JP5791174B2 - 化粧シート - Google Patents
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Description
このような下地材を被覆して装飾する技術として、特許文献1には、複数枚の化粧シートが重合されたものが記載されており、各化粧シートの間に接着剤層ないし粘着剤層を設けることで、各化粧シートは、表面側から順次剥離可能とされている。
又、特許文献2には、表面加飾性を有する樹脂シートの裏面に粘着剤層が設けられた化粧シートが開示されており、この化粧シートは、粘着剤層に柔軟性フィルムを介して、両面粘着テープが積層されている。
更に、特許文献4では、パーチクルボードの基材の片面に、樹脂シートからなる化粧シートをラミネートして、一方の基材面に粘着剤を介して中間層と接着剤を介して強化紙を積層した化粧パネルが記載されている。
特許文献1では、重合された化粧シートを剥離する度に、化粧シートを処分する必要が出て煩雑となると同時に、剥離した化粧シートがゴミとなり、ゴミの低減化が図れない。 又、特許文献2の化粧シートは、両面粘着シートがタイルの各目地部においてその段差に沿った状態となされており、柔軟性フィルムを介して積層されている化粧シートに、浮き等の状態が全く生じないため、浴室等での使用により劣化した化粧シートを交換する際には、剥離し難く、却って支障が出る。
更に、側面を削った開閉扉から化粧シートを外した際には、削った面が露出し、側面からの外観が著しく損なわれるだけでなく、正面からもテーパ面が視認出来るため、被せた化粧シートを外すことは出来ない。
尚、特許文献4では、化粧ボードの中間層に水蒸気バリア性を有するフィルムを設けることで、化粧ボードの反りや寸法精度の劣化を防止するとされているが、特許文献4の表1に開示されたように、反りを完全に無くすことは出来ていない。
図7(a)に示す如く、本発明に係る化粧シート12は、表地13の縦方向の長さF及び横方向の長さWが、裏地材14の縦方向の長さf及び横方向の長さwより長いことで、図7(b)のように、吸湿や熱などによって表地13が収縮しても、表地13が裏地材14より長い分だけ、外面粘着層15がパネル基材11の表面に粘着した状態を維持しながら表地13が縮む(緩衝材19表面側の外周縁部が凹む)だけで、化粧シート12の外周縁部が、パネル基材11から剥がれて浮くことが抑制出来る。
尚、図8に示すように、従来の化粧シート112では、緩衝材119を挟んで表地113の長さと裏地材114の長さが同じであり、表地113が収縮すれば、直ぐに、裏地材114や外面粘着層115をパネル基材111から引き剥がす方向に力が加わり、化粧シート112の外周縁部がパネル基材111から剥がれて浮くこととなり、化粧シート112や化粧パネル21としての美観が損なわれる。
その他、化粧シートは、前記片面粘着シート17又は両面粘着シート18は、熱可塑性プラスチックフィルムに粘着剤を積層して構成されている場合もある。
その他、化粧シートは、前記熱可塑性プラスチックフィルムが独立発泡プラスチックフィルムである場合もある。
その他、化粧シートは、前記緩衝材19は、独立発泡プラスチック、連続発泡プラスチック、織物、編物、不織布の何れかによって構成されている場合もある。
その他、化粧シートは、前記外面粘着層15を覆う離型紙20を有し、この離型紙20は、前記裏地材14の外周縁部と外面粘着層15と共に前記表地13の外周縁部に縫製により接合されている場合もある。
その他、化粧シートは、前記縫製は、前記表地13と裏地材14の少なくとも何れか一方の溶融物を介した縫製である場合もある。
その他、化粧シートは、前記裏地材14は、熱可塑性無発泡プラスチックフィルム、熱可塑性独立発泡プラスチックフィルム、熱可塑性連続発泡プラスチックフィルム、織物、編物、不織布の何れかによって構成されている場合もある。
その他、化粧シートは、前記表地13は、ポリエステル繊維を用いた経糸とポリエステル繊維を用いた緯糸とで織成された織物である場合もある。
その他、化粧シートは、前記表地13は、ポリエステル繊維を用いた編糸によって編成された編物である場合もある。
更に、外面粘着層15を覆う離型紙20を設け、表地13と裏地材14と外面粘着層15の接合(縫製)するタイミングで、離型紙20も共に接合(縫製)する場合には、化粧シート12の搬送や販売の際における外面粘着層15の露出を防ぐと同時に、外面粘着層15の縫製時に装置へ粘着することなく接合出来るため、作業効率が上がる。
更に、縫製は、表地13と裏地材14の少なくとも何れか一方の溶融物を介しての縫製である場合や、表地13や裏地材14が、織物、編物、不織布や、熱可塑性無発泡プラスチックフィルム、熱可塑性独立発泡プラスチックフィルム、熱可塑性連続発泡プラスチックフィルムなどの素材同士である場合も、少なくとも何れか一方を溶融させるだけで接合が出来る。
尚、溶融物を介した縫製には、電熱ヒータに過熱された伝熱板の端縁に鋭利な刃先を形成したヒートカッタ、高周波ミシン、超音波ミシンを使用しても良い。
表地13には、天然繊維やナイロンその他の熱可塑性合成繊維に比して耐摩耗性や耐光劣化性などの耐久性に優れ、強度的にも安定し、非吸湿性で寸法安定性にも優れたポリエステル繊維を用いた経糸とポリエステル繊維を用いた緯糸とで織成された織物や、ポリエステル繊維を用いた編糸によって編成された編物を適用すると良く、これらのポリエステル繊維織編物は、有毛布帛であったり、又、人工皮革として仕上げられていても良い。
化粧シート12を粘着するパネル基材11の表面を、ポリプロピレン樹脂で構成する場合には、このポリプロピレン樹脂は極性が低く、化粧シート12を剥がす際に、外面粘着層15を構成する粘着剤がパネル基材11に残ることがないため、外面粘着層15を痛めることなく、化粧シート12の粘着・剥離を繰り返すことが出来る。
図1〜3には、第1実施形態に係る化粧シート12等が示されている。
化粧シート12及び化粧パネル21は、システムキッチンのキャビネットや家具・インテリアの開閉扉、飾り板や、建築物の内壁、ドア、天井、床面などに用いられるものであって、化粧シート12は、キッチンキャビネットの開閉扉、建築物の内壁等のパネル基材11の表面を被覆して使用されるものである。
表地13は、パネル基材11の表面を被覆して装飾するためのシート状物であり、様々なデザイン、質感、風合い、光沢を表現出来る化粧面を備え、正面視で矩形状の織物、編物、不織布等によって構成されている。
尚、表地13の正面視形状は、矩形状だけに限らず、円形、楕円形をはじめ、三角形、六角形等の多角形であっても良い。
好ましくは、表地13は、ポリエステル繊維を用いた経糸とポリエステル繊維を用いた緯糸とで織成された織物や、ポリエステル繊維を用いた編糸によって編成された編物であると良く、これらのポリエステル織編布帛が有毛布帛や人工皮革であっても良い。
表地13が、織編糸条を縦横に連続させた織物や編物であっても、それらの外周縁部は、縫糸(ミシン糸)22や溶融物23に縁取られ、又、縫糸(ミシン糸)22や溶融物23によって裏地材14に接合されており、而も、それらの外周縁部に粘着剤が積層されており、その粘着剤によって隣り合う織編糸条間が連結されているので、表地13の織編糸条の端縁36からの解れ出しは回避される。
表地13の裏面と緩衝材19の表面の間は、粘着剤や接着剤、或いは、熱融着性樹脂を介して接着しておくことも出来る。
その場合、芳香剤、消臭剤、抗菌剤、調湿剤、害虫忌避剤等の徐放性の機能性薬剤を有する緩衝材19を使用する場合には、その機能性薬剤の薬効を阻害しないように、表地13には通気性布帛を使用し、又、粘着剤や接着剤、或いは、熱融着性樹脂を表地13や緩衝材19に部分的に付与する。
裏地材14としては、既に粘着剤を塗布されたものを裏地材14として使用することで、製造の容易化が図れる。
図2や図3に示すように、裏地材14は、表裏一方の面に外面粘着層15が積層された片面粘着シート17や、表裏両面に粘着層15、16が積層された両面粘着シート18によって構成されている。
これに加え、両面粘着シート18を裏地材14として場合は、表地13に内面粘着層16を粘着させた状態で、表地13と裏地材14の外周縁部同士の接合が可能となり、接合時における表地13及び裏地材14の位置ズレがなくなる。
この熱可塑性プラスチックフィルムは、独立発泡プラスチックフィルムであることが好ましく、独立発泡したプラスチックフィルムを用いることで、パネル基材11表面の凹凸に応じて、独立発泡プラスチックフィルム自体が伸縮変形することが可能となり、凹凸があっても外面粘着層15がパネル基材11表面に密着するため、化粧シート12の基材11への粘着性が上がる。
このような幅を持つテープ状の両面粘着シート(両面粘着テープ)18を形成することで、両面粘着テープ18が、表地13の裏面側の外周縁部にのみ配置されることとなり、表地13の外周縁部の反り返りを防ぐのに必要な量だけの両面粘着テープ18を貼れば済むこととなり、両面粘着テープ18の使用量が低減される。
外面粘着層15や内面粘着層16は、粘着剤によって構成されているが、特に、外面粘着層15には、再剥離性粘着剤が用いられている。
ここで、「再剥離性」とは、パネル基材11や表地13のような被着体に粘着剤を残すことなく、剥離することが出来る性質を意味する。
このように、外面粘着層15を再剥離性粘着剤で構成することによって、既存のパネル基材11表面への粘着が何度も出来る。
又、両面粘着シート18のように、裏地材14の表裏に外面粘着層15と内面粘着層16を積層し、その内面粘着層16を介して裏地材14を表地13の裏面に粘着させた化粧シート12では、裏地材14と内面粘着層16との間の剥離強度hと表地13と内面粘着層16との間の剥離強度iは、2枚の化粧シート12と化粧シート12をそれらの外面粘着層15と外面粘着層15を向かい合わせに重ね合わせて粘着させた場合に、その粘着させた2枚の化粧シート12・12の外面粘着層15と外面粘着層15の間の剥離強度fよりも強くする(h>f,i>f)。
又、外面粘着層15は、離型紙(剥離紙)20によって覆われていることとしても良く、この場合には、化粧シート12の搬送時や販売時における外面粘着層15の露出を防ぐと同時に、製造工程において、粘着シート17、18を表地13に縫製する際に、外面粘着層15が、縫製装置へ粘着することがなくなり、作業効率が向上する。
尚、両面粘着テープ18の外周部とは、表地13の外周縁部の裏面に沿って、矩形枠状に貼り付けた両面粘着テープ18において、その矩形枠の外周側にあたる各両面粘着テープ18の外縁部を言う。
図1に示す如く、表地13の裏面の外周縁部に、4本の両面粘着テープ18を矩形枠状に貼り付けるが、この際、表地13の各辺の縁と、各両面粘着テープ18の外側縁とを揃えておく。
この縫製によって、表地13や裏地材14の溶融がなくとも接合が可能となると同時に、縫製現場にて通常用いられるミシン等によって接合出来る。
また、縫製は、表地13の全外周縁部と裏地材14の全外周縁部とを接合するように行われ、この接合部分が、化粧シート12の正面視において表地13を縁取ることとなる。
溶融物23を介した縫製を詳解すれば、ヒートカッタ、高周波ミシン、超音波ミシンが使用され、表地13や、両面粘着テープ18(内面粘着層16、フィルム基材、外面粘着層15及び離型紙20)に、電熱ヒータに過熱された伝熱板の端縁に形成した鋭利な刃先や、高い周波数で振動させた刃先を、外周縁部にあてることによって、表地13と両面粘着テープ18の少なくとも何れか一方を溶融させて接合出来る。
この溶融接合は、図4、5で示すように、表地13の隆起中央部32を切れ目無く取り囲んで融着させても(融着ミシン溝33)、図6のように、隆起中央部32をミシン目状に途切れ途切れに取り囲んで融着させても(融着ミシン目34)良い。
尚、上述のヒートカッタ、高周波ミシン、超音波ミシンによって、表地13や裏地材14の裁断も可能であり、その裁断された切り口(裁断口35)は、素材が溶融して表地13と裏地材14同士が付着(融着)しており、表地13や裏地材14が織編糸条で構成されていても、裁断口35からの織編糸条の解れ出しは回避される。
つまり、表地13と裏地材14は、粘着剤(内面粘着層16)による粘着一体化(貼付)と共に、縫製手段によっても接合一体化、即ち、2重に一体化されることとなる。
尚、溶融による縫製は、表地13や裏地材14が、織物、編物、不織布や、熱可塑性無発泡プラスチックフィルム、熱可塑性独立発泡プラスチックフィルム、熱可塑性連続発泡プラスチックフィルムである場合など、溶融可能であれば素材を問わない。
又、ヒートカッタ、高周波ミシン等は、表地13や裏地材14の端縁36での裁断にも使用し、裁断口35においては、端縁36に向けて表地13や裏地材14の厚みが薄くなるように、裁断口35にテーパー(テーパ面)37を付けても良い。
その場合、表地13と裏地材14は、粘着剤(内面粘着層16)による粘着と、縫製による接合と、裁断口35による融着によって、3重に一体化されることとなる。
そして、縫糸22や融着ミシン溝33あるいは融着ミシン目34で縁取られた化粧シート12の縁取り部31では、その縫糸22や融着ミシン溝33あるいは融着ミシン目34が弾性反撥力の発生し難い弱く幅の狭い線状領域(ウィークライン)を形成することになり、その縁取り部31の端縁側(36)が、その縫糸22や融着ミシン溝33あるいは融着ミシン目34を境として折り返し易くなり、外面粘着層15を介してパネル基材11に粘着するときは、パネル基材11から自然に反り上がって剥離することはなくなる。
化粧パネル21におけるパネル基材11は、表面がポリプロピレン樹脂によって構成されているが、ポリプロピレン樹脂は、極性が低い。
従って、外面粘着層15とパネル基材11表面との間の剥離強度jは、上述した両面粘着テープ18のフィルム基材と外面粘着層15との間の剥離強度gよりも小さくなって、化粧シート12を剥がす際に、外面粘着層15を構成する粘着剤がパネル基材11に残ることがないため、外面粘着層15を痛めることなく、化粧シート12の粘着・剥離を繰り返すことが出来る。
第2実施形態の最も大きな特徴は、第1実施形態にはなかった緩衝材19を有している点である。
第2実施形態における緩衝材19や、表地13と裏地材14は、正面視で矩形状であり、図7(a)に示す如く、平板状の緩衝材19の表面及び側端面に沿った表地13は、その縦方向の長さF及び横方向の長さWが、前記裏地材14の縦方向の長さf及び横方向の長さwより長くなるように、表地13と裏地材14が接合されている。
裏地材14が、織編糸条を縦横に連続させた織物や編物であっても、それらの外周縁部に粘着剤が積層しており、その粘着剤によって隣り合う織編糸条間が連結されているので、裏地材14の織編糸条が外周縁部から解れ出さない。
裏地材14のその正面視形状は、矩形状であっても良く、軽量化等のために中央に開口部を設けた矩形枠状や、表地13と同様に、円形、楕円形をはじめ、三角形、六角形等の多角形であっても良い。
表地13や緩衝材19と同様に、外面粘着層15に向き合う裏地材14の裏面や内面粘着層16に向き合う裏地材14の表面には、外面粘着層15や内面粘着層16との食い付きを良くするために、接着性に優れたアクリル樹脂その他の接着性樹脂をプレコート(塗布)或いはラミネート(熱溶融接着積層)し、或いは、形状安定性を高めるために複数枚の布帛やプラスチックフィルムを積層一体化して、裏地材14を複層構造に構成することも出来る。
化粧シート12は、裏地材14の裏面「側」を、パネル基材11に外面粘着層15を介して粘着するのであれば、上述したように、裏地材14の裏面とパネル基材11を直接粘着させても良く、又、裏地材14とパネル基材11との間に別の台紙、ボード等が介在させて、この台紙の裏面に外面粘着層15を設けて、化粧シート12をパネル基材11表面に粘着させても良い。
化粧シート12は、パネル基材11の表面(正面)全体を覆う大きさであっても良いし、パネル基材11の表面の一部を覆うものとしても良い。
表地13や緩衝材19、開口部を有さない裏地材14は、正面視形状を矩形、円形、多角形等としても良いが、特に、正三角形や正方形、正六角形としたり、正三角形と正六角形等の組合せや、任意の三角形などで、パネル基材11の表面を化粧シート12によって隙間無く敷き詰める平面充填可能な形状としても良い。
又、表地13の外周縁部と裏地材14の外周縁部との接合は、縫製によるものであったが、それ以外に、係止手段や嵌合部材等によって接合しても良い。
縫製による接合は、表地13や裏地材14と共に、粘着テープ17、18(外面粘着層15)も合わせて縫製していたが、表地13と裏地材14のみ(粘着テープ17、18は除いて)を縫製によって接合した後に、粘着テープ17、18を取り付けても良い。
12 化粧シート
13 表地
14 裏地材
15 外面粘着層
16 内面粘着層
17 片面粘着シート
18 両面粘着シート
19 緩衝材
20 離型紙
21 化粧パネル
22 縫糸(ミシン糸)
23 溶融物
31 縁取り部
32 隆起中央部
33 融着ミシン溝
34 融着ミシン目
35 裁断口
36 端縁
37 テーパー(テーパ面)
F 表地の縦方向の長さ
W 表地の横方向の長さ
f 裏地材の縦方向の長さ
w 裏地材の横方向の長さ
Claims (4)
- パネル基材(11)の表面を被覆して使用される化粧シート(12)であって、
前記パネル基材(11)の表面を被覆して装飾する化粧面を備えた表地(13)と、この表地(13)の裏面側に配置された裏地材(14)と、この裏地材(14)の裏面側をパネル基材(11)に粘着させる外面粘着層(15)とを有し、
この外面粘着層(15)は、再剥離性を持つ粘着剤によって構成されていて、
前記表地(13)と裏地材(14)との間に緩衝材(19)を有すると共に、前記表地(13)の外周縁部と裏地材(14)の外周縁部とが前記緩衝材(19)の外周縁部を挟まずに直接接合されることで、
前記裏地材(14)の縦方向の長さ(f)が緩衝材(19)の縦方向の長さより長くなると共に、前記裏地材(14)の横方向の長さ(w)が緩衝材(19)の横方向の長さより長くなり、且つ、
前記表地(13)の縦方向の長さ(F)が裏地材(14)の縦方向の長さ(f)より長いと共に、前記表地(13)の横方向の長さ(W)が裏地材(14)の横方向の長さ(w)より長いことを特徴とする化粧シート。 - 前記外面粘着層(15)は、前記裏地材(14)の裏面に粘着剤を塗布して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の化粧シート。
- 前記表地(13)の外周縁部と裏地材(14)の外周縁部とは、縫製により接合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の化粧シート。
- 前記外面粘着層(15)は、前記裏地材(14)の外周縁部と共に前記表地(13)の外周縁部に縫製により接合されていることを特徴とする請求項3に記載の化粧シート。
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