、処理部5のCPU22が、オーバーフロー検出部4から出力される検出の結果がオーバーフローの発生有りを示すときには、オーバーフローが解消されるようにアナログ信号調整部11におけるアナログ信号S1に対するオフセット量を調整するため、デジタル信号D1〜D4のいずれにもオーバーフローが発生していないときに電気的特性値Deおよび周波数成分Df(本例では補正周波数成分Dcf1,Dcf2,Dcf3,Dcf4)の測定を行うことができるため、正しい電気的特性値Deおよび正しい周波数成分Dfをより確実に測定することができる。
なお、上記の信号測定装置1では、信号切替部3がA/D変換器2から出力されるデジタル信号D1〜D4をすべて入力して処理部5に出力し、処理部5が各デジタル信号D1〜D4に基づいてアナログ信号S1の周波数成分Df1〜Df4(最終的には、補正周波数成分Dcf1,Dcf2,Dcf3,Dcf4)を算出する構成を採用しているが、信号切替部3がデジタル信号D1〜D4のうちの必要なデジタル信号にのみを入力して処理部5に出力することにより、アナログ信号S1の必要な周波数成分Dfのみを算出する構成(例えば、最も高周波成分を多く含むデジタル信号D1にのみ基づいて周波数成分Df1のみを算出する構成)を採用することもできる。
また、上記のデジタルフィルタ部13では、デシメーションフィルタを3段で構成したが、3段未満(2段)に構成することもできるし、4段以上に構成することもできる。また、上記の信号測定装置1では、A/D変換器2内にアナログ信号調整部11を配設して、オーバーフロー検出部4での検出結果に基づいて、アナログ信号S1に付与するオフセット量を再設定する構成を採用しているが、例えば、アナログ信号S1が、初期状態においてはΔΣ変調部12の定格入力電圧範囲を超えるが、最終的には(例えば、予め規定された時間以内に)この定格入力電圧範囲内に収束する性質を有する信号である場合には、処理部5のCPU22がオーバーフロー検出部4から出力される検出データD6に基づいてA/D変換器2でのオーバーフローの発生状態を判別しつつ、オーバーフローの発生が解消されたときにアナログ信号S1についての電気的特性値Deおよび周波数成分Dfを測定することで、電気的特性値Deおよび周波数成分Dfを正しく測定することができる。このため、このような場合には、アナログ信号調整部11を省く構成を採用することもできる。
さらには、アナログ信号S1がΔΣ変調部12の定格入力電圧範囲内に収まるように予めオフセットや振幅が調整されている信号であるときには、アナログ信号調整部11のみならず、オーバーフロー検出部4についても省略することができる。また、A/D変換器2内におけるΔΣ変調部12の前段にアナログ信号調整部11を配設する構成を採用したが、A/D変換器2の前段にアナログ信号調整部を配設する構成を採用することもできる。また、処理部5のDSP21にノイズフロア補正部21bを配設して、ノイズフロア補正部21bが、周波数成分Dfにおける高周波側のノイズ成分を、記憶部6に記憶されているこの周波数成分Dfに対応する雑音成分(ノイズ成分)Dnを用いて低減する補正を実行する構成を採用しているが、この補正が不要な場合には、ノイズフロア補正部21bを省略する構成を採用することもできる。
また、ΔΣ変調部12がアナログ信号S2を1ビットのデジタル信号D1に変換して出力する構成を採用した例について上記したが、アナログ信号S2を多ビットのデジタル信号D1に変換して出力する構成を採用することもできる。
1 信号測定装置
2 A/D変換器
3 信号切替部
4 オーバーフロー検出部
5 処理部
11 アナログ信号調整部
12 ΔΣ変調部
13 デジタルフィルタ部
13a,13b,13c デシメーションフィルタ
D1,D2,D3,D4 デジタル信号
De 電気的特性値
Df 周波数成分
S1,S2 アナログ信号

Claims (3)

  1. アナログ信号をオーバーサンプリングしてデジタル信号に変換して出力するΔΣ型変調部、および当該ΔΣ型変調部から出力される前記デジタル信号のサンプリングレートを段階的に低下させて新たなデジタル信号として出力する多段に接続された複数のデシメーションフィルタで構成されたデジタルフィルタ部を備えたA/D変換器と、
    前記ΔΣ型変調部から出力される前記デジタル信号と前記複数のデシメーションフィルタからそれぞれ出力される前記新たなデジタル信号とのうちから選択された1つのデジタル信号をフーリエ変換して前記アナログ信号の周波数成分を測定する周波数成分測定処理、および前記複数のデシメーションフィルタのうちの最終段のデシメーションフィルタから出力される前記デジタル信号に基づいて前記アナログ信号の電気的特性値を測定する特性値測定処理を実行する処理部とを備えている信号測定装置。
  2. 前記ΔΣ型変調部から出力される前記デジタル信号、および前記デジタルフィルタ部から出力される前記新たなデジタル信号を入力すると共に、入力した当該各デジタル信号でのオーバーフローの発生の有無を検出して、当該検出の結果を前記処理部に出力するオーバーフロー検出部を備えている請求項1記載の信号測定装置。
  3. 前記ΔΣ型変調部の前段に配設されて、入力した前記アナログ信号のオフセット量を調整するアナログ信号調整部を備え、
    前記処理部は、前記オーバーフロー検出部から出力される前記検出の結果が前記オーバーフローの発生有りを示すときには、当該オーバーフローの発生が解消されるように前記アナログ信号調整部における前記オフセット量を調整する請求項記載の信号測定装置。
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